JPS58169998A - 複合電波吸収体 - Google Patents
複合電波吸収体Info
- Publication number
- JPS58169998A JPS58169998A JP5137982A JP5137982A JPS58169998A JP S58169998 A JPS58169998 A JP S58169998A JP 5137982 A JP5137982 A JP 5137982A JP 5137982 A JP5137982 A JP 5137982A JP S58169998 A JPS58169998 A JP S58169998A
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- Japan
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- radio wave
- layer
- wave absorber
- composite radio
- carbon
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- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、複合電波吸収体に係り、とくに構造材として
使用可能な電波吸収体材料の改良に関するものである。
使用可能な電波吸収体材料の改良に関するものである。
船舶、航空機、車両、建築物等の外殻もしくは部分品を
FRP (Fiber reinforced pl
astic)で構成すると、金属で構成する場合よりも
電波の反射を一般に低減させることができ、不要な電波
反射を抑圧し良い場合に有効であることが知られている
。しかし、通常の強化繊維として用いられるガラス繊維
や、導電率の大きい炭素繊維はかなり強く電波を反射す
る九め、前記のように電波反射をもつと抑圧するために
は素材の電気的定数や複合材料の構成に特別な配慮をは
られなければならない。
FRP (Fiber reinforced pl
astic)で構成すると、金属で構成する場合よりも
電波の反射を一般に低減させることができ、不要な電波
反射を抑圧し良い場合に有効であることが知られている
。しかし、通常の強化繊維として用いられるガラス繊維
や、導電率の大きい炭素繊維はかなり強く電波を反射す
る九め、前記のように電波反射をもつと抑圧するために
は素材の電気的定数や複合材料の構成に特別な配慮をは
られなければならない。
本発明は、上記の点に鑑み、電波反射をマイクロ波帯に
おいて広帯域に効果的に低減で龜る複合電波吸収体を提
供しようとするものである。
おいて広帯域に効果的に低減で龜る複合電波吸収体を提
供しようとするものである。
以下、本発明に係る複合電波吸収体の実施例を比較例と
ともに説明する。
ともに説明する。
第1図に公知の複合電波吸収体を比較例1として示す。
この図において、金属板又は金属箔1の表面には、高分
子材料のバインダー2中に強磁性体粉末3(フェライト
粉末、カーボニル鉄粉郷)を分散して層状に成形しfI
−磁性吸収体が貼付けられて複合電波吸収体が構成され
る。この場合、強磁性体粉末3を体積比で30〜40%
程度バインダー2中に分散混合し、厚さを2〜4wb8
度に設計することにより、第4図(a)に示すように、
Xバンド(8〜115 GHz )にて20dB以上ノ
ピークを有する電波吸収特性を持たせることが出来る。
子材料のバインダー2中に強磁性体粉末3(フェライト
粉末、カーボニル鉄粉郷)を分散して層状に成形しfI
−磁性吸収体が貼付けられて複合電波吸収体が構成され
る。この場合、強磁性体粉末3を体積比で30〜40%
程度バインダー2中に分散混合し、厚さを2〜4wb8
度に設計することにより、第4図(a)に示すように、
Xバンド(8〜115 GHz )にて20dB以上ノ
ピークを有する電波吸収特性を持たせることが出来る。
しかし、第4図(a)から明らかなように、20dBを
越える周波数帯域(以下20dB帯域という)は約2G
Hzで必ずしも充分広帯域とはいえない欠点がある。
越える周波数帯域(以下20dB帯域という)は約2G
Hzで必ずしも充分広帯域とはいえない欠点がある。
第2図は比較例2を示す。この場合、金属板又は金属箔
1の表面には、炭素繊維、炭化珪素繊維等の炭素含有繊
維5で織った布を積層して高分子材料4(前記バインダ
ー2とは必ずしも同じではない)を含浸させた材料が密
着貼付けられ、一体に成形されている。この比較例2に
おいて、比抵抗約360Ω/龜の炭化珪素繊維の布10
枚を重ねて成形した場合、厚さ3〜9m@度の設計で第
4図伽)のような電波吸収特性を持たせることができる
。第4図(b)によれは広帯域性能は充分であるが電波
吸収量が1FJ5〜8dBと少ない値である。
1の表面には、炭素繊維、炭化珪素繊維等の炭素含有繊
維5で織った布を積層して高分子材料4(前記バインダ
ー2とは必ずしも同じではない)を含浸させた材料が密
着貼付けられ、一体に成形されている。この比較例2に
おいて、比抵抗約360Ω/龜の炭化珪素繊維の布10
枚を重ねて成形した場合、厚さ3〜9m@度の設計で第
4図伽)のような電波吸収特性を持たせることができる
。第4図(b)によれは広帯域性能は充分であるが電波
吸収量が1FJ5〜8dBと少ない値である。
このように第1図、第2図の比較例1,2の構造では電
波吸収量及び広帯域性能の両方を満足させるごとは容易
ではない。
波吸収量及び広帯域性能の両方を満足させるごとは容易
ではない。
第3図は本発明に係る複合電波吸収体の実施例を示す。
この図の如く゛、複合電波吸収体は、金属板又は金属箔
1の表面に高分子材料のバインダー2中に強磁性体粉末
3(フェライト粉末、カーボニル鉄粉等)を分散して層
状に成形した磁性吸収体(第1層)を貼付し、その表層
にさらに、炭素繊維、炭化珪素繊維等の炭素含有繊維5
で織った布を積層して高分子材料4を含浸させたもの(
第2層)を密着貼付し成形したものである。
1の表面に高分子材料のバインダー2中に強磁性体粉末
3(フェライト粉末、カーボニル鉄粉等)を分散して層
状に成形した磁性吸収体(第1層)を貼付し、その表層
にさらに、炭素繊維、炭化珪素繊維等の炭素含有繊維5
で織った布を積層して高分子材料4を含浸させたもの(
第2層)を密着貼付し成形したものである。
すなわち、第1層のバインダー2の比誘電率の実数部を
2.5〜3.5、強磁性体粉末3をフェライトとし、厚
さを3■とするとともに、第2層の炭素含有繊維5の素
材の比抵抗を300〜400Ω信、その積層枚数を10
枚、高分子材料4の比誘電率の実数部を2.5〜3.5
とし、厚さを8mとしたときの電波吸収特性は、第4図
(Q) に 示すように、20dB帯域が4GHz以
上となり、電波吸収量と広帯域性能の両方を満足さ、せ
ることかできる。この場合、第1層(高分子材料のバイ
ンダー2中に強磁性体粉末3を分散した層)及び第2層
(炭素含有繊維5の布に高分子材料4を含浸した層)に
使用する高分子材料は比誘電率の実数部が1〜4の範囲
であることが望ましい。この値が犬になると一般に広帯
域性能が損なわれる。なお、炭素含有繊維の素材の比抵
抗を1枚毎に変えてもよい。
2.5〜3.5、強磁性体粉末3をフェライトとし、厚
さを3■とするとともに、第2層の炭素含有繊維5の素
材の比抵抗を300〜400Ω信、その積層枚数を10
枚、高分子材料4の比誘電率の実数部を2.5〜3.5
とし、厚さを8mとしたときの電波吸収特性は、第4図
(Q) に 示すように、20dB帯域が4GHz以
上となり、電波吸収量と広帯域性能の両方を満足さ、せ
ることかできる。この場合、第1層(高分子材料のバイ
ンダー2中に強磁性体粉末3を分散した層)及び第2層
(炭素含有繊維5の布に高分子材料4を含浸した層)に
使用する高分子材料は比誘電率の実数部が1〜4の範囲
であることが望ましい。この値が犬になると一般に広帯
域性能が損なわれる。なお、炭素含有繊維の素材の比抵
抗を1枚毎に変えてもよい。
以上のような本発明の構成を用いれば、第1層の厚さが
10m1以下、第2層の厚さが15111以下(すなわ
ち全体の厚さ25鵬以下)、バインダーとなる高分子材
料の比誘電率の実数部が1〜4の範囲、炭素含有繊維の
素材の比抵抗が10Ω彊〜IKQcaII−の範囲内で
20 dB帯域を4GHz以上とする設計諸元は実験的
に尋溝翼見出すことがbj能であり、性能の良い複合電
波吸収体を構成する手段を与えるものである。
10m1以下、第2層の厚さが15111以下(すなわ
ち全体の厚さ25鵬以下)、バインダーとなる高分子材
料の比誘電率の実数部が1〜4の範囲、炭素含有繊維の
素材の比抵抗が10Ω彊〜IKQcaII−の範囲内で
20 dB帯域を4GHz以上とする設計諸元は実験的
に尋溝翼見出すことがbj能であり、性能の良い複合電
波吸収体を構成する手段を与えるものである。
第1図は比較例1の複合電波吸収体の構成を示す斜視図
、第2図は比較例2の構成を示す斜視図、第3図は本発
明に係る複合電波吸収体の実施例を示す斜視図、第4図
(a)は比較例1の電波吸収特性を示すグラフ、第4図
0)は比較例2の電波吸収特性を示すグ長フ、第4図(
C)は本発明の実施例の電波吸収特性を示すグラフであ
る。 1・・・金属板又は金属箔、2・・・高分子材料、3・
・・強磁性体粉末、4・・・高分子材料(2と必ずしも
同一ではない)、5・・・炭素含有繊維。 特許出願人 防衛庁技術研究本部長 太 森 幸 衛代理人 弁理士
材片 隆 t”K’Hi+ (+rHz) −52′
、第2図は比較例2の構成を示す斜視図、第3図は本発
明に係る複合電波吸収体の実施例を示す斜視図、第4図
(a)は比較例1の電波吸収特性を示すグラフ、第4図
0)は比較例2の電波吸収特性を示すグ長フ、第4図(
C)は本発明の実施例の電波吸収特性を示すグラフであ
る。 1・・・金属板又は金属箔、2・・・高分子材料、3・
・・強磁性体粉末、4・・・高分子材料(2と必ずしも
同一ではない)、5・・・炭素含有繊維。 特許出願人 防衛庁技術研究本部長 太 森 幸 衛代理人 弁理士
材片 隆 t”K’Hi+ (+rHz) −52′
Claims (1)
- (1)比誘電率の実数部が1〜4の高分子材料中に強磁
性体粉末を分散して厚さが10腸以下の層状に成形し九
第1層に、炭素繊維、炭化珪素繊維婢の炭素含有繊維で
繊維素材の比抵抗が10Ω龜〜10にΩ偽のもので織っ
九布を積層して比誘電率の実数部が1〜4の高分子材料
を含浸させた第2層を密着し、全体の厚さを258以下
に積層一体化してなることを特徴とする複合電波吸収体
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137982A JPS58169998A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 複合電波吸収体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137982A JPS58169998A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 複合電波吸収体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58169998A true JPS58169998A (ja) | 1983-10-06 |
JPH023560B2 JPH023560B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=12885308
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5137982A Granted JPS58169998A (ja) | 1982-03-31 | 1982-03-31 | 複合電波吸収体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58169998A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04150098A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Nec Corp | 電波吸収体 |
JPH06232581A (ja) * | 1993-02-01 | 1994-08-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ミリ波電波吸収体 |
CN102418232A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-04-18 | 东华大学 | 碳长丝屈曲与伸直排列复合条的吸波编织片及其制备方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53110402A (en) * | 1977-03-09 | 1978-09-27 | Tokyo Keiki Kk | Radio absorbing plate |
-
1982
- 1982-03-31 JP JP5137982A patent/JPS58169998A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53110402A (en) * | 1977-03-09 | 1978-09-27 | Tokyo Keiki Kk | Radio absorbing plate |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04150098A (ja) * | 1990-10-12 | 1992-05-22 | Nec Corp | 電波吸収体 |
JPH06232581A (ja) * | 1993-02-01 | 1994-08-19 | Yokohama Rubber Co Ltd:The | ミリ波電波吸収体 |
CN102418232A (zh) * | 2011-09-27 | 2012-04-18 | 东华大学 | 碳长丝屈曲与伸直排列复合条的吸波编织片及其制备方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH023560B2 (ja) | 1990-01-24 |
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