JPS5816249B2 - テ−プ状磁気録音体の製造方法 - Google Patents

テ−プ状磁気録音体の製造方法

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JPS5816249B2
JPS5816249B2 JP50125303A JP12530375A JPS5816249B2 JP S5816249 B2 JPS5816249 B2 JP S5816249B2 JP 50125303 A JP50125303 A JP 50125303A JP 12530375 A JP12530375 A JP 12530375A JP S5816249 B2 JPS5816249 B2 JP S5816249B2
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JP
Japan
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magnetic
tape
recording medium
magnetic recording
manufacturing
Prior art date
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JP50125303A
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English (en)
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JPS5250204A (en
Inventor
鈴木喜久
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は障害の少いテープ状磁気録音体の製造方法に関
するものである。
〔従来技術〕
第1図は従来のテープ状磁気録音体(以下磁気テープと
いう)の断面を示す図で1はベースフィルム、2は磁性
粉によるコーテング層である。
この磁気テープを用いて情報を記録することはよく知ら
れた技術であるが、近年より高密度に記録させるために
磁気ヘッドのギャップは狭くなる一方である。
これに伴い、ヘッドとテープを密着させる必要があるが
、はんの小さなゴミが付着することもヘッドとテープの
ギャップを広げることになり、情報の書込み、読み出し
が不十分となり障害が発生する。
特に電子計算機用の磁気テープ装置では、局部における
障害も許されないので特にきびしい問題となる。
磁気テープ装置内部で発生するゴミの元は殆んど磁気テ
ープで、このゴミも大きく二種類に分類できる。
一つは磁気テープのペース材1のかけらであり、このゴ
ミは一般に軽いので磁気ヘッド直前の真空掃除器で殆ん
ど完全に除去できる。
もう一つのゴミは、磁気テープ表面又は側面から発生す
るバインダーで固められた磁性粉2のかけらである。
これは磁性があるためテープに密着しており、真空吸引
程度の力では除去されないことがあり、障害の原因とな
っていた。
磁気テープにかかる解決すべき課題があることは、既に
特公昭47−12424号公報に述べられており、この
既発間においては、テープ裁断処理後に有機溶剤でその
裁断面を処理することにより解決している。
しかしながら、テープ裁断後にかかる工程を付加するこ
とは、テープの製造原価の上昇を招く欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、前記の従来技術の欠点をなくし、製造
原価の上昇を招くことなくゴミの発生の少ない磁気テー
プの製造方法を提供することにある。
〔発明の概要〕
前記目的を達成するため、本発明では磁性粉をコートす
るロールに凸部又は山形部を設け、磁気テープの全幅を
均一な膜厚の磁性膜で形成しないで両端部の一部に磁性
粉を塗布しない部分を設けるかまたはこの部分の磁性膜
厚を他の部分の磁性膜厚より薄くした磁気テープを製造
するものである。
〔発明の実施例〕
以下図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第2図は本発明の製造方法によって得られた磁気テープ
の一例の断面を示す図で、1はベースフィルムでその上
にバインダで密着した磁性膜2を端部3,3′を除いて
コーティングしである。
1のベースフィルムは一般に物理的強度、化学的安定性
の観点からポリエチレン・テレフタレートフィルム(ポ
リエステルフィルム)を用いている。
2の磁性膜は強磁性微粉末が抗熱性レジンのなかに均一
に分散された構造のものである。
3,31はテープ幅方向両端の未磁性膜部で0.03〜
0.15mmのテープの長手方向に帯状を呈する部分で
ある。
これにより塗布面かリールその他により側面から摩耗を
受けることがなくなり、磁性を帯びたゴミの発生が殆ん
どなくなってしまう。
この様な磁気テープは、磁性粉をコートするロールに凸
部をつけておくことにより製作される。
、またコーティングしない部分は0.03mvt以下で
は効果が少<、0.15mm以上とすると磁気記録をさ
せるトラックにかかる危険があり適当でない。
第3図、第4図は本発明の他のロールによって製造され
た磁気テープの例を示す図で、ロールに台形状又は緩や
かな山形曲線をした山形部を設けることにより、端部3
,31に塗布した磁性粉の厚さは磁性膜2の部分より薄
くコーティングしである。
この構造によっても前記実施例と同様な効果を得ること
かできる。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば既存のロールの形状
を一部変更するのみで、磁気テープの製造工程を追加す
ることなくゴミの発生の少ない磁気テープが得られ、毎
日のように磁気テープ装置を掃除することが不要となり
、またゴミによる障害の発生か大巾に減少するため、こ
の磁気テープ装置を取りつけた電子計算機の稼動効率を
上昇させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の磁気テープの断面図であり、第2図、第
3図及び第4図は本発明の製造方法によって得られた磁
気テープの3つの例の断面図である。 1;ベースフィルム、2;コーチインク層(磁性層)、
3.3’;未コーティング部および薄層部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ベースフィルムの上にロールによって磁性粉をコー
    トシ、磁性膜を形成するようになしたテープ状磁気録音
    体の製造方法において、上記ロールに凸部又は山形部を
    設はテープ幅の両端に0.03〜0.15mmの磁性粉
    を塗布しない部分又は磁性膜厚を他の部分の磁性膜厚よ
    り薄くした部分を形成するようになしたことを特徴とす
    るテープ状磁気録音体の製造方法。
JP50125303A 1975-10-20 1975-10-20 テ−プ状磁気録音体の製造方法 Expired JPS5816249B2 (ja)

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JPS5250204A JPS5250204A (en) 1977-04-22
JPS5816249B2 true JPS5816249B2 (ja) 1983-03-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS604687U (ja) * 1983-06-21 1985-01-14 タキロン株式会社 排水ます
JPH06272296A (ja) * 1993-03-17 1994-09-27 Nitto Seiko Kk 下水道用マンホール工事における流路形成工法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0740344B2 (ja) * 1985-09-19 1995-05-01 ティーディーケイ株式会社 磁気記録媒体

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4912424A (ja) * 1972-04-06 1974-02-02

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