JPH0222032A - ポリアミド2軸配向フィルム - Google Patents

ポリアミド2軸配向フィルム

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JPH0222032A
JPH0222032A JP17314988A JP17314988A JPH0222032A JP H0222032 A JPH0222032 A JP H0222032A JP 17314988 A JP17314988 A JP 17314988A JP 17314988 A JP17314988 A JP 17314988A JP H0222032 A JPH0222032 A JP H0222032A
Authority
JP
Japan
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film
polytetramethylene adipamide
polyamide
degree
biaxially oriented
Prior art date
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Pending
Application number
JP17314988A
Other languages
English (en)
Inventor
Osami Shinonome
東雲 修身
Minoru Kishida
稔 岸田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Unitika Ltd
Original Assignee
Unitika Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0222032A publication Critical patent/JPH0222032A/ja
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  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は力学的性質、耐熱性などにおいて優れたナイロ
ン46系ポリアミド2軸配向フイルムに関するものであ
る。
(従来の技術および発明が解決しようとする課題)ポリ
テトラメチレンアジパミド(ナイロン46)あるいはこ
れを主成分とするポリアミドはポリカブラミド(ナイロ
ン6)やポリヘキサメチレンアジパミド(ナイロン66
)に比し高融点で耐熱性が期待されること、しかも溶融
押出製膜が可能であることから、フィルム素材として注
目されているポリマーの一つである。
しかるにポリテトラメチレンアジパミドは結晶化速度が
非常に速く、溶融押出しされた膜状物(未延伸フィルム
)の結晶化を抑えることが難しい。この結晶化が延伸工
程において障害となり。
良好な延伸フィルムを得ることが困難になるため種々の
工夫がなされている。そのうちの成功例が特開昭60−
220731号公報に記載された技術であり融点と降温
結晶化温度との差で示される結晶化特性値が特定範囲に
ある時に良好な延伸フィルムとなること、かようなフィ
ルムを得るには特定な条件での冷却をとれば良いことが
示されている。
しかしながら、上記技術では得られるフィルムはタフネ
スが不足気味であり、すなわち強度と伸度との関係が偏
りやすく、用途によっては制限を受ける場合がある。
本発明者はこのような状況に鑑み、ポリテトラメチレン
アジパミド延伸フィルムのクフネス向上に取り組んだ。
(課題を解決するための手段) 本発明者らの検討で明らかになったのはポリテトラメチ
レンアジパミドフィルムの微結晶サイズと面配向度が該
フィルムのタフネスに大きく影響し、これらの値が特定
の範囲にあるときに良好な結果が得られることである。
すなわち本発明は、ポリテトラメチレンアジパミドまた
はこれを主成分とするポリアミドがらなり、X線回折法
によって測定される微結晶サイズおよび面配向度がそれ
ぞれ30〜60人および85%以上であることを特徴と
するポリアミド2軸配向フイルムを要旨とする。
本発明においてポリテトラメチレンアジパミドまたはこ
れを主成分とするポリアミドは、テトラメチレンジアミ
ンとアジピン酸との重縮合あるいはこれらを主成分とし
、他のポリアミド形成性モノマーとを共重縮合させて得
られるが、いずれも通常公知の方法で製造されるもので
ある。共重縮合成分としてはε−アミノカプロン酸、ω
−アミノドデカン酸、アミノヘンゼンカルボン酸などの
アミノカルボン酸成分、セバシン酸、テレフタル酸、イ
ソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などのジカルボン
酸成分、ヘキサメチレンジアミン。
フェニレンジアミン、キシリレンジアミン、ビス(P−
アミノシクロヘキシル)メタンなどのジアミン成分の一
種または二種以上が適宜選ばれるが。
ポリテトラメチレンアジパミドの特徴である高融点(約
292°C)を損なわないためには、これら共重縮合成
分の量は20モル%以下、さらに好ましくは15モル%
以下であることが望ましい。
本発明のポリアミド2軸配向フイルムの特徴はX線回折
法によって測定される微結晶サイズおよび面配向度がそ
れぞれ30〜60人および85%以上であることである
。微結晶サイズは(101)回折ピークの半価幅より5
chellerの式を使用して得られる結晶粒子サイズ
(AC3)を意味し、30〜60人であることが必要で
ある。AC3が30人未満ではフィルムの強度および伸
度が低いものとなってしまい(タフネスが小さくなる)
1寸法安定性(熱収縮特性)にも問題が生じる。また6
01人を超えても脆い性質のフィルム、すなわちタフネ
スの小さいフィルムにしかならない欠点が出る。面配向
度については面配向度=100 X (180−半価幅
) /180で定義されるが9面配向度が85%未満で
は強伸度特性や・縦、横の物性バランスが悪くなる。
本発明の2軸配向フイルムを製造する方法としては、溶
融製膜法による未延伸フィルムの製造工程、該未延伸フ
ィルムの急冷工程と水による膨潤工程、フラット法同時
2軸延伸工程および熱処理工程を通して製造するのが良
い。
具体的には、ポリテトラメチレンアジパミドまたはこれ
を主成分とするポリアミドを290〜330°Cの温度
でTダイ法によって溶融押出し、10°C以下に保たれ
たキャスティングローラーで膜状物を冷却して(特開昭
60−220731号公報に記載の如く〔融点−10°
C〕〜〔融点−100°C〕の温度範囲を105°C/
秒以上の冷却速度で冷却することが良い)未延伸フィル
ムを得2次いで未延伸フィルムを水に浸漬して膨潤させ
た後(ポリテトラメチレンアジパミドは4〜8%程度の
吸水率を持つが、未延伸フィルムには2%程度以上の水
を吸収せしめることが良い)、温度50〜200°C1
さらに好ましくは70〜180°C3縦および横方向の
延伸倍率をそれぞれ2.5〜5.0倍となるように、か
つ面延伸倍率が8〜15倍となるように・フラット法で
同時2軸延伸した後、200〜280°C9より好まし
くは210〜270°Cにおいて定長熱処理または±1
5%以下での緊張もしくは弛緩熱処理を施す方法が採用
される。
一般に高温での延伸や熱処理は微結晶サイズを増大させ
る方向に働き、高倍率延伸や緊張処理あるいは低温延伸
は面配向度の増大につながる。また水膨潤は面配向度を
大きくする。
本発明のポリアミド2軸配向フイルムを得るには上記条
件を適宜組み合わせることができる。
(実施例) 以下実施例によって本発明をさらに具体的に説明する。
実施例1〜4.比較例1〜4 ヘキサメチレンアジパミド成分を7モル%共重縮合して
得たコポリテトラメチレンアジパミド(融点282°C
)をポリマー温度300°Cで溶融製膜し、5°Cのキ
ャスティングローラーにて急冷し70μ厚の未延伸フィ
ルムを得た。この未延伸フィルムを20°Cの水中にて
3時間放置した後(吸水率は約5%)、テンタ一方式の
同時2軸延伸処理を施し、さらに定長熱処理を行って中
400mmの延伸フィルムを得た(延伸速度は20m/
m1n)。この操作においてフィルムの長さ方向(MD
力方向に対して直角方向(TD力方向の延伸倍率および
′熱処理温度を種々組み合わせた。尚、 MD力方向延
伸倍率はすべて3.0倍である。
得られたフィルムについて微結晶サイズ、面配向度1強
度、伸度、 160 ’Cでの乾熱収縮率を測定した。
その結果を第1表に示すように、微結晶サイズおよび面
配向度において特定範囲の値を持つフィルムが良好な物
性値を示すことがわかる。
(発明の効果) 本発明のポリアミド2軸配向フイルムは良好な強伸度特
性や寸法安定性を持つフィルムであり。
特に工業用フィルムとして有用である。
特許出願人  ユニチカ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリテトラメチレンアジパミドまたはこれを主成
    分とするポリアミドからなり、X線回折法によって測定
    される微結晶サイズおよび面配向度がそれぞれ30〜6
    0Åおよび85%以上であることを特徴とするポリアミ
    ド2軸配向フィルム。
JP17314988A 1988-07-11 1988-07-11 ポリアミド2軸配向フィルム Pending JPH0222032A (ja)

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