JPS58162570A - p−トルエンスルホン酸クロリドの精製方法 - Google Patents
p−トルエンスルホン酸クロリドの精製方法Info
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- JPS58162570A JPS58162570A JP57224824A JP22482482A JPS58162570A JP S58162570 A JPS58162570 A JP S58162570A JP 57224824 A JP57224824 A JP 57224824A JP 22482482 A JP22482482 A JP 22482482A JP S58162570 A JPS58162570 A JP S58162570A
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- acid chloride
- chloride
- toluenesulfonic acid
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C17/00—Preparation of halogenated hydrocarbons
- C07C17/38—Separation; Purification; Stabilisation; Use of additives
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- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は溶剤としてトルエンを選択的に使用しp−トル
エンスルホン酸クロリドを精製する方法に関するもので
ある0 サッカリンは主要な人工甘味料であるが、この原料とし
て使用するために製造される0−トルエンスルホン酸ク
ロリド(OH8O,H,So、Ot)は1通゛帛。
エンスルホン酸クロリドを精製する方法に関するもので
ある0 サッカリンは主要な人工甘味料であるが、この原料とし
て使用するために製造される0−トルエンスルホン酸ク
ロリド(OH8O,H,So、Ot)は1通゛帛。
トルエンをクロルスルホン酸と反応させて得られる。こ
の時、多量の異性体が生成し、特にp−)ルヱンスルホ
ン醗クロリドの分離が問題となる0従ってO−)ルエン
スルホン醗クロリドから副産物であるP−)ルエンスル
ホン裳クロリドを如何にして分離精製するかが現在まで
の関心事であり、数多くの研究と試験が継続されてきた
。
の時、多量の異性体が生成し、特にp−)ルヱンスルホ
ン醗クロリドの分離が問題となる0従ってO−)ルエン
スルホン醗クロリドから副産物であるP−)ルエンスル
ホン裳クロリドを如何にして分離精製するかが現在まで
の関心事であり、数多くの研究と試験が継続されてきた
。
p−)ルエンスルホン醗クロリドは純度を上げると七の
用途が多くなる。これは、例えばカルボン増の塩素化剤
として、アルカリとアルコールで処理したエステルはア
ルキル化剤として、tたアンモニアで処理してアミドと
して、ざらに−々の有機化合物の製造原料として使fH
することができるO 従来、p−トルエンスルホン酸クロリドの精製は、Jv
Jな溶媒を選択し、再結晶法によシ純度を向上させる方
法が主に用いられた。しかし、これらの方法には、+1
1媒の回収が技術的に困層であシこれに伴いコストが高
くなる等の問題があった〇例えば、米国特許第1906
761号には、粗p−)ルエンスルホン醗クロリドに酸
化カルシウムまたは水酸化カルシウムを加えて60〜テ
O℃で攪拌した後、定置し、酸化カルシウムまたは水酸
化カルシウムを一過してp−トルエンスルホン酸クロリ
ドを分隔・精製する方法が記載さnている0しかし、こ
の方法は一過の際、、60A−70’Cの温度に維持す
ることが固層であシ、このためp−トルエンスルホン酸
クロリドが固体化する傾向がある。また、濾過時に裳化
カルシウムまたは水酸化カルシウムを完全に分離するこ
とが不可能であり、これらが問題点として指摘さnてい
る。また、「化学と工業j (Ohemigtry a
nd Industry。
用途が多くなる。これは、例えばカルボン増の塩素化剤
として、アルカリとアルコールで処理したエステルはア
ルキル化剤として、tたアンモニアで処理してアミドと
して、ざらに−々の有機化合物の製造原料として使fH
することができるO 従来、p−トルエンスルホン酸クロリドの精製は、Jv
Jな溶媒を選択し、再結晶法によシ純度を向上させる方
法が主に用いられた。しかし、これらの方法には、+1
1媒の回収が技術的に困層であシこれに伴いコストが高
くなる等の問題があった〇例えば、米国特許第1906
761号には、粗p−)ルエンスルホン醗クロリドに酸
化カルシウムまたは水酸化カルシウムを加えて60〜テ
O℃で攪拌した後、定置し、酸化カルシウムまたは水酸
化カルシウムを一過してp−トルエンスルホン酸クロリ
ドを分隔・精製する方法が記載さnている0しかし、こ
の方法は一過の際、、60A−70’Cの温度に維持す
ることが固層であシ、このためp−トルエンスルホン酸
クロリドが固体化する傾向がある。また、濾過時に裳化
カルシウムまたは水酸化カルシウムを完全に分離するこ
とが不可能であり、これらが問題点として指摘さnてい
る。また、「化学と工業j (Ohemigtry a
nd Industry。
米国、19Sδ年、1084)には、p−)ルエンスル
ホン實にりaaホルムと石油ニー+ルtS加しテ1)−
)ルエンスルホン酸クロリドを4解した後、不純物を一
過除去し、溶液を減圧蒸留してp−)ルエンスルホン陵
クロリドを回収する方法が記載されている0しかしこの
方法に用いる前記溶媒は我国では高価であ夛、また情製
後のp−)ルエンスルホン着クロリドには水分が相当量
含まれておシ、このため純度が良くない〇 本発明者らは、このような間1点を解決するために鋭意
研究の結果、従来のflIIIl法とは異なる新しい進
歩したp−トルエンスルホン酸クロリドの精製法を見出
し完成させた。
ホン實にりaaホルムと石油ニー+ルtS加しテ1)−
)ルエンスルホン酸クロリドを4解した後、不純物を一
過除去し、溶液を減圧蒸留してp−)ルエンスルホン陵
クロリドを回収する方法が記載されている0しかしこの
方法に用いる前記溶媒は我国では高価であ夛、また情製
後のp−)ルエンスルホン着クロリドには水分が相当量
含まれておシ、このため純度が良くない〇 本発明者らは、このような間1点を解決するために鋭意
研究の結果、従来のflIIIl法とは異なる新しい進
歩したp−トルエンスルホン酸クロリドの精製法を見出
し完成させた。
本発明は、p−トルエンスルホン酸クロリドを有機溶媒
に溶解するとき、温度による溶解度の差を利用した点で
は従来の再結晶法と類似しているが、溶剤としてトルエ
ンを選び再結晶母液を再循環させて、再度P−)ルエン
スルホン醗クロリドの溶液として使用するか、またはク
ロルスルホン化反応器に送シ、クロルスルホン化反応の
原料として再使用することを特徴とする〇 一般に、トルエンにクロルスルホン酸を作用させて得ら
れる0体の副産物である粗J)−)ルエンスルホンーク
ロリドは、純度が80〜901!である。不純物として
水溶性°の塩酸、硫酸、I)−)ルエンスルホンII%
O−)ルエンスルホン醗、 油s性のO−)ルエン゛ス
ルホン酸クロリドfIII′sPよび水が含まれる。
に溶解するとき、温度による溶解度の差を利用した点で
は従来の再結晶法と類似しているが、溶剤としてトルエ
ンを選び再結晶母液を再循環させて、再度P−)ルエン
スルホン醗クロリドの溶液として使用するか、またはク
ロルスルホン化反応器に送シ、クロルスルホン化反応の
原料として再使用することを特徴とする〇 一般に、トルエンにクロルスルホン酸を作用させて得ら
れる0体の副産物である粗J)−)ルエンスルホンーク
ロリドは、純度が80〜901!である。不純物として
水溶性°の塩酸、硫酸、I)−)ルエンスルホンII%
O−)ルエンスルホン醗、 油s性のO−)ルエン゛ス
ルホン酸クロリドfIII′sPよび水が含まれる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する〇第1図はト
ルエンに対するp−>ルエンスルホン市クロリド(PT
O)の溶解度を、11度の変化に対してプロットしたグ
ツ7である00℃ではトルエン100−に対しp−)ル
エンスルホン陵クロリドは80g溶解するが、II”c
では約9(l溶解する。このため温度の高い飽和溶液を
冷却して、相対的に純粋な結晶を得ることができ、不純
物の大部分は母液中に残留する。
ルエンに対するp−>ルエンスルホン市クロリド(PT
O)の溶解度を、11度の変化に対してプロットしたグ
ツ7である00℃ではトルエン100−に対しp−)ル
エンスルホン陵クロリドは80g溶解するが、II”c
では約9(l溶解する。このため温度の高い飽和溶液を
冷却して、相対的に純粋な結晶を得ることができ、不純
物の大部分は母液中に残留する。
第2図は本発明方法の概略の工程を示す線図である。こ
の工程は回分式または連続式で操業することができ、主
にトルエンとクロルスルホン市を反応させる反応工程、
反応液を稀釈する稀釈工程、稀釈液から分離して得られ
たP−)ルエンスルホン酸クロリドをトルエンに溶解抽
出する溶解抽出工程、溶解抽出したP−)ルエンスルホ
ン学タロリドを再結晶Tる再結晶工程および再結晶した
p−トルエンスルホン噌クロリドを母液から分離する分
離工程から成る。これら工程を第3図によって段階的に
実体的に説明すると次の通りである。
の工程は回分式または連続式で操業することができ、主
にトルエンとクロルスルホン市を反応させる反応工程、
反応液を稀釈する稀釈工程、稀釈液から分離して得られ
たP−)ルエンスルホン酸クロリドをトルエンに溶解抽
出する溶解抽出工程、溶解抽出したP−)ルエンスルホ
ン学タロリドを再結晶Tる再結晶工程および再結晶した
p−トルエンスルホン噌クロリドを母液から分離する分
離工程から成る。これら工程を第3図によって段階的に
実体的に説明すると次の通りである。
反応工程(1)ではトルエンとクロルスルホン−を反応
させる。冷却装置と攪拌機を備えた反応器にクロルスル
ホン膳を入れ、−XI’〜ss’cにm持し、クロルス
ルホン酸とトルエンのモル比がl〜6になるまでトルエ
ンを添加する。トルエンがクロルスルホン化した後、−
15°〜1111℃の濃度で80分〜4時間攪拌な続け
る。
させる。冷却装置と攪拌機を備えた反応器にクロルスル
ホン膳を入れ、−XI’〜ss’cにm持し、クロルス
ルホン酸とトルエンのモル比がl〜6になるまでトルエ
ンを添加する。トルエンがクロルスルホン化した後、−
15°〜1111℃の濃度で80分〜4時間攪拌な続け
る。
稀釈工程(2)では前記工程で得られた反応液に水を添
加し、水溶液中の硫酸濃度が5〜90mになるように、
添加する水の量を加減して、未反応のクロルスルホン学
を分解する0このとき温度は0〜70℃になるようにす
る。
加し、水溶液中の硫酸濃度が5〜90mになるように、
添加する水の量を加減して、未反応のクロルスルホン学
を分解する0このとき温度は0〜70℃になるようにす
る。
分離工程(8)では、稀釈液中に結晶化した粗p−トル
エンスルホン醗クロリドを、母液の粗0−トルエンスル
ホン醗クロリド、硫酸、塩酸等を含有する混合溶液から
分離する。分離装置としては、遠心分lIl器またはそ
の他炉過器を使用することができる。
エンスルホン醗クロリドを、母液の粗0−トルエンスル
ホン醗クロリド、硫酸、塩酸等を含有する混合溶液から
分離する。分離装置としては、遠心分lIl器またはそ
の他炉過器を使用することができる。
分隔された結晶状の粗p−トルエンスルホン酸クロリド
は、洗浄工程(4)で粗p−)ルエンスルホン醗りロリ
ド1g当たシ1〜100−の水を用いて洗浄する。この
後、一部残存する粗0−トルエンスルホン醗クロリド等
の油状物質、水溶性不純物および水を5分離工程(5)
でp−)ルエンスルホン酸クロリドから分離する0この
場合にも分層装置としては、遠心分層器、FM器等を使
用することがで龜、マた沈降法を使用することができる
0溶解抽出工程(6)では、前記工程で得られた粗p−
トルエンスルホン醗クロリドを、1gにつき0.14m
!!のトルエンに溶解し、トルエンの0〜6倍の体積の
水を加え、sOo−40℃で攪拌する0このときトルエ
ンは、新しいトルエンと共に、最終の分一工程(9)か
ら一部返戻したものを使用するO攪拌によって水溶性不
純物な再び水層に移し、p−トルエンスルホン酸クロリ
ドはトルエン母液出すれる。
は、洗浄工程(4)で粗p−)ルエンスルホン醗りロリ
ド1g当たシ1〜100−の水を用いて洗浄する。この
後、一部残存する粗0−トルエンスルホン醗クロリド等
の油状物質、水溶性不純物および水を5分離工程(5)
でp−)ルエンスルホン酸クロリドから分離する0この
場合にも分層装置としては、遠心分層器、FM器等を使
用することがで龜、マた沈降法を使用することができる
0溶解抽出工程(6)では、前記工程で得られた粗p−
トルエンスルホン醗クロリドを、1gにつき0.14m
!!のトルエンに溶解し、トルエンの0〜6倍の体積の
水を加え、sOo−40℃で攪拌する0このときトルエ
ンは、新しいトルエンと共に、最終の分一工程(9)か
ら一部返戻したものを使用するO攪拌によって水溶性不
純物な再び水層に移し、p−トルエンスルホン酸クロリ
ドはトルエン母液出すれる。
定置脱水工程(7)では、前記工程で得られた有機層を
定置脱水する。この有機層を冷却装置を備えた再結晶工
程(8)で−80°〜80℃に冷却すると。
定置脱水する。この有機層を冷却装置を備えた再結晶工
程(8)で−80°〜80℃に冷却すると。
高純fノp −)ルエンスルホン酸クロリドが再び結晶
となって生成する。
となって生成する。
結晶を含む冷却された液は1分離工1i(9)を経て、
最終製品である高純度の精製P−)ルエンスルホン醗ク
ロリドの結晶と、不純物および少′量の結晶化シナかっ
たp−)ルエンスルホン僧クロリドを含有する精製母液
上に分離する。母液の一部は溶解抽出工程(6)に、残
りは反応工程(1)に返戻する。
最終製品である高純度の精製P−)ルエンスルホン醗ク
ロリドの結晶と、不純物および少′量の結晶化シナかっ
たp−)ルエンスルホン僧クロリドを含有する精製母液
上に分離する。母液の一部は溶解抽出工程(6)に、残
りは反応工程(1)に返戻する。
母液を繰返し使用してトルエン溶媒層に溶解蓄積された
不純物は、最後には粗0−トルエンスルホン酸クロリド
と共に放出され平衡になる〇このような本発明の精製方
法により、高純度のP−)ルエンスルホン市クロリドを
生成することがで、き、また、この方法は次のような長
所を有するO 第一に、p−トルエンスルホン酸クロリドを結晶化した
後に、トルエン母液から蒸留等の方法によシトルエンを
回収する代りに、少量のり−)ルエンスルホン酸クロリ
ドと大部分の不純物を含有したトルエン母液をそのまま
クロルスルホン化反応工程に再使用することによって、
蒸留操作等に消費されるエネルギーと溶剤の損失を減ら
ずことができる■ 第二に、トルエン母液を反応工程に送シ返すことによっ
て、粗p−トルエンスルホン酸クロリド中に含有される
O−)ルエンスルホンークロリドを回収することができ
、さらにクロルスルホン化時に既に存在するp−)ルエ
ンスルホン拳クロリドが新しい1)−)ルエンスルホン
酸クロリドの形成管多少抑制するため、生成される0−
トルエンスルホン学りロリド対p−トルエンスルホン酸
クロリドの比を上ける効果がある0 第三に、トルエンを用いて精製したp−)ルエンスルホ
ン酸クロリドを直接反応器に送り、アミド化合物をつく
っても、トルエンが微量しか存在しないので、トルエン
がアミド化合物に悪い影響をもたらさない利点がある。
不純物は、最後には粗0−トルエンスルホン酸クロリド
と共に放出され平衡になる〇このような本発明の精製方
法により、高純度のP−)ルエンスルホン市クロリドを
生成することがで、き、また、この方法は次のような長
所を有するO 第一に、p−トルエンスルホン酸クロリドを結晶化した
後に、トルエン母液から蒸留等の方法によシトルエンを
回収する代りに、少量のり−)ルエンスルホン酸クロリ
ドと大部分の不純物を含有したトルエン母液をそのまま
クロルスルホン化反応工程に再使用することによって、
蒸留操作等に消費されるエネルギーと溶剤の損失を減ら
ずことができる■ 第二に、トルエン母液を反応工程に送シ返すことによっ
て、粗p−トルエンスルホン酸クロリド中に含有される
O−)ルエンスルホンークロリドを回収することができ
、さらにクロルスルホン化時に既に存在するp−)ルエ
ンスルホン拳クロリドが新しい1)−)ルエンスルホン
酸クロリドの形成管多少抑制するため、生成される0−
トルエンスルホン学りロリド対p−トルエンスルホン酸
クロリドの比を上ける効果がある0 第三に、トルエンを用いて精製したp−)ルエンスルホ
ン酸クロリドを直接反応器に送り、アミド化合物をつく
っても、トルエンが微量しか存在しないので、トルエン
がアミド化合物に悪い影響をもたらさない利点がある。
次に本発明を実施例につき説明するが、これは本発明を
充分に説明するためであシ、本発明方法を限定するもの
ではない0 実施例1 フラスコに一定量のクロルスルホン酸を入れ、ここにト
ルエン1/II、1倍(モル比)を1時間にわたって添
加し、攪拌しながら温度を10℃に維持し、その後5℃
にて3時間熟成させた0この反応液を水が入っている他
のフラスコに徐々に滴下して、最終の硫酸濃度が10%
になるようにして、温度を40℃に維持する。これを1
0℃に冷却して濾過し粗p−)ルエンスルホン醗クロリ
ドの結晶を得る。ここで再び、粗p−)ルエンスルホン
醗りロリド1g=トルエン1.46−:水IJ5mの比
率で、p−)ルエンスルホン酸クロリドにトルエンと水
を同量入れ、15℃で80分間攪拌後。
充分に説明するためであシ、本発明方法を限定するもの
ではない0 実施例1 フラスコに一定量のクロルスルホン酸を入れ、ここにト
ルエン1/II、1倍(モル比)を1時間にわたって添
加し、攪拌しながら温度を10℃に維持し、その後5℃
にて3時間熟成させた0この反応液を水が入っている他
のフラスコに徐々に滴下して、最終の硫酸濃度が10%
になるようにして、温度を40℃に維持する。これを1
0℃に冷却して濾過し粗p−)ルエンスルホン醗クロリ
ドの結晶を得る。ここで再び、粗p−)ルエンスルホン
醗りロリド1g=トルエン1.46−:水IJ5mの比
率で、p−)ルエンスルホン酸クロリドにトルエンと水
を同量入れ、15℃で80分間攪拌後。
約10分ぐらい経過すると、二層に明確に分離する。こ
のときの温度によシ多少第δ層が検出される場合がある
が、作業や収率に影響をもたらすほどの量ではない。下
層のトルエン層を分離して0℃で80分間冷却した後、
析出された結晶を一過分離して、純度98嘩の精製P−
)ルエンスルホン醗クロリドを得るが、このときの収率
は6B−であシ、トルエン損失は精製p−トルエンスル
ホン醗クりリド1g当たり0.18−ぐらいである。
のときの温度によシ多少第δ層が検出される場合がある
が、作業や収率に影響をもたらすほどの量ではない。下
層のトルエン層を分離して0℃で80分間冷却した後、
析出された結晶を一過分離して、純度98嘩の精製P−
)ルエンスルホン醗クロリドを得るが、このときの収率
は6B−であシ、トルエン損失は精製p−トルエンスル
ホン醗クりリド1g当たり0.18−ぐらいである。
実施例2
実施例1での精製母液の再使用試験のため、そノウチの
1.6−に粗p−トルエンスルホン醗クロリド1g、水
i、a−の比率で加え、実施例1と同じ方法によって精
製し、純度98%の精製p−)ルエンスルホン酸クロリ
ドを得る0このときの収率は98饅である0 実施例8 実施例2での精製母液1,61’ljに粗p−)ルエン
スルホン最クロリド1g、水1.6−の比率で加え、実
施例1の方法で精製し、純度981の精製p−トルエン
スルホ7階クロリドを得るOこのときの収率は98%で
ある。
1.6−に粗p−トルエンスルホン醗クロリド1g、水
i、a−の比率で加え、実施例1と同じ方法によって精
製し、純度98%の精製p−)ルエンスルホン酸クロリ
ドを得る0このときの収率は98饅である0 実施例8 実施例2での精製母液1,61’ljに粗p−)ルエン
スルホン最クロリド1g、水1.6−の比率で加え、実
施例1の方法で精製し、純度981の精製p−トルエン
スルホ7階クロリドを得るOこのときの収率は98%で
ある。
実施例4
粗p−トルエンスルホン讃クロリド1gに新しいトルエ
ン9.5d、水0.s−の比率で加え、実施例1の方法
で精製する。溶解温度を40℃にすると、N&ea−の
精製p−トルエンスルホン醗クりリ)’(0−)ルエン
スルホン酸クロリド1量1−)を得る0このときの収率
は50−である。
ン9.5d、水0.s−の比率で加え、実施例1の方法
で精製する。溶解温度を40℃にすると、N&ea−の
精製p−トルエンスルホン醗クりリ)’(0−)ルエン
スルホン酸クロリド1量1−)を得る0このときの収率
は50−である。
実施例5
実施例器での精製母液l−に粗p−)ルエンスルホン歯
りロリド1g、水l−のm4で加え、実施例器と同じ方
法で40℃で溶解した後、0℃で再結晶して純度91慢
の精製p−)ルエンスルホン醗クロリド(0−)ルエン
スルホン醗クロリド含量6’14)を得る。このときの
収率は96%であるO 実施例6 実施例5での粗製母液1−に粗p−トルエンスルホン酸
クロリド1g、水l−の比率で加え、実施例器と同じ方
法で40℃で溶解した後、0℃で再結晶して純度91−
の精製p−)ルエンスルホン醗クロリド(0−)ルエン
スルホン讃クロリド含量チー)を得た0このときの収率
は97%であるO 実施例7 粗p−)ルエンスルホン酸クロリドの精製に一回使用し
た母液をクロルスルホン化反応器に還流したときの効果
を、新しいトルエンの場合と比較して、その実験結果を
第1表に示した。ここで精製母液は実施例1で生成した
もので、p−)ルエンスルホン酸クロリドCPTO)
’1.9111/lと〇−トルエンスルホン酸クロリド
(OTO)テδg/lを含有する。クロルスルホン化方
法は実施例1の方法と同じであるが、稀釈時の濃度はl
OoCである。
りロリド1g、水l−のm4で加え、実施例器と同じ方
法で40℃で溶解した後、0℃で再結晶して純度91慢
の精製p−)ルエンスルホン醗クロリド(0−)ルエン
スルホン醗クロリド含量6’14)を得る。このときの
収率は96%であるO 実施例6 実施例5での粗製母液1−に粗p−トルエンスルホン酸
クロリド1g、水l−の比率で加え、実施例器と同じ方
法で40℃で溶解した後、0℃で再結晶して純度91−
の精製p−)ルエンスルホン醗クロリド(0−)ルエン
スルホン讃クロリド含量チー)を得た0このときの収率
は97%であるO 実施例7 粗p−)ルエンスルホン酸クロリドの精製に一回使用し
た母液をクロルスルホン化反応器に還流したときの効果
を、新しいトルエンの場合と比較して、その実験結果を
第1表に示した。ここで精製母液は実施例1で生成した
もので、p−)ルエンスルホン酸クロリドCPTO)
’1.9111/lと〇−トルエンスルホン酸クロリド
(OTO)テδg/lを含有する。クロルスルホン化方
法は実施例1の方法と同じであるが、稀釈時の濃度はl
OoCである。
第1表かられかるように、精製母液中に含有するp−)
ルエンスルホン酸りロリ)”とO−)ルエンスルホン醗
クロリドを除外して、クロルスルホン化によって新しく
生成した量だけを考慮する場合% 0−トルエンスルホ
ン酸クロリドは少量、p−トルエンスルホン市クロリド
は相当量が、各々増加することを知ることができる。こ
こに母液を通して回収されるO−)ルエンスルホン醗ク
ロリドまで加えると、a回収率の増加幅が少なくないN
、ことがわかる〇
ルエンスルホン酸りロリ)”とO−)ルエンスルホン醗
クロリドを除外して、クロルスルホン化によって新しく
生成した量だけを考慮する場合% 0−トルエンスルホ
ン酸クロリドは少量、p−トルエンスルホン市クロリド
は相当量が、各々増加することを知ることができる。こ
こに母液を通して回収されるO−)ルエンスルホン醗ク
ロリドまで加えると、a回収率の増加幅が少なくないN
、ことがわかる〇
第1図はトルエンに対するP−)ルエンスルホン酸クロ
リド(PTO)の溶解度を、温度の変化に対してプロッ
トしたグラフである。 第2図は本発明方法の概略の工程を示す線図である。 特許出願人 韓国科学技術研究院
リド(PTO)の溶解度を、温度の変化に対してプロッ
トしたグラフである。 第2図は本発明方法の概略の工程を示す線図である。 特許出願人 韓国科学技術研究院
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 L トルエンとクロルスルホン酸を反応させて0−トル
エンスルホン酸クロリドを製造し、副生するp−トルエ
ンスルホン隣タロリドを回収、精製するに当たシ、その
工程が生としてトルエンとクロルスルホン酸を反応させ
る反応工程1反応液を稀釈する稀釈工程、稀釈液から0
−トルエンスルホン酸クロリドを分離して得られたP−
)ルエンスルホン酸クロリドをトルエンに溶解抽出する
溶解抽出工程、溶解抽出したp−)ルエンスルホン醗ク
ロリドを再結晶する再結晶工程および再結晶した1)−
)ルエンスルホン醗クロリドを母液から分離して精製し
たp−トルエンスルホン酸クロリドを得る分層工程から
成フ、トルエンを含む母液は回収して前記反応工程およ
び溶解抽出工程の少なくとも一方に返戻することを特徴
とするp−トルエンスルホン酸クロリドの精製方法。 ム 反応工程において、トルエンに対するクロルスルホ
ン酸のモル比が1〜5で構成さnたトルエンとクロルス
ルホン酬の混合液を−15゜〜35℃でδθ分〜4時間
反応させてトルエンをクロルスルホン化する特許請求の
範囲第1項記載の方法。 & 稀釈工程において、水溶液層がl5N90重量−の
硫酸濃度になるように、水を添加して未反応スルホン醸
を分解する特許請求の範囲第1項記載の方法。 41解抽出工程において、粗p−)ルエンスルホン酸ク
ロリドと、粗p−トルエンスルホン醗クロリド1gに対
して0.g N5mのドルエンド、トルエンの0−5倍
の体積の水とを20°−40℃で混合して、p−トルエ
ンスルホン偕クロリドを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載の方法。 4 再結晶工程において、脱水したp−トルエンスルホ
ン酸クロリドを含む有機層を、−800〜80°Cに冷
却してp−)ルエンスルホン削クロリドを特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の方法。 a 分離工程において、a製したp−)ルエンスルホン
酸クロリドを母液から分離すると同時に、トルエンを含
む精製母液を反応工程または溶解抽出工程に返j!する
特許請求の範囲第1項記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR19821071 | 1982-03-12 | ||
KR8201071A KR840002200B1 (ko) | 1982-03-12 | 1982-03-12 | 파라-토실클로 라이드의 정제방법 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58162570A true JPS58162570A (ja) | 1983-09-27 |
JPS5932461B2 JPS5932461B2 (ja) | 1984-08-09 |
Family
ID=19224161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57224824A Expired JPS5932461B2 (ja) | 1982-03-12 | 1982-12-21 | p−トルエンスルホン酸クロリドの精製方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932461B2 (ja) |
KR (1) | KR840002200B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5252759A (en) * | 1993-01-29 | 1993-10-12 | Arco Chemical Technology, L.P. | Process for producing optically active epoxy alcohol derivatives |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6153093A (ja) * | 1984-08-22 | 1986-03-15 | 江本紙工品株式会社 | アルバム等の製本方法 |
-
1982
- 1982-03-12 KR KR8201071A patent/KR840002200B1/ko active
- 1982-12-21 JP JP57224824A patent/JPS5932461B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5252759A (en) * | 1993-01-29 | 1993-10-12 | Arco Chemical Technology, L.P. | Process for producing optically active epoxy alcohol derivatives |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR840002200B1 (ko) | 1984-11-28 |
JPS5932461B2 (ja) | 1984-08-09 |
KR830009012A (ko) | 1983-12-17 |
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