JPS58189854A

JPS58189854A - テ−プレコ−ダ

Info

Publication number: JPS58189854A
Application number: JP57072817A
Authority: JP
Inventors: Seiichiro Matsuki; 松木　清一郎
Original assignee: Pioneer Corp; Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1982-04-30
Filing date: 1982-04-30
Publication date: 1983-11-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明はテープレコーダ、特に磁気ヘットとビンチロー
ラユニノ］・が取付けられたベースの制御手段の改良に
関する。

従来、この種の制御手段としては、ピンチローラユニッ
トをカム等により駆動し、該ピンチローラユニットを介
してヘンドベースを前進させるものである、ピンチロー
ラユニットの制御をプランツヤや手動操作によるメカに
よって行っているので、駆動時にメカ音が発生し、操作
者に不快感を与える夕１、駆動がスムーズでなく故障し
易い等の欠点があった。

本発明は叙上の点に鑑みて成されたもので、そのｔ−１
的とするところは、モータを駆動源にすると」（にベー
スの前後進をモータの正逆回転によって行うので、騒音
の発生がないと共に駆動がスムーズに行われるテープレ
コーダを提供するにある。

次に実施例について図面と共に説明する。

１は第１シヤーシ（以下単にシャーシという）、２〜４
は該シャーシｌに取付けられたキャプスクン用モータ、
リール駆動用モータ、メカ制御用ヤータにして、リール
駆動用モータ３はモータ取付板３′を介してシャーシ１
に取付けられている。

５はンヤーシ１に取付けられたソレノイド、６は一端に
扇状の歯部６ａが、他端にソレノイド５の吸引杆５ａと
４結される連結部６ｂが形成され、かつ中間部がシャー
シｌに軸支された第１扇形歯車、７は一端に上記第１扇
形歯車６の歯部６ａと噛合される扇状の歯部７ａが、他
端に後述するリンク８のピン８ａと連結される連結部７
ｂが形成され、かつ中間部が第１シヤーシ１に軸支れた
第２扇形歯車、８は中間部が第１シヤーシ１のピン１ａ
に軸支されたＬ字状のリンクにして、他端に２段歯車で
ある大歯車９と小歯車１０とが軸支されている。なお、
大歯車１０はシャーンｌの裏面に位置し、小歯車９がシ
ャーシ１の孔１ｂより上面側に突出されている。１１は
リンク８の軸受部につる巻き■５が嵌合されたスプリン
グにして、一端が該リンク８に他端がモータ取付板３′
に形成された係止片３′ａに係合されていて、リンク８
を常時反時計方向に付勢している。従って第２扇形歯車
７は時計方向に、第２扇形歯車６は反時計方向に回動力
が伺与されている。これによりソレノイド５の吸引杆５
ａは引き出された状態になっている。

１２はンヤーシｌのピンｌｃに軸支されたウオーム歯車
にして、その下端に平歯車１３が一体的に形成されてい
る。そして、Ｆ記したソレノイド５に通電が行われ、リ
ンク８が回動された時に小歯車９と平歯車１３とが噛合
される。１４はシャーン１に固定された補助シャーシに
して、上記したウオーム歯車１２と噛合される歯車１５
が軸支されている。この歯車１５の補助シャーシ１４側
にはプーリ１６が一体的に形成されると共に前面側には
４本の突起１５ａが形成されている。１７は同しく補助
シャーシ１４に軸支された歯車にして、補助シャーシ１
４側にもプーリ１８が一体的に形成されると共にこのプ
ーリ１８と一ト記プーリ１６の間にはヘルド１９が捲回
されている。２０は補助シャーン１４に回動自在に軸支
された回動アームにして、巻ばね２１によって常時反時
計方向への回動力が付与されている。そして回動アーム
２０の突片２０，１−が補助シャーシ１４の折曲片１４
ａに当接されている。２２は上記した回動アーム２０の
中間に固定されたスイッチ操作杆にして、回動アーム２
０がばね２１のばね力に抗しである程度時計方向に回動
された時に、後述するスイ・ノチを操作するものである
。２３は回動アーム２０の先端に軸支されたカセット送
りローラにして、補助シャーシ１４側に歯車２４が一体
的に形成されると共に上記した歯車１８と噛合されてい
る。

２５はシャーシｌに取付けられたスイッチにして、カセ
ットＡを挿入し、カセットＡの先端が送りローラ２３に
当接して、回動アーム２０をばね２１に抗して時計方向
に回動した時にスイッチ操作杆２２によって閉成される
と共にソレノイド５とリール駆動用モータ３に通電する
。

２６は補助シャーシ１４とリール台駆動用モータ３の取
付板３′に形成された突片３’　　ｂとの間に張架され
たシャフトにして、押下板２７と押上板２８とが軸支さ
れている。この押下板２７と押上板２８は相対向して設
けられており、送りローラ２３によって送られてくるカ
セットＡの進入路の位置に配置されている。押上板２７
の突片２７ａと補助シャーシの突片１４ｂとの間にはス
プリング２９が張設されていて、押下板２７を常時時計
方向に付勢している。そして押下板２７の先端に形成さ
れているストッパー２７ｂが補助シャー／１４の突片１
４ｃに当接されている。一方押上板２８もシャフト２６
に挿通された巻ばね３０によって同しく時計方向にばね
付勢されている。そして押上板２８の後方に形成された
ストッパー２８ａがノヤーシ１に当接することによって
位置規制されている。なお巻ばね３０の−・端はモータ
取付板３′に形成された係＋ｈ片３’　　ｃに、他端は
ストッパー２８ａに各々係止されている。そしてこの状
態において送りローラ２３によって送られてくるカセッ
トＡは押下板２７と押上板２８に両者間に進入するよう
になっている。３１は上記した押上板２７の側面にスラ
イド自在に取付けられたスライド制御根にして、両者間
に張設されたスプリンク：：１２によって當時Ｍｉ＋方
（図において左方）に付勢されＣいる。またこのスライ
１制御板３１の後端には進入してくるカセｚ）Ａの先端
が当接４゛るストッパー３１ａが形成されると共に前記
した歯車１５の突起１５ａと係合される保合突起３１ｂ
が形成されている。そしてスライ１制御板３１のストッ
パー３１ａは上記押下板２７と押上板２８の間に挿入さ
れた状態となっている。一方リール駆動用モータの出力
シャフトには歯車３３が取付しＪられており、この歯車
３３と上記した大歯車１０とが當時ソヤーシ１の下面に
おいて噛合されている。

そして第４図においてカセットＡを挿入すると、該カセ
ットＡの先端が送りローラ２３と当接し、回動アーム２
０をばね力に抗して反時計方向に回動するので、歯車２
４と１８とが噛合され、且つスイノナ礫作杆２３がスイ
ッチ２５を押圧しその接点を閉しる。これによりソレノ
イド５とリール駆動用モータ３に通電が行われ、該ソレ
ノイド５の吸引杆５ａが吸引されると共に歯車３３が回
転する。吸引ｌ−ｌ’　５　ａが吸引されると扇状歯＋
６，７を介してアーム８をばね乃ＬＳｉ抗して時計方向
に回動す乙ので、小歯車９が小歯車１３と噛合される。

なお、二の時歯車３３と大歯車１０とは噛合されたまま
ごある。従って、歯車３３の回転力は大歯車１０　　小
歯車１３を介してウオーム歯車に伝達され、これにより
歯車１５が回転される。該歯車１５が回転されるとベル
Ｅ１９を介して＋ｍ＊１７が回転さｔｉ、従って歯車２
４を介して送りローラ２３かカセノｌ−Ａの進行方向に
回転される。これに上りカセットＡは送りローラ２３と
の摩擦により押上板２７、押上板２Ｂの間に進入する。

そしてカセットへの先端がスライド制御板３１のストッ
パー３１ａに当接すると、該スライド制御板３１はスプ
リング３２のばね力に抗して前進し、係合突起３＋ｂが
歯車１５の突起１５ａと係合する。

ごれにより歯車１５の回転力は突起１５ａ、係合突起３
１ｂを介してスライド制御板３Ｉを反時計方向への回転
力に変換されるので、該スライ］・制御板３１が取付け
られ押上板２７は／ヤフト２６をに点として、反時計方
向に回動される。従ってカセノ）Ａを介して押上板２８
も反時計方向に回動され、カセ／）Ａは一下降し、後述
する１１・−ル台に係合される。即ちカセットＡはテー
プレコーダにセットされた状態となる。この状態におい
て図ボされないノ、インチが動作し、ソレノイ［・５へ
の通電を遮断する。従ってリンク８はスプリング１１の
ばね力により反時計方向に回動するので、扇状歯車６，
７は元の状態に戻り、大歯車ＩＯが後述する中間歯車３
４と噛合される。またこの時リール駆動用モータ３への
通電も一時的に遮断され、次の指令まで停止している。

３４は上記した大歯車１０と噛合される中間歯車にして
、ソレノイド５に通電されていない時に両歯車１０と３
４は噛合される。３５は中間歯車３４と噛合される２段
式の大歯車にして、小歯車３６が一体的に形成されてい
る。そして小歯車３６はシャーシｌの孔１ｄより突出さ
れている。３７はシャーシ１に一端が軸支された揺動ア
ームにして先端裏面にト記した小歯車３６と常時噛合さ
イ′Ｌるｉ”Ａｒｄ＋−３８が軸支されている。３９．
４０は外周に１記した歯車３８と選択的に噛合される歯
車３９ａ　、４０ａが形成さねたり−ル台である。

面１−Ｃルノイド５がＪｉｇ励磁状畑でアーム８にｉｆ
ｙ付（ｔりれた大歯車１０が中間歯車３４と噛合されて
いる状態でリール駆動用モータ３が駆動すると、歯車３
３、大歯車］０、中間Ｉ！Ｊ市３４、大歯車３５、小歯
車３６を介し°ζ揺動アーム３７に軸支された歯＋３８
が回転される。この時揺動アーム３７は小歯車３６の回
転力向によって、歯車３６．３８の摩擦で第２図におい
て左右方向に揺動する。従って歯車３８はリール台３９
．４０の何ねかの歯車３９ａ　、４０ａと噛合される。

すなわら小歯車３６が時計方向に回転したとすると、歯
車３８は反時計方向に退転するが、この時揺動アーム３
７は時計方向に揺動し、歯車３８とリール台４０の歯車
４０ａとが噛合する。また小歯車３６が咬時Ａｔ方向に
回転した時には、歯車３８はリールｌ′ｉ　！　９の歯
車３９ａと噛合する。従ってり一／ｌ駆動用モータ３の
回転方向によっ−（、リール台３９　、４０の何れかが
回転するものである。

４１　、４．、．２はシャーシ１の裏面に軸支されたフ
ライホイールにして、その回転軸がキャプスタン軸４１
ａ、４２ａとなってシャーシ１の上面より突出している
。４３はキャプスタン用モータ２の出力軸に固定された
プーリにして、このプーリ４３と上記したフライホイー
ル４’ｌ　、　４２Ｍにヘルド４４が１壱回されている
。従ってキャプスタン用モータ２を開動することによっ
て、キャプスタン軸４１ａ＋４２ａは回転される。

４５　＋’　４６　Ｉｔピンチローラユニットにして、
上記したキャプスタン軸４１ａ、４２ａに対向して一対
が配置されている。以下右側のピンチローラユニット４
５について説明するが、左（別のピンチローラユニット
４６についても、右（則のピンチローラユニット４５と
同じアルファへノドが付されたものは同一部材を示す。

そしてピンチローラユニット４５は合成樹脂製のベース
４５ａ、ｆ５へ一ス４５ａに固定される再生磁気ヘット
４５ｂと、ピンチローラ４５ｃを軸支する支持枠４５ｄ
とより構成されている。さらに詳述すれば、ベース４５
ａにはカセットＡの中央窓部に臨みテープの上［動を防
１トするためのテープガイド４５ｅが一体に形成される
と共にヘッド４５ｂの取付ボス４５ｆが形成されている
。そしてこのベース４５ａのボス４５ｆにヘッド４５ｂ
の一端をネジ化めすると共に他端をスプリング４５ｇを
介してネジ４５ｈにて７ジ止めしである。なおスプリン
グ４５ｇを介在したのは、ヘッド４５ｂのアジマス調整
を行うもので、７ジ４５ｈを回わすことによって行える
。また支持枠４５ｄの中央には取付ピン用のｆＬ４５ｉ
が形成されていて、ピン４５ｊが挿通されると共にその
下端がシャーシ１の孔１ｅに嵌合固定されている。そし
てこのピン４５ｊにはばね４５ｋが挿通されていて、一
端が支持枠４５ｄの基端に、他端がベース４５ａの突片
４５βに係止されている。従って支持枠４５ｄはばね４
５ｋによって高時反時計方向に付勢されでいて、支持枠
４５ｄの基端がベース４５ｄのストッパー４５ｍＬ、、
Ｚ　；ｊ；接し−Ｃいる。なお４５ｎはヘッド４５ｂに
取付（Ｊられたテープガイドである。４７は上記したリ
ール台３８．４０とピンチローラユニット４５．４６の
略中間に設けられた合成樹脂製の三角形状ストッパーに
して、ベース４５ａ　、４６ａの回動を規制する。すな
わち後述する手段によりベース４５ａ　、４６ａがピン
４５ｊ、４６ｊを支点として回動した時に、ストッパー
４７の三角形状底角部においてベース４５ａ　、４６ａ
が当接し、その回動が規制される。

４８は上面外周に歯部が形成された縁由状歯車にして、
メカ制御用歯車４の出力軸に固定された歯車４９と噛合
されている。５０は縁由状歯車４８と一体的に形成され
た小歯車、５１は歯車５０と噛合される大歯車、５２は
該大歯車５１と一体的に形成された小歯車、５３は該小
歯車５２と噛合された大歯車、５４は該大歯車５３と一
体的に形成された小南東にして、この小歯車５４は後述
する第２シヤーシ５５の孔５５ｃよリート面にて突出し
ている。

５５はシャーンｌ上に植設された３本の支柱ｌ【に不〕
正めされた第２シヤーンにして、カセットＡの挿入部を
構成するカセットガイド部５５ａと、後述する各種の部
材を取付けるための部材取付部５５ｂとより構成されて
いる。そして部材取付部５５ｂには孔５５Ｃが形成され
ると共にこの孔５５ｃから突出する小歯車５４と噛合す
る歯車５６が取付けられている。そしてこの歯車５６の
上面偏心位置にはガイド突起５６ａが一体に形成されて
いる。また部材取付部５５ｂには揺動板５７が軸支され
ていて、一部に形成された切欠部５７ａが上記した歯車
５６のガイド突起５６ａに係合されている。５８．５９
は第２シヤーシ５５に植設された３本の突起５５ｄに夫
々両端近くに形成された長孔５８ａ、５８ｂおよび５９
ａ、５９ｂが挿入され摺動する制御板にして、両端の突
起５５ｄと夫々の突片５１３ｃ、５９ｃとの間にスプリ
ング６０．６１が張設されていて、夫々の制御←ノ５）
８と５９を相対向する方向に付勢している。

、した制御板５８．５９の相対向する先端には、−ヒ記
し、た揺動板５７の先端に設けられた突起５７ｂと係合
する鉤部５３ｄ、５９ｄが形成されていて、歯車５６が
反時計方向に回転され揺動板５７が反時針方向に回動さ
れた時に制御板５８をスプリング６０のばね力に抗して
第３図において左方向に移動させ、かつ歯車５６が時計
方向に回転された時は制御板５９をスプリング６１のば
ね力に抗して右方向に移動させるためのものである。ま
た制御板５８．５９に形成された突片５８ｅ、５９ｅと
上記したピンチローラユニット４５．４６の支持枠４５
ｄ、４６ｄに形成された突片４５０，４６０との間にス
プリング６２．６３が張設されると共に突片４５０．４
６０は夫々制御板５８，５９の肩部５８ｆ、５９ｆと当
接しいる。従って支持枠４５ｄはスプリング６２のばね
力によってビン４５ｊを支点として時計方向に付勢され
ると共に突片４５０が制御板５８の肩部５８ｆに当接し
て位置規制している。而して制御板５８が上記した動作
によって、第８図に示す如くスプリング６０のばね力に
抗して摺動すると、当然肩部５８ｆも移動するので、支
持枠４５ｄにスプリング６２のばね力による時針方向へ
の回動力が付勢され、従ってベース４５ａがストッパー
４７に当接されるまで回動される。この状態でビンチロ
ーラユニノ）４５ｃはキャプスタン軸４１ａに軽く当接
すると共にヘッド４５ｂはテープＡ１に摺接される。

そしζ支持枠４５ｄがストッパー４７に当接した後も、
さらに制御板５８は移動するので、支持枠４５ｄはスプ
リング６２のばねカによってピン４５ｊを支点とて時計
方向にばね４５にのばねカに抗して回動され、従ってピ
ンチローラ４５ｃはばね４５にとスプリング６２のばね
カとの差による力でキャプスタン軸４１ａに圧接される
。

一方制御板５９が摺動した場合も、上記したと同様な動
作によって、ベース４６ａが反時計方向に回動されヘッ
ド４６ｂがテープＡ＋　に摺接されに〕と共にピンチロ
ーラ４６ｃがばね４６にとスプノニク６３のばね力との
斧による刀でキャプスタ／軸４２ａに圧接される。

ナオ制御り、５８　、５９に形成された長孔５８ａ、５
９ａには、これを連通ずる調整用孔５８ｇ。

５９ｇが夫々形成されていて、該制御板５８，５９が夫
々摺動したときにアジマス調整用ネジ４５ｈ、４６ｈの
頭部と調整用孔５８ｇ、５９ｇとが一致する。従ってこ
の状態でへ７　ｔ”　４５　ｂまたは４６ｂのアジマス
を調整することができるものである。

また、リール駆動用モータ３が取付けられた取付板３′
には２本のスプリング１１．３０の夫々一端が係合され
、該取付板３′に対し一方向（第２図において反時計方
向）にばね力が作用しているので、モータの振動等によ
るネジの弛みが生し難く、従ってモータ３をシャーシｌ
に対し確固に固定し得るものである。

さらに本実施例にあっては、ピンチローラユニット４５
．４６の制御を行う装置を第２シヤーシ５５に組込み、
この第２シヤーシ５５を第１ンヤーシ１にネジ化めする
ことによってビンチローラユニソ）４５．４６の制御を
行うことができるので、２つの装置を別個に組立てるこ
とが可能であることから、組立作業が容易に行えるもの
である。

次に上記した構成に基い−ご動作を説明する。

令弟５図に示す如く、カセットＡを第２シヤーン５５の
カセットガイド部５５ａより挿入すると、該カセノ［Ａ
の先端が送りローラ２３に当接し、これを押し下げるの
で、回動アーム２０がばね２Ｉのばね力に抗して時計方
向に回動され、スイッチ操作杆２２がスイッチ２５を押
圧して閉成する。

スイッチ２５が閉成されると、ソレノイド５に通電され
るので、扇形歯車６，７を介してリンク８がスプリング
１１のばね力に抗して回動され、小歯車９が歯車１３と
噛合される。またスイッチ２５が閉じられたことにより
、リール駆動用モータ３が駆動されるので、歯車３３が
回転されてト記し、た小歯車９、歯車１３を介してウオ
ーム歯車１２が回転される。従って歯車１５が回転され
ヘル１１６を介して歯車１７．２４が回転される。こ才
１により送りローラ２３が回転してカセットＡを、該速
りＩＩ＋−ラ２３との摩１かによって内方に送り込む。

そしてカセットＡが進行しスライド申制御板３１のスト
ッパー３１ａに当接し、該スライド制御板３Ｉをスプリ
ング３２のばね力に抗してスライドさせると、該スライ
ド制御板３１のスライド終端において係合突起３１ｂが
歯車１５の突起１５ａの何れか１個と係合される（第６
図）。ここで歯車１５は反時計方向に回転していること
がら、スライド制御板３］を押し下げるので、該スライ
ド制御板３１が取付けられた押下板２７がシャフト２６
を支点として反時計方向に回動される。従ってカセット
Ａは押上板２８と共に巻ばね３ｏのばね力に抗して押し
下げられ、カセットＡのハブがリール台３９．４０に嵌
合される。この時送りローラ２３も押し下げられるので
、歯車２４と１７との噛合は解除され、従って送りロー
ラ２３の回転は停止する（第７図）。

そしてカセットＡが下降し終ると同時に図示しないスイ
ッチが操作されて、ソレノイド５とリール駆動用モータ
３への通電を遮断すると共にキャプスタン用モータ２に
通電し、ヘルド４４を介してフライホイール４１．４２
を回転する。従ってキャプスタン軸４１ａ、４２ａが回
転される。

一方、予じめ定められた指令により、あるいは選択操作
によって、メカ制御用モータ４に通電する。今、歯車５
６が反時針方向に回転するようにメカ制御用モータ４に
通電されたとする。すなわちフォワード方向（テープ走
行方向が左方向）の再生を行うように指令が出され、あ
るいは操作すると、揺動板５７が第７図に示すように反
時計方向に回動され、制御板５８を突起５７ｂによって
スプリング６０のばね力に抗して左方向に移動する。こ
の制御板５８の移動に伴ってピンチローラユニット４５
のベース４５ａがスプリング６２のはね力によってビン
４５ｊを支点として時計方向に回動され、ストッパー４
７に当接して停止する。

、二の時−・ノ］４５ｂはテープＡ１に摺接されると−
１（に・・５・ト４５　ｂに設けられたテープガイド４
５ｒｌとカセノｌ−Ａの中央窓部に挿入されたテープガ
イＦ　４５　ｅとによってテープＡｌは上下動すること
のないように案内される。さらに゛制御板５８が移動す
ると支持枠４５ｄがスプリング４５にと６２とのばね力
の差の力で時計方向に回動され、ピンチローラ４５ｃが
テープＡ＋を挾んでキャプスタン４１ａに圧接される。

この状態において再びリール駆動用モータ３に通電され
るが、この時大歯車１０と中間歯車３４とが噛合されて
いるので、リール駆動用モータ３の回転は、歯車３３、
大歯車１０、中間歯車３４、大歯車３５に伝達される。

大歯車３５が回転すると小歯車３６が回転されるので、
歯車３１Ｈこ回転が伝達されるが、この時リール駆動用
モータ３は歯車３８を反時計方向に回転するように駆動
しているので、歯車３８は反時計方向に回転しなから揺
動アーム３７を反時計方向に回転する。従って歯車３８
とリール台３つの歯車３９ａとが噛合されリール台３９
を反時計方向に回転させてテープを巻取る。

以上がカセットＡをチープレコータＧこ装填してから再
生までの動作であるが、この再生中において早送りし、
なからテープ上の曲間を検出する動作について説明する
。

この場合、曲間検出用のスイッチ（図示せず）を操作す
ると、再びメカ制御用モータ４を上記とは反対方向に回
転する。その回転量は、例えばメカ制御用モータ４の出
力軸に設けられた歯車の回転数を光学的に検出し、ヘッ
ド４５ｂはテープＡ１に摺接されたままで、かつピンチ
ローラ４５ｂはキャプスタン軸４１ａより離れる程度と
する。

すなわち、メカ制御用モータ４が逆転すると、歯＋５６
が僅かに時計方向に回転されるので、制御板５８はスプ
リング６ｏのばねカで右方に移動し−１−ス４５ａを反
時針方向に僅かに回動する。こ才１に、１．２つ上記し
た如く、ピンチローラ４５ｃはキ、、′’　：Ｊ、　９
７軸４］ａより離れ、かつヘッド４５ｂは丁−プＡ＋に
摺接された状態となり、曲間検出が行え乙（第９図）。

そしてヘソＩ”　４５　ｂが曲間を検出゛４ると再びメ
カ制御用モータ４に通電がマＪわ１１、上記した再生状
態となる。

また、早送り、巻戻しう行うには、メカ制御用モータ４
を逆回転させ、制御板５８を凡の位置までＲずことによ
り、ヘッド４５ｂはテープＡＩがＣ）、ピンチローラ４
５ｃはキャプスタン軸４１−ａから離れるので、リール
駆動用モータ３の正転または逆転により行える。

なお、上記した動作説明はフォワード方向の再生である
が、リバース方向の再生はキャプスタン用モータ２、メ
カ制御用モータ４とリール駆動用モータ３を逆転すれば
良く、その動作は上記したフォワード方向の動作説明に
準するので説明は省略する。

次にカセノ）Ａのイジェクト動作について説明する。

カセットＡがリール台３９．４０に嵌合された状態では
、歯車１５の突起１５ａと係合突起３１ｂが係合された
ままであり、かつ歯車１５は回転していない状態である
。この状態にあっては、歯車１５に対しスプリング２９
、巻ばね３０による時計方向の回転力が作用するが、該
歯車１５はウオーム歯車１２と噛合されているので、回
転するようなことはない。そしてイジェクトするには、
再びソレノイド５に通電して歯車９を歯車１３に噛合す
ると共にリール駆動用モータ３を上記とは逆方向に駆動
する。これにより歯車１５が時計方向に回転されるので
、押上板２８、押下板２７がスプリング２９、巻ばね３
０のばね力および歯車１５の突起１５ａによって押し上
げられる。カセットＡが押し上げられると、送りローラ
２３が再び上昇し、歯車２４と１７とが噛合されるので
、送りローラ２３が今度は逆方向に回転されてカセット
Ａを送り出す。そしてカセットＡを抜き取ることによっ
てスイッチ操作杆２２がスイッチ２５より湘れ、該スイ
ッチ２５が開放されて全ての動１１は停止上する。

本発明は上記したように、ベースに磁気ヘッドとピンチ
ローラユニットとを取付け、モータの回転力によってベ
ースを前進させると共にベースがストッパーに当接した
後もピンチローラユニットを駆動してキャプスタン軸に
圧接するようにし、またモータの逆転によって曲間ヰ★
出や早送り、巻林゛シかイ１゛われるので、動作時に騒
音の発生が無く静かな動作を行わせることができる外、
動作がス１、−入で故障が少ない等の効果を有するもの
であ

【図面の簡単な説明】

図はテープレコーダの一実施例を示し、第１図は分解斜
視図、第２図は第２シヤーシを取除いた状態の平面図、
第３図は第２シヤーシの平面図、第４図は第２図のｒＶ
−ＩＶ線断面図、第５図は同上のカセット挿入直前を示
す要部の断面図、第６図は同上よりさらにカセットが挿
入された状態を示す要部の断面図、第７図はカセットが
装填された状態を示す要部の断面図、第８図は再生状態
を示す第２ンヤーシの平面図、第９図は曲間検出状態を
示す第２シヤーシの平面図である。特許出願人　　パイオニア株式会社手続補正書（方式）＋＋ａ和５７年８　月１２　日！１′、￥、〆１庁Ｊ（官　若　杉　和　夫　殿１１件
の人事　昭和５７年　特許願　第０７２８１７　　号２
　発明の名相・　　テ　−　７　　ｖ　　、−１’３　
補正をする各ｉｆ　Ｉ（２二・）関係　　　１旨′１出喚Ｉｋイｔ　
ｒ・ｊｌ　　　　東京都目島区目黒１丁目４番１号Ｚ　
ｉ４１：　　　（５ｏ１）パイオニア株式会社→←−千
一４代理ノ、５　ンＩＩＩ　１１１’ｉｉ　’；７の川・Ｉ　　　　
　Ｉ＋、’イ４１＋５フイ１１　月２７　１−Ｊ６、　
　ｈｌｉ＋丁（二より増ＩＪＩＩ−Ｊる発明の数８　捕
１１　の内容　　別紙のとおり

Claims

【特許請求の範囲】

磁気ヘットおよびピンチローラユニットを具備したベー
スと、咳ベースの前後進を制御するモータと、該モータ
の回転力により前進移動されたベースを所定の位置で停
止させるストッパーとより構成し、初期状態からモータ
を回転することによりベースがストッパーに当接しヘッ
トがカセットのテープに摺接する第１の状態と、該第１
の状態からさらにモータが回転することによりピンチロ
ーラがキャプスタン軸に圧接される第２の状態と、上記
第１および第２の状態からモータを逆転することにより
初期の状態に戻るようにしたことを特徴とするテープレ
コーダ。