JPS58185537A - ポリグリセロ−ルエステル型化合物及びそれを配合した化粧料 - Google Patents

ポリグリセロ−ルエステル型化合物及びそれを配合した化粧料

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JPS58185537A
JPS58185537A JP6808482A JP6808482A JPS58185537A JP S58185537 A JPS58185537 A JP S58185537A JP 6808482 A JP6808482 A JP 6808482A JP 6808482 A JP6808482 A JP 6808482A JP S58185537 A JPS58185537 A JP S58185537A
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JP
Japan
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polyglycerol
type compound
ester type
polyoxyethylene
fatty acid
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JP6808482A
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Hiromichi Sagiya
鷺谷 広道
Michio Ochiai
道夫 落合
Goro Takahashi
五郎 高橋
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Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
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Publication date
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    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
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    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
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    • A61K8/33Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic compounds containing oxygen
    • A61K8/39Derivatives containing from 2 to 10 oxyalkylene groups
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q19/00Preparations for care of the skin

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は非イオン界面活性剤として有用な新規ポリグリ
セロールエステル型化合物及びこnを配きした化粧料に
関するもので、分解によるホルマ+)/1g出やpHの
変化がほとんどなく、抗酸化能が向上さn、防腐剤の効
果を高め、可烙化系での消泡時間が短かく、かつ皮膚刺
激のない安全で、安定な非イオン界面活性剤と化粧料を
提供することケ目的とする。
従来より一般的に公知の乳化剤として多用さnている非
イオン界面活性剤には、グリセリン脂肪酸エステル、ソ
ルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステル、ポリエチレングリコール脂肪酸エス
テル、ポリオキシエナレ7アルキルエーテル、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レン硬化ヒマシ油誘導体等がある。こnらの乳化剤は、
ポリオキシエチレン鎖を含まない、又は短い製油性界面
話性剤とポリオキシエチレン鎖の長い親水性界面活性剤
に分けらnる。こ扛らのうち親水性界面活性剤を多く混
合して、 HLBを10〜15にすると水中油(o/w
)型エマルジョンが%親油性界面活性剤の割合を多くし
て、HLBが4〜6にすると油中水(wlo)型エマル
ジョンが得らnる。このように安定な乳化物を作るには
微妙な親水性および親油性バランスの調整が必要である
。非イオン界面活性剤の場合、ポリオキシエチレン鎖を
利用してこの1i16111t行っている。こnhエチ
レンオキサイド鎖長のコントロールが容易で、微妙なH
LBの要求に十分答えることができるからである。しか
しエチレ/オキシドを付加し次界面活性剤は合成時にジ
オキサンが発生したり、経時で融化を受はホルマリンが
浴出したり、pHが酸性にずnていく等の欠点を持つ。
その友め酸化防止剤を添加して解決金図っているが、そ
れ、らの使用祉安全性面からは好ましくないものである
一方、公知の可溶化剤として汎用さnている非イオン界
面活性剤には、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエ
ーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、
ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチ
レンモノラウレート、ポリオキシエチレンモノオレエー
ト、硬化ヒマシ油ポリオキシエチレン付加物、ポリオキ
シプロピレン・ホリオキシェチレ7セチルエーテル、ポ
リオキシエチレン−2−へキシルデシルエーテル等カあ
る。こnらの可溶化剤はいずCも、水にミセル爵購し、
そζに油分、香料、油浴性成分等を可溶化させるようK
 HLBが12以上で比較的親水性になるようKIA整
さnている。そのためとtらの非イオン界面活性剤Kl
fiすべてエチレンオキサイドが付加さtている。しか
しエチレンオキサイドを付加した界面活性剤水治液は経
時でエチレンオキ賃イド鎖が酸化を受は上記した乳化剤
と同様に。
ホルマリンが浴出したり%浴沿のpHが酸性にず扛てい
ってしまう欠点がある。そのため酸化防止剤fr添加し
几り、緩価液を入nてpHの調整を行っているが、安全
性面からも%製品の安定性面からも酸化を受けにくい可
溶化剤が望まnている。そfに加え、こrl、ら従来の
可溶化剤が1史用さfLfc場合、消泡時間が一般的に
長い傾向があり、容器の中や。
皮膚に製dl」として塗布し次際に、泡が表面に残イf
し、外観的にも感触的にも望ましくないものである0 父、−ヒ虻乳化剤と可溶化剤に共通して挙けられる欠点
がある。1几まで化粧品に使用さfている防腐斉11と
してはメチルパラベンなどのパラベン類があるが、パラ
ベン類は界面活性剤のエチレンオキサイド鎖の部分に吸
看し、その効果が十分に発揮さnていないことが知られ
ている。
本発明者ら(1、上記欠点を解決するため、鋭意研究し
た結果、過醜な温度条件の下でも、ホルマリン浴出やp
t+の変化がほとんどなく、抗酸化能が向上さi%s防
腐剤の効果が高めらt1可溶化系での消泡時間が短かく
、皮膚刺激のない安全で、安定な新規な非イオン界面活
性剤と、こnを乳化剤又は可溶化剤として応用した化粧
料を開発し几のであ6つ 本発明に係る新規非イオン界面活性剤に、下記一般式(
1)で示さnるポリグリセロールエステル型化合物であ
る。
一般式印 (上記一般式+11中、Rは炭素数7〜55の分岐脂肪
酸残基、n−4〜601に表わす。)本発明のもう一つ
の目的は、上記一般式(11で示さnるポリグリセロー
ルエステル型化合物のうち少なくとも一種又は二種以上
を配合することを物像とする化粧料を提供することにあ
る。
本発明ポリグリセロール化合物を構造的に詳述すると、
一般式中のポリグリセロールエステル型化合物の場合、
炭素数8〜36の高級分岐脂肪酸にグリシドールを4〜
60モル付加した化合物又は重合度4〜60のポリグリ
セロールを炭糸数8〜56の高級分岐脂肪酸でエステル
化し良化合物である。上記一般式(1)の構造中、nは
4〜60の範囲であるが、好ましくは、nは6〜ろOの
範囲がよい、この一般式(11においてはnが60を超
える場合、界面活性能が著しく低下し、目的とする望ま
しい乳化もしくは可溶化作用のある非イオン界面活性剤
は得らnない。(60以下で30を超えるji)l11
1では界面活性Uは弱い。)本発明の一般式telで示
さnるポリグリセロールエステル型化合物において、高
級分岐脂肪eIi、に2−エチルヘキサン酸、2−へキ
シルテカン酸、2−へブチルウンデカン酸、2−オクチ
ルドデカン酸、オレフイ/と一酸化戻素からの反応によ
って祷らnるネオデカン酸等のうち炭素数が8〜56の
高級分岐脂肪酸や5,7.7−ドリメチルー2−(1′
、s:3’−トリメチルブデル)オクタンek%か利用
される。
−8式(11のポリグリセロールエステル型化合物の合
by法としては、通常の方法で合成さnるポリグリセリ
/と上記脂肪酸をQ、1〜10mo1%の水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、水酸化リチウム、炭酸ナトリウ
ム、水酸化カリウムナトリウムエチラート等の塩基性触
媒の存在下又は、無触媒で130℃〜240℃に加熱す
る!#により得らnる。
その他に、ポリグリセリンのピリジン俗解に上記111
1肪酸の酸ハロゲン化物を加え、反応終了後精製如埋す
る拳により得ら扛る。又、1訃i脂肪酸に氷結化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、ナトリウムエチラート輯の塩基
性触媒又は塩化アルミニウム三フッ化ホウ素エーテル鉛
体、過塩素酸l鉛、塩化※鉛轡のルイス酸触媒の存在下
で50〜150℃でグリシドールを4〜60モル滴下す
るINcより得らfる。しかし本発明のポリグリセロー
ルエステル型化合物は、かかる合成法をかならずしも用
いなくともよい。
とfらの合成法のうちでルイス酸触媒とグリシドールを
用いて合成さ扛るエステルはポリグリセロールの末端水
酸基がエステル化さ1.タモノ体が傷らnる。(か\る
合成法により得らする本発明化合物はHLBの親水性が
向上する特性を持つ傾向がある。)tた他の方法では末
端水酸基だけで彦く他の水酸基もエステル化さnたジ、
トリエステル等が混在する。
本発明に係る一般式illのポリグリセロールエステル
澹化合物を具体的に挙けると、ポリグリセロール(4)
2−エチルヘキサ/酸エステル、ポリグリセロール(1
2)2−へキシルテヵ/l!1!エステル、ポリグリセ
ロール(16)2−へキシルデカ/#エステル、ポリグ
リセロール(6)2−へブチルウンデカン酸エステル、
ポリグリセロール(30)2−ヘプチルウンデカノ酸エ
ステル、ポリグリセロール(10)2−オクチルドテカ
ノ酸エステル、ポリグリセロール(60)2−オクチル
ドデカン酸エステル、ポリグリセロール(30)2−デ
カンテトラデカン酸エステル、ポリグリセロールCl0
)5.77− )リメチル−2−(1′、1′、3’ 
−)リメチルブチル)オクタン酸エステル等である。
次に本発明の新規ポリグリセロールエステル型化合物の
合成例を示す。
合成例 1 ポリグリセロール(10)−2−オクチルドデカン酸エ
ステル テカグリセリノ751と2−オフ千ルドデ力ンf111
.51fを窒素気流下、250℃で4時間攪拌して、生
成する水を除い友。反応混合物は90℃で1時間放置し
、上層を分取する拳により上記化合も1をIk*色固体
として祷几。収t90Fであっ友。
元素分析’ C30H100022として計1i4値:
炭素57:03%水木9.51 %実l1lIiIIL
=炭素56.71 %水X9.80% 。
合成例 2 ポリグリセロール(14)2−ヘキシルデカン酸エステ
ル 2−へキシルデカン酸25ftF1三フッ化ホウ素0、
5 fを加え50℃にする。窒素気流下攪拌しなからグ
リシドール100Fを約2時間で滴下する。
滴下終了後30分間80℃で加熱攪拌して反応を児結さ
せる。この温度で炭酸ナトリウム309を)Jllえ5
時間攪拌し、不溶物tP別する上記化合物を淡黄色固体
として得た。収量108tであった。
丸木分析’ 058H11605Qとして計算h:炭&
53.87%水素&98%実1i111麺:炭巣:ss
、ba%水隼a81% 。
合成例 3 ポリグリセロール(12)2−へキシルデカン酸エスチ
ル ドデカグリセロール90tと2−へキシルテヵン酸25
2、水酸化す) IJウム0.1f1’y窒素気流−F
 180℃で3時間攪拌して、生成する水を除いた。反
応終了後9[1℃でα1g!定塩酸でpH7に中和後前
ひ130℃で水を除き上記化合物を!展色の固体として
侍た。収量113fであった。元素分析:C52H1o
4026として計算値:炭素54.55%水木9、09
 %J測測値:炭素54.51水水$9.01 %。
合成例 4 ポリグリセロール(25) 2−デヵンテトラテヵン醸
エステル ベノタエイコサグリセロール18!M、2−1カンテト
ラデカン鈑37tf窒素気流下230U:で5時間攪拌
して、生成する水を除く事により上記化合物を、黄色固
体として得た。収1i219Fであった。元素分析:C
99H168o52として計舞幼:炭木54.50%水
X 7.68 % 実11111fl :炭i54.0
5%水素7. 6 9  %。
合by、例 5 ポリグリセロール(10)5,7.7− )リメテル−
2−(1:1’、3’−)リメデルブテル)オクタン酸
エステルゲカグリセロール76 f、  5,7.7−
 トリメチル−2−(t’:1’、5’−)リメチルプ
チル)オクタン酸、289と水酸化カリウム[119を
窒素気流下170℃で3時間攪拌して、生成する水を除
いた。反応終了後90℃で[11規定塩酸でpH7に中
和後前ひ130℃で水を除き、上記化合物を淡黄色の固
体として得た。収量112tであった。元素分析:C4
8H96022として計算値:炭素56.25%水$ 
9.58%実III甑:炭BS&21%水$34.51
%。
このようKして得らnる新規ポリグリセロールエステル
型化合物であるグリセロール分岐脂肪酸エステル化合物
#′i、−m又は二種以上混合し、又1Jエチレンオキ
シド鎖を持たない非イオン界面活性剤HLB 7以下の
例えばソルビタンモノステアレート、グリセリルモノオ
レエート尋と混合して乳化剤として用いることかでをる
。本乳化剤の特長は分子中にエチレンオキサイド鎖を含
まないことであり、そのため酸化によるホルマリンの掻
出やpHの変化が非常に少ないことKよる安全性や安定
性の向ト、無勢なために賦香率の低減化、/々ラベ7類
の界面活性剤への吸着の減少による防f4剤の低減化等
があけらnるO 以上の乳化剤としての特長を証明する友めに、υ下に示
す実験全行った。
1)ホルマリン浴出量テスト 本発明に係る新規乳化剤化合物(ポリグリセロール(1
0) 2−へキシルデカン酸エステル)及び公知の親水
性非イオン界面活性剤(ポリオキシエチレン(20)ソ
ルビタンモノステアレート、ポリオキシエナレ/(20
)ソルビタンモノオレエート)の各1%水浴液を調製し
、40℃で1夕月間放置した場合のホルマリンt’tア
セチルアセト7法より定量測定し友。その結果を図−1
に示す。図1−1より明らかなように本発明品は40℃
という過酷条件の下でもホルマリン溶出はほとんどない
ことが触かぁ。
2)  pH震化テスト 上記ホルマリン浴出量テストと同様”の本発明品及び公
知親水性非イオン界面活性剤を用いて、そnらの各1%
水溶液を40℃1ケ月間放置しpHの変化を測定した。
その結果を図−2を以って示す。
図−2より明らかなように、本発明品は公知非イオン界
面活性剤よりpHの変化が小さいことが理解さnる− とnらの結果は本発明品に係る新規化合物が親水基部分
に水酸基が散在しているためである。こntて界面活性
剤それ自体の酸化に基づ<pHの変化により分解さnや
すいものであったが、本発明のfr*化合物は従来にな
くその点をかなり抑制できる。%に1アスコルビン酸各
al+g導体やグルタチオン銹導体叫の如き薬効成分を
用い次系では、界面活性剤の酸化Kj&づいて薬効成分
の分解が助長さnるものであったが、本発明においては
このような弊害も低減化さnる口 その他事発明ポリグリセロールエステル型化合物は化粧
料乳化剤として以下に示す%長を有する。
すなわち、本発明品は非結晶性固体・半固体であるため
、クリームのような半固型乳化物を作っ次場合、低湿か
ら高温までの変化率が非常圧小さい。こfに比らべ、公
知の乳化剤例えばポリオキシエチレンステアリルエーテ
ルは結晶性が高<融漬付近で硬度が突然変化するため、
低温でに固化、高温流動してしまう傾向があり、又、従
来のポリオキシエテレ7ソルビタ/モノステアレートh
a点が低くクリームとして十分な硬度が鞠にくいという
欠点を持つものであった。以上示すように、本発明に係
るポリグリセリンは、こntでのポリエチレンオキシド
に比らべ結晶性が低く、温度および酸化に対する安定性
が高く、硬度変化が少ないという化粧料として理想的な
乳化系を与える。
一般に化粧料には二次汚染を防ぐ目的で、Jラベノ類に
代表さする防腐剤が使わnている。パラベン類が乳化系
に添加さnると界面活性剤のエチレンオキシド鎖に吸着
してその効果が、減少してしまうことが報告さnている
。本発明品はエチレンオキサイド鎖を持たない交めこの
ような失活現象が少ないと考えら′t′Lる。そこで本
発明品(ポリグリセロール(10)2−オクチルドデカ
ン酸エステル)および、従来品であるソルビタンモノス
テアレート及びポリオキシエチレン(20)ソルビタン
モノステ7レー)lIL化剤として5 wt%、パラベ
ン(メチルパラベンとブチルパラベン混合物)を0.3
wt%含んだ実施例1のエモリエントクリーム((1/
Wエマルジヨン)と対照品エモリエントクリームを―製
し、防腐力の差を数種のカビおよび細菌でテストした。
テスト結果を下配第1表を以って示す。
上記第1表より、本発明品による乳化物がポリオキシエ
チレンソルビクン系より優rtた防腐力を持つという結
果を得た。パラベン類が界面活性剤に吸着すると螢光光
度が増すことが報告(第34U・1コロイド討論会)さ
nているが、そこで4 PPMメデルノソラベン水溶液
に同量の本発明ポリグリセロール系界面活性剤(ポリグ
リセロール(12)2−ヘキシルデカン酸エステル)と
従来のポリエチレノオキシド系界面活性剤(ポリオキシ
エチレン(4[])硬化ヒマシ油誘導体>を溶解した時
の螢光強度を島津製作所社製RF510螢光強度針で測
定した。
その結果、ポリグリセロール系界面活性剤水溶液の螢光
強度は、ポリエチレンオキシド系よリモ低く、パラベン
の吸着が少ないことを示し、より少倉の防腐剤で同じ効
果會得ることが明らかになつ友 O 次に、本発明ポリグリ七ロールエステル型化合物の可亀
化剤としての応用について述べる。上記一般式(1)K
示さ【るポリグリセロール分岐脂肪酸エステルは水にば
セル溶解し、香料、および油分を可溶化す6゜本可溶化
剤の特長にエナレ/オギサイドを含まないため、1Fし
友乳1F剤とli−’lしく、ホルマリンの浴■および
pHf化がほとんどない、無色無臭である等があげらr
しる。本発明品(ポリグリセロール(12)2−へキシ
ルデカ/酸エステル)及び公知可溶化剤(ポリオキシエ
チレン(40)硬化ヒマシ油部導体)を用いた化粧水(
実施例4)と対照品化粧水をそ扛ぞt″Ly4製し、−
上記既述の乳化)剤と同様の方法で溶出ホルマリン量と
pH変化を測定し皮@ その結果を図−5、図−4に示す。こ1らの図より明ら
かなようにホルマリン溶出およびpH変化の少ないもの
は本発明品が非イオン界面活性剤の中では変化の少ない
と云わ庇ているおよび硬化ヒマシ油エチレ7オキサイド
付加物よりもさらに少ないことがわかる。
この他事発明新規化合物ポリグリセロール分岐脂肪酸エ
ステルは化粧料用司溶化剤として以下VC示す%像を不
すゐ。
公知の非イオン界面活性剤の多くは母核アルキル基か比
較的に短い鎖長であつ皮り、二重結合を有している。こ
f′LFi非イオン界面活性剤のクラフト点に起因し、
長鎖アルキル基の場合パール状結りが析出し、製品の不
安定化に繁かるためである〇本発明品はポリグリセロー
ルのために融点が低く、結晶の析出が起こらないと共に
、分岐アルキルが長い脂肪酸を用いても可溶化系を作る
ことが可能と彦り、より安全性、酸化安定性の優nた商
品設計ができるものである@ 一般的に可溶化型化粧水は泡立ちがあり、そnかなかな
か消えない。泡は見た目上からも、手にのばす時の感触
からも少ない方がよいとさnている。本兆明品は泡の消
失速度がきわめて速い特長かある。こni実証するため
、香料をポリグリセロール(12)2−へキシルデカン
酸で可溶化した化粧水(実織例4)と公知の可溶化剤(
ポリオキシエチレン系界面活性剤)で可溶化した従来の
化粧水を作り、20℃における泡の消える状態を観察し
た。50TIt試験管に10−の各化粧水を入n1hT
K50回はけしく振盪し友。泡の容積を時間の変化と共
に測定し、泡の残存量を求めた。
図−5に示すように、公知の非イオン界面活性剤(ホリ
オキシエチレ/(50)2−へキシルデカンエート、ポ
リオキシエチレン(20)オレイルエーテル、ポリオキ
シエチレン(50)硬化ヒマシ油)’rJhいた各化粧
水の中では硬化ヒマシ油エチレノオキサイド付加物が泡
の消失速度が速いか、本発明品はこnより史に優nてい
ることがわかる。
上記の利点の他、本発明ポリグリセロールエステル型化
合物の場合、乳化剤及び可溶化剤に共通して、従来にな
く皮膚刺激のない安全な界面活性剤が提供さ扛る。
化粧料のごとく直接人間の皮膚に塗布さnるものは、安
全なものでなくてはならない。こfLが非イオン界面活
性剤が多く便わnる理由でもある。
この中で特にソルビタン系非イオノ界面活性剤祉安全性
の高い界面活性剤として利用さnている。
そこで本発明者は本発明品(ポリグリセロ−A<1o)
2−オクチルラフデカ/酸エステル)とソルビタン系非
イオン界面活性剤(ポリオキシェチレ7(21JJソル
ビタノモノステアレート)を20重量%含有した流動、
6ラフイノー水からなる単純エマルジョンを試料として
そn−t′n作製し、そnをウサギの皮膚へ塗布して、
その刺激の差を比較する経皮−次刺激テストを試み友。
実験はアンゴラウサギを使用し、24時間々隅で試料を
各α11IIIgづつ3回投与した4日後の経皮刺激會
釦定し几。その結果1第2表を以って示す。
cnKより、本発明品は安全性の高いと云わnるソルビ
タノ脂肪酸エステルよりも尚刺激が少なく、安全性の良
い点が実証さn、fc。
第 27tR 秦 計漬Viy(刺激なし)〜五〇(強刺激)を20段
階に分け、20検体測定による平均価を表わす0 以上の如く、本発明ポリグリセロールエステル型化合物
は非イオン界面活性剤として安定性、安全性の極めて優
nL界面活性剤であり、化粧料の各補剤型に応じて所要
量配合さnl例えば化粧水においては可溶化剤として0
.1〜10重量%、クリーム類においては乳化剤として
α5〜60重蓋、→が至適の範囲で用いらnる。又、界
面活性剤の有する利点において洗浄料、石ケン医薬品等
も指用途に使用することができる。
次に本発明ポリグリセロールエーテル型化合物を配合し
た6也の用途例を述べる。配合割合は重量%である。
実施例1 エモリエントクリーム (1)  ポリグリセロ−5IO)2−オクチルドブ 
    5.0力/叡エステル ステアリン酸           5.0セタノール
             五〇スクワラ:y    
        1(10ミツロウ         
    2・0鯨。ウ              1
.0ラノリン             2・0酸化防
止剤             〃香   料    
                 〃(21プロピレ
ングリコール             7.0グリセ
リン           4.0糟製水      
       6[17裂法 (11、121を加熱し
70℃とする。(1)中K(21を攪拌しながら添加す
る。反応後ホモばキサ−で均一に乳化して、熱交換器で
30℃まで冷却する。
実mN2  エモリエントローション ステアリン@ 、           2.0セタノ
ール            1.5ラノリン    
         2・0スクワラン        
   10.0防  謁  剤           
         適鎚酸化防止剤         
    /l香   料              
       〃(2)  プロピレノグリコール  
           40ソルビトール      
     40カルホキジビニルポリマー      
     〇、1′nI   製  水       
           6!L4T3110%トリエタ
ノ−ルアばノ水浴液      10.0製法 (11
、(2)を加熱し70℃とする。(1)中に+21 ′
4を攪拌しながら加える。終了後ホモミキサーで均一に
乳化する。(3)をこの溶液中に攪拌しながらゆっくり
加えて中和を行う。反応後熱交換器で60℃まで冷却す
る◎ 実施例5 クリーム状ファンチージョンステアリ/酸 
          4.ログリセリ7モノステアレー
ト         五〇セタノール        
    1.0流動バラフイノ           
Z0グリセリノトリ2エチルヘキすン酸エステル  7
.0防  腐  剤                
  適量(2)   槽  製  水        
          55.0トリエタノールアミン 
       1.0ソルビトール         
 ′5.0(3)  酸化チタンB、0 カオリン              &0タルク  
            2・0ベントナイト    
         1.0着色顔料         
       適量(4)  香   料      
              〃製法 顔料(3)を混
合し粉砕する。水相(2を80℃に加熱い5)を加え分
散させる。(11’t80℃に加熱浴解し、徐々K(2
1中に加え、乳化する。攪拌しながら冷却い41を加え
る。さらに冷却し30℃とするO 実施例4 化粧水 (2)   香   科              
       a4+31 1.3−ブチン/グリコー
ル     25(41ノルヒトール        
    2.5(51エタノール          
   5.0(61蒸  留  水         
           894(7)  メチルノξラ
ベノ           適瀘(1)、(2)、(3
;、(7)を均一に溶解したものに(6)會¥温で清拌
しながら加える−0さらに+41 、 +51 ’に加
え岨整する。この化粧水は5〜40℃で6ケ月安定であ
った。
【図面の簡単な説明】
図−1及び図−2は非イオ/界面活性剤水浴沿のホルマ
リノ浴出量テストとpH変化テストの結果を示したもの
であり、ムはポリグリセロール(10)2−へキシルデ
カ7敗エステル(本発明品)%Bはポリオキシエチレン
(20)ソルビタ7モノステ了レート、Cはポリオキシ
エチレン(20)フルビタ7モノオレエートである。図
−5及び図−4tj可沁化剤を用いた化粧水のホルマリ
/沁出量とpHf化テストの結果を示し次ものであり、
Xはポリグリセロール(12)2−へキシルテカ/酸−
1−スfル、Yはポリオキシエチレン(40)硬化ヒマ
シ油銹導体である。図−5は可溶化淑化粧水の振盪後に
おける時間変化に基づく泡容積を示したものて、(a)
はポリグリセロール(12)−2−ヘキシルテヵン飯エ
ステル、(blt!ポリオキシエチレン(30) 2−
ヘキシルデカノエート、(clt=iポリオキシエチレ
ン(2o)オレイルエーテル、(d)はポリオキシエチ
レン(2o)オレイルエーテル、(d)はポリオキシエ
チレン(50)m化ヒマシ油である。 ポーラ化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、 下記一般式(1)で示さnるポリグリセロールエ
    ステル型化合物。 一般式+I+ (上記一般式(11中、RFi炭素数7〜35の分岐脂
    肪酸残基、n−4〜60を表わす。)2、 下記一般式
    +11で示さnるポリグリセロールエステル型化合物の
    うち少なくとも一極又は二種以上配合することを%倣と
    する化粧料〇−一般式I+ (上記一般式+11中、Rは炭素数7〜35の分岐脂肪
    酸残基、n−4〜60會表わす。)
JP6808482A 1982-04-23 1982-04-23 ポリグリセロ−ルエステル型化合物及びそれを配合した化粧料 Pending JPS58185537A (ja)

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