JPS58192712A - 板金の切断システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明はシアリング機を用いて素材板金を切断する板
金切断システムに関する。

一般にシアリング機を用いて板金を切断する場合、種々
の形に切断された板金はシアリング機の後方側に切落さ
れてそこに設けらｔしたコンベア等で搬出さｒＬ、所定
の箇所に溜めらｎる。

そして溜めらｒした種々の形状の切断板金は、作業者が
その形を見分けて形状毎に区別しながら取出し、夫々別
の次工程へと送られるのであるが、当該区分は作業は切
断した板金の形状を作業者が一枚毎判別する作業である
ため、その枚数が多数枚になると作業者の疲れが大きく
、しかもその上切断した板金の形状が互いに似通った形
状、大きさである場合には、その似通った板金を即座に
見分けるのは容易ではなく、Ｊ：、記区分は作業に多く
の時間と手間を要し、且つ作業者の疲労もさらに大きく
なり、仕分はミスを起こす結果となっていた。

そこで、この発明はシアリング機の近傍または該シアリ
ング機に一体に、板金へのマークの付与装置を設け、該
マークの付与装置によって切断前の板金面に識別マーク
を付与せしめることを提案し、もって上述の従来作業に
おける欠点を解消しようとするものである。

次に、図面に基づいて、実施例を説明する。

この実施例に、本発明をタレットパンチツーレス機（１
）とシアリング機（２）とを連続して設けた板金（５）
のりロエラインに適用したもので、板金（５）は図示し
ないローダによって一枚宛供給ローラーテーブル（３）
上に載せら７してタレットパンチプレス機（１）へと搬
入さｎ、該タレットパンチプレス機（１）によって所定
位置に所定の形状の穴をあけら扛、次に搬送ローラ（４
）によってシアリング機（１）の板金の移送テーブル（
５）上へと移送載置される。（６）はパンチプレス機の
ＮＣ装置である。

そして板金（５）は、次にこのシアリング機（２）ニよ
って、予めＮＣ装置（７）にプログラムされた所定の形
状に切断さｎるのであるが、シアリング機（２）のフレ
ーム側壁にはラベル貼付装置（８）が設けてあって、板
金（イ）の切断前に板金ｆｆ１面に、該ラベル（９）上
の識別番号および記号を種々異らしめたラベル（９）を
所定位置に貼付せしめるようになっている。

（１１）はシアリング機（２）によって切＠された板金
の搬出コンベアであり、　　（１２）ｌ’Ｊこの加工ラ
イン全体の作動および前記ラベル貼付装置（８）をコン
トロールするＣＰＵ、　　（１Ｂ）ＩＩＬ主にラベル貼
付装ｍ　（８１Ｋ印字データを送るＣＰＵである。

次に、上記シアリング機（２）およびラベル貼付装置ｔ
　（８１Ｋついて詳しく説明すると、第２図においで、
（１４）はシアリング機本体、（１５）は該本体（１４
）内の直角に交差した剪断ブレードであり、クランプ装
置（１６）によって挾持された板金（ｗ）は移送テーブ
ル（５）上をＸ軸方向およびＹ軸方向へと夫々移動さｎ
て位置決めされた後、前記剪断ブレード（１５）によっ
て切断されるようになっている。

移送テーブル（５）はフレーム（１７）上に固定された
固定テーブル（５ａ）　（５’ｂ）とＹ軸方向に沿って
移動自在な移動テーブル（５Ｃ）とからなっておシ、移
動テーブル（５Ｃ）はフレーム（１７）上でＹ軸方向に
沿って移動するクロスキャリッジ（１８）と一体に連結
さｎていて、フレーム（１７）上のサーボモータ（１９
）ｔ−回転してボールねじ（２１）を回わすと該クロス
キャリッジ（１８）および移動テーブル（５Ｃ）　　　
、　　１が一体となってＹ軸方向に沿って寝動するよう
になっている。

そして、該クロスキャリッジ（１８）内には一前記板金
のクランプ装置（１６）がＸ軸方向に沿って移動自在に
設けられており、該クロスキャリッジ（１８）内のサー
ボモータ（２２）を回転してボールねじ（２８）’ｒ回
わせばクランプ装置（１６）がクロスキャリッジ（１８
）上を移動し、板金（１ｖ）をＸ軸方向に沿って移動せ
しめうるようになっている。

すなわち、サーボモータ（１９）　Ｃ２２）を適当な方
向に適当回転数まわすことによって、板金（５）の移送
テーブル（５）上での移送手段である、前記クランプ装
置（１６）とクロスキャリッジ（１８）とが夫々Ｘ軸、
Ｙ軸方向に移動し、板金（５）を任意の位置に移動せし
めうるのであるが、シアリング機貼付装置（８）が取付
けである。

このラベル貼付装置（８）は一般的なもので、第３＠に
示したように、リール（２４）に巻付けた長い帯状のラ
ベル台紙（２５ｉ！Ｊ−ル（２４）を回転させることに
よって操出し、操出したラベル台紙（２５）上に並列さ
γした多数のラベル（９）上１ｆＪＫ印字機（２６）に
よって夫々適当な数字および記号（この例ではＯ〜９の
数字とアルファベット３文字）の組合わせを印字し、印
字されたラベル（９）は該貼付装置（８）の前方に送り
出さｎたところで、エアシリンダｃ２７）のシリンダロ
ッドＣ２８）端の貼付ヘッドＣ２９）に吸着され、シリ
ンダロッドｃ２８）の下降によってラベル台紙Ｃ２５）
からラベル（９）が゛１枚宛分離されて移送テーブル（
５）上の板金（５）へと貼付されるようになっている。

貼付ヘッド（２９）にに図示しない吸引装置が連結開口
してあって貼付ヘッド（２９）に吸引作用を付与しであ
る。

（３１）はシリンダロッド（２８）のガイド棒、（８２
）はラベル台紙（２５）の巻取軸で、（８８）は移送テ
ーブル（５）上に多数設けた球面突起状の材料受け、（
３４）は該材料受け（３３）によって、ラベル貼付時に
板金（至）がたわむのを防止する細長い受は板である。

ラベル（９）の裏面には糊が塗布してあって、台紙（２
５）から剥され貼付ヘッドＣ２９）の板金（ト）面への
衝突動作によって確実に板金（５）面に貼着される。

次に、上記のシアリング機（２）およびラベル貼付装置
（８）の作動制御について説明すると、ラベル貼付装置
（８）の制御は制御盤（３５）によってなされるように
なっており、該制御盤（Ｂ５）および前記ＣＰ　Ｕ　（
１２）　（１３）、シアリング機（２）のＮＣ装置（７
）は総て相互に連絡さ扛ていて、夫々の間で主に次のよ
うな信号の授受がなされる。

すなわち、第４図に示したようにｃｐＵ（１２）と制御
盤（ａ５ｉとの間では前述の印字機（支）６ンによるラ
ベル（９）而への印字数字および記号のデータ要求信号
（３６ンが制御盤（３５ンからｃ　ＰＵ　（１２）へ発
せられ、このデータ要求信号（３６）はＣＰＵ（１２）
を介してＣＰＵ（ＩＩ）へ送られｃ　ｐ　Ｕ　（１８）
では該信号を受信すると直ちにデータ信号（３７）　（
このＩＺＩＪの場合８桁の数字および文字哩およびスト
２グ信号（３８）を制御盤（３５）へ発信する。

このデータ信号（３７）に従ってラベル貼付装置（８）
の印字機Ｃ２６）が直ちにラベル（９）上に数字または
数字とアルファベット等の記号からなる識別文字を、例
えば第５図に示したように印字する。

ＮＣ装置（７）は通常通り、予め入力されたデータに従
って前記クロスキャリッジ（１８〕およびクランプ装置
（１６）ｔ−夫々Ｙ軸、Ｘ軸方向へと動かして板金（５
）を移送制御するが、当該板金の移送データには、板金
（５）上のラベル貼付箇所（この例の場合、各切断板金
の右下隅部）をラベル貼付装置（８）の貼付ヘッド（２
９）直下へと移動して位置決めするデータがＤａえられ
ており、該データにより移動および位置決めがなされた
ならば、制御盤（８５ンヘラベルの貼付指令信号（３９
）を発信するようになっている。

該ラベルの貼付指令信号（３９）により前記エアシリン
ク（２７）が作動して、前述のようにしてラベル面に文
字を印字されたラベル（９）が直ちに、位置決めさｎて
いる板金（５）面へと貼付される。

（４１）はインターロック信号であり、前記シリンダロ
ンド（２８）が上位置にあること、つまり貼付ヘッドＣ
２９）が板金（イ）面に当接していないことを確認して
、当該確認がとれた場合のみ、前述のＮＣ装置（７）Ｋ
よる板金（５）の移送を許容するものである。

そして、ラベル貼付装置（８）によるラベル（９）の貼
付が完了すると、制御盤（３５）からはラベルの貼付完
了信号（４２局Ｓ　Ｎ　Ｃ装置（７）へと発せらｎ、Ｎ
Ｃ装置（７）は次のデータを読んで、直ちに板金（ト）
を移動して位置決めし、剪断ブレード（１５）を動作す
ることによって、例えば第６図に鎖線で示したように板
金（ｗ）を切断するのである。

（４ｇ）はアラーム信号でラベル貼付装置（８）に異常
が生じた場合、制御盤（３５）からＣＰ　Ｕ　（１２）
へと発せらｎ１図示しない警報、ランプ等を作動するも
のであり、（４４）はセミモード信号であって該信号が
発せら汎ると制御盤（３５）はｃ　Ｐ　Ｕ　（１，２）
（１３）へのデータ要求を停止し、がわりに制御盤（３
５）自身がラベル貼例装置（８）をコントロールしてラ
ベル台紙（２５）上の多数のラベル（９）へと１から順
番に連番を印字せしめるようになる。

したがって、上記実施例では、素材板金（イ）はタレン
トパンチプレス機（１）によって、所定箇所に種々の形
状の穴（４５）をあけらｒした上、シアリング機（２）
の移送テーブル（５）上へと送られてきてクランプ装置
（１６）によって−側端をクランプさｒし　る　。

そして、次には第６図に示した第１番目の切断部分（Ｓ
ｌ）の右下隅（第６図上）のラベル貼付位置が、ラベル
貼付装置（８）の貼付ヘッド（２９）直下となるよう移
動さｎて位置決めされ、停止した状態で、例えば［ＡＥ
Ｎｏｏｏｏ　ＩＪと印字されたラベル（９）全貼付さｆ
る。

貼付が完了したならば、板金（ｗ）ｉｌ−Ｉ今度は第１
番目の切断線（ａ）　（ｂ）がシアリング機（２）の前
記剪断ブレード（１５）位置に一致するよっ移動されて
位置決めさ！し、切断さｎる。

第２番目以下の切断部分（Ｂ２）を切断するのも同様に
、まず当該切断部分（８２）　（８Ｂ）・・・上にラベ
ル（９）全貼付さ７して次に切断線（Ｃ）　（ａ）　（
ｅ）　（ｆ）−に切断されて付わｊＬる。

ラベル（９）面への印字文字は、例えば上記例の場合、
「ＡＥＮｏｏｏｏｌ」　「ＡＥＮ０００ｏ２」・・・　
と順に番号を繰上げて印字し、それを順に第１の切断部
分（Ｓｌ）、第２の切断部分（８２）と順に貼付してい
ったが、この印字文字はＣＰＵ（１３）へ入れておくデ
ータを変えることによって自由に変えらｎｌ例えば同一
形状の切断部分には総て同一の印字をしたラベルを貼付
するようにも、同一の素材材金（至）から得らｎる切断
板金には総て同一の印字をしたラベルを貼付するように
も、あるいは他の適当な都合のよい方法にしたがって印
字せしめることができる。

また、板金（至）面の各切断部分Ｃｌ３１）　（８２）
・・・上へのラベル貼付位置もＮＧ装置（７）への入力
データを変えることによって自由に変えることができ例
えば、ラベルを各切断部分上の中央位置に貼付するよう
になすこともでき、前段のパンチプレス機（１）であけ
られた穴（４５）ｅ避けて各切断部分（８１）　（８２
）・・・毎に異る位置に貼付することもできる。

でらに、例えば第１番目の切断部分（Ｓｌ）上のラベル
貼付位置と第２番目の切断部分（１３２）上のラベル貼
付位置とが近接している場合、第１番目のラベル貼付動
作と第２番目のラベル貼付動作とを連続して行い、次に
第１番目の部分（Ｓｌ）の切断と第２番目の部分（８２
）の切断とを連続して行うこともでき、その場合板金（
ト）の移動量が短縮さｎてリロエ時間を短縮できる。

同様に、１枚の板金（イ）面の総てにラベル（９）を貼
付した後に、総ての切断部分の切断を行うようになすこ
とができるのも明らかであろう。

また、上記実施例ではマーク付与装置としてラベル貼付
装置（８）を用いたが、こ１しに替えて例えは、その印
字ヘッドが制御装置によって種々に変えられるスタンプ
装置（図示せず）を用いて該スタンプ装置によって板金
面に直接識別マークをスタンプせしめるようにしてもよ
いし、板金面上の多少の凹凸が後の工程において支障な
い場合には上記スタンプ装置に替えて、その　　、岬押
圧印字ヘッドが種々変えられる刻印装置（図示せず）を
用いて板金面に直接識別マークを刻設せしめるようにし
てもよい。

いずれにしても、この発明にしたがえばシアリング機に
よって切断された板金にそｎらを識別しうるマークが付
さｎるので、冒頭に述べたような、切断後の板金の仕分
は作業がきわめて容易となり、形状が似逝った切断板金
同士の判別もきわめて正確且つ迅速にできて、上記作業
が小人数、短時間でできしかも作業者の疲労も最小にな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明を実施せる板金のＩＪＯエラインの概
略平面図、第２図はシアリング機およびラベル貼付装置
の平面図、第３図はラベル貼付装置の側面図（第２図の
ｍ−ｍ線矢視図）、第４図は制御回路を示した回路図、
第５図は印字したラベルの一例を示した拡大図、第６図
は板金へのラベルの貼付位置および切断位置を示した平
面図である。 （２）・・・シアリング機 （８）・・・ラベル貼付装置（マーク付与装置ｔ）（９
）・・・ラベル（マーク） （１６）・・・フラング装置（板金の移送装置）（１８
）・・・クロスキャリッジ（板金の移送装置）（Ｗ）・
・・板金

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 素材板金の移送装置を有するシアリング機において、該
   シアリング機の近傍またり、ｔシアリング機に一体に、
   板金へのマークの付与装置を設け、該マーク付与装置に
   よって切断前の板金にマークを付与せしめること全特徴
   とする板金の切断システム。