JP2701856B2 - 記録再生機のモード設定装置 - Google Patents

記録再生機のモード設定装置

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JP2701856B2
JP2701856B2 JP62301248A JP30124887A JP2701856B2 JP 2701856 B2 JP2701856 B2 JP 2701856B2 JP 62301248 A JP62301248 A JP 62301248A JP 30124887 A JP30124887 A JP 30124887A JP 2701856 B2 JP2701856 B2 JP 2701856B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、エジェクトモードを含めた種々の動作モ
ードを記録再生機に設定する為に記録再生機において使
用されるモード設定装置に関する。 (従来の技術) 例えば、いわゆるマイクロカセットと呼ばれているテ
ープカセットを使用するポケットサイズのテープレコー
ダの如き従来の記録再生機においては、モード設定装置
のエジェクトモードを設定する為の第1の操作部材の操
作ボタンと、第1の操作部材に併設されエジェクト以外
のモードを設定する為の第2の操作部材の操作ボタン
と、が記録再生機の小型化を促進させる為に非常に小さ
い寸法しか有していない。 (発明が解決しようとする問題点) 従って、成人男子の如き指先の大きな者にとって第1
の操作部材と第2の操作部材とをすばやく正確に使い分
けるのには比較的注意力を必要としている。即ち、注意
力が散漫であったり、あわてていた場合には、第2の操
作部材を操作しなければならない状況下で第1の操作部
材を操作してしまい、テープカセットが思いもかけずエ
ジェクトされてしまうといった失敗が生じ易かった。 (問題点を解決するための手段) この発明は上記事情の下でなされ、この発明の目的
は、第1の操作部材と第2の操作部材の夫々の操作ボタ
ンの寸法が非常に小さな場合であっても、成人男子の如
き指先の大きな者が比較的注意力を要さずに第1の操作
部材と第2の操作部材とをすばやく正確に使い分けるこ
とが出来、特に少なくとも、エジェクト以外のモードを
設定する為の第2の操作部材の操作についてはエジェク
トモードを設定する為の第1の操作部材との使い分けが
どのような状況においても誤りなく行なうことを可能と
する記録再生機のモード設定装置を提供することであ
る。 上述した如きこの発明の目的は: エジェクトモードを設定する為の第1の操作部材と; 第1の操作部材に併設されエジェクト以外のモードを
設定する為の第2の操作部材と; 第1の操作部材のみを操作して第2の操作部材に対し
第1の操作部材を相対的に移動させることにより動作し
てエジェクトモードを設定し、第1の操作部材を第2の
操作部材とともに操作して第2の操作部材に対し第1の
操作部材を相対的に移動させなかったときには動作せず
にエジェクトモードを設定しないエジェクトモード設定
手段と; エジェクト以外のモードを設定する為に第2の操作部
材のみを操作して第2の操作部材を移動させたときに、
第2の操作部材とともに第1の操作部材を移動させて第
2の操作部材に対する第1の操作部材の相対的な移動を
生じさせずにエジェクトモード設定手段にエジェクトモ
ードを設定させず、第2の操作部材にエジェクト以外の
モードを設定させる連動手段と; を具備したことを特徴とするこの発明に従った記録再
生機のモード設定装置により達成される。 (作用) 上述した如き構成を特徴とするこの発明に従った記録
再生機のモード設定装置において、エジェクトモードを
設定する為の第1の操作部材のみを操作して第2の操作
部材に対し第1の操作部材を相対的に移動させたときに
は、エジェクトモード設定手段が動作してエジェクトモ
ードを設定する。 エジェクトモードを設定する為の第1の操作部材が第
2の操作部材とともに操作されて第2の操作部材に対し
第1の操作部材が相対的に移動されなかったときには、
エジェクトモード設定手段は動作せずにエジェクトモー
ドを設定しない。 エジェクト以外のモードを設定する為に第2の操作部
材のみを操作して第2の操作部材を移動させたときに
は、連動手段が第2の操作部材とともに第1の操作部材
を移動させて第2の操作部材に対する第1の操作部材の
相対的な移動を生じさせずにエジェクトモード設定手段
にエジェクトモードを設定させず、第2の操作部材にエ
ジェクト以外のモードを設定させる。 以下この発明の実施例を図面を参照して説明する。 (実施例) 第1図には、この発明の実施例に従ったモード設定装
置を使用した記録再生機の1種であるテープレコーダの
シャーシ10が表面側から示されており、ここにおいてモ
ード設定装置の種々の構成部材はシャーシ10の裏面側に
配置されているのでシャーシ10は2点鎖線により示され
ている。上記テープレコーダはいわゆるマイクロカセッ
トと呼ばれているテープカセットを使用するハンデイー
タイプのテープレコーダである。マイクロカセットはシ
ャーシ10の表面側に載置され、表面側に植設されている
図示しない位置決めピンにより、シャーシ10の表面上の
所定の位置に配置されている。シャーシ10の表面側には
シャーシ10の表面上の所定の位置に配置されている図示
しないマイクロカセットの1対のリールハブに挿入され
た巻取りリール軸及び巻戻しリール軸が配置されてお
り、巻取りリール軸及び巻戻しリール軸の夫々の回転中
心軸12,14の基部はシャーシ10に形成されている開口16,
18内に挿入され開口16,18の周縁から裏面側に折曲され
ている舌片20,22に固定されている。 シャーシ10の裏面側に位置している回転中心軸12,14
の基部には巻取りリール軸及び巻戻しリール軸の夫々と
公知のスリップ機構を介して同心的に接続されている巻
取りリール歯車24及び巻戻しリール歯車26が回転自在に
取付けられている。 シャーシ10の裏面側にはさらにシャーシ10の下縁に沿
って延出したスライド式操作レバー28が配置されてお
り、スライド式操作レバー28はシャーシ10の下縁から外
方に向かい突出した操作ボタン29を有している。スライ
ド式操作レバー28はシャーシ10の裏面に植設されるかま
たは裏面側に突出するよう折り曲げられた複数の案内ピ
ン30によってシャーシ10の下縁に沿って移動するよう案
内される。スライド式操作レバー28の下縁には3つの位
置決め凹所32,34,36が連続して形成されていて、これら
の位置決め凹所32,34,36のいずれか1つにシャーシ10の
側壁に一端が固定されている板ばね38の他端部に回転自
在に取り付けられているローラ40が係合されている。ス
ライド式操作レバー28の下縁の3つの位置決め凹所32,3
4,36とシャーシ10の側壁に固定されている板ばね38によ
り回転自在に支持され3つの位置決め凹所32,34,36のい
ずれか1つに係合するローラ40とは、スライド式操作レ
バー28を3つの所定の位置に選択的に保持するいわゆる
クリック・ストップ機構を構成している。 巻取りリール歯車24と巻戻しリール歯車26との間の略
中間でスライド式操作レバー28の上縁の近傍には、シャ
ーシ10上の軸受42により回転自在に保持されたキャプス
タン44が配置されており、シャーシ10の裏面側に位置し
ているキャプスタン44の基部にはフライホイール46が同
心的に固定されていて、シャーシ10の裏面と対向してい
るフライホイール46の上面には駆動歯車48が同心的に固
定されている。 フライホイール46の周面にはシャーシ10の側方でシャ
ーシ10に固定されているモータ50の出力軸上のプーリ52
との間で動力伝達ベルト54が掛け渡されている。モータ
50は矢印Aで示す一方向にのみ所定の速度で回転する。 シャーシ10上の軸受42の外周面にはシャーシ10の裏面
とフライホイール46の駆動歯車48との間で回動レバー56
の一端部がシャーシ10の裏面に沿って回動自在となるよ
う取り付けられており、回動レバー56の他端部には駆動
歯車48と噛合した大径の第1の揺動歯車58が回転自在に
取り付けられている。第1の揺動歯車58は回動レバー56
に対向しているその外表面上に同心的に一体的に形成さ
れた小径の第2の揺動歯車60を有しており、第2の揺動
歯車60は巻取りリール歯車24に噛合している。 回動レバー56はスライド式操作レバー28側の一端部に
当接ピン62を備えており、当接ピン62はスライド式操作
レバー28の上縁に当接することにより回動レバー56がモ
ータ50の出力軸の回転方向と同じ方向(第1図において
は時計回り方向)に回動するのを防止している。 シャーシ10の裏面にはさらに、回動レバー56の他端部
の巻戻しリール歯車26側の側方でシャーシ10の裏面に植
設されている回転中心軸64に対して回転自在に取付けら
れている巻戻しアイドラ歯車66が配置されている。巻戻
しアイドラ歯車66は巻戻しリール歯車26に噛合してお
り、また回動レバー56の他端部に回転自在に支持されて
いる大径の第1の揺動歯車58と同一の平面内に位置して
いる。 巻取りリール歯車24はその裏面に同心的に一体的に形
成されている小径の早送り歯車68を有している。早送り
歯車68にはシャーシ10の裏面に植設されている回転中心
軸70に対して回転自在に取付けられている大径の第1の
早送りアイドラ歯車66が噛合しており、第1の早送りア
イドラ歯車66にはシャーシ10の裏面に植設されている回
転中心軸74に対して回転自在に取付けられている小径の
第2の早送りアイドラ歯車76が噛合している。第2の早
送りアイドラ歯車76もまた回動レバー56の他端部に回転
自在に支持されている大径の第1の揺動歯車58と同一の
平面内に位置しており、回動レバー56がキャプスタン44
の回りを反時計回り方向に回動した時に大径の第1の揺
動歯車58が描く移動軌跡の延長内に位置している。 スライド式操作レバー28の上縁には回動レバー56の一
端部の当接ピン62の右方に所定距離離間した位置からさ
らに右方に延出している切り欠き78が形成されている。 シャーシ10の裏面の左隅には、第2図にその形状が詳
細に示されている如く略L字形状をしたファストフォワ
ードレバー(以下、FFレバーと記す)80が配置されてい
る。FFレバー80はその長片をシャーシ10の左縁に沿って
延出させており、またその短片の末端にシャーシ10の下
縁からさらに下方に突出しているファストフォワードレ
バー操作ボタン(以下、FF操作ボタンと記す)82を有し
ている。FFレバー80はシャーシ10の裏面に植設されてい
る1対の案内ピン84,86によって上下方向に移動するよ
う案内されていて、左隅の案内ピン84はFFレバー80の長
片の下端部に形成されている上下方向に延出た案内孔88
に挿入されている。FFレバー80は、FF操作ボタン82とシ
ャーシ10の前壁との間に介在されている圧縮コイルばね
89によってシャーシ10に対する自身の下端位置に付勢さ
れている。FFレバー80はまた、第2の早送りアイドラ歯
車76の左方まで延出しているその長片の上端部にもう1
つの案内孔90を有している。案内孔90は、第2図に詳細
に示す如く、上下方向に延出した部分と上下方向延出部
分の下端から右斜め下方に延出した部分とから成ってい
る。FFレバー80の長片の上端部の右縁にはラック92が形
成されており、ラック92には第2の早送りアイドラ歯車
76の回転中心軸74に対して一端部が回転自在に取付けら
れている回動レバー強制操作レバー(以下、強制操作レ
バーと記す)94の上記一端部に形成されている部分歯車
96が噛合している。強制操作レバー94の形状は第3図に
詳細に示されている。強制操作レバー94の他端部は2股
に分岐しており、2股の他端部は、第1図に示す如く、
回動レバー56の他端部の略部分円形状の外周領域の表面
上と裏面上に延出している。回動レバー56の他端部の外
周領域の表面上には、第4図に特に詳細に示す如く、シ
ャーシ10の裏面側に向かって突出した係合ピン97が植設
されている。係合ピン97は、強制操作レバー94が第2の
早送りアイドラ歯車76の回転中心軸74の回りで第1図に
示す位置から時計回り方向に回転した時に、回動レバー
56の他端部の外周領域の表面上に延出した強制操作レバ
ー94の2股の他端部の一方(以下、係合部と記す)98が
進行して行く軌跡上に位置しており、強制操作レバー94
の2股の他端部の係合部98は強制操作レバー94が時計回
り方向に回転を開始する以前の第1図に示す位置に配置
されている時、回動レバー56が第1図に示す位置から軸
受42を中心にして時計回り方向に回転する時に回動レバ
ー56の係合ピン97が描く移動軌跡から離間している。即
ち、強制操作レバー94が第2の早送りアイドラ歯車76の
回転中心軸74の回りで第1図に示す位置から時計回り方
向に回転した時に強制操作レバー94の2股の他端部の係
合部98は回動レバー56の係合ピン97に係合し、また強制
操作レバー94が時計回り方向に回転を開始する以前の第
1図に示す位置に配置されている時には第1図に示す位
置から軸受42を中心にして時計回り方向に回転する回動
レバー56の他端部の外周領域の表面上の係合ピン97は強
制操作レバー94の2股の他端部の係合部98に係合しな
い。 シャーシ10の裏面から遠い方のFFレバー80の裏面には
上下方向に延出したエジェクトレバー99が重複してお
り、エジェクトレバー99もまたシャーシ10の裏面上の1
対の案内ピン84,86によってシャーシ10の裏面に沿い上
下方向に案内される。エジェクトレバー99の下端部にも
また、第5図に特に詳細に示す如く、シャーシ10の左隅
の案内ピン84が挿入される上下方向に延出した案内孔10
0が形成されており、エジェクトレバー99はシャーシ10
の下縁からさらに下方に突出したエジェクトレバー操作
ボタン(以下、エジェクト操作部と記す)102とシャー
シ10の前壁との間に介在されている圧縮コイルばね104
によりシャーシ10に対する自身の下端位置に付勢されて
いる。第1図に示す如く、FF操作部82とエジェクト操作
部102とは隣接している。 エジェクトレバー99はその下端部からシャーシ10の下
縁に沿って右方向に延出した延出部106を有しており、
延出部106の上縁にはシャーシ10の裏面から遠ざかる方
向にスライド式操作レバー28の左方延出部から延出した
係止ピン108に対向した位置に逃げ穴110が形成されてい
る。 エジェクトレバー99の上端部にはシャーシ10の裏面か
ら遠い方の裏面にカセットホルダ駆動レバー112が上端
部を回動自在に取付けられている。カセットホルダ駆動
レバー112の下端部の左縁には左方に突出したフック114
が形成されており、上記下端部の右縁にはシャーシ10の
裏面に向かって突出した案内ピン116が形成されてい
る。案内ピン116はエジェクトレバー99の上端部に形成
されている開口117を貫通し、さらにはFFレバー80の上
端部の案内孔90中に挿入されている。エジェクトレバー
99及びFFレバー80が第1図に示す如き夫々の下端位置に
配置されている時には、カセットホルダ駆動レバー112
の案内ピン116はFFレバー80の案内孔90の斜め下方延出
部の下端に位置しており、またフック114はシャーシ10
の左縁から左方に突出していない。 第1図に示す下端位置に配置されているエジェクトレ
バー99上のカセットホルダ駆動レバー112のフック114の
先端から上方に幾分か離間した位置には、シャーシ10の
表面側に開閉自在に設けられている図示しないカセット
ホルダを閉位置に保持する為のカセットホルダ係止レバ
ー118の一端部がシャーシ10の左側壁に沿ってシャーシ1
0の裏面側まで延出して来ている。カセットホルダ係止
レバー118は上記一端部をシャーシ10の左側壁に沿って
上方に押圧されることにより図示しないカセットホルダ
に対する係合を解除し、これによって図示しないカセッ
トホルダは図示しない付勢手段の付勢力により閉位置か
ら開位置へと移動してテープカセットをテープレコーダ
からエジェクトさせる。 エジェクトレバー99は左縁から左方に突出した係合突
起120を有しており、FFレバー80は左縁からシャーシ10
の裏面から遠ざかる方向に折曲されたエジェクトレバー
駆動ピン(以下、駆動ピンと記す)122を有している。
エジェクトレバー99及びFFレバー80が第1図に示す如き
夫々の下端位置に配置されている時には、第1図に示す
如く、エジェクトレバー99の係合突起120がFFレバー80
の駆動ピン122の上方に隣接している。 シャーシ10の裏面から遠い方のエジェクトレバー99の
裏面にも、シャーシ10の左縁に沿って上下方向に延出し
たスイッチレバー124が重複されている。スイッチレバ
ー124の形状もまた第6図に特に詳細に示されている。
スイッチレバー124の下端部はシャーシ10の裏面の左隅
に植設されている案内ピン84の突出端にシャーシ10の裏
面に対して平行に回動自在となるよう取り付けられてお
り、スイッチレバー124の上端には引張りコイルばね126
の一端が係止されている。引張りコイルばね126の他端
はシャーシ10の裏面に植設された固定ピン128に掛け止
めされており、引張りコイルばね126はスイッチレバー1
24を案内ピン84の回りで時計回り方向に回動させるよう
付勢している。 スイッチレバー124の上端の左方ではモータ50の為の
始動スイッチ130がシャーシ10の裏面に固定されてい
る。 スイッチレバー124の下端部には右方に延出した腕部1
32が形成されていて、腕部132の末端にはシャーシ10の
裏面側に向かって突出した案内ピン134が植設されてい
る。この案内ピン134は、スライド式操作レバー28の左
方延出部の上縁に形成されている逆等脚台形状の切り欠
き136中に着座している。 スイッチレバー124の上半部は、FFレバー98の上端部
の左縁の左方の位置でシャーシ10の裏面側に一旦折れ曲
がった後に自身の上端までシャーシ10の裏面に沿って延
出している。スイッチレバー124の上述した折曲部138
は、FFレバー98の上端部の左縁の傾斜面140上に当接し
ている。 キャプスタン44の為の軸受42の外周面に回動自在に取
り付けられている回動レバー56の一端部には、第1図に
示す如く、シャーシ10の裏面に植設されている固定ピン
142に巻装されているねじりコイルばね144の一端が係合
されており、ねじりコイルばね144の他端はシャーシ10
の裏面に植設されている固定ピン146に係合されてい
る。ねじりコイルばね144は回動レバー56を軸受48の回
りで時計回り方向に回動するよう付勢しており、回動レ
バー56は、第1図に示す如く、当接ピン62をスライド式
操作レバー28の上縁に当接させることにより時計回り方
向への回動を阻止されている。 上述した如く構成されたテープレコーダにおいてスラ
イド式操作レバー28が第1図に示す如くクリック・スト
ップ機構の真中の位置決め凹所34にクリック・ストップ
機構のローラ40を係合させている時にはテープレコーダ
にストップモードが設定されており、この時には閉位置
に配置されているカセットホルダによってシャーシ10の
上面上の所定の位置に保持されている図示しないテープ
カセット中の磁気記録テープに対してシャーシ10の上面
上の図示しない磁気ヘッドは軽く接触しており、図示し
ない消去ヘッドは離間しており、また図示しないピンチ
ローラはキャプスタン44から僅かに離間している。そし
てここにおいて、図示しない磁気ヘッド及びモータ50は
作動していない。 スライド式操作レバー28が第1図に示す如きストップ
モード設定位置に配置されている時にエジェクト操作部
102を圧縮コイルばね104の付勢力に抗して上方に向かい
押圧すると、エジェクトレバー99の右方への延出部106
の逃げ穴110中にスライド式操作レバー28の左方延出部
の係止ピン108が導入されることにより、エジェクトレ
バー99は静止しているFFレバー80の裏面に沿って上方に
移動する。エジェクトレバー99が上方に移動する間に
は、エジェクトレバー99の上端部に取り付けられている
カセット駆動レバー112は案内ピン116をFFレバー80の案
内孔90により案内されることにより時計回り方向に回動
し、フック114をシャーシ10の左縁から突出させる。シ
ャーシ10の左縁から突出したフック114はエジェクトレ
バー99がさらに上方に移動させられることにより、第7
図に示す如く、カセットホルダ係止レバー118に係合
し、カセットホルダ係止レバー118をシャーシ10の左側
壁に沿って上方に移動させる。 第1図に示す下端位置から上方に移動したエジェクト
レバー99は、カセット駆動レバー112のフック114がカセ
ットホルダ係止レバー118に係合するまでの間に、前述
したストップモードにおいて図示しないテープカセット
中の磁気記録テープに軽く接触していた図示しない磁気
ヘッド及びピンチローラを磁気記録テープから遠ざけ
る。 従って、カセット駆動レバー112のフック114によって
シャーシ10の左側壁に沿い上方に移動させられたカセッ
トホルダ係止レバー118が前述した如く図示しないカセ
ットホルダに対する係止を解除した時、図示しないテー
プカセットは閉位置から開位置へと付勢力により移動す
る図示しないカセットホルダによってテープレコーダか
らエジェクトされる。 第1図に示すストップモード設定位置にスライド式操
作レバー28が配置されている時にFFレバー80のFF操作部
102が圧縮コイルばね89の付勢力に抗して上方に押圧さ
れると、FFレバー80の左隅の駆動ピン122がエジェクト
レバー99の左隅の係合突起120に係合し、これによって
エジェクトレバー99も圧縮コイルばね104の付勢力に抗
してFFレバー80と一体的に上方に移動する。ここにおい
てもエジェクトレバー99の右方への延出部106の逃げ穴1
10中にスライド式操作レバー28の左方延出部の係止ピン
108が導入されるので、エジェクトレバー99及びエジェ
クトレバー99を上方に向かい押圧しているFFレバー80の
上方への移動はスライド式操作レバー28の左方延出部の
係止ピン108によって妨げられることがない。 エジェクトレバー99がFFレバー80と一体的に上方に移
動する時は、FFレバー80の案内孔90中におけるカセット
ホルダ駆動レバー112の案内ピン116の位置が変化しない
のでカセットホルダ駆動レバー112は時計回り方向に回
動せず、この結果として第8図に示す如く、カセットホ
ルダ駆動レバー112のフック114がシャーシ10の左側面か
ら突出しない。従って、フック114がカセットホルダ係
止レバー118に係合せず、カセットホルダ係止レバー118
は図示しないカセットホルダに対する係止を解除しな
い。故に図示しないカセットホルダはカセットホルダ係
止レバー118によって閉位置に保持されたままとなる。 FFレバー80が第1図に示した下端位置から上述した如
く上方に向かい移動されると、FFレバー80のラック92に
一端部の部分歯車96を噛合させている強制操作レバー94
は第1図に示す位置から時計回り方向に回動する。この
回動中に強制操作レバー94の2股の他端部の係合部98が
回動レバー56の係合ピン97に係合するので、強制操作レ
バー94の上述した時計回り方向への回動がねじりコイル
ばね144の付勢力に抗した回動レバー56の反時計回り方
向への回動を生じさせ、最終的には、第8図に示す如
く、回動レバー56上の大径の第1の揺動歯車58が第2の
早送りアイドラ歯車76に噛合する。 第1図に示された下端位置から上述した如く上方へと
移動されたFFレバー80の上端部の傾斜面140はスイッチ
レバー124の折曲部138を左方に押圧し、これによってス
イッチレバー124は引張りコイルばね126の付勢力に抗し
てシャーシ10の裏面の左隅の案内ピン84の回りを反時計
回り方向に回動する。第1図に示された位置から反時計
回り方向に回動したスイッチレバー124の上端は、第9
図に示す如く、始動スイッチ130をONさせる。 始動スイッチ130のONにより第1図に矢印Aで示す一
方向に所定の速度で回転するモータ50の出力軸からの回
転力は、フライホール46の駆動歯車48、大径の第1の揺
動歯車58、第2の早送りアイドラ歯車76、第1の早送り
アイドラ歯車72、そして早送り歯車68を介して巻取りリ
ール歯車24へと伝達され、巻取りリール歯車24が第8図
に矢印Bで示す如く時計回り方向に回転する。 FFレバー80とともに第1図に示す下端位置から上方に
移動したエジェクトレバー99は前述した如く、前述した
ストップモードにおいて図示しないテープカセット中の
磁気記録テープに軽く接触していた図示しない磁気ヘッ
ド及びピンチローラを磁気記録テープから遠ざける。従
って磁気記録テープは、モータ50からの回転力が伝達さ
れていない巻戻しリール歯車26に連結されている図示し
ない巻戻しリール軸上のリールハブから引き出され、モ
ータ50からの回転力が伝達されている巻取りリール歯車
24に連結されている図示しない巻取りリール軸上のリー
ルハブ上に巻き取られる。 第1図に示されたテープレコーダにおいて、スライド
式操作レバー28が第1図に示されたストップモード設定
位置から右方にクリック・ストップ機構のローラ40が左
端の位置決め凹所32中に係合するまで移動した時にはレ
コードモードが設定される。ここにおいて前述の図示し
ない磁気ヘッド及び消去ヘッドは図示しない磁気記録テ
ープに接触し、図示しないピンチローラはキャプスタン
44と協働して図示しない磁気記録テープを挟持する。 スライド式操作レバー28のレコードモード設定位置へ
の移動は、スライド式操作レバー28の左方延出部の切り
欠き136からのスイッチレバー124の腕部132の案内ピン1
34の離脱を生じさせ、これによって生じたスイッチレバ
ー124の反時計回り方向への引張りコイルばね126の付勢
力に抗しての回転が始動スイッチ130をONさせる。モー
タ50の出力軸からの時計回り方向への回転力を受けたフ
ライホイール46の駆動歯車48は、回動レバー56が当接ピ
ン62をスライド式操作レバー28の上縁に当接させた状態
の第1図に示す位置に配置されているので、大径の第1
の揺動歯車58を介して巻取りリール歯車24へと回転力を
伝達する。この結果、モータ50からの回転力が伝達され
ていない巻戻しリール歯車26に連結されている巻戻しリ
ール軸上のリールハブからキャプスタン44と図示しない
ピンチローラとによって低速で引き出された図示しない
磁気記録テープに対して図示しない磁気記録ヘッドが磁
気記録を行なう。キャプスタン44と図示しないピンチロ
ーラとの間を通過した磁気記録テープは、モータ50から
の回転力が伝達されている巻取りリール歯車26に連結さ
れている巻取りリール軸上のリールハブ上に巻き取られ
る。 スライド式操作レバー28が第1図に示すストップモー
ド設定位置から左方へクリック・ストップ機構のローラ
40が右端の位置決め凹所36に係合するまで移動された時
には、テープレコーダにプレイモードが設定される。プ
レイモードにおいても回動レバー56は当接ピン62をスラ
イド式操作レバー28の上縁に当接させた状態の第1図に
示す位置に配置されたままである。プレイモードが上述
したレコードモードと異なる点は、図示しな消去ヘッド
が図示しない磁気記録テープから離間し、また図示しな
い磁気ヘッドが再生ヘッドとして機能することである。 スライド式操作レバー28が第1図に示すストップモー
ド設定位置から左方へと、クリック・ストップ機構のロ
ーラ40が右端の位置決め凹所36の右側に隣接しているス
ライド式操作レバー28の下縁の傾斜面上に乗り上げるま
で移動された時には、テープレコーダにリビューモード
が設定される。リビューモードにおいては、図示しない
消去ヘッド及び図示しないピンチローラは図示しない磁
気記録テープから離間し、また図示しない磁気ヘッドは
磁気記録テープに接触したままである。またこの時に
は、スライド式操作レバー28の上縁の切り欠き78が回動
レバー56の当接ピン62と対向している。従って、上述の
プレーモードの場合と同様にして始動スイッチ130がON
されたモータ50の出力軸からの回転力を受けてモータ50
の出力軸と同じ時計回り方向に回転する駆動歯車48が、
回動レバー56を自身の回転方向と同じ方向、即ち時計回
り方向、に回転させようとすると、回動レバー56の当接
ピン62がスライド式操作レバー28の上縁の切り欠き78中
に入り込むので、回動レバー56は軸受42の外周面上を第
1図に示された位置から時計回り方向に回動して第径の
第1の揺動歯車58を巻戻しアイドラ歯車66に当接させ
る。これによって図示しない磁気記録テープは、モータ
50の出力軸からの回転力が伝達されていない巻取りリー
ル歯車24に連結されている巻取りリール軸上のリールハ
ブ上からモータ50の出力軸からの回転力が伝達されてい
る巻戻しリール歯車26に連結されている巻戻しリール軸
上のリールハブ上へと巻き取られる。 (作用) 以上詳述した如くこの発明の記録再生機のモード設定
装置は:エジェクトモードを設定する為の第1の操作部
材と;第1の操作部材に併設されエジェクト以外のモー
ドを設定する為の第2の操作部材と;第1の操作部材の
みを操作して第2の操作部材に対し第1の操作部材を相
対的に移動させることにより動作してエジェクトモード
を設定し、第1の操作部材を第2の操作部材とともに操
作して第2の操作部材に対し第1の操作部材を相対的に
移動させなかったときには動作せずにエジェクトモード
を設定しないエジェクトモード設定手段と;エジェクト
以外のモードを設定する為に第2の操作部材のみを操作
して第2の操作部材を移動させたときに、第2の操作部
材とともに第1の操作部材を移動させて第2の操作部材
に対する第1の操作部材の相対的な移動を生じさせずに
エジェクトモード設定手段にエジェクトモードを設定さ
せず、第2の操作部材にエジェクト以外のモードを設定
させる連動手段と;を具備したことを特徴としているの
で、第1の操作部材と第2の操作部材の夫々の操作ボタ
ンの寸法が非常に小さな場合であっても、成人男子の如
き指先の大きな者が比較的注意力を要さずに第1の操作
部材と第2の操作部材とをすばやく正確に使い分けるこ
とが出来、特に少なくとも、エジェクトモード以外のモ
ードを設定する為の第2の操作部材の操作についてはエ
ジェクトモードを設定する為の第1の操作部材との使い
分けがどのような状況においても誤り無く行なうことを
可能としている。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の実施例に従ったモード設定装置を
使用した記録再生機の1種であるテープレコーダにスト
ップモードが設定されている時の上記テープレコーダの
主要部をシャーシの表面側から見た概略的な平面図; 第2図は、第1図のテープレコーダ中からファストフォ
ワードレバー(FFレバー)のみを抜き出して示す平面
図; 第3図は、第1図のテープレコーダ中から回動レバー強
制操作レバー(強制操作レバー)のみを抜き出して示す
平面図; 第4図は、第1図のテープレコーダ中から同心的に一体
に形成されている大径の第1の揺動歯車と小径の第2の
揺動歯車とを回転自在に支持している回動レバーのみを
抜き出して示す平面図; 第5図は、第1図のテープレコーダ中からエジェクトレ
バーのみを抜き出して示す平面図; 第6図は、第1図のテープレコーダ中からスイッチレバ
ーのみを抜き出して示す平面図; 第7図は、第1図のテープレコーダにおいてエジェクト
レバーが押圧されてエジェクトモードが設定された時の
上記テープレコーダの主要部の一部をシャーシの表面側
から見て概略的に示す平面図; 第8図は、第1図のテープレコーダにおいてファストフ
ォワードレバー(FFレバー)が押圧されてファストフォ
ワードモードが設定された時の上記テープレコーダの主
要部をシャーシの表面側から見た第1図よりも簡略化さ
れた平面図; 第9図は、第1図のテープレコーダにおいてファストフ
ォワードレバー(FFレバー)が押圧されてファストフォ
ワードモードが設定された時のスイッチレバーの状態を
シャーシの表側から見た概略的な平面図である。 10……シャーシ、24……巻取りリール歯車、26……巻戻
しリール歯車、28……スライド式操作レバー、44……キ
ャプスタン、46……フライホイール、50……モータ、80
……ファストフォワードレバー(FFレバー,第2の操作
部材)、90……案内孔(エジェクトモード設定手段)、
99……エジェクトレバー(第1の操作部材)、112……
カセットホルダ駆動レバー(エジェクトモード設定手
段)、116……案内ピン(エジェクトモード設定手
段)、120……係合突起(連動手段)、122……エジェク
トレバー駆動ピン(連動手段)。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.エジェクトモードを設定する為の第1の操作部材
    と; 第1の操作部材に併設されエジェクト以外のモードを設
    定する為の第2の操作部材と; 第1の操作部材のみを操作して第2の操作部材に対し第
    1の操作部材を相対的に移動させることにより動作して
    エジェクトモードを設定し、第1の操作部材を第2の操
    作部材とともに操作して第2の操作部材に対し第1の操
    作部材を相対的に移動させなかったときには動作せずに
    エジェクトモードを設定しないエジェクトモード設定手
    段と; エジェクト以外のモードを設定する為に第2の操作部材
    のみを操作して第2の操作部材を移動させたときに、第
    2の操作部材とともに第1の操作部材を移動させて第2
    の操作部材に対する第1の操作部材の相対的な移動を生
    じさせずにエジェクトモード設定手段にエジェクトモー
    ドを設定させず、第2の操作部材にエジェクト以外のモ
    ードを設定させる連動手段と; を具備したことを特徴とする記録再生機のモード設定装
    置。
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JPS5648070U (ja) * 1979-09-21 1981-04-28

Patent Citations (1)

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