JPH03181450A - アミドエステル化合物の製造方法 - Google Patents

アミドエステル化合物の製造方法

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JPH03181450A
JPH03181450A JP32043689A JP32043689A JPH03181450A JP H03181450 A JPH03181450 A JP H03181450A JP 32043689 A JP32043689 A JP 32043689A JP 32043689 A JP32043689 A JP 32043689A JP H03181450 A JPH03181450 A JP H03181450A
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伊村 智史
Ikuzo Kawaguchi
育三 川口
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) するアミドカルボン酸化合物からアミ チル化合物を製造する方法に関する。
ドエス (従来技術及び発明が解決しようとする課題)従来、−
分子中にアミド結合とエステル結合とを共に有するアミ
ドエステル化合物は、−分子中にアミド結合とカルボキ
シル基とを共に有するアミドカルボン酸化合物にメタノ
ール/ジクロロエタン/硫酸の混合溶液を加えてエステ
ル化反応を行なうことにより製造されている。しかした
から、この製造方法は生成物であるアミドエステル化合
物の収率が約20%程度であり、極端に低い。
(課題を解決するための手段) 本発明者らは、上記した課題を解決するために鋭意研究
を重ねた結果、アミドエステル化合物な高収率で製造す
る方法を見出し、本発明を完成させるに至った。
基を有するアミドカルボン酸化合物と含ハロゲン化合物
とを、極性非プロトン溶媒中でアルカリ金属化合物又は
アルカリ土類金属化合物の存在下に反応させることを特
徴とするアミドエステル化合物の製造方法である。
以下に本発明の詳細な説明する。
本発明で原料として用いられるアミドカルれる基を有す
る化合物であれば公知の化合物が何ら制限fx (’採
用される。
本発明で好適に用いられるアミドカルボン酸化合物を一
般式で示すと次のとかりである。
但し、R1,R21R5及びR4は、同種又は異種の水
素原子又は1価の炭化水素基であるか、又はR1とBS
  が環を形成してかり−R5及びR4は、同種又は異
種の2価の炭化水素基であるか、又は環を形成しててい
でもよい2価の芳香族炭化水素基または2価の不飽和複
素環基であり、R7は。
それぞれ置換基を有していてもよい1価の炭化水素基ま
たは1価の複素環基であり、R8及びR?は、同種又は
異種の水素原子又は1価の炭化水素基であり、 ボルニリデン基管たは、アダマンチリデン基である。
上記式中、R’e R2* R3* R’+ R’* 
R’及びR9で示される1価の炭化水素基としては。
アルキル基、アルケニル基、アルキニル基及びアリール
基等が挙げられる。R1とR5によって形成される環と
してはシクロヘキサン環が挙げられる。また、上記式中
、R5及びR6で示される2価の炭化水素基としては、
アルキリデン基又はアルキリデン基等である。R5とR
6が環を形成する場合は、ベンゼン環が挙げられる。さ
らにq  で示される2価の芳香族炭化水素基としては
、ベンゼン環。
ナフタレン環、フェナンスレン環等の芳香族炭化水素か
ら誘導される2gfiの基が挙げられ。
2価の不飽和複素環基としては、ピロール環。
ピリジン環、キノリン環、インキノリン環。
フランm、ベンゾフラン環、ピラン環、チオフェン環、
ベンゾチオフェン環等の不飽和複素環から誘導される2
価の基が挙げられる。
さらにR7で示される1価の複素環基の具体例としては
、前記〈〕〔の定義にかいて説明した不飽和複素環から
誘導される1価の基の他にさらに飽和のピペリジン環、
ピペラジン環1モルホリン環、ピロリジンm、インドリ
ン環、クロマン環などの飽和複素環から誘導される1価
の基を挙げることができる。上記した各基が置換基を有
していてもよい場合の置換基としては、ハロゲン原子、
ヒドロキシル基、シアノ基、ニトロ基、アミノ基、カル
ボキシル基、アルキルアミ7基、アルキル基、ハロゲン
化アルキル基、アルコキシ基。
アリール基、アリールオキシ基、゛アラルキル基、アラ
ルコキシ基、アルキルチオ基等を挙げることができる。
上記したアミド°カルボン酸化合物を具体的に例示する
と、例えば、スクシンアミド酸。
2.2.3.3−テトラメチルスクシンアミド酸。
1.2−シクロヘキサンジカルボアミド酸。
2.2,3.3−テトラエチルスクシンアミド酸。
2.3−ジイノブロビリデンスクシンアミド酸。
2.3−ジメチリデンスクシンアミド酸、2−イン7’
crヒリデン3−Ca−(フェニル)エチリデン〕スク
シンアミド酸、2−〔α−(2,4ジメチル−3−フリ
ル)エチリデン〕−6−インブロピリデンスクシンアミ
ド酸、2−〔α−(5−fエニル)エチリデン)−3−
アダマンチリデンスクシンアミド酸等のモノカルボン酸
アミド化合物が好適に用いられる。
本発明にかける他方の原料である含ハロゲン化合物とし
ては公知のものが何ら制限なく採用される。例えば、下
記−数式で示される含・・ロゲン化合物が本発明にかい
て好適に用いられる。
R−X         CII) 本発明に>Vて好適に用いられる含ノ・ロゲン化合物を
具体的に例示すると、例えば次のと会っである。
CH3I     CH3CH2I     CH3C
H2Br 。
等を挙げることができる。
上記した含ハロゲン化合物の反応比率は前記アミドカル
ボン酸化合物1モルに対して1.0〜20モルの範囲か
ら選択することが好1しく、生成物の収率及びコスト面
を考慮すると2〜10モルの範囲が好適である。
本発明にかいては、前記したアミドカルボン酸化合物と
含ハロゲン化合物との反応は極性非プロトン溶媒中で行
たわれる。極性非プロトン溶媒としては、N−メチルピ
ロリドン。
ジメチルホルムアミド、トルエン、テトラヒドロフラン
等が用いられる。
本発明の最大の特徴は、前記したアミド°カルボン酸化
合物と含・・ロゲン化合物との反応をアルカリ金属化合
物及びアルカリ土類金属化合物の存在下に行なう点にあ
る。アルカリ金属及びアルカリ土類金属としては、Li
 。
Na + K r Rb + Cs * Be 、 M
g 、 Ca 、 Sr 。
Baが挙げられ、これらの化合物としては、酸化物、水
酸化物、ハロゲン化物、炭酸塩。
炭酸水素塩、硫酸塩、硝酸塩等の公知の化合物が伺ら制
限なく用い得る。本発明にかいては、特にに2C○s 
、 Na2CO31NaHCO2゜MpO*  CaO
+  BaCO3等を好適に用いることができ、特に酸
化物、炭酸塩、炭酸水素塩が好1しく用いられる。ここ
で使用されるアルカリ金属化合物又はアルカリ土類金属
化合物の使用量は、一般に上記したアミドカルボン酸化
合物1モルに対して1.0〜20モルの範囲から選択さ
れる。
前記したアミドカルボン酸化合物と含・・ロゲン化合物
との反応は一般に次の手順で行1゜うが、添加順序は何
ら制限されたい。1ず。
アミドカルボン酸化合物が極性非プロトン溶媒に溶解さ
れ、次に含ハロゲン化合物、アルカリ金属化合物又はア
ルカリ土類金属化合物が添加され反応が行なわれる。反
応温度は、反応速度を太き(するために−20〜80℃
の範囲から採用することが好筐しい。
本発明の方法により、原料であるアミドカルボン酸化合
物のカルボキシル基がエステル化されたアミド°エステ
ル化合物が得られる。
(効果) 本発明によれば、アミドカルボン酸化合物と含ハロゲン
化合物とを極性非プロトン溶媒中でアルカリ金属化合物
、アルカリ土類金属化合物の存在下に反応することで高
収率及び高純度でアミドエステル化合物を得ることがで
きる。
また、本発明の方法により得られるアミドエステル化合
物の中には、フォトクロミック性を有する化合物がある
ため、本発明の方法は、フォトクロミック化合物の製造
方法としても利用し得る。
(実施例) 以下、本発明を具体的に説明するため代表的な実施例を
示すが、本発明はこれらの実施例に限定されるものでは
ない。
実施例 1 攪拌機及び温度計を備えつけた容器内に、2.2.5.
5−テトラメチルスクシンアミドルホキシド150dを
供給した後、ヨウ化メチル0.6モル、酸化カルシウム
0.8モル、硫酸カルシウム0.25モルを添加し攪拌
した。
次に、容器内温度を25℃にコントロールしながら一晩
反応させた。反応終了後、反応液を45C(東洋濾紙製
)の濾紙を用いて濾過。
した後、濾液をクロロホルムと水の混合溶媒中にあけ、
激しく攪拌した。5分間程度攪拌した後、静置して有機
層を分離した。その後、有機層をチオ硫酸ナトリウムの
10%溶液テ洗って分離し、さらに有機層を硫酸マグネ
シウムを用いて脱水し、濾過した。次いで、エバポレー
ターでクロロホルムを追い出し、真空乾燥機で乾燥する
ことにより、16.B 、9 (収率90%)の白色の
次式で示される化合物が得られた。
こノ生成物を液体クロマトグラフィーで分析すると純度
は90%であった。
比較例 1 攪拌機及び温度計を備えつけた容器内に2゜2、!1.
!l−テトラメチルスクシンアミド酸0.1モル及びメ
タノール0.3モル、ジクロロエタン30111の混合
物に硫酸を加え、6〜15時間還流した。還流終了後、
放冷したのち水で希釈して有機層を分離した。
これを炭酸水素ナトリウム水溶液で洗い、硫酸マグネシ
ウムを用いて脱水し、濾過後エバポレーターで溶媒を追
い出した後、真空乾燥機で乾燥することにより、3.5
.9(収率18.8%)の白色の次式で示される化合物
が得られた。
この生成物を液体クロマトグラフィーで分析すると純度
は90%であった。
比較例 2 比較例1と同様の容器内に2 、2 、3 、 !1−
テトラメチルスクシンアミド酸0.1モル及び炭酸カリ
ウム0.11モル、ジメチル硫酸0.11モル、無水ア
セトン100−を加え、3〜5時間還流した。還流終了
後、放冷したのち罵5C(′lK洋濾洋梨紙製濾紙を用
いて濾過した後、濾液をクロロホルムと水の混合溶媒中
にあけ激しく攪拌した。5分間程度攪拌した後、静置し
て有機層を分離し、硫酸マグネシウムを用いて脱水し、
濾過後、エバポレーターで溶媒を追い出した後、真空乾
燥機で乾燥することによりy、ol/C収率37%)の
白色の次式で示される化合物が得られた。
この生成物を液体クロマトグラフィーで分析すると純度
は50%であった。
比較例 3 比較例1と同様の容器内に2.2.3.3−テトラメチ
ルスクシンアミド酸0.1モル及ヒトリエチルオキンニ
ウムフルオロホウ酸塩0.12モルをジクロロメタン2
00−に溶かし、この溶液にジインプロピルエチルアミ
ン0.11モルを加えて室温で24時間放置した。
この溶液を1M塩酸水溶液、1M炭酸水素カリウム水溶
液及び飽和塩化ナトリウム水溶液を用いて順に洗ったの
ち乾燥した。その後、エバポレーターを用いて溶媒を追
い出した後。
真空乾燥機で乾燥することにより4.5F(収率226
4%)の白色の次式で示される化合物が得られた。
この生成物を液体クロマトグラフィーで分析すると純度
は75%であった。
実施例2〜7 実施例1にかいて、ヨウ化メチルの添加量を第1表に示
したようにかえた以外は実施例1と同様に実施した。
結果をIF5表に示した。
実施例8〜10 実施例1にかいて含ハロゲン化合物とアルカリ金属、ア
ルカリ土類金属又はこれらの化合物とをIF2表に示し
たようにかえた以外は実施例1と同様に実施した。
結果を第2表に示した。
第 表 実施例11〜28 実施例1と同様にして第3表に示したアミドカルボン酸
化合物と含ハロゲン化合物から各種アミドエステル化合
物を合成した。
結果を第3表に示した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)▲数式、化学式、表等があります▼で示される基
    を有するアミド カルボン酸化合物と含ハロゲン化合物とを、極性非プロ
    トン溶媒中でアルカリ金属化合物又はアルカリ土類金属
    化合物の存在下に反応させることを特徴とするアミドエ
    ステル化合物の製造方法。
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