JPS5816573B2 - リ−ドスイッチの整列装置 - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はリードスイッチの接片の方向性（向きを規定し
て整列する装置に関するものである。

従来よりリードスイッチとプリント基板など回路基板に
半田付けするのに、リードスイッチのスイッチ管内の接
片の向きを目視によりのぞき、助走の方向に回して規正
していた。

しかしスイッチ管内の接片自体極めて小さいもので、目
視することが困難であるの１こ、その接片の向きを視覚
により規正することは非常に難かしくそのため時間がか
かり、回路基板に取付ける作業性は極めて悪いものであ
った。

そこで本発明は極めて容易をこリードスイッチの接片の
向きを規正して、回路基板への取付作業性を高めるよう
にしたものである。

図面とともに本発明にかかる装置の実施例を説明すると
、第１，２図に示すようにリードスイッチＳを回転自在
に支持する手段１の構造は、基板２の両側に立上ってい
る受壁３，４を有し、各受壁の中央上端面にＶ字状の係
合溝３ａ 、４ａが穿設されている。

そして基板３の中央部には永久磁石５が植設されている
。

永久磁石５に代えて電磁石を用いることは容易である。

受壁３，４の係合溝３ａ、４ａの深さく高さ）は、リー
ドスイッチＳのリードスイッチ足（端子）６，７をこの
溝に載置した時、このリードスイッチのスイッチ管８の
接片９，１０に磁気的吸引力を及ぼすに十分なものでな
ければならない。

ところで本発明にかかる上記構造の装置を用いると、単
にリードスイッチＳの両端子６，７を係合溝３ａ、４ａ
上に載置するだけで、リードスイッチのスイッチ接片９
，１０は、永久磁石８より磁気的吸引力を受けて、第２
図示のように永久磁石５方向に平行状態となって、その
向きが自動的に規正される。

そこでリードスイッチＳを接片９：１０が規正された状
態のまま把持して、回路基板中に組込み半田付けすれば
よい。

上記構造の装置では、リードスイッチＳの接片９．１０
は上下方向（垂直方向）に規正されるものであるが、次
にこの接片を水平方向に規正する場合の実施例について
説明する。

第３図示のように基５板１−１の一側（左側）には支持
板１２を一体的（く形成し、この支持板の内側面に永久
磁石１３を植設する。

他方リードスイッチＳを載置するため、受壁１４にはＶ
字状の係合溝１４ａを穿設する。

そしてリードスイッチＳの接片１５，１６は、永久磁石
１３の磁気吸引力を受ける位置にある。

そのためリードスイッチＳを受壁１４の係合溝１４ａに
載置すると、リードスイッチＳの接片１５，１６は磁石
１３の磁気吸引力により自動的に回転して、この磁石の
方に平行した向き水平方向になる。

なおこの状態でリードスイッチＳの両端子を、保合溝１
４ａに係止したまま、下方へ曲げると、この端子を回路
基板に植設して半田付けする作業が容易となる。

第１図および第３図のいずれの例においても、リードス
イごツチの回転は端子６，７が係合溝３ａ、４ａまたは
１４ａ内で回転することによってなされるので、両者間
の回転摩擦は極めて小さく、トルクが小さくてすみ、回
転が極めて速やかに行われる。

そしてリードスイッチＳが回路基板（図示せず。

）に取付けられると、第４図示のようにリードスイッチ
の接片９，１０は、ロータ１７に取付けられた永久磁石
１８の接離動作に伴って開閉する。

本発明は上記構成であるためリードスイッチの接片の向
きを極めて容易に規正でき、しかも端子と保合溝との間
の回転摩擦が小さいのでトルクを小さくでき、弱い磁石
で円滑な回転ができ、安定した規正動作が可能である。

さらに回路基板への取付は作業の能率を高めることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は視面図、第２図は第１図■−■線拡大断面図、
第３図は他の実施例の断面図、第４図はリードスイッチ
を取付けた状態の断面図である。 ）Ｓ・・・・・・リードスイッチ、３，４，１４・・・
・・・受壁、３ａ、４ａ、１４ａ・・・・・・係合溝、
５，１３・・・・・・磁石、６，７・・・・・・端子、
８・・・・・・スイッチ管、９゜１０．１５，１６・・
・・・・接片。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ リードスイッチのスイッチ管の両端外側部Ｃ端子を
   回転１在に、支持する手段と、上記リードスイッチの接
   片に磁気的吸引力を及ぼす磁石とより構成されたリード
   スイッチの整列装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、リードスイッチを
   支持する手段は受壁に係合溝を形成しであることを特徴
   とするリードスイッチの整列装置。