JPH0668315U - 基板間接続用コネクタ - Google Patents

基板間接続用コネクタ

Info

Publication number
JPH0668315U
JPH0668315U JP013344U JP1334493U JPH0668315U JP H0668315 U JPH0668315 U JP H0668315U JP 013344 U JP013344 U JP 013344U JP 1334493 U JP1334493 U JP 1334493U JP H0668315 U JPH0668315 U JP H0668315U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
connector
board
housing
sub
main housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP013344U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0743958Y2 (ja
Inventor
広志 天野
賢一 長尾
Original Assignee
大宏電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 大宏電機株式会社 filed Critical 大宏電機株式会社
Priority to JP1993013344U priority Critical patent/JPH0743958Y2/ja
Publication of JPH0668315U publication Critical patent/JPH0668315U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0743958Y2 publication Critical patent/JPH0743958Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Multi-Conductor Connections (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の基板に夫々半田付けで接続された電気
接続子に作用する力を吸収して、常時電気的接続状態を
良好に維持することが出来るものを提供することを目的
としたものである。 【構成】 中間に緩衝導体部4を備えた電気接続子1の
両端子部2,3を、夫々各別の基板20,23に半田付
け22,25可能としたメインハウジング12とサブハ
ウジング15に装着したことを特徴とする基板間接続用
コネクタ。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、基板間接続用コネクタ、更に詳しくは、基板間のズレ,振動,その 他の応力を吸収し、半田付け部にクラックが発生するのを防止するようにしたコ ネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の基板間接続用コネクタは、図14に示すように、電気接続子1 の両端部に設けた端子部2,3をハウジング本体4の互いに直交する下面及び側 面から夫々突設せしめるとゝもに、前記下面側の端子部2は第1基板5に、側面 側の端子部3は第2基板6に夫々挿入し、各基板5,6の裏面においてその銅箔 パターンに半田付けして両基板を電気的に接続した構造のものである。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかし、両基板5,6が互いに所定位置からずれた状態で固定する場合や、実 装後に振動,その他の不要な力が加えられた場合に、コネクタと両基板との最も 弱い箇所である半田付け部分に応力が集中する。そのため、端子部2,3と基板 の銅箔パターンとの半田付け部にクラックが発生し、電気接触不良となる虞れが あった。
【0004】
【問題点を解決するための手段】
本考案は、上記のような従来の問題点を解決するために成されたもので、一対 の基板に夫々半田付けで接続された電気接続子に作用する力を吸収して、常時電 気的接続状態を良好に維持することが出来るものを提供することを目的としたも のであり、その要旨は、中間に緩衝導体部を備えた電気接続子の両端子部を、夫 々各別の基板に半田付け可能としたメインハウジングとサブハウジングに装着し たことを特徴とする基板間接続用コネクタにある。
【0005】
【実施例】
以下、本考案を図1乃至図13に示す実施例により詳細に説明する。図におい て、1は雄形の電気接続子で、板材を打ち抜き加工により形成したものであり、 図3の(イ)に示すものを基本形としたものである。即ち、一方の連結板5から 離間して垂直方向に延びた左右2本の端子部2A,2Bからなる端子部2と、他 方の連結板6から離間して水平方向に延びた上下2本の端子部3A,3Bからな る端子部3と、前記両連結板5,6を連結する横S字形状の緩衝導体部4とから 主に構成されており、ナイフエッジ型の前記各端子部2,3には長手方向に沿っ て補強リブ7が夫々形成されている。
【0006】 上記緩衝導体部4は、前記端子部2,3の幅より幅狭な帯状導体で形成されて いて、平行に離間した第1垂直部4Aと第2垂直部4Bとの上端部および該第2 垂直部4Bと第3垂直部4Cとの下端部とを夫々屈曲部8,9で連結した横S字 形状に形成されており、前記垂直な左右2本の端子部2,2の対向する内側面に は、前記連結板5の近傍において抜止用の係止爪10が、また水平な上下2本の 端子部3,3側には、前記連結板6の後縁と対向する第3垂直部4Cの側縁に抜 止用の係止爪11が形成されている。
【0007】 そして、図3の(ロ)に示す電気接続子1Aは、夫々仮想線で示すように、前 記図3の(イ)に示す電気接続子1から、夫々各一本の端子部2A,3Aを切除 したもの、同図の(ハ)に示す電気接続子1Bは、前記図3の(イ)に示す電気 接続子1から、夫々各一本の端子部2B,3Bを切除したものであり、更に同図 の(ニ)に示す電気接続子1Cは、同図の(ハ)に示す電気接続子1Bの端子部 2Aに屈曲加工を施し凹状部2aを形成したものである。
【0008】 12は前記電気接続子1の垂直方向の端子部2を収納する直方体形状のメイン ハウジングで、該メインハウジング12内には、端子部2及び連結板5を収納す る収納室13がメインハウジング12の幅方向に離間して複数個並列形成されて おり、各収納室13内には端子部2の係止爪10が係止する係止部14が設けら れている。また、前記メインハウジング12の上面は、収納室13に端子部2及 び連結板5が挿入できるよう開口され、メインハウジング12の下面は端子部2 が突出できるように開口されている。
【0009】 15は前記電気接続子1の水平方向の端子部3を収納する直方体形状のサブハ ウジングで、該サブハウジング15内には、上記メインハウジング12の収納室 13と対応する位置に端子部3及び連結板6を収納する収納室16が並列形成さ れており、各収納室16内には端子部3の係止爪11が係止する係止部17が設 けられている。また、前記サブハウジング15の上面と後面は収納室16に端子 3及び連結板6を挿入できるよう開口され、サブハウジング15の下面は端子3 が突出できるように開口されている。
【0010】 そして、図1及び図2において、前記メインハウジング12とサブハウジング 15とは同一幅で、該サブハウジング15の高さはメインハウジング12の高さ より高く形成されており、メインハウジング12とサブハウジング15とは離間 部18を介して直交状に配置するとゝもに、左右の側板19の頂部における連結 部分19Aで屈曲可能となるよう一体的に連結されている。そして、前記離間部 18には電気接続子1の緩衝導体部4が位置している。
【0011】 また、図1及び図2において、前記メインハウジング12とサブハウジング1 5には5本の電気接続子が装着されているが、左右両端部には端子部2に凹状部 2aを形成した電気接続子1Cを夫々装着して、これを後述する第1基板20に 形成された孔内に端子部2を挿入した際の摩擦的係合による抜け止めとしての機 能を果たさせている。また、その内側には、電気接続子1A,1Bを交互に装着 し、基板20から突出する両端子2,3を千鳥状に配設することにより、狭い面 積での半田付けによる実装を可能としている。
【0012】 而して、図2に示すように、前記メインハウジング12の下面から突出した電 気接続子1の端子部2は第1基板20に形成された孔に挿入され、該第1基板2 0の裏面において、端子部2と銅箔パターン21とを半田付け22する。また、 サブハウジング15の前面から突出した電気接続子1の端子部3は第2基板23 に形成された孔に挿入され、該第2基板23の前面において、端子部3と銅箔パ ターン24とを半田付け25して、第1基板20と第2基板23とを電気的に接 続する。
【0013】 その結果、前記第1基板20と第2基板23とが互いに所定位置からずれた状 態で固定された場合や、両基板20,23に収縮応力が生じたとき、或いは振動 その他の不要な力等が加えられた場合には、電気接続子1の緩衝導体部4が前記 不用な力を吸収して、構造的に最も弱い半田付け部22,25におけるクラック の発生を防止し、常時良好な接続状態を維持せしめる。
【0014】 図4に示すものは、前記メインハウジング12とサブハウジング15とを一体 化した側壁19の外面に、メインハウジング12を第1基板20に固定するため のロック部26を、サブハウジング15を第2基板23に固定するロック部27 を夫々設けたものであり、従って、このコネクタでは端子部2に凹状部2aを形 成した電気接続子1Cを使用せず、電気接続子1A,1Bだけを使用してこれを 交互に装着したものである。その他の点については上記実施例と同様である。
【0015】 また、図5に示すものは、前記図1に示す実施例のものから側壁19を除去し て、メインハウジング12とサブハウジング15とを電気接続子1の緩衝導体部 4を介して連結し、単独化したもので、その他の構成は前記図1に示す実施例の ものと同様である。
【0016】 更に、図6に示すものは、前記図4に示す実施例のものから、側壁19を除去 して、メインハウジング12とサブハウジング15とを電気接続子1の緩衝導体 部4を介して連結し、単独化したもので、その他の構成は前記図4に示す実施例 のものと同様である。
【0017】 又、図7に示すものは本考案の他の実施例で、その電気接続子1は、図8に示 すように、各2本の端子部2,3を連結する緩衝導体部4が帯状導体により逆L 字形状に形成したものを基本形状とし、使用箇所に応じて、これを前記図3にお ける(ロ)及び(ハ)に示すように、片方の端子部2A又は2B及び3A又は3 Bを夫々切除し、更には同図(ニ)に示すように、片方の端子部2に凹状部2a を形成したものを夫々使用するものであり、この逆L字形状の緩衝導体部4を、 図7に示すように、メインハウジング12とサブハウジング15との離間部18 に位置せしめて装着する等、その他の点については、前記図1の実施例と同様で ある。
【0018】 図9に示すものは、前記図4に示すコネクタと略同様の構成であり、電気接続 子1として、前記図8のコネクタを使用している点のみが相違するだけである。 また、図10に示すものは、前記図5に示すコネクタと、更に図11に示すも のは、前記図6に示すコネクタと夫々略同様の構成であり、前記図7に示すコネ クタと同様に、電気接続端子のみが相違するだけである。
【0019】 さらに、図12及び図13に示すものは他実施例で、図12に示すものは前記 図10に、又図13に示すものは前記図11に示すものと夫々略同じ構成のもの であり、相違点は電気接続端子1の形状のみで、その他の点については前記実施 例と同様である。
【0020】
【考案の効果】
本考案に係る基板間接続用コネクタは、上記のように、中間に緩衝導体部を備 えた電気接続子の両端子部を、夫々各別の基板に半田付け可能としたメインハウ ジングとサブハウジングに装着した構成であるから、両基板が互いに所定位置か らずれた状態で固定された場合や、両基板に収縮応力が生じたとき、或いは振動 その他の不要な力等が加えられた場合にもこれらを緩衝導体部が吸収し、半田付 け部における損傷がなく、常時良好な接続状態を維持することができるといった 効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る基板間接続用コネクタの斜視図で
ある。
【図2】同接続用コネクタを基板に実装した状態の縦断
面図である。
【図3】同接続用コネクタで使用する電気接続子の実施
例を示す斜視図である。
【図4】他実施例の基板間接続用コネクタの斜視図であ
る。
【図5】更に他実施例の基板間接続用コネクタの斜視図
である。
【図6】更に異なる他実施例の基板間接続用コネクタの
斜視図である。
【図7】異なる他実施例の基板間接続用コネクタの斜視
図である。
【図8】異なる電気接続子の斜視図である。
【図9】同電気接続子を用いた実施例の基板間接続用コ
ネクタの斜視図である。
【図10】同他実施例の基板間接続用コネクタの斜視図
である。
【図11】更に他実施例の基板間接続用コネクタの斜視
図である。
【図12】更に異なる他実施例の基板間接続用コネクタ
の正面図である。
【図13】更に異なる他実施例の基板間接続用コネクタ
の正面図である。
【図14】従来の基板間接続用コネクタの斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 電気接続子 2 端子部 3 端子部 4 緩衝導体部 5 連結板 6 連結板 7 補強リブ 8 屈曲部 9 屈曲部 10 係止爪 11 係止爪 12 メインハウジング 13 収納室 14 係止部 15 サブハウジング 16 収納室 17 係止部 18 離間部 19 側板 19A 連結部 20 第1基板 22 半田付け部 23 第2基板 25 半田付け部 26 ロック部 27 ロック部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中間に緩衝導体部を備えた電気接続子の
    両端子部を、夫々各別の基板に半田付け可能としたメイ
    ンハウジングとサブハウジングに装着したことを特徴と
    する基板間接続用コネクタ。
  2. 【請求項2】 メインハウジングとサブハウジングが一
    体型であることを特徴とする請求項1記載の基板間接続
    用コネクタ。
  3. 【請求項3】 ハウジングに基板とのロック部を設けた
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の基板間接
    続用コネクタ。
JP1993013344U 1993-02-26 1993-02-26 基板間接続用コネクタ Expired - Lifetime JPH0743958Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993013344U JPH0743958Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 基板間接続用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1993013344U JPH0743958Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 基板間接続用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0668315U true JPH0668315U (ja) 1994-09-22
JPH0743958Y2 JPH0743958Y2 (ja) 1995-10-09

Family

ID=11830503

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1993013344U Expired - Lifetime JPH0743958Y2 (ja) 1993-02-26 1993-02-26 基板間接続用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0743958Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067550A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ
JP2015062201A (ja) * 2009-11-24 2015-04-02 日本発條株式会社 接続部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252268U (ja) * 1988-09-30 1990-04-16
JPH0419969A (ja) * 1990-05-11 1992-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可撓型電気接続体

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0252268U (ja) * 1988-09-30 1990-04-16
JPH0419969A (ja) * 1990-05-11 1992-01-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 可撓型電気接続体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015062201A (ja) * 2009-11-24 2015-04-02 日本発條株式会社 接続部材
JP2014067550A (ja) * 2012-09-25 2014-04-17 Daiichi Seiko Co Ltd 電気コネクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0743958Y2 (ja) 1995-10-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0774808B1 (en) Right-angle board to board connector with anti-wicking characteristics and terminal for same
KR970702596A (ko) 낮은 프로파일 전기 커넥터(Low Profile Electrical Connector)
JPH0677178U (ja) ラッチ付き回路基板用電気コネクタ
US6997756B2 (en) Connector terminal, a connector and a mounting method
KR0138832B1 (ko) 모서리 장착식 회로 기판용 전기 커넥터
US6969274B2 (en) Connector small in size and simple in structure
JP3734138B2 (ja) フラットケーブル用ターミナル
JPH03226976A (ja) 電気コネクタ及び電気コネクタ用コンタクト
KR101053753B1 (ko) 커넥터
TW531944B (en) Board mount type connector and board mounting structure of connector
US7309254B2 (en) Connector which can be increased in holding strength with respect to a substrate
JPH043434Y2 (ja)
JPH0626179U (ja) 多極平型電線とコネクタとの接続構造
JPH09266035A (ja) 平型柔軟ケーブル用電気コネクタ
KR100567587B1 (ko) 접지 연결용 홀드다운을 갖춘 전기 커넥터
JPH0668315U (ja) 基板間接続用コネクタ
JP2001052788A (ja) Fpcとプリント基板間の電気コネクタ装置
JP7283971B2 (ja) 基板用コネクタ、及び基板用コネクタ構造
JP3693150B2 (ja) 端子の位置決め構造
JP3595936B2 (ja) 基板実装用コネクタ
JPS6010291Y2 (ja) 高密度多極ツ−パ−ツコネクタ
JP2678971B2 (ja) プリント基板用コネクタ
JP2619334B2 (ja) プリント基板用コネクタ
JPH0992410A (ja) カードエッジコネクタ
KR100248967B1 (ko) 강화된 결합 수단을 구비한 전기 커넥터