JPS5818156B2 - ピアノトソウシアゲホウホウ - Google Patents

ピアノトソウシアゲホウホウ

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JPS5818156B2
JPS5818156B2 JP50017423A JP1742375A JPS5818156B2 JP S5818156 B2 JPS5818156 B2 JP S5818156B2 JP 50017423 A JP50017423 A JP 50017423A JP 1742375 A JP1742375 A JP 1742375A JP S5818156 B2 JPS5818156 B2 JP S5818156B2
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JP
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parts
weight
paint
coating
resin
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JP50017423A
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森下普
木長義昌
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Kansai Paint Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、工程数を短縮し、かつ鏡面仕上にすぐれてい
るピアノ塗装仕上方法に関す゛るものである。
一般にピアノは素材に木材を用いているが、単なる木工
品とは異なり、耐久性高級品として購入されるものであ
る。
従って、ピアノに施される塗装には、長年の使用にたえ
得ること、および、高度の仕上感が要求される。
このため、ピアノ塗装仕上には、一般に、・・・(下塗
)〜目止〜中塗〜上塗〜艶出し仕上げの塗装工程に分か
れ、しかも各工程毎に、塗装〜焼付〜研摩〜研摩粉の除
去〜塗装が繰返えされる。
従って総塗り回数は、中口以上になっている。
そこで、ツヤ出し仕上を行わなくとも高度の仕上感を有
し、且つ塗り回数が少なくてすむピアノ塗装仕上げ方法
を検討した結果、本発明に到達した。
すなわち本発明は、 (1)口止、中塗および上塗工程からなるピアノ塗装仕
上方法であって、該各工程の塗料として、重合性不飽和
基を有する樹脂100重量部に対して沸点170’C以
上の多ビニル七ツマー55〜300重量部配合してなる
重合性被覆組成物を用い、かつ、目止塗料は体質顔料を
前記樹脂100重量部あたり120〜250重量部含有
してなり、中塗塗料は体質顔料を前記樹脂100重量部
あたり30重量部以上で120重量部より少なく配合し
てなることを特徴とする特許塗装仕上方法。
(2)下塗、口止、中塗および上塗工程からなるピアノ
塗装仕上方法であって、該各工程の塗料として、重合性
不飽和基を有する樹脂100重量部に対して沸点170
℃以上の多ビニルモノマー55〜300重量部配合して
なる重合性被覆組成物を用い、かつ、口止塗料は体質顔
料を前記樹脂100重量部あたり120〜250重量部
含有してなり、中塗塗料は体質顔料を前記樹脂100重
量部あたり30重量部以上で120重量部より少なく配
合してなることを特徴とするピアノ塗装仕上方法。
に関するものである。
本発明に用いる多ビニル七ツマ−を含有する重合性被覆
組成物は、 I)重合性不飽和基を有する樹脂、100重量部■)前
記I)成分100重量部に対し沸点170℃以上の多ビ
ニルモノマー55〜300重量部さらに要すれば ■)前記I)成分100重量部に対し水酸基またはエポ
キシ基を有するビニルモノマー30重量部以下
から成るビヒクルを主成分とする被覆組成物であって、
上述の1)成分である重合性不飽和基を有する樹脂は当
該技術分野で公知である電子線照射により硬化する有機
重合体であればいずれでもよく。
代表的なものとしては、ポリエステルルアクリル系樹脂
、ウレタン系樹脂、ブタジェン系樹脂、アルキド系樹脂
、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂等がある。
また、上述の■)成分である、沸点170℃以上の高沸
点多ビニルモノマー六しては、例えばエチレングリコー
ル、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、
テトラエチレングリコール、フロピレンゲリコール、シ
フロピレンクリコール、トリプロピレングリコール、フ
チレンゲリコール、1,6−ヘキサンジオール、クリセ
リントリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリットなどの多価アルコールとアクリル酸
および/または、メタクリル酸とのジまたはトリエステ
ル化反応物、あるいは無水フタル酸、アシヒン酸、コハ
ク酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸などの二塩基酸とアク
リル酸とアクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒド
ロキシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシエチル、メタ
クリル酸ヒドロキシプロピルとのジエステル化反応物等
の1分子中に2〜3個の重合性不飽和基を有するビニル
モノマーがある。
また上記の■)成分である水酸基を有するビニルモノマ
ーは、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロ
キシプロピル、メタクリル酸ヒドロキシプロピル等があ
げられ、エポキシ基を有するビニルモノマーはグリシジ
ルメタクリレート、グリシジルアクリレート、グリシジ
ルアクリエーテル等である。
この種の化合物を上記添加範囲で混合併用することが可
能である。
また、場合によっては、I)成分100重量部に対して
20重量部以下で一般飽和溶剤、例えばケトン、エステ
ル、アルコール等を加えることも性能上さしつかえない
範囲内で可能である。
ビヒクル配合は、重合性不飽和基を有する樹脂(1)成
分100重量部に対して多ビニル七ツマ−を55〜30
0重量部の範囲で使用するが、これらの多ビニルモノマ
ー配合量が55重量部より少ないと、塗装粘度が高く、
塗装機に適した作業が困難となる。
また、肉持感、素材に対する付着性が劣る。
一方、これら多ビニルモノマー配合量が300重量部よ
り多くなると、塗装粘度が低下し、塗膜のタレ、流れ等
が生じる。
これらのビヒクルを用いエナメル化する場合、ピアノ塗
装工程に用いる下塗、口止、中塗、および上塗用被覆組
成物毎に、顔料、染料の配合量は異なるが、いづれの場
合でもビヒクル成分は上述の範囲内のものを用いること
が必要である。
下塗塗料は、上記ビヒクル成分だけを使用する場合が多
いが、用量によっては、上述のI)成分である重合性不
飽和樹脂100重量部に対して体質顔料、着色顔料およ
び染料等を20重量部以下に加えて生地着色用下塗塗料
として使用することも可能である。
目止塗料は、上述の1)成分である重合性不飽和樹脂1
00重量部に対して、体質顔料120〜250重量部か
らなるものであって、更に、これら体質顔料と着色顔料
および染料を、併用して着色口止塗料とすることも可能
である。
該口止塗料は素地面の凹凸をならして平滑にするのであ
る。
したがって、体質顔料が、120重量部より少なくなる
と平滑な塗面が形成されず、一方250重置部より多く
なると塗膜がもろくなり、塗装適性も低下するのである
中塗塗料は、上記I)成分である重合性樹脂成分100
重量部に対して、体質顔料30重量部以上、かつ120
重量部より少ない配合量から成るもので、さらに着色顔
料、染料、およびアルミ粉等を併用するこ吉も可能であ
る。
該中塗塗料は口止塗膜をさらに平滑にせしめ、高級仕上
げにするため□に不可欠である。
したがって、体質顔料が30重量部より少なくなると収
縮しやすく平滑性が低下し、120重量部以上になると
十分な仕上がり性を得ることが困難である。
また、本発明において使用できる体質顔料としては、例
えば、タルク、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、炭酸カ
ルシウム、バリタ、クレー、パライトなどの塗料成分と
して一般に用いられているものがあげられる。
上塗塗料は上記1)成分である重合性樹脂成分100重
量部に対して着色顔料、2〜100重量部から成る着色
上塗塗料であるが、その他、上塗塗料に繊維素誘導体を
加えることや着色顔料なしの上記ビヒクル配合のみか、
あるいは、ビヒクル成分に繊維素誘導体を加えた透明上
塗塗料、その他、染料、アルミ粉等を加えた上塗塗料も
可能である。
塗装膜厚については、下絵塗料では5〜50μ。
口止塗料は10〜10゛0μ、中塗塗料は80〜250
μ、上塗塗料は60〜300μ、等の範囲で適用される
ことが望ましい。
下塗を省略した場合でも総膜厚150〜350μ位が好
のましい。
これら下塗、目止、中塗、上塗等の各塗料は、通常実施
されている塗装方法が適応できる。
例えば、スプレー塗装、カーテンコーター塗装、ロール
塗装、リバースロールコータ−塗装および静電塗装等で
ある。
本発明の塗装工程は、要すれば下塗塗料を塗装後、電子
線照射により硬化せしめ、要すれば研摩したのち、口止
塗料を塗装し、電子線により硬化せしめ、要すれば研摩
したのち、つぎに中塗塗料を塗装後、電子線照射により
硬化せしめ、要すれば研摩したのち、上塗塗料を塗装後
、電子線照射により硬化せしめる。
仕上りは上述の工程で十分であるが、要すれば、研摩し
た後、つや出し仕上げを行ってもよい。
上記塗装方法は、各塗装工程毎に、電子線照射により硬
化せしめたが、下塗〜目止〜中塗〜上塗各工程において
ウェットオンウェット方式を組合せて行うことができる
塗膜の硬化は電子線の照射によって行われるが、その電
子加速器としては、コツククロフト型、コツククロフト
ワルトン型、パン・デ・グラーフ型、共振変圧器型、絶
縁コア変圧器型、ダイナミドロン型および高周波型など
があり、これから放出される100〜2000Kev1
特に好ましくは、150〜500 Kevの加速エネル
ギーをもった電子線を塗膜に照射することにより硬化す
る。
本発明で使用した電子線加速器は、共振変圧器型であり
、電子エネルギー300 Kev、電子電流45mAで
示した線量(Mrad’ )を照射した。
但し線量2Mrad以下の照射条件は電子エネルギー3
00 Kev1電子電流10Aで示した線量である。
さらに、例えば、下塗塗料を特定の膜厚に塗装する場合
、工程数は多くなるが、数回に分けて塗布し各塗装毎に
電子−を照射して硬化せしめ、特定膜厚を得ることも可
能である。
このことは目止、中塗、上塗塗料についても同様に行う
ことができる。
本発明の塗装方法は上記塗装工程において、下塗塗料を
省略して口止塗料を直接塗装しても仕上り感および塗膜
性能的には問題はない。
本発明の特徴は、重合性被覆組成物の希釈剤として、沸
点170℃以−1の多ビニルモノマーヲ特定量用いるた
め、塗装時、または塗膜硬化後の当該ビニルモノマーの
揮散は殆んどなく、電子線を照射することにより、当該
ビニルモノマー自体が塗膜成分として形成きれるため、
塗膜の肉ヤセ現象もおこらず肉持感、光沢感等の一般仕
上り外感が優れている。
さらに本発明の塗装工程において、従来の塗装方法と比
べると、各塗装工程上で使用される全塗膜の塗布量が従
来の塗装系における全塗膜の塗布量に比べて約1/2〜
’1/3の塗布量で塗装することができる。
塗装工程の短縮、特に肉持感、光沢感に優れているため
、最終仕上げの上塗塗膜の艶出し作業工程が省略できる
点に特徴がある。
また従来の方法での加熱乾燥させる場合とちがい電子線
の照射による塗膜乾燥は数秒以下であり塗装仕上が短時
間で出来るので乾燥設備の省力化ができる。
塗装時の塗料臭気は高沸点多ビニルモノマーを使用して
いるため少なく衛生上望ましい特徴がある。
本発明の被覆組成物の製造例および実施例を示す。
部とあるのは重量部を示す。被覆組成物の製造例 1 (a) メタクリル酸メチル 260.0部(b
) アクリル酸エチル 500.0(c)
メタクリル酸グリシジル 240.0(d) メタク
リル酸 146.5(e) キ’/L/7
1000m100O過酸化ベンゾイル
10.0(g) ビトロキノン 0
.2窒素のブランケットの下にキシレンを入れ絶えずか
きまぜつつ130℃に加熱した。
単量体(a)。(b)および(c)の一部、反応開始剤
(f)およびヒドロキノン(g)をキシレンに添加した
残余の単量体(a)。(b)および(c)を一部また一
部と3時間以上にわたり添加した。
全体を130〜133℃で約3時間加熱した。
ついで全体を約50℃に冷却した。内容物にメタクリル
酸(a)を添加し、約1.5時間を要して温度138℃
に漸次上昇させた。
この温度に約1時間維持し、キシレンを除去して得られ
たアクリル系樹脂100部に1,6ヘキサンジオ一ルジ
メタクリレート230部を加え、よく混合し、更にグリ
シジルメタクリレート10部、およびヒドロキシエチル
メタクリレート10部を加えてかくはんし、下塗塗料(
塗料1)を得た。
製造例 2 かくはん機、温度計、還流コンデンサーをそなえたフラ
スコに500gのキシレンを入れ還流下のもとに加熱し
、メチルメタクリレート300g、エチルアクリレート
500g、2−ヒドロキシエチルメタクリレート200
部、過酸化ベンゾイル10gからなる混合液を2時間か
かつてキシレン中に滴下した。
滴下終了後温度を136℃に3時間維持した。
さらにこの樹脂ワニスを室温(25℃)に冷却しトリレ
ンジイソシアネート(80%2,4−120%2.6−
)リレンジイソシアネート)を22.5g添加し5時間
反応させた。
さらに、2−ヒドロキシエチルメタクリレート20gを
徐々に滴下し、反応させ20時間かきまぜてウレタン系
樹脂を得た。
当該ウレタン系樹脂100部にエチレングリコールジメ
タクリレート75部、ベンタンジオールジアクリレート
75部を加えてかくかくはんして下塗塗料(塗料2)を
得た。
製造例 3 ヘキサヒドロ無水フタル酸90部、アジピン酸202部
、無水フタル酸148部、ネオペンチルクリコール10
4部、1,3ブチレングリコ一ル90部を縮合させて得
られた末端カルボキシル基のポリエステルにグリシジル
アクリレートを200部加えて140℃で5時間反応さ
せた。
得られた樹脂100部と1,6ヘキサンジオ一ルジアク
リレート80部をよく混合し、更に硫酸カルシウム50
部、硫酸バリウム50部、炭酸カルシウム50部、カー
ボンブラック2部を加え、更にエチレングリコールジア
クリレート20部加えて良く分散して本発明で用い、ら
れる目止塗料(塗料3)を得た。
製造例 4 1.2−ポリブタジェン(日本曹達株式会社製品平均重
合度約1000)100部に1,6ヘキサンジオ一ルジ
アクリレート50部、メタクリル酸ラウリル、10部、
■、3ブチレングリコールジアクリレート40部、硫酸
バリウム、90部、炭酸カルシウム90部を加えて、高
速かくはんきにて分散して口止塗料(塗料4)を得た。
製造例 5 エピコート1004樹脂(エポキシ当量924)100
0部、およびアクリル酸58.5部を四つロフラスコに
入れ、窒素ガスを通しながら還流下にかきまぜが容易な
粘度になる130〜150℃に加熱し、この温度で反応
させた。
その際反応促進剤としてト’J −n−ブチルアミン1
.06部重合禁止剤としてハイドロキノン0.06部を
反応系中に添加した。
約2時間で酸価2.4に達した時反応を停止して冷却し
て得たエポキシ樹脂100部にヒドロキシエチルメタク
リレート20部、1.3ブチレングリコ一ルジアクリレ
ート80部を加えて混合し更に硫酸カルシウム30部、
炭酸カルシウム70部を加えてペブルミルにて16時間
分散して中塗塗料(塗料5)を得た。
製造例 6 無水マレイン酸5.0モル、無水フタル酸4. Oモル
、アジピン酸1.0モル、ネオペンチルグリコール11
.0モルを常法により加熱縮合させて得た酸価36の不
飽和ポリエステル樹脂100部にメタクリル酸2エチル
ヘキシル10部、トルメチロールエタントリメタクリレ
ート70部、硫酸カルシウム20部、炭酸カルシウム4
0部、硫酸バリウム20部を加えて、かくはんし、ペブ
ルミルにて16時間分散して中塗塗料(塗料6)を得た
製造例 7 シクロデカンジオールジコハク酸エステル149部、無
水フタル酸30部、セパチン酸60部、エチレングリコ
ール25部、1.6ヘキサンジオ一ル47部を縮合して
得られるポリエステル(GPCピーク分子量約4,50
0)に30部のグリシジルメタアクリレートを添加し、
120℃で3時間反応させた。
この樹脂100部に65部のトリメチロールプロパント
リアクリレートを加えて混合した。
これにセルロズアセテートブチレニト(CAB551)
5部、カーボンブラック4部1,5ベンタンジオ一ルジ
メタアクリ゛レート140部を配合しペイントコンディ
ショナー(レッドデビル社製:で2時間分散して上塗塗
料(塗料7)を得た。
製造例 8 ネオペンチルグリコール603 gsytyct 50
(ダウコーニング社製)479部を約174℃に加熱し
て約97.5部のメタノールを留去した。
これを121℃に冷却した後、無水マレイン酸87.9
部、無水テトラヒドロフタル酸437部、ジブチル酸化
スズ1.0部、キシレン68部、を添加し、常法により
215℃まで温度を上げ酸価が10になるまでこの温度
で反応を続けた。
反応後キシレンを真空ポンプで除去して得た樹脂100
部に対して。
チタン白80部、1,6ヘキサンジオ一ルジメタクリレ
ート20部、2エチルへキシルアクリレート15部、ヒ
ドロキシエチルメタクリレート30部、1,5ベンタン
ジオールジメタクリレート35部加えてペブルミルにて
24時間分散して上塗塗料(塗料8)を得た。
製造例 9 製造例3で得られた樹脂100部と1,6ヘキサンジオ
一ルジアクリレート80部をよく混合し、更に硫酸カル
シウム50部、硫酸バリウム50部、カーボンブラック
2部を加え、更にエチレングリコールジアクリレート2
0部加えて良く分散して口止塗料(塗料9)を得た。
製造例 10 製造例3で得られた樹脂100部と1,6ヘキサンジオ
一ルジアクリレート80部をよく混合し、更に硫酸カル
シウム90部、硫酸バリウム90部、炭酸カルシウム9
0部、カーボンブラック2部を加え、更にエチレングリ
コールジアクリレート20部加えて良く分散して目止塗
料(塗料10)を得た。
製造例 11 製造例6で得た酸価36の不飽和ポリエステル樹脂10
0部にメタクリ酸2エチルヘキシル10部、トルメチロ
ールエタントリメタクリレート70部、硫酸カルシウム
20部を加えて、かくはんし、ペブルミルにて16時間
分散して中塗塗料(塗料11)を得た。
製造例 12 製造例6で得た酸価36の不飽和ポリエステル樹脂10
0部にメタクリ酸2エチルヘキシル10部、トルメチロ
ールエタントリメタクリレート70部、硫酸カルシウム
40部、炭酸カルシウム40部、硫酸バリウム50部を
加えて、かくはんし、ペブルミルにて16時間分散して
中塗塗料(塗料12)を得た。
実施例 1〜8 製造例1〜8で得た各種塗料を素材に表1の塗装工程で
塗装し電子線を照射して硬化させた。
塗膜性能試験結果は表2に示す。
比較例 1 従来の塗装工程で従来の塗料を用いた例を比較例とし表
1に示した。
試験結果は表2に示す。比較例 2 実施例5における塗料3を塗料9に代えた他は実施例5
と同様に実施した。
比較例 3 実施例5における塗料3を塗料10に代えた他は実施例
5と同様に実施した。
比較例 4 ・ 実施例5における塗料6を塗料11に代えた以外は
実施例5と同様に実施した。
比較例 5 実施例5における塗料6を塗料12に代えた他は実施例
5と同様に実施した。
比較例2〜5によって得た塗膜の性能試験結果は表−3
に示した。
塗膜性能試験方法について説明する。
1、肉持感: JIS、に、5400 6.61m に
準じて行った(目視) ◎良好、■やや良好。
2、光沢: JIS、に、5400 6.7に準じて行
った3、コインスクラッチ=10円硬貨で塗面を3回こ
すって塗面の状態をみる。
◎良好、@ややキズが付く 4、付着性:塗面に片刃カミソリまたは同等品で1mr
IL間隔のゴバン目を正方形に100個つくり、その刻
みの部分にセロハン粘着テープを十分に付着させて30
〜40°の状態で手前にすばやく引き塗膜のハガレ状態
をみた。
5、耐溶剤性:特殊合板の日本農林規格、耐シンナー試
験に準じて行った。
6、コールドチェックニ塗板(150X150imの大
きさ)を−20℃の冷凍機の中に1時間放置する。
次に50℃の乾燥器の中に1時間放置するこれを1サイ
クルとして20サイクル行う。
◎20サイクル良好 020サイクルで目ヤセを生じた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 目止、中塗および上塗工程からなるピアノ塗装仕上
    方法であって、該各工程の塗料として、重合性不飽和基
    を有する樹脂100重量部に対して沸点170℃以上の
    多ビニルモノマー55〜300重量部配合してなる重合
    性被覆組成物を用い、かつ、口止塗料は体質顔料を前記
    樹脂100重量部あたり120〜250重量部含有して
    なり、中塗塗料は体質顔料を前記樹脂100重量部あた
    り30重量部以上で120重量部より少なく配合してな
    ることを特徴とするピアノ塗装仕上方法。 2 下塗、目止、中塗および上塗工程からなるピアノ塗
    装仕上方法であって、該各工程の塗料として、各重合性
    不飽和基を有する樹脂100重量部に対して沸点170
    ℃以上の多ビニルモノマー55〜300重量部配合して
    なる重合性被覆組成物を用い、かつ、目止塗料は体質顔
    料を前記樹脂100重量部あたり120〜250重量部
    含有してなり、中塗塗料は体質顔料を前記樹脂100重
    量部あたり30重量部以上で120重量部より少なく配
    合してなることを特徴とするピアノ塗装仕上方法。
JP50017423A 1975-02-13 1975-02-13 ピアノトソウシアゲホウホウ Expired JPS5818156B2 (ja)

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