JP2797414B2 - ビデオテープレコーダ - Google Patents

ビデオテープレコーダ

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JP2797414B2
JP2797414B2 JP1109542A JP10954289A JP2797414B2 JP 2797414 B2 JP2797414 B2 JP 2797414B2 JP 1109542 A JP1109542 A JP 1109542A JP 10954289 A JP10954289 A JP 10954289A JP 2797414 B2 JP2797414 B2 JP 2797414B2
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/46Controlling, regulating, or indicating speed
    • G11B15/50Controlling, regulating, or indicating speed by mechanical linkage, e.g. clutch

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  • Structure Of Transmissions (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明ビデオテープレコーダを以下の項目に従って説
明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第6図] D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第5図] a.ビデオテープレコーダ[第1図] b.駆動系[第1図乃至第5図] c.切替手段[第2図乃至第5図] d.動作[第5図] e.首振阻止手段[第2図] f.作用 f−1.再生モード、逆再生モード[第5図(C)] f−2.FF/REWモード[第5図(B)] f−3.高速REWモード[第5図(A)] G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規なビデオテープレコーダに関する。詳し
くは、駆動側ギヤから供給側リール台(以下、「S側リ
ール台」という。)又は巻取側リール台(以下、「T側
リール台」という。)までのギヤ列を工夫することによ
り、テープの送り又は戻しを2種類の速度(遅い方を
「早送り又は巻戻し(以下、「FF/REW」と言う。)」と
言い、早い方を「高速早送り又は高速巻戻し(以下、
「高速FF/REW」と言う。)」と言う。)で行なうことが
でき、テープの送り又は戻しの速度を操作者の要求に合
わせ、所要時間の短縮化又は他のモードへの切替の速度
を選択することができるようにした新規なビデオテープ
レコーダを提供しようとするものである。
(B.発明の概要) 本発明ビデオテープレコーダは、所定のモードのとき
に駆動側ギヤと供給側中継ギヤ(以下、「S側中継ギ
ヤ」と言う。)又は巻取側中継ギヤ(以下、「T側中継
ギヤ」と言う。)との間を連結させる中間ギヤを設け、
また、前記駆動側ギヤと振子ギヤとT側中継ギヤ又はS
側中継ギヤとによる第1のギヤ列と駆動側ギヤと中間ギ
ヤとT側中継ギヤ又はS側中継ギヤとによる第2のギヤ
列とを切り替える切替手段を有し、第2のギヤ列の減速
比を第1のギヤ列の減速比より低く設定し、FF/REWモー
ドのときはテープがローディングされたままの状態で第
1のギヤ列によりT側リール台又はS側リール台を回転
させ、また、高速FF/REWモードのときはテープがアンロ
ーディング方向へ戻された状態で振子ギヤを中継ギヤに
噛合しない位置に保持するとともに中間ギヤを中継ギヤ
に噛合する位置へ移動させた第2のギヤ列によりT側リ
ール台又はS側リール台を回転させるようにすることに
より、簡単な構造で、部品点数を多くすることなく、容
易にFF/REWモード又は高速FF/REWモードを選択すること
ができるようにしたものである。
(C.従来技術)[第6図] 近年、ビデオテープレコーダにおいて、その機構の簡
素化を図るために、キャプスタン軸を駆動するモータと
2つのリール台を駆動するモータとの共通化が図られて
いる。
第6図は、このようなキャプスタン軸の駆動と2つの
リール台の駆動とを1つのモータで行なうビデオテープ
レコーダの一例aを示すものである。
bはS側リール台ギヤ、cはT側リール台ギヤであ
り、両リール台ギヤb、cは適宜間隔を空けてメカシャ
ーシdの上面側に位置し、メカシャーシdに対して回転
自在に支持されている。
eはキャプスタン軸であり、メカシャーシdの下面に
取着されたキャプスタンモータfの出力軸が、メカシャ
ーシdを上方に貫通してキャプスタン軸eとされてい
る。
gはピンチローラであり、キャプスタン軸eに対向し
て、キャプスタン軸eに圧着されるようになっている。
hはキャプスタンモータfの出力軸に固定された駆動
プーリであり、メカシャーシdの下面側に位置されてい
る。
iは従動プーリであり、2つのリール台ギヤb、cの
略中間でメカシャーシdの下面側に位置されている。
jは従動ギヤであり、従動プーリiに同心状にかつ一
体的に形成されており、メカシャーシdの上面側に位置
されている。
kは首振レバーであり、従動ギヤjの上側で、かつ、
従動プーリi及び従動ギヤjの回転軸に回転自在に支持
されており、該首振レバーkの揺動端には従動ギヤjと
噛合した振子ギヤlが回転自在に支持されている。
m、nは中継ギヤであり、メカシャーシdの上面に回
転自在に支持されているとともに、常時S側リール台ギ
ヤd、T側リール台ギヤcに各別に噛合されている。
oは駆動プーリhと従動プーリiとに架け渡された無
端状のベルトである。
pはメカシャーシdの上面に回転自在に支持された回
転ヘッドドラムであり、テープローディングによりテー
プカセットqのテープrが所定巻付角で巻き付けられる
ようになっている。
また、ビデオテープレコーダaに装着されたテープカ
セットqは、そのテープrが所定のモードのときに図示
しないローディング機構によりテープカセットq内から
引き出されてテープローディングが為され、また別のモ
ードのときにローディング機構によりテープカセットq
内に戻されるようになっている。
そして、例えば、再生モードのときはテープローディ
ングが為され、かつ、キャプスタン軸eにピンチローラ
gが圧着された状態でキャプスタンモータfが上方から
見て反時計回り方向に回転され、キャプスタン軸eとピ
ンチローラgとによりテープrをT側リール台側に送り
出すと共に、従動ギヤjを反時計回り方向に回転させ、
首振レバーkをT側リール台ギヤc側に首振りさせ、振
子ギヤlをT側中継ギヤnに噛合させ、かつ、従動ギヤ
jの回転を振子ギヤl、T側中継ギヤnを介してT側リ
ール台cに伝達し、T側リール台cを時計回り方向に回
転せしめてテープrを巻き取るようになっている。
また、送再生モードのときは、テープローディングが
為され、かつ、キャプスタン軸eにピンチローラgが圧
着された状態で、キャプスタンモータfが時計回り方向
に回転され、キャプスタン軸eとピンチローラgとによ
りテープrを回転ヘッドドラムp側に送り出すと共に、
首振レバーkをS側リール台ギヤb側に首振りさせ、振
子ギヤlをS側中継ギヤmに噛合させてS側リール台ギ
ヤbを反時計回り方向に回転させ、テープrを巻き取る
ようになっている。
更に、FF/REWモードのときはテープrがローディング
機構によりテープカセットq内に引き戻され、キャプス
タンモータfが反時計回り方向又は時計回り方向に回転
され、従動ギヤjを反時計回り方向又は時計回り方向に
回転させ、首振レバーkをT側リール台ギヤc側又はS
側リール台ギヤb側に首振りさせ、振子ギヤlをT側中
継ギヤn又はS側中継ギヤmに噛合させ、かつ、従動ギ
ヤjの回転を振子ギヤl、T側中継ギヤn又はS側中継
ギヤmを介してT側リール台c又はS側リール台ギヤb
に伝達し、T側リール台cを時計回り方向に又はS側リ
ール台bを反時計回り方向に回転させてテープrを巻き
取るようになっている。
尚、FF/REWモードのときはキャプスタンモータfはこ
れに供給される電圧又は電流が制御されて再生モード又
は逆再生モードのときよりも高速で回転されるようにな
っている。
(D.発明が解決しようとする課題) ところが、上述したビデオテープレコーダaにあって
は、テープを非ローディング状態でFF/REWを行なうた
め、FF/REWモードにおけるテープrの巻き取り速度を早
くすることができ、その所要時間を短くすることができ
るが、FF/REWモードから再生モード又は逆再生モードへ
の切り替えが遅いという問題があった。
即ち、FF/REWモードから再生モード又は逆再生モード
に切り替えた場合、テープrをテープカセットqから引
き出し、所定のテープパスを形成する必要があり、これ
に要する時間分だけ、再生モード又は逆再生モードへの
移行が遅れてしまっていた。
また、FF/REWをテープrがローディングされたままの
状態で行なうことも考えられるが、テープrをローディ
ングされたままの状態で高速に走行させることは、テー
プrの表面を傷付ける惧れがあり、FF/REWの速度を余り
高速にすることはできないという問題もあった。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明ビデオテープレコーダは、上記した課
題を解決するために、前記駆動側ギヤと振子ギヤとT側
中継ギヤ又はS側中継ギヤとによる第1のギヤ列と駆動
側ギヤと中間ギヤとT側中継ギヤ又はS側中継ギヤとに
よる第2のギヤ列とを切り替える切替手段を有し、第2
のギヤ列の減速比を第1のギヤ列の減速比より低く設定
し、FF/REWモードのときはテープがローディングされた
ままの状態で第1のギヤ列によりT側リール台又はS側
リール台を回転させ、また、高速FF/REWモードのときは
テープがアンローディング方向へ戻された状態で振子ギ
ヤを中継ギヤに噛合しない位置に保持するとともに中間
ギヤを中継ギヤに噛合する位置へ移動させた第2のギヤ
列によりT側リール台又はS側リール台を回転させるよ
うにしたものである。
従って、本発明ビデオテープレコーダによれば、テー
プの送り又は戻しをテープがローディングされたままの
状態とテープがアンローディング方向へ戻された状態と
の二つの状態で行なうことができ、そして、テープがロ
ーディングされたままの状態で行なうFF/REWモードにあ
っては、そのテープ走行速度はそれ程は高くないが再生
モード又は逆再生モード等への切替時間を短くすること
ができ、また、テープがアンローディング方向へ戻され
た状態で行なう高速FF/REWモードにあっては、テープ送
り又は戻しの所要時間を短縮することができ、しかも、
このようなモードを形成するための機構を特に複雑にす
ることなく構成することができる。
(F.実施例)[第1図乃至第5図] 以下に、本発明ビデオテープレコーダの詳細を図示し
た実施例に従って説明する。
(a.ビデオテープレコーダ)[第1図] 1はビデオテープレコーダであり、2はそのメカシャ
ーシで、該メカシャーシ2の上面側でその中央より前側
(第1図において、下方を向く方向を前側とし、上方を
向く方向を後側とし、また、右方を向く方向を右側と
し、左方を向く方向を左側とする。以下の説明において
向きを示すときはこの方向によるものとする。)の位置
に左右に離間してS側リール台3とT側リール台4がメ
カシャーシ2に対してそれぞれ回転自在に配設されてお
り、各リール台3、4にはそれぞれ、リール台ギヤ3a、
4aが形成されている。
5はT側リール台4の後方でメカシャーシ2の下面側
に配設されたキャプスタンモータであり、該キャプスタ
ンモータ5の出力軸はメカシャーシ2を貫通してその上
面側に突出され、キャプスタン軸6とされている。
7はキャプスタン軸6に対向してメカシャーシ2の上
面側に配設されたピンチローラであり、該ピンチローラ
7は当該ビデオテープレコーダ1が画像信号等を再生す
るモードのときにテープを定速走行させるためにキャプ
スタン軸6に対して圧着されるようになっている。
8はキャプスタンモータ5の下側であって、その出力
軸に固定された駆動プーリである。
9はテープカセットであり、ビデオテープレコーダ1
の所定位置に装着されるとそのテープ10が引き出されて
回転ヘッドドラム11に所定の巻付角で巻き付けられ、ま
た、各種のテープガイドにより所定のテープパスが形成
されるようになっている。
(b.駆動系)[第1図乃至第5図] 12はメカシャーシ2の下面側であって、S側リール台
3とT側リール台4との間の下方に位置し、メカシャー
シ2との間に適宜な間隔を空けて取着されたサブプレー
トであり、該サブプレート12には種々のギヤが支持され
ている。
13は従動プーリであり、メカシャーシ2の下面であっ
て、前記T側リール台4が位置する位置より稍前側の下
方に回転自在に支持されていると共に、該従動プーリ13
の上面には従動プーリ13のよりも径の稍小さい平歯車14
が一体に形成されている。
尚、従動プーリ13と前記駆動プーリ8とは上下方向で
略同じ高さに位置し、両者の間には無端状のベルト15が
掛け渡されている。
(c.切替手段)[第2図乃至第5図] 16はサブプレート12の右端部に上方へ突出するように
植設された支軸であり、該支軸15には回転自在に、か
つ、軸方向、即ち上下方向に移動自在にモード切替ギヤ
17が支持されており、そして、該モード切替ギヤ17は平
歯ギヤからなり、前記平歯車14と常時噛合されている。
また、サブプレート12とモード切替ギヤ17との間には
支軸16に外嵌されたコイルバネ18が介在されており、モ
ード切替ギヤ17には上方への移動力が付勢されている。
19は前記コイルバネ18の弾発力に抗してモード切替ギ
ヤ17を支軸16の下側の位置に抑えておく押圧体であり、
該押圧体19は上方から見て左方に開口した扁平なコ字状
を為し、その両腕部19a、19aがサブプレート12のモード
切替ギヤ17の近傍に立設された支持片20、20の上端部に
前後方向に延びる軸を回転軸として回動自在に支持さ
れ、また、その基体部19bの中央部には右方に向って二
叉状に突出した腕片19c、19cが形成されており、その先
端部が前記モード切替ギヤ17の回転中心付近を下方に押
圧する押圧部19c′、19c′となっており、更に、後方に
位置する腕19aの下縁には後方に向って延び後述するス
ライダー部材によって押圧される被押圧部19dが一体に
形成され、該被押圧部19dの左側縁から下方に延び、か
つ、サブプレート12に形成された窓を通してその下方へ
突出したバネ掛片19eが一体に形成されている。
そして、押圧体19はそのバネ掛片19eと該バネ掛片19e
の左方であってサブプレート12の下面に突設されたバネ
掛片12aとの間に引張バネ21が張設されることによりそ
の押圧部19c′、19c′が下方へ移動する方向への回動力
が付与され、前記モード切替ギヤ17を下方へ押圧するよ
うになっていると共に後述するスライダー部材によりそ
の被押圧部19dが右方へ押圧されると押圧体19は前方か
ら見て反時計回り方向に回動され、押圧部19c′、19c′
によるモード切替ギヤ17の下方への押圧が解かれ、これ
に伴ない該モード切替ギヤ17はそのコイルバネ18の弾発
力により上方へ移動されるようになっている。
尚、モード切替ギヤ17について、押圧体19により下方
へ向けて押圧され、支軸16の基端側に保持されている位
置を下方位置と言い、押圧体19による下方への押圧が解
かれ、コイルバネ18の弾発力により上方へ押圧されて支
軸16の上端側に保持されている位置を上方位置と言う。
22はサブプレート12の略中央に上方へ突出するように
植設された支軸であり、該支軸22には駆動側ギヤ体23が
回転自在に支持されている。
駆動側ギヤ体23は下側平ギヤ24と該下側平ギヤ24の上
面中央から上方に突出した回転スリーブ体25と該回転ス
リーブ体25の上端に一体に形成された上側平ギヤ26と回
転スリーブ体25に回転自在に外嵌されたリミッタギヤ27
とから成り、リミッタギヤ27と上側平ギヤ26との間に圧
縮コイルスプリング28が介在され、また、リミッタギヤ
27と下側平ギヤ24との間に図示しないフェルト部材が介
在されており、駆動側ギヤ体23は軽負荷時のときはリミ
ッタギヤ27と下側平ギヤ24及び上側平ギヤ26とが一体的
に回転し、負荷が大きくなるに従って、リミッタギヤ27
と下側平ギヤ24及び上側平ギヤ26とが辷って両ギヤ27と
24及び26との間の回転に差が生ずるようになっている。
尚、駆動側ギヤ体23の上側平ギヤ26は肉厚状に形成さ
れておりその大部分がメカシャーシ2に形成された窓2a
を通してその上面側に位置されている。
また、上記下側平ギヤ24は前記モード切替ギヤ17が下
方位置にあるときにこれと噛合状態にあり、上記リミッ
タギヤ27は前記モード切替ギヤ17が上方位置にあるとき
にこれと噛合状態にあるようにされている。
29はサブプレート22の左端部に上方に向って突出する
ように植設された支軸であり、その先端はメカシャーシ
2の前記窓2aの左方に形成された窓2bを通してその上面
側に突出されている。
30は側方から見て下方に開口したコ字状をしており後
述する中間ギヤを上下動させるための押上部材であり、
該押上部材30はその両腕片30a、30aがサブプレート12の
駆動側ギヤ体23の左方寄りの前後に立設された支持片3
1、31に前後方向に延びる軸を回動軸として回動自在に
支持され、その基体部30bの中央部より稍前側に寄った
位置に左方に向って突出した押上片30cが一体に形成さ
れていると共に該押上片30cには左右方向に延びる長孔3
0dが形成され、該長孔30dに前記支軸29が貫通するよう
に位置されている。
そして、押上部材30はその押上片30cの下面とサブプ
レート12との間に圧縮コイルバネ32が介挿され、これに
よって押上部材30に前方から見て時計回り方向への回動
力が付与されている。
また、押上部材30の後方に位置する前記一方の腕片30
aの右側縁下部から右方に突設されたストッパ片30eがサ
ブプレート22の上面に当接することにより前記回動が阻
止されており、また、該一方の腕片30aの右側縁上部が
階段状にされ後述するスライダー部材によって押圧され
る被押圧部30fが形成されている。
また、支軸29の上端部はメカシャーシ2の上面側にこ
れと適宜間隔を開けて取着された支持板33に自在に支持
されている。
尚、支軸29にはその押上片30cの上側に後述する中間
ギヤが回転自在にかつ上下方向に移動自在に支持され、
前記コイルバネ32の弾発力により前方から見て時計回り
方向に回動されている状態において中間ギヤは押上片30
cにより上方の位置(以下、「押上位置」と言う。)に
保持され、また、後述するスライダー部材により反時計
回り方向に回動された状態において中間ギヤは下方へ移
動された位置(以下、「下降位置」と言う。)に保持さ
れるようになっている。
34はメカシャーシ2の下面側であって、S側リール台
3とT側リール台4との間で、かつ、これらリール台3
と4とのそれぞれの回転中心を結んだ線よりも後方に位
置され、メカシャーシ2に左右方向に摺動自在に支持さ
れたスライダー部材であり、その右端部には下方へ向っ
て突設された連結突部34aが一体に形成され、その左端
縁は前記押上部材30の被押圧部30fを押圧する第1の押
圧部34bとされ、また、その中央より左に稍寄った位置
には下方へ向って突出した押圧片34cが一体に形成さ
れ、該押圧片34cの下端縁に前記押圧体19の被押圧部19d
に対向した第2の押圧部34dが突設されている。
また、第1の押圧部34bと第2の押圧部34dとの間の間
隔は前記押圧体19がモード切替ギヤ17を下方位置に押圧
している状態におけるその被押圧部19dと前記押上部材3
0がコイルバネ32により後述する中間ギヤを押上位置に
押し上げている状態におけるその被押圧部30fとの間の
間隔と略同じか又はこれより稍大きく形成されている。
35はメカシャーシ2の下面側であって、T側リール台
4の後方の下側に回動自在に支持されたカムギヤであ
り、該カムギヤ35はそのホィールギヤ部35aがメカシャ
ーシ2の下面に取着されたモード設定モータ36の出力軸
に固着されたウォーム37と噛合されており、またその上
面には所定のカム溝36bが形成されている。
38はメカシャーシ2の下面側であって、上記カムギヤ
35の稍左方の位置に突設された支持軸39に回動自在に支
持された揺動レバーであり、該揺動レバー38はその後端
部が上記支持軸39に支持されると共にその回動端部には
その長手方向に延びる長孔38aが形成され、また、中央
部より稍回動支点寄りの位置に下方へ突出した倣いピン
38bが一体に形成されている。
そして、揺動レバー38はその倣いピン38bが前記カム
ギヤ35のカム溝35bに摺動自在に係合され、また、その
長孔38aに前記スライダー部材34の連結突部34aが摺動自
在に係合されている。
(d.動作)[第5図] しかして、モード設定モータ36が駆動されるとウォー
ム37を介してカムギヤ35が回転され、これに伴ない揺動
レバー38の倣いピン38bがカム溝35bをその形状に合わせ
て倣い、揺動レバー38を回動させることとなり、更に、
揺動レバー38の回動により、スライダー部材34を左右方
向に摺動させることとなる。
そして、スライダー部材34はその第1の押圧部34b及
び第2の押圧部34dの何れによっても押上部材30の被押
圧部30f又は押圧体19の被押圧部19dを押圧していない状
態(第5図(B)参照)(以下、「Bポジション」と言
う。)を中立として、スライダー部材34が左方へ移動さ
れると、その第1の押圧部34bが押上部材30の被押圧部3
0fを左方に押圧した状態(第5図(A)参照)(以下、
「Aポジション」と言う。)となり、押上部材30は前方
から見て反時計回り方向に回動されることとなり、ま
た、スライダー部材34がBポジションから右方へ移動さ
れると、その第2の押圧部34dが押圧体19の被押圧部19d
を右方に押圧した状態(第5図(C)図参照)(以下、
「Cポジション」と言う。)となり、これにより押圧体
19は前方から見て反時計回り方向に回動されその押圧部
19c′、19c′がモード切替ギヤ17の下方への押圧を解除
した状態となる。
40は前記サブプレート12に植設された支軸29のメカシ
ャーシ2から上方へ突出した部分に回転自在にかつ上下
方向に移動自在に支持された中間ギヤであり、該中間ギ
ヤ40の下面中央部には下方に突出したスリーブ体41が一
体に形成されており、該スリーブ体41の下端面が前記押
上部材30の押上片30cの長孔30dの周縁部に載置されてい
ると共に、中間ギヤ40の上面と前記支持板33の下面との
間には支軸29に外嵌された圧縮コイルバネ42が介挿され
ており、中間ギヤ40を下方に押圧している。
そして、上記圧縮コイルバネ42の弾発力は支軸29の下
部に外嵌された圧縮コイルバネ32の弾発力より弱く設定
されており、中間ギヤ40はスライダー部材34に押圧され
ない状態(Bポジション又はCポジション)では押上位
置に保持されるようになっている。
また、中間ギヤ40はこれが押上位置にあるときでも下
降位置にあるときでも前記駆動側ギヤ体23の上側平ギヤ
26と常時噛合されている。
43は駆動側ギヤ体23の支軸22に回動自在に支持された
首振レバーであり、該首振レバー43は上側平ギヤ26の上
側に位置し、その揺動端には上側平ギヤ26に噛合した振
子ギヤ44が回転自在に支持されている。
即ち、支持軸45が首振レバー43の揺動端に垂設され、
該支持軸45に振子ギヤ44が回転自在に支持されており、
また、支持軸45の下端はメカシャーシ2の2つのリール
台3と4との間の略中央に形成された横長の矩形窓2cを
通してメカシャーシ2の下面側に突出されている。
46、47は各リール台3、4のリール台ギヤ3a、4aと各
別に、かつ、常時、噛合した中継ギヤであり、これら中
継ギヤ46、47は前記振子ギヤ44を挟んで、かつ、振子ギ
ヤ44が略中央に位置するときはどちらの中継ギヤ46、47
にも噛合せず、何れか一方に偏ったときに、その偏った
方の中継ギヤ46又は47に噛合するような位置でメカシャ
ーシ2の上面に回転自在に支持されている。
また、S側の中継ギヤ46の上面にはこれより小径の平
ギヤ48が同心状に一体に形成されており、前記中間ギヤ
40がその下降位置に来たときにこれと噛合するようにな
っている。
(e.首振阻止手段)[第2図] 49は前記振子ギヤ44の首振動作を阻止するための首振
阻止手段であり、該首振阻止手段49は、これを駆動する
モータと該モータの回転運動を所定の回動に変換するカ
ムギヤ及び揺動リンクと該揺動リンクの回動を直線運動
に変換し、前記振子ギヤ44を押圧するスライダー等から
成る。
50は平歯ギヤから成るカムギヤであり、その一方の面
にカム溝50aが形成されており、該カムギヤ50はメカシ
ャーシ2の下面にメカシャーシ2にカム溝50aが対向す
るように回転自在に支持されているとともに、前記モー
ド設定モータ36により図示しないギヤ列を介して回転さ
れるようになっている。
51は略L字状をした揺動リンクであり、その屈曲部が
メカシャーシ2の下面であって、前記カムギヤ50の近傍
の位置に回動自在に支持されることにより、メカシャー
シ2に対してその面と平行な方向に揺動自在にされてい
るとともに、その短い方の腕51aが揺動中心から右斜め
後方へ延び、その先端部が前記カムギヤ50とメカシャー
シ2との間に位置されており、また、長い方の腕51bが
揺動中心から略前方へ延びるように位置されている。
また、揺動リンク51の短い方の腕51aの先端部には下
方へ突出したピン51cが一体に形成され、該ピン51cが前
記カムギヤ50のカム溝50aに摺動自在に係合され、長い
方の腕51bの端部には下方へ突出した連結ピン51dが一体
に形成され、該連結ピン51dが後述するスライダーと係
合されている。
そして、前記カムギヤ50がモード設定モータ36により
図示しないギヤ列を介して回転されそのカム溝50aに係
合されている揺動リンク51の短い方の腕51aのピン51cが
カム溝50aに倣って動き、これにより、揺動リンク51は
揺動され、長い方の腕51bはその連結ピン51dが略左右方
向に揺動されることとなる。
52は合成樹脂から成るスライダーであり、メカシャー
シ2の前縁寄りの下面に左右方向に摺動自在に支持され
ており、その一端部には幅方向に稍長い長孔52aが形成
され、該長孔52aに前記揺動リンク51の長い方の腕51bに
設けられた連結ピン51dが摺動自在に係合され、また、
スライダー52の他端部はメカシャーシ2の前記矩形窓2c
まで延びており、該他端部には後方へ向って突出した2
つの押圧片53、53が一体に形成され、該2つの押圧片53
と53との間には前記振子ギヤ44の支持軸45の下端部が位
置されている。
そして、スライダー52は、モード設定モータ36により
揺動リンク51が揺動されたときに左右方向へ摺動される
こととなり、その2つの押圧片53、53により振子ギヤ44
の支持軸45が移動され、振子ギヤ44の首振動作を制御す
るようになっている。
(f.作用) しかして、上記したビデオテープレコーダ1は各モー
ドが選択されることによりモード設定モータ36が駆動さ
れ、カムギヤ35又は50が回転されて所定のモードが形成
されるようになっている。
(f−1.再生モード、逆再生モード)[第5図(C)] 再生モード又は逆再生モードが選択されるとスライダ
ー部材34はBポジションからCポジションに移動するよ
うにカムギヤ35により制御され、その第2の押圧部34d
が押圧体19の被押圧部19dを右方に押圧し、その押圧部1
9c′、19c′を上方へ移動させ、これに伴なって、モー
ド切替ギヤ17が圧縮コイルバネ18の弾発力により上方位
置へ移動する。そして、上方位置に移動されたモード切
替ギヤ17は駆動側ギヤ体23のリミッタギヤ27と噛合す
る。
また、これと同時に再生モードの場合には、キャプス
タンモータ5が反時計回り方向へ回転されてキャプスタ
ン軸6とピンチローラ7とで挟着されたテープ10をT側
リール台4側に送り出すと共に、駆動プーリ8−ベルト
15−従動プーリ13−平歯車14−モード切替ギヤ17−リミ
ッタギヤ27−駆動側ギヤ体23の上側平ギヤ26とその回転
が伝達されて上側平ギヤ26が反時計回り方向へ回転さ
れ、首振レバー43がT側リール台4側に首振りされてT
側中継ギヤ47と振子ギヤ44とが噛合され、T側リール台
4を時計回り方向へ回転させ、ピンチローラ7とキャプ
スタン軸6とにより送り出されて来るテープ10を巻き取
るようになっている。
尚、再生モード及び逆再生モードにおいてはスライダ
ー52の押圧片53、53は振子ギヤ44の支持軸45を押圧しな
い状態にあり、振子ギヤ44は駆動側ギヤ体23の回転方向
に応動して所定の方向に首振りをするようになってい
る。
また、逆再生モード場合には、キャプスタンモータ5
が逆回転、即ち、時計回り方向へ回転されて、S側リー
ル台3側にテープ10を送り出すと共に、前述した再生モ
ードのときと各ギヤが逆の方向に回転して、振子ギヤ44
がS側リール台3側に首振動作をして、S側リール台3
をテープ10を巻き取る方向に回転させることとなる。
(f−2.FF/REWモード)[第5図(B)] FF/REWモードが選択されると、ピンチローラ7がキャ
プスタン軸6から離れると共に、テープパスはそののま
まで、即ち、テープがローディングされたままの状態で
ピンチローラ7がキャプスタン軸6から離れた状態でス
ライダー部材34はBポジションに位置するようにカムギ
ヤ35により制御され、その第1の押圧部34b及び第2の
押圧部34dが何れも、それぞれに対応する押上部材30、
押圧体19の被押圧部30f、被押圧部19dを押圧することな
く、これにより、モード切替ギヤ17は下方の位置に保持
され、また、中間ギヤ40は押上位置に保持される。
そして、モード切替ギヤ17は駆動側ギヤ体23の下側平
ギヤ24と噛合し、駆動側ギヤ体23の上側平ギヤ26−振子
ギヤ44−中継ギヤ46又は47の噛合による第1のギヤ列を
構成し、リール台ギヤ3a又は4aをテープ10の巻き取り方
向に回転することとなりFF/REWモードが形成されること
となる。
(f−3.高速REWモード)[第5図(A)] 高速REWモードが選択されると、テープ10がアンロー
ディング、即ち、テープカセット9内に戻された状態
で、スライダー部材34はAポジションに移動するように
カムギヤ35により制御され、その第1の押圧部34bが押
上部材30の被押圧部30fを左方へ押圧することとなり、
押上部材30は前方から見て反時計回り方向に回動され
て、その押上片30cが下方へと移動される。そして、押
上部材30の押上片30c上に載置されている中間ギヤ40は
押上部材30の押上片30cの下方への移動と圧縮コイルバ
ネ42の弾発力により下降位置へと移動され、そして下降
位置に移動された中間ギヤ40はS側中継ギヤ46に一体に
形成された平ギヤ48と噛合されることとなる。
しかして、駆動側ギヤ体23の上側平ギヤ26−中間ギヤ
40−平ギヤ48−S側中継ギヤ46による第2のギヤ列が構
成され、S側リール台ギヤ3aをテープ10の巻き取り方向
に回転させることとなり、高速REWモードが形成される
こととなる。
尚、このとき、スライダー52は振子ギヤ44の支持軸45
をその押圧片53により中立の位置に保持するようにカム
ギヤ50により制御される。これは、駆動側ギヤ体23の回
転に従動して首振りレバー43が回動し振子ギヤ44がS側
中継ギヤ46と噛合しないようにするためである。
また、高速REWモードにあっては、前述のように駆動
側ギヤ体23からS側中継ギヤ46に至るまでの第2のギヤ
列のうちS側中継ギヤ46とこれにより小径な平ギヤ48と
を一体に形成し、そして、この小径の平ギヤ48を中間ギ
ヤ40にて回転させるので、FF/REWモードのときの第1の
ギヤ列よりも減速比が低くなっており、従って、FF/REW
モードと高速REWモードとのそれぞれにおけるキャプス
タンモータ5の回転数が同一であっても、高速REWモー
ドのときの方がS側リール台3をより高速で回転させる
ことができる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明ビ
デオテープレコーダは、供給側リール台と巻取側リール
台との間に配設された駆動側ギヤと、該駆動側ギヤと常
時噛合し駆動側ギヤの回転に伴ない首振動作をする振子
ギヤと、供給側リール台ギヤ又は巻取側リール台ギヤに
各別に噛合すると共に首振動作された振子ギヤと選択的
に噛合される供給側中継ギヤ及び巻取側中継ギヤと、所
定のモードのときに駆動側ギヤと供給側中継ギヤ又は巻
取側中継ギヤとに噛合する中間ギヤとを備えたビデオテ
ープレコーダであって、前記駆動側ギヤと振子ギヤと巻
取側中継ギヤ又は供給側中継ギヤとによる第1のギヤ列
と駆動側ギヤと中間ギヤと巻取側中継ギヤ又は供給側中
継ギヤとによる第2のギヤ列とを切り替える切替手段を
有し、第2のギヤ列の減速比を第1のギヤ列の減速比よ
り低く設定し、早送りモード又は巻戻しモードのとき
は、テープがローディングされたままの状態で第1のギ
ヤ列により巻取側リール台又は供給側リール台を回転さ
せ、また、高速早送りモード又は高速巻戻しモードのと
きは、テープがアンローディング方向へ戻された状態で
振子ギヤを中継ギヤに噛合しない位置に保持するととも
に中間ギヤを中継ギヤに噛合する位置へ移動させた第2
のギヤ列により巻取側リール台又は供給側リール台を回
転させるようにしたことを特徴とする。
従って、本発明ビデオテープレコーダによれば、テー
プの送り又は戻しをテープがローディングされたままの
状態とテープがアンローディング方向へ戻された状態と
の二つの状態で行なうことができ、そして、テープがロ
ーディングされたままの状態で行なうFF/REWモードにあ
っては、そのテープ走行速度はそれ程は高くないが再生
モード又は逆再生モード等への切替時間を短くすること
ができ、また、テープがアンローディング方向へ戻され
た状態で行なう高速FF/REWモードにあっては、テープ送
り又は戻しの所要時間を短縮することができ、しかも、
このようなモードを形成するための機構を特に複雑にす
ることなく構成することができる。
尚、上記説明では高速REWモード時にテープをアンロ
ーディングするようにしたが、これは完全にアンローデ
ィングする必要はなく、テープをアンローディング方向
へ適当なところまで戻して、高速走行させてもテープに
ダメージが生じないようなパスを形成した状態で高速FF
/REWモードとしても良い。
また、上記実施例では高速REWモードのみが形成され
るようにしたものを示したが、これを高速FFモードのみ
が形成されるもの、高速FFモード及び高速REWモードが
共に形成されるものとしても良いことは勿論である。
その他、上記実施例で示した構造は本発明具体化のほ
んの一例を示したものにすぎず、これらによって、本発
明の技術的範囲が限定的に解釈されることを意味するも
のではなく、本発明の趣旨に反しない限度で種々の変更
を加えることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明ビデオテープレコーダの実施
の一例を示すものであり、第1図は全体の概略平面図、
第2図は要部の拡大平面図、第3図は第1図のIII−III
線に沿う拡大断面図、第4図は斜め後方から見た要部の
分解斜視図、第5図(A)乃至(C)は要部の概略側面
図を示すもので、(A)はAポジション、(B)はBポ
ジション、(C)はCポジションを示し、第6図は従来
のビデオテープレコーダの一例を示す平面図である。 符号の説明 1……ビデオテープレコーダ、 3……供給側リール台、 3a……供給側リール台ギヤ、 4……巻取側リール台、 4a……巻取側リール台ギヤ、10……テープ、 23……駆動側ギヤ、 23、44、46、47……第1のギヤ列、 23、40、46、47……第2のギヤ列、 30、34、35、36……切替手段、 40……中間ギヤ、44……振子ギヤ、 46……供給側中継ギヤ、 47……巻取側中継ギヤ
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】供給側リール台と巻取側リール台との間に
    配設された駆動側ギヤと、該駆動側ギヤと常時噛合し駆
    動側ギヤの回転に伴ない首振動作をする振子ギヤと、供
    給側リール台ギヤ又は巻取側リール台ギヤに各別に噛合
    すると共に首振動作された振子ギヤと選択的に噛合され
    る供給側中継ギヤ及び巻取側中継ギヤと、所定のモード
    のときに駆動側ギヤと供給側中継ギヤ又は巻取側中継ギ
    ヤとに噛合する中間ギヤとを備えたビデオテープレコー
    ダであって、 前記駆動側ギヤと振子ギヤと巻取側中継ギヤ又は供給側
    中継ギヤとによる第1のギヤ列と駆動側ギヤと中間ギヤ
    と巻取側中継ギヤ又は供給側中継ギヤとによる第2のギ
    ヤ列とを切り替える切替手段を有し、 第2のギヤ列の減速比を第1のギヤ列の減速比より低く
    設定し、 早送りモード又は巻戻しモードのときは、テープがロー
    ディングされたままの状態で、前記第1のギヤ列により
    巻取側リール台又は供給側リール台を回転させ、 また、高速早送りモード又は高速巻戻しモードのとき
    は、テープがアンローディング方向へ戻された状態で、
    振子ギヤを巻取側中継ギヤ又は供給側中継ギヤに噛合し
    ない位置に保持するとともに中間ギヤを巻取側中継ギヤ
    又は供給側中継ギヤに噛合する位置へ移動させた前記第
    2のギヤ列により巻取側リール台又は供給側リール台を
    回転させるようにした ことを特徴とするビデオテープレコーダ
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KR1019900005956A KR900016991A (ko) 1989-04-28 1990-04-27 비디오 테이프 레코더
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