JPS58194854A - ビスアントラニル酸誘導体の製造法 - Google Patents

ビスアントラニル酸誘導体の製造法

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JPS58194854A
JPS58194854A JP7655082A JP7655082A JPS58194854A JP S58194854 A JPS58194854 A JP S58194854A JP 7655082 A JP7655082 A JP 7655082A JP 7655082 A JP7655082 A JP 7655082A JP S58194854 A JPS58194854 A JP S58194854A
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JP
Japan
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acid
dihalide
formula
dicarboxylic
solution
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JP7655082A
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Hiroo Inada
稲田 博夫
Shunichi Matsumura
俊一 松村
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Teijin Ltd
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Teijin Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はビスアントラニル酸誘導体の製造法に関し、そ
の目的は無水酢酸等の脱水剤と反応させて閉環すること
により高純度のビスベンゾオキサジノン類を生成し得る
ビスフントラニル酸誘導体を収率よ(安価に製造する方
法を提供するにある。
ヒスベンゾオキサジノン類は、従来から各種医薬化合物
の合りに中間fイ・として知らオフ、また最近ポリエフ
チル、ポリアミド等の鎖伸長剤として用いることが提案
さJ″lている。更にこのヒスベンゾオキサジノン類の
中には紫夕L mD 1pl(豚汁のすぐれたもののあ
ることが、本発明者を含めた共同研究によって明らかに
なった。
従来、ヒスベンゾオキサジノン類の合成法として無水イ
サト酸とジカルボン酸ジハロゲン化物とをピリジン等の
存在1で反応させろ方法が提案されて(・る(特開昭5
1−100086月公報)。
この方法は、特開昭51−100086号公報の実施例
23.24に示されているように、脱酸剤としてのビリ
ピンを溶媒を兼ねて大過剰に用いろ場合には収率良く高
純度でビスベンゾオキサジ7ノ類を得ろことができるが
、ピリジンを脱酸剤としての理論量乃至2倍量程度用い
かつ例えはトルエン等を溶媒として用いる場合−は収率
、純度とも大幅に低下するという間踊のあることが明ら
かとなった。
また、ヒスベンゾオキサジノン類の合成法としてアント
ラニル酸とジカルボン酸ジハロゲン化物とをピリジン等
の溶液中で反応させ、次いで無水酢酸で脱水閉環させる
方法も知られている(アメリカ特許第a 11 (l 
s 326″i4i明細書)。しかし、この方法には、
前記特開昭5l−400(186号公報にも記載されて
いるように、ジカルボン酸ジハロゲン化物が脱水剤どし
ても作用するため収率が低く、またジカルボン酸ジハロ
ゲン化物を過剰に用いると種々の副生成物を生成するた
め純ハ上の扁い目的物を収率良く得ろことが難しい欠点
がある。
庫発明者は、従来法の問題点な解消し、かつ特別に精製
をし4「<ても無水酢r#!等の脱水剤と反応さセろこ
とにより尚純度のビスベンゾオキサジノン類を生成り得
るビスフントラニル酸誘嘴体を高収率で製造する方法に
ついて鋭倉検討した結果、本発明に到達]−だ。
すなわち、本発明はアントラニル酸とジカルボン酸ジハ
ロゲン化物とを反応させてビスアントラニル酸誘導体を
製造するに際し、アントラニル酸のアルカリ水溶液゛と
該アントラニル酸に対し50モル% J:J、下のジカ
ルボン酸ジハロゲン化物の有機溶媒溶液とを混合するこ
とを特徴と−jるヒフアントラニル酸誘導体の製造法で
ある。
本発明で洒−うビスアントラニル酸誘導体とは下記式(
1)で示される化合物である。
    0 111 ここで、Rはハpゲン、ニトロ、低級アルキル、低級ア
ルコキシ、アルケニルオキシ等であり、nは0又は1〜
4の整数111 である。またーo−c−x−c−o−はジカルホン!!
#残基である。
本発明で用いるアントラニル酸とは、下記式(2)で示
さiする化合物である。
ここで、Rはハpゲン、ニドp、低級フルキル、低級ア
ルコキシ、アルケニルオキシ蝉であり、nは0又は1〜
4の整数であく)。
上記式(2)で示される化合物のうち特にn=。
のアントラニル酸が好1し、く用いられる。またn=1
の置換7ントラニル酸、例えばニドpアントラニル酸、
クロロアントラニル酸、プpモ7ントラニル酸、メチル
アントラニル酸、エチル7ントラニル酸、メトキシ7ン
トラニル酸。
エトキシアントラニル酸、フェノキシ7ントラニル酸等
も好ましく用(・られる。
アルカリ水溶液としては、ナトリウム、カリウム等のア
ルカリ金属の水酸化物、炭酸塩、亜炭酸塩などの水溶液
が好±L(・。アルカリの使用量はアントラニル酸(前
記式(2)で示される化合物)K対し当員以上、好まし
くは2倍当刊以下である。
更に、本発明で用いるジカルボン酸ジハロゲン化物どし
ては、例えばアジピン酸、セパチン−5− 酸、デカンジカルボン酸、ドデカンジカルボン酸、シク
ロヘキサンジカルボン酸、テレフタルl!2.イソフタ
ル酸、メチルテレフタル酸、メチルインクタル酸、2,
6−ナフタレンジカルボン酸、2,7−ナツタレンジカ
ルホン酸、l、5−ナフタレンジカルボン酸、  4.
4’−ジフェニルジカルボン酸 3 、3′−ジフェニ
ルジカルボン酸、4゜4′−ジフェニルメタンジカルボ
ン酸、  3.3’−ジフェニルメタンジカルボン酸、
  4.4’−ジフェニルスルホンジカルボン ーテルジカルボン酸,ジフェノキシエタンジカルボン酸
等の如き脂肪族,脂環族,芳香族ジカルボン酸の酸ハp
ゲン化物、好ましくは酸塩化物が例示される。
ジカルボン酸ジハロゲン化物の使用量は、アントラニル
酸に対し50モルチ以下であり、好i L < 4?.
 4 0〜50モルチ、特に好ましくは45〜50モル
チである。
ジカルボン酸ジハロゲン化物の溶媒として用いる有機溶
剤としては、例えばベンゼン、キシ 6 − レン、トルエン等の如き芳香族炭化水素類、メチルエチ
ルケトン、アセトン、シクロヘキサノン等の如きケトン
類、ジオキサン、テトラヒドロフラン、エチルエーテル
等の如きエーテル類、り+:+ρホルム、塩化メチレン
等の如きハpグン化炭化水素類等が好ましく例示される
本発明においては、前記アントラニル酸のアルカリ水溶
液とジカルボン酸ジ・・ロゲフ化物の有機溶媒溶液とを
混合し、反応させる。反応は、系が懸濁状態な(・し乳
化状態になるように良く攪拌、混合して行なうのが好ま
しい。反応温間4′1、好ましくは50°C以下、更に
好ましくは30℃以下である。
本発明によれば、高純度のビスベンゾオキサジノン類を
特別に精製処理しなくても無水酢酸等の脱水剤と反応さ
せることによって生成し得るビスアントラニル酸誘導体
を収率良く安価に製造することができる。
以下実施例を挙げて本発明を説明する。尚実施例中り部
]とあるは「重量部」を意味し、またIAル点は示差熱
分析装置を用い昇温速度8℃/分で測定した値で71;
、る。
実施例1 アントラニル1914.0部及び炭酪゛ナトリウム11
.7部を水250部に溶解してアルカリ水溶液を調製し
、このアルカリ水浴液に攪拌下で、テレフタル酸ジクp
リド10,1部をア七ドア60部に溶N(−た有機溶媒
溶液を20〜30°Cで滴下し、?西下後室温下で2時
間、更にアセトン還流下で1時間混合し1反応させた。
次いで濃堪r寂を加えて反応系を酸性にしてjJ遇し、
乾燥して19.1部のテレフタルイルビスアントラニル
酸を得た。
次にこのテレフタμイルビスアントラニル酸の全量に無
水酢酸100部を加え、無水酢酸の還流下で2時間反応
させた。反応物を冷却した後ン」過、乾燥して15.5
部の固体を得た。この固体(化合物)は2.2’ =(
p−フェニレン)ビス−(3,1−ベンゾオキサジン−
チオン)であり、融点は320℃であった。プレフタル
酸ジクロリドからの全収率は84%であった。
実施例2〜5 実施例1におけるプレフタル酸ジクロリドの代りに下表
に示したジカルボン酸ジノ\ロゲン化物な所定蓋用い、
かつアセトンの代りに下表に示した有機溶媒を所定量用
い、その他は実施例1と同様に行なった。その結果を下
表に示す。
= 9 −

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. アントラニル酸とジカルボン酸ジハロゲン化物とを反応
    さセでビスアントラニル酸誘導体を製造するに際し、ア
    ントラニル酸のアルカリ水溶液と該アントラニル酸に対
    し50モルチ以下のジカルボン酸ジハロゲン化物の有機
    溶媒溶液とを混合することを特徴とするビスアントラニ
    ル酸誘導体の製造法。
JP7655082A 1982-05-10 1982-05-10 ビスアントラニル酸誘導体の製造法 Granted JPS58194854A (ja)

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