JPS58172385A - チオ−ルエステル類およびその製造法 - Google Patents

チオ−ルエステル類およびその製造法

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JPS58172385A
JPS58172385A JP57055497A JP5549782A JPS58172385A JP S58172385 A JPS58172385 A JP S58172385A JP 57055497 A JP57055497 A JP 57055497A JP 5549782 A JP5549782 A JP 5549782A JP S58172385 A JPS58172385 A JP S58172385A
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JP
Japan
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methyl
thiadiazole
acid
thio
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JP57055497A
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English (en)
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Masahiro Murakami
雅弘 村上
Tadayuki Ibuki
伊吹 忠之
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Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
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Publication date
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  • Nitrogen- Or Sulfur-Containing Heterocyclic Ring Compounds With Rings Of Six Or More Members (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アミン類またはヒドラジン類のアシル化剤、
なかでもセファロスポリン化合物の合成における活性エ
ステル、およびその重要な中間体として優れた機能を有
する新規なチオールエステル類およびその製造法に関す
る。
すなわち、本発明の新規なチオールエステル類は、化学
式(1) %式%() (式中、R1はトリフロロアセチル基、クロルアセチル
基、2−fエニルアセチル基、フェニルアセチル基、4
−ピリジルチオアセチル基、2−ピリジルチオアセチル
基、2−クロルアセトアミド−チアゾール−4−アセチ
ル基、2−カルボベンジルオキシアミノ−チアゾール−
4−アセチル基、カルボベンジルオキシ−グリシル基、
グリシル基またはシアノメチルチオアセチル基を表わし
、R8は2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5
−チオ基ま九FiI H−1,2,3−)リアゾール−
5−チ1 (、、。
オ基を表わす。)で示される。
これらのチオールエステルは、トリフロロ酢酸の2−メ
チル−1,3,4−チアジアゾ−゛ルー5−チオールエ
ステル、クロル酢酸の2−メチル−1,3,4−チアジ
アゾール−5−チオールエステル、2−チェニル酢酸の
2−メチル−1j、4−チアジアゾール−5−チオール
エステル、フェニル酢酸の2−メチル−1,3,4−チ
アジアゾール−5−チオールエステル、4−ピリジルチ
オ酢酸の2−メチル−1,5,4−チアジアゾール−5
−チオールエステル、2−ピリジルチオ酢酸の2−メチ
ル−1゜5.4−チアジアゾール−5−チオールエステ
ル、2−クロロアセトアミド−チアゾール−4−酢酸の
2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−チオー
ルエステル、2−N−カルボベンジルオキシ−アミノ−
チアゾール−4−酢酸の2−メチル−1,3,4−チア
ジアゾール−5−チオールエステル、N−カルボベンジ
ルオキシ−グリシンの2−メチメチル−1,5,4−チ
アジアゾール−5−チオールエステル、トリフロロ酢酸
の17(−1,2,3−)リアゾール−5−チオールエ
ステル、クロル酢酸の13(−1,2,5−)リアゾー
ル−5−チオールエステル、2−チェニル酢酸のIH−
1,2,Il −1−リアゾール−5−チオールエステ
ル、フェニル酢酸のtH−1,2,3−トリアゾール−
5−チオールエステル、4−ピリジルチオ酢酸の1H−
1,2,3−)リアゾール−5−チオールエステル、2
−ピリジルチオ酢酸のIH−1,2,3−トリアゾール
−5−チオールエステル、2−クロロアセトアミド−チ
アゾール−4−酢酸のIH−1,2,3−トリアゾール
−5−チオールエステル、2−(N−カルボベンジルオ
キシ−アミノ)−チアゾール−4−酢酸のIH−1,2
゜3−トリアゾール−5−チオールエステル、N−カル
ボベンジルオキシ−グリシンのIH−1,2,5−トリ
アゾール−5−チオールエステル、グリシンのIH−1
,2,is −)リアゾール−5−チオールエステルま
たは塩である。
これらは文献未記載の新規化合物であり、アミン類また
はヒドラジン類の有用なアシル化剤、なかでも医薬用抗
生物質であるセファロスポリン化合物合成の重要な反応
物およびその重要な中間体として極めて価値の高い化合
物である。
本発明化合物のチオールエステル部分には、アシル化反
応活性があり、各稲反応条件によって、アミン類または
ヒドラジン類、なかでもセファロスポリン化合物、たと
えば7−アミノ−セファロ中  8.V、ユニ07.−
02.)−0−スポラン酸の7位アミノ基をアシル化す
ることができる。さらに、セファロスポリン化合物の場
合には、同一の化合物で3位の置換反応試薬としても作
用する。すなわち、7−アミノ−セファロスポラン酸と
、たとえば2−チェニル酢酸の2−メチル−1,,3,
4−チアジアゾール−5−チオールエステルを反応させ
ることKより、7位のアミン基のアシル化が進むが、驚
くべきことに、6位のアセトキシ基が同時に2−メチル
−1,3,4−チアジアゾール−5−イルチオ基と置換
し、グラム陽性グラム隘性病原IK優れた殺菌作用を有
する抗生物質である7−(チェニルアセチルアミド)−
5−(2−メチル−1,5,4−チアジアゾール−5−
イル)チオメチル−5−セフェム−4−カルボン酸を容
易に1かつ高収率で与えることができる。
同様にして、7−アミノ−セファロスポラ/酸トN−カ
ルボベンジルオキシ−グリシンの2−メチル−1,3,
4−チアジアゾール−5−チオールエステルを反応させ
ることにより、7−(N−カルボベンジルオキシ−グリ
シルアミド)−3−(2−メチル−1,3,4−チアジ
アゾール−5−イル)−チオメチルー3−セフェムー4
−カルボン酸を与える。
この化合物を常法により、たとえば臭化水素−酢酸溶液
により脱保護することによって7−(グリシルアミド)
−5−(2−メチル−1−14−チアジアゾール−5−
イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸を得
る。さらに1これらのチオールエステル類は、そのチオ
ールエステル結合の安定な反応条件3限って、さらに反
応を行なってチオールエステル結合の間装なしに別のチ
オールエステル化合物に導くこともできる。
チオールエステル結合の安定な反応条件下とは、具体的
には酢酸、プロピオン#!に代表される有機酸、ジオキ
サン、テトラヒドロフラン、アセトン、クロロホルムに
代表される有機溶媒条件が挙げられる。別のチオールエ
ステル化合物とは、たとえば特開昭55−20711に
開示されている1H−テトラゾール酢酸のチオールエス
テル等が挙げられ、7−アミンセファロスポラン#首た
Fi7−アミノ−5−ベンズイミダゾリルチオメチル−
セファロスポラン酸等と反応させ、医療上有用なセファ
ロスポリン化合物に導くことができる。
チオールエステルがこのように高い反応活性を有してい
るにもか\わらず、安定な反応条件下では中間体として
利用でき、さらに有用な化合物に導くことができること
は正に驚くべきことである、すなわち、たとえばグリシ
ンの2−メチル−1,5,4−チアジアゾール−5−チ
オエステルを酢酸溶媒中、ナトリウムアジドとオルトギ
酸エステルと反応させて、1H−テトラゾール酢酸の2
−メチル−1,3,4−チアジアゾールを得る。このチ
オールエステルと7−アミツセフアロスボラ/酸を作用
させると、7−(IH−テトラゾールアセトアミド)−
3−(2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−
イル)チオメチル−3−セフェム−4−カルボン酸(セ
ファゾリン)を得ることができる。このように医薬品合
成の中間体として重要であることを明らかにして、本発
明を完成するに到った。
従来、セファロスポリン化合物は7位アミンのアシル化
反応と、3位置換反応は各々独立して行なわなければな
らず、このように1化合物のチオールエステルで二つの
反応を行なうことは画期的なものである。特に化合物の
安定性の点から、2−メチル−1,!S、4−チアジア
ゾールー5−チオールのエステルと、1,5.4−チア
ジアゾール−5−チオールが特に反応活性の点から好ま
しい。
このような有用性に富む化学式(II RI  R1(11 (式中、R1,Rtは前記と同じである。)で示される
本発明化合物の製造は、化学式但 R,−OH(II) (式中、R1は前記と同じである。)で示されるカルボ
ン酸もしくはその塩または誘導体と、化学式(III)
R,−H(曲 (式中、馬は前記と同じである。)で示されるチオール
化合物またはその塩を反応させることにより、容易にか
つ高収率で行うことができる。
化学式Iで示されるカルボン酸の反応性誘導体として、
酸ハライド、酸無水物、混酸無水物、酸アミド、酸アジ
ド等が挙げられる。
化学式(III)で示されるチオール化合物の誘導体と
して、アルカリ金属塩、トリアルキルアルミニウムとの
反応物、トリアルキルシリル化体等が挙げられる。
遊離のカルボン酸を用いる場合には、縮合剤を用いる。
縮合剤としては、N、N’−ジシクロへキシルカルボジ
イミド、N、N’−、ジインプロビルカムポジイミド、
N−シクロヘキシル−N’−(4−)エチルアミノシク
ロヘキシル)カルボジイミド、1−エチル−3−(5−
ジメチルアミノグロビル)−カルボシイ・ミド塩酸塩等
、が・、ある。
本反応は広範囲な昌度範囲で行うことができろ。
たとえば−50〜100℃、実用上好ましくは一20〜
50℃で行う仁とができる。
本反応は一般に溶媒中で行なう。用いる溶媒としては、
反応成分に対して不活性で、かつ反応成分を溶解または
懸濁しうるものであればさしつかえないが、たとえば、
エーテル類、ケトン類、エステル類、ハロゲン化炭化水
素類等が挙げられ、具体的にifたとえば、ジオキサン
、テトラヒドロフラン、アセトン、酢酸エチルエステル
、塩化メチレン、クロロホルムが好ましい。反応終了稜
は、反応物より目的化合物を適宜常法によりff製する
ことができる。たとえば、溶媒留去後、洗滌、乾燥した
彼、目的化合物を得ることができる。
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明は、これらの実施例によって限定されるものでは
ない。
実施例1 500献の3径フラスコに、6.61の2−メチル−チ
アジアゾニル−5−チオールを入れ、多口aホルムに溶
解する。4−のピリジンと11.59の無水トリフロロ
酢酸を投入し、室温で1晩攪拌して反応させた。この反
応液を少量の水で充分に洗滌し、夾雑物を除去する。溶
媒を留去し、黄色固形物を82得た。収率70%であっ
た。
元素分析 理論値 26.52 1j2 12.28実測値 2.
5,98 1.7  12.OSマススペクトル M”   228 NMR(重アセトン) 2.5 8  CHs R 1755an−’  −C−8= 1 実施例2 100−のナス型フラスコに、クロロ酢酸12をアセト
ン50耐に溶解し、2−メチル−チアジアゾール−5−
チオール1.4 yトラシクロヘキシルカルボジイミド
2.17を投入し、室温で1晩攪拌して反応させた。不
溶物をF去し、F液を少量の水で充分に洗練し、夾雑物
を除去する。溶媒を留去し、微黄色固形物として1.6
−59を得た。反応率8o%であった。
元素分析 CHN 理論値 28,78  2.40. 15.43実測値
 29,15  2.62  15.21マススペクト
ル M   208    M   210    M/M
+1;3/INMR(重アセトン) 276   S  CH。
4’2   S +″′Th−Hz R 1755cTR−’  −’c−s −1 実施例3 実施例2で得られたクロル酢酸の2−メチル−チアジア
ゾール−5−チオエステル4yを100−クロロホルム
に溶解した。これに4−ピリジンチオール2.12を加
え、室温で3時間攪拌し、水洗、濃縮して4−ピリジン
チオ酢酸の2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−
5−チオエステルf2.79黄芭固形物とt7て得た。
収率i;i49チであった。
同定は別途合成(実施例6)した化合物と完全に一致し
た。
実施例4 500dの3径フラスコに7.1fの2−チェニル酢酸
とジシクロへキシル力ルボジイミ310.42を入れ、
アセトン250−で溶解した。さらに2−メチル−1,
3,4−チアジアゾール−5−チオール6.62を投入
し、室温で3時間攪拌した。不溶物を枦去し、沖液を少
量の水で洗滌して夾雑物を除去した。溶媒を留去して、
2−チェニル酢酸の2−メチル−1j、4−チアジアゾ
ール−5−チオエステルを黄色結晶として10.49得
た。収率は81%であった。
理論値 42.19  5.15  10.94実測値
 42,53  3.15  10.77マススペクト
ル   256 NMR(重アセトン) ■層 4.2     S   2H−CH,−2,583H
CH。
R 1680備−’−c−s− 1 実施例5 500dの3径フラスコJ/’C,6,79の2−メチ
ル−1,5,4−チアジアゾール−5−チオールを入れ
、クロロホルム200−に溶解した。フェニル酢酸クロ
リド8.52を50−クロロホルムに溶解したものを徐
々に滴下した。滴下後、室温で6時間攪拌し、て反応を
終了した。少量の水で洗滌し、クロロホルムを濃縮し、
クロロホルムから晶析してフェニル酢酸の2−メチル−
1,5,4−チアジアゾール−5−チオエステルを82
微黄色結晶として得た。収率64.5チであった。
元−分析 CHN 理論値 52−80  4.00  11,20実測値
 52.87  4.01  11.17マススペクト
ル  25O NMR(重クロロホルム) 3.8   8  2H−CH,− 2,783HCHI R 1741−−’  −CS− 1 実施例6 2−チェニル酢酸の替わりに表1の化合物を用いる以外
は、実施例4と同様に処理し九。結果を表1に示す。
表   1 1.4−ピリジンチオ酢酸の2−メチル−1,3,4−
チアシアソール−5−イルチオエステル元素分析   
CHN 理論値 42,40 3.18  14.84実測値 
41,93 5,40  14.55マススペクトル M+   283 NMR(重アセトン) 阿− 4,4S  2HCH。
2.6    8 3I(CH。
2.2−ピリジルチオ酢酸の2−メチル−1,3,4−
チアジアゾール−5−イルチオエステル元素分析  C
RN 理論値 a−2,a o  5−18 14.84実測
値 42.9′5 S、52 14.95マススペクト
ル M+283 NMR(重アセトン) 、、−”” 2.6        S   SH−CH。
IR1690m−”   −C−8− 3、シアノメチルチオ酢酸の2−メチル−1,3,4−
チアジアゾール−5−イルチオエステル元素分析  c
    HN 理論1i  54.29 2.86 17.14実測値
 34.83 2,99 17.09マススペクトル M+245 4.8−クロルアセチル−2−7ミノーチアゾールー4
−酢酸の2−メチル−1,1,4−チアジアゾール−5
−イルチオエステル 元素分析  CHN 理論値 54.432,58 16.07実測値 54
,47 2,59 1!、O!Sマススペクトル M+548,550 1/4コ(Ill−’    −U−S −5、N−カ
ルボニルベンジルオキシ−2−アミノ−チアゾール−4
−1’f酸の2−メチル−1,3,4−チアジアゾ−/
L−5−イルチオエステル 元素分析   CHN 理論値 51,34 5,74 14.97実測値 5
1j9 3.77 14.91マススペクトル  406 実施例7 500mの3径フラスコに、10,5fのN−カルボヘ
ンシルオキシ−グリシンとジシクロへキシルカルボジイ
ミド10,4 fを入れ、クロロホルム25011It
で溶解した。さらに2−メチル−1,5,4−チアジア
ゾール−5−チオール6.6噸入し、室温で5時間攪拌
した。不溶物を炉去し、P液を少量の水で洗滌して夾雑
物を除去した。溶媒を留去して、N−カルボベンジルオ
キシ−クリシンの2−メチル−1,3,4−チアジアゾ
ール−5−チオエステルを微黄色固形物として15,4
fp4九。収率はss@であった。
元素分析   CHN 理論値 4B、50 4,02 13.00実側値 4
B、55 4,09 13,07マススペクトル   323 NMR(重クロロポルム) 参考例1 50−のナス型フラスコに2.12のN−カルボベンジ
ルオキシ−グリシンの2−メチル−1,5,4−チアジ
アゾール−5−チオエステルを入れ、25悌臭化水素酸
−酢酸溶液を水冷下に投入した。
15Cにて1時間攪拌した後、酢酸を10−追加した。
ナトリウムアジド423M9とオルトギ酸メチルエステ
ル700IIIgを加え、70Cで1時間攪拌した。反
応終了後1反応液をクロロホルムに溶解し、水洗潜抜、
溶媒を濃縮した。高濃度クロロホルム溶液に% 1H−
テトラゾール酢酸の2−メチル−1,3,4−チアジア
ゾール−5−チオエステルの結晶程をごくわずか入れ放
置する。1晩放置後、析出した結晶を分別することによ
り、IH−テトラゾール酢酸の2−メチル−1,5,4
−チアジアゾール−5−チオエステルを褐色結晶として
535W9得た。収率は3496であった。
元素分析   CHN 理論値 29.75 2.48  34.71実測値 
29.81 2,51  34.70マススペクトル M+  242 NMR(重アセトン) 阿− 2,6831(cH。
実施例8 son−の3径フラスコに、5.6fのグリ7ン塩l!
!!塩と1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピ
ル)カルボジイミド13N酸塩9.62を入れ、ジオキ
サン300−に懸濁した。さらに、2−メチル−1−9
4−チアジアゾール−5−チオール6.6fを投入し、
呈堪で17時間攪拌した。不溶物を炉去し、溶媒を留去
して、グリシンの2−メチル−1j、4−チアジアゾー
ル−5−チオエステル塙酸塩を9.32の黄色固形物と
して得た。純度が62%であり、収率は52囁であった
NMR(重DMSOン 阿声 4、S 〜4,6  d  2H−C賜−2,5S  
3HCH。
参考例2 100−のナス型フラスコに3.62のグリシンの2−
メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−チオエステ
ルの塩酸塩(純度62嗟)と酢酸15―を入れた。さら
に、ナトリウムアジド650〜とオルトギ酸メチルエス
テル1.06 fを加え、70Cで1時間攪拌した。反
応終了後、反応液をクロロホルムに溶解し、水洗潜抜、
溶媒を濃縮した。
高濃度に生成物が溶解したクロロホルム溶液を1晩放置
後、析出した結晶を分別することにより、1H−テトラ
ゾール#酸の2−メチル−1,3,4−チアジアゾール
−5−チオエステルを褐色結晶として1.69得た。収
率は66チであった。
実施例9 2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5−チオー
ルの替わりに11(−I +2−−Fリアゾール−5−
チオールを用いる以外は、実施例6と同様に表2の化合
物を処理した。結果を表2〜4に示す。
表    4 実施例10 500ゴの3径フラスコに、10.5fのN−カルボヘ
ンシルオキシ−グリシンとシンクロヘキシルカルボジイ
ミド10j 9を入れ、り白ロホルム250dで溶解し
た。さらに、IH−1,2,5−)リアゾール−5−チ
オール5.11を投入し、室温で5時間攪拌した。不溶
物をい去し、V液を少量の水で素早く洗滌して夾雑物を
除去した。溶媒を留去して、N−カルボベンジルオキシ
−グリシンの11(−1,2,3−)リアゾール−5−
チオエステルを黄色固形物として10.29得た。収率
はン0チであった。
理論値 49−52 4.11 19.18実測値 4
9.41 4,18 19.10マススペクトル  292 実施例11 500dの3径フラスコに、5.62のグリシン塩酸塩
と1−エチル−3−(3−ジェーチルアsノグロビル)
カルボジイミド塩酸塩9.6汁入れ、ジオキサン300
−に懸濁した。さらに、I H−1,2,3トリアゾー
ル−5−゛チオール5.1tを投入して、室温で17時
間攪拌した。不溶物をF去し、溶媒を留去してグリシン
のIH−1,2,3−)リアゾール−5−イルチオエス
テル塩酸塩3.4fを黄色油状物質として得た。収率は
35チであった。
NMR(重DMSO) 実施例12 11のナス型フラスコに、1a、2yの2−チェニル酢
酸とジシクロへキシルカルボジイミド20.8Vを入れ
、アセトレ500−で溶解した。さらに、IH−1,2
,5−トリアシー# −5−5−オール10.22を投
入し、室温で3時間攪拌した。不溶物を沖去し、F液を
少量の水で素早く洗滌して夾雑物を除去した。溶媒を留
去して2−チェニル酢酸の1H−1,2,3−)リアゾ
ール−5−イル−チオエステルを黄色結晶として15.
39得た。収率は689gであった。
理論@  42.67 3.If  18.67実測値
 42,72 5,25 18.57マススペクトル   225 実施例13 2−チェニル酢酸の替わりに表5の化合物を用いる以外
は、実施例12と同様に処理した。結果を表5〜7に示
す。
表  5 元素分析    表 6 マススペクトル  表 7 第1頁の続き 213100         7138−4 C28
5100)         7306−4C(C07
D 417/12          −333100
         8214−4C285100)  
       7306−4C(C07D 417/1
2          −257100       
  7132−4 C285100)        
 7306−4C(C07D 417/12     
     −249100         7132
−4 C277100)         7306−
4C(C07D 417/12          −
277100         7306−4 C28
5100)         7306−4C@発 明
 者 伊吹忠之 延岡市旭町6丁目4100番地旭化 成工業株式会社内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、化学式(■) R,−R,(I) (式中、RIはトリフロロアセチル基、クロルアセチル
    基、2−チェニルアセチル基、フェニルアセチル基、4
    −ピリジルチオアセチル基、2−ピリジルチオアセチル
    基、2−クロルアセトアミド−チアゾール−4−アセチ
    ル基、2−カルボベンジルオキシアミノ−チアゾール−
    4−アセチル基、カルボベンジルオキシ−グリシル基、
    グリシル基またはシアンメチルチオアセチル基を表わし
    、R1は2−メチル−1,3,4−チアジアゾール−5
    −チオ基または1)1−1.2.3− )リアゾール−
    5−チオ基を表わす。)で示される新規化合物。 2、化学式(I)の島が2−メチル−1,3,4−チア
    ジアゾール−5−チオ基である特許請求の範囲第1項記
    載の化合物。 3、イ圀I)の−が2−メチル−1,3,4−チアジア
    ゾール−5−チオ基でありN R1がトリクロロアセチ
    ル基、クロルアセチル基、2−チェニル−アセチル基、
    フェニルアセチル基、4−ピリジルチオアセチル基、2
    −ピリジルチオアセチル基、2−クロルアセトアミド−
    チアゾール−4−アセチル基、2−カルボベンジルオキ
    シアミノ−チアゾール−4−アセチル基、ま次はシアノ
    メチルチオアセチル基である特許請求の範囲第2項記載
    の化合物。 4、化学式(I)の−が2−メチル−1,5,4−チア
    ジアゾール−5−チオ基であり、R1がカルボベンジル
    オキシ−グリシル基またはグリシル基である特許請求の
    範囲第2項記載の化合物。 5、化学式(II) R,−OH(II) (式中、R1Fiトリフロロアセチル基、クロルアセチ
    ル基、2−チェニルアセチル基、フェニルアセチル基、
    4−ピリジルチオアセチル基、2−ピリジルチオアセチ
    ル基、2−クロルアセトアミド−チアゾール−4−アセ
    チル基、2−カルボベンジルオキシアミノ−チアゾール
    −4−アセチル基、カルボベンジルオキシ−グリシル基
    、グリシル基またはシアノメチルチオアセチル基を表わ
    す。)で示されるカルボン酸もしくはその塩または誘導
    体と、化学式(聞 H−へ     ■) (式中、g、は2−メチル−1,!S、4−チアジアゾ
    ールー5−チオ基またはIH−1,2,3−トリアゾー
    ル−5−チオ基を表わす。)で示されるチオール化合物
    またはその塩を反応させることを特徴とする化学式(I
    I RI  R1(Il (式中、R1,R,は前記と同じ。)で示されるチオー
    ルエステル類の製造法。 6、反応を有機酸、エーテル類、ケトン類、ノ・ロゲン
    化炭化水素中で行なう特許請求の範囲第5項己: 記載の製造法。
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