JP2005174614A - プレスフィット端子とバスバーとの接続構造 - Google Patents

プレスフィット端子とバスバーとの接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 バスバーに対しプレスフィット端子を圧入接続した状態で電気的接続状態の安定的化を図る。
【解決手段】 圧入部13を備えたプレスフィット端子10をバスバー20の貫通孔21に圧入接続してなるプレスフィット端子とバスバーとの接続構造であって、貫通孔21はバーリング加工によってバスバーの板厚より大きい深さ寸法に設定された内周面を形成し、この内周面をプレスフィット端子10の圧入部13の外面両側との接触部としている。これにより、圧入部13とバスバー20との接触面積を十分に確保して電気的接続状態を安定化することができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、プレスフィット端子とバスバーとの接続構造に関し、詳しくは、バスバーに直接プレスフィット端子を圧入接続した状態で両者間の接触部分における電気的接続状態の安定性向上を図るようにするものである。
図3に示すように、従来、プリント基板1に端子を接続する手段として半田付けによらずプレスフィット端子2を用いて圧入接続によって両者間の電気的接続と固定状態を維持するようにしたものがある(特許文献1)。プリント基板1にはプレスフィット端子2を圧入するためのスルーホール1aが形成され、このスルーホール1aの内周にはメッキ部1bが厚く形成され、プリント基板1の裏面に形成された回路パターンと接続されている。そして、このメッキ部1bにプレスフィット端子2の圧入部2aが接触することで両者間の接続が確保されるようになっている。
特開平10−92999号公報
一方、従来、自動車の電気接続箱等に内装されるバスバー1は、導電性金属板を展開形状で所要の回路パターンに沿って打抜き加工し、その後、所要個所を垂直に折り曲げ加工して相手側接続部材との接続部となるタブを突設している。そして、このようなバスバーを絶縁板を介して複数積層して構成される回路体を電気接続箱のケース内に収容し、所要位置に突設されたタブにコネクタ、電子部品等の端子を接続するようにしている。このようなバスバー構造において、タブを別部材のプレスフィット端子で構成する試みもある。タブをプレスフィット端子で構成すれば、タブを折り曲げ形成するための領域が不要となるため、バスバー自体の回路構成の自由度が増すという利点等がある。
一般に上記のようなプリント基板1とプレスフィット端子2との圧入接続においては、プリント基板1自体の板厚が約1.6mmほどあるため、圧入部2aの外面との接触面積を十分確保することができる。しかしながら、プレスフィット端子をバスバーの貫通孔に圧入接続する場合、バスバーの板厚は一般に0.30mm〜0.64mmと極めて薄いため、貫通孔の内周とプレスフィット端子の圧入部の外面との接触面積が極めて少なく、安定した電気的接続状態を維持できないという問題がある。
本発明は上記した問題に鑑みてなされたもので、バスバーに対しプレスフィット端子を圧入接続した場合においても、両者間の接触面積を十分確保できるプレスフィット端子とバスバーとの接続構造を提供することを課題としている。
上記課題を解決するため、本発明は、圧入部を備えたプレスフィット端子をバスバーの貫通孔に圧入接続してなるプレスフィット端子とバスバーとの接続構造であって、
上記貫通孔はバーリング加工によってバスバーの板厚より大きい深さ寸法に設定された内周面を形成し、該内周面を上記プレスフィット端子の圧入部の外面両側との接触部としていることを特徴とするプレスフィット端子とバスバーとの接続構造を提供している。
上記構成によれば、バーリング加工によって貫通孔の内面が打抜き方向に延びてバスバーの板厚より大きい深さ寸法となった内周面に対し、プレスフィット端子の外面の圧入部が圧入接続されることとなるので、板厚の薄いバスバーに対してもプレスフィット端子との接触部の面積を十分確保することができる。
また、他一方の発明においては、圧入部を備えたプレスフィット端子をバスバーの貫通孔に圧入接続してなるプレスフィット端子とバスバーとの接続構造であって、
上記貫通孔に金属製の円筒状部材からなる補助接続部材を嵌着し、該補助接続部材の内周面の深さ寸法をバスバーの板厚より大きい寸法に設定し、上記補助接続部材の内周面を上記上記プレスフィット端子の圧入部の外面両側との接触部としていることを特徴とするプレスフィット端子とバスバーとの接続構造を提供している。
この構成によれば、金属製の補助接続部材の介在によりプレスフィット端子の圧入部との接触部がバスバーの板厚より大きい深さ寸法となるため、板厚の薄いバスバーに対してもプレスフィット端子との接触面積を十分確保することができる。
また、上記補助接続部材は、上下端部をかしめ加工することで貫通孔の上下面の周縁部に係合する鍔部を形成している。このようにすれば、補助接続部材をバスバーの貫通孔に確実に係合固定できるため、プレスフィット端子の圧入時や外力の影響によっても補助接続部材が外れることがなく、安定した接続状態を確保することができる。
以上の説明より明らかなように、本発明のプレスフィット端子とバスバーとの接続構造によれば、プレスフィット端子との間で圧入接続すべきバスバー側の接触部をバーリング加工または補助接続部材によりバスバーの板厚より大きい寸法に設定することができる。よって、バスバーとプレスフィット端子との間の電気的接続状態の安定性を向上することができる。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明のプレスフィット端子とバスバーとの接続構造の第1実施形態を示している。プレスフィット端子10は導電性金属板からなる帯状の平板から打抜き形成された棒状体からなっている。下部は、バスバー20の貫通孔21の内径dより小さい幅寸法とされ、下端部には貫通孔21への挿入を容易とするための先細りの挿入部11を形成している。一方、上部には相手側接続部材との接続に供される所定形状のタブ部12を形成している。
また、プレスフィット端子10の中間部分には、上下の領域に比し両側外方へ張り出し形成することで貫通孔21の内径dより大きい幅寸法に設定した圧入部13を形成している。本実施形態においては、圧入部13の中央部に長さ方向に向けて延びる窓部13aを形成することで圧入部13の両側部を窓部13a側に弾性変形可能としている。
一方、バスバー20の貫通孔21は、バーリング加工を施している。即ち、バスバー20に貫通孔21を打抜き加工する際、パンチの外径に比し大きめの下孔を有するダイスを使用して貫通孔21の内周縁を打抜き方向に押し込むことにより円筒形のフランジ部21aを形成している。これにより、貫通孔21の内周面21bは、バスバー20の板厚t1より大きい深さ寸法に設定される。例えば、バスバー20の板厚t1=0.30mm〜0.64mmに対しフランジ部21aの深さ寸法をt2=0.6〜1.3mmとし、このフランジ部21aの内周面21bをプレスフィット端子10の圧入部13に対する接触部としている。
次に、バスバー20に対しプレスフィット端子10を圧入接続する工程について説明する。バスバー20には、タブ部12を突設すべき所要の部位に対応してバーリング加工により貫通孔21を形成している。そして、この貫通孔21に対し、垂直方向からプレスフィット端子10の挿入部11を順次挿入すると、圧入部13に達した時点で圧入部13の両側外面は貫通孔21におけるフランジ部21aの内周面21bに押圧されて中心方向へ弾性変形する。更にプレスフィット端子10が貫通孔21に圧入されると、図1(B)に示すように、所要深さ挿入された時点で圧入部13の外面両側がフランジ部21aの内周面21bに弾性的に圧接接続された状態となって固定される。
この固定状態において、プレスフィット端子10はバスバー20の板厚t1よりも深いフランジ部21aの内周面21bとの間で接触保持されるため、電気的接触状態も安定したものとすることができると共に、挿入または引き抜き方向、更には傾き方向の外力を受けても安定的な固定状態を維持することができる。
このようにして、バスバー20に対し垂直に突設されたプレスフィット端子10のタブ部12は、コネクタ、電子部品等の相手側部材の雌端子との接続部材として利用することができる。このようなバスバー構造を絶縁板を介して複数積層することで、自動車用の電気接続箱内に収容する回路構成体として用いることができる。また、バスバー20とプレスフィット端子10とが別部材から構成されるため、所要の板厚を必要とするタブ部12に比し、バスバー20の板厚を薄く設定することも可能となり、これによりバスバー20の積層構造を小型化することもできる。
図2はプレスフィット端子とバスバーとの接続構造の第2実施形態を示している。本実施形態では、バスバー30の貫通孔31を大きめに形成し、この貫通孔31に対し別部品の金属製の筒状部材からなる補助接続部材32を嵌着している。補助接続部材32は、バスバー30の板厚t1より大きい寸法の高さ寸法t3を有し、その内径はプレスフィット端子10の圧入部13の幅寸法より小さい寸法設定とされ、外径寸法は貫通孔31に挿入可能な寸法設定としている。そして、補助接続部材32を貫通孔31に挿入した後、上下からかしめ加工することで、貫通孔31の上下面の周縁部に係合する鍔部32a、32bを形成している。なお、その他の構成は第1実施形態と同様のため、同一符号を付してその説明を省略する。
このように補助接続部材32を貫通孔31に嵌着することで、補助接続部材32の内周面32cをプレスフィット端子10の圧入部13に対する接触部としている。補助接続部材32の内周面32cは、上下の鍔部32a、32bを含めてバスバー30の板厚t1よりも大きい深さ寸法とされている。従って、第1実施形態と同様にプレスフィット端子10を圧入した場合、圧入部13はバスバー30の板厚t1よりも大きい内周面32cと接触されることで、安定した固定状態および電気的接続状態を確保することができる。
なお、上記実施形態においては、プレスフィット端子10を相手側接続部材に対するタブ部12として用いる例を示したが、コネクタや電子部品の端子として直接バスバー20に圧接接続するための端子部材として用いることもできる。また、プレスフィット端子10の圧入部13として窓部13aを備えたニードルアイ形状の例を示したが、断面がしていないソリッドタイプや、断面分離した段違いタイプ、断面形状がC型、M型、N型等のタイプ等その形状は種々選択可能である。
本発明のプレスフィット端子とバスバーとの接続構造の第1実施形態を示し、(A)(B)はプレスフィット端子をバスバーに圧接接続する状態を示す図である。 プレスフィット端子とバスバーとの接続構造の第2実施形態を示し、(A)(B)は補助接続部材を介してプレスフィット端子をバスバーに圧接接続する状態を示す図である。 従来例を示す図である。
符号の説明
プレスフィット端子10
挿入部11
タブ部12
圧入部13
窓部13a
バスバー20、30
貫通孔21、31
フランジ部21a
内周面21b
補助接続部材32
鍔部32a、32b
内周面32c
板厚t1

Claims (3)

  1. 圧入部を備えたプレスフィット端子をバスバーの貫通孔に圧入接続してなるプレスフィット端子とバスバーとの接続構造であって、
    上記貫通孔はバーリング加工によってバスバーの板厚より大きい深さ寸法に設定された内周面を形成し、該内周面を上記プレスフィット端子の圧入部の外面両側との接触部としていることを特徴とするプレスフィット端子とバスバーとの接続構造。
  2. 圧入部を備えたプレスフィット端子をバスバーの貫通孔に圧入接続してなるプレスフィット端子とバスバーとの接続構造であって、
    上記貫通孔に金属製の円筒状部材からなる補助接続部材を嵌着し、該補助接続部材の内周面の深さ寸法をバスバーの板厚より大きい寸法に設定し、上記補助接続部材の内周面を上記上記プレスフィット端子の圧入部の外面両側との接触部としていることを特徴とするプレスフィット端子とバスバーとの接続構造。
  3. 上記補助接続部材は、上下端部をかしめ加工することで貫通孔の上下面の周縁部に係合する鍔部を形成している請求項2に記載のプレスフィット端子とバスバーとの接続構造。
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