JPS5816043B2 - 磁気浮上車両用分岐軌条装置 - Google Patents

磁気浮上車両用分岐軌条装置

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JPS5816043B2
JPS5816043B2 JP15833776A JP15833776A JPS5816043B2 JP S5816043 B2 JPS5816043 B2 JP S5816043B2 JP 15833776 A JP15833776 A JP 15833776A JP 15833776 A JP15833776 A JP 15833776A JP S5816043 B2 JPS5816043 B2 JP S5816043B2
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rail
rails
auxiliary
magnetically levitated
branching
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斉間亨
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は常電導電磁石を用いて車両を浮上走行せしめる
磁気浮上車両用の分岐軌条装置に関する。
一般に、常電導電磁石によって車両を浮上せしめるとと
もに、リニヤモータによって上記車両を走行せしめるよ
うにした常電導磁気浮上車両装置は種々提案されている
すなわち、第1図はこの種装置の縦断面図であり、図中
符号1は常電導磁気浮上車両の車体であって、その車体
1は空気ばね2,2を介して台車3に支持されており、
その台車3の下面にはりニヤモータ4が装着されている
一方、地上等に一定間隔毎に立設されたピア5上には、
→の桁6が載置固定されており、その桁6上には軌条支
持部材7が設けられ、上記軌条支持部材7上にはりニヤ
モータ2次板8が敷設され、前記台車3に設けられたり
ニヤモータ4と上記リニヤモータ2次板との間に生じる
推進力によって車体1をリニヤモータ2次板8に沿って
推進走行せしめるようにしである。
まだ、軌条支持部材70両端部にはそれぞれ断面コ字状
の軌条9,9が取り付けられており、上記断面コ字状の
軌条のうち、垂直面によって案内用軌条10が、そして
下部水平面によって浮上用軌条11が、また上部水平面
によってソリッドタイヤ踏面12が形成されている。
他方、台車30両側部にはそれぞれ断面り字状の腕3a
、3aが垂下せしめられ、前記軌条9゜9を外方から抱
持するように形成されており、上記腕3aには前記案内
用軌条10に対向する位置に案内用電磁石13が設けら
れ、前記浮上用軌条11に対向する位置には浮上用電磁
石14が設けられ、さらにソリッドタイヤ踏面12と対
向する位置にはソリッドタイヤ15が設けられている。
しかして、案内用電磁石13と案内用軌条10との作用
により台車3が左右方向所定位置にあるように制御案内
され、浮上用電磁石14と浮上用軌条11との吸引力に
より台車3が浮上せしめられ、リニヤモータ4とリニヤ
モータ2次板8との接触が防止され、さらに上記リニヤ
モータ4とリニヤモータ2次板8間の推進力により推進
走行せしめられる。
まだ、停車場または操車場においては、各ソリッドタイ
ヤ15によって踏面12上を走行することができる。
ところで、上記磁気浮上車両は常に直線軌道またけ曲線
軌道上を走行するものではなく、第2図に線図的に示す
ように、主固定軌道16を各分岐軌道17.18のいず
れか一方と接続し、車両を分岐軌道17.18のいずれ
かに案内走行せしめることもある。
しかして、上記分岐部において可撓軌道19を配設して
おき、その可撓軌道19をいずれか一方に湾曲せしめる
ことによって主固定軌道16と分岐軌道17.18との
連続を行なうことが提案されている。
すなわち、第3図は上記可撓軌道の概略図であり、弾性
変形の範囲内で水平面内で湾曲し得る主桁20の上面に
は軌条支持部材21が装着され、その軌条支持部材21
の左右両端部には上記主桁20と平行に延びる軌条23
.24が取り付けられている。
上記軌条23.24はそれぞれ2本の軌条23.23b
成は24a、24bによって構成され、各軌条23a、
23b、24a、24bは主桁20の両端部においてそ
れぞれ上記主桁20に拘束装置25で固定され相対的移
動を生じないようにしてあり、また軌条23aと23b
、24aと24bとの各接続端部は、例えば主桁20が
直線位置にある場合には軌条23aと23bが殆ど接触
し、軌条24aと24b間には間隙aが形成され(第3
図)、主桁20を湾曲した場合には、軌条24aと24
bの端部が殆ど接触し、軌条23aと231.間には間
隙すが形成されるように構成されている(第4図)。
しかしながら、前記常電導磁気浮上車両装置においては
、車体を支持する台車に設けだ常電導電磁石と軌条との
相互作用によって車体を走行せしめるものであり、感度
の高いギャップセンサにより軌条と電磁石との間隙を正
確に測定しながら走行するものであるから、上述のよう
に各軌条間に間隙があれば、車両の安定浮上走行を行な
うことが困難である等の不都合がある。
本発明はこのような点に鑑み、分岐用可撓軌道における
各軌条間に間隙が生じないようにした分岐軌条装置を提
供することを目的とする。
以下、添付図面を参照して本発明の一実施例について説
明する。
第5図において、符号30a、30bは前記可撓軌道の
一側部にあり互いに連続するよう同一線上に配設された
軌条であり、一方の軌条30aのソリッドタイヤ踏面3
1aには、他方の軌条30bに向って突出するフィンガ
ープレート状の突片32が突設せしめられており、また
他方の軌条30bのソリッドタイヤ踏面31bには上記
フィンガープレート状の各突片32が嵌合し得る凹部3
3が形成されている。
しかして、両軌条が互いに接近したときには、前記突片
32が他方の軌条30bの凹部33と嵌合し、連続した
一つの平板状のソリッドタイヤ踏面を構成する。
一方、前記突片32の長さは可撓軌道が湾曲せしめられ
たとき生ずる間隙より長く形成されており、両軌条が離
間したときにも、上記突片32の先端部が他方の軌条3
0bの端部と一部係合する状態となり、ソリッドタイヤ
の走行には何ら支障はない。
まだ、前記フィンガープレート状の突片の下部には、断
面り字状を呈し、両軌条30.30b間に介挿され両軌
条の案内用軌条34a、34bおよび浮上用軌条35a
、35bをそれぞれ連接し得る補助軌条36が配設され
ている。
すなわち、前記フィンガープレート状の突片32の中央
部の突片32aおよび案内用軌条34a寄りの突片32
bの下面にはそれぞれブラケット37aおよび37bが
設けられており、上記ブラケット37aは補助軌条36
の垂直部に設けられたブラケット38aにリンク39に
よって連結され、さらに他方のブラケット37bは補助
軌条36の水平部に設けられたブラケット38bにリン
ク40によって連結されている。
また、上記リンク39のブラケット31aへの装着軸4
1にはアーム42の一端が固着され、そのアーム42の
他端は一端部を可撓軌道に対して固定しだ液圧装置43
のピストンロッド44の先端部に連結されている。
しかして、液圧装置43を駆動してそのピストンロッド
44を伸長せしめると、補助軌条36は第6図に示すよ
うになり、両軌条30a、30bの対向接続面間に介挿
され、その垂直部および水平部の各外面が各軌条30a
、30bの案内用軌条34a、34bおよび浮上用軌条
35a、35bと同一面となり、連続した軌条面を形成
する。
次に、上記ピストンロッド44を収縮せしめると、アー
ム42および装着軸41を介してリンク39がブラケッ
ト37aを中心として反時計方向に回動し、同時にリン
ク40も反時計方向に回動し、補助軌条36は第7図に
示すように反転し、軌条30bの軌条30aへの接近を
可能とする。
したがって、両軌条30a 、30bが互いに接近する
状況においては、上記補助軌条36を第7図に示すよう
に反転後退せしめ、軌条30a。
30bが互いに離間するときには、上記補助軌条36を
、第6図に示すように回動させることによって両軌条3
0a、30b間に挿入する等の操作を行なえば、浮上用
軌条面、案内用軌条面については、常電導磁気浮上車と
してギャップセンサーによる浮上間隙を測定し、かつ電
磁石により吸引浮上保持に何等問題を生じないようにす
ることができる。
この場合、可撓軌道の両側に補助軌条が設けられている
ので、可撓軌道の分岐切換動作時には、まず両方の補助
軌条を後退位置にし、可撓軌条の分岐切換が終了したと
き、間隙が生じた軌条間に補助軌条を挿入するようにす
る。
第8図乃至第11図は本発明の他の実施例であって、こ
の場合には特別に操作用の液圧装置等は有しておらず、
補助軌条の挿入、引込は軌条の接近と拡がりにより自動
的になされるように工夫したものである。
すなわち、第8図に示すように、フィンガープレート状
の突起部32の下部には下方に突出するブラケット45
が設けられており、そのブラケット45には案内用軌条
側から斜上方に傾斜する長孔46a 、46bが設けら
れている。
また、補助軌条36は第1実施例と同様に断面り字状を
呈しており、その補助軌条36の垂直部36aの裏面お
よび水平部36bの上面にはそれぞれブラケット47.
48によってピン軸49および50が装着され、その両
ピン軸49.50がそれぞれ前記長孔46a、46bに
挿入係合せしめられている。
さらに、上記補助軌条36の隅角部と前記ブラケット4
5との間には圧縮ばね51が介装せしめられ、補助軌条
36が第8図に示すように、突出するよう付勢されてい
る。
一方、第10図に示すように、軌条30bの案内用軌条
34bおよび浮上用軌条35bの各端部における内面に
はそれぞれテーパ部52a、52bが形成され、また補
助軌条36の上記軌条30bと対向する側にも、上記テ
ーパ部52aおよび52bと対応するテーパ53a、5
3bが形成されており、補助軌条36が外方に突出して
いる場合には、各対応するテーパ部が重合位置にあるよ
うにしである。
しかして、互いに接続されるべき軌条30a。
30bが離間すると、補助軌条36がばね51によって
斜下方に押圧され、ピン軸49.50がそれぞれ長孔4
6a、46bの下端部と係合し、補助軌条36はその突
出位置を占める。
したがって、このとき補助軌条の外面が各軌条30.3
0bの案内用軌条34.34bおよび浮上用軌条35a
、35bと同一面位置にあり、それぞれ連続した軌条面
を形成する。
そこで、可撓軌道の分岐切換作動が行なわれ、前記軌条
間の間隙が狭くなり、軌条30bが軌条30 の方に近
づくと、テーパ部52.52ba
aおよび53a
、53bの作用によって、補助軌条36が押圧され、
ピン軸49.50が長孔46a。
46bに沿ってばね51に抗して上方に移動せしめられ
、補助軌条36は第9図および第11図に示すように引
込み位置に移動せしめられる。
しかして、この場合軌条30bは補助軌条36の外側を
摺動し軌条30a側に移動し、両軌条は直接連接される
こととなる。
なお、第9図の場合補助軌条36の上端がソリッドタイ
ヤ踏面上に突出するのは好ましくないので、上記第9図
に示す位置にあるとき補助軌条36の上端がソリッドタ
イヤ踏面とほぼ平面を保てるようにしである。
しかして、補助軌条36の突出位置(第8図)において
は、ソリッドタイヤ走行頭巾がやや狭くなり、補助軌条
36の上端がやや低くなるが、ソリッドタイヤ幅は軌条
全幅を使用しておらず、案内用電磁石も軌条全幅を必要
としていないだめに特に問題はない。
本発明は上述のように構成したので、ソリッドタイヤ踏
面はフィンガープレートの作用で軌条の伸縮に対応し、
補助軌条を選択的に出入させるだけで、互いに離間した
軌条間の間隙内に上記補助軌条を介装せしめ、案内用軌
条および浮上用軌条を常に連続性をもたせ、磁気浮上車
両の安定した分岐線等への走行を可能とすることができ
る。
また第2実施例においては特別な駆動装置を必要とせず
補助軌条の挿入、引込ができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は常電導磁気浮上車両装置の縦断面図、第2図は
上記浮上車両装置の分岐軌道を線図的に示す平面図、第
3図および第4図はそれぞれ可撓軌道の作動説明図、第
5図は本発明の分岐軌条装置の一実施例を示す斜視図、
第6図および第7図はその作動説明図、第8図および第
9図は本発明の他の実施例を示す図であり、第8甲は補
助軌条が突出位置を示し、第9図は補助軌条が突出した
位置を示す図、第10図および第11図はその作動を示
す斜視図である。 30a、30b・・・可撓軌条、32・・・フィンガー
プレート状の突片、33・・・凹部、36・・補助軌条
、39.40・・・リンク、43・・・液圧装置2.4
6a。 46b・・・長孔、49,50・・・ピン軸、51・・
・ばね、52a、52b・・・テーパ部、53a、53
b−・・テーパ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 常電導電磁石を用いて車両を浮上走行せしめる磁気
    浮上車両用軌条において、その分岐部に使用する可撓式
    分岐軌道装置の互いに連接される各軌条のうちいずれか
    一方の軌条のソリッドタイヤ踏面に、他方の軌条の方に
    向って突出するフィンガープレート状の突片を突設する
    とともに、他方の軌条のソリッドタイヤ踏面には両軌条
    が接近したとき上記突片を嵌合し得る四部を形成し、さ
    らに上記フィンガープレート状の突片の下方部に、互い
    に離間する軌条間に挿脱可能でありかつ両軌条の案内お
    よび浮上用軌条を連接する補助軌条を配設したことを特
    徴とする、磁気浮上車両用分岐軌条装置。 2 上記補助軌条は、前記フィンガープレート状の突片
    の下部にり′ンク機構によって装着されており、両軌条
    の接近時には後方に回動して両軌条の密接を可能とする
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気浮上
    車両用分岐軌条装置。 3 上記補助軌条は、両軌条の接近によりばねに抗して
    斜め後方かつ上方に後退し得るようにしたことを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載の磁気浮上車両用分岐軌
    条装置。
JP15833776A 1976-12-28 1976-12-28 磁気浮上車両用分岐軌条装置 Expired JPS5816043B2 (ja)

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JPS5383211A JPS5383211A (en) 1978-07-22
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JP2942335B2 (ja) * 1990-09-26 1999-08-30 中部エイチ・エス・エス・ティ開発株式会社 多関節型転てつ装置
DE102006003680A1 (de) * 2006-01-24 2007-07-26 Thyssenkrupp Transrapid Gmbh Biegeträger aus Stahl und eine damit hergestellte Weichenanordnung für Magnetschwebebahnen
US20210172123A1 (en) * 2019-01-23 2021-06-10 Crrc Qingdao Sifang Co., Ltd. Switch for track of maglev train

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