JPS5930813A - 難燃性不飽和ポリエステル樹脂積層板の製造法 - Google Patents
難燃性不飽和ポリエステル樹脂積層板の製造法Info
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- JPS5930813A JPS5930813A JP13932282A JP13932282A JPS5930813A JP S5930813 A JPS5930813 A JP S5930813A JP 13932282 A JP13932282 A JP 13932282A JP 13932282 A JP13932282 A JP 13932282A JP S5930813 A JPS5930813 A JP S5930813A
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- JP
- Japan
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- resin composition
- unsaturated
- carbon
- polyester resin
- halogen
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- Granted
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- Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
- Reinforced Plastic Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物および該
樹脂組成物を使用した電気用積層板に関する。こ\でい
う電気用積層板とは、例えば各種電子部品の基板として
用いられる積層板および金属箔張り積層板を意味し、そ
の形状は厚みが0.5ないし5卿であるような板状物を
いう。
樹脂組成物を使用した電気用積層板に関する。こ\でい
う電気用積層板とは、例えば各種電子部品の基板として
用いられる積層板および金属箔張り積層板を意味し、そ
の形状は厚みが0.5ないし5卿であるような板状物を
いう。
近年不飽和す°リエステル樹脂を原料とした電気用積層
板が注目され、これはあらかじめメチロール仕合物等で
予備処理されたセルロース系基材に不飽和オ°リエステ
ル樹脂を含浸させ、複数枚を積層し、硬化成型すること
によって製造される。例えば特開昭56−98136号
公報参照。そのうち難燃性電気用積層板(UL−94,
VO相当)ハ主としてハロゲン含有不飽和士°リエステ
ル樹脂と硬さ調整用樹脂との混合物よりなる樹脂組成物
を基材の含浸に使用する。
板が注目され、これはあらかじめメチロール仕合物等で
予備処理されたセルロース系基材に不飽和オ°リエステ
ル樹脂を含浸させ、複数枚を積層し、硬化成型すること
によって製造される。例えば特開昭56−98136号
公報参照。そのうち難燃性電気用積層板(UL−94,
VO相当)ハ主としてハロゲン含有不飽和士°リエステ
ル樹脂と硬さ調整用樹脂との混合物よりなる樹脂組成物
を基材の含浸に使用する。
ハロゲン含有不飽和オ°リエステル樹脂は、樹脂の不飽
和アルキド分子構造中にハロゲンを含有し、該ハロゲン
含有不飽和アルキドはポリオール成分および/または多
価カルボン酸自体がハロゲンを含むものを使用して合成
するか、または通常の成分から不飽和アルキドを合成し
た後ノ10ゲンを導入(後ハロゲン化)して合成される
。よく使用されるハロゲン含有十°リオールとしては2
,2−ジブロムネオペンチルグリう−ル、ハロゲン含有
多価カルボン酸としてはテトラブロムフタル酸、テトラ
クロルフタル酸、クロルエンド酸、およびそれらの酸無
水物などである。
和アルキド分子構造中にハロゲンを含有し、該ハロゲン
含有不飽和アルキドはポリオール成分および/または多
価カルボン酸自体がハロゲンを含むものを使用して合成
するか、または通常の成分から不飽和アルキドを合成し
た後ノ10ゲンを導入(後ハロゲン化)して合成される
。よく使用されるハロゲン含有十°リオールとしては2
,2−ジブロムネオペンチルグリう−ル、ハロゲン含有
多価カルボン酸としてはテトラブロムフタル酸、テトラ
クロルフタル酸、クロルエンド酸、およびそれらの酸無
水物などである。
ハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂は上記のようなハ
ロゲン含有不飽和アルキドと架橋用単量体との混合物で
ある。架橋用単量体としては一般の不飽和ポリエステル
樹脂と同様のものを使用することができる。
ロゲン含有不飽和アルキドと架橋用単量体との混合物で
ある。架橋用単量体としては一般の不飽和ポリエステル
樹脂と同様のものを使用することができる。
しかしながら従来技術による/・ロゲン含有不飽和ポリ
エステルと硬さ調整用樹脂との混合物を、予備処理した
セルロース系基材に含浸し、積層硬化させて製造した難
燃性電気用積層板は種々の難点を有する。すなわち従来
技術によるハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂自体、
従って含浸樹脂組成物の粘度が高いため、基材への含浸
性が十分でなく、含浸時間が長い。そのため生産性が低
い。
エステルと硬さ調整用樹脂との混合物を、予備処理した
セルロース系基材に含浸し、積層硬化させて製造した難
燃性電気用積層板は種々の難点を有する。すなわち従来
技術によるハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂自体、
従って含浸樹脂組成物の粘度が高いため、基材への含浸
性が十分でなく、含浸時間が長い。そのため生産性が低
い。
また得られる積層板は260°Cにも達する半H」浴に
浸漬されるが、その場合熱軟化によりたわみを生じたり
、寸法に狂いが生ずることがあり、また吸湿時の電気特
性が十分でないこと等性能的に満足でない。
浸漬されるが、その場合熱軟化によりたわみを生じたり
、寸法に狂いが生ずることがあり、また吸湿時の電気特
性が十分でないこと等性能的に満足でない。
従って本発明の目的は、前述のような欠点のない難燃性
電気用積層板を製造するための新規な難燃性不飽和オ°
リエステル樹脂組成物および該樹脂組成物を使った電気
用積層板を提供することである。
電気用積層板を製造するための新規な難燃性不飽和オ°
リエステル樹脂組成物および該樹脂組成物を使った電気
用積層板を提供することである。
本発明によれば、少なくとも、後ハロゲン化可能な炭素
−炭素二重結合な有する一価のカルボン酸および/また
は一価のアルコールのうち一種あるいは二種以上と、不
飽和多価カルボン酸および多価アルコールを反応させて
得られる不飽和アルキドを後ハロゲン化して得られるハ
ロゲン含有不飽和アルキドを主成分とする難燃性樹脂組
成物が提供される。該樹脂組成物は組成物全体の60重
量%以下、好ましくは10ないし40重量%の硬さ調整
用樹脂、例えば通常の不飽和オリゴステル樹脂を含むこ
とが出来る。
−炭素二重結合な有する一価のカルボン酸および/また
は一価のアルコールのうち一種あるいは二種以上と、不
飽和多価カルボン酸および多価アルコールを反応させて
得られる不飽和アルキドを後ハロゲン化して得られるハ
ロゲン含有不飽和アルキドを主成分とする難燃性樹脂組
成物が提供される。該樹脂組成物は組成物全体の60重
量%以下、好ましくは10ないし40重量%の硬さ調整
用樹脂、例えば通常の不飽和オリゴステル樹脂を含むこ
とが出来る。
こ\で言う後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重結合とは
、マレイン酸、フマル酸等のα、β−全β−二塩基酸に
おける炭素−炭素二重結合よりハロゲン化速度の大きい
ものを意味し、特に限定されるものではないが、例えば
−価のカルボン酸としてはギ酸アリル、ソルビン酸、4
−フェニル−3−ブテン酸、lO−ウンデセン酸、オレ
イン酸等があり、また−価のアルコールとしてはアリル
アルコール、シンナミルアルコール、3−ブテン−2−
オール、ヒドロキシル化ジシクロペンタジェン等がある
。
、マレイン酸、フマル酸等のα、β−全β−二塩基酸に
おける炭素−炭素二重結合よりハロゲン化速度の大きい
ものを意味し、特に限定されるものではないが、例えば
−価のカルボン酸としてはギ酸アリル、ソルビン酸、4
−フェニル−3−ブテン酸、lO−ウンデセン酸、オレ
イン酸等があり、また−価のアルコールとしてはアリル
アルコール、シンナミルアルコール、3−ブテン−2−
オール、ヒドロキシル化ジシクロペンタジェン等がある
。
」二重の一価カルボン酸および/または一価のアルコ・
−ルのうち一種または二種以上と、不飽和多価カルボン
酸および多価アルコールを一段あるいは多段で反応させ
て得られる不飽和アルキドを後ハロゲン化することによ
ってハロゲン含有不飽和アルキドを得ることができる。
−ルのうち一種または二種以上と、不飽和多価カルボン
酸および多価アルコールを一段あるいは多段で反応させ
て得られる不飽和アルキドを後ハロゲン化することによ
ってハロゲン含有不飽和アルキドを得ることができる。
中でも、ヒドロキシル化ジシクロペンタジェン(以下、
HD CP Dと略す。) が好適である。
HD CP Dと略す。) が好適である。
HDCPDを不飽和多価カルボン酸、多価アルコール、
必要な場合、さらに飽和多価カルボン酸と反応させるこ
とによって得られる不飽和アルキドを後ハロゲン化する
ことによシ、本発明に用いるハロゲン含有不飽和アルキ
ドが提供される。
必要な場合、さらに飽和多価カルボン酸と反応させるこ
とによって得られる不飽和アルキドを後ハロゲン化する
ことによシ、本発明に用いるハロゲン含有不飽和アルキ
ドが提供される。
本発明のその他の特徴は特許請求の範囲および以下の詳
細な説明から明らかであろう。
細な説明から明らかであろう。
ジシクロペンタジェン(以下、DCPDと略す)を含む
不飽和アルキドは公知である。これらはDCPDと、不
飽和多価カルボン酸と、多価アルコールと、場合により
飽和多価カルボン酸とを反応させて得られる。
不飽和アルキドは公知である。これらはDCPDと、不
飽和多価カルボン酸と、多価アルコールと、場合により
飽和多価カルボン酸とを反応させて得られる。
不飽和多価カルボン酸としては無水マレイン酸、フマル
酸等の不飽和ジカルボン酸が一般的であり、多価アルコ
ールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等カ用いられる。飽和多価カルボン酸としては
、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸等が用いられる。
酸等の不飽和ジカルボン酸が一般的であり、多価アルコ
ールとしては、エチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール
、グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール等カ用いられる。飽和多価カルボン酸としては
、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸、アゼライン酸、トリメリット酸、ピ
ロメリット酸等が用いられる。
DCPD含有不飽和アルキドを得るには、DCPDに酸
性触媒を共存させて水を付加することによって得られる
H D CP Dを使用するのが便利である。
性触媒を共存させて水を付加することによって得られる
H D CP Dを使用するのが便利である。
このHD CI) Dと、残余の多価カルボン酸成分と
多価アルコールとを約150〜210℃で脱水縮合する
ことによって不飽和アルキドが得られる。
多価アルコールとを約150〜210℃で脱水縮合する
ことによって不飽和アルキドが得られる。
サラにイソフタル酸、テレフタル酸、フマル酸等の高融
点成分を含む場合には、多価カルボン酸成分と多価アル
コールとをあらかしめ脱水縮合してオリゴエステルとし
てからHDCPDを加え、さらに縮合を進めることによ
り、淡色でスケール発生の少ない不飽和アルキドが得ら
れる。
点成分を含む場合には、多価カルボン酸成分と多価アル
コールとをあらかしめ脱水縮合してオリゴエステルとし
てからHDCPDを加え、さらに縮合を進めることによ
り、淡色でスケール発生の少ない不飽和アルキドが得ら
れる。
このようにして得られる不飽和アルキドを適当な溶媒、
例えば塩化メチレン、ベンゼン等に溶解し、これにハロ
ゲンを吹き込むか滴下してハロゲン化を行うことができ
る。溶媒を留去した後、架橋用単量体に溶解することに
よってハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂組成物を得
ることができる。
例えば塩化メチレン、ベンゼン等に溶解し、これにハロ
ゲンを吹き込むか滴下してハロゲン化を行うことができ
る。溶媒を留去した後、架橋用単量体に溶解することに
よってハロゲン含有不飽和ポリエステル樹脂組成物を得
ることができる。
架橋用単量体としてはスチレンが代表的であるが、α−
メチルスチレン、ビニルトルエン、クロルスチレン、ジ
ビニルベンゼン、01〜c1o アルキルアクリレー
ト、01〜CIOアルキルメタクリレート、フタル酸ジ
アリル、シアヌル酸トリアリル等の単量体およびそれら
のスチレンとの混合物も使用することができる。
メチルスチレン、ビニルトルエン、クロルスチレン、ジ
ビニルベンゼン、01〜c1o アルキルアクリレー
ト、01〜CIOアルキルメタクリレート、フタル酸ジ
アリル、シアヌル酸トリアリル等の単量体およびそれら
のスチレンとの混合物も使用することができる。
架橋用単量体の使用量は、難燃性不飽和ポ°リエステル
樹脂組成物としてのハロゲン含量や、粘度等を勘案して
決めれば良いが、一般に組成物全体の10〜50重量%
が好ましい。
樹脂組成物としてのハロゲン含量や、粘度等を勘案して
決めれば良いが、一般に組成物全体の10〜50重量%
が好ましい。
HDCPD(a)の如き後ノ・ロゲン化可能な炭素−炭
素二重結合を有する一価のアルコールおよび/またはカ
ルボン酸に、多価アルコール(b)と、多価カルボン酸
(C)とを直接またはオリゴエステルとした後反応させ
るに当っては、全反応成分の合計モル数に占めるHDC
PD等のモル数の割合(a) / (a)+ (b)
+ (c)は、20モル%以上であることが好ましい。
素二重結合を有する一価のアルコールおよび/またはカ
ルボン酸に、多価アルコール(b)と、多価カルボン酸
(C)とを直接またはオリゴエステルとした後反応させ
るに当っては、全反応成分の合計モル数に占めるHDC
PD等のモル数の割合(a) / (a)+ (b)
+ (c)は、20モル%以上であることが好ましい。
HD CP I)の如き一価のアルコールおよび/また
はカルボン酸が20モル%未満であると、非α、β−不
飽和エチレン基の密度が低くなり、/’%ロゲン含量が
不十分となって難燃性を保つため高価な添加型難燃剤が
多量に必要となり、コストがかさみ、また低分子量の難
燃剤は加熱時のブリードや過度の可塑化をおこし物性上
も好ましくない。
はカルボン酸が20モル%未満であると、非α、β−不
飽和エチレン基の密度が低くなり、/’%ロゲン含量が
不十分となって難燃性を保つため高価な添加型難燃剤が
多量に必要となり、コストがかさみ、また低分子量の難
燃剤は加熱時のブリードや過度の可塑化をおこし物性上
も好ましくない。
全成分中に占めるHDCPDの如き一価のアルコールお
よび/またはカルボン酸の割合が20モル%以」二のと
き、難燃性を維持しながら低温打ち抜き加工性が良好で
、電気特性の改良された電気用積層板を作るのに最も好
ましい。
よび/またはカルボン酸の割合が20モル%以」二のと
き、難燃性を維持しながら低温打ち抜き加工性が良好で
、電気特性の改良された電気用積層板を作るのに最も好
ましい。
一方、多価カルボン酸には、不飽和多価カルボン酸を含
むことが必須の要件であるが、好ましくは全多価カルボ
ン酸中の50モル%以上、とりわけ70モル%以上の不
飽和多価カルボン酸を用いることにより、高温時の曲げ
弾性率を大幅に向上させることが可能となる。
むことが必須の要件であるが、好ましくは全多価カルボ
ン酸中の50モル%以上、とりわけ70モル%以上の不
飽和多価カルボン酸を用いることにより、高温時の曲げ
弾性率を大幅に向上させることが可能となる。
本発明においては、不飽和す°リエスデルの特性を変え
るため、縮合に際し少量の単官能の有機酸やアルコール
を用いることも可能である。これらの具体例としては炭
素数8〜22程度の脂肪酸およびアルコールを挙げるこ
とができ、例えばラウリン酸、バルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、ラウリルアルコール、オレイルアル
コール等が良い。
るため、縮合に際し少量の単官能の有機酸やアルコール
を用いることも可能である。これらの具体例としては炭
素数8〜22程度の脂肪酸およびアルコールを挙げるこ
とができ、例えばラウリン酸、バルミチン酸、ステアリ
ン酸、オレイン酸、ラウリルアルコール、オレイルアル
コール等が良い。
前記のようにHDCPDの如き一価のアルコールおよび
/またはカルボン酸に、多価カルボン酸と多価アルコー
ルとを直接またはオリゴエステルとし、てから反応させ
て得られる不飽和アルキドは、各分子末端が主としてH
DCPDの如き一価のアルフールおよび/またはカルボ
ン酸で封止されており、かつ紙分PhfLであるため非
α、β−不飽和エチレン基にハロゲンをイζ」加させる
ことによってハロゲンを多量に含有させることが可能に
なり、しかも含浸性に優れた低粘度のハロゲン含有不飽
和す°リエステル樹脂組成物が得られる。またその硬化
物は耐熱性にすぐれ、またその疎水性によって吸湿しに
<<、吸湿負荷後の諸性性が向上するものと考えられる
。
/またはカルボン酸に、多価カルボン酸と多価アルコー
ルとを直接またはオリゴエステルとし、てから反応させ
て得られる不飽和アルキドは、各分子末端が主としてH
DCPDの如き一価のアルフールおよび/またはカルボ
ン酸で封止されており、かつ紙分PhfLであるため非
α、β−不飽和エチレン基にハロゲンをイζ」加させる
ことによってハロゲンを多量に含有させることが可能に
なり、しかも含浸性に優れた低粘度のハロゲン含有不飽
和す°リエステル樹脂組成物が得られる。またその硬化
物は耐熱性にすぐれ、またその疎水性によって吸湿しに
<<、吸湿負荷後の諸性性が向上するものと考えられる
。
ハロゲンは一価のアルコールおよび/またはカルボン酸
の炭素−炭素二重結合に任意の量を付加することができ
るが、難燃化効果から該二重結合の80〜100%にハ
ロゲン全イ」加させるのが好ましい。ハロゲンとしては
臭素が好ましい。
の炭素−炭素二重結合に任意の量を付加することができ
るが、難燃化効果から該二重結合の80〜100%にハ
ロゲン全イ」加させるのが好ましい。ハロゲンとしては
臭素が好ましい。
本発明の難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物は組成物
全体の60重量%以下の硬さ調整用樹脂をブレンドして
含むことができる。
全体の60重量%以下の硬さ調整用樹脂をブレンドして
含むことができる。
この目的に使用し得るものとしては、柔らかくする場合
アジビシ酸、フタル酸等とグリコール類から合成された
市販のエステル系可塑剤、工十°キシ化大豆油、軟質の
不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができるが、
とりわけ軟質の不飽和ホIJエステル樹脂が好適である
。特にポリオール成分または酸成分としてソフトセグメ
ントとなるようなものを含む不飽和ポリエステルが好ま
しい結果を与える。一方、硬くする場合は不飽和結合を
多量に有する不飽和ポリエステル樹脂や、ビスフェノー
ル系不飽和ポリエステル樹脂を用いるのが良い。この硬
さ調整用不飽和ポリエステル樹脂のブレンド量は、得ら
れる樹脂組成物に望まれる物性のレベルによって異なる
のは当然であるが、一般にlO重量%以−」=40重量
%以下が良い。
アジビシ酸、フタル酸等とグリコール類から合成された
市販のエステル系可塑剤、工十°キシ化大豆油、軟質の
不飽和ポリエステル樹脂などを挙げることができるが、
とりわけ軟質の不飽和ホIJエステル樹脂が好適である
。特にポリオール成分または酸成分としてソフトセグメ
ントとなるようなものを含む不飽和ポリエステルが好ま
しい結果を与える。一方、硬くする場合は不飽和結合を
多量に有する不飽和ポリエステル樹脂や、ビスフェノー
ル系不飽和ポリエステル樹脂を用いるのが良い。この硬
さ調整用不飽和ポリエステル樹脂のブレンド量は、得ら
れる樹脂組成物に望まれる物性のレベルによって異なる
のは当然であるが、一般にlO重量%以−」=40重量
%以下が良い。
さらに本発明の樹脂組成物は添加型難燃剤を含むことが
できる。なかでも三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、水酸
化アルミニウムなどの無機難燃剤が好ましい。そのほか
非ハロゲンリン酸エステルヤ亜リン酸エステル、および
含ハロゲンリン酸エステルも好ましい。その例としては
、トリオクチルホスフェ−1・、トリフェニルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェート、トリフェニルホスフ
ァイト、トリス(クロルエチル)ホスフェート、トリス
(クロルプロピル)ホスフェートなどを挙げることがで
きる。
できる。なかでも三酸化アンチモン、ホウ酸亜鉛、水酸
化アルミニウムなどの無機難燃剤が好ましい。そのほか
非ハロゲンリン酸エステルヤ亜リン酸エステル、および
含ハロゲンリン酸エステルも好ましい。その例としては
、トリオクチルホスフェ−1・、トリフェニルホスフェ
ート、トリクレジルホスフェート、トリフェニルホスフ
ァイト、トリス(クロルエチル)ホスフェート、トリス
(クロルプロピル)ホスフェートなどを挙げることがで
きる。
また必要に応じ充填剤、酸化防止剤、潤滑剤、無機顔料
などの各種の添加剤を含有させることができる。
などの各種の添加剤を含有させることができる。
本発明の樹脂組成物は汎用の有機過酸化物を用いて硬化
させることができる。特にパーオキシケタール類、ジア
ルキルパーオキサイド類、パーオキシエステル類から選
ばれた一種または複数種の過酸化物を用いることが積層
板のノ・ンダ耐熱性、電気絶縁特性、接着性において特
に好ましい結果を与える。好ましい有機過酸化物の例は
、パーオキシケタール類として1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキサ
ン、■、1−ビス([−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン等、ジアルキルパーオキサイド類としてジ−t−ブ
チルパーオキサイド、パーオキシエステル類としてt−
ブチルパーオキシベンゾエート等がある。これらは樹脂
組成物に対して0.5ないし20本発明の難燃性不飽和
ポ°リエステル樹脂組成物は、公知方法に従って難燃性
電気用積層板の製造に使用することができる。すなわち
基材に樹脂組成物を含浸し、含浸した基材を複数枚積層
し、金属箔張り積層板にあっては片面または両面に金属
箔を重ね、硬化成型することによって電気用積層板を得
ることができる。基材はセルロース系基材、例えばクラ
フト紙やリンター紙を用いることができ、その場合例え
ば特開昭57−15962号に記載の方法で予備含浸す
ることか好ましい。
させることができる。特にパーオキシケタール類、ジア
ルキルパーオキサイド類、パーオキシエステル類から選
ばれた一種または複数種の過酸化物を用いることが積層
板のノ・ンダ耐熱性、電気絶縁特性、接着性において特
に好ましい結果を与える。好ましい有機過酸化物の例は
、パーオキシケタール類として1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−3,3,5−)リメチルシクロヘキサ
ン、■、1−ビス([−ブチルパーオキシ)シクロヘキ
サン等、ジアルキルパーオキサイド類としてジ−t−ブ
チルパーオキサイド、パーオキシエステル類としてt−
ブチルパーオキシベンゾエート等がある。これらは樹脂
組成物に対して0.5ないし20本発明の難燃性不飽和
ポ°リエステル樹脂組成物は、公知方法に従って難燃性
電気用積層板の製造に使用することができる。すなわち
基材に樹脂組成物を含浸し、含浸した基材を複数枚積層
し、金属箔張り積層板にあっては片面または両面に金属
箔を重ね、硬化成型することによって電気用積層板を得
ることができる。基材はセルロース系基材、例えばクラ
フト紙やリンター紙を用いることができ、その場合例え
ば特開昭57−15962号に記載の方法で予備含浸す
ることか好ましい。
本発明の樹脂組成物は基材への含浸性がよく、含浸時間
が速やかであり、得られた積層板は難燃性を保ちながら
低温打ち抜き加工性にすぐれ、耐熱軟化性および電気特
性にもすぐれている。
が速やかであり、得られた積層板は難燃性を保ちながら
低温打ち抜き加工性にすぐれ、耐熱軟化性および電気特
性にもすぐれている。
以F実施例により本発明の詳細な説明する。実施例中「
部」および「%」は重量基準による。
部」および「%」は重量基準による。
合成例1
攪拌機、温度計、窒素導入管および全コンテンサーに接
続した分留管を取り付けた31のセパラブルフラスコに
、フマル酸3489.エチレングリコール195y、ジ
エチレングリコール334yを加え、窒素気流下150
〜195°Cで酸価8.5まで脱水縮合を進めた。
続した分留管を取り付けた31のセパラブルフラスコに
、フマル酸3489.エチレングリコール195y、ジ
エチレングリコール334yを加え、窒素気流下150
〜195°Cで酸価8.5まで脱水縮合を進めた。
さらにHDCPD900y、無水マレイン酸588yを
加え、150〜196°Cで酸価が24,8まで反応さ
せた。反応終了後、内温が150°Cまで低下したとこ
ろでハイドロキノン420mgを加え、不飽和アルキド
(5)2110yを得た。
加え、150〜196°Cで酸価が24,8まで反応さ
せた。反応終了後、内温が150°Cまで低下したとこ
ろでハイドロキノン420mgを加え、不飽和アルキド
(5)2110yを得た。
攪拌機、湿度語、側管付滴下ロート、窒素導入管を備え
た11フラスコに、上の不飽和アルキド(A)404y
、塩化メチレン438yを仕込み、攪拌溶解してから氷
水で20°C以Fに冷却し、窒素気流下16〜20℃に
保ちながら滴下ロートから臭素164yを1時間半を要
して滴下した。反応終了後部Fロートを取り除き、蒸留
装置を取り付け、バス温100°C以下で塩化メチレン
を留去し、最後に10mmH9まで減圧して完全に塩化
メチレンを除去し、臭素化物566yを得た。臭素化物
は、酸価19.4 、臭素含量28.6%であった。
た11フラスコに、上の不飽和アルキド(A)404y
、塩化メチレン438yを仕込み、攪拌溶解してから氷
水で20°C以Fに冷却し、窒素気流下16〜20℃に
保ちながら滴下ロートから臭素164yを1時間半を要
して滴下した。反応終了後部Fロートを取り除き、蒸留
装置を取り付け、バス温100°C以下で塩化メチレン
を留去し、最後に10mmH9まで減圧して完全に塩化
メチレンを除去し、臭素化物566yを得た。臭素化物
は、酸価19.4 、臭素含量28.6%であった。
臭素化物を100°Cに加熱した状態で、スチレン22
0y−を加えてスチレン濃度28%の臭素含有不飽和ポ
リエステル樹脂(1)675yを得た。
0y−を加えてスチレン濃度28%の臭素含有不飽和ポ
リエステル樹脂(1)675yを得た。
合成例2
合成例1と同様な3ILフラスコに、HDCPD900
j;’、無無水マレイン酸7福4酸148y,エチレン
グリコール195y,ジエチレングリコール334gI
を加え、窒素気流下、150〜190°Cで酸価226
まで反応を進め、不飽和アルキドの)を2170y得た
。
j;’、無無水マレイン酸7福4酸148y,エチレン
グリコール195y,ジエチレングリコール334gI
を加え、窒素気流下、150〜190°Cで酸価226
まで反応を進め、不飽和アルキドの)を2170y得た
。
次に■)410yと塩化メチレン410yの溶液を20
°C以下に冷却し、163y−の臭素を反応温度18〜
20°Cに保ちながら1時間15分を要して滴下した。
°C以下に冷却し、163y−の臭素を反応温度18〜
20°Cに保ちながら1時間15分を要して滴下した。
塩化メチレンを除去し、臭素化物570yを得た。臭素
化物は酸価i,ct.o,臭素含量28、0%であった
。臭素化物にスチレン2 2 29。
化物は酸価i,ct.o,臭素含量28、0%であった
。臭素化物にスチレン2 2 29。
TBC(p−ターシャリ−ブチルカテコール)12(J
mgを加えてスチレン濃度28.0%の臭素含有不飽和
ポリエステル樹脂(n) 7 9 2 yヲ得f:。
mgを加えてスチレン濃度28.0%の臭素含有不飽和
ポリエステル樹脂(n) 7 9 2 yヲ得f:。
合成例3
合を例1.2と同様にして、イソフタル酸348.69
’ 、エチレングリコール137y、り゛1ノセ1ノン
203gを窒素気流中150〜200°Cで酸価12.
5まで反応させた。
’ 、エチレングリコール137y、り゛1ノセ1ノン
203gを窒素気流中150〜200°Cで酸価12.
5まで反応させた。
さらに)lDcPD945.p、無水マレイン酸583
y1無水フタル酸51.8yを加え、150〜195°
Cで反応を進め、酸価38.5の不飽和アルキド(C)
2060 yを得た。
y1無水フタル酸51.8yを加え、150〜195°
Cで反応を進め、酸価38.5の不飽和アルキド(C)
2060 yを得た。
次に(C)420yと塩化メチレン442yの溶液を2
0°C以丁に冷却し、186y−の臭素を反l1is温
度16〜20°Cに保ちながら1時間15分を要して滴
下した。塩化メチレンを除去し、酸価2 R,5。
0°C以丁に冷却し、186y−の臭素を反l1is温
度16〜20°Cに保ちながら1時間15分を要して滴
下した。塩化メチレンを除去し、酸価2 R,5。
臭素含量30.5%の臭素化16osyを得た。臭素化
物にスチレン235y、TBC126〜を力Uえて、ス
チレン濃度280%の臭素含有不飽和ホ。
物にスチレン235y、TBC126〜を力Uえて、ス
チレン濃度280%の臭素含有不飽和ホ。
リエステル樹脂(Il+)840yを得た。
合成例4
4−フェニル−3−ブテン酸g732y、無7I(マレ
イン酸294y、プロピレンゲ1ノコール453yを窒
素気流下150〜190°Cで酸価186まで反応を進
め、不飽和アルキド(D)15397を得た。
イン酸294y、プロピレンゲ1ノコール453yを窒
素気流下150〜190°Cで酸価186まで反応を進
め、不飽和アルキド(D)15397を得た。
次に(D1400yと塩化メチレン400yの溶液に1
5〜20℃で225yの臭素を2時間で滴−ドした。塩
化メチレンを除去し、臭素化物625yを得た。臭素化
物は酸価14.5.臭素含量360%であった。臭素化
物にスチレン243y、TBC130ff1gを加えて
スチレン濃度28%の臭素含有不飽和ポリエステル樹脂
(1’F)868yを得た。
5〜20℃で225yの臭素を2時間で滴−ドした。塩
化メチレンを除去し、臭素化物625yを得た。臭素化
物は酸価14.5.臭素含量360%であった。臭素化
物にスチレン243y、TBC130ff1gを加えて
スチレン濃度28%の臭素含有不飽和ポリエステル樹脂
(1’F)868yを得た。
合成例5
シンナミルアルコール805.2P、!水マレイン酸5
88y、エチレングリコール186gIを加え窒素気流
下150〜195°Cで酸価21,4まで反応を進め、
不飽和アルキド(E)1485yを得た。
88y、エチレングリコール186gIを加え窒素気流
下150〜195°Cで酸価21,4まで反応を進め、
不飽和アルキド(E)1485yを得た。
(E)400yと塩化メチレン4002の溶液に16〜
19℃で233yの臭素を2時間15分で滴下した。塩
化メチレンを除去し、臭素化物6332を得た。臭素化
物は酸価15.0.臭素含量368%であった。臭素化
物にスチレン246y、TBC132■を加えて、スチ
レン濃度28%の臭素含有不飽和ポリエステル樹脂(v
)879yを得た。
19℃で233yの臭素を2時間15分で滴下した。塩
化メチレンを除去し、臭素化物6332を得た。臭素化
物は酸価15.0.臭素含量368%であった。臭素化
物にスチレン246y、TBC132■を加えて、スチ
レン濃度28%の臭素含有不飽和ポリエステル樹脂(v
)879yを得た。
合成例1ないし5で得た臭素含有不飽和オ゛IJエステ
ル樹脂の性質を次表に示す。
ル樹脂の性質を次表に示す。
表 1
酸価 114.013.020.510.410.8
基材の予備処理 オレイン酸モノグリセライド(理研ビタミン油製、リケ
マール0L−100)1.5重量g3を溶解したメタノ
ール65重量部に、メチロールメラミテ(日本カーバイ
ト工業製、二カレンジS−305)12重量部を溶解し
た水35重量部全1強く力)きまぜながら注入し、懸濁
状態の処理液を調整した。
基材の予備処理 オレイン酸モノグリセライド(理研ビタミン油製、リケ
マール0L−100)1.5重量g3を溶解したメタノ
ール65重量部に、メチロールメラミテ(日本カーバイ
ト工業製、二カレンジS−305)12重量部を溶解し
た水35重量部全1強く力)きまぜながら注入し、懸濁
状態の処理液を調整した。
この処理tに厚み285μのクラフト紙を浸漬し、取り
出した後120°Cで20分間加熱乾燥し、処理紙基拐
を得た。このとき処理剤の紙への付着量量は11,8%
であった。
出した後120°Cで20分間加熱乾燥し、処理紙基拐
を得た。このとき処理剤の紙への付着量量は11,8%
であった。
板の製造
その1
合成例1で得た臭素含有不飽和ホ゛リエステル樹脂(1
) 56.8部、武田薬品製軟質不飽和ポリエステル樹
脂ポリマール6320F26.0部、水酸化アルミニウ
ム7部、三酸化アンチモン3.ss、日本油脂製有機過
酸化物硬化触媒パーへキサ3M1部、スチレン5.7部
をロールで十分に混練し、難燃性不飽和ポリエステル樹
脂組成物(イ)を得た。
) 56.8部、武田薬品製軟質不飽和ポリエステル樹
脂ポリマール6320F26.0部、水酸化アルミニウ
ム7部、三酸化アンチモン3.ss、日本油脂製有機過
酸化物硬化触媒パーへキサ3M1部、スチレン5.7部
をロールで十分に混練し、難燃性不飽和ポリエステル樹
脂組成物(イ)を得た。
この樹脂組成物を前記予備処理紙基材に含浸し、含浸基
材5枚を積層し、両面を厚さ35μのポリエチレンテレ
フタレートフィルムでカバーL、、100°Cで15分
、160℃で10分加熱硬化させて厚さ1.52mmの
積層板(A勺を得た。
材5枚を積層し、両面を厚さ35μのポリエチレンテレ
フタレートフィルムでカバーL、、100°Cで15分
、160℃で10分加熱硬化させて厚さ1.52mmの
積層板(A勺を得た。
その2
合成例2で得た臭素含有不飽和ポリエステル樹脂(u)
5’6.9部、ポリマール6320 F 26.1部、
水酸化アルミニウム7部、三酸化アンチモン3.5部、
スチレン55部、/マーヘキサ3M1部を混練し、難燃
性不飽和ポ°リエステル樹脂組成物の)を得た。その1
と同様にして厚さ1.52mmの積層板(Bりを得た。
5’6.9部、ポリマール6320 F 26.1部、
水酸化アルミニウム7部、三酸化アンチモン3.5部、
スチレン55部、/マーヘキサ3M1部を混練し、難燃
性不飽和ポ°リエステル樹脂組成物の)を得た。その1
と同様にして厚さ1.52mmの積層板(Bりを得た。
その3
合成例3で得た臭素含有不飽和ポリエステル樹脂([l
)52.7部、十°リマール6320F34.0部、水
酸化アルミニウム7部、三酸化アンチモン3.5部、バ
ーへキサ3M1部、スチレン1.8部よりそのlと同様
にして難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物(C)を得
た。その1と同様にして厚さ1.52mmの積層板(C
Dを得た。
)52.7部、十°リマール6320F34.0部、水
酸化アルミニウム7部、三酸化アンチモン3.5部、バ
ーへキサ3M1部、スチレン1.8部よりそのlと同様
にして難燃性不飽和ポリエステル樹脂組成物(C)を得
た。その1と同様にして厚さ1.52mmの積層板(C
Dを得た。
その1ないしその3で得た難燃性不飽和ポリエステル樹
脂組成物の性質を表2に、積層板の物性を表3に示す (以下余白) 表 2 難燃性樹脂組成物 スチレン濃度1% 31.2 31,1
29.1臭素含量9% 11,7
11,5 11.6粘度、ボイズ、20°C3
,86,05,3※ 含浸時間 秒 29 33 37
表 3 積 層 板 A’ B’ C/UL−
94VOVOVO 打抜加工性: 打抜温度、。C50〜80 50〜8o 5o〜8゜
端面 可 優 優 表面 優 優 優 孔 優 優
優試験法: 絶縁抵抗 JIS C−6481 曲げ弾性率 同 上 拐抜加工性 1 mmφ、2.54mmピッチの連続ビ
ン23個を含む金型使用
脂組成物の性質を表2に、積層板の物性を表3に示す (以下余白) 表 2 難燃性樹脂組成物 スチレン濃度1% 31.2 31,1
29.1臭素含量9% 11,7
11,5 11.6粘度、ボイズ、20°C3
,86,05,3※ 含浸時間 秒 29 33 37
表 3 積 層 板 A’ B’ C/UL−
94VOVOVO 打抜加工性: 打抜温度、。C50〜80 50〜8o 5o〜8゜
端面 可 優 優 表面 優 優 優 孔 優 優
優試験法: 絶縁抵抗 JIS C−6481 曲げ弾性率 同 上 拐抜加工性 1 mmφ、2.54mmピッチの連続ビ
ン23個を含む金型使用
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (1)少なくとも、後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重
結合を有する一価のカルボン酸および/または一価のア
ルコールのうち一種あるいは二種以上と、不飽和多価カ
ルボン酸および多価アルコールを反応させて得られる不
飽和アルキドを後ハロゲン化して得られるハロゲン含有
不飽和アルキドを主成分とする難燃性樹脂組成物。 (2)組成物全体の60重量%以下の量の硬さ調整用樹
脂をさらに含む特許請求の範囲第1項の組成物。 (3)後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重結合を有する
一価のアルコールおよび/または一価のカルボン酸の不
飽和アルキド全反応成分の合羽モル数に占める割合が2
0モル%以上である特許請求の範囲第1項または第2項
の組成物。 (4) 後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重結合を有
すルー価のアルコールがヒドロキシル化ジシクロペンタ
ジェンである特許請求の範囲第1項または第2項の樹脂
組成物。 (5)ハロゲンが臭素である特許請求の範囲第1項ない
し第4項のいずれかの樹脂組成物。 (6)硬さ調整用樹脂が不飽和ポリエステル樹脂である
特許請求の範囲第2項の樹脂組成物。 (7)不飽和ポリエステル樹脂の全体の樹脂組成物に占
める割合が10ないし40重量%である特許請求の範囲
第6項の樹脂組成物。 (3)添加型難燃剤をさらに含む特許請求の範囲第1項
ないし第7項のいずれがの樹脂組成物。 (9)少なくとも、後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重
結合を有する一画のカルボン酸および/マタハー価のア
ルコールのうち一種あるいは二種以上と、不飽和多価カ
ルボン酸および多価アルコールを反応させて得られる不
飽和アルキドを後ハロゲン化して得られるハロゲン含有
不飽和アルキドを主成分とする難燃性樹脂組成物を含浸
した基材の複数枚を積層硬什してなる電気用積層板。 0Q 樹脂組成物が組成物全体の60重量%以丁の量
の硬さ調整用樹脂をさらに含む特許請求の範囲第9項の
電気用積層板。 (川 後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重結合を有する
一価のアルコールおよび/または一価のカルボン酸の不
飽和アルキド全反応成分の合計モル数に占める割合が2
0モル%以上である特許請求の範囲第9項または第10
項の電気用積層板。 (12) 後ハロゲン化可能な炭素−炭素二重結合を
有する一価のアルコールがヒドロキシル化ジシクロペン
タジェンである特許請求の範囲第9項または第10項の
電気用積層板。 (13)ハロゲンが臭素である特許請求の範囲第9項な
いし第12項のいずれかの電気用積層板。 (141硬さ調整用樹脂が不飽和ポリエステル樹脂であ
る特許請求の範囲第10項の電気用積層板。 (15)不飽和ポリエステル樹脂の全体の樹脂組成物に
占める割合が10ないし40重量%である特許請求の範
囲第14項の電気用積層板。 (16)樹脂組成物が添加型難燃剤をさらに含む特許請
求の範囲第9項ないし第15項のいずれかの電気用積層
板。 (17)基材の原料がセルロース繊維である特許請求の
範囲第9項ないし第16項のいずれかの電気用積層板。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13932282A JPS5930813A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 難燃性不飽和ポリエステル樹脂積層板の製造法 |
CA000427914A CA1230439A (en) | 1982-05-13 | 1983-05-11 | Halogen-containing unsaturated alkyds and flame- retardant polyesters containing the same |
DE8383104756T DE3382552D1 (de) | 1982-05-13 | 1983-05-13 | Feuerhemmende, halogen enthaltende, ungesaettigte alkydharze und daraus hergestellte gegenstaende. |
EP83104756A EP0094650B1 (en) | 1982-05-13 | 1983-05-13 | Flame-retardant halogen-containing unsaturated alkyds resins and articles made therefrom |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13932282A JPS5930813A (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 難燃性不飽和ポリエステル樹脂積層板の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5930813A true JPS5930813A (ja) | 1984-02-18 |
JPH0477007B2 JPH0477007B2 (ja) | 1992-12-07 |
Family
ID=15242605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13932282A Granted JPS5930813A (ja) | 1982-05-13 | 1982-08-10 | 難燃性不飽和ポリエステル樹脂積層板の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930813A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04279630A (ja) * | 1990-09-12 | 1992-10-05 | Reichhold Chem Inc | 連鎖停止不飽和ポリエステル樹脂の製造方法 |
JP2011001102A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Tomoku Co Ltd | 包装箱 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1195902A (en) * | 1966-05-19 | 1970-06-24 | Union Carbide Corp | Flame-Retardant Halogenated Polyesters |
JPS49116192A (ja) * | 1973-03-12 | 1974-11-06 | ||
JPS5715962A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Kanegafuchi Chemical Ind | Continuous manufacture of noncombustible laminate for electricity |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP13932282A patent/JPS5930813A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB1195902A (en) * | 1966-05-19 | 1970-06-24 | Union Carbide Corp | Flame-Retardant Halogenated Polyesters |
JPS49116192A (ja) * | 1973-03-12 | 1974-11-06 | ||
JPS5715962A (en) * | 1980-07-02 | 1982-01-27 | Kanegafuchi Chemical Ind | Continuous manufacture of noncombustible laminate for electricity |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04279630A (ja) * | 1990-09-12 | 1992-10-05 | Reichhold Chem Inc | 連鎖停止不飽和ポリエステル樹脂の製造方法 |
JP2011001102A (ja) * | 2009-06-19 | 2011-01-06 | Tomoku Co Ltd | 包装箱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0477007B2 (ja) | 1992-12-07 |
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