JPS58160329A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPS58160329A
JPS58160329A JP4423182A JP4423182A JPS58160329A JP S58160329 A JPS58160329 A JP S58160329A JP 4423182 A JP4423182 A JP 4423182A JP 4423182 A JP4423182 A JP 4423182A JP S58160329 A JPS58160329 A JP S58160329A
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JP
Japan
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rubber
compound
formaldehyde
resin
alkyl
Prior art date
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Pending
Application number
JP4423182A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Yamaguchi
哲夫 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
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  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ゴム補強材との加硫接着に有用なゴム組成物
に関するものである。
ゴムを補強材により補強する製品としては、タイヤ、ベ
ルト、ホースなど種々の製品がある。これらの製品のう
ち特にタイヤ、ベルトの製品においては、ゴムと補強材
との接着は非常に゛重要で、接着性が不充分な場合製品
の寿命が著しく低下してしまう。
そこでゴムと補強材とを接着させるために、旧来から補
強材あらかじめ接着剤により前処理するいわゆる含浸型
接着法との2通りの方法が汎用化しているうこのうち配
合型接着法は含浸型接着法に比較【7、大規模な設備を
必要とせず、通常のゴム用配合剤とともに配合させるこ
とから、広く業界で使用されている。
しかしながら、これらいずれの方法もいまだ充分満足し
うるものでなく1、接着力をさらに向上さゼる事は社会
的に大きな要求となっている。そこで本発明者はゴムと
補強材との接着力をさらに向上させるべく鋭意検討した
結果、ある特定のメチレン基を受容しうる化合物(メチ
レン受容体)とメチレン基を供与しうる化合物(メチレ
ン供与体)をゴムに配合する事により著しくゴムと補強
材との接着力が向上する事を見出し、本発明を完成する
に至った。
すなわち、本発明は、(I)天然ゴムもしくは(II)
化合物(a) 2 (ココテR1,R2は水素原子、c1〜c12ノアルキ
ル基、C6〜C12のアリール基もしくは07〜C12
のアルアルキル基を意味する。)で示される1価のフェ
ノール類の1種または2種以上、 化合物(b) 一〇R4の各置換基を表わし、またR3 + R4は、
C1〜C4のアルキル基を意味する。)の1種もしくは
2種以上ならびに 化合物(c) 2.4.4−トリメチル−2’、4’、7−)リヒドロ
キシーフラバン(以下フラバンと略す)(C) を、ホルムアルデヒドもしくはアセトアルデヒドを用い
て共縮合した樹脂、 ならびに ClIn  加熱時メチレン基を供与しうる化合物を含
有してなるゴムと補強材との加硫接着性を改良するゴム
組成物を提供するものである。
本発明のメチレン父容体である(II)成分の化合物(
a)のフェノール類とI−では、フェノール、クレゾー
ル各異性体、キシレノール各異性体、エチルフェノール
各異性体、プロピルフェノール各異性体、ブチルフェノ
ール各異性体、アルミフェノール各異性体、オクチルフ
ェノール各異性体、デシルフェノール各異性体、tシル
フェノール各異性体などのアルキル置換フェノール類、
およびフェニルフェノール各異性体、トルイルフェノー
ル各異性体、キシリルフェノール各異性体などのアリー
ル置換フェノール類、ペンシルフェノール各異性体、a
−メチルベンジルフェノール各異性体などのアルアルキ
ル置換(5) フェノール類が例示される。
同じ<(■)成分の化合物(b)の化合物としては、レ
ゾルシン、m−アミノフェノール、レゾルシンモノアセ
テート、レゾルシンモノエチルエーテル、レゾルシンモ
ノブチルエーテルなどの化合物が例示される。
また(C)成分のフラバンは、通常レゾルシンとアセト
ンとの縮合反応などによって得られる。
卸成分の共縮合樹脂は、通常溶剤中で、酸性触媒の存在
下、化合物(a)、化合物(b)、化合物(c)および
ホルムアルデヒドもしくはアセトアルデヒドを共縮合さ
せる方法、もしくは塩基性触媒の存在下化合物(a) 
詔よびホルムアルデヒドもしくはアセトアルデヒドを反
応させたのち、酸性触媒の存在下化合物(b)および化
合物(c)を共縮合させる方法により製造される。
溶剤としては、水およびメタノール、エタノールなどの
アルコール類、ジエチルエーテル、ジオキサン等のエー
テル類、酢酸エチル等のエステル類、トルエン等の芳香
族炭化水素類、り(6) ロロホルム等のハロゲン化炭化水素類かつ挙げられる。
これらの溶剤は単独もしくは混合して用いられる。
本共縮合樹脂の組成は通常化合物(a):化合物(b)
:化合物(C):ホルムアルデヒド!=85〜300:
100:1〜200:85〜800モル比の割合である
が、三次元化しない事が必須である。
塩基性触媒は、化合物(b)に対して1〜200モル%
のアルカリ金属水酸化物またはこれらの酸性触媒は化合
物(b)に対して1〜200モル%の塩酸、硫酸等の無
機酸もしくはp−)ルエンスルホン酸等の有機酸が用い
られる。
反応温度は0〜120°C好ましくは10〜80℃であ
る。また原料ないし生成物の空気酸化をさけるため、系
内を充分、チッソ、ヘリウムなどの不活性ガスで置換し
ておくことも有効である。
また本発明に使用されるメチレン供与体である(2)成
分としては、ヘキサメチレンテトラミン、(7) 多価メチロールメラミン誘導体、多価メチロール化アセ
チレン尿素などが例示される。
本発明に使用される(II)のメチレン受容体は通常ゴ
ム100重量部に対し、0.5〜10重量部(以下PH
Rと略)、好ましくは1〜5PHR1(2)のメチレン
受容体は、通常05〜l0PHR。
好ましくは1〜5 PHR添加され、その他は従来の配
合型接着法における諸条件がそのまま適用1−うる。
また適用されるゴムとしては天然ゴムをはじめ合成ゴム
、たとえばスチレン、ブタジェン共重合ゴム、ポリイソ
プレンゴム、ポリブタジェンゴム、イソプレン・イソブ
チレン共重合ゴム、アクリロニトリル・ブタジェン共重
合ゴム、ポリクロロプレンゴムなどが包含される。
補強材としては、木綿、ナイロン、ポリエステル、レー
ヨン、ケブラーなどの有機補強材をはじめ真ちゅうメッ
キしたスチールコードなどの無機補強材が含有される。
また本発明においてゴム配合物中にはカーボン(8) ブラックなどの各種の配合剤を含有させるが、更に接着
性を助長するために含水シリカを添加配合することが望
ましい。
次に本発明を実施例をもって詳述するが、本発明は実施
例記載の方法のみに限定されるものではない。
参考例1 還流冷器及び温度計のついた4つ目フラスコにp−クレ
ゾール824y(8,19モル)、トルエン824y、
パラホルム(純度88%)1BBy(8,9モル)およ
びl0N−NaCH水溶液151eを仕込み、還流温度
下で2時間反応させp−クレゾール初期綜合物のトルエ
ン溶液801Fを得た。その後、還流冷却器を分液器に
とりかえて温度60°Cに調製後、フラバン150y(
0,5モル)、レゾルシン110y(1,5モル)、お
よび蓚酸11y を添加し、完全に溶解後昇温し、共沸
してくる水とトルエン(溶媒)を分液器に導きなからp
−クレゾール初期縮合物とレゾルシンとの反応を4時間
質やし成就(9) せしめる。なお分液器に導かれた水とトルエンは分液さ
れ、トルエンはフラスコ内へ還流シ、水は反応系外にと
りのぞく。反応が完結したあと、トルエンの留去を行い
、最終的には減圧304”HP  以下の圧力、温度1
50°Cで4時間浸縮し、軟化点104℃のレゾルシン
・フラバン・p−クレゾール共縮合樹脂(A)を得た 参考例2 参考例1と基本的に同様の方法で各成分を、第1表に示
されるようにかえ、本発明に使用される共縮合樹脂(ト
))・−の)を製造した、。
(10) ′第1表 実施例1 天然ゴム100重量部(以下部とあるのは重量部である
。)をバンバ’I  tキサ−内に投入して1分間予備
混合した後HAFブラック45部、含水シリカ10都、
軟化剤8部、ステアリン酸2部、イオウ2.5部、亜鉛
華5部を添加し、2分間混練した。その後、メチレン受
容体及びメチレン供与体を各2部および加硫促進剤(ツ
クシノールCZ:住友化学商標)1部を添加し、更に1
5分間混練し、ダンプした。なお混線時のバンバリーミ
キサ−のケーシング温度は120〜125℃であった。
その後、接着試験に供するためかくして得られたゴム組
成物を10インチロールを用いて適当な厚さにシーテイ
ング後所定の形状に加硫し、インディアーラバーーワー
ルド誌114巻8月号第218〜219頁(1946年
)で示されるいわゆる「Hテスト−1により未処理ナイ
ロンコード(1890d/2 )  とゴムとの接着性
を調べた。なお、接着試験用試料の加硫条件は、145
°Cで30分とし、接着力は第2表に試料9ケの平均値
で示した。
第2表 (☆1) Cohedur A (Bayer社商標名
)(☆2 ) Bonding Agent M −8
(Uniroya1社商標名)(18) 実施例2 実施例1と同様にして得た下記組成からな3ゴム組成物
を用い、ASTM−D−2229法に準拠し、7X4X
0.007  真ちゅうメツキスチールコードとゴムと
の接着性について調べた。
結果を第8表に示す。
なお加硫時間は、150°Cで1時間とし、接着力は試
料12ケの試験値の平均値とした。
ゴム組成物 ☆1加硫促進剤(住人化学商標) (14) 第8表 (☆1) Cohedur A (Bayer社商標名
)(☆2) Bonding  Agent M−8(
Uuiroya1社商標名)(15完) =217−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (I)  天然ゴム若しくは合成ゴムを主成分とする加
    硫性ゴム混合物、 2 (ここでRI% R2は水素原子、C1〜C12のアル
    キル基、C6〜C12のアリール基もしくはC7−C1
    2のアルアルキル基を意味する。)で示される1価のフ
    ェノール類の1種または2種以上、 −()R4の置換基を表わし、またR 3+ R4は、
    C1ぺ4のアルキル基を意味する−1)の1種もしくは
    2種以上ならびに 化合物(cl 2.4.4−4  リ メ チル−2’ 、 4’ 、
     7− )  リ ヒドロキシ−フラバン (c) をホルムアルデヒドもしくはアセトアルデヒドを用いて
    共縮合した樹脂 ならびに (2)加熱時メチレン基を供与しうる化合物を含有する
    ゴム組成物。
JP4423182A 1982-03-18 1982-03-18 ゴム組成物 Pending JPS58160329A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247643A (ja) * 1990-02-26 1991-11-05 Tokai Rubber Ind Ltd 低反発弾性ゴム組成物
JP2002194141A (ja) * 2000-12-22 2002-07-10 Sumitomo Chem Co Ltd ブタジエン重合体成形品の製造法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03247643A (ja) * 1990-02-26 1991-11-05 Tokai Rubber Ind Ltd 低反発弾性ゴム組成物
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