JPS5817763B2 - 可溶化シルクペプチドの製造法 - Google Patents

可溶化シルクペプチドの製造法

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JPS5817763B2
JPS5817763B2 JP7921980A JP7921980A JPS5817763B2 JP S5817763 B2 JPS5817763 B2 JP S5817763B2 JP 7921980 A JP7921980 A JP 7921980A JP 7921980 A JP7921980 A JP 7921980A JP S5817763 B2 JPS5817763 B2 JP S5817763B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、絹繊維を処理して、分子量分布が一定(15
00〜5000又は5000〜50000)である、可
溶化されたシルクペプチドを、化粧料に応用することに
関するものである。
本発明の特徴は、まずその処理法(製造法)は、従来技
術をもとに、これを改良して、その結果、化粧料への配
合性を一段と向上し、さらにチロシナーゼ活性抑制作用
及び保湿作用を有した有利なものである。
すなわち、本発明は、可溶化されたシルクペプチドであ
って、その分子量分布状態が1500〜5000又は5
000〜50000に限定されたものを得て、これを化
粧料に用いることにあり、その結果、保湿性作用が向上
し、皮膚の乾燥防止効果を高めて、外傷などに対する皮
膚表皮組織の再生が促進される効果が期待できる。
又、本発明によるシルクペプチドの可溶化物は、チロシ
ナーゼ活性抑制作用により、皮膚の黒色メラニン色素の
生成を抑制し、これによって、肌を色白に保つなどの美
容的効果が期待できる。
又、化粧料への配合性は、従来のシルク分解物を用いる
ときは、その処方中に分散剤などの添加が必要であった
が、可溶化されているだめ、その添加が不用となり、こ
れがだめ、シルク自体の有する特有の肌ざわりが得られ
る。
つまり、肌に対する感触が、従来のシルクからの処理(
製造)物に比べ、一段と有利である。
従来の公知なシルクから得られるペプチドについてみれ
ば、わが国では古くから、その応用がなされていて、た
とえば[特公昭25−3733J、[特公昭26−49
47J、「特公昭27−299」、[特公昭4O−24
90J、「特公昭42−17030Jなどがある。
最近では、本発明者らによる[特開昭54−13813
2Jがある。
上記した内、[特開昭54−138132J以外では、
いずれも濃い酸液や石灰などを用いて苛酷な条件を採用
し、これによって絹繊維蛋白質を分解溶解させる方法が
利用されている。
いずれにしても、これまでのシルクペプチドの製造にお
いては、得られたペプチドは完全に溶解された状態にな
く、さらにペプチドの分子量停缶について、検討された
ものも見当らない。
又、分子量を制禦して得る方法もなかった。
つまり、本発明者らは、絹繊維の可溶化されたシルクペ
プチドを得るに当って、まず上記した公知技術をもとに
検討を加えてみだが、公知技術を大別すれは、(1)強
酸又は強アルカリによる処理法。
(2)銅・エチレンジアミン又は銅・アンモニアによる
溶解法があり、そこで本発明者らは(1)及び(2)の
方法をもとに検討を加えてみたわけである。
そして、実験の結果、(1)の方法では、強酸又は強ア
ルカリにて処理後、中和工程で、大量の沈殿物が発生し
、不溶性ペプチドが多く、可溶部(上層)に移行する量
は、こく微量であった。
これに対して、(2)の処理方法を応用すれば、必要に
応じた分子量分布状態の射的化シルクペプチドが得られ
やすいことが推定された。
つまり、銅・エチレンジアミン又は銅・アンモニアを絹
繊維の処理(溶解)剤として用いることの方が、分子量
停缶の状態を制禦して、広範囲なペプチドの内から一定
にコントロールして、製造できることが示された。
以下に、銅・エチレンジアミンを用いた実験結果につい
て、実験例により詳記する。
実験例 1 絹繊維(たとえば平巻系本線り晒)を用いて、これを銅
・エチレンジアミン溶液に溶かし、希酢酸で中和し、濾
過を行ってから、流水中で三昼夜透析を行い、過剰の銅
・エチレンジアミンを流出させてから、次いで濾過して
得た濾液に陽イオン交換樹脂(たとえばDowex 5
0 wx −2)を加えて、30分間攪拌を行い、これ
によって残留する銅・エチレンジアミンを除去する。
イオン交換樹脂による操作(攪拌)によって、不溶性と
なった物質を除去するために、!濾過を行う。
この濾過した濾液は、その才までは、一夜放置すれは凝
固してしまうので、直ちにION水酸化ナトリウム液を
力1えて、濾液が01〜0.2N水酸化すトリウム液に
なるように調整する。
次いで80〜90°Cで5〜30分間撹拌しながら、加
熱処理したのち、希鉱酸(たとえば希硫酸)又は無水コ
・・り酸を加えて、pH6,0〜70へ戻し、濾過して
、可酸化シルクペプチドを得る。
この方法を用いる際の要部としては、力ロ熱温度として
90°C前後での処理時間がポイントであり、これによ
って、次の表「表1」に示すごとく、1500〜500
0の分子量停年をもった状態のET[化シルクペプチド
か得られることがわかった。
実験例 2 絹繊維(たとえば平巻系本線り晒)を銅・エチレンジア
ミン溶液に溶かし、40〜80℃で1〜4時間加温処理
し、希酢酸で中和し、濾過したのち、流水中で約3昼夜
の透析を行い、過剰の銅・エチレンジアミンを流出して
から、濾過後、ソノ得られた濾液に、陽イオン交換樹脂
(たとえは、Dowex 50 wx −2) を力
nえて、15〜30分間程度攪拌させて、残留する銅・
エチレンジアミンを除去するが、イオン交換樹脂を加え
ること及び、攪拌操作による物理的な影響を受けて、不
溶性となった物質を除去するために、イオン交換樹脂処
理後に、さらに濾過を行う。
濾過後の液は、40℃、又は50°Cで1時間で力日温
処理したものは、これにION水酸化ナトリウム液をカ
ロえて、pH9〜11にしてから、次に無水コノ・り酸
を加えて、30分〜1時間攪拌俗解し、pH6〜7とす
る。
pHか6〜7に至らないときは、希酢酸でpHを6〜7
に調整する。
上述した温度以外での高温下処理では、イオン交換樹脂
処理後、直にION水酸化す)−1,1ウム液を加えて
、即pHを6〜7に調整しても良い。
つまり、40〜50℃の1時間の加温処理によって得ら
れるシルクペプチドは、その分子量が大きいことから、
これにともなって、経時的に凝固されるので、上述した
二段階pH操作を用いるとよいことがわかった。
このようにして得られたシルクペプチドの分子量分布状
態をみると、次表「表2」に示すととく1であった。
「表11(実験例1による力1熱及び処理時間との関係
からみた、可鹸化シルクペプチドの分子量分布状態) (表1の注解) 表1中、検体A1〜4は、銅・エチレンジアミン酵解後
、透析し、0、IN水酸化ナトリウム液にしてから、9
0℃で5〜30分間加熱処理して得られた、可鹸化シル
クペプチドの分子量分布状態を示す。
表1中、検体A5〜8は、銅・エチレンジアミン溶解後
、透析し、0゜2N水酸化ナトリウム液にしてから、9
0℃で5〜30分間加熱処理して得られた、可酸化シル
クペプチドの分子量分布状態を示す。
「表2」(実験例2による加温及び処理時間との関係か
らみた、可溶化ンルクペプチドの分子量分布状態) 以上、実施例1〜2について、表1〜2に示した分子量
状態についての測定は、セファテックスG−25、同一
50又は同一75を用い、ゲル濾過法により実施した。
又、その際に用いた標準物質としては、ブルーテキスト
リン(TOP:分子量200万)、ブラジキニン三酢酸
塩(BK:分子量1240)、グルタチオン(GLUT
:分子量307)、グリシルグリシン(GGG:分子
量189)を用い行った。
測定条件としては、たとえば分子量100〜5000の
範囲では、セファデックスG−25fine を用い、
カラムロ径:2、3 cm1長さ78crILoセファ
テックスG−25の容積250rrLl、流速は約30
ml/ hr で実施した。
実験例 3 前述した、それぞれの方法で得られた、可溶化シルクペ
プチドを、その分子量分布状態で区分して、捷とめてみ
ると、「表3」のととくであった。
さらに、これについて分子量分布状態からみたメラニン
色素の生成抑制作用に関して実験した成績嘴秦結果は、
下表「表4」のごとくであった。
実験法は、チロシン又はドーパに、チロシナーゼを作用
させて、これによって生成される有色(黒色)メラニン
を、640nmで、その吸収度から測定する方法を採用
した。
(反応系組成) L−チロシン ・・・・・・・・・・・・・
・・ 0.5 mlリン酸緩衝液 ・・・・
・・・・・・・・・・・ 2.0 ml蒸留水又は検体
・・・・・・・・・・・・・・・ 2.0
ml銅イオン(1係溶液) ・・・・・・・・・・・
・・・・0.05m1チロシナーゼ(1rrIJ?/m
l) 上表「表4」に示すととく、5T溶化シルクペプチドに
は、すべてにメラニン色素の生成抑制作用が認められ、
その内、とくに作用が強く示されるものは、分子量分布
状態からみて、比較的低分子化されたペプチドが有利で
あることが判明した。
次ニ、”T@化シルクペプチドの保水性効果をみるため
に、前記した実施例1〜2で得られた検体のなかから2
〜3を選び出し、恒温恒湿機を用いて、その効果につい
て測定した。
実験方法は次に示す方法で行った。
(実験法) 実験例1〜2で得だ可溶化シルクペプチドのなかから、
検体A2,4,6,8,14を用いて、それぞれ約3g
を秤量瓶に精秤し、恒温恒湿機を用いて、30,50,
70の相対湿度(イ)条件下で、残留物が恒量になるま
で放置する。
残留物中に水分が、どの程度とり込まれるかを測定し、
各種の検体の濃度で割、吸収率(イ)を求める方法を採
用した。
その結果は、第1図に示すごとく、吸湿率がいずれも相
当高いことがわかった。
又、とくに吸湿率が高いものとしては、検体A6や8,
4などの実施例1で示した、銅・エチレンジアミンを用
いた方法で、透析後に0.1〜0.2N水酸化ナトリウ
ムm液になるように調整し、80〜90℃の加熱処理し
て得られる、可溶化シルクペプチドの方が良いことがわ
かった。
つまり、銅・エチレンジアミンを用いる方法でも、実験
例2で示す処理法よりも、実験例1における処理法で得
られたところの可溶化シルクペプチドで、分子量分布状
態からは、1500〜5000程度にあるものが有利で
あることがわかった。
以上の実験結果から、これを基礎に最良の製法を検討し
た結果、メラニン色素生成抑制作用と共に吸湿性の高い
可溶化シルクペプチドを得ることで、しかも分子量の労
作状態が、高分子から低分子までの間で、一定の範囲で
コントロールして得る方法としては、次の実施例1〜2
が良いことがわかった。
実施例 1 (実験例1から検討した結果にもとすく製造法絹繊維(
たとえば平巻系本線り晒)60gを、あらかじめエチレ
ンジアミン48g、水酸化第2銅36gが溶は込んでい
る水溶液6001rLlに入れ、ガラス棒で30分間攪
拌を行い酵解させたのち、3N酢酸にてpH6〜7に調
整して、次に綿栓−過を行い不醇物を除去させて、得ら
れた濾液をセルロースチューブC−6−5(、V is
king Company社製)に入れて、流水中にて
1〜2昼夜の透析を行い、透析した溶液を吸引濾過して
、この得られた濾液に対し精製水を加えて2000wL
lにメスアップしてから、強酸性陽イオン交換樹脂(た
とえば、Dowex 50 wx−2)約80g(湿体
状態のもの)を加え、スターンで、20〜30分間攪拌
して、吸引濾過により樹脂を除去する。
次に、この濾液にION水酸化す) IJウム液を加え
、0.1〜0.2N水酸化ナトリウム液になるように調
整して、約90℃で10分間加熱処理を行い、次に希硫
酸又は無水コハク酸を加えて、pH6,0〜7.0に戻
してから、ケイソウ土を敷いたブフナー濾斗を用いて濾
過を行い、この濾液を約80℃で1時間加熱滅菌して、
その収量が約61の可溶性シルクペプチドm液が得られ
た。
この溶液の分子量分布は、1500〜5000にピーク
をもち、各種の化粧料中に配合できる。
実施例 2 (実験例2から検索した結果にもとすく製造法)絹繊維
(たとえば、千巻系本線り晒)60gを、あらかじめエ
チレンジアミン489、水酸化第2銅36gが解は込ん
でいる水溶液600TLlに入れ、ガラス棒で30分間
攪拌を行い酵解させたのち、60°Cで2時間加熱処理
して、次に3N酢酸でpH6,0〜7.0に調整する。
調整したのち、綿栓濾過を行い、不溶物を除去して得ら
れた濾液を、セルロースチューブC−65(Viski
ngCompany社製)に入れて、流水中で1〜2昼
夜の透析を行う。
透析した溶液を吸引濾過して、この濾液に対し、精製水
を加えて、2000m1にメスアップしてから、次に強
酸性陽イオン交換樹脂(たとえば、Dowex 50
wx −2)約80g(湿体状態にあるもの)を加えて
、スターラーにて20〜30分間攪拌して吸引濾過によ
り、樹脂を除去する。
この濾液に対して、IN水酸化す) IJウム液を加え
て、pH6゜0〜7.0にpHを戻してから、ケイソウ
土を敷いたブフナー濾斗を用いて濾過して得る濾液を、
約80℃で1時間加熱滅菌をして、その収量が約61の
OT的化シルクペプチド溶液が得られた。
この溶液の分子量分布は、50・00〜50000にピ
ークをもち、各種の化粧料中に配合できる。
□上記した実施例1又ぽ2は、その分子量からすれば
、たとえば乳液やクリームなどの乳化を必要とするもの
に有利である。
参考処方例 1−乳液 実施例1又は2による 可溶性シルクペプチド溶液 ・・・・・・・・・ 5
.0%流動パラフィン ・・・・・・・・・
120係ラノリン ・・・・・・・
・・ 4.0〃オレイン酸 ・・・・
・・・・・ 35〃トリエタノールアミン ・・
・・・・・・・ 1.0〃オクチルドデシルミリステ
ート・・・・・・ 3.0〃防腐剤及び香料
・・・・・・・・・ 適 量精製水をもって全量
100係とする。
参考処方例 2−クリーム 実施例2又3による 可酸性シルクペプチド溶液 ・・・・・・・・・ 6
.0係ホリオキシエチレンオンイルエーテル ・・・・・・・・・ 2.0〃 ラノリン ・・・・・・・・・ 6
.0〃セタノール ・・・・・・・・
・ 25〃ミツロウ ・・・・・・
・・・ 8.0〃流動パラフイン ・・・
・・・・・・ 8.0〃モノスアアリン酸グリセリン
・・・・・・・・・ 20〃コメ胚芽油(オリザオイ
ルS−1) ・・・・・・・・・ 3.0〃 パルミチン酸イソプロピル ・・・・・・・・・ IL
O〃セレシン ・・・・・・・・・
3.O〃ホウ砂 ・−・・・・・・
・ 1.0〃防腐剤及び香料 ・・・・−
・・・・ 適 量精製水をもって、全量100係とす
る。
上記した各処方例に示した化粧料は、これを、皮膚や頭
髪に塗缶又は塗擦して用いれば、肌や髪に対して光沢(
艶)と張りを与え、張りの状態は、肌や髪が有すると同
様な柔軟性を有していて、保湿性に富む。
又、皮膚化粧料に用いる曲、皮膚外用軟膏剤や外用湿布
剤などに添加しやすく、配合したことによって、疾患部
の治療効果を促進する。
つまり、皮膚上皮層部の乾燥を防ぎ、外傷部への、主薬
剤の経皮吸収性が向上し、早期回復が期待できる。
したがって、鎮痛消炎・・ツブ剤やプラスターなどや、
亜鉛華軟膏、肝脂軟膏、チンク油、ホウ酸軟膏やあるい
は副腎皮質ホルモンや抗生物質などを含有した軟膏剤又
は坐剤、その曲、パン創膏類などにも配合することが出
来、それらに配合した製品自体の乾燥も防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、絹繊維から得られた可酸化シルクペプチドの
、処理操作別にみたときの吸湿率を示すグラフで、グラ
フ上の各数字は、実施例1〜2による処理操作で得られ
るものであって、表1と表2中に示しだ、各検体屋を示
すものである。 第2図は、本発明による可溶化シルクペプチドの、セフ
ァテックスG−25を用いて行った、溶出パターンで、
分子量との関係を示したものである。 aは、実施例1によって得られたもの。 bは、実施例2で得られたもの。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 絹繊維を、銅・エチレンジアミン溶液に溶かし、希
    酢酸にて中和したのち、1〜3昼夜透析し、吸引濾過し
    て得られた濾液を、強酸性陽イオン交換樹脂(Dowe
    x 50 wx −2)を加えて、よく攪拌してから、
    吸引濾過により、用いた樹脂を除去させて得られた濾液
    に灯し、ION水酸化ナトリウム液を加えて、0.1〜
    0.2N水酸化ナトリウム液となるように調製してから
    、80〜90℃で5〜30分間加熱処理し、その後で、
    希硫酸又は無水コハク酸にて、中性附近へpHを戻して
    から吸引濾過して得られる、分子量分布が1500〜5
    000にピークをもった、可溶化シルクペプチドの製造
    法。 2 絹繊維を、銅・エチレンジアミン溶液に溶がし、4
    0〜80°Cで1〜4時間加熱処理し、次いで希酢酸に
    て中和してから、1〜3昼夜透析したのち、吸引濾過し
    て得た濾液に、強酸性陽イオン交換樹脂(DOwex
    50 wx −2)を加えて、よく攪拌してから、吸引
    濾過により、用いた樹脂を除去させて得られる濾液に対
    して、2N水酸化ナトリウム醇液を加えて、pH6,0
    〜7.0に調整してから吸引濾過して得られる、分子量
    分布が5000〜50000にピークをもった、可鹸化
    シルクペプチドの製造法。
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