JPS61295036A - 熱収縮性積層フイルム - Google Patents
熱収縮性積層フイルムInfo
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- JPS61295036A JPS61295036A JP60138771A JP13877185A JPS61295036A JP S61295036 A JPS61295036 A JP S61295036A JP 60138771 A JP60138771 A JP 60138771A JP 13877185 A JP13877185 A JP 13877185A JP S61295036 A JPS61295036 A JP S61295036A
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- B32B27/06—Layered products comprising a layer of synthetic resin as the main or only constituent of a layer, which is next to another layer of the same or of a different material
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- B29C61/0616—Making preforms having internal stresses, e.g. plastic memory characterised by the configuration or structure of the preforms layered or partially layered preforms, e.g. preforms with layers of adhesive or sealing compositions
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- B32B2553/00—Packaging equipment or accessories not otherwise provided for
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- Thermal Sciences (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Wrappers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は特定のエチレン系共重合体(II)をピー1−
シール層とし、シール層以外の少なくとも1層がビカッ
ト軟化点72℃以下のエチレン系共重合体(I)からな
る積層フィルムで特定の熱収縮挙動を示ず熱収縮包装に
適する積層フィルl\に関するものである。
シール層とし、シール層以外の少なくとも1層がビカッ
ト軟化点72℃以下のエチレン系共重合体(I)からな
る積層フィルムで特定の熱収縮挙動を示ず熱収縮包装に
適する積層フィルl\に関するものである。
[従来技術]
生肉、加工肉、チーズその他の脂肪性食品の包装は、形
状が不揃いの食品や骨や各種付属物(例えばトレーなど
)等の突起を包む場合が多り二[業的には熱収縮包装が
最も簡便である。
状が不揃いの食品や骨や各種付属物(例えばトレーなど
)等の突起を包む場合が多り二[業的には熱収縮包装が
最も簡便である。
ところで、加工肉等の脂肪性食品を熱収縮性フィルムで
熱収縮包装する場合、殺菌やクツキングのため脂肪性食
品と接触した状態で高温で熱処理することが行なわれる
。この際、熱収縮に際して発生する熱収縮応力により、
脂肪と熱にJ:つて可塑化されたフィルムが薄く伸ばさ
れて食品の凹凸部で穴が開いたり、特にシール部又はそ
の近傍での破損が起り易くなる。
熱収縮包装する場合、殺菌やクツキングのため脂肪性食
品と接触した状態で高温で熱処理することが行なわれる
。この際、熱収縮に際して発生する熱収縮応力により、
脂肪と熱にJ:つて可塑化されたフィルムが薄く伸ばさ
れて食品の凹凸部で穴が開いたり、特にシール部又はそ
の近傍での破損が起り易くなる。
熱収縮応力を小にずれば、これらの破損を押えることか
できるが、そうりるど一般のフィルムでは熱収縮率も小
どなり、熱収縮後に被包装物食品にフィツトけず、外観
のJぐれた熱収縮包装が得られないという問題があった
。このような点を解決するために極めて多くの積層フィ
ルムが提案されている。例えば持久Wl 55−219
2号公報、特開昭56−89945号公報などがあるが
、それぞれ一長一短があるのが現状である。
できるが、そうりるど一般のフィルムでは熱収縮率も小
どなり、熱収縮後に被包装物食品にフィツトけず、外観
のJぐれた熱収縮包装が得られないという問題があった
。このような点を解決するために極めて多くの積層フィ
ルムが提案されている。例えば持久Wl 55−219
2号公報、特開昭56−89945号公報などがあるが
、それぞれ一長一短があるのが現状である。
[発明の概要]
本発明者等はこのような破袋と烏好な熱収縮包装の両方
を満足すべく種々検討した結果、80〜98℃において
熱収縮応力の最大値が50 g/ #9未満である場合
には上述のにうに食品の凹凸部において穴が聞いたり、
シール部破損を牛じることが起らず、また熱収縮率が8
5℃で20%以1−あれば良好な熱収縮包装が可能であ
ることを見出し、本願に到達した。
を満足すべく種々検討した結果、80〜98℃において
熱収縮応力の最大値が50 g/ #9未満である場合
には上述のにうに食品の凹凸部において穴が聞いたり、
シール部破損を牛じることが起らず、また熱収縮率が8
5℃で20%以1−あれば良好な熱収縮包装が可能であ
ることを見出し、本願に到達した。
すなわら本発明は、シール層が
1)ビカット軟化点73〜90℃のエチレン共重合体(
[−a)もしくはその架橋樹脂2)40重量%以下の線
状低密度ポリエチレン(II−b>を含む(II−a)
と(II−b)の混合物もしくはその架橋樹脂 3)アイオノマー樹脂(IF−c) から選ばれたエチレン系共重合体(If)よりなり、シ
ール層以外の少なくとも1層がビカツ1−軟化点72℃
以下のエチレン系共重合体(”[)からなる積層フィル
ムであって、該積層フィルムの熱収縮率が85℃で20
%以上であり、かつ80〜98℃における熱収縮応力の
最大値が50g/m’未満である熱収縮性積層フィルム
である。
[−a)もしくはその架橋樹脂2)40重量%以下の線
状低密度ポリエチレン(II−b>を含む(II−a)
と(II−b)の混合物もしくはその架橋樹脂 3)アイオノマー樹脂(IF−c) から選ばれたエチレン系共重合体(If)よりなり、シ
ール層以外の少なくとも1層がビカツ1−軟化点72℃
以下のエチレン系共重合体(”[)からなる積層フィル
ムであって、該積層フィルムの熱収縮率が85℃で20
%以上であり、かつ80〜98℃における熱収縮応力の
最大値が50g/m’未満である熱収縮性積層フィルム
である。
本発明はシール層にエチレン系共重合体(II)を使用
しているため、ヒートシールが容易であり、かつ高温時
におけるシール強度が大である。また、このヒートシー
ル層に加えて、他層にどカット軟化点72℃以下のエチ
レン系J(重合体(I)を使用しているため、比較的低
温での延伸が容易で、85℃における熱収縮率が20%
以上でかつ熱収縮応力も50g/m’未満と小さい熱収
縮性フィルムを容易に得ることができる。このように熱
収縮率が85℃で20%以上であり、かつ熱収縮応力の
80〜98℃での最大値が5(NJ/ai2未満と小さ
い熱収縮性フィルムは、脂肪性食品の包装においても熱
収縮時にフィルムの凹凸部あるいはシール部に破損を生
じることなく、かつ充分な収縮にJ:り美麗な包装を可
能にする。
しているため、ヒートシールが容易であり、かつ高温時
におけるシール強度が大である。また、このヒートシー
ル層に加えて、他層にどカット軟化点72℃以下のエチ
レン系J(重合体(I)を使用しているため、比較的低
温での延伸が容易で、85℃における熱収縮率が20%
以上でかつ熱収縮応力も50g/m’未満と小さい熱収
縮性フィルムを容易に得ることができる。このように熱
収縮率が85℃で20%以上であり、かつ熱収縮応力の
80〜98℃での最大値が5(NJ/ai2未満と小さ
い熱収縮性フィルムは、脂肪性食品の包装においても熱
収縮時にフィルムの凹凸部あるいはシール部に破損を生
じることなく、かつ充分な収縮にJ:り美麗な包装を可
能にする。
[発明の詳細な説明1
加工肉等の食品の熱収縮包装においてその熱収縮温度は
一般に殺菌を兼ねて85〜98℃で行なわれる。大腸菌
を死滅させるためには、この渇庭で数分間の処理が必要
であるため、熱収縮率は85℃で20%以上であること
(1軸延伸及び2軸延伸の場合ともに縦及び横の収縮率
の平均値)が熱収縮包装の利点を生かすために必要であ
り好ましくは85℃で25%以−Lである。
一般に殺菌を兼ねて85〜98℃で行なわれる。大腸菌
を死滅させるためには、この渇庭で数分間の処理が必要
であるため、熱収縮率は85℃で20%以上であること
(1軸延伸及び2軸延伸の場合ともに縦及び横の収縮率
の平均値)が熱収縮包装の利点を生かすために必要であ
り好ましくは85℃で25%以−Lである。
一方、熱収縮応力は収縮時に凹凸部に穴の聞いたり、シ
ール部に破れを生じるのを防ぐためには80〜98℃で
その最大値が50g/#’未満好ましくは5〜40g/
am2であることが必要である。
ール部に破れを生じるのを防ぐためには80〜98℃で
その最大値が50g/#’未満好ましくは5〜40g/
am2であることが必要である。
このような熱収縮率と熱収縮応力を兼偏した熱収縮性フ
ィルムはエチレン系共重合体(丁)からなる層とエチレ
ン系共重合体(I)からなる層を含む積層フィルムを1
軸若しくは、2軸延伸することによって得られる。
ィルムはエチレン系共重合体(丁)からなる層とエチレ
ン系共重合体(I)からなる層を含む積層フィルムを1
軸若しくは、2軸延伸することによって得られる。
エチレン系共重合体(I)はビカット軟化点が72℃以
下好ましくは72〜58℃であることを特徴とし、この
よう<’に樹脂としてはエチレン−酢酸ビニル共重合体
のごときエチレンとビニルエステル共重合体、[チレン
ーアクリル酸アルキルエステル、■ヂレンーメタアクリ
ル酸アルキルニスデル共重合体(アルキル基の炭素数は
1〜8が好ましい)等のエチレンと不飽和カルボン酸エ
ステルの共重合体、エチレンープ11ピレン」L重合体
、−[チレンーブテン共重合体等のエチレンとα〜オレ
フィン共重合体、=[チレンーアクリル酸、■チレンー
メタアクリル酸共重合体等のエチレンと不飽和カルボン
酸の共重合体、アイオノマー樹脂等が用いられる。この
中でも酢酸ビニル含量12〜19重量%のTチレンー酢
酸ビニル共重合体がl−述の熱収縮性挙動を示し易いの
で好ましい。該酢酸ビニル含量がL記の埴から外れるも
のでは本発明の所望の効果が得られ難い。エチレン系共
重合体(I)からなる層はシール層以外のいfれの層に
用いられてもよい。シール層に用いることはエチレン系
共重合体(I)の高温におけるシール強度が小であるた
め好ましくない。エチレン系共重合体(I)の層は好ま
しくは全体の厚みに対して10%から50%未満の厚み
を有し少なくとも4μ以上を有することが好ましい。余
りに博いど80〜98℃における熱収縮応力の最大値が
50%未満に仕り難くなり、シール部に破損が生じ易く
、また厚すぎると積層フィルムの耐熱性が相対的に低下
して熱収縮時に食品等の凹凸部で穴があき易くなるため
である。一方、シール層を形成するエチレン系共重合体
(II)は前記1)、2>、3)の樹脂のうちから選ば
れる。1)のエチレン共重合体としてはビカット軟化点
73〜90℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体、■チレ
ンーエチルアクリレート共重合体が好ましく、更にヌル
1〜インデツクス(ASTMD−1234に一基ツイテ
測定)0.3〜5.0!?/10m1nのものが特に好
ましく用いられる。エチレン系共重合体(If)の内で
は、上述のエチレン共重合体(II−a>の架橋樹脂、
(II−a>と(II−b)の混合物の架橋樹脂、アイ
オノマー樹脂が耐熱性のl;、【から好ましく、アイオ
ノマー樹脂が最も好ましく使用される。架橋樹脂は樹脂
を電子線等の放射線照射により架橋することにより得ら
れる。エチレン共重合体(II−a)と線状低密度ポリ
エチレン(II−b)の混合物中の(I−b)樹脂の含
量は40重帛%以下である。40重量%より大きいと所
望の熱収縮率、熱収縮応力の達成が困難で熱収縮中のフ
ィルムが破損し易くなり好ましくない。このような樹脂
をシール層に用いることにより、本発明の熱収縮性挙動
を満足させ易く、かつシール層の強度も強く、耐熱1/
11耐油性に冨む包装体フィルムを与えることができる
。本発明の積層フィルムは本発明の熱収縮率、熱収縮応
力を満足づる限りにおいC前記= 10 − 以外の熱可塑t9−樹脂からなる層を適宜積層りること
ができる。又、積層数も適宜選ぶことができる。
下好ましくは72〜58℃であることを特徴とし、この
よう<’に樹脂としてはエチレン−酢酸ビニル共重合体
のごときエチレンとビニルエステル共重合体、[チレン
ーアクリル酸アルキルエステル、■ヂレンーメタアクリ
ル酸アルキルニスデル共重合体(アルキル基の炭素数は
1〜8が好ましい)等のエチレンと不飽和カルボン酸エ
ステルの共重合体、エチレンープ11ピレン」L重合体
、−[チレンーブテン共重合体等のエチレンとα〜オレ
フィン共重合体、=[チレンーアクリル酸、■チレンー
メタアクリル酸共重合体等のエチレンと不飽和カルボン
酸の共重合体、アイオノマー樹脂等が用いられる。この
中でも酢酸ビニル含量12〜19重量%のTチレンー酢
酸ビニル共重合体がl−述の熱収縮性挙動を示し易いの
で好ましい。該酢酸ビニル含量がL記の埴から外れるも
のでは本発明の所望の効果が得られ難い。エチレン系共
重合体(I)からなる層はシール層以外のいfれの層に
用いられてもよい。シール層に用いることはエチレン系
共重合体(I)の高温におけるシール強度が小であるた
め好ましくない。エチレン系共重合体(I)の層は好ま
しくは全体の厚みに対して10%から50%未満の厚み
を有し少なくとも4μ以上を有することが好ましい。余
りに博いど80〜98℃における熱収縮応力の最大値が
50%未満に仕り難くなり、シール部に破損が生じ易く
、また厚すぎると積層フィルムの耐熱性が相対的に低下
して熱収縮時に食品等の凹凸部で穴があき易くなるため
である。一方、シール層を形成するエチレン系共重合体
(II)は前記1)、2>、3)の樹脂のうちから選ば
れる。1)のエチレン共重合体としてはビカット軟化点
73〜90℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体、■チレ
ンーエチルアクリレート共重合体が好ましく、更にヌル
1〜インデツクス(ASTMD−1234に一基ツイテ
測定)0.3〜5.0!?/10m1nのものが特に好
ましく用いられる。エチレン系共重合体(If)の内で
は、上述のエチレン共重合体(II−a>の架橋樹脂、
(II−a>と(II−b)の混合物の架橋樹脂、アイ
オノマー樹脂が耐熱性のl;、【から好ましく、アイオ
ノマー樹脂が最も好ましく使用される。架橋樹脂は樹脂
を電子線等の放射線照射により架橋することにより得ら
れる。エチレン共重合体(II−a)と線状低密度ポリ
エチレン(II−b)の混合物中の(I−b)樹脂の含
量は40重帛%以下である。40重量%より大きいと所
望の熱収縮率、熱収縮応力の達成が困難で熱収縮中のフ
ィルムが破損し易くなり好ましくない。このような樹脂
をシール層に用いることにより、本発明の熱収縮性挙動
を満足させ易く、かつシール層の強度も強く、耐熱1/
11耐油性に冨む包装体フィルムを与えることができる
。本発明の積層フィルムは本発明の熱収縮率、熱収縮応
力を満足づる限りにおいC前記= 10 − 以外の熱可塑t9−樹脂からなる層を適宜積層りること
ができる。又、積層数も適宜選ぶことができる。
しかし、食品包装として用いる意味ではガスバリヤ−樹
脂を少なくとも1層有することが好ましい。
脂を少なくとも1層有することが好ましい。
その巾で塩化ビニリデン樹脂が最も好ましく、次いでエ
チレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物、次いでアクリロニ
トリル共重合体、ポリアミド及び■チレンー酢酸ビニル
共重合体鹸化物とポリアミドの混合物等が使用される。
チレン−酢酸ビニル共重合体鹸化物、次いでアクリロニ
トリル共重合体、ポリアミド及び■チレンー酢酸ビニル
共重合体鹸化物とポリアミドの混合物等が使用される。
また積層フィルムの各層間の層剥頗を防ぐため接着層を
有することも好ま()い。
有することも好ま()い。
本発明の熱収縮性積層フィルムは各構成樹脂を共押出し
により、あるいは、それぞれのフィルムをラミネートす
ることにより未延伸積層フィルムとし、このフィルムを
1軸もしくは2軸延伸することにより得られるが2軸延
伸が好ましい。延伸条件は60〜98℃の温度範囲で延
伸され、2軸延伸の場合は縦横の延伸倍率がおのおの1
,5〜5.04Rに同時延伸もしくは逐次延伸すること
が好ましい。
により、あるいは、それぞれのフィルムをラミネートす
ることにより未延伸積層フィルムとし、このフィルムを
1軸もしくは2軸延伸することにより得られるが2軸延
伸が好ましい。延伸条件は60〜98℃の温度範囲で延
伸され、2軸延伸の場合は縦横の延伸倍率がおのおの1
,5〜5.04Rに同時延伸もしくは逐次延伸すること
が好ましい。
本発明の熱収縮性積層フィルムは好ましくは20〜12
0μの厚さを有し、シール層の厚み【ま10〜80μで
あることが好ましい。包装形態としては袋状に製袋後、
食品を挿入、シール包装もしくはクリップ包装した後、
熱収縮せしめる。シール包装の方がクリップ用のワイヤ
ーが不要、脱気(真空)し易いことから好適である。
0μの厚さを有し、シール層の厚み【ま10〜80μで
あることが好ましい。包装形態としては袋状に製袋後、
食品を挿入、シール包装もしくはクリップ包装した後、
熱収縮せしめる。シール包装の方がクリップ用のワイヤ
ーが不要、脱気(真空)し易いことから好適である。
11例
第1表記載の重合体から成る樹脂を、複数の押出機で別
々に押出し、溶融された材料を共押出し環状ダイスに流
入し、ここで所望の積層物とした。
々に押出し、溶融された材料を共押出し環状ダイスに流
入し、ここで所望の積層物とした。
シール層を電子線熱04する場合は、特開昭58−82
752号公報に準じた方法で行なった。該ダイスから流
出した筒状積層物は15〜20℃の冷却槽で冷却され偏
平幅160#l#+1厚さ300ミクロンの筒状とした
。次に90℃の熱水槽中を、前記筒状体を20m/分の
速度で送りながら約10秒加熱し、20m/分の回転速
度の第1ニツプに1−ラーを通過さ1!た。筒状体は常
温雰囲気で冷7Jlされながら、40m/分で回転する
第2のニップローラーを通過するまでに、長手方向に2
倍延伸されながら、筒状体内に送られる空気により筒状
体の直径に対し2.5倍横方向に膨張延伸された。
752号公報に準じた方法で行なった。該ダイスから流
出した筒状積層物は15〜20℃の冷却槽で冷却され偏
平幅160#l#+1厚さ300ミクロンの筒状とした
。次に90℃の熱水槽中を、前記筒状体を20m/分の
速度で送りながら約10秒加熱し、20m/分の回転速
度の第1ニツプに1−ラーを通過さ1!た。筒状体は常
温雰囲気で冷7Jlされながら、40m/分で回転する
第2のニップローラーを通過するまでに、長手方向に2
倍延伸されながら、筒状体内に送られる空気により筒状
体の直径に対し2.5倍横方向に膨張延伸された。
得られた2軸延伸フイルムの折り径は400m。
厚さ約60μであった。
第1表に実施例で得られた積層フィルムの層構成とその
物性試験結果を示す。
物性試験結果を示す。
尚、熱収縮率、熱収縮応力の測定は以下のように行なっ
た。
た。
熱収縮率:100馴平方のフィルム5枚について、85
℃熱水浴中で1〜3秒間弛緩状態で収縮させた。1軸延
伸及び、2軸延伸ともに縦及び横の元の長さに対する夫
々の収縮率を平均した値を示す。
℃熱水浴中で1〜3秒間弛緩状態で収縮させた。1軸延
伸及び、2軸延伸ともに縦及び横の元の長さに対する夫
々の収縮率を平均した値を示す。
熱収縮応カニ引張試験機(、インス1〜ロン)を用い、
試料の長さ100#、幅20#のフィルムをチャックに
はさみ、長さ方向に荷重10gをかけ、常温より2分3
0秒毎に5℃づつ屏濡しl、二時の値を最初の断面積(
幅×厚み)で割ったもの。80〜98℃における最高の
値を採用した。
試料の長さ100#、幅20#のフィルムをチャックに
はさみ、長さ方向に荷重10gをかけ、常温より2分3
0秒毎に5℃づつ屏濡しl、二時の値を最初の断面積(
幅×厚み)で割ったもの。80〜98℃における最高の
値を採用した。
また、各積層フィルムから190 X 290 crn
の袋を2方シールにより作り、その袋中に手作りハムを
挿入、真空脱気後口部を熱シールした後、熱水浴中で所
定条件で熱処理した。この際の熱収縮による袋の破損の
状態を第1表に示す。第1表の積層フィルムの構成にお
いて最右翼の層がピー1−シール層である。
の袋を2方シールにより作り、その袋中に手作りハムを
挿入、真空脱気後口部を熱シールした後、熱水浴中で所
定条件で熱処理した。この際の熱収縮による袋の破損の
状態を第1表に示す。第1表の積層フィルムの構成にお
いて最右翼の層がピー1−シール層である。
一 16 −
比較例1はエチレン系共重合体(J)が存在しないので
、熱収縮応力が人となり熱水浴中にシール部が破損した
。比較例2はエチレン系共重合体(I)が存在しないの
で、シール部破損を防1にする延伸条件で成膜したため
収縮不足どなり、包装外観が悪い。比較例3はシール層
がエチレン系J(重合体(I)なので耐熱性が不足し熱
水浴中にシール部及び基材ともに破損した。
、熱収縮応力が人となり熱水浴中にシール部が破損した
。比較例2はエチレン系共重合体(I)が存在しないの
で、シール部破損を防1にする延伸条件で成膜したため
収縮不足どなり、包装外観が悪い。比較例3はシール層
がエチレン系J(重合体(I)なので耐熱性が不足し熱
水浴中にシール部及び基材ともに破損した。
Claims (4)
- (1)シール層が 1)ビカット軟化点73〜90℃のエチレン共重合体(
II−a)もしくはその架橋樹脂 2)40重量%以下の線状低密度ポリエチレン(II−b
)を含む(II−a)と(II−b) の混合物もしくはその架橋樹脂 3)アイオノマー樹脂(II−c) から選ばれたエチレン系共重合体(II)よりなり、シー
ル層以外の少なくとも1層がビカット軟化点72℃以下
のエチレン系共重合体( I )からなる積層フィルムで
あって、該積層フィルムの熱収縮率が85℃で20%以
上であり、かつ80〜98℃における熱収縮応力の最大
値が50g/mm^2未満である熱収縮性積層フィルム - (2)エチレン系共重合体( I )が酢酸ビニルを12
〜19重量%含むエチレン−酢酸ビニル共重合体である
特許請求の範囲第1項記載の熱収縮性積層フィルム。 - (3)ガスバリヤー層を少なくとも1層以上有する特許
請求の範囲第1項記載の熱収縮性積層フィルム。 - (4)エチレン系共重合体( I )からなる層の厚みが
全層の厚みに対して10%から50%未満である特許請
求の範囲第1項記載の熱収縮性積層フィルム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138771A JPS61295036A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 熱収縮性積層フイルム |
AU58937/86A AU573979B2 (en) | 1985-06-25 | 1986-06-20 | Heat shrinkable film |
DE8686304940T DE3673704D1 (de) | 1985-06-25 | 1986-06-25 | Waermeschrumpfbarer laminatfilm und dessen anwendung. |
EP86304940A EP0206826B1 (en) | 1985-06-25 | 1986-06-25 | Heat shrinkable laminate film and its use |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60138771A JPS61295036A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 熱収縮性積層フイルム |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295036A true JPS61295036A (ja) | 1986-12-25 |
JPH0533142B2 JPH0533142B2 (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=15229811
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
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Country Status (4)
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JP (1) | JPS61295036A (ja) |
AU (1) | AU573979B2 (ja) |
DE (1) | DE3673704D1 (ja) |
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NO923913L (no) * | 1991-10-11 | 1993-04-13 | Sodap | Termoplastisk krympefilm |
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JPS58128821A (ja) * | 1982-01-26 | 1983-08-01 | Kureha Chem Ind Co Ltd | 低温熱収縮性ガスバリヤ−フイルムの製造法 |
EP0135178B1 (de) * | 1983-09-05 | 1987-10-14 | Hoechst Aktiengesellschaft | Siegelbare Mehrschichtfolie für Verpackungszwecke |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP60138771A patent/JPS61295036A/ja active Granted
-
1986
- 1986-06-20 AU AU58937/86A patent/AU573979B2/en not_active Ceased
- 1986-06-25 EP EP86304940A patent/EP0206826B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1986-06-25 DE DE8686304940T patent/DE3673704D1/de not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS601690Y2 (ja) * | 1982-07-30 | 1985-01-18 | 株式会社ダンロツプホ−ムプロダクツ | 頭部保冷具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0206826A3 (en) | 1988-01-13 |
AU573979B2 (en) | 1988-06-23 |
JPH0533142B2 (ja) | 1993-05-18 |
DE3673704D1 (de) | 1990-10-04 |
EP0206826A2 (en) | 1986-12-30 |
EP0206826B1 (en) | 1990-08-29 |
AU5893786A (en) | 1987-01-08 |
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