JPS58158224A - ポリアミド2軸延伸フイルムの製造方法 - Google Patents

ポリアミド2軸延伸フイルムの製造方法

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JPS58158224A
JPS58158224A JP57041855A JP4185582A JPS58158224A JP S58158224 A JPS58158224 A JP S58158224A JP 57041855 A JP57041855 A JP 57041855A JP 4185582 A JP4185582 A JP 4185582A JP S58158224 A JPS58158224 A JP S58158224A
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渡辺 純吉
Jun Komatsuzaki
小松崎 醇
Kenji Tsubouchi
健二 坪内
Isao Tanano
勲 棚野
Masaaki Yamazaki
正明 山崎
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Unitika Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は9機械的性質と寸法安定性の優れたボリアイド
2軸延伸フイルムの製造方法に関するものである。
ポリアミド2軸延伸フイルムは優れた機械的。
化学的及び光学的性質な鋤え、包装材料として要求され
る多くの性能を満足するものであるため。
%に食品包装分野において広く使用されている。
これはポリアンドの分子構造尋に基づく本来の素性の良
さが2軸鷺伸という操作によってさらに開発されたとい
う相乗効果に由来するものであると考えられる。
しかしながら、ボリアイド2軸延伸フイルムの諸性質の
うち1寸法安定性9%に熱水中の寸法安定性はその親木
基な有する分子構造が逆に障害となるためか、改良が困
難であった。すなわち、ボリアイド2軸延伸フイルムは
高温雰囲気中9%に高温の水中又は蒸気中において収縮
する傾向を示し、これはボイル殺I1.レトルト殺−用
包装材料としては欠点となる。
寸法安定性を改良するための鮫も一般的な方法は、2軸
延伸後のフィルムを熱風あるいは熱ロール等の加熱手段
により高温熱処理することであり。
この場合1寸法安、定性を改良するためkはできるだけ
高い温度が必要となる。しかしながら、熱処理温度がポ
リアンドの融点に近づくとフィルムが溶断したり、又テ
ンシ璽ン轡の応力がフィルムに作用している場合は、そ
の僅かな力によってフィルムが切断したりする。又、そ
れ以下の温度においてもポリアミドの酸化等で熱劣化し
、ボリアオド2軸延伸フィルム本来の機械的性質が損わ
れる。
特開昭56−4632号公報には、ポリアミド2軸延伸
フイルムの熱処理時の劣化を防止し1寸法安定性と強度
の優れたフィルムを製造するためk。
不活性ガス中で熱処理する方法が記載されている。
しかしながら、この方法では高価な不活性ガスを熱処理
機中に閉じ込め、しかも、その濃度をコントロールする
ための設備と運転条件の管理が複雑となり・必ずしも工
業的に有利な方法とはいえない。
本発明者等は、ポリアミド2軸延伸フイルムの機械的性
質を損うことなく9寸法安定性な改良するための方法に
ついて鋭意研究した結果1本発明に到達した。
すなわち9本発明者等は融点の異なる2&類以上のポリ
アンド混合物を原料としてフィルムを製造し、2軸延伸
後のフィルムを混合物の各成分のうちで最高融点をもつ
ボッアミドの融点以下で。
かつ最低融点をもつボッアミドの融点以上の温度で、短
時間熱処理するととkより9寸法安定性が改良されるこ
とを知って本発明に到達した。又。
高融点ポリアンドが熱劣化しやすく、低融点ポリアンド
が熱劣化しkくいポリアミドの場合2本発明方法により
、高融点ポリアミドの熱劣化の程度が十分低い温度範囲
で熱処理することにより1機械的性質と寸法安定性の両
立したホリアはド2軸勉伸フィルムを製造することが可
能となり1本発明は%に効果的なものとなる。
本発明の適用を受けるポリアミドとは、アミド結合をも
つ熱可塑性−状ポリアミド、すなわちナイロン6.ナイ
pン66.+($:17610.  ナイロン12、ナ
イロン46.メタキシレンシアミンと脂肪族ジカルボン
酸との重合体等及び上記ポリアンド形成性単量体から成
る共重合ポリアミド及び変性ポリアミドである。
また、実質的にナイロン66(融点250〜260℃)
とナイロン6(融点210〜225℃)の混合物よりな
り、ナイロン66とナイロン6の混合比(M量比)がに
1〜9:1の範S、さらに好ましくは7:3〜9:1の
範囲の時9本発明は%に効果的なものとなる。
本発明によりポリアミド2軸延伸フイルムの寸法安定性
が改良さねるメカニズムは定かではないが想倫すれは次
のよ5になる。すなわち、2軸延伸により混合ポリアミ
ド中の各成分ポリアンドは同じように2軸配向されるが
、熱処理工程で融点以上の熱履歴を受けるボッアミド成
分には再溶融もしくはそれに近い変化が生じ、最初の配
向状態は消失もしくは緩和し、その結果、熱処理後のフ
ィルムは配向状態が熱固定された高融点ポリアミド組織
中に無1向の低融点ポリアンドが、マトリックスを形成
した飯台構造物となる。無配向のポリアンド組繊は熱収
縮挙動又は吸湿による収縮挙動を示さないから、上記複
合構造物中では寸法変化に対する抵抗体又は緩倹体とな
り、その結果。
似合構造物全体としての寸法安定性が改良される。
第1表はナイロン66とナイロン6の混合物よりなる2
軸延伸フイルムの引張強伸度と130℃(2,8に4/
aI)飽和水蒸気中に3G分放曾したときの収縮率を示
したものであるm1Mm延伸は縦横それぞれ3倍に同時
2軸延伸し、熱処理はRUN以外は235C,RL)N
は210Cで行った。また2強伸度及び収縮率は縦及び
横方向の平均値で示した。
ナイロン66とナイロン6の混合比が9:1(RUN 
2 )〜1 : 1 (RUN 9 )の範囲で収縮率
が低下し1寸法安定性の浚れたフィルムが得られている
。又、混合比か9:1(RUN$1)〜7:3(RLf
N 7 )の範囲では強度の低下も少なく、 i!1度
と寸法安定性の両交したフィルムが祷られている。
本発明の基本的効果は、m点の異なる2檜類のポリアミ
ドを混合して2軸延伸フイルムに加工するととkより斐
じる。しかしながら、第3又は第4のポリアミドをさら
に加えることKより9本発明の工業的効果をさらに高め
ることも可卵である。
例えば第3. jI4のポリアミドの添加により増量効
果が生れたり、又フィルムの表面特性が改良され、スリ
ップ性、光沢、印刷過性、接着性が同士したりする。又
、混合ポリアミド原料にさらに酸化防止剤その他の添加
剤を加身ることもできる。
本発明はナイロン66とナイロン6の混合物よりなる2
@延伸フイルムを製造するときに特に効果が)、るが、
他の組み合わせ例としては、ナイロン66とナイロン6
−ナイロン66共1合物系、ナイロン6とナイロン6−
ナイロン66共重合物系、ナイロン6とナイロン6−ナ
イロン12共1合物系その他である。
混合IjL科は原料チップをトライブレンドした故。
成形用の単軸押出@に供給する方法が量率であり。
一般にポリアミド混合物は相客性が良いため特に複雑な
混練工程は不倭である。
2軸延伸フイルムの製造工程は従来から知られているフ
ィルAm造法、すなわち、Tダイ法、インフレーシ箇ン
法、同時2軸延伸法、2段2軸延伸法等から目的に応じ
て自由に選ぶことができる。
本発明はポリアミド2軸延伸フイルムの寸法安定性を改
良するために従来におい【しばしば採用されていた極限
的な熱処理を不要のものとする。
その結果、ポリアミド2軸延伸フイルムの本来有する優
れた機械的性1.すなわち引張強度、屈曲強度、ピンホ
ール強度を低下させることなく1寸法安定性にも優れた
優れたフィルムを製造することが可能となり、その工業
的価鰺は大舞い。
以下、実施例を挙げて*y詳m K 15i’、明する
91、施例1 相対粘度3.8のナイロン66100重量部と相対粘度
3.0のナイロン62531量部よりなる混合ポリアミ
ドに酸化防止剤及びスリップ剤!少量添加したものを原
料として90■押出機と40〇−巾のTダイとkより、
厚み150声の未延伸フィルムを製膜した。次にこのフ
ィルムをテンク一式−ノ時2N!IjJ延伸値11に繰
込み、縦横それぞれ3倍に同時2軸延伸した後、i1度
235℃で5秒間熱処理した。得られた2軸延伸フイル
ムの性能を評価したところ。
次の結果が得られた。
このフィルムは強度と寸法安定性に優れ、レトルト食品
包装用基材フィルムとして逸したものであった。
5*:施例2 相対粘度3.0のナイロン6100重量部と相対粘度2
.8のナイロン6/ナイロン66共1合物(単量体の2
1比15/85 ) 20部とよりなる混合ポリアミド
を原料として実施例1と−じ方法で2軸延伸フイルムを
製造した。但し、W:伸後の熱処理条件は215℃、5
秒間とした。
得られた2軸延伸フイルムは強度か縦横とも28(−以
上で、160℃、30秒の熱風処理による収縮率か縦横
とも1.5%以下で1強度と寸法安定性の両立した優れ
たものであった。
ちな本にナイロン6単体フィルムの響合は収縮率を1.
5%以下に納めるべく熱処理を強化すると。
強度は23Kf/j以下に低下した。
%許出願人  ユニチカ株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、融点の異なる2稙類以上のポリアミド混合物よりな
    る2軸延伸フイルムを製造する方法において、2軸延伸
    後のフィルムを最高融点をもつポリアミドの融点以下で
    、かつ重低融点をもつポリアミドの融点以上の温度で短
    時間熱処理することを特徴とするポリアミド2軸延伸フ
    ィル人の製造方法。 2、最高融点をもつポリアミドがナイロン66であり、
    最低融点をもつポリアミドがナイロン6であり、!質的
    に両者の混合物よりなる2軸延伸フイルムを製造する方
    法においてナイロン66とナイロン6の混合比が1=1
    〜9:1の範Hにあることを特徴とする特許請求範白第
    1項記載の製造方法。
JP57041855A 1982-03-16 1982-03-16 ポリアミド2軸延伸フイルムの製造方法 Granted JPS58158224A (ja)

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JPH0225325B2 JPH0225325B2 (ja) 1990-06-01

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61188455A (ja) * 1985-02-15 1986-08-22 Asahi Chem Ind Co Ltd ガラス繊維強化ポリアミド樹脂組成物
JPH01267036A (ja) * 1988-04-19 1989-10-24 Mitsubishi Monsanto Chem Co ガスバリヤ性の優れた透明プラスチックフィルム
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US6576715B2 (en) * 1996-12-02 2003-06-10 Dsm N.V. Process for the production of polyamide moulded parts with improved crystallization behavior

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5168660A (en) * 1974-12-12 1976-06-14 Toray Industries Horiamido fuirumu

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JPH0225325B2 (ja) 1990-06-01

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