JPS5818919B2 - 色紙の製作方法 - Google Patents

色紙の製作方法

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JPS5818919B2
JPS5818919B2 JP9806179A JP9806179A JPS5818919B2 JP S5818919 B2 JPS5818919 B2 JP S5818919B2 JP 9806179 A JP9806179 A JP 9806179A JP 9806179 A JP9806179 A JP 9806179A JP S5818919 B2 JPS5818919 B2 JP S5818919B2
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JP
Japan
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shioseha
mount
double
fabric
adhesive
Prior art date
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Expired
Application number
JP9806179A
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English (en)
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JPS5624194A (en
Inventor
石津皓史
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Individual
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、所要の絵を描出してなる色紙の製作方法に関
し、鮮明でしかも立体感に富んだ絵を描出できるととも
に、表面に光沢があって装飾的価値の高いしかも仕上り
のきれいな製品をうることができるようにしたものであ
る。
すなわち、本発明方法は、画布として白色の塩瀬羽二重
地を用い、これに先ず、その光沢を一層よくするととも
に着色料が散るのを防止するためにふのりを浸潤させた
のち、白色の塩瀬羽二重地に対して色染めをよくしかつ
付着性を高めるために顔料に酸性染料及び接着剤を混合
した着色料にて所要のモチーフの絵を描出し、次いでそ
の塩瀬羽二重地にアイロン掛けして絵の描出にともなっ
て派生した皺を伸ばしたのち、その塩瀬羽二重地を緊張
させておいてそれの4辺縁部を折り返して台紙の裏面に
接着剤にて貼着するものであるが、その際、貼着仕上り
をよくするとともに貼着後の弛緩をなるべく少なくする
ために、貼着順序として、先ず塩瀬羽二重地の経糸と緯
糸のうち太い方の糸の走っている方向について緊張させ
ておいてその方向の両辺縁部を台紙の裏側に貼着し、そ
のあと細い方の糸の走っている方向について上記と同様
にして貼着するようにしたものである。
以下には本発明の実施例について図面を参照して詳細に
説明する。
本発明方法を説明するに先立ち、それによって製作され
る色紙について述べると、それは、経糸と緯糸の太さが
異なる絹布である白色の方形な塩瀬羽二重地1の表面に
所要のモチーフの絵を描出し、この塩瀬羽二重地1を、
それよりも縦横ともに長さの短かい台紙(厚紙)2の表
面に当てかいその4辺縁部3,4,5.6を台紙2の裏
側に折り返してその裏面に貼着してなるものである。
したがって、塩瀬羽二重地1は、台紙2の表面に対して
は貼着されておらず、学にそれに当接しているに過ぎな
く、また台紙2の表面は全面を塩瀬羽二重地1に覆われ
ている。
なお、塩瀬羽二重地1はその4辺縁を鋸歯状にいわゆる
ピンキングしである。
塩瀬羽二重地1上の絵は台紙2に貼着する前に描出する
もので、その方法を説明すると、まず塩瀬羽二重地1に
ふのりを塗布して浸潤させ、その乾燥後に適宜の筆記具
にて下書きし、次いで顔料に酸性染料及び接着剤(例え
ばカゼイン)を混合した着色料にて適宜に色塗りする。
ここに、ふのりを浸潤させておくのは、塩瀬羽二重地1
の光沢を一層よくするとともに、色塗りの際に着色料が
散るのを防止するためである。
また、着色料として、顔料に酸性染料及び接着剤を混合
したものを用いたのは、白色の塩瀬羽二重地1に対して
色染めをよくするとともに付着性を高めるためである。
色塗りすると、着色料の乾燥により塩瀬羽二重地1に皺
がよるとともに、塩瀬羽二重地1の裏面にも浸潤した着
色料が固化付着するもので、アイロン掛けして皺を伸ば
すとともに、裏面の着色料を剥離し、必要ならば仕上げ
の色塗りをする。
このようにして絵を描出し、着色料が充分に乾燥したな
らば、塩瀬羽二重地1を台紙2の表面に当て、経糸と緯
糸のうち太い方の緯糸の走っている方向(本例の場合は
左右)について緊張させておいてその左右両辺縁部3,
4を台紙2の裏側に折り返してそれの馬面に接着剤7に
て貼着し、次いで細い方の経糸の走っている方向(本例
の場合は上下)について緊張させておいてその上下両辺
縁部5,6を台紙2の裏側に折り返してそれの裏面悴同
様に接着剤7にて貼着する。
ここに、太い緯糸側を細い経糸側よりも先に緊張、貼着
するのは、貼着後に弛緩する率が逆の場合よりも低く、
きれいな貼着仕上りになるからである。
しかして、このようにして完成した本色紙は、緊張させ
て台紙2に貼着されている塩瀬羽二重地1上に絵を描出
しであるので、塩瀬羽二重地1が絹独特の光沢を有して
光を乱反射することにより、絵がきわめて鮮明であると
ともに立体感に富み、また装飾的価値も高いもので、特
に塩瀬羽二重地1は絹のなかでも特に厚いとともに光沢
がよいので、他の絹地にくらべ着色料がよく付着するに
加え絵が一層鮮明になるとともに立体感もよくでるもの
である。
なお、絵を印刷により表示しても上記と同様の効果を期
待し得ること明らかである。
また、台紙2は材質として厚紙以外にプラスチック板等
それに類するものであってもよい。
さらに、特に描出する絵のモチーフを第1図に示すよう
に歌舞伎の勧進帳の一場面とか、角兵衛獅子の童子とか
、浦島太部とかの日本的古風なものとすれは、特に各種
の記念品、土産品として購買意欲をそそることができる
ものである。
以上に述べたところから明らかなとおり、本発明色紙の
製作方法は、画布として、厚くしかも光沢のよい絹布で
ある塩瀬羽二重地を用い、これに所要のモチーフの絵を
描出するようにしたので、着色料がよく付着するに加え
、鮮明でしかも立体感に富んだ絵を描出できる。
また、絵を描出する前に塩瀬羽二重地にふのりを浸潤さ
せてその光沢を一層よくするとともに着色料が散るのを
防止するようにし、かつまた着色料として顔料に酸性染
料及び接着剤を混合したものを用い、白色の塩瀬羽二重
地に対して色染めをよくするとともに付着性を高めたの
で、絵を一層鮮明にできるに加え塩瀬羽二重地の光沢を
よくして絵の立体感を一層高めることができる。
さらに、アイロン掛けして絵の描出にともなって派生し
た皺を伸ばしたのち、塩瀬羽二重地を台紙の表面に轟て
、その塩瀬肛二重地の経糸と緯糸のうち太い方の糸の走
っている方向について緊張させておいてその方向の両辺
縁部を台紙の裏側に折り返してそれの裏面に接着剤にて
貼着し、次いで該塩瀬羽二重地を細い方の糸の走ってい
る方向について上記と同様にして貼着するようにしたの
で、貼着仕上りをよくできるとともに、貼着後の弛緩を
、上記とは逆の順序で貼着する場合に比べ少ケ<できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明方法により製作された色紙の一例を示し、
第1図は拡大表面図、第2図は裏面図、第3図は断面図
である。 1・・・・・・塩瀬羽二重地、2・・・・・・台紙、3
〜6・・・・・・辺縁部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 白色の塩瀬羽二重地にふのりを浸潤させる工程と、
    該塩瀬羽二重地上に、顔料に酸性染料及び接着剤を混合
    した着色料にて所要のモチーフの絵を描出する工程と、
    該塩瀬羽二重地をアイロン掛けして上記絵の描出にとも
    なって派生する皺を伸ばす工程と、該塩瀬羽二重地を台
    紙の表面に当て、その塩瀬羽二重地の経糸と緯糸のうち
    太い方の糸の走っている方向について緊張させておいて
    その方向の両辺縁部を台紙の裏側に折り返してそれの裏
    面に接着剤にて貼着する工程と、次いで該塩瀬羽二重地
    を細い方の糸の走っている方向について緊張させておい
    てその方向の両辺縁部を同様に上記台紙の裏側に折り返
    してそれの裏面に接着剤にて貼着する工程とからなるこ
    とを特徴とする色紙の製作方法。
JP9806179A 1979-08-02 1979-08-02 色紙の製作方法 Expired JPS5818919B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP9806179A JPS5818919B2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02 色紙の製作方法

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JP9806179A JPS5818919B2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02 色紙の製作方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5624194A JPS5624194A (en) 1981-03-07
JPS5818919B2 true JPS5818919B2 (ja) 1983-04-15

Family

ID=14209804

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9806179A Expired JPS5818919B2 (ja) 1979-08-02 1979-08-02 色紙の製作方法

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JP (1) JPS5818919B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05324B2 (ja) * 1983-10-13 1993-01-05 Asahi Chemical Ind

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05324B2 (ja) * 1983-10-13 1993-01-05 Asahi Chemical Ind

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JPS5624194A (en) 1981-03-07

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