JPS58170419A - 魚釣り用電動リ−ルの制御装置 - Google Patents

魚釣り用電動リ−ルの制御装置

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JPS58170419A
JPS58170419A JP5335282A JP5335282A JPS58170419A JP S58170419 A JPS58170419 A JP S58170419A JP 5335282 A JP5335282 A JP 5335282A JP 5335282 A JP5335282 A JP 5335282A JP S58170419 A JPS58170419 A JP S58170419A
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JP
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fishing
spool
fishing line
speed
data
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JP5335282A
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English (en)
Inventor
広瀬 治臣
昭夫 山崎
潔 河野
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Globeride Inc
Original Assignee
Daiwa Seiko Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS58170419A publication Critical patent/JPS58170419A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、海釣りなどに使用される電動リールの制御装
置に関し、特に魚釣りに必要な一連の魚釣りパターンを
マイクロコンピータを利用して作動できるようにした電
動四−ルの制御装置に関する。
海釣り、特に沖合に出た船上で、例えば500 mない
しそれ以上の棚を回遊する魚を釣る場合、電動リールが
使用されるが、この電動リールを用いて魚釣りを行なう
場合は、まず、スプールをフリ−にして仕掛けを結んだ
釣糸を棚位置まで繰出し、しかる後、釣糸を上下させて
仕掛けを棚位置で上下動する所謂しゃくり操作を行ない
、このしゃくり操作を所定回数あるいは所定時間実行し
た後、またはしゃくり操作を行なっている間に魚信があ
ったならば、スプールを巻上げモータにより回転して釣
糸を巻取り、そして仕掛けが竿先下5m程度に達したな
らば、釣糸の巻上げを高速から低速に切換え、水面上へ
ゆっくり引き上げるようにして仕掛けにかかった魚の口
部のちぎれを防止し、及び竿先の保護をするようKなっ
ている。
従来、このような釣糸の棚位置への繰出し、しゃくり、
釣糸の巻上げ及び船べり停止の一連の釣りパターンを電
動リールにマイクロコンピュータを組込み、このマイク
ロコンピュータによす電動リールを制御する方式が提案
されている。しかし、この種従来のマイクロコンビ、ユ
ータ付き電動リールは、棚取り時の水深データ(釣糸の
繰出し長さデータ)、しゃくり間隔、しゃくり回数及び
糸巻上げ時の船べり停止位置のデータはマイクロコンピ
ュータのメモリに記憶され、この記憶データに基づいて
釣糸の繰出し、しゃくり、及び船べり停止が自動的にな
されるのであるが、釣糸の繰出量データを棚(深さ)に
合わせて設定する場合は、実際にスプールをフリーにし
て仕掛けを海底に降ろし、仕掛けが海底に達したならば
、キーボード上のストップキーを押してスプールをロッ
クし、しかる後、キーボード上の手動スイッチを操作し
て棚を探り、棚(深さ)が決定したならば再びストップ
キーを操作し、その時のカウンタに計数された内容、即
ち棚の深さをキーボード上の深さ記憶キーを操作するこ
とでメモリに記憶させることで行なっている。
しかし、このようなデータ設定方式は、そのデータ設定
時の作業が極めて煩雑になるとともに、特に棚が魚の移
動によって頻繁に変わるような場合には、データ設定作
業がさらに煩雑になってしまうほか、キーの操作手順を
忘れた場合にはデータの設定は勿論のこと、コンピュー
タによる電動リールの制御も全く不能になってしまう。
また、しゃくりの間隔及びしゃくり回数のデータもこれ
に対応するキーボード上のキーを操作することで任意に
設定し得るものの、その設定操作が複雑であり、各しゃ
くりモードの設定手順を熟知していないと、どのような
モードのしゃくりがなされているのかも判別できなくな
る欠点があった。さらにまた、魚群探知器により魚のい
る層(棚)が判明していても一度仕掛けを海中に降ろさ
なければ棚位置までの深さ等のデータが設定できないた
め、試し釣り操作を行なった後でないと、設定データに
基づくリール制御ができず、これに伴い実際のコンピュ
−タ制御においても釣人による人為的な入力指令が加わ
らないと電動リールによる釣り操作は不可能なものであ
った〇 この発明は上記従来の問題を解決したもので、その目的
は、実際に釣糸の繰出し、巻上げを行なわなくともキー
ボード上のキーの操作だけで釣り操作に必要な各種デー
タの設定を可能にし、これによシデータ入力設定の操作
性を容易にするとともに、マイクロコンピュータによる
魚釣りパターンの動作制御を容易にし、併せてドラグ操
作を容易にした電動リールの制御装置を提供するにある
以下、この発明の具体的実施例を図面について説明する
第1図及び第2図は本発明方式を適用した電動リールの
全体図及びその断面図を示すもので、リール側枠1,2
は複数本の支柱3及びモータ枠4により一体に結合され
、両す−ル側枠1,2間にはスプール軸5が回転可能に
軸承され、このスプール軸にはスプール6が回転可能に
枢着されている。上記スプール軸5のリール側枠1側の
端部には制動板7が固着され、この制動板7とスプール
6の側板6a間にはライニングワッシャ8が介在されて
いるとともに、該両者間はスプリング9によって離間す
る方向に付勢されている。
また、上記モータ枠4内には巻上げモータ10が装着さ
れ、このモータ10の出力軸10aに固定したピニオン
11は中間軸12に取り付けた摩擦クラッチ機構13の
歯車14と噛合し、さらに中間軸12に一体に形成した
歯車15は上記制動板7に固着した歯車16に噛合され
、これにより巻上げモータ10の回転をピニオン11、
摩擦クラッチ13、歯車14、中間軸12、歯車15.
16及び制動板7、ライニングワッシャ8を介してスプ
ール6に伝達されるようになっている。
また、上記スプール軸5の他端側のリール側枠2には手
動のドラグ装置17が装着されている。このドラグ装置
17はスプール軸5を軸支するようこれと同心に配置さ
れた筒状の可動カム18及びこの可動カム1Bのカムリ
ード面18aに圧接係合されるカム作動筒19を有し、
上記可動カム18はリール側枠2に取り付けた案内筒2
0にスプール軸5の軸線方向にスライドできるよう嵌合
されており、さらに可動カム18のカムリード面18a
と反対の端面はスラスト軸受6bを介して上記スプール
7に係合されているとともに、カム作動筒19には、案
内筒20に回転可能に支持された回動筒21がカム作動
筒Itと相対回転できない状態に嵌合され、この回動筒
21にドラグ操作ハンドル23の基部を固着し、このハ
ンドル23の回動端部に鋼球24と圧縮コイルばね25
からなるクリックストップ機構を設け、このクリックス
トップ機構の鋼球24は、第2図、第3図に示す如くス
プール側枠2の外側面にハンドル回動端の回動軌跡に沿
って配設した半円状ガイド26の凹部26aに弾発的係
脱されるようになっており、そして上記凹部26aはガ
イド26の長さ方向に沿って等間隔に多数設けられてお
り、これにより・・ンドル23を第3図の矢印方向に回
動操作するととでスプール6に対するドラグ強さを複数
段階、例えば0ドラグから15ドラグの16段階に節度
をもたせて変化させ得るようになっている。
また、ハンドル23を第3図の矢印方向に操作した場合
、これと連動するカム作動筒!雪の回転口角に応じて可
動カムがスプール6の方向にスライドされ、これにより
スプール6が制動板7側に移動し、その側板7aのドラ
グワッシャ8に対する押付力が大きくなり、制動板7と
の摩擦結合強度を強めるようになる。そしてハンドル2
3を上記の逆に操作した場合は、制動板7との摩擦結合
強度が弱められ、ついにはスプール6をフリーの状態に
することになる。また、171Lは回動筒2亀に螺合し
たドラグ微調用の袋ナツトである0 上記モータ枠4の前面側上部には制御ボックス27が装
着されており、この制御ボックス27の前面には0〜9
の数値キー及び各種のファンクションキーからなるキー
ボード28が設けられ、さらに該キーボード28の上部
に位置して液晶等からなるデジタル表示部29及び釣糸
の速度を表示する表示部30、バッテリチェック用の表
示部31及び釣糸の張力を表示する表示部32がそれぞ
れ設けられている0 上記デジタル表示部29はセットデータを表示する部分
29aと水深(棚位置)を表示する部分29bとからな
り、また、表示部30〜32は複数のLED等によりバ
ー表示される構造になっている。
第4図は上記制御ボックス27に内蔵されるマイクロコ
ンピュータ回路部の一例を示すもので、該マイクロコン
ビネータ回路部は電動リールをプログラム及びキーボー
ド28からの入力データに応じて制御するもので、プロ
グラムメモリ、データメモリ、入出力装置などを制御、
管理して、与えられたジョブを処理すべく必要な演算処
理を実行する中央処理装置(以下CPUと云う)33と
、魚釣り動作に必要な一連の動作プログラム命令及びし
ゃくりパターンデータ、各種の演算処理データ等をスト
アしたROM構成のメモリ34と、棚(水深)に合わせ
て釣糸の繰出量データ及びしゃくり時間データ等を記憶
するRAM構成のメモリ35とを備え、そしてこれらメ
モリ34.35はアドレス、データを含めたバス36を
介してCPU33に接続され、さらに上記バス36には
キーボード28、釣糸にローラを当接して直接的に釣糸
の繰出量、巻上げ量を計測する糸長計測装置37、及び
釣糸巻上げ時にモータ10に流れる負荷電流を検出して
糸張力の算出に供するための負荷電流検出装置38がI
/l)ボート39.40.41を介して接続されている
とともに、巻上げモータ10、デジタル表示部29及び
他の表示部30.31.32も各別の■ルボー目2〜4
7を介してバス36に接続されている。
上記糸長計測装置37は、リール側枠1,2の支柱3に
装着され、スプール6に巻かれた釣糸の外周速を検出す
ることによシ釣糸の繰出長さを数値的に正確に計測する
ようになっており、そして、糸長計測装置37で計測さ
れる釣糸長の単位時間当りの長さをCPU33で演算処
理することで糸スピードを算出し、この算出データはI
10ボート44を介して糸スピード表示部30に出力さ
れ、釣糸の繰出しスピードをバー表示するようKなって
いる。
また、負荷電流検出装置38は、釣糸巻上げ時に仕掛け
に魚がかかるなどして巻上げモータ10に負荷がかかっ
たときの負荷電流を検出するもので、その負荷電流は図
示しないN勺変換回路及びI10ポート41を介してC
PU33に取込まれるようになっており、CPU33に
取込まれた負荷電流はCPU33において所定の演算処
理を行なうことで釣糸張力を算出し、この算出データは
I10ポート46を介して釣糸張力表示部32に出力さ
れ、釣糸の張力をバー表示するようになっている。さら
にまた、上記バス36にはI10ボート47を介してブ
ザー48が接続されている。49はしゃくり時間を決め
るタイマである。
次に、上記のように構成されたこの発明制御装置の動作
を第5図及び第6図に示すフローチャートに基づいて説
明する。
魚釣りに際しては、まず、釣竿と一体にした電動リール
本体を船べりに確実に固定し、リール本体の電源端子5
0(第1図参照)にバッテリ電源を接続してマイクロコ
ンピュータを含む制御回路部をパワーオンする。すると
、第5図に示すようにステップS1においてCPU33
を含む各回路装置がイニシャライズされ、次の診断ステ
ップS2に移行する。このステップS2では、プログラ
ムの実行によりバッテリが正規の電圧容量を有するもの
であるか否か、バッテリと電源端子50とが適正に接続
されているか、及び各回路装置が正常に動作するか否か
をチェックし、異常がないと判断されると、ステップS
3に移行し、CPU33はI10ボート43及びI10
ボート47を介してそれぞれの表示部29及びブザー4
8に駆動指令信号を与え、表示部29を複数回、例えば
3回点滅し、同時にブザー48を、例えば3回鳴動させ
る。したがって釣り人はこれを確認することで電動リー
ルが正常に動作し得ることを認識できることになる。
次に、スプール6に巻かれた釣糸りを竿に取り付けたガ
イド(図示せず)に通して竿先25為ら弓1出し、その
先端に仕掛け(図示せず)を結び付け、かつ該仕掛けに
餌を付ける。その後は対象魚の釣りに必要な棚、しゃく
り、しゃくり時間等の入力データの設定をキーボード2
8を通して行なう。
即ち、魚群探知器により得た棚位置、所謂対象魚が回遊
する層重での水深が500111であるとすれば、まず
、キーボード28上の数値キーをr5」、 ro」。
「0」と押す。これに伴い各数値データはCPU33に
取込まれると同時に、これに応じてROM構成のメモリ
34がアクセスされ、「500」の表示データがCPU
33、バス36を通してデジタル表示部29の表示部2
9aに出力され、入力された水深設定値r500Jが表
示部29aにデジタル表示される。そして釣り人は該数
値を夜間した後、キーボード28上のファンクシ冒ンキ
ー「棚」を押せば、上記棚データをCPU33によりR
AM構成のメモ1ノ35の所定番地にストアする。この
とき、ファンクションキー「棚」を押すと同時に表示デ
ータr500Jは消滅する。
また、同様にしてキーボード28上の数値キー「1」又
は「2」を押した後、ファンクションキー「シ」を押せ
ば、しやくりモード設定のためのデータがメモリ35の
所定番地にストアされる。さらにキーボード28上の数
値キー「5」を押した後、ファンクションキーrTJを
押せば、該入力データ5はCPU33を通してタイマ4
9にセットされる。このデータはしゃくり時間となり、
その時間は5分に設定されたことになる。
このようにして魚釣り時の電動リールfIIlj御に必
要な棚位置、しやくりモード、しゃくり時間、ドラグ強
さ等の各種データを対象魚に応じ設定した後、釣糸先端
に連結した仕掛けを竿先i−ら海上にたらし、電動リー
ルをスタートさせる。
次に上記入力データによる釣りflllJ御動作を第6
図に示すフローチャートに基づいて述べる。
電動リールの始動に際しては、まず、ドラグ装置17の
ハンドル23をガイド26の0位置まで回動してドラグ
装置17を手動で0ドラグに設定し、スプール6をフリ
ー状態にする。これが第6図のステップ811である。
スプール6がフリーになると、該スプール6は仕掛けの
重さにより回転され、スプール6に巻かれた糸は順次繰
出されると同時に、仕掛けは海中に順次に降下される。
このとき、スプール6の糸繰出し回転に伴って糸長計測
装置37が動作するため、釣糸の繰出しにより時々刻々
変化する糸長の計測データはI/l)ボー)40.バス
36を通してCPU33に取込まれ、ここで演算処理さ
れた後、その演算出力はパス36、I/Cボート43を
通してデジタル表示部29に加えられ、時々刻々変化す
る繰出し糸長を表示部29bにデジタル表示する。この
ときの表示形態はアップ表示とする。また、表示部29
mには設定欄値r500Jが表示されている。
これと同時にCPU33はステップS12に移行して、
糸長計測装置37から取込まれる繰出し糸長データに基
づいて単位時間当りの繰出し糸速度の算出処理を行ない
、その算出データをI/l)ボート44を通して糸速度
表示部30に出力する。このため、糸速度表示部30は
算出データに応じて駆動され、現在の釣糸繰出しスピー
ドがどの程度であるかをバー表示する。この表示部30
のバー表示は、その表示状態が第1図において右側に移
行する根糸速度が高くなり、したがって、釣り人は表示
部30の表示バーの長さを監視することで繰出し糸速度
がバックラッシュを生じさせるような過剰速度になった
か否かを判断する。
即ち、糸速度表示部30の表示バーの長さが、表示部3
0の近傍に設けたマーク51に達し、あるいはオーバし
たならば、ドラグ装置17のハンドル23を第3図の矢
印方向に手動で回動操作し、ドラグ装置17を「2〜3
」ドラグ程度で動作させてスプール6にブレーキをかけ
、再び「0」ドラグに戻す。
この操作は糸速度がバックラッシュを生じさせない速度
になるまで繰返し行なわれ、これにより釣糸を適正速度
で繰出す。
また、マイクロコンピュータは上記処理スヵ、デ512
に並行して仕掛けが棚位置に達したが否かをデジタル表
示部29で監視する。この監視処理ステップがステップ
S13で示すものであり、このステップS13において
、糸長計測装置37から順次CPU33に取込まれる糸
長データに基づいて仕掛けが水深500 mまで降下さ
れ、棚位置に達したことが判定されると、釣りパターン
プログラムはステップS14に移行し、CPU33から
ブザー48に指令信号を出力し、該ブザー48を3回鳴
動させて仕掛けが棚位置に到達したことを釣り人に知ら
せる。これを感知した釣り人は直ちにドラグ装置17の
ハンドル23を「10」ドラグ程度まで操作してスプー
ル6に急制動をかけ、スプール6を停止させる。
上記棚位置判定処理が完了すると、プログラムはステッ
プS15に移行してタイマ49がスタートされるととも
に、ステップS16に移行してしゃくりモードデータが
メモリ34から読出され、これによりCPU33から巻
上げモータ1oに駆動指令を与えて巻上げモータ1oを
駆動する。巻上げモータ1oが駆動されると、制動板7
及びライニングワッシャ8等を介して巻上げモータ10
と結合されたスプール6は巻上げ方向に回転され、仕掛
けを棚位置で設定モードに応じしゃくり動作させる。例
えば、しゃくり設定モードが巻上げモータ10を所定時
間間隔で駆動、停止するものであれば、仕掛けは上昇、
停止を繰返しながら上昇する。そして上昇端に達したな
らば、ドラグ装置17のハンドル23を手動によりr(
Jドラグに戻し、これにより仕掛けを棚セント位置の水
深まで下降させ、再びハンドル23を「10」ドラグ位
置に回動操作して巻上げモータ10とスプール6とを結
合し、巻上げモータ1oの間欠駆動で再びしゃくりを行
なわせる。
このときのしゃくり動作フローを、ステップ817〜8
20に示す。即ち、ステップ816においてしゃくりモ
ードデータの読出しが完了すると、ステップS17に移
行してブザー48が1回鳴動し、これを確認した釣り人
はハンドル23を操作してドラグ装置17を「10」ド
ラグに設定する。すると、巻上げモータ10が起動して
釣糸を巻取り、仕掛けをしゃくりモードに応じて棚セッ
ト位置から所定量巻上げる。そしてしゃくり上昇端に達
すると、これを判断したCPU33がステラ1sxsに
おいてブザー48に動作指令を与え、ブザー48を1回
鳴動させる。
これを確認した釣り人は直ちにドラグ装置17を「0」
ドラグに操作してスプール6をフリーにする。
これと同時に、巻上げモータ1oは停止する。
スプール6がフリーになると、巻上げられた仕掛けは自
重により降下され、そして棚セント位置に達すると、こ
れを判断したCPU33はステップS19においてブザ
ー48に動作指令を与え、ブザー48を1回鳴動させる
。これを確認した釣り人はドラグ装置17を「10」ド
ラグに再び七ノ・トしてスプール6を巻上げモータ1o
に連結し、同時に巻上げモータ10を起動して仕掛けを
再び巻上げる。
このようにしゃくりパターンに応じて仕掛けが上昇端及
び下降端に達しブザー48が鳴動される毎トドラグ装置
17を手動で「1o」ドラグ及びrOJドラグに操作す
ることで仕掛けのしゃくりを行なわせるのである。
なお、しゃくり動作のためのモータ制御データを、巻上
げモータ1oが正、逆回転され得るように構成しておけ
ば、上述する仕掛けの間欠的上昇及び上昇端から棚セッ
ト位置までの下降を巻上げモータ10を正、逆転制御す
ることで可能となり、しゃくり時のドラグ装置17の手
動操作が不要となる。
また、しゃくり処理フローには、しゃくり途中で仕掛け
に魚がかかるなどして糸の巻上げ指令が与えられている
か否かを判定するステップ821があり、しゃくりの動
作途中でファンクションキー「A」(オートキー)又は
ファンクションキーrMJ(マニアルキー)が押された
ときは、電動リールは直ちに巻上げ動作モードに移り、
巻上げモータ10を駆動して糸を巻上げる。このとき、
ファンクションキー「A」を押した場合は釣糸は予め設
定された巻上げモードで自動的に巻上げられ、また、フ
ァンクションキー「M」を押した場合は、該キーrMJ
を押している間だけ巻上げモータ1oが駆動して糸の巻
上げを行なうようになっている。
上記ステップS21において、巻上げないと判定された
場合は、次のステップ822に移行してタイマ49がカ
ウントアウトしたか否かを判定する。ここで、しゃく9
時間に達していないと判−された場合は、ステップ81
6に戻って設定されたしゃくり動作が継続するように制
御される。一方、タイマ49がカウントアツプしたと判
断されると、ステップS23に移行し、しゃくり動作が
停止されるとともに、ステップS24に移行してCPU
33がらブザー48に動作指令が丸見られ、これにより
ブザー48を1回鳴動して、しゃくり動作が完了したこ
とを釣り人に知らせる。
また、しゃくり動作が完了すると、マイクロコンピュー
タは巻上げモードに入り、糸の巻上げプログラムを実行
する。この場合は、まず、ステップ825においてドラ
グ装置17が手動操作により「10」ドラグー設定され
たか否かを判定し、rlOJドラグに設定されたと判定
されると、巻上げモータ10が起動する。これによりス
テップS26に移行して巻上げモータ1oの巻上げ速度
が高速か否かを判定し、高速と判定されたときは、次の
ステップ827において巻上げ初期の所定の長さ、例え
ば5m分だけ巻上げモータ10の巻上げ速度を低速で動
作させ、これにより仕掛けにかかっている魚の目切れを
防止する。また、高速でない、即ち低速と判定された場
合は、その設定された低速度で初期時から巻上げ動作さ
せ、ステップS29へ移行する〇一方、ステップ827
を経た場合、巻上げ糸長は、糸長計測装置37により計
測され糸長データとしてCPU33に取込まれているた
め、低速での初期巻上げ糸長が5mに達すると、ステッ
プ828に移行して巻上げモータlOの速度をキーボー
ド29のファンクションキー「高」で設定した巻上げ速
度に自動的に切替え、巻上げモータ10を設定速度で駆
動し、かつスプール6を巻取多方向に回転して釣糸を高
速で巻取り、また、低速に設定されている場合は低速で
巻取る。この巻取少時の糸長は糸長計測装置37により
順次計測され、その糸長データをCPU33に取込み、
かつ演算処理されることでデジタル表示部29の表示部
29bにデジタル表示される。このとき、糸繰出し時に
表示されている[500Jの値から順次減算される値が
表示されることになり、その表示のための演算処理はC
PU33で行なわれる。
そして巻上げモータ1oの高速又は低速による釣糸の巻
上げが進行されると、プログラムはステップS29に移
行し、仕掛けが竿先5m下に達したが否かを判定し、竿
先5m下でないと判断された場合は、竿先5m下になる
まで繰返し判定処理を行なう。仕掛けが竿先5lII下
に達したことが判定されると、ステップS30に移行し
、CPU33からブザー4Bに駆動指令信号を与えて、
ブザー4δを1回鳴動させ、仕掛けが竿先5舅下に達し
たことを釣9人に知らせる。また、これとほとんど同時
にステップS31において、巻上げ時の巻上げモータ1
゜の速度が高速であるが否かを判定し、高速と判定され
たときは、ステップS32において巻上げモータ10を
低速に切替え、釣糸を低速度で巻上げる。
これは仕掛けが水中から急速に引き上げられることによ
る反動で仕掛けが竿先に激突するのを防止する、所謂竿
先保護のためである。また、ステップS31において、
高速でない、即ち低速であると判定された場合は、その
巻上げ速度で巻上げられる。これに伴い処理フローがス
テップS33に移行し、仕掛けが竿先1 m (ro」
棚)であるか否かを判定する。このとき、仕掛けが竿先
1frLでない、即ち1m以上であると判定された場合
は、竿先1mになるまで繰返し判定処理を継続する。そ
して、仕掛けが竿先1mであると判定されると、ステッ
プS34に移行し、これにより巻上げモータ10に停止
指令を与え、巻上げモータ10を停止して糸の巻−ヒげ
も停止させる。
仕掛けが竿先1mに停止された後は、仕掛けを引き上げ
、これにかかった魚を取シ外し、また、仕掛けに餌を付
は直して次回の釣りに備える。
そして再び魚釣り動作を行なう場合は、第6図のステッ
プSllに戻してキーボード28上の数値キー「0」及
びファンクションキー「D」を操作すれば、ステップS
L2からステップS34までの処理動作が行なわれるこ
とになる。
なお、ファンクションキーrBJはバッテリチェック用
のキーであって、該キーr13Jを押したときは、その
入力指令に基づいてバッテリの容量を表示部31に表示
する。
また、上記実施例では糸速塵表示手段をパー表示方式と
したが、これをデジタル表示としても良い。この場合、
デジタル表示されるカウント速度を目視することで手動
ドラグ装置17を操作しバックラッシュ防止に対処させ
得る。
以上のようにこの発明によれば、魚釣り時の電動リール
操作に必要な棚取り(糸繰出し量)、しゃくりモード、
しゃくり時間等のデータ設定をキーボードに設けたファ
ンクションキー、数値キーの操作だけで行なうことがで
き、このことは繰出し及び巻上げ時の釣糸の糸長を直接
かつ正確に計測できるためであり、したがって棚位置の
ような入力データの設定に際しても魚群探知器で得た水
深数値をキーボード操作で直接大刀できて、データの入
力設定が容易となり、しかも従来のように釣糸の動き及
び張力を視覚などを利用して感覚的に監視しながらキー
操作する必要がないため、キーによる入力設定の操作性
も良好となるほか、釣糸繰出し時の糸速塵を表示できる
ようにしであるため、ドラグ装置を手動操作してバック
ラッシュを防止するときの操作を容易になし得るほか、
マイクロコンピュータによる魚釣りのパターン制御も容
易に、かつ・確実に々し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明制御装置を備えた電動リールの外観図
、第2図はこの発明における電動リールの一部を切欠い
て示す断面図、第3図はドラグ部分の側面図、第4図は
この発明装置における制御回路部のブロック図、第5図
及び第6図はこの発明装置の動作を説明するフローチャ
ートである。 1.2・・・・・リール側枠、5・・・・・・スプール
軸、6・・・・・スプール、7・・・・・・制動板、8
・・・・・・ライニングワッシャ、10・・・・・・巻
上げモータ、17・・・・・・手動ドラグ装置、27・
・・・・・制御ボックス、28・・・・・・キーボード
、29・・・・・・デジタル表示部、30・・・・・・
糸張力表示部、31・・・・・・パッテリチェンク用表
示部、32・・・・・・糸張力表示部、33・・・・・
・CPU、34.35・・・・・・メモリ、36・・・
・・・バス、37・・・・・・糸長計測装置、38・・
・・・・負荷電流検出装置、39〜47・・・・・・I
10ポート、48・・・・・・ブザー、49・・・・・
・タイマ。 特許出願人  ダイワ精工株式会社 、r+、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. リール枠に回転可能に軸承される軸に回転可能に取り付
    けたスプールと、このスプールを回転駆動する巻上げモ
    ータと、釣糸繰出し時の上記スプールに対する制動及び
    釣糸巻上げ時のドッグ強さを複数段階に設定する手動式
    ドッグ装置と、上記スプールから繰出される釣糸の長さ
    及びスプールに巻取られる釣糸の長さを実測定する手段
    と、上記リール枠に一体に取り付けられた制御ボックス
    と、上記制御ボックスに配設され、魚釣りに必要なリー
    ル操作用の各種設定データを入力するための数値キー及
    び棚位置、しゃくりモード設定などのためのファンクシ
    ョンキーな有するキーボードと、上記制御ボックスに配
    設され、上記キーボー゛ドからの入力設定値及び糸長を
    表示する表示手段と、上記制御ボックスに配設され釣糸
    の速度及び張力を表示する表示部と、上記制御ボックス
    に内蔵され、上記糸長計測手段及びキーボードからの入
    力データに基づいて演算動作し上記巻上げモータ、表示
    手段及び釣糸の速度、張力表示手段にI/l)ボートを
    介して接続されるマイクロコンピュータとを備え、上記
    マイクロコンピュータにより釣糸の繰出し、巻上げ及び
    仕掛けの棚取り、しゃくりを魚釣シバターンに合わせて
    制御するとともに上記ドッグ装置を糸速度及び張力表示
    手段の表示状況に合わせて手動操作できるようにしたこ
    とを特徴とする魚釣り用電動リールの制御装置。
JP5335282A 1982-03-31 1982-03-31 魚釣り用電動リ−ルの制御装置 Pending JPS58170419A (ja)

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JP5335282A JPS58170419A (ja) 1982-03-31 1982-03-31 魚釣り用電動リ−ルの制御装置

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ID=12940387

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102969U (ja) * 1989-02-03 1990-08-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02102969U (ja) * 1989-02-03 1990-08-16

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