JPS58167380A

JPS58167380A - 階段昇降装置の安全装置

Info

Publication number: JPS58167380A
Application number: JP5051782A
Authority: JP
Inventors: 進前田; 一雄徳井
Original assignee: Mitsubishi Electric Corp
Current assignee: Mitsubishi Electric Corp
Priority date: 1982-03-29
Filing date: 1982-03-29
Publication date: 1983-10-03

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】この発明は、身体障害者が車いすと共に乗って昇降する
ためなどに用いる階段昇降装置の安全装置に関するもの
である。

従来、上記のような階段昇降装置として１階段に沿って
設けられたレールに、単いすの出入可能なかごを移動可
能に係合させ、このかごを駆動機で昇降させ、階段の上
、下端部に連接した平坦部でかごを停止させて、乗降す
るようにしたものが知られている。また、このような階
段昇降装置において、機械式安全装置のほかに。

かごに大または物体が近接したことを検出して動作し、
かごを停止させる非接触式安全装置を備えたものが提案
されている。

この非接触式安全装置の一例を第１図なりし第４図によ
って説明する。第１図ないし第３図中、１は開閉可能な
扉（図示省略）を前、後面部に有するかごで、このかご
１はレール２に係合されて、かごｌに固定された駆動機
３によって昇降されるようになっている。非接触式安全
装置は、センサをかど１の適所に設け、かご１の前、後
方の検出範囲４内に人や物体が入った時に、これを上記
センサで検出して動作し、かご１を停止させることに１
９、かごと人や物体とが衝突しないようにしており、超
音波、電磁波のようなエネルギ波の人などによる反射波
。

人体の静電容量、人体の熱などを検出して動作するもの
である、また、第４図中、５は非接触式安全装置の出力
接点、６は機械式安全装置の出力接点、７は安全リレー
、７ａは安全リレー７の出力接点、８は走行リレー、８
ａは走行リレー８の接点、９は走行指令接点である。そ
して、上記両安全装置が動作していない状態ではこれら
の出力接点５．６が閉じ、安全リレー７の出力接点７ａ
も閉じているので、走行指令接点９を閉じると、走行リ
レー８の動作にょシ駆動機３が駆動されてかと１が昇降
される。非接触式安全装置が動作すると、これの出力接
点５が開いて安全リレー７の出力接点７ａも開く友め、
駆動機３が停止してこの状態が保持される。

また、非接触式安全装置の動作が解除されても、走行指
令接点９を閉じないと、駆動機３は再駆動されない。

しかし、このような非接触式安全装置では、これが人を
検出してかごが停止した場合に、かごに乗った人および
検出され九人がどのような原因でかごが停止したか不明
であるために、検出された人がそのまま検出範囲内にい
て、かごが長時間にわたって走行不能になったシ、また
かご内の人がなぜかごが停止したのかが不明であること
によシ、無用な不安感をもったシするという問題があっ
た。

この発明は、非接触式安全装置の回路に、ブザー、ラン
プなどの表示手段を設けて、この表示手段で上記安全装
置が動作中であることを、かご内の人および検出された
人に知らせることにより、上述し九問題を解決して、か
ごが長時間にわたって走行不能になったシ、かご内の人
に不安感をもたせたシすることを防止できる、階段昇降
装置の安全装置を提供することを目的としている。

以下、この考案の一実施例を第５図によって説明する。

嬉５図中、第４図と同一符号は同一または相当部分を示
し、５ａは非接触式安全装置の出力接点、１０は非接触
安全リレー、１１はブザー、ランプなどの表示手段で、
この表示手段１１は非接触安全リレー１０と並列に接続
され、これらが出力接点５ａと直列に接続され、さらに
非接触安全リレーｌＯの出力接点ｔＯａが安全リレー７
および機械式安全装置の出力接点６と直列に接続されて
いる。

上述のように構成された実施例の安全装置は、階段昇降
装置のかごの前、後方の検出範囲内に人や物体が入シ、
非接触式安全装置が動作すると、この安全装置の常開の
出力接点５ａが閉じ、非接触安全リレー１０が動作して
その常閉出力接点１０ｍが開き、駆動機およびかごが停
止すると共に、上記表示手段１１が動作する。このため
、表示手段１１をかご１階段側方の建物の壁階段上方の
天井などのうち少なくとも１つに設置しておくことによ
シ、人や物体がかごに近接してかごに衝突する危険があ
ることを、かご内の人および上記検出範囲内にいる人に
、ブザーなどの音、ランプなど光の少なくとも一方で知
らせることができる。し九がって、検出された人に対し
ては表示手段１１の動作が止まるまでかごから離れる、
すなわち検出範囲外に出なければかごが走行できないこ
とをわからせ、また、かごに乗った人に対してはなぜか
ごが停止したのかを知らせて安心感を与えることができ
、表示手段１１の動作が止まった後に、走行釦を押して
走行指令接点９を閉じる必要があることを気づかせるこ
とができ、これらによってかごが長時間にわたって走行
゛不能になることを防止できる。

なお、この実施例の上述した以外の構成、動作は第１図
ないし第４図に示すものと同様であるから説明を省略す
る。

上記実施例では、駆動機をかごに設は友ものについて述
べたが、この発明は駆動機を上方に設け、巻上ドラムを
回転させ、これに巻掛けられたロープを介してかごを昇
降させるものなど、適宜の駆動機構の階段昇降装置に適
用できる。

また、上記実施例ではかごの前、後方だけの人や物体を
検出するようにしたが、この発明は、かごの側方に近接
した人や物体も検出する非接触式安全装置に適用しても
よい。

以上説明したように、この発明は、非接触式安全装置の
動作中にはブザー、ランプなどの表水手段によって、人
や物体がかごに近接していることを、かご内の人および
上記安全装置で検出された人に知らせることができるの
で、かご内の人に無用な不安感を与えることがなく、ま
た検出された人を速やかに検出範囲外に去らせることが
できて、かごを長時間にわたって走行不能にすることを
防止できるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明に先立って提案された階段昇降装置の
安全装置を示す平面説明図、第２図は同正面説明図、第
３図は側面説明図、第４図は同制御回路図、第５図はこ
の発明の一実施例による階段昇降装置の安全装置の制御
回路図である。１・・・かご、２・・・レール、３・・・駆動機、４・
・・検出範囲、５．５１・・・非接触式安全装置の出力
接点、７・・・安全リレー、７ａ・・・安全リレーの出
力接点、８・・・走行リレー、８ａ・・・走行リレーの
接点、９・・・走行指令接点、１０・・・非接触安全リ
レー。１０ｍ・・・非接触安全リレーの出力接点、１１・・・
表示手段。なお５図中同一または相当部分は同一符号により示す。代理人　　葛　野　信　− 矛　６　麹手続補正爵（自ＩＩ）５ｔ９１昭和　　年　　月　　日持許庁長宮殿１　　・！（’ｐ　）表示１．？願昭ｓ　ｔ　−ｉｓ　
ｏ　５１７号２、発明の名称　　　　階段昇降装置の安
食装置３、補正をする者事件との関係　　　特許出願人住　所　　　　　東京都り代１１１区丸の内−丁目２番
３号名　称（６０１）　　　三菱電機株式会社代表者片
山仁八部５、補正の対象（１）　　明細書の発明の詳細な説明の欄（２）明細書
の図面の簡単な説明の欄６、補正の内容（１１明細書第２員１０行目Ｆレール２に」とあるを「
レール３に」と補正する。（２）同第２頁１１行目「駆動機３に」とあるを「駆動
機２に」と補正する。（３）　　同第３ｊｊ８行目〜９行目、１２行目、１４
行目に各々「駆動機３」とあるを「駆動機２」と各々補
正する。（４）　　同菖７頁１５行目「２・・・レール、３・・
・駆動機、」とあるを「２・・・駆動機、３・・・レー
ル、」と補正する。

Claims

【特許請求の範囲】

階段に沿って設けられたレールに移動可能に係合させた
かごを駆動機で昇降させるようにした階段昇降装置にお
いて、上記かとに近接した大または物体を検出してかご
を停止させる非接触式安全装置の回路に、かご内の人お
よび検出された人に上記安全装置が動作中であることを
知らせるブザー、ランプなどの表示手段を設けたことを
特徴とする階段昇降装置の安全装置。