JPS58181764A - 高緻密質マグネシア焼結体の製造法 - Google Patents

高緻密質マグネシア焼結体の製造法

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JPS58181764A
JPS58181764A JP57062258A JP6225882A JPS58181764A JP S58181764 A JPS58181764 A JP S58181764A JP 57062258 A JP57062258 A JP 57062258A JP 6225882 A JP6225882 A JP 6225882A JP S58181764 A JPS58181764 A JP S58181764A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnesia
sintered body
temperature
powder
manufacture
Prior art date
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Pending
Application number
JP57062258A
Other languages
English (en)
Inventor
松田 伸一
小浜 弘之
肇 羽田
白「さき」 信一
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National Institute for Research in Inorganic Material
Original Assignee
National Institute for Research in Inorganic Material
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、高純度で、はぼ理論密度に近い嵩密度を持っ
た焼結体を容易に得られる高緻密質マグネシア焼結体の
製造法に関する。
マグネシアは/300 ℃の高温において耐塩基性に優
れ、高周波の誘電体損が小さく、熱膨張係数及び熱伝導
度が比較的大きく、赤外線及び可視光線の透過率が高く
、且つ安価である特性を有して4委0そのため、高温耐
熱材料、高温絶縁材料。
1番照明材料等として広く利用され、更に最近ファイン
セラミックス材料として本注目されている。
を九、マグネシア焼結体においては、4&温耐熱用とし
ては緻密質で熱間強度か大きいこと。高温絶縁用として
は耐水和性があり、絶縁抵抗が太きマグネシアは融点(
2100℃)が高いので”zl論−味ff1K近い高緻
密質焼結体を得ることは従来困lliオあった。特に高
純度マグネシア(99〜99.ター撫%)では嵩密度を
理論密度のデl程度のものを得るKは1700℃以上、
また嵩密度り9襲程度のものを得るには2100℃以上
の高温で長時間焼成することが必要であった。このため
、ホットプレス法または焼結助剤を使用することによっ
て、比較的低i11#領域で高緻密質焼結体を製造して
きた。
ホットプレス法としては、例えばLiF 、 )iaF
 。
MgF 2婢の弗化物をマグネシア粉末または該原料帰
環に少量混合し、真空下でホットプレスしている−7し
かし、この方法では大型または複雑な形状の焼結体を作
ることが困難であるばかりでなく、焼結8に高温熱処理
を必要とし、且つ生産性が低い等により高価となる等の
欠点がある。焼結助剤を使用する方法としては、例えば
BeO、LiF 。
B2O3,Ga2O,+ CaO等の焼結助剤をマグネ
シア粉末または該原料帰環に少量混合して冷間成形し、
これを真空中または水素雰囲気中で1300〜1400
℃以上で焼成している。
これらの方法では、Be0a著しい毒性のため作東津特
別の注意を払う必要があること。LiFま九−はJB 
20Sは蒸発が著しく大きいため炉内が汚染されるばか
りでなく、焼結体の微構造が不均一になること。Ga2
O,は比較的高価であること吟それぞれ難点がある。ま
たいずれも添加量を多く必要とし、マグネシア本来の特
性である例えば熱間強度。
耐火性等が損われる欠点があった。
本発明の目的は、従来法における欠点がない、高温耐熱
材料、高温絶縁材料、高温照明材串、更にはファインセ
ラミックス材料等線に用い得る高、iJL傘でほぼ理論
密度に近い嵩密度を有するマグネ71焼結体を11!1
する方法を提供するにある。
本発明はマグネシア粉末または加熱によりマグネシアを
生成するマグネシウム化合物の粉末に、液体状の珪素化
合物を0.0/〜0.II@置饅(ただし、MgOK対
しSinユとして)混合し、空気中または酸素雰囲気中
で7!0−1100℃で仮焼または熱処理した後成形加
工し、1210℃以上で焼成する方法を要旨とする。
本発明において用いる前記マグネシウム化合物と1ては
、例えば、塩基性炭酸マグネシウム、水atマグネシウ
ム、炭酸マグネシウム等が挙げられる。しかし、これに
限定されるものではなく、加熱によりマグネシアを生成
するものであればよいO 本発明に用いるマグネシア粉末または前記マグネシウム
化合物はタデ、り重量%、好ましくに9り、f9↓゛ぺ
t 1量私であることが好ましい。純度が悪い;と粒界。
にガラス相が生成し、マグネシア本来の特性、例えば熱
間強度、耐火性、透明性などが低下する欠点が生ずる。
特に添加物と容易に化合物を形成するーえばOaO、ム
’20! @ B2O5I Fe201  などの化合
物が不純物として含まれていないようにすることが大切
である。
本発明に用いる液体状の珪素化合物としては、例えば、
珪酸ナトリウム、珪酸カリウム、四塩化珪素、珪酸エチ
ル、コロイダルシリカ等が挙げられる。特に珪酸ナトリ
ウム及び珪酸カリウムは高嵩密度が得られ、焼結温度を
低下し得られると共1に1微構造が均一となり、透光性
が良好となる点で軒ましい。
数体状の珪素化合物の添加法としては、(1)沈澱反応
を用いる塩基沈澱剤例えば炭酸ナトリウム。
アンモニア水等の溶液に添加する方法。(例えば珪酸ナ
トリウム、珪酸カリウム等の場合)(2)沈澱反応と同
時に添加する方法(例えば四塩化珪素。
inエチル、コロイダルシリカ等の場合) (!S)マ
グネシア粉末または該原料化合物の分散液中に添加する
方法等がある。この中で(りの方法が均一な微細構造を
もった透光性焼結体を作る上で最も良好でトる。
液体状の珪素化合物の混合量は、0.01〜0.参重量
%(ただし、MgOに対しSin、として)の範囲であ
る。0.0/重量襲未満ではその混合効果がなく、を九
〇、#重量襲を超えると遊離したシリカ成分が粒界に集
積するため本発明の特徴が損セれる。珪酸ナトリウム及
び珪酸カリウムの場4は、0、OJ〜o、it H量襲
の範囲で焼結藩性がよ〈;、g、as −o、or重量
襲の範囲で透光性が最もよ°仏。
nm化珪素、珪酸エチル、コロイダルシリカの場合1、
o、i−o、コ重置襲の範囲が比較的焼結性がよいので
好ましい。
マグネシア粉末に生成するマグネシウム化合物の熱分解
及び原料混合物の仮焼け、空気中または酸素雰囲気中で
tSO〜/ 100℃であることが必要である。特に、
ioo −1Ioo℃で完全に脱水し友後、熱分解させ
、更に900℃で仮焼すると、均一な性状をもったマグ
ネシア粉末が得られるので好ましい。710℃未満では
熱分解が十分でなく、1lOO℃を超えると強固な2次
粒子が形成され本発明の持歩が失われる。
、 −二・ 本発明における混合物の加圧成形は、通常の金型を用い
る方法でもよいが、好ましくは、こ4Lを更にハイドロ
スタチックプレスするのがよい。金型の成形圧は、成形
体が壊れない限りできるだけ小さいことが望ましい。ま
たハイドロスタチックプレスはできるだけ大きいことが
望ましい。
成形後の焼成は空気中1友は酸素雰囲気中でも( 七!。焼成温度は1210℃以上で約λ時間以上加’t
Jる。好ましくは13oo℃以上である。昇温速度は特
に制限がないが、10℃/win以下であることが好ま
しい。/コSO℃未満の焼成では目的を達成し得ない。
焼結には冷間加ニー焼成という工業的に最も簡単な方法
で十分であるが、真空ホットプレス法、HIP婢の他の
改良された焼結法を用いると更に好ましい。
本発明の方法によると、(1)焼成温度が従来法より−
SO〜3SO℃も低い温度であるに拘わらず、嵩むので
、焼成炉の材料、炉構造の簡単化、省エネルギー等の点
で経済的に極めて有利である。(5)通常の製造工程を
変えることなく、そのtま利用し得られ、しかも、安価
で安全な焼結助剤であるため、操業が極めて容易である
。(4)焼結助剤の混合量も従来法におけるよりも約7
桁も少ないので、!タネ9フ本来の特性を損うことなく
#1ば理論値Kqい高高度をもった高緻密質マグネシア
焼結体が得られる等の優れた効果を有する。
夷゛−例t O0参モル/lの炭酸ナトリウム溶液中に、Mg。
に対し5in2としテo、ot 1m % (too 
ppm )になるように、0.1重量%の珪酸ナトリウ
ム溶液を添加し、これにO0参モル/lの塩化マグネシ
ウム*竺を添加反応させた。得られた沈澱物を35℃で
1時間熟成させた後、これを十分加水分解させた。
得られた塩基性次階マグネシウムを酸素雰囲気中で、9
00℃で2時間仮焼した。この0.39をio。
KP/am2で金型成形し、更にλトン/12でハイド
ロスタチックプレスした。この成形体を真空中(/(7
−5トール) 10℃/winの定速昇温で加熱し、1
1100℃で2時間焼成した。得られたマグネシア焼結
体は、嵩密度3.sgq t/備5(理論値の99.6
!襲)、粒径Jμ、均一な微構造で、且つ透明であった
実施例2 実施例1の方法において、珪拳す)IJウム溶液の添加
量をそれぞれo、oi重量襲及びO,a重量%あった。
実施例3 実施例1における珪陵ナトリウムに代え、珪酸カリウム
を使用し、#1か同様にしてマグネシア焼結体を作った
。その嵩密度は3.3jll f/α3(理論値のタタ
、/弘%)で、微構造が均一で、且つ透明で゛ありた。
実権例4 0.2重量%のコロイダルシリカを添加し、これを蒸発
乾固した。この粉末を夕00℃で2’1時間熱処理し、
実施例1と同様な方法で成形及び焼成した。
得られたマグネシア焼結体の嵩密度は3.弘77210
I5(理論値の96.99囁)であった。
実施例& 実施例1の方法において炭酸ナトリウムに変えてX%ア
ンモニア水を使用し、水酸化マグネシウム由来のマグネ
シア粉末を用いてマグネシア焼結体を作った。その嵩密
度は3.JI3 t/α3(理論密度のqt、os%)
で、微構造が均一で半透明であった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. マグネシア粉末また昧加熱によりマグネシアを生成する
    マグネシウム化合物の粉末に、液体状の珪素化合物をo
    、oi −o、参重量襲(ただし、MgOに対しSiO
    □として)混合し、空気中または酸素雰囲気中で730
    −1100℃で仮焼または熱処理し声1季、これを成形
    加工し、/Jjo℃以上で焼成する11仁とを特徴とす
    る高緻密質マグネシア焼結体の1麹法。
JP57062258A 1982-04-14 1982-04-14 高緻密質マグネシア焼結体の製造法 Pending JPS58181764A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166260A (ja) * 1984-02-10 1985-08-29 旭硝子株式会社 絶縁基材用MgO焼結体及びその製造法
US4789510A (en) * 1986-06-03 1988-12-06 Ube Industries, Ltd. Process for producing a shaped, sintered magnesia article having an enhanced resistance to hydration and an improved mechanical strength

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60166260A (ja) * 1984-02-10 1985-08-29 旭硝子株式会社 絶縁基材用MgO焼結体及びその製造法
JPH04945B2 (ja) * 1984-02-10 1992-01-09 Asahi Glass Co Ltd
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