JPS58183710A - 電線被覆材 - Google Patents

電線被覆材

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JPS58183710A
JPS58183710A JP6474482A JP6474482A JPS58183710A JP S58183710 A JPS58183710 A JP S58183710A JP 6474482 A JP6474482 A JP 6474482A JP 6474482 A JP6474482 A JP 6474482A JP S58183710 A JPS58183710 A JP S58183710A
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JP
Japan
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mvc
monomer
parts
weight
vinyl chloride
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JP6474482A
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JPH036925B2 (ja
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Yoshito Fujiki
藤木 芳人
Hideo Hayashi
秀雄 林
Toshiro Suganuma
菅沼 利朗
Yukiya Sakamoto
坂本 幸也
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toagosei Co Ltd
Original Assignee
Toagosei Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電線の絶縁体及び被覆用(シース用)の樹脂I
C1ljるものである。
塩素を含有し従って燃焼性が小さく、さらに優れた機櫨
的特性によって特長づけられたポリ塩化ビニル(pvc
)は、例えば機器内配電−の絶縁体やシース材郷として
好適な重合体であ保のため(多量の可−剤を必要とする
。このため可■剤を原因とした次のような問題点を有し
ている。
1)  *触物体(対する可塑剤の移行がめるっ2)可
畷剤が油等(抽出されて製品の臀性に変動を与える。
3)可璽剤が揮散して製品の機械的強度が低下する。
本発明者らにこれらO問題点を解決するため、町’RI
Mの含有を不要化する電線被覆用の樹脂を鋭意検討し本
発明を完成した。
即ち本発明は塩化ビニル単量体に可溶であり、軟化点が
0〜100℃で後記単量体又は単量体混合物100重量
部あたり10〜200重量部の熱可塑性ポリウレタンエ
ラストマーの共存下に、塩化ビニル単量体又は塩化ビニ
ル単量体及びこれと共重合可能でガラス転移温度が50
℃より低い単独重合体を与える単量体との単量体混合物
を水性媒体中で重合してなる電線被覆用軟質熱可塑性樹
脂でるる。
本発明において使用される新規な軟質熱可塑性樹脂は、
塩化ビニル単量体(以下MVCと称する)又uMVc及
びこれと共重合可能でその単独重合体のガラス転移温度
が50℃よりも低い単量体との単量体混合−(以下これ
らをMYC系単量体と総称する)100重量部を、MY
CK可潜で軟化点が0〜100℃の熱可塑性ポリウレタ
ンエラスト1−(以下、MVCITllJITPUと略
す)10〜200重量部、及び水媒体、懸濁剤、油溶性
重合開始剤の存在下で1合する事によりIl造される。
このように本発明の軟質熱可塑性樹脂に、MVCiiJ
@iTPUttMvC系JII体に:溶解L7を状態で
、MVC系単量体を1合する事によって製造されるので
あるが、この反応の性格は明確でになく、MVC可溶型
TPU及びMVC系単量体との間に戚種の化学的結合(
即ち所■クラフト共重合と称する反応。)が生じるもの
と推定される。即ち配合時に於けるTPOとPVCのポ
リマーブレンドと比較して5本発明による生成重合体の
有意義な改良、即ち加工成形性。
柔軟性1等の点(おいて優れている事から推察される。
本−明におけるyvc可$1jITPUとに、本発明に
おける軟質熱可塑性樹脂を製造する重合条件下において
、実質的KMvC系単量体に溶解するものでs19、軟
化点が1゛00°〜0℃、好ましく11160°〜50
℃の物である。軟化点100℃を越える物は、MVC系
埜量体VC@解しづらくなり、又0℃未満のものでは得
られた生成重合体の引張強度、耐熱性が愚くなる。又M
VC可$IITPUは原料として、脂肪族ジイソシアネ
ートを使用した無黄変タイプが好ましい。
無黄変タイプは紫外線安定性が嵐いのに対し、無黄変タ
イプ以外のtのに、重合後得られる生成重合体が着色す
る傾向がある。本発明に有効fZM V CaJ@II
 T P U トLテ、適切す例トシテは、大日本イノ
中化学工業−製の商品名バノ方′ツクスT−5265、
バッグ゛ソクスT−525等がある。
本発明において、MVC町浴!IITPUの共存割合に
、仕込時M V C又はMVC系単量体1001量部九
対して、10〜200重量部、好ましくは20〜150
重量部でToる。
MVC又[、MY(?畢単量体100重量部に対して、
MVC可溶IITPUIO重量部未満では、得られる生
成重合体は、満足すべき軟らかさが得られず、一方20
0重量部をこえると、重合速度が遅くなったジして好ま
しくない。
本発明では、生成1合体中のM V C可溶朧TPU含
量は好ましくけ10〜8011′IIG、さらに好まし
くは17〜65重量−である。これは10重量−未満で
は、満足すべき軟らかさが得られにくく、一方80重量
襲をこえると、耐熱性が悪くなりやすく又コストも−く
な91Aflt的にも好ましくないからである。
本発明において、MVCと共重合可能で、その単独重合
体のガラス転移温度が50℃よりも低い単量体としては
、エチレン、プロピレンなどのオレフイ/I1.塙化ビ
ニリデンナトのハロゲン化ビニリデノ類、酢酸ビニルな
どのビニルエステル類、n−ブチルビニルエーテルなど
のビニルエーテル類、アクリル酸ブチル、アクリル@ 
−2−x f ルヘキシルナトのアクリル陵ニスjル類
、メタクリル酸−2−エチルヘキンルなどのメタクリル
酸エステル類などが挙げラレる。
又、その使用量に、MVC系単量体中、好ましくは50
重量哄以下、さらに好ましくは30重重量風下である。
これは50重量−をこえると、得られる生成重合体の加
工成形性、耐熱性、などが愚くなるためである。
本発明(おいて採用される重合方法は懸濁1合法、乳化
重合法のいずれでもよいが、懸濁重合法において使用さ
れる懸濁Mは公知の懸濁剤であればよい。例えd部分ヶ
ノ化ポリビニルアルコール、メチルセルロース、エチル
セルロース、ヒドロキシメチルセルルール、ポリアクリ
ル酸、ビニルエーテル−無水マレイン酸共1合体、ゼラ
チン勢が使用され、これらは単独又は併用してもよい。
また、これらの使用量は、水媒体に対し、0.01〜2
重量嚢程度である。
本発明に於いて使用する油浴性重合開始剤は公知の重合
開始剤でよい。例えば、アゾビスイノブチルバレロニト
リルなどのアゾ化合物、ラウリルパーオキサイド、ジ−
2エチルヘキシルパーオキシジカーボネート、t−ブチ
ルパーオキシヒバレートなどの有機過酸化物がある。
その使用量は仕込時のMVC系単量体に対し、0.01
〜2重量−程度である。
本a明vr−於ケル、水61体/(MvC可!ff1T
PU十MVC系単量体)の仕込比は1/1〜6/1が良
い。これは、該比が1/1未満では重合が不安定になり
、又該比が3/1をこえるのは経済的に有利でない為で
ある。
重合温度に30〜70℃、好ましくけ40’〜60℃が
良い。これは、30℃未満では重合速度が遅くなる傾向
があり、工業的に有利でない。
又70℃をこえると得られる生成重合体の耐熱性等が愚
〈な9がちで好ましくない。
尚、本発明に於てに、トリクレン、メルカグトエタノー
ル等の公知の連鎖移動剤を使用しても差しつかえない。
本発明に於ける軟質熱可塑性樹脂は、PVCの加工分野
で使用されている添加剤、例えば、安定剤、充填剤、―
燃剤、顔料等を添加する事ができる。
本発明(於ける軟質熱可塑性樹脂を用いて電線に被覆す
る方法は、PV(”の加工分野で使用されている加工法
例えば押出被覆法、インジェクション法勢な採用するこ
とができる。
本発明(よる新規な軟質熱可塑性樹脂は、可畷剤のない
伏型でも柔軟性な有し“、−燃性、耐熱性、耐電性、耐
候性、耐油性、非移行性の点に優れており、電線被覆材
として好適なものであり、工業的価値は極めて大きい。
次に実施例を挙げて本発明なさらに具体的に説明する。
実施例中の部はすべて重量部である。
シートの引張試験、加熱後引張試験、体積抵抗率、耐油
性はJISK6725で測定し、耐寒性1工JrSK6
501で測定し、また酸素指数はJI8に7201で測
定した。
シートの移行性試験は次のようKして測定した。すなわ
ち厚さ[15%のプレスシートを対象掬脂板の間にはさ
み1に4F重/a+fKなるように荷重をかけギヤオー
ブン中に70℃、5日間放置し友後対象樹脂板の汚染度
合いを目視観察し友。
実施例1 内容積101のステルレス製オートクレーブに、M V
 (?可溶fiTPU(大日本インキ化学工業■製パノ
デツクスT−5265)30部と純水200部、部分ケ
ン化ポリビニルアルコール<日本合成■製ゴーセノール
KH−17)α8部、ジ−2エチルヘキシルパーオキシ
ジカーボネート[105部を仕込み、内部の空気なN、
で置換したのち、MVC70部を仕込んだ。58℃で1
5時間反応させ次層未反応単量体を除去しこれを脱水乾
燥し、粉末状の重合体90部を得た。
得られた重合体100部に対して、ステアリン酸バリウ
ム15s、ステアリン酸亜鉛α5部を配合し、PVC用
押出機を使って170℃でTダイ法で10%の厚さのシ
ートを成形した。
このシートの物性を$111I!に示す。
実施例2 実1/IA例1において製造された重合体100部に対
してステアリン酸バリウム15部、ステアリン鍛亜鉛α
5部、三鐙化アンチ七)5部を配合【客専し、実施例1
と同様の方法でシートを成形した。このシー)0物性を
第1表に示ij、。
比較f11 ポリ塩化ビニル(P=+ 050)100部に対してジ
オクチルフタレー)50部、ステアリン酸バリウム15
部、ステアリンil亜釦[3,5@を配合し、実施例1
と一様の方法でシートを成形し友。このシートの物性を
第1表に示す。
比較112 比較例1において、三酸化アンチ七)5部を配合する以
外比較例1と同様の方法でシートを作成した。このシー
トの物性を第1表に示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. t 塩化ビニル単量体に可溶で69、軟化点が0〜10
    0℃で、後記単量体又に単量体温合物100重量部め友
    9.10〜200重量部の熱可塑性ポリウレタンエラス
    トマーの共存下に、塩化ビニル単量体又は塩化ビニル単
    量体及びこれと共重合可能でガラス転移温度が30℃よ
    り低い単独重合体を与える単量体との単量体混合物を、
    水性媒体中で重合してなる電線被覆用軟質熱可塑性樹脂
JP6474482A 1982-04-20 1982-04-20 電線被覆材 Granted JPS58183710A (ja)

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JPH036925B2 JPH036925B2 (ja) 1991-01-31

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