JPS58162556A - アセト酢酸エステル誘導体 - Google Patents

アセト酢酸エステル誘導体

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JPS58162556A
JPS58162556A JP57045152A JP4515282A JPS58162556A JP S58162556 A JPS58162556 A JP S58162556A JP 57045152 A JP57045152 A JP 57045152A JP 4515282 A JP4515282 A JP 4515282A JP S58162556 A JPS58162556 A JP S58162556A
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JP
Japan
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acetoacetic acid
ester
compound
ether
group
Prior art date
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Pending
Application number
JP57045152A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuo Hatayama
畑山 勝男
Atsuo Nakazato
篤郎 中里
Toshihisa Ogawa
小川 利寿
Shoichi Ito
正一 伊藤
Jiro Sawada
沢田 二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Taisho Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Taisho Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、アセト酢酸エステル誘導体に関する。
本発明の目的は、高血圧症などの治療剤と−して有用な
ジヒドロピリジン誘導体の合成原料である新規なアセト
酢酸エステル誘導体を提供することにある。
本発明の目的物は、 一般式 %式%(1) (式中、Rは炭素数2個ないし5個の直鎖もしくは分枝
鎖からなるモノニドラドアルキル基またはジニトラトア
ルキル基を示す。)で表わされるアセト酢酸エステル誘
導体(以下、化合物1と称する。)である。
化合物lは、たとえば次の方法で製造することができる
すなわち、 (1)  ジケテンと、 一般式 (式中、Rは前記と同義である。) で表わされるアルコール体とを塩基触媒の存在下に反応
させることにより化合物■を得ることができる。
(2)  ジケテンと 一般式 (式中、R′は炭素数2個ないし3個の直鎖もしくは分
枝鎖からなるモノハロアルキル基またはジハロアルキル
基を示す。)で表わされるアルコール体を塩基触媒の存
在下に反応させてエステル体とした後、硝酸銀によりこ
れをニトロエステルとす不ことにより化合物lを得るこ
とができる。
ここにおいて、Rとしては、2−ニドラドエチル基、3
−ニドラドプロピル基、tS−ジニトラトー2−プロピ
ル基、2.3−ジニトジトグロピル基、2−ニドラドプ
ロピル基、1−ニドラド−2−プロピル基などを挙げる
ことができる。   ・ R′としては、前記Rのアルキル部分を有する塩化アル
キル基、臭化アルキル基、ヨウ化“アルキル基などを挙
げることができる。
塩基としては、トリエチルアミン、酢酸ナトリウム、ナ
トリウムアルコキンドなどを使用することができる。
本発明の目的物である化合物1は、アンモニア・ガスの
存在下、・ニトロベンズアルデヒドなどのアルデヒド体
と縮合するか、またはアンモニア・ガスにより3−アミ
ノクロトン酸エステルに導いた後、アセト酢酸エステル
類およびアルデヒド体とで縮合することにより、冠状動
脈血行障害、脳動脈血行障害、高血圧症などの治療剤と
して有用なジヒドロピリジン誘導体に導くことができる
以下、化合物Iの製造例を示す実施例を挙げて、本発明
を具体的に説明する、。
実施例 1 (1)水浴中のエチレンブロムヒドリン50 fi/i
:、ジケテン22tとトリエチルアミン1.5gとを、
攪拌下、反応温度が30〜40℃になるように制御しな
がら交互に加え、室温で5時間反応させた。この反応液
にジクロルメタンを加え、希塩酸、飽和炭酸水素す) 
IJウム水および水で順次洗浄した後、無水硫酸す) 
IJウムで乾燥し、溶媒を留去した。得られた残留物を
蒸留精製して、アセト酢酸2−ブロムエチルエステル4
531を得だ。
bp4104〜107℃ (2)  硝酸銀854fのアセトニトリル250ff
i7!溶液にアセト酢酸2−ブロムエチルエステル70
2のアセトニトリル5〇−溶液を攪拌しながら滴下し7
 室温で1〜2日反応させた後、2〜3時間加熱還流し
て氷水中に注ぎ、エーテルで抽出した。このエーテル層
を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、
次いでエーテルを留去して、アセト酢酸2−ニドラドエ
チルニスデル5852を得だ。
NMR(CDCIB ) δ 2.25 (3H,s、、−COCH3)、 3.
47 (2H,e。
−COCH2CO2−)、  4.38 (2H,m、
  −CH2ONO2)。
4、60 (2H,m、 −CO2CH2−)IRvc
m−’: 1750(CO2−) ; 1715(C!
O);ax 1630.1280,850(oNo2)MS  n1
/e : 191  (M+)実施例 2 2−ニドラドエタノール252に、水冷、攪拌下、ジケ
テン202とトリエチルアミン12とを、反応温度3−
0〜40℃になるように交々に加え、室温で3時間反応
させた。この反応液にジクロルメタンを加え、次いで希
塩酸、飽和炭酸水素ナトリウム水、水で順次洗浄した後
、無水硫酸ナトリウムで乾燥し、溶媒を留去してアセト
酢酸2−ニドラドエチルエステル35.8fを得た。
そのNMR,IRおよびMSは実施例 1(2)で得ら
れた化合物のそれらとそれぞれ一致した。
実施例 3 (リ 3−プロムダロバノール909に酢酸ナトリウム
89を加え、次いで反応温度を40〜50℃に制御しな
がらジケテン59.89を滴下し、更に室温で1〜2時
間攪拌した。この反応液を希水酸化ナトリウノ、水を含
む氷水中に注ぎ、ジクロルメタンで抽出した。このジク
ロルメタン層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウ
ムで乾燥し、溶媒を留去してアセト酢酸5−ブロムプロ
ピルエステル1026Fを得だ。
bpl   109〜113℃ (2)  硝酸銀1071のアセトニトリル500−溶
 液に、アセト酢酸3−ブロムプロピルエステル100
2を攪拌下に滴下し、−夜放置後、2時間加熱還流し、
これを氷水に注ぎ、エーテルで抽出した。このエーテル
層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸す) IJウムで乾
燥し、次いでエーテルを留去してアセト酢酸3−ニトラ
トグロピルエステル88fを得た。
NMR(cDct< ) δ: 2.07 (2H,m、 −CH2CH2C)(
2−)、 2.23 (3H。
日、  −COCH3)、  3.43 (2H,θ、
  −COCH4o2−)。
4.20 (2H,t、 J=6Hz、  −CO20
H2−)、  4.50(2H,t、 J=6H2,−
CH2ONO2)       ゝIRI7n8a”c
rn−’ : 1745(−CO2−);1715(C
o);ax 1 /+25.1280.860(ONO□)MS m
/e    : 205(M”)実施例 4 (1)1.s−ジブロム−2−プロパノール25y。
ジケテン106v、トリエチルアミン1.5 F を用
い、実施例1(1)に準じて処理してアセト酢酸1.3
−ジブロム−2−プロピルニスデル232を得た。
bpo、s  123−、129℃ (2)硝酸銀30fのアセトニトリル10〇−溶液に、
アセト酢酸1.3−ジブロム−2−プロピルニスデルI
Z8fのアセトニトリル30m溶液を攪拌下に滴下し、
室温で1〜2日反応させた後、2〜3時間加熱還流して
、これを氷水に注ぎ、エーテルで抽出した。このエーテ
ル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリウムで乾燥
し、溶媒を留去し、その残留物を7す力ゲル・カラムク
ロマトグラフィー〔n−ヘキサン−アセトン(5:2)
混合溶媒で溶出〕に付し、アセト酢酸1.5−ジニトラ
トー2−プロピルエステル7.22を得た。
NMR(cDct3) δ: 2.26(3H,s、 −COCH3)、 3.
50(2H,s。
−COCH2CO2−)、 4.55〜4.70 (4
H,m、 −CH2CH2X 2 )、  5.20〜
5.60 (IH,−C!020H()IRνn0aj
cm−’ : 1745(CO2−) : 1715(
Co);ax 1625.1280.860(ONO2)MSm/e 
  :266 ′Jこ流側 5 (1) 2.3−ジブロムプロパノール8.3f、ジケ
テン3.5f、トリエチルアミン05vを用い、実施例
1(1)に準じて処理してアセト酢酸2、ろ゛ −ジブ
ロムプロピルエステル652を得た。
bpへ2115〜120℃ (2)硝酸銀10fのアセトニトリル5CJmi溶液。
アセト酢酸2.3−ジブロムプロピルエステルし5.8
fのアセトニトリル2〇−溶液を)11い、実施例4(
2)に準じて処理してアセト酢酸2.3−ジニトラトブ
ロビルエステル1.5yを1すた。
NMR(CDCl3 ) δ: 2.27 (3H,s、 −COCH3)、 3
.53 (2H,θ。
−〇〇〇H2O02−)、 4.33〜4.57 (2
H,m、 −CO2CH2−C。
4.60〜4.83 (2H,m、 −0H2ONO2
、)、 5.2 ニア〜5、70 (IH,hl、 )
caoNo2)IRJno”cm−’ : 1750(
CO2,−);1715(Co);ax 1630.1265.840(ONO2)Me m/e
  : 266(M”) 実施例 6 (1)  2−クロルプロパツール7、5 f、 酢酸
ナトリウム072.ジケテン7、49を用い、実施例3
(1)に準じて処理してアセト酢酸2−クロルプロピル
エステル982を得た。
k)p5 88〜92℃ (2)  硝酸鋼542のアセトニトリル3’00m1
溶液に、攪拌下アセト酢酸2−クロルプロピルエステル て、氷水に注き、エーテルで抽出した。
このエーテル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、次いでエーテルを留去して得られた残留
物をシリカゲル・カラムクロマトグラフ4  (n−ヘ
キサン−アセトン(3−1)a.合溶媒で溶出〕に付し
、アセト酢酸2−ニドラドプロピルエステル177を得
た。
NMR ( CDC13 ) δ: 1.2 3 〜1. 4 3 ( 3H, m,
 o2No6HcHa)、 2.2 7( 3)1, 
s, −COCH3)、 3.4 7 ( 2H, d
, J=2Hz。
−cocH2co2− )、 a. 1 7 〜4.6
 3 ( 2H, m, −CO2CH2− )、 s
.o O 〜5.6 0 ( IH,、m, >C!H
ONO2 )XRvnoajcm−’ :1740(C
O2;−):1710(C!O);ax ;1615,1280.860(ONO2)M S  
m/e  :  2 0 5 ( M +)実施例 7 (1)1−クロル−2−プロパ/−ル9. 4 f,酢
酸ナトリウム0.8f,  ジj− f 7 9. 2
 fをJIL)、実施例3(1)に準じて処理してアセ
ト酢酸1−クロル−2−プロピルエステル1 4. 6
 y ヲ得た。
bp@  98〜102℃ (2)硝酸銀361のアセトニトリル200d溶液に、
攪拌下アセト酢酸1ークロルー2ープロピルエステル2
7fを滴下し、8時間加熱還流して、氷水に注ぎ、エー
テルで抽出した。
このエーテル層を飽和食塩水で洗浄後、無水硫酸ナトリ
ウムで乾燥し、次いでエーテルを留去して得られた残留
物を7リカゲル・カラムクロマトグラフィー(n−ヘキ
サン−アセトン(5:1)混合溶媒で溶出〕に付し、ア
セト酢酸1−ニドラド−2−プロピルエステル14fを
得た。
NMR(CDCl2) δ: 1. 2 B ( 3H, d, J=5Hz,
 ”)CHCH3)、 2.2 3( 5H, s, 
−COCH3)、 3.4 4 ( 2H, d, J
:2Hz。
−COCH2CO2− )、 4. 1 3〜4.6 
0 ( 2H, −cルONO2)。
493〜5.5 0 ( I H, −Co2+H )
IRvnoajtM−’ :1745(CO2−);1
715(CO):n  X 1630、1280.850(ONO2)MS m/¥
:205  (M ) 特許出願人  大正製薬株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)一般式 〔ニル−〇 −CH2000R 1 (式中、Rは炭素数2個ないし3個の直鎖もで表わされ
    るアセト酢酸エステル誘導体。
JP57045152A 1982-03-20 1982-03-20 アセト酢酸エステル誘導体 Pending JPS58162556A (ja)

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JP57045152A JPS58162556A (ja) 1982-03-20 1982-03-20 アセト酢酸エステル誘導体

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JP57045152A JPS58162556A (ja) 1982-03-20 1982-03-20 アセト酢酸エステル誘導体

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JPS58162556A true JPS58162556A (ja) 1983-09-27

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JP57045152A Pending JPS58162556A (ja) 1982-03-20 1982-03-20 アセト酢酸エステル誘導体

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5625083A (en) * 1995-06-02 1997-04-29 Bezuglov; Vladimir V. Dinitroglycerol esters of unsaturated fatty acids and prostaglandins

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49135976A (ja) * 1973-05-11 1974-12-27

Patent Citations (1)

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JPS49135976A (ja) * 1973-05-11 1974-12-27

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5625083A (en) * 1995-06-02 1997-04-29 Bezuglov; Vladimir V. Dinitroglycerol esters of unsaturated fatty acids and prostaglandins

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