JPS58185316A - 自動車用調整自在日よけの旋回留め具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、自動車用調整口在日よけの旋回留め具に関す
るものである。

従来技術 調整−在日よけ、即ち、前面ガラス及び隣接する側面ガ
ラスに対して揺動配置される日よけにおいては、バネを
備えた旋回留め具を使用して、該バネを日よけ用懸架軸
のヒンジ接続端部に予め適当な荷重をかけて装着するこ
とにより、懸架軸固定のだめの所定の偶力を生ぜしめて
１日よけの前方又は側力作用位置を安定化することは従
来、一般的に行われてきた。更に、懸架軸のヒンジ接続
端部を、高分子材料から成る留め具のソケットに単に挿
入しただけで、上記固定のための偶力は。

ソケットを形成した留め具と懸架軸の間に生じる摩擦力
のみによって与えられるようにした旋回留め具も公知で
ある。

しかしながら、上記公知旋回留め具は両者共。

以下に述べる如き欠点を有する。バネを備える前者の公
知旋回留め具は、構造が極めて複線となるため、生産コ
ストが極端に高くなるという欠点がある。一方、摩擦力
のみに依存する後者の公知旋回留め具は、主に、温度と
共に変化する高分子材料の機械的特性のために、十分に
満足な機能を果すことができないという欠点がある。更
に、前記公知旋回留め具は両者共、大きな体積を占める
ので、凹陥座部を車体の薄板表面上に形成しなければな
らないという欠点を有する。

目的 従って１本発明は、上記従来の旋回留め具の欠点に鑑み
てなされたものであって、構造の簡素化とそれに伴う生
産コストの大幅な、減少と０日よけの２ケ所、即ち、前
方及び側方作用位置における懸架軸の確実な固定と、摩
耗及び温度変動によって影響されない懸架軸の旋回動作
と、車体プレートに設ける凹陥座部を不要とするように
、必要旋回空間の大幅な減少とを図った旋回留め具を提
供することをその第１の目的とするものである。

更に、本発明の第２の目的は、特に大量生産に適したオ
ートメーション方式での製作及び組立てを可能とする構
造を備える旋回留め具を提供することにある。

要旨 本発明の１実施例にかかる自動車用ｆｉＩ材調節自在日
よけの旋回留め具は、高分子材料から成る本体と１日よ
け用の懸架軸とを備えると共に１本体に１貫通ソケット
と、少くとも懸架軸の調節角度の幅を有するように円弧
状に延在する２個の対向する両側板とを設ける一方、懸
架軸の一端にクランク状突起を形成し、且つ、懸架軸が
回転自在に一端を貫通ソケットに保持され、更に１両側
板は、クランク状突起と弾性接触係合して、クランク状
突起に抗して、クランク状突起の移動角度範囲内でクラ
ンク状突起を制動するように構成されている。

本発明の別の実施例にかかる旋回留め具では。

貫通ソケットから突出゛する。懸架軸の一端をクランク
状に屈曲せしめて９本体の両側板と接触係合するクラン
ク状突起が形成されている。

本発明の更に別の実施例にかかる旋回留め具では１本体
のソケットに挿通される懸架軸の一端に挿入される剛性
又は弾性の箔の形でクランク状突起が設けられている。

次に、対向する両側板を。

本体の高分子材料で一体に形成したり、別の方法として
、一方の両側板を本体の材料で形成し、一方の両側板と
対向する他方の両側板に、金属又は非金属のインサート
部分を設けて、該インサート部分が、クランク状突起と
接触係合する弾性部材として機能するように構成するこ
ともできる。又、両側板に、その構造に関係無しに、少
くともぎよけの調節範囲の限界位置において懸架軸のク
ランク状突起とスナップ係合する位置決めボスを設ける
こともできる。

実施例 以下に本発明の構成を各実施例について添付した図面に
従って説明する。

第１図乃至第７図に示す本発明の第１実織例にかかる１
日よけ１２用の旋回留め具１０は、懸架・調整軸１１を
備え９日よけ１２は懸架・調整軸１１にいずれかの公知
方法で装着されて１日よけ１２が、自動車の屋根部パネ
ルに近接した非使用時位置とガラスに近接した使用時位
置との間で傾動せしめられる。

旋回留め具１０は高分子材料から成る本体を備え、該本
体内に、懸架・調整軸１１の軸受端部を収納するための
貫通ソケット１８を設け、懸架・調整軸１１の一端は揺
動自在に貫通ソケット１８と係合する０貫通ソケット１
８から突出する軸部ハクランク状に屈曲されて、クラン
ク状突起１１ａを形成し、該クランク状突起は旋回留め
具１０の本体の２個の対向する両側板Ｉ　Ｑａ　、　１
０ｂと係合して、クランク状突起６角度変位が制動せし
められる。両側板Ｉ　Ｑａ　、　１０ｂは中でクランク
状突起１１ａが移動する扇形の固定空間８を形成し、該
扇形の幅は少くとも懸架・調整軸１１の調整移動角度範
囲αに等しい。更に、対向する両側板間の距離は、クラ
ンク状突起１１ｍの直径（又は厚さ）より僅かに（０，
１−０，２１）小さく取って、クランク状突起１１ｍと
両側板表面との弾性接触係合の結果生じる摩擦により、
クランク状突起１１ａの移動が制動せしめられる。

両側板１０ａ、１０ｂの一方又はその両方に。

固定空間Ｓの端部において、エンボンング加工すれた位
置決め用戻り止１４を形成し、戻り止１４は、夫々、前
方及び側方の日よけ１２の２個の調節位置（第３図の破
線で示す）に対してクランク状突起１１ａが占める位置
に少くとも配置される。

更に、ストッパ１５が、クランク状突起１１−のための
扇形の一端に形成される。クランク状に屈曲させてクラ
ンク状突起１１ｍを形成した後１両側板１０２．１０ｂ
の間にクランク状突起１１ａを挿入できるように、扇形
の他端は開放されている。底部が平坦な本体に１本体を
車体薄板に固着するだめのネジを挿通する穴１６が形成
されている。

第８図乃至第１２図に示す本発明の第２実捲例にかかる
旋回留め具は、車体薄板に予備成形された座部を設けた
装着に適していて、旋回留め具１０は、懸架・調整軸１
１の端部のだめの貫通ソケット１１３と、クランク状突
起１１ａを組立て工程（第１２図）中Ｇこクランク状突
起１１ａを通過させるための半径方向溝１１４とを設け
た円筒状本体１１０を備える。半径方向溝１１４は１円
の一部の形状を存する空間Ｓに連通しており、空間Ｓ内
で、クランク状突起１１ａが角度変位するように受承さ
れる。クランク状突起１１ａと係合する２個の対向する
表面によっても限定される空間Ｓは、上記実施例と同様
にストッパ１１５と位置決め用切欠き（し１示せず）と
を備える。

第１３図乃至第１６図に示す本発明の第３実施例にかか
る旋回留め具においては、クランク状突起１１ａと係合
する両側板の一方に１本体と同時成形することにより、
旋回留め具の本体に固着された小型の金属板１２０が設
けられている。望ましくは鋼材から形成される金属板１
２０は１台形形状を有すると共に、クランク状突起１１
ａを移動するように形成されだ円Ｓの一部に対応する領
域で両側板１０ａ上に配置されている。位置決めボス１
１４が金属板１２０から突出して、金属板１２０の弾性
によりクランク状突起１１ａとスナップ係合する。

第１７図及び第１８図に示す本発明の第４実相例にかか
る旋回留め具においては、金属板１２０が、旋回留め具
１０内の対応するフレーム又は座部１３１にスナップ嵌
めされるように金属又は他の材料で形成したカバー１３
０と置換されている。上記実施例と同様に、クランク状
突起１１ａとスナップ係合する位置決めボスがカバー１
３０の内面に形成されている。

第１９図乃至第２１１に示す本発明の第５実施例にかか
る旋回留め具において、クランク状突起１１ａは、懸架
・調整軸１１の端部に、溶接、リベット、ネジ等で固着
される小型円板（小型箔）３１１と置換されている。金
属又は他の材料で形成されると共に、旋回留め具１０の
本体に特に設けたフレーム１３１にスナップ嵌めされる
ことが望ましいカバー１３０は小型円板３１１と面接触
をする。

カバー１３０が金属から成る場合に、小型円板３１１の
対応する突出部８１２　、８１８と協働するようにカバ
ー１３０から突出させて位置決めボス１３２を設けるＯ 従って１本発明は上記実施例に詳記した如き構成よりな
り、所期の目的を達成し得るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の第１実施例にかかる旋回留め具の正面
図であり、第２図は第１図のＩＩ−ＩＩ線における断面
図であり、第３図は第２図のｌｌｌ−１］Ｔ線から見た
平面図であシ、第４図は第２図の［Ｖ−ＩＶ線における
断面図であり、第５図は第８図のＶ−Ｖ線における断面
図であり、第６図は第５図の■−■線における断面図で
あり、第７図は第８図の■−■線における拡大断面図で
あり、第８図は本発明の第２実捲例にかかる旋回留め具
の側面図であり、第９図は第１０図のＩＸ−ＩＸ線にお
ける旋回留め具本体の断面図であり、第１０図は第９図
のＸ−Ｘ線における断面図であり、第１１図は第１０図
のＸＩ−ＸＩ線における拡大断面図であり、第１２図は
第１０図の■−刈線における断面図であり。 第１３図は第２図に類似した９本発明の第３実捲例にか
かる旋回留め具の断面図であり、第１４図は第１８図の
ＸＩＶ−ＸＩＶ線における断面図であり。 第１５図は第１３図のｘｖ　−ｘｖ線における断面図で
あり、第１６図は第１５図のＸＶＩ−■線における断面
図であり、第１７図は第２図に類似した。 本発明の第４実施例にかかる旋回留め具の断面図であり
、第１８図は第１７図ｏ　ｘｖｍ　−ｘｖｍ線ニオける
断面図であり、第１９図は第２図に類似した、本発明の
第５実施例にかかる旋回留め具の断面図であり、第２０
図は第１９図のＸＸ−■線における断面図であり、第２
１図は第２０図のＸＸｌ−別線における断面図である。 １０・・・旋回留め具、　１１・・・懸架・調整軸。 １２・・・日よけ、　　　１３・・貫通ンケット。 １４・・・位置決め用戻り止、１５・・ストッパ。 １６・穴、１１０・・円筒状本体。 １１５・・・ストッパ、　　　１３０・・・カバー。 １８トフレーム、１８２・・・位置決めボス。 ３１１・・・小型円板、　　　８１２．８１８・・・突
出部。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）高分子材料から成る本体と９日よけ用の懸架軸と
   を備えると共に１本体に９貫通ソケットと。 少くとも懸架軸の調節角度の幅を有するように円弧状に
   延在する２個の対向する両側板とを設ける一方、懸架軸
   の一端にクランク状突起を形成し。 且つ、懸架軸が回転自在に一端を貫通ソケットに保持さ
   れ、更に１両側板は、クランク状突起と弾性接触係合し
   て、クランク状突起に抗して、クランク状突起の移動角
   度範囲内でクランク状突起を制動するように構成したこ
   とを特徴とする自動車用調整自在日よけの旋回留め具。 （２、特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具にお
   いて、上記貫通ソケットから突出する。懸架軸の一端を
   クランク状に屈曲せしめて９本体の両側板と接触係合す
   るクランク状突起を形成したことを特徴とするもの。 （８）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具にお
   いて、上記両側板と協働するクランク状突起に１貫通ソ
   ケットに挿通される懸架軸の一端に固着される。　ＷＪ
   Ｑ性又Ｆｉ弾性の金属箔又は小型円板を設けたことを特
   徴とするもの。 （４）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具にお
   いて、上記両側板を９本体の高分子材料で一体に形成し
   たことを特徴とするもの。 （５）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具ニオ
   イて、上記懸架軸の一端に設けたクランク状突起と係合
   する一方の両側板を本体の高分子材料で形成し、且つ、
   一方の両側板と対向する他方の両側板に、金桐又は他の
   材料で形成したインサート部分を設けて、該インサート
   部分が、クランク状突起と接触係合する弾性部材として
   機能するように構成したことを特徴とするもの。 （６）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具にお
   いて、上記両側板に１本体と同時成形することによって
   組付けられる少くとも１個の金属箔部分を設けたことを
   特徴とする特許 （７１特許請求の範囲第１項乃至第６項のいずれかに記
   載した旋回留め具において、上記本体はフレームを備え
   、且つ１本体の底部を閉鎖すると共にフレームにスナッ
   プ嵌めされるカバーを両側板に設けたことを特徴とする
   もの。 （８）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具番こ
   おいて、上記両側板の少くとも一方に、少くとも日よけ
   の調節範囲の限界位置において懸架軸のクランク状突起
   とスナップ係合する位置決めボスを設けたことを特徴と
   するもの。 （９）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具にお
   いて、上記懸架軸の一端のだめの貫通ソケットを形成し
   た円筒状本体と、クランク状突起を通過させるための半
   径方向溝を設け、且つ、該半径方向溝を、クランク状突
   起が角度変位自在に収納されている円の一部を成す形状
   を有する空間と連通させたことを特徴とするもの。 （１０）特許請求の範囲第１項に記載した旋回留め具に
   おいて、上記両側板の闇の距離を、懸架軸のクランク状
   突起の直径又は厚さよりも僅かに小さく取ることにより
   、クランク状突起と両側板表面との弾性接触係合の結果
   生じる摩擦によって、クランク状突起が移動範囲内にお
   いて少し制動せしめられるようにしたことを特徴とする
   もの。