JP3072739B2 - 操作レバー装置 - Google Patents

操作レバー装置

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JP3072739B2
JP3072739B2 JP63220214A JP22021488A JP3072739B2 JP 3072739 B2 JP3072739 B2 JP 3072739B2 JP 63220214 A JP63220214 A JP 63220214A JP 22021488 A JP22021488 A JP 22021488A JP 3072739 B2 JP3072739 B2 JP 3072739B2
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operation lever
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fast
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至郎 近藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、押圧され基板に沿って移動することによ
り所定の操作を行う操作レバーを有した操作レバー装置
に関する。
(従来の技術) 上述した如き操作レバー装置は例えば携帯用のテープ
レコーダにおいて使用されており、実開昭57−158052号
公報によって広く知られている。
実開昭57−158052号公報の操作レバー装置において
は、早送り,早巻き戻し,再生,録音,及び停止の夫々
のモードを携帯用テープレコーダに設定する為の複数の
操作レバーが基板上で相互に隣接して配置されている。
これら複数の操作レバーは相互に同じ方向で基板上を突
出した第1の位置と押圧された第2の位置との間を移動
し、付勢手段により第1の位置に向かい付勢されてい
る。これら複数の操作レバーは相互に略同じ長さを有し
ており、基板上にはさらに第1の位置に配置されている
時のこれら複数の操作レバーの延出端の近傍でこれら複
数の操作レバーと略直交する方向に延出している副操作
レバーが配置されている。副操作レバーは停止用操作レ
バーの第1の位置と第2の位置との間の移動により上記
略直交する方向において往復移動する。早送り,早巻き
戻し,再生,及び録音の為の操作レバーの夫々は第1の
位置から第2の位置に移動されることにより夫々の延出
端に形成されている係合爪が副操作レバーの対応する位
置に形成されている掛け止め部または副操作レバーによ
り操作される掛け止めレバーに係合し、これによって早
送り,早巻き戻し,再生,及び録音の為の操作レバーの
夫々は付勢手段の付勢力に抗して第2の位置に保持され
る。このようにして第2の位置に保持されている操作レ
バーは、停止用操作レバーを第1の位置から第2の位置
へと移動させて副操作レバー及び掛け止めレバーを上述
した保持位置から移動させることにより、副操作レバー
の掛け止め部または掛け止めレバーとの係合が解除され
付勢手段の付勢力により第1の位置へと復帰する。
(発明が解決しようとする課題) 上述した如く構成されている実開昭57−158052号公報
の操作レバー装置は、基板上において副操作レバーの配
置の為に比較的大きな空間を必要としておりまた、複数
の操作レバーを指により操作した時に感じる操作感がに
ぶく感じられる。特に停止用操作レバーを第2の位置へ
と押圧してから早送り,早巻き戻し,再生,及び録音の
為の操作レバーの夫々が第1の位置へ復帰する為に副操
作レバーの掛け止め部または掛け止めレバーとの係合を
実際に解除するまでに要する時間が比較的大きい。
(課題を解決する為の手段) この発明は上記事情に基づいて為され、大きな操作空
間を必要とせず、特に、操作レバーの第1の位置側端部
の操作レバー移動方向と直交する方向へのズレ量が小さ
くなる操作レバー装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成する為に、請求項1記載の発明に
かかる操作レバー装置は、基板に沿って移動自在に配置
された操作レバーと、基板に固定され、操作レバーが係
合することにより、操作レバーの移動を第1の位置と第
2の位置との間に規制すると共に操作レバーの回動中心
として機能する第1の規制手段と、操作レバーを前記第
1の位置側及び第1の回動方向側に付勢する付勢手段
と、基板に固定され、操作レバーが係合することによ
り、第1の規制手段を中心とした操作レバーの前記第1
の回動方向への回動を規制する第2の規制手段と、操作
レバーの第1の位置から第2の位置への移動の際に、第
2の規制手段と当接するように、また、操作レバーが第
2の位置に達した際に、第2の規制手段と係合するよう
に操作レバーに設けられた係合部と、を備えていて、操
作レバーは、第1の位置から第2の位置への操作レバー
の移動の際に、前記係合部が前記第2の規制手段に当接
することにより付勢手段の付勢力に抗して第1の回動方
向とは逆の第2の回動方向に回動し、前記係合部が第2
の規制手段を越えて第2の位置側に移動した際に、先の
第2の回動方向への回動量と同じ量だけ第1の回動方向
に回動し、第2の位置に達した際に前記係合部が前記第
2の規制部材と係合することにより第2の位置に保持さ
れることを特徴としている。
(作用) 請求項1記載の発明にかかる操作レバー装置によれ
ば、操作レバーは、第1の位置から第2の位置に移動す
る際に、第2の規制手段と係合部とが当接することで第
2の方向に回動し、係合部が第2の規制手段を越えると
第1の方向に回動することとなり、第2の位置に保持さ
れることになるが、操作レバーの第2の方向への回動量
と第1の方向への回動量が同じであるため、操作レバー
の第1の位置側の端部が、第1の位置に保持されたとき
と第2の位置に保持されたときとで、操作レバーの移動
方向と直交する方向に関してズレ量が極めて小さくな
る。
このようにズレ量が小さくなると、操作レバーの第1
の位置側の端部に操作釦等の操作部が設けられ当該操作
部が複数配列されている場合には、省スペース化を図る
ことができる。
以下この発明の実施例を添附の図面を参照して詳細に
説明する。
(実施例) 第1図にはこの発明の実施例に従った操作レバー装置
を上方から眺めた概略的な平面図が示されており、この
実施例の操作レバー装置はいわゆるマイクロカセットと
呼ばれるテープカセットを使用する携帯用テープレコー
ダにおいて採用される。
操作レバー装置の種々の構成部材は基板10の下面に沿
って配置されており、第1図において基板10は種々の構
成部材を明瞭に示す為に2点鎖線によって描かれてい
る。基板10の上面には、図示しないカンガルーポケット
式カセットホルダや磁気ヘッド支持部材やピンチローラ
支持部材が設けられている。
基板10は略4角形状をしており、基板10の前縁(第1
図において下方に位置する縁)からは左から順に早送り
操作レバー12,早巻き戻し操作レバー14,停止操作レバー
16,再生操作レバー18,及び録音操作レバー20の夫々の操
作釦22,24,26,28,30が前方(第1図においては下方)に
突出している。早送り操作レバー12,早巻き戻し操作レ
バー14,停止操作レバー16,再生操作レバー18,及び録音
操作レバー20の夫々は、基板10の下面に沿い基板10の前
縁から後縁(第1図において上方に位置する縁)に向か
って延出している。
早送り操作レバー12は基板10の前縁近傍において前後
方向(第1図においては上下方向)に延出した案内孔28
を有しており、案内孔28中には基板10の下面で基板10の
前縁近傍に固定されている案内ピン30が挿通されてい
る。早送り操作レバー12の左縁には、基板10の前縁近傍
において基板10の左縁から左方に突出した後に基板10の
上面側に折曲された第1の係合突起32が形成されてい
る。早送り操作レバー12の右縁には、上記前後方向にお
ける略中間位置に係合凹所34が形成されており、また係
合凹所34よりも後方には基板10の下面からさらに下方に
延出した第2の係合突起36が形成され、また第2の係合
突起36よりもさらに後方には右方に突出した係合爪38が
形成されている。係合爪38の後辺は上記右縁から右方斜
め前方に向かい傾斜しており、係合爪38の前辺は上記右
縁と略直交する方向に延出している。早送り操作レバー
12の後端は基板10の後縁の近傍まで延出しており、早送
り操作レバー12の後端部の略中央には基板10の下面に近
づく方向に突出した第3の係合突起40が形成されてい
る。早送り操作レバー12の右縁にはまたさらに係合爪38
よりも後方において基板10の下面からさらに下方に向か
い延出した第4の係合突起42が形成されており、基板10
と一体的に形成され上記下面からさらに下方に向かい延
出した回動規制部材44が係合爪38の直ぐ後ろで早送り操
作レバー12の右縁に接触している。
基板10の下面の後部には上記下面に沿って基板10の左
縁近傍から右縁近傍まで左右方向に延出した第1の回動
レバー46が配置されている。第1の回動レバー46の左右
方向における中央部は基板10の下面に固定された回動中
心軸48上に回動自在に支持されており、第1の回動レバ
ー46は回動中心軸48の回りで上記下面に沿って回動可能
である。そして第1の回動レバー46は第1の回動レバー
46と基板10の下面との間に張り渡された引張りコイルば
ね50により反時計回り方向に付勢されている。第1の回
動レバー46の左端部の前縁が早送り操作レバー12の右縁
の第4の係合突起42の後辺を前方に押圧しており、これ
により早送り操作レバー12は、第1図に示す如く操作釦
22を前方に突出させた第1の位置に付勢されている。早
送り操作レバー12が第1の位置に配置されている時、基
板10の案内ピン30は案内孔28の後端に位置している。
第1の位置に配置されている早送り操作レバー12の左
縁の第1の係合突起32の後辺には、基板10の上面に上記
上面に沿って回転自在に設けられ図示しない付勢手段に
より反時計回り方向に付勢されている図示しない回動付
勢レバーの左方延出端部の前縁が当接している。上記図
示しない回動付勢レバーは前述の図示しないカンガルー
ポケット式テープカセットホルダを閉位置に保持してお
く為のカセットホルダ保持手段の一部としても機能す
る。
早巻き戻し操作レバー14は基板10の前縁近傍において
左右に2股に分岐しており、左分岐部分は早送り操作レ
バー12と基板19の下面との間を基板19の下面に沿って後
方に延出している。早送り操作レバー12の為の案内ピン
30に対応した左分岐部分の領域は切り欠かれており、案
内ピン30によって早巻き戻し操作レバー14の動作が規制
されないようになっている。早巻き戻し操作レバー14の
左分岐部分の左縁には、早送り操作レバー12の左縁の第
1の係合突起32の近傍で第1の係合突起32と同様に、基
板10の左縁から左方に突出した後に基板10の上面側に折
曲された第1の係合突起52が形成されており、第1の係
合突起52の後縁は図示しない回動付勢レバーの左方延出
端部の前縁に対向している。上記左分岐部分の右縁に
は、早送り操作レバー12の係合凹所34と同じ位置に係合
凹所54が形成されており、また早送り操作レバー12の係
合爪38と同じ位置に係合爪38と同じ形状寸法の係合爪56
が形成されている。
上記左分岐部分の右縁にはまたさらに係合爪56よりも
後方において基板10の下面からさらに下方に向かい延出
した付勢手段支持突起58が形成されており、付勢手段支
持突起58と基板10の下面との間に張り渡された引張りコ
イルばねによる付勢手段60により早巻き戻し操作レバー
14は第1図における右斜め前方に付勢されている。前述
の回動規制部材44が係合爪56の直ぐ後ろで上記左分岐部
分の右縁に接触している。上記左分岐部分の後端部の略
中央には早送り操作レバー12の第3の係合突起40が挿入
されたカム穴62が形成されている。カム穴62は前後方向
に細長い形状をしていてカム穴62の右縁は前後方向に直
線状に延出しており、カム穴62の左縁は前後方向におけ
る略中央部が右方向に突出したカム突起64となってい
る。カム突起64の後辺は上記左縁から右斜め前方に延出
し、カム突起64の前辺は上記左縁から右斜め後方に延出
し、カム突起64の右方突出端は前後方向に延出して早送
り操作レバー12の第3の係合突起36をカム穴62の上記右
縁と協働して前後方向に摺動自在に支持している。
早巻き戻し操作レバー14の右分岐部分66は基板10の前
縁の直ぐ後ろで基板10の前縁に沿い停止レバー16の操作
釦26の後方まで延出している。右分岐部分66には前後方
向に延出した案内孔68が形成されており、案内孔68中に
は基板10の下面で基板10の前縁近傍に固定されている案
内ピン70が挿通されている。
早巻き戻し操作レバー14の前端に形成され基板10の上
面側に折り曲げられた折曲片と基板10の前縁から基板10
の上面側に折り曲げられた折曲片との間に支持されてい
る圧縮コイルばねによる付勢手段72により早巻き戻し操
作レバー14は案内孔68の後端に第1図に示す如く基板10
の案内ピン30を位置させた第1の位置に付勢されてお
り、ここにおいて早巻き戻し操作レバー14の操作釦24は
第1図に示す如く基板10の前縁から前方に突出されてい
る。
停止操作レバー16もまた左右2つに分岐しており、そ
の右分岐部分は基板10の下面に沿って後方に僅かに延出
している。停止操作レバー16の右分岐部分には2つの前
後方向に延出した案内孔74,76が形成されており、案内
孔74,76中には基板10の下面に固定された案内ピン78,80
が挿通されている。
停止操作レバー16の左分岐部分は基板10の上面側まで
突出し、左分岐部分により一端と中心とを支持されてい
るねじりコイルばね82の他端が基板10の前縁に形成され
ているばね支持突起84に係合している。停止操作レバー
16はねじりコイルばね82の発生する付勢力により案内孔
74,76の後端に第1図に示す如く基板10の案内ピン78,80
を位置させた第1の位置に付勢されており、ここにおい
て停止操作レバー16の操作釦26は第1図に示す如く基板
10の前縁から前方に突出されている。
再生操作レバー18は基板10の下面に沿って基板10の後
縁の近傍まで延出しており、後端部と前端部とに前後方
向に延出した案内孔84,86が形成されている。これらの
案内孔84,86中には基板10の下面に固定されている2本
の案内ピン88,90が挿通されている。再生操作レバー18
の前端部には基板10の前縁よりも前方で基板10の上面側
に向かい突出した固定ロッド92が固定されており、固定
ロッド92には図示しないねじりコイルばねが巻装されて
いる。図示しないねじりコイルばねの一端は基板10の上
面側に設けられている前述の図示ないピンチローラ支持
部材に係合されているとともに基板10の上面に形成され
ている図示しない付勢手段係合突起に係合している。再
生操作レバー18は固定ロッド92に巻装されている上述し
た図示しないねじりコイルばねの発生する付勢力により
前方に向けて付勢されており、これによって再生操作レ
バー18は案内孔84,86の後端に第1図に示す如く基板10
の案内ピン88,90を位置させた第1の位置に付勢されて
おり、ここにおいて再生操作レバー18の操作釦28は第1
図に示す如く基板10の前縁から前方に突出されている。
再生操作レバー18の左縁の後部には左方に突出した係
合爪94が形成されている。係合爪94の上辺は上記右縁か
ら左斜め前方に傾斜しており、また係合爪94の下辺は左
右方向に水平に延出している。再生操作レバー18の左縁
にはさらに係合爪94の後方において左方に突出した押圧
爪96が形成されており、押圧爪96の上辺もまた上記右縁
から左斜め前方に傾斜している。
再生操作レバー18の右縁の略中央部には基板10の下面
に向かい突出した係合突起98が形成されている。
録音操作レバー20は基板10の下面に沿って基板10の前
後方向における略中央位置まで延出しており、その後端
部は2股に分岐されている。録音操作レバー20の後端部
の左分岐部分は再生操作レバー18の中央部と基板10の下
面との間に配置されて上記中央部に重複しており、録音
操作レバー20の後端部の左分岐部分と右分岐部分との間
の空間に再生操作レバー18の右縁の係合突起98が位置し
ている。右分岐部分の左縁の後端には係合爪100が形成
されている。
録音操作レバー20は基板10の前縁近傍において第1図
において前後方向に延出した案内孔102を有しており、
案内孔102中には基板10の下面で基板10の前縁近傍に固
定されている案内ピン104が挿通されている。基板10の
前縁近傍において録音操作レバー20の左縁には基板10の
下面から下方に向かい延出した支持突起106が形成され
ている。支持突起106にはねじりコイルばね108が巻装さ
れており、ねじりコイルばね108の一端は録音操作レバ
ー20の右縁の係合突起110に係合しており、ねじりコイ
ルばね108の他端は再生操作レバー18の為の前方の案内
ピン88に係合している。ねじりコイルばね108の発生す
る付勢力は録音操作レバー20を前方に付勢しており、こ
れによって録音操作レバー20は案内孔102の後端に第1
図に示す如く基板10の案内ピン104を位置させた第1の
位置に付勢されており、ここにおいて録音操作レバー20
の操作釦30は第1図に示す如く基板10の前縁から前方に
突出されている。
録音操作レバー20の左縁にはまた支持突起106の後方
において左方に突出した係合爪112が形成されていると
ともに係合爪112の後方において基板10の下面から遠ざ
かる方向に延出した掛け止め突起114が形成されてい
る。掛け止め突起114と掛け止め突起114の左斜め前方に
位置している再生操作レバー18の為の前方の案内ピン88
との間には引張りコイルばねによる付勢手段116が掛け
渡されており、付勢手段116の発生する付勢力は録音操
作レバー20を左斜め前方に付勢している。掛け止め突起
114の後方で録音操作レバー20の左縁にはさらにカム切
り欠き118が形成されており、カム切り欠き118の左縁の
後端に基板10と一体的に形成され基板10の下面から下方
に突出した案内突起120が当接することにより付勢手段1
16の付勢力による録音操作レバー20の反時計回り方向へ
の回動が阻止されている。
録音操作レバー20の後端部の右分岐部分の後方には、
基板10の右縁に沿って前後方向に延出した誤消去防止レ
バー122が配置されている。誤消去防止レバー122はその
前後方向における中心部が基板10の下面に回転自在に支
持されていて、後端には基板10の右縁から右方に突出し
た後に基板10の上面側に折り曲げられた誤消去防止爪検
出突起124が形成されている。誤消去防止レバー122は自
身の後端と基板10の下面に固定されている固定ピン126
との間に掛け渡されている引張りコイルばねによる付勢
手段128が発生する付勢力により反時計回り方向に付勢
されている。誤消去防止レバー122は基板10の上面に延
出した誤消去防止爪検出突起124の部分が基板10の右縁
に当接することにより第1図に示す位置に配置されてい
る。第1図において誤消去防止レバー122の前端は録音
操作レバー20の後端部の右分岐部の後端と前後方向にお
いて接近対向している。
基板10の上面上の前述した図示しないカンガルーポケ
ット型カセットホルダーに保持された図示しないマイク
ロカセットの側面の誤消去防止爪が折り取られている場
合には、前述の図示しないカンガルーポケット型カセッ
トホルダーが閉位置に保持された時に誤消去防止レバー
122の誤消去防止検出突起124は誤消去防止爪を検出しな
いので第1図に示す如き位置に配置される。この場合に
録音操作レバー20を後方に向けて押圧すると、録音操作
レバー20の後端部の右分岐部の後端が誤消去防止レバー
122の前端に当接し、この結果として録音操作レバー20
の後方への移動が阻止される。録音操作レバー20の後方
への移動の阻止は録音操作レバー20の前後動により基板
10の上面上を前後方向に移動する図示しない消去ヘッド
の後方への移動の阻止を生じさせ、この結果として図示
しない消去ヘッドが閉位置に配置されている前述の図示
しないカンガルーポケット型カセットホルダー中の図示
しないマイクロカセットの磁気記録テープに接触して磁
気記録テープ中に記録されている情報を消却することが
防止される。
基板10の上面上の前述した図示しないカンガルーポケ
ット型カセットホルダーに保持された図示しないマイク
ロカセットの側面の誤消去防止爪が折り取られていない
場合には、前述の図示しないカンガルーポケット型カセ
ットホルダーが閉位置に保持された時に誤消去防止レバ
ー122の誤消去防止検出突起124は誤消去防止爪に当接し
て誤消去防止レバー122を付勢手段128の付勢力に抗して
第1図に示す位置から時計回り方向に回動させる。この
結果、誤消去防止レバー122の前端は録音操作レバー20
の後端部の左分岐部と右分岐部との間に位置する。そし
てこの場合に録音操作レバー20を後方に向けて押圧する
と、録音操作レバー20の後端部の右分岐部の後端が誤消
去防止レバー122の前端に当接しないので、この結果と
して録音操作レバー20の後方への移動が許容される。録
音操作レバー20の後方への移動は録音操作レバー20の前
後動により基板10の上面上を前後方向に移動する図示し
ない消去ヘッドの後方への移動を生じさせ、この結果と
して図示しない消去ヘッドが閉位置に配置されている前
述の図示しないカンガルーポケット型カセットホルダー
中の図示しないマイクロカセットの磁気記録テープに接
触して磁気記録テープ中に記録されている情報を消却す
ることが可能となる。
基板10にはその前半部の略中央に基板10と直交する方
向に延出したキャプスタン130が回転自在に支持されて
いる。キャプスタン130には基板10の下面側において駆
動小歯車132及びフライホイール134が同心的に固定され
ている。フライホイール134の周面には基板10の左縁に
固定された図示しない電動機の出力軸上のプーリとの間
に図示しない動力伝達ベルトが掛け渡されている。この
実施例において図示しない電動機は出力軸を一方向に一
定速度でのみ回転させることが出来る。
駆動小歯車132には駆動小歯車132の右斜め後方におい
て基板10の下面に回転自在に支持されている第1のアイ
ドラ歯車136が噛合しており、第1のアイドラ歯車136の
回転中心軸137には遊星レバー138が基板10の下面に沿っ
て回転自在となるよう支持されている。回転中心軸137
から左斜め後方に向かい延出した遊星レバー138の半径
方向延出端には第1のアイドラ歯車136に噛合した遊星
歯車140が回転自在に支持されている。
基板10の上面にはキャプスタン130の左斜め後方に図
示しない巻取りリール軸が配置されており、右斜め後方
に図示しない供給リール軸が配置されている。図示しな
い巻取りリール軸及び図示しない供給リール軸は基板10
に直交するよう延出しており、基板10の下面側において
これら巻取りリール軸及び供給リール軸には巻取りリー
ル入力小歯車142及び供給リール入力小歯車144が夫々同
心的に固定されている。図示しない巻取りリール軸には
さらに基板10の下面側において巻取りリール入力小歯車
142と同心的かつ一体的に形成された巻取りリール入力
大歯車146が固定されている。
巻取りリール入力大歯車146には、巻取りリール入力
大歯車146の斜め右後方において基板10の下面に回転自
在に支持されている第2のアイドラ小歯車148が噛合し
ている。第2のアイドラ小歯車148には同心的かつ一体
的に第2のアイドラ大歯車150が形成されており、第2
のアイドラ大歯車150は遊星歯車140と噛合している。な
お第1図において第2のアイドラ大歯車150と噛合して
いる遊星歯車140は遊星レバー138が第1図に示された位
置から左右いずれの方向に回転した場合でも第2のアイ
ドラ大歯車150との噛合を解除することが出来る。
第2のアイドラ小歯車148と第2のアイドラ大歯車150
との共通の回転中心軸152に対応した第1の回動レバー4
6の部位には第1の回動レバー46が回動した時に回転中
心軸152と衝突するのを避ける為に第1の逃げ開口154が
形成されており、また供給リール入力小歯車142の回転
中心軸156に対応した第1の回動レバー46の部位には第
1の回動レバー46が回動した時に回転中心軸156と衝突
するのを避ける為に第2の逃げ開口158が形成されてい
る。
基板10の下面で第2の巻取りリール小歯車142及び第
2の巻取りリール大歯車146の前方には第3のアイドラ
歯車160が回転自在に支持されており、第3のアイドラ
歯車160は第2の巻取りリール小歯車142に噛合してい
る。
第3のアイドラ歯車160の回転中心軸162には略3角形
状の第2の回動レバー164が基板10の下面に沿って回動
自在となるよう支持されている。第2の回動レバー164
の第1の頂点166は左方に延出し早送り操作レバー12及
び早巻き戻し操作レバー14の右縁の近傍で早送り操作レ
バー12の第2の係合突起36と早送り操作レバー12及び早
巻き戻し操作レバー14の係合爪38,56との間に到達して
いる。第1の頂点166には、早送り操作レバー12及び早
巻き戻し操作レバー14よりも左方で基板10の下面に固定
されている支持ピン168上に巻装されているねじりコイ
ルばね170の一端が後方から接触している。ねじりコイ
ルばね170の両端部は基板10の下面と一体的に形成され
ている係合片172によって、ねじり力による上記両端部
の展開を阻止されている。
第2の回動レバー164の第2の頂点174は左方に延出
し、その下面に固定されている固定ピンには、遊星レバ
ー138から左方に延出している腕176が後方より接触して
いる。
遊星レバー138には、供給リール入力小歯車142の右方
で再生操作レバー18の為の上方の案内ピン90によって回
転自在に支持されている略L字形の第3の回動レバー17
8の下端部の左方延出端が右方から接触している。第3
の回動レバー178はその上端部と基板10の下面に固定さ
れている掛け止め部材180との間に掛け渡された引張り
コイルばねによる付勢手段182によって時計回り方向へ
の回転力を与えられており、この回転力による第3の回
動レバー178の回転は第3の回動レバー178の上端部が基
板10の下面に固定または一体的に形成されているストッ
プ片184に左方から当接することにより阻止されてい
る。
供給リール入力小歯車144の前方で遊星レバー138と再
生操作レバー18の左縁との間には、基板10の下面に回転
自在に支持された第4の回動レバー186が配置されてい
る。第4の回動レバー186の後方延出端部は第1の回動
レバー46の右端部と第3の回動レバー178の前端部の左
方延出部分との間に延出しており、上記後方延出部には
第1の回動レバー46の右端部の前縁に前方から接触した
第1の接触片188と第3の回動レバー178の前端部の左方
延出部分の前縁に前方から対向した第2の接触片190と
が形成されている。第4の回動レバー186は前方延出端
部も有しており、前方延出端部の前端は再生操作レバー
18の右縁の押圧爪96の傾斜した後縁の後方において上記
後縁と対向している。
第4の回動レバー186の前方で停止操作レバー16の右
分岐部分の右縁と再生操作レバー18の左縁との間には、
再生操作レバー18の為のフックレバー192が配置されて
いる。フックレバー192は基板10の下面に沿って回動自
在となるよう基板10の下面に支持されており、フックレ
バー192の前方延出部の前端には再生操作レバー18の左
縁の係合爪94と係合する為の被係合爪194が形成されて
いる。フックレバー192は左方延出部も有しており、左
方延出部は停止操作レバー16の右分岐部分の後端の後方
まで延出している。
第4の回動レバー186の回転中心軸に巻装されている
ねじりコイルばね196は一端を第4の回動レバー186に係
合させ他端をフックレバー192に係合させている。ねじ
りコイルばね196の発生する付勢力は第4の回動レバー1
86を反時計回り方向に付勢するとともに、フックレバー
192もまた反時計回り方向に付勢している。第4の回動
レバー186は後方延出部分の第1の接触片188が第1の回
動レバー46の右端部の前縁に前方から接触することによ
りねじりコイルばね196の付勢力による反時計回り方向
への回動が阻止されており、この時に第4の回動レバー
186の後方延出端は供給リール入力小歯車144の周面の歯
に係合して供給リール入力小歯車144の回転を阻止して
いる。
フックレバー192は被係合爪194の傾斜した前縁が再生
操作レバー18の左縁の係合爪94の傾斜した後縁に当接す
ることによりねじりコイルばね196の付勢力による反時
計回り方向への回動が阻止されている。
第2の回動レバー164の前方には基板10の下面に沿っ
て前後方向に延出した第5の回動レバー198が配置され
ており、第5の回動レバー198は基板10の下面に沿って
回動自在となるよう基板10の下面に取付けられている。
第5の回動レバー198の上端部の右縁に第2の回動レバ
ー164の第3の頂点200が右方から接触している。第5の
回動レバー198の下端部は2股に分岐されていて1対の
分岐の間の隙間が早巻き戻し操作レバーの右分岐部分の
延出端に対向している。
第2の回動レバー164の左斜め前方には基板10の下面
に沿い左斜め上方から右斜め下方へと延出した第5の回
転レバー202が配置されている。第5の回転レバー202は
基板10の下面に沿い回転自在となるよう基板10の下面に
支持されており、第5の回転レバー202の回転中心軸204
には第3のアイドラ歯車160に噛合した第4のアイドラ
歯車206もまた回転自在に支持されている。第4のアイ
ドラ歯車206の下面には基板10の下面に設けられた図示
しない回転数検出器と協働して第4のアイドラ歯車206
の回転数を検出する為の図示しない回転検出マークが設
けられており、図示しない回転数検出器は第4のアイド
ラ歯車206の回転数を検出することにより、ひいては巻
取りリール入力小歯車142に連結された図示しない巻取
りリール軸の回転数を検出する。
第5の回転レバー202の左端に固定され基板10の下方
に突出した係合ロッド208が早送り操作レバー12の右縁
の係合凹所34及びこの係合凹所34と同じ位置にある巻き
戻し操作レバー14の右縁の係合凹所54内に配置されてい
て、第5の回転レバー202の右端において基板10の下面
に向かい折り曲げられ基板10に形成されている図示しな
い開口に挿入された係合片210は停止操作レバー16の右
分岐部分の左縁から左方に突出した動作解除突起212の
後方に位置している。
基板10の下面には基板10の後縁に沿って上記後縁の左
右方向における略中央位置に電動機ON/OFF切換スイッチ
214が取付けられており、電動機ON/OFF切換スイッチ214
は2対の電気接片216,218を再生操作レバー18の後端の
後方と早送り操作レバー12及び早巻き戻し操作レバー14
の後端の後方とに延出させている。
以上詳述した如く構成されている第1図に示された操
作レバー装置においては、早送り操作レバー12,早巻き
戻し操作レバー14,停止操作レバー16,再生操作レバー1
8,及び録音操作レバー20の夫々は前述した如き第1の位
置に配置されていて、従って操作レバー装置を採用した
テープレコーダは動作停止状態にある。また閉位置に配
置されている前述の図示しないカンガルーポケット型カ
セットホルダーにはテープカセットが装着されていな
い。
次に、第1図に示された操作レバー装置における種々
の動作状況を順次説明する。
先ず最初に、前述の図示しないカンガルーポケット型
カセットホルダーを開位置に移動させた後に誤消去防止
爪が取り除かれていないマイクロカセットを装着し、次
にカンガルーポケット型カセットホルダーを閉位置に移
動させる。これによって誤消去防止レバー122は付勢手
段128の付勢力に抗して時計回り方向に回動し、前端部
の前縁を録音操作レバー20の後端部の右分岐部分の後端
と対向した第1図に示した位置から第2図に示す如く録
音操作レバー20の後端部の左分岐部分と右分岐部分との
間の隙間に対向した位置へと移動させる。
ここにおいて早送り操作レバー12の操作釦22が後方に
押圧されると、早送り操作レバー12の左縁の第1の係合
突起32は前述のカセットホルダ保持手段の一部である回
動付勢レバーの左方延出端部をそれから負荷される付勢
力に抗しながら後方に押退け、また早送り操作レバー12
の右縁の第2の係合突起36はねじりコイルばね170の右
方延出端に係合してこれをねじりコイルばね170の付勢
力に抗して後方に押圧する。
後方に押圧された早送り操作レバー12は、右縁の係合
爪38の傾斜した上辺が基板10の下面の回動規制部材44と
摺接するとともに第3の係合突起40が早巻き戻し操作レ
バー14のカム穴62の上部拡大部分に進入することによ
り、案内ピン30の回りで反時計回り方向に回動する。早
送り操作レバー12がさらに押圧されると、係合爪38が回
動規制部材44を乗越えた後、早送り操作レバー12の第4
の係合突起42に後方から接触している第1の回転レバー
46の左端部の前縁の傾斜によって第4の係合突起42が右
方に摺動することにより早送り操作レバー12は案内ピン
30の回りで時計回り方向に回動する。これによって第2
図に示す如く早送り操作レバー12の係合爪38の下辺に回
動規制部材44が位置するようになる。ここにおいて早送
り操作レバー12の操作釦22に加えられていた押圧力を取
り除くと、係合爪38の下辺に回動規制部材44が係合し、
早送り操作レバー12は第4の係合突起42に第1の回動レ
バー46を介して負荷される引張りコイルばね50の付勢力
や第2の係合突起36に負荷されるねじりコイルばね170
の付勢力や第1の係合突起32に負荷される前述の図示し
ない回動付勢レバーによる付勢力に抗して、第2図に示
される位置に保持される。この位置においては早送り操
作レバー12の案内孔28の前端に基板10の下面の案内ピン
30が位置しており、この位置を早送り操作レバー12の第
2の位置または動作位置とする。
早送り操作レバー12が上述した如く第2の位置へと移
動されることにより時計回り方向に回動した第1の回動
レバー46の右端部の前縁は第4の回動レバー186の第2
の接触片190を前方に押圧し、これによって第4の回動
レバー186はねじりコイルばね196の付勢力に抗して時計
回り方向に回動する。この結果、第4の回動レバー186
の前方延出端は再生操作レバー18の左縁の押圧爪96に対
向する位置から左方に移動し押圧爪96と対向しなくな
る。また第4の回動レバー186の後方延出端が供給リー
ル入力小歯車144から離間して供給リール入力小歯車144
の自由な回転が許容される。
早送り操作レバー12が第1図に示された第1の位置
(または休止位置)から第2図に示された第2の位置
(または動作位置)へと移動された時、早送り操作レバ
ー12の右縁の係合凹所34はその下辺により第5の回転レ
バー202の左端の係合ロッド208を上方に押し上げる。こ
れによって第5の回転レバー202は回動中心軸204の回り
を時計回り方向に回動し、右端の係合片210を第1の位
置に配置されている停止操作レバー16の右分岐部分の右
縁の動作解除突起212に後方から接近させる。
早送り操作レバー12が上述した如くして第2図に示さ
れた第2の位置(または動作位置)に保持された時、第
5の回転レバー202の左端の係合ロッド208は早送り操作
レバー12の右縁の係合凹所34の下辺と第1の位置に配置
されている早巻き戻し操作レバー14の右縁の係合凹所54
の上辺とによって挟持されている。第2の位置において
早送り操作レバー12の後端は第2図に示す如く電動機ON
/OFF切換スイッチ214の一方の対の電気接片218を押圧し
て一方の対の電気接片218をON状態にする。これによっ
て前述の図示しない電動機の回転中心軸が所定の方向に
所定の速度で回転し、上記回転中心軸の回転が前述の図
示しない動力伝達ベルトによりフライホイール134に伝
達される。フライホイール134は駆動小歯車132とともに
第2図に矢印Aで示す時計回り方向に所定の速度で回転
する。駆動小歯車132の上述した回転は第1のアイドラ
歯車136を反時計回り方向に回転させ、第1のアイドラ
歯車136のこのような回転は遊星歯車140を時計回り方向
に回転させるとともに遊星レバー138に回転中心軸137の
回りで反時計回り方向へ回転する慣性力を与える。遊星
レバー138は、第1図の停止状態において第2の回動レ
バー164の左端の第1の頂点166に当接していたねじりコ
イルばね170の一端が上述した如く早送り操作レバー12
の右端の第2の係合突起36により上方へと移動されるこ
とにより第2の回動レバー164が回動中心軸162の回りを
時計回り方向へ回転することが可能となるので、腕176
により第2の回動レバー164の第2の頂点174の係合片17
2を押圧しながら反時計回り方向へ回転する。この結果
として遊星歯車140が第3のアイドラ歯車160に噛合する
様になり、第3のアイドラ歯車160は反時計回り方向へ
回転する。また、遊星レバー138の腕176に押圧された第
2の回動レバー164は第1の頂166を上述した如く上方に
移動されているねじりコイルばね170の一端に再度当接
させるまで回動中心軸162の回りを時計回り方向へ回転
する。
第2の回動レバー164のこのような回動は第3の頂点2
00を介して第5の回動レバー198の反時計回り方向への
回動を生じさせるが第5の回動レバー198の前端部の左
分岐部分と右分岐部分との間の隙間の入口が以前として
早巻き戻し操作レバー14の右分岐部分の右端に対向して
いる。
第3のアイドラ歯車160の反時計回り方向への回転
は、第3のアイドラ歯車160に噛合している第4のアイ
ドラ歯車206及び巻取りリール入力小歯車142を時計回り
方向の回転させる。第4のアイドラ歯車206の回転は前
述の図示しない回転数計算機により計算される。
巻取りリール入力小歯車142が時計回り方向に回転す
ると、供給リール入力小歯車144には前述した電動機の
出力軸からの回転が伝達されておらずまた供給リール入
力小歯車144は上述した如く自由に回転することが許容
されているので、前述の閉位置に配置されている図示さ
れないカンガルーポケット型カセットホルダ中のテープ
カセットの磁気記録テープは自由に回転することが出来
る供給リール入力小歯車144に対応した供給リール軸上
の供給リールハブ上から電動機により駆動されている巻
取りリール入力小歯車142に対応した巻取りリール軸上
の巻取りリールハブ上へと高速で巻き取られる。この時
には再生操作レバー18や録音操作レバー20は押圧されて
いないので、高速で走行する上記磁気記録テープには基
板10の上面上の前述の図示ない磁気ヘッド支持レバー上
の磁気ヘッドやピンチローラや消去ヘッドが接触してい
ない。
操作レバー装置が第2図に示す如き状態になった時に
は、操作レバー装置を採用したテープレコーダにはいわ
ゆる早送りモードが設定されている。
操作レバー装置が第2図に示す如き状態にある時、停
止操作レバー16の操作釦26をねじりコイルばね82の付勢
力に抗して後方に押圧すると、停止操作レバー16の右分
岐部分の左縁の動作解除突起212が第5の回転レバー202
の右端の係合片210を後方に押圧する。これにより第5
の回転レバー202は回動中心軸204の回りを反時計回り方
向に回動し、左端の係合ロッド208により早送り操作レ
バー12の係合凹所34の下辺及び早巻き戻し操作レバー14
の係合凹所54の上辺を左方に押圧する。
この結果、早巻き戻し操作レバー14は付勢手段60の付
勢力に抗して案内ピン70の回りを反時計回り方向に回動
する。同時に早送り操作レバー12は、第5の回転レバー
202の係合ロッド208による上述した押圧及び上述した如
く反時計回り方向に回動する早巻き戻し操作レバー14の
カム穴62の右縁による早送り操作レバー12の第3の係合
突起40の左方への押圧により、案内ピン30の回りを反時
計回り方向に回動し、この結果、回動規制部材44に対す
る係合爪38の係合が解除される。この後に早送り操作レ
バー12は、第1の回動レバー46を介して第4の係合突起
42に伝達されている引張りコイルばね50の付勢力や第2
の係合突起36に係合しているねじりコイルばね170の付
勢力や第1の係合突起32に図示しない左方延出端部を係
合させている図示しない回動付勢レバーからの付勢力に
より、第1図に示す第1の位置へと復帰する。
早送り操作レバー12が第2図に示す第2の位置から第
1図に示す第1の位置へと復帰することにより早送り操
作レバー12の後端は電動機ON/OFF切換スイッチ214の左
側の1対の電気接片218に対する押圧を解除し、この結
果左側の1対の電気接片218はOFF状態となり、前述の図
示しない電動機の出力軸の回転が停止され、ひいては巻
取りリール入力小歯車142の回転も停止して前述した如
き図示しないマイクロカセット中の供給リールハブから
巻き取りリールハブへの磁気記録テープの走行も停止さ
れる。
早送り操作レバー12が第2図に示す第2の位置から第
1図に示す第1の位置へと復帰することによりねじりコ
イルばね170の右方延出端部は自身の内部に蓄えられて
いる付勢力により第1図に示されている如く基板10の下
面の係合片172に係合する位置まで前方に移動する。前
方に移動するねじりコイルばね170の右方延出端部はこ
れに前方から接触している第2の回動レバー164の左端
の第1の頂点166を前方に押圧し、第2の回動レバー164
を回転中心軸162の回りに反時計回り方向に回転させ
る。第2の回動レバー164の反時計回り方向へのこのよ
うな回転は第2の頂点174の係合片172による遊星レバー
138の時計回り方向への回転を生じさせ、遊星レバー138
のこの回転は遊星レバー138が第1図に示す如く第3の
回動レバー178の前端部の左方向延出部分の左端に当接
することにより停止される。この結果、遊星歯車140は
第3のアイドラ歯車160から離間して第1図に示す如く
第2のアイドラ大歯車150に噛合する。
引張りコイルばね50の付勢力により第1の回転レバー
46は、早送り操作レバー12の第2図に示す第2の位置か
ら第1図に示す第1の位置への復帰に追従して反時計回
り方向に回動し、この結果第1の回転レバー46の右端部
の前縁が第4の回転レバー186の第1の接触片188に対す
る前方への押圧を解除する。第4の回転レバー186はね
じりコイルばね196の付勢力により反時計回り方向に回
転し、後方延出部の後端を供給リール入力小歯車144の
周面の歯に係合させて供給リール入力小歯車144、ひい
ては図示しない供給リール軸、の自由な回転を強制的に
停止させる。供給リール入力小歯車144の自由な回転の
強制的な停止は、早送りモードが前述のテープレコーダ
に設定された時に図示しない供給リール軸と図示しない
巻取りリール軸との間で前述の図示しない磁気記録テー
プに弛みが生じるを防止する。
次に、早巻き戻し操作レバー14の操作釦24を前方の付
勢手段72及び後方の付勢手段60の付勢力に抗して後方に
押圧すると、早巻き戻し操作レバー14の左縁の第1の係
合突起52は前述のカセットホルダ保持手段の一部である
回動付勢レバーの左方延出部をそれから負荷される付勢
力に抗しながら後方に押退ける。後方に押圧された早巻
き戻し操作レバー14はまた、右縁の係合爪56の傾斜した
上辺が基板10の下面の回動規制部材44と摺接することに
より、後方の付勢手段60の付勢力に抗して案内ピン70の
回りで反時計回り方向に回動する。この時には、後方に
押圧されていない早送り操作レバー12もまた早巻き戻し
操作レバー14のカム穴62の右縁によって第3の係合突起
40を左方に押圧されることにより案内ピン30の回りで反
時計回り方向に回動する。
早巻き戻し操作レバー14がさらに押圧されると、係合
爪56が回動規制部材44を乗越えた後、早巻き戻し操作レ
バー14は後方の付勢手段60の付勢力により案内ピン70の
回りで時計回り方向に回動し、操作レバーの図中右縁と
回動規制部材44とが当接する。この時計回り方向への回
動量は先の反時計回り方向への回動量と同じである。こ
れによって第3図に示す如く早巻き戻し操作レバー14の
係合爪56の下辺に回動規制部材44が位置するようにな
る。ここにおいて早巻き戻し操作レバー14の操作釦24に
加えられていた押圧力を取り除くと、係合爪56の下辺に
回動規制部材44が係合し、早巻き戻し操作レバー14は前
方の付勢手段72及び後方の付勢手段60の付勢力に抗して
第3図に示される位置に保持される。この位置において
は早巻き戻し操作レバー14の案内孔68の前端に基板10の
下面の案内ピン70が位置しており、この位置を早巻き戻
し操作レバー14の第2の位置または動作位置とする。
早巻き戻し操作レバー14が第1図に示された第1の位
置(または休止位置)から第2図に示された第2の位置
(または動作位置)へと移動された時、早巻き戻し操作
レバー14の右縁の係合凹所54はその下辺により第5の回
転レバー202の左端の係合ロッド208を上方に押し上げ
る。これによって第5の回転レバー202は回動中心軸204
の回りを時計回り方向に回動し、右端の係合片210を第
1の位置に配置されている停止操作レバー16の右分岐部
分の右縁の動作解除突起212に後方から接近させる。
第1図に示された第1の位置から第2図に示された第
2の位置へと移動する早巻き戻し操作レバー14の右分岐
部分の右端部は第5の回動レバー198の前端部の2股部
分の間の隙間に入り込み、第5の回動レバー198を時計
回り方向に回転させる。第5の回動レバー198の上記回
転は第3の頂点200を介して第2の回転レバー164を反時
計回り方向に回転させ、第2の回転レバー164の上記回
転は第2の頂点174の係合片172と腕176を介して遊星レ
バー138に伝達される。これにより遊星レバー138は、付
勢手段182の付勢力に抗して第3の回動レバー178を押圧
しつつ時計回り方向に回転する。遊星レバー138の上記
回転は遊星歯車140が供給リール入力小歯車144に当接し
噛合することにより停止する。
上述した如く回転した遊星レバー138により付勢手段1
82の付勢力に抗して押圧された第3の回動レバー178は
案内ピン90の回りを反時計回り方向に回転し、この結
果、第3の回動レバー178の前端部の左方延出部分の前
縁が第4の回動レバー186の第2の接触片190を前方に押
圧し、第4の回動レバー186をねじりコイルばね196の付
勢力に抗して時計回り方向に回転させる。この時、第4
の回動レバー186の後端は供給リール入力小歯車144から
離間して供給リール入力小歯車144の自由な回転を許容
し、第4の回動レバー186の前端は第1の位置に配置さ
れている再生操作レバー18の右縁の押圧爪96の後方で押
圧爪96に対向していた第1図に示す如き位置から第3図
に示す如く左方に移動する。
第2の位置において早巻き戻し操作レバー14の後端は
第3図に示す如く電動機ON/OFF切換スイッチ214の一方
の対の電気接片218を押圧して一方の対の電気接片218を
ON状態にする。これによって前述の図示しない電動機に
よりフライホイール134は駆動小歯車132とともに第3図
に矢印Aで示す時計回り方向に所定の速度で回転する。
駆動小歯車132の上述した回転は第1のアイドラ歯車136
及び遊星歯車140を介して供給リール入力小歯車144に伝
達され、供給リール入力小歯車144を第3図において反
時計回り方向に回転させる。
供給リール入力小歯車144が反時計回り方向に回転す
ると、巻取りリール入力小歯車142には前述した電動機
の出力軸からの回転が伝達されておらず自由に回転する
ことが出来るので、前述の閉位置に配置されている図示
されないカンガルーポケット型カセットホルダ中のテー
プカセットの磁気記録テープは自由に回転することが出
来る巻取りリール入力小歯車142に対応した巻取りリー
ル軸上の巻取りリールハブ上から電動機により駆動され
ている供給リール入力小歯車144に対応した供給リール
軸上の供給リールハブ上へと高速で巻き取られる。この
時には再生操作レバー18や録音操作レバー20は押圧され
ていないので、高速で走行する上記磁気記録テープには
基板10の上面上の前述の図示ない磁気ヘッド支持レバー
上の磁気ヘッドやピンチローラや消去ヘッドが接触して
いない。この場合にも巻取りリール入力小歯車142の回
転は巻取りリール入力大歯車146及び第3のアイドラ歯
車160を介して第4のアイドラ歯車206に伝達され、第4
のアイドラ歯車206は前述の早送りモード設定時の場合
とは逆に反時計回り方向に回転する。前述の図示しない
回転数計算機は第4のアイドラ歯車206の回転数を前述
の早送りモード設定時の場合とは逆に計算する。
操作レバー装置が第3図に示す如き状態になった時に
は、操作レバー装置を採用したテープレコーダにはいわ
ゆる早巻き戻しモードが設定されている。
操作レバー装置が第3図に示す如き状態にある時、停
止操作レバー16の操作釦26をねじりコイルばね82の付勢
力に抗して後方に押圧すると、停止操作レバー16の右分
岐部分の左縁の動作解除突起212が第5の回転レバー202
の右端の係合片210を後方に押圧する。これにより第5
の回転レバー202は回動中心軸204の回りを反時計回り方
向に回動し、左端の係合ロッド208により早送り操作レ
バー12の係合凹所34の上辺及び早巻き戻し操作レバー14
の係合凹所34の下辺を左方に押圧する。
この結果、早巻き戻し操作レバー14は付勢手段60の付
勢力に抗して案内ピン70の回りを反時計回り方向に回動
し、また、早送り操作レバー12は、第5の回転レバー20
2の係合ロッド208による上述した押圧及び上述した如く
反時計回り方向に回動する早巻き戻し操作レバー14のカ
ム穴62の右縁による早送り操作レバー12の第3の係合突
起40の左方への押圧により、案内ピン30の回りを反時計
回り方向に回動する。
そして、回動規制部材44に対する早巻き戻し操作レバ
ー14の係合爪56の係合が解除される。
この後に早巻き戻し操作レバー14は、前方の付勢手段
72の付勢力や後端部の付勢手段支持突起58に係合してい
る付勢手段60の付勢力により、第1図に示す第1の位置
へと復帰する。
早巻き戻し操作レバー14が第3図に示す第2の位置か
ら第1図に示す第1の位置へと復帰することにより早巻
き戻し操作レバー14の後端は電動機ON/OFF切換スイッチ
214の左側の1対の電気接片218に対する押圧を解除し、
この結果左側の1対の電気接片218はOFF状態となり、前
述の図示しない電動機の出力軸の回転が停止され、ひい
ては供給リール入力小歯車142の回転も停止して前述し
た如き図示しないマイクロカセット中の巻き取りリール
ハブから供給リールハブへの磁気記録テープの走行も停
止される。
早巻き戻し操作レバー14の第3図に示す第2の位置か
ら第1図に示す第1の位置への復帰は早巻き戻し操作レ
バー14の右分岐部分の右端による第5の回動レバー198
の反時計回り方向への回動を生じさせる。これにより第
2の回動レバー164は時計回り方向への回動が可能とな
り、遊星レバー138を介して第3の回動レバー178から伝
達される第3の回動レバー178の為の付勢手段182の付勢
力により時計回り方向へ回動し、左延出端をねじりコイ
ルばね170の右方延出端部に当接させる。第3の回動レ
バー178のこのような回動に追従して遊星レバー138及び
第3の回動レバー178も第3の回動レバー178の為の付勢
手段182の付勢力により第3図に示す早巻き戻しモード
設定位置から第1図に示す休止モード設定位置へと復帰
する。
第3の回動レバー178が休止モード設定位置へと復帰
することにより、第4の回動レバー186はねじりコイル
ばね196の付勢力によって第3の回動レバー178の復帰動
作に追従し、後方延出端を供給リール入力小歯車144に
当接させるまで反時計回り方向に回動する。第4の回動
レバー186の後方延出端に係合された供給リール入力小
歯車144、ひいては図示しない供給リール軸、は自由な
回転を強制的に停止させられる。
次に、再生操作レバー18の操作釦28を後方に押圧する
と、基板10の上面側において固定ロッド92に巻装されて
いる図示しないねじりコイルばねによる付勢手段の付勢
力に抗して再生操作レバー18は基板10の下面に沿い後方
に移動する。なお上述した図示しないねじりコイルばね
の一端は基板10の上面に回動自在に支持されているピン
チローラ支持レバーに係合し、他端は基板10の上面に形
成されている図示しない付勢手段係合片に係合されてい
る。
後方に移動する再生操作レバー18の左縁の係合爪94は
フックレバー192の被係合爪194をねじりコイルばね196
の付勢力に抗して左方に押し退けた後に第4図に示す如
く被係合爪194と係合する。ここにおいて再生操作レバ
ー18の操作釦28に加えられている押圧力を取り除いても
再生操作レバー18は固定ロッド92に巻装されている上述
の図示しない付勢手段の付勢力に抗して第4図に示す如
き位置に保持される。
この位置においては再生操作レバー18の前後1対の案
内孔84,86の前端に基板10の下面の前後1対の案内ピン8
8,90が位置しており、この位置を再生操作レバー18の第
2の位置または動作位置とする。
再生操作レバー18が上述した如く第2の位置へと移動
されることに再生操作レバー18の左縁の押圧爪96の傾斜
した上辺が第4の回動レバー186の前方延出端に摺接し
て前方延出端を左方に押圧し、これによってねじりコイ
ルばね196の付勢力に抗して時計回り方向に回動する第
4の回動レバー186の後方延出端は供給リール入力小歯
車142から離間し、供給リール入力小歯車142の自由な回
転を許容する。
第2の位置において再生操作レバー18の後端は第4図
に示す如く電動機ON/OFF切換スイッチ214の右方に延出
した1つの電気接片216を押圧して右方の対の電気接片2
16をON状態にする。これによって前述の図示しない電動
機からの回転力によりフライホイール134は駆動小歯車1
32とともに第2図に矢印Aで示す時計回り方向に所定の
速度で回転する。駆動小歯車132に駆動されて反時計回
り方向へ回動する第1のアイドラ歯車136の慣性力は遊
星レバー138を反時計回り方向へ回動させようとするが
遊星レバー138の腕176が第2の回動レバー164の第2の
頂点174の係合片172に当接し第2の回動レバー164の第
1の頂点166がねじりコイルばね170の右方延出端に当接
することにより遊星レバー138の反時計回り方向への回
動が阻止される。従って、遊星歯車140の回転は第2の
アイドラ大歯車150及び第2のアイドラ小歯車148を介し
て巻取りリール入力大歯車146に伝達され、巻取りリー
ル入力大歯車146を時計回り方向に回転させる。これに
より前述の図示しない巻取りリール軸は前述の早送りモ
ード設定時よりも遥かに遅い速度で回転する。
再生操作レバー18が第2の位置に配置されることによ
り再生操作レバー18の固定ロッド92に固定された前述の
図示しない磁気ヘッド支持板上の図示しない磁気ヘッド
もまた後方に移動して前述した如く閉位置に配置されて
いる図示しないカンガルーポケット型カセットホルダ中
のテープカセットの磁気記録テープに接触し、また固定
ロッド92に巻装されている前述の図示しないねじりコイ
ルばねの一端の付勢力により前述の図示しないピンチロ
ーラ支持レバーも図示しない磁気ヘッド支持板に追従し
て後方に向かい回動しピンチローラにキャプスタン130
と協働して上記磁気記録テープを挟持させるようにす
る。
従って、上記磁気記録テープは自由に回転する供給リ
ール入力小歯車144に対応した前述の図示しない供給リ
ール軸上の供給リールハブ上からキャプスタン130とピ
ンチローラとによって一定の速度で引き出された後、巻
取りリール入力大歯車146に対応した前述の図示しない
巻取りリール軸上の巻取りリールハブ上へと巻き取られ
る。そして図示しない磁気ヘッドが上記磁気記録テープ
から磁気記録信号を再生の為に読み出す。
巻取りリール入力大歯車146の上述した如き回転は巻
取りリール入力小歯車142及び第3のアイドラ歯車160を
介して第4のアイドラ歯車206まで伝達されるので、第
4のアイドラ歯車206において前述した図示しない回転
数計算機により第4のアイドラ歯車206の回転数、ひい
ては図示しない巻取りリール軸の回転数、が計算され
る。
操作レバー装置が第4図に示す如き状態になった時に
は、操作レバー装置を採用したテープレコーダにはいわ
ゆる再生モードが設定されている。
再生操作レバー18が第4図に示されている如く第2の
位置に配置されている間に録音操作レバー20の操作釦30
を後方に押圧すると、録音操作レバー20は左縁の支持突
起106に支持されているねじりコイルばね108の付勢力及
び掛け止め突起114に掛けられている付勢手段116の付勢
力に抗して後方に移動する。録音操作レバー20が後方に
移動する間に録音操作レバー20の左縁のカム切り欠き11
8の右方拡大部が基板10の下面の案内突起120に対向する
ようになると、録音操作レバー20は付勢手段116の付勢
力により案内ピン104の回りを反時計回り方向に回動さ
れ後端部の右分岐部分の係合爪100を第5図に示す如く
第2の位置に既に配置されている再生操作レバー18の後
端部の係合突起98に係合させる。従って、録音操作レバ
ー20の操作釦30に加えられていた押圧力をこの後に取り
除いても、録音操作レバー20はねじりコイルばね108及
び付勢手段116の付勢力に抗して第5図に示す位置に保
持される。
この位置においては録音操作レバー20の案内孔102の
前端に基板10の下面の案内ピン104が位置しており、こ
の位置を録音操作レバー20の第2の位置または動作位置
とする。
録音操作レバー20が第2の位置に配置されることによ
り、録音操作レバー20に連動して基板10の上面上を前後
する前述の図示しない消去ヘッドが後方に移動して上記
磁気記録テープに接触する。上記磁気記録テープは再生
操作レバー18が上述した如く既に第2の位置に配置され
ていることにより一定の速度で走行しており、前述の図
示しない消去ヘッドは走行する上記磁気記録テープ上に
記録されている情報を消却する。録音操作レバー20はま
た前述の図示しない磁気ヘッドの為の図示しない機能切
換スイッチに連動されていて、この図示しない機能切換
スイッチは録音操作レバー20が第1の位置に配置される
ことにより図示しない磁気ヘッドを再生ヘッドとして機
能させ、録音操作レバー20が第2の位置に配置されるこ
とにより図示しない磁気ヘッドを記録ヘッドとして機能
させる。従って、録音操作レバー20が第2の位置に配置
されると図示しない磁気ヘッドは図示しない消去ヘッド
により情報が消却された後の上記磁気記録テープ上に新
たな情報を記録する。
操作レバー装置が第5図に示す如き状態になった時に
は、操作レバー装置を採用したテープレコーダにはいわ
ゆる録音モードが設定されている。
操作レバー装置が第5図に示す如き状態になった後に
停止操作レバー16の操作釦26を押圧して停止操作レバー
16をねじりコイルばね82の付勢力に抗して後方に移動さ
ると、停止操作レバー16の右分岐部分の後端がフックレ
バー192の左方延出部を後方に押圧しフックレバー192を
ねじりコイルばね196の付勢力に抗して時計回り方向に
回動させる。この結果、再生操作レバー18の係合爪94に
対するフックレバー192の被係合爪194の係合が解除さ
れ、再生操作レバー18は固定ロッド92に巻装された前述
の図示しないねじりコイルばねの付勢力により第1の位
置に復帰する。
再生操作レバー18が第1の位置に復帰すると、再生操
作レバー18の後端による電動機ON/OFF切換スイッチ214
の右方に延出した1つの電気接片216の押圧が解除さ
れ、右方の対の電気接片216はOFF状態になる。これによ
って前述の図示しない電動機からの回転力の供給が停止
され、ひいては巻取りリール入力大歯車146の回転も停
止する。再生操作レバー18が第1の位置に復帰したこと
により、再生操作レバー18の押圧爪96による第4の回動
レバー186の押圧が解消され、第4の回動レバー186はね
じりコイルばね196の付勢力により反時計回り方向に回
動して後方延出端を供給リール入力小歯車144の当接さ
せ、供給リール入力小歯車144の自由な回転を停止させ
る。再生操作レバー18の第1の位置への復帰はまた、再
生操作レバー18に連動する前述の図示しない磁気ヘッド
やピンチローラの前述の磁気記録テープから前方への離
間を生じさせる。
再生操作レバー18の第1の位置への復帰はさらに、再
生操作レバー18の係合突起98に係合爪100を係合させて
いる録音操作レバー20を付勢手段116やねじりコイルば
ね108の付勢力により第1の位置に向けて復帰させる。
第1の位置に向かって復帰する途中の録音操作レバー20
は基板10の下面の案内突起120がカム切り欠き118の傾斜
した上辺に摺接することにより、付勢手段116の付勢力
に抗して案内ピン104の回りを時計回り方向に回動さ
れ、第1の位置に到達した時には再生操作レバー18の係
合突起98に対する係合爪100の係合を解除させている。
前述の図示しないカンガルーポケット型カセットホル
ダに保持されているテープカセットが誤消去防止爪を取
り除かれておらず、また第1図に示す如く早送り操作レ
バー12,早巻き戻し操作レバー14,停止操作レバー16,再
生操作レバー18,そして録音操作レバー20の夫々が第1
の位置に配置されている状態で、録音操作レバー20を第
1の位置から第2の位置に向かい移動させると、録音操
作レバー20の左縁の係合爪112が再生操作レバー18の右
縁の係合凹所220の上辺に当接し再生操作レバー18も共
に第2の位置に向かい移動させる。再生操作レバー18は
フックレバー192の被係合爪194に自身の係合爪94を前述
した如く係合させることにより第2の位置に保持され、
再生操作レバー18とともに第2の位置に向かい移動した
録音操作レバー20は前述した如く上記移動の途中で案内
ピン104の回りを反時計回りに回動することにより係合
爪100を再生操作レバー18の係合突起98に係合させて再
生操作レバー18とともに第2の位置に保持される。この
状態は第5図に示された録音モード設定時の状態と同じ
である。
さて上述した如く構成されているこの発明の実施例に
従った操作レバー装置において第2図に示す如く早送り
操作レバー12が第2の位置に配置されて早送りモードが
設定されている間に早巻き戻し操作レバー14を第2の位
置に向かい後方に移動させると、早巻き戻し操作レバー
14が第2の位置に到達する前に係合突起56を基板10の回
動規制部材44に摺接して反時計回り方向に回動した時、
早巻き戻し操作レバー14のカム穴62の右縁が早送り操作
レバー12の第3の係合突起40を左方に押圧し、この結果
として早送り操作レバー12は回動規制部材44に対する係
合突起38の係合が解除され第1の位置に復帰する。そし
て代わりに早巻き戻し操作レバー14は第2の位置に到達
した時に係合突起56が基板10の回動規制部材44に係合さ
れて第2の位置に保持され、テープレコーダに早巻き戻
しモードが設定される。
早送りモードが設定されている間に再生操作レバー18
を第2の位置に向かい後方に移動させると、再生操作レ
バー18に連動している前述の図示しない磁気ヘッド支持
板が基板10に形成されている図示なしい開口を介して基
板10の下面側から上面側まで突出している第5の回転レ
バー202の右端の係合片210を後方に押圧し第5の回転レ
バー202を反時計回り方向に回動させる。この結果、早
送り操作レバー12及び早巻き戻し操作レバー14の夫々が
第5の回転レバー202の左端の係合ロッド208の押圧され
て左方に回動し、第2の位置に保持されている早送り操
作レバー12は回動規制部材44に対する係合突起38の係合
が解除され第1の位置に復帰する。そして代わりに再生
操作レバー18が左縁の係合爪94をフックレバー192の被
係合爪194に係合させることにより第2の位置に保持さ
れ、テープレコーダに再生モードが設定される。
早送りモードが設定されている間に録音操作レバー20
を第2の位置に向かい後方に移動させると、早送り操作
レバー12が第2の位置に配置されることにより時計回り
方向に回動した第1の回動レバー46の右端部の前縁が第
2図に示されている如く第1の位置に配置されている録
音操作レバー20の後端の直後に位置しているので、録音
操作レバー20の後端が回動した第1の回動レバー46の右
端部の前縁に直ぐ当接して第2の位置への移動を阻止さ
れる。即ち、この場合には一端停止操作レバー16を押圧
して停止モードをテープレコーダに設定した後でなくて
はテープレコーダに録音モードを設定することが出来な
い。
さて上述した如く構成されているこの発明の実施例に
従った操作レバー装置において第3図に示す如く早巻き
戻し操作レバー14が第2の位置に配置されて早巻き戻し
モードが設定されている間に早送り操作レバー12を第2
の位置に向かい後方に移動させると、早送り操作レバー
12が第2の位置に到達する前に係合突起38を基板10の回
動規制部材44に摺接して反時計回り方向に回動した時、
早送り操作レバー12の第3の係合突起40が早巻き戻し操
作レバー14のカム穴62の左縁のカム突起64の傾斜した下
辺を左方に押圧し、この結果として早巻き戻し操作レバ
ー14は回動規制部材44に対する係合突起56の係合が解除
され第1の位置に復帰する。そして代わりに早送り操作
レバー12は第2の位置に到達した時に係合突起38が基板
10の回動規制部材44に係合されて第2の位置に保持さ
れ、テープレコーダに早送りモードが設定される。
早巻き戻しモードが設定されている間に再生操作レバ
ー18を第2の位置に向かい後方に移動させると、早送り
モードが設定されている間に再生操作レバー18を第2の
位置に向かい後方に移動させた時と同様に、図示しない
磁気記録ヘッド支持板及び第5の回転レバー202の作用
により早巻き戻し操作レバー12は第1の位置に復帰さ
れ、代わって再生操作レバー18が第2の位置に保持され
てテープレコーダに再生モードが設定される。
早巻き戻しモードが設定されている間に録音操作レバ
ー20を第2の位置に向かい後方に移動させると、前述し
た如く録音操作レバー20とともに再生操作レバー18もま
た第2の位置へと移動される。したがって早巻き戻しモ
ードが設定されている間に再生操作レバー18を第2の位
置に向かい後方に移動させた時と同様に早巻き戻し操作
レバー12は第1の位置に復帰され、代わって再生操作レ
バー18が第2の位置に保持され、かつ録音操作レバー20
もまた再生操作レバー18とともに第2の位置に保持され
る。そしてテープレコーダには録音モードが設定され
る。
さて上述した如く構成されているこの発明の実施例に
従った操作レバー装置において第4図に示す如く再生操
作レバー18が第2の位置に配置されて再生モードが設定
されている間には、基板10の上面側で再生操作レバー18
の固定ロッド92に固定されている前述の図示しない磁気
ヘッド支持板が第5の回転レバー202の右端の係合片210
に前方から当接し、第5の回転レバー202の時計回り方
向への回動を阻止する。
ここにおいて早送り操作レバー12または早巻き戻し操
作レバー14が第2の位置に向かい押圧されると、これら
のレバーの係合凹所34又は54の傾斜した下辺が時計回り
方向への回動を上述した如く阻止されている第5の回転
レバー202の左端の係合ロッド208に摺接することにより
これらのレバーは第2の位置に向かいながら反時計回り
方向に回動する。これらのレバーが第2の位置に到達し
た時には第5の回転レバー202の左端の係合ロッド208が
これらのレバーの係合凹所34又は54よりも前方でこれら
のレバーの右縁に当接しているので、これらのレバーは
係合爪38又は56を基板10の回動規制部材44に係合させる
ことができない。従ってこれらのレバーはこれらのレバ
ーに加えられている後方への押圧力が除去されると第1
の位置に復帰して第2の位置に止まることが出来ない
が、これらのレバーに後方への押圧力を加えている限り
は第2の位置に止まりテープレコーダに再生モードの代
わりに早送りモードまたは早巻き戻しモードを設定する
ことが出来る。なおこれらのレバーに加えられている後
方への押圧力が除去されこれらのレバーが第1の位置に
復帰するとテープレコーダには早送りモードまたは早巻
き戻しモードの代わりに再生モードが設定される。
さて上述した如く構成されているこの発明の実施例に
従った操作レバー装置において第5図に示す如く録音操
作レバー20が第2の位置に配置されて録音モードが設定
されている間には、第2の位置に保持されている録音操
作レバー20の後端部の右分岐部分の後端が第1の回動レ
バー46の右端部の前縁の直前に位置しているので、早送
り操作レバー12を第2の位置に配置する為に後方に押圧
しても早送り操作レバー12の押圧に伴って時計回り方向
に回動しようとした第1の回動レバー46の右端部の前縁
が録音操作レバー20の後端に直ぐに当接する。従って、
早送り操作レバー12を第2の位置へ移動させるおとが出
来ない。即ち、この場合には一端停止操作レバー16を押
圧して停止モードをテープレコーダに設定した後でなく
てはテープレコーダに早送りモードを設定することが出
来ない。
録音モードが設定されている間に早巻き戻しレバー14
を第2の位置に向かい押圧すると、早巻き戻しレバー14
の第1の位置から第2の位置への移動に伴って付勢手段
182の付勢力に抗して反時計回り方向に回動する第3の
回動レバー178の前端部の左方延出部分が再生操作レバ
ー18とともに第2の位置に保持されている録音操作レバ
ー20の後端部の左分岐部分の左縁に当接し、録音操作レ
バー20の後端部の左分岐部分を右方に移動させる。左分
岐部分のこのような移動は、録音操作レバー20の案内ピ
ン104の回りの時計回り方向への回動を生じさせ、この
結果、再生操作レバー18の係合突起98に対する録音操作
レバー20の係合爪100の係合が解除され、録音操作レバ
ー20は第1の位置に復帰する。しかしながら再生操作レ
バー18は第2の位置に止まったままなので、再生操作レ
バー18が第2の位置に配置されて再生モードが設定され
ている間に早巻き戻しレバー14を第2の位置に向かい押
圧した場合と同じ結果となる。即ち、早巻き戻しレバー
14に第2の位置に向かう押圧力を加えている限りは早巻
き戻しモードが設定され、早巻き戻しレバー14に加えて
いた第2の位置に向かう押圧力を取去り早巻き戻しレバ
ー14を第1の位置に復帰させると再生モードが設定され
る。
以上詳述した如く構成されているこの発明の実施例に
従った操作レバー装置においては、早巻き戻し操作レバ
ー14及び早送り操作レバー12の夫々がこの発明における
操作レバー及びもう1つの操作レバーを構成しており、
また案内ピン70がこの発明における第1の規制手段を構
成しており、回動規制部材44がこの発明における第2の
規制手段を構成しており、早巻き戻し操作レバー14の為
の付勢手段60がこの発明における操作レバーの為の付勢
手段を構成しており、早巻き戻し操作レバー14の係合爪
がこの発明における操作レバーに設けられた係合部を構
成していおり、そして早送り操作レバー12の第3の係合
突起40と早巻き戻し操作レバー14のカム突起64を伴った
カム穴62との組み合わせがこの発明における操作レバー
及びもう1つの操作レバーの為の操作レバー解除手段を
構成している。
(発明の効果) 以上詳述した如く、請求項1記載の発明にかかる操作
レバー装置によれば、操作レバーは、第1の位置から第
2の位置に移動する際に、第2の規制手段と係合部とが
当接することで第2の方向に回動し、係合部が第2の規
制手段を越えると第1の方向に回動することとなり、第
2の位置に保持されることになるが、操作レバーの第2
の方向への回動量と第1の方向への回動量が同じである
ため、操作レバーの第1の位置側の端部が、第1の位置
に保持されたときと第2の位置に保持されたときとで、
操作レバーの移動方向と直交する方向に関してズレ量が
極めて小さくなり、省スペース化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明の一実施例に従った操作レバー装置
において全ての操作レバーが第1の位置に配置されてい
る時の状態を基板を省略して概略的に示す平面図; 第2図は、第1図の実施例においてこの発明のもう1つ
の操作レバーに対応する早送り操作レバーが第2の位置
に配置された時の状態を第1図と同様に基板を省略して
概略的に示す平面図; 第3図は、第1図の実施例においてこの発明の操作レバ
ーに対応する早巻き戻し操作レバーが第2の位置に配置
された時の状態を第1図と同様に基板を省略して概略的
に示す平面図; 第4図は、第1図の実施例において再生操作レバーが第
2の位置に配置された時の状態を第1図と同様に基板を
省略し停止操作レバー,再生操作レバー,録音操作レバ
ー,及びこれらの操作レバーに関係する構成部材のみを
概略的に示す平面図;そして 第5図は、第1図の実施例において録音操作レバーが第
2の位置に配置された時の状態を第1図と同様に基板を
省略し停止操作レバー,再生操作レバー,録音操作レバ
ー,及びこれらの操作レバーに関係する構成部材のみを
概略的に示す平面図である。 10……基板、12……早送り操作レバー(もう1つの操作
レバー)、14……早巻き戻し操作レバー(操作レバ
ー)、38……係合爪(係合部)、40……第3の係合突起
(操作レバー解除手段)、44……回動規制部材(第2の
規制手段)、56……係合爪(係合部)、60……付勢手
段、62……カム穴(操作レバー解除手段)、64……カム
突起(操作レバー解除手段)、70……案内ピン(第1の
規制手段)。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に沿って移動自在に配置された操作レ
    バーと、 基板に固定され、操作レバーが係合することにより、操
    作レバーの移動を第1の位置と第2の位置との間に規制
    すると共に操作レバーの回動中心として機能する第1の
    規制手段と、 操作レバーを前記第1の位置側及び第1の回動方向側に
    付勢する付勢手段と、 基板に固定され、操作レバーが係合することにより、第
    1の規制手段を中心とした操作レバーの前記第1の回動
    方向への回動を規制する第2の規制手段と、 操作レバーの第1の位置から第2の位置への移動の際
    に、第2の規制手段と当接するように、また、操作レバ
    ーが第2の位置に達した際に、第2の規制手段と係合す
    るように操作レバーに設けられた係合部と、 を備えていて、 操作レバーは、第1の位置から第2の位置への操作レバ
    ーの移動の際に、前記係合部が前記第2の規制手段に当
    接することにより付勢手段の付勢力に抗して第1の回動
    方向とは逆の第2の回動方向に回動し、前記係合部が第
    2の規制手段を越えて第2の位置側に移動した際に、先
    の第2の回動方向への回動量と同じ量だけ第1の回動方
    向に回動し、第2の位置に達した際に前記係合部が前記
    第2の規制部材と係合することにより第2の位置に保持
    されることを特徴とする操作レバー装置。
  2. 【請求項2】基板に沿って第1の位置と第2の位置との
    間で移動自在に設けられ、第2の位置に配置された時に
    前記第2の規制手段と係合する係合部を有していて、係
    合部が前記第2の規制手段と係合することにより第2の
    位置に保持されるもう1つの操作レバーと、 前記操作レバーが前記第2の位置に保持されている間に
    おける、前記もう1つの操作レバーの第2の位置への配
    置により、前記操作レバーの前記第2の位置への保持を
    解除する操作レバー解除手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の操作レバー装
    置。
  3. 【請求項3】前記操作レバー解除手段は、前記もう1つ
    の操作レバーが前記第2の位置に保持されている間にお
    ける、前記操作レバーの前記第2の位置への配置によ
    り、前記もう1つの操作レバーの前記第2の位置への保
    持を解除する、 ことを特徴とする請求項2記載の操作レバー装置。
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