JPH0562968U - 基板用電気コネクタ - Google Patents

基板用電気コネクタ

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JPH0562968U
JPH0562968U JP294992U JP294992U JPH0562968U JP H0562968 U JPH0562968 U JP H0562968U JP 294992 U JP294992 U JP 294992U JP 294992 U JP294992 U JP 294992U JP H0562968 U JPH0562968 U JP H0562968U
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JP294992U
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一秋 小平
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日本エー・エム・ピー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】基板への保持力が高くかつ小極数のコンタクト
に好適な基板用電気コネクタを提供する。 【構成】基板用電気コネクタ1のコンタクト4に、スル
ーホール6の内壁に接する第1の屈曲部4aとスルーホ
ール6の縁に係止する第2の屈曲部4bを形成した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、基板のスルーホールに挿入されて基板に半田接続される、基板上の 回路と外部回路とを相互接続するための基板用電気コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
コンタクトを基板のスルーホールに挿入しコンタクトのスルーホール内から突 出した部分を半田付けすることにより基板に固定される基板用電気コネクタが従 来より用いられている。基板用電気コネクタは半田付けされるまではそのコンタ クトがスルーホールに挿入されただけの状態にあり、このため基板から離脱し易 い状況におかれる。
【0003】 これを防止するために図3に示される技術が提案されている(実公平1−16 299号公報参照)。 図3に示される基板用電気コネクタ11は、基板15のスルーホール16の中 部を貫通して延びる、コンタクト14aとコンタクト14bとを備えている。コ ンタクト14a、コンタクト14bには互いに逆向きの屈曲部(キンク)が形成 されており、コンタクト14aとコンタクト14bとが対となり、スルーホール 16の図3における左右の内壁に接し、これにより基板用電気コネクタ11が基 板15に保持され、半田付けされるまでの間の基板用電気コネクタの抜け止め防 止が図られている。
【0004】 また図4に示される技術も提案されている(米国特許公報4847588号参 照)。 図4に示される基板用電気コネクタ21は、基板25のスルーホール26を貫 通して延びる一部のコンタクト24に、コンタクト24aとコンタクト24bの ように屈曲部が形成されている。このコンタクト24aとコンタクト24bと屈 曲部がスルーホール26の内壁に接することにより、基板用電気コネクタ21が 基板25に保持される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
ここで、図3に示される従来技術では、基板用電気コネクタ11を基板15に 保持するためには、対となるコンタクトに互いに逆向きのキンクを形成する必要 があり小極数のコネクタには不向きであるという問題がある。例えば、2極の基 板用電気コネクタの各コンタクトにキンクを逆向きに形成すると、回転モーメン トが生じて基板に確実に保持されないという問題を生じることとなる。
【0006】 また、図4に示される従来技術では、基板用電気コネクタ21の一部のコンタ クト24に備えた屈曲部が、スルーホール26の内壁に接するだけで基板用電気 コネクタ21が基板25に保持されているため、半田付けされるまでの間基板用 電気コネクタ21を保持しておく保持力が弱くなりがちとなり、所定の保持力を 確保するためにはコンタクト24に剛性が必要となり、細いコンタクトを有する 基板用電気コネクタには適当でないという問題がある。
【0007】 本考案は、上記事情に鑑み、保持力が高くしかも小極数の基板用電気コネクタ に好適な基板用電気コネクタを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の基板用電気コネクタは、基板の一面からス ルーホールを貫通して該基板の他面に半田接続される、配列された複数のコンタ クトを有する基板用電気コネクタにおいて、コンタクトの少なくとも1つが、基 板のスルーホールの内壁に接する第1の屈曲部と、該スルーホールの他面側の縁 に係止する第2の屈曲部とを備えたことを特徴とするものである。
【0009】
【作用】
本考案の基板用電気コネクタは、第1の屈曲部と第2の屈曲部により複数のコ ンタクトを対にすることなくそのコンタクト自体でスルーホール内の位置が定ま る。また第2の屈曲部がスルーホールの縁に係止するため、コンタクトに特に大 きな剛性を持たせることなく基板用電気コネクタが確実に基板に保持される。
【0010】
【実施例】
図1は、本考案の基板用電気コネクタの一実施例に係るコンタクトを表した図 、図2は、図1に示すコンタクトを備えた基板用電気コネクタの斜視図である。 図1に示されるように、基板用電気コネクタ1のコンタクト4は基板5のスル ーホール6に挿入される前は、コンタクト4の第1の屈曲部4aから第2の屈曲 部4bまでの幅4dがスルーホール6の径6dより大きく形成されている。この ため基板5の一面側からスルーホール6に基板用電気コネクタ1のコンタクト4 が挿入された場合、コンタクト4が弾性変形を受け、スルーホール6の内壁に第 1の屈曲部4aが接し、さらに基板5の他面側のスルーホール6の縁に第2の屈 曲部4bが係止される。このため半田付け前に、この基板用電気コネクタ1に、 この基板用電気コネクタ1を図1の上方に引き上げる力が働いても、特に第2の 屈曲部4bの係止が大きな抵抗力となり、基板5に基板用電気コネクタ1が確実 に保持される。従って、小極数のコンタクトを有する基板用電気コネクタの場合 、少なくとも1つのコンタクトに第1の屈曲部および第2の屈曲部を形成すれば 十分に基板に保持される。なお、図2に示される基板用電気コネクタ1では2本 のコンタクト4に同じ方向の第1の屈曲部4aおよび第2の屈曲部4bを形成し ているが、コンタクト4ごとに逆向きに形成してもよい。また、必要であればす べてのコンタクト4に第1の屈曲部4aおよび第2の屈曲部4bを形成してもよ い。
【0011】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の基板用電気コネクタは、スルーホールの内壁に第 1の屈曲部が接し、さらに基板の他面側のスルーホールの縁に第2の屈曲部が係 止されるコンタクトを備えたため、半田付けまでの間基板に確実に保持される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の基板用電気コネクタの一実施例に係る
コンタクトを表した図である。
【図2】図1に示すコンタクトを備えた基板用電気コネ
クタの斜視図である。
【図3】従来の基板用電気コネクタの、基板に挿入され
た状態を示した断面図(a)、およびこの基板用電気コ
ネクタの斜視図(b)である。
【図4】従来の他の基板用電気コネクタの、基板に挿入
された状態を示した断面図(a)、およびこの基板用電
気コネクタの斜視図(b)である。
【符号の説明】
1 基板用電気コネクタ 4 コンタクト 4a 第1の屈曲部 4b 第2の屈曲
部 5 基板 6 スルーホー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の一面からスルーホールを貫通して
    該基板の他面に半田接続される、配列された複数のコン
    タクトを有する基板用電気コネクタにおいて、前記コン
    タクトの少なくとも1つが、前記基板の前記スルーホー
    ルの内壁に接する第1の屈曲部と、該スルーホールの前
    記他面側の縁に係止する第2の屈曲部とを備えたことを
    特徴とする基板用電気コネクタ。
JP1992002949U 1992-01-30 1992-01-30 基板用電気コネクタ Expired - Lifetime JP2567463Y2 (ja)

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JP1992002949U JP2567463Y2 (ja) 1992-01-30 1992-01-30 基板用電気コネクタ

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JPH0562968U true JPH0562968U (ja) 1993-08-20
JP2567463Y2 JP2567463Y2 (ja) 1998-04-02

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011065807A (ja) * 2009-09-16 2011-03-31 Panasonic Electric Works Co Ltd 電気接続部品
JP2012248423A (ja) * 2011-05-27 2012-12-13 Toyoda Iron Works Co Ltd プレスフィット端子
JP2014167931A (ja) * 2014-05-12 2014-09-11 Toyoda Iron Works Co Ltd プレスフィット端子

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JPS5547788U (ja) * 1978-09-25 1980-03-28
JPS5782076U (ja) * 1980-11-05 1982-05-20
JPS62135364U (ja) * 1986-02-18 1987-08-26

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JP2567463Y2 (ja) 1998-04-02

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Effective date: 19971209