JPS58156330A - 非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法 - Google Patents
非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法Info
- Publication number
- JPS58156330A JPS58156330A JP57037294A JP3729482A JPS58156330A JP S58156330 A JPS58156330 A JP S58156330A JP 57037294 A JP57037294 A JP 57037294A JP 3729482 A JP3729482 A JP 3729482A JP S58156330 A JPS58156330 A JP S58156330A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous solution
- solution
- nonionic surfactant
- insoluble substance
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は非水溶性物質の可溶化水溶液の製造に関する。
さらに詳しくは、有機溶媒を用いることなく少量の非イ
オン界面活性剤を使用し、当該界面活性剤の争点以上の
温度の水溶液中で強く攪拌しながら非水溶性物質を可溶
化する方法に関する。
オン界面活性剤を使用し、当該界面活性剤の争点以上の
温度の水溶液中で強く攪拌しながら非水溶性物質を可溶
化する方法に関する。
従来、非水溶性物質を溶解するには主に有機溶媒、また
はそれと水あるいは界面活性剤水溶液との混合物を使用
して来た。しかしながら有機溶媒の使用は保存中あるい
は使用時に有機溶媒が揮発して標準液としての使用に支
障をきたすことが多かった。この対策としてアンプルな
どに入れ保存中の揮発を防ぐことはできるが、を扱が非
常に不便となる。また有機溶媒は酵素などの蛋白質を変
質させる場合があるので、そのような酵素の測定のため
の基質の標準液として使用することはできない。
はそれと水あるいは界面活性剤水溶液との混合物を使用
して来た。しかしながら有機溶媒の使用は保存中あるい
は使用時に有機溶媒が揮発して標準液としての使用に支
障をきたすことが多かった。この対策としてアンプルな
どに入れ保存中の揮発を防ぐことはできるが、を扱が非
常に不便となる。また有機溶媒は酵素などの蛋白質を変
質させる場合があるので、そのような酵素の測定のため
の基質の標準液として使用することはできない。
本発明者らは以上のような欠点のある有機溶媒を全く使
用せず、透明で安定な標準液を得るため、非水溶性物質
の可溶化について種々研究した結果非イオン界面活性剤
の水溶液は争点以上の温度の濁った状態で強く攪拌すれ
ば非水溶性物質の可溶化を可能にし、この状態で一度可
溶化した当該物質の水溶液は冷却後も変化せず安定であ
ることを発見し本発明を完成した。
用せず、透明で安定な標準液を得るため、非水溶性物質
の可溶化について種々研究した結果非イオン界面活性剤
の水溶液は争点以上の温度の濁った状態で強く攪拌すれ
ば非水溶性物質の可溶化を可能にし、この状態で一度可
溶化した当該物質の水溶液は冷却後も変化せず安定であ
ることを発見し本発明を完成した。
本発明は非水溶性物質を非イオン界面活性剤を含む水溶
液に加え、攪拌しながら加熱し、一度非イオン界面活性
剤の争点より高い温度に上げ、さらに攪拌を続けながら
争点以下に冷却することを特徴とする、非水溶性物質の
透明な可溶化水溶液の製造方法に関する。
液に加え、攪拌しながら加熱し、一度非イオン界面活性
剤の争点より高い温度に上げ、さらに攪拌を続けながら
争点以下に冷却することを特徴とする、非水溶性物質の
透明な可溶化水溶液の製造方法に関する。
本発明によるとまず、非水溶性物質を非イオン界面活性
剤を含む水溶液に加え攪拌しながら加熱1.1.一度非
イオン界面活性剤のφ点以上の温度に上げる。濁りを生
ずるがかまわず攪拌を続け、当該物質の可溶化を可能に
する。次いで攪拌を続けながら温度を争点以下に下げる
と、界面活性剤による濁りは消失し透明な水溶液が得ら
れる、非水溶性物質を溶解するためのこのような発想は
、従来なかったことで新規な方法である。
剤を含む水溶液に加え攪拌しながら加熱1.1.一度非
イオン界面活性剤のφ点以上の温度に上げる。濁りを生
ずるがかまわず攪拌を続け、当該物質の可溶化を可能に
する。次いで攪拌を続けながら温度を争点以下に下げる
と、界面活性剤による濁りは消失し透明な水溶液が得ら
れる、非水溶性物質を溶解するためのこのような発想は
、従来なかったことで新規な方法である。
本発明により得られる水溶液は極めて安定で水あるいは
緩価液で希釈し一度な下げたり、または、Hを変化させ
ても濁りを生じない。
緩価液で希釈し一度な下げたり、または、Hを変化させ
ても濁りを生じない。
本発明に使用される非イオン界面活性剤としては神々の
ポリオキシエチレン誘導体があるが一般にHLBが10
.7以上でかつ争点が100℃以下で使用時の温度以上
であることを要する。例えばポリテチレンアルキルエー
テル系、ホリエチレンアリールエーテル系のものが好適
であり、具体的にはポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンiARフルコールエーテ
ルなどが挙げられる。
ポリオキシエチレン誘導体があるが一般にHLBが10
.7以上でかつ争点が100℃以下で使用時の温度以上
であることを要する。例えばポリテチレンアルキルエー
テル系、ホリエチレンアリールエーテル系のものが好適
であり、具体的にはポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンオクチル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンiARフルコールエーテ
ルなどが挙げられる。
本発明に適用できる非水溶性物質の大部分は脂質であり
、たとえばトリー、ジー、モノ−グリセライド、コレス
テロールエステルあるいはリン脂質がある。また遊離の
コレステロールについてはレシチン可溶化水溶液を用い
ることによ抄本発明を適用できる。特にトリオレイン、
コレステロールエステルまたはコレステロールの安定な
標準液の製造には本発明の有用性が極めて高い。
、たとえばトリー、ジー、モノ−グリセライド、コレス
テロールエステルあるいはリン脂質がある。また遊離の
コレステロールについてはレシチン可溶化水溶液を用い
ることによ抄本発明を適用できる。特にトリオレイン、
コレステロールエステルまたはコレステロールの安定な
標準液の製造には本発明の有用性が極めて高い。
また本発明によれば脂質の混合物の調製が容易 1・
であり、脂質の汎用標準液として利用できる。
であり、脂質の汎用標準液として利用できる。
このほか本発明による非水溶性物質の安定な水溶液は酵
素活性測定用基質としても有用である。
素活性測定用基質としても有用である。
例えばリパーゼの活性測定には従来のトリオレインを乳
化剤を用いて乳化した液を用い、その濁りの減少を測定
していたが、本発明のトリオレイン透明水溶液を用いれ
ば光度計による測定が可能となり、正確な測定ができる
と共に操作も簡単容易になる利点がある。次に実施例に
より本発明をさらに詳しく説明する。
化剤を用いて乳化した液を用い、その濁りの減少を測定
していたが、本発明のトリオレイン透明水溶液を用いれ
ば光度計による測定が可能となり、正確な測定ができる
と共に操作も簡単容易になる利点がある。次に実施例に
より本発明をさらに詳しく説明する。
実施例1
非イオン界面活性剤として、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル〔エマルゲン420(花王アトラス株式会社
の商品名)10?を水で加温溶解し2.100dの10
チ水溶液を調製する。この溶液に、トリオレイン2デを
添加すると、トリオレインは全くまじりあわずに水溶液
にうかぶ。この溶液を攪拌しながら加熱するとしだいに
まじ妙あい小さな粒子状となって水溶液中に分散し7、
濁りとなる。この濁ゆは、非イオン界面活性剤水溶液に
特有な争点、この場合は約90℃で最大となつた後、な
お加熱しつづけると、二相に分離するが、かまわず攪拌
を続け、95℃以上に達したら加熱をやめて攪拌しなが
ら冷却すると、約90 ’Cで透明な水溶液となる。争
点以下ではトリオレインは全く溶解しないが上記の方法
によれば5000〜ldt迄溶解させることができる。
ルエーテル〔エマルゲン420(花王アトラス株式会社
の商品名)10?を水で加温溶解し2.100dの10
チ水溶液を調製する。この溶液に、トリオレイン2デを
添加すると、トリオレインは全くまじりあわずに水溶液
にうかぶ。この溶液を攪拌しながら加熱するとしだいに
まじ妙あい小さな粒子状となって水溶液中に分散し7、
濁りとなる。この濁ゆは、非イオン界面活性剤水溶液に
特有な争点、この場合は約90℃で最大となつた後、な
お加熱しつづけると、二相に分離するが、かまわず攪拌
を続け、95℃以上に達したら加熱をやめて攪拌しなが
ら冷却すると、約90 ’Cで透明な水溶液となる。争
点以下ではトリオレインは全く溶解しないが上記の方法
によれば5000〜ldt迄溶解させることができる。
試験例1
実施例1で調製した溶液を水あるいは、緩衝液で10倍
に希釈し、トリオレイン200 wg/ dtを可溶化
した1チエマルゲ/水溶液を得ろうこの溶液を異なる温
度4℃、25℃、37℃に放置したが表IK示したよう
に、1年たっても濁りを生ぜず、水溶液として非常に安
定であることがわかった。
に希釈し、トリオレイン200 wg/ dtを可溶化
した1チエマルゲ/水溶液を得ろうこの溶液を異なる温
度4℃、25℃、37℃に放置したが表IK示したよう
に、1年たっても濁りを生ぜず、水溶液として非常に安
定であることがわかった。
表 1
試験例2
試験例1の表1の(4)、ペス緩衝液で希釈した1チエ
マルゲン420トリオレイン水溶液について下記の試薬
を用いて、トリオレインの測定を1年1、試薬 (1)グリセロールキナーゼ 13U/lL−
グリセロール−3−リン酸酸化酵素1300 U/l ペルオキシダーゼ 3 x 10 @U/lア
デノシントリフオスフェート 0.4 m rnol/l メチル−p−オキシ安息香酸 1.0 m mol/を 塩化マグネシウム 2mmoI/Lト リ ト
ン X−1001≦171を含む100 m mo
1/z )リスー塩酸緩幣液(pH7,0) (2)リパーゼ 6X10’ U/14
−アミノアンチピリン 0.8 m mol/7N−
エチル−N−スルホフロビル−m−トルイジン
1.0 m mol/l) リ )yX
−1001f/l を含む100 m mol/l)リス−塩酸緩衝液(p
H7,0) 2、測定法 トリオレイン水溶液200 IQ/ dt を20μを
採り、試薬(1) 1.5 illを加え37℃、5分
間放置後、試薬(211,5mを加えさらに37℃、1
0分間放置後波長550 nmで吸光度を測定する。な
お、標準液としては、グリセロール水溶液(トリオレイ
ン換算300■/dt)を用い換算した。
マルゲン420トリオレイン水溶液について下記の試薬
を用いて、トリオレインの測定を1年1、試薬 (1)グリセロールキナーゼ 13U/lL−
グリセロール−3−リン酸酸化酵素1300 U/l ペルオキシダーゼ 3 x 10 @U/lア
デノシントリフオスフェート 0.4 m rnol/l メチル−p−オキシ安息香酸 1.0 m mol/を 塩化マグネシウム 2mmoI/Lト リ ト
ン X−1001≦171を含む100 m mo
1/z )リスー塩酸緩幣液(pH7,0) (2)リパーゼ 6X10’ U/14
−アミノアンチピリン 0.8 m mol/7N−
エチル−N−スルホフロビル−m−トルイジン
1.0 m mol/l) リ )yX
−1001f/l を含む100 m mol/l)リス−塩酸緩衝液(p
H7,0) 2、測定法 トリオレイン水溶液200 IQ/ dt を20μを
採り、試薬(1) 1.5 illを加え37℃、5分
間放置後、試薬(211,5mを加えさらに37℃、1
0分間放置後波長550 nmで吸光度を測定する。な
お、標準液としては、グリセロール水溶液(トリオレイ
ン換算300■/dt)を用い換算した。
この標準液を20μを採り、試薬(1) 1.5 ya
lおよび試薬+2) 1.5 i41を同時に加え混合
し、37℃10分間放置後波長550 nmで吸光度を
測定する。
lおよび試薬+2) 1.5 i41を同時に加え混合
し、37℃10分間放置後波長550 nmで吸光度を
測定する。
3、換算
x300(■/dt)
4、結果
第1図に示すように、トリオレインの測定値は1年以上
安定である。
安定である。
実施例2
コレステロールエステルの可溶化:
リノール酸コレステロール約3t%:、前述の101エ
マルゲン420に添加し、実施例1と同様に操作して可
溶化する。
マルゲン420に添加し、実施例1と同様に操作して可
溶化する。
実施例3
脂肪酸の可溶化:
パルミチン酸約0.2テな、10−エマルゲン420に
添加し、実施例1と同様に操作して可溶化するつ 実施例4 リン脂質の可溶化: レシチン約25’を、10%エマルゲン420に添加し
、実施例1と同様に操作して可溶化する。
添加し、実施例1と同様に操作して可溶化するつ 実施例4 リン脂質の可溶化: レシチン約25’を、10%エマルゲン420に添加し
、実施例1と同様に操作して可溶化する。
試験例3
実施例2〜4で調製した溶液111〜(3)をそれぞれ
ペス緩衝液で10倍に希釈して、1−エマルダン420
水溶液を得る。これらの溶液を異なるam4℃、25℃
、37℃に放置したがいずれも表2に示したように、1
年たっても濁りを生ぜず、水溶液として非常忙安定な状
態であることがわかった。
ペス緩衝液で10倍に希釈して、1−エマルダン420
水溶液を得る。これらの溶液を異なるam4℃、25℃
、37℃に放置したがいずれも表2に示したように、1
年たっても濁りを生ぜず、水溶液として非常忙安定な状
態であることがわかった。
表 2
試験例4
試験例3の表1及び表2の溶液についてそれぞれ下記の
試薬を用いて、コレステロールエステル及び脂肪酸の測
定を、1年にわたって行い、安定性を検討した。
試薬を用いて、コレステロールエステル及び脂肪酸の測
定を、1年にわたって行い、安定性を検討した。
1、試薬
(11コレステロールエステル測定用
コレステロールエステラーゼ3000U/lコール酸ナ
トリウム 3 m mnl/lリン酸ナトリウ
ム 100 m mr> 1./Lリン酸2ナ
トリウム 100 m mol/lパーオキシダ
ーゼ 2xlO” U/lジエチルアニリン
0.2 m rnnl/14−アミノアンチ
ピリン 1.Om mol/lト リ ト ン
X−1001SL/lを含む100 m mnj/l)
リス−塩酸緩衝液(pH7,0) (2)脂肪酸測定用 ■ アシル−CoA−シンセターゼ 5001J
//−アテノシントリフオスフエイ) 3.3 m
mol/1Co−A 0.
78 m mol/lを含む50 m mol/l)リ
ス−塩酸緩衝液(pH7,3) ■ N−エチルマレイミド 10 m mo
l/l(pH2,0) ■ アシル−CoA−オキシダーゼ 125U/
jパーオキシダーゼ 2.5X10”
U//4−アミノアンチピリン 0.3mmo
l/lE−エチル−N−スルホクロピル−m−トルイジ
ン0.75 m mol/l を含む20 m mol/lペス緩衝液(pH7,3)
2 測定法 tll コレステロールエステル測定:試験例3の表
2の(I)の溶液20μtを酵素試薬41に添加して、
よく混和し、37℃で20分間加温した後波長56 Q
nmで吸光度を測定し、標準液を用いてコレステロー
ルエステルの量を算出する。
トリウム 3 m mnl/lリン酸ナトリウ
ム 100 m mr> 1./Lリン酸2ナ
トリウム 100 m mol/lパーオキシダ
ーゼ 2xlO” U/lジエチルアニリン
0.2 m rnnl/14−アミノアンチ
ピリン 1.Om mol/lト リ ト ン
X−1001SL/lを含む100 m mnj/l)
リス−塩酸緩衝液(pH7,0) (2)脂肪酸測定用 ■ アシル−CoA−シンセターゼ 5001J
//−アテノシントリフオスフエイ) 3.3 m
mol/1Co−A 0.
78 m mol/lを含む50 m mol/l)リ
ス−塩酸緩衝液(pH7,3) ■ N−エチルマレイミド 10 m mo
l/l(pH2,0) ■ アシル−CoA−オキシダーゼ 125U/
jパーオキシダーゼ 2.5X10”
U//4−アミノアンチピリン 0.3mmo
l/lE−エチル−N−スルホクロピル−m−トルイジ
ン0.75 m mol/l を含む20 m mol/lペス緩衝液(pH7,3)
2 測定法 tll コレステロールエステル測定:試験例3の表
2の(I)の溶液20μtを酵素試薬41に添加して、
よく混和し、37℃で20分間加温した後波長56 Q
nmで吸光度を測定し、標準液を用いてコレステロー
ルエステルの量を算出する。
(2) VrfI肪酸測定:
試験例3の表2の(2)の溶液50μtを酵素試薬■0
.5 mlに添加し7て、よく混和し、37℃で15分
間加温した後、反応停止液■0.5dを添加しよく混和
し37℃で2分間加温する。これに酵素試薬■を’1m
l添加して、よく混和し、37℃で10分間加温後60
分以内に試薬ブランクを対照に波長550 nmにおけ
る吸光度を測定し7、枦準液を用いて脂肪酸の量を算出
する。
.5 mlに添加し7て、よく混和し、37℃で15分
間加温した後、反応停止液■0.5dを添加しよく混和
し37℃で2分間加温する。これに酵素試薬■を’1m
l添加して、よく混和し、37℃で10分間加温後60
分以内に試薬ブランクを対照に波長550 nmにおけ
る吸光度を測定し7、枦準液を用いて脂肪酸の量を算出
する。
3、結果
第2図及び第3図に示すように、4℃保存でコレステロ
ールエステル値、脂肪酸値は1年以上安定である。
ールエステル値、脂肪酸値は1年以上安定である。
実施例5
ここでは脂質の混合物を調製する例を示す。
実施例1〜4で調製した各種溶液を一定量とり、水ある
いは緩衝液で希釈する。すなわち(1)トリオレイン約
2zを含む10チエマルゲン420溶液100WLl (2) リノール酸コレステロール約31を含む10
チエマルゲン420溶液10〇− (3)パルミチン酸約0.2zを含む10−エマルダン
420溶液100d (4) レシチン約2?を含む10%エマルゲン42
0溶液10〇− (1)〜(4)までそれぞれ10−をとり、ペス緩衝液
を追加してt o oyとする。
いは緩衝液で希釈する。すなわち(1)トリオレイン約
2zを含む10チエマルゲン420溶液100WLl (2) リノール酸コレステロール約31を含む10
チエマルゲン420溶液10〇− (3)パルミチン酸約0.2zを含む10−エマルダン
420溶液100d (4) レシチン約2?を含む10%エマルゲン42
0溶液10〇− (1)〜(4)までそれぞれ10−をとり、ペス緩衝液
を追加してt o oyとする。
試験例5
実施例5で調製した溶液を異なる温度4℃。
25℃、37℃に放置したが表3に示したようK、1年
たっても濁りを生ぜず水溶液として非常釦安定な状態で
あることがわかった。
たっても濁りを生ぜず水溶液として非常釦安定な状態で
あることがわかった。
表 3
実施例6
コレステロールそのものは、非イオン界面活性剤のみの
水溶液には可溶化しにくいので以下のように、レシチン
を可溶化した非イオン界面活性剤水溶液を用いて可溶化
することができたつマス、レシチン約1zを10%エマ
ルゲン7071001Llに添加し、本発明方法によっ
て可溶化する。この溶液に、コレステロールを約11添
加し、ふたたび本発明方法によって可溶化する。
水溶液には可溶化しにくいので以下のように、レシチン
を可溶化した非イオン界面活性剤水溶液を用いて可溶化
することができたつマス、レシチン約1zを10%エマ
ルゲン7071001Llに添加し、本発明方法によっ
て可溶化する。この溶液に、コレステロールを約11添
加し、ふたたび本発明方法によって可溶化する。
試験例6
本発明に適用する非イオン界面活性剤の種類(HL81
0.7以上で争点100@以下)について検討したとこ
ろ、下記の表4の非イオン界面活性剤は10チの100
1中にトリオレインを約0.3P以上可溶化した。
0.7以上で争点100@以下)について検討したとこ
ろ、下記の表4の非イオン界面活性剤は10チの100
1中にトリオレインを約0.3P以上可溶化した。
表 4
以上述べた通り本発明方法は簡単な方法によって従来困
難であった非水溶性物質の可溶化を可能にし、しかも得
られる可溶化水溶液は極めて安定であり標準物質あるい
は基質溶液として有用性が高い。
難であった非水溶性物質の可溶化を可能にし、しかも得
られる可溶化水溶液は極めて安定であり標準物質あるい
は基質溶液として有用性が高い。
第1図は本発明の可溶化方法によるトリオレイン水溶液
の安定性を、第2図及び第3図は本発明の可溶化方法に
よるコレステロールエステル水溶液及び脂肪酸水溶液の
それぞれの安定性を示すグラフである。 −1ε
の安定性を、第2図及び第3図は本発明の可溶化方法に
よるコレステロールエステル水溶液及び脂肪酸水溶液の
それぞれの安定性を示すグラフである。 −1ε
Claims (3)
- (1)非水溶性物質を非イオン界面活性剤を含む水溶液
に加え、攪拌しながら加熱し、−産卵イオン界面活性剤
の争点よ^高い温度に上げ、さらに攪拌を続けながら争
点以下に冷却することを特徴とする、非水溶性物質の透
明な可溶化水溶液の製造方法。 - (2)非水溶性物質が脂質である、特許請求の範囲第1
項に記載の製造方法。 - (3)非イオン界面活性剤がポリオキシエチレン誘導体
である、特許請求の範囲第1項に記載の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57037294A JPS5939168B2 (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57037294A JPS5939168B2 (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58156330A true JPS58156330A (ja) | 1983-09-17 |
JPS5939168B2 JPS5939168B2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=12493681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57037294A Expired JPS5939168B2 (ja) | 1982-03-11 | 1982-03-11 | 非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5939168B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61245835A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-11-01 | Mitsui Saianamitsudo Kk | 油中水型エマルジヨンの改良された溶解方法 |
JPH02243617A (ja) * | 1988-04-15 | 1990-09-27 | Iatron Lab Inc | 非水溶性物質の透明な水溶液が得られる凍結乾燥品の製造方法 |
EP1153595A3 (en) * | 2000-05-11 | 2003-02-19 | Takasago International Corporation | Clear aqueous ceramide composition |
US10494659B2 (en) | 2014-08-12 | 2019-12-03 | Shino-Test Corporation | Process for producing substrate solution for measuring lipase activity, and method for simplifying production |
US10633687B2 (en) | 2015-06-19 | 2020-04-28 | Shino-Test Corporation | Substrate solution for measuring lipase activity, and method and reagent for measuring lipase activity in sample |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6313654U (ja) * | 1986-07-14 | 1988-01-29 | ||
JPH01127274A (ja) * | 1987-11-11 | 1989-05-19 | Kyoei Denko Kk | 磁性研磨体及び表面加工方法 |
-
1982
- 1982-03-11 JP JP57037294A patent/JPS5939168B2/ja not_active Expired
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61245835A (ja) * | 1985-03-22 | 1986-11-01 | Mitsui Saianamitsudo Kk | 油中水型エマルジヨンの改良された溶解方法 |
JPH02243617A (ja) * | 1988-04-15 | 1990-09-27 | Iatron Lab Inc | 非水溶性物質の透明な水溶液が得られる凍結乾燥品の製造方法 |
US5082769A (en) * | 1988-04-15 | 1992-01-21 | Iatron Laboratories, Inc. | Aqueous solution of triglyceride substrate for determination of lipase |
EP1153595A3 (en) * | 2000-05-11 | 2003-02-19 | Takasago International Corporation | Clear aqueous ceramide composition |
US8313755B2 (en) | 2000-05-11 | 2012-11-20 | Takasago International Corporation | Clear aqueous ceramide composition |
US10494659B2 (en) | 2014-08-12 | 2019-12-03 | Shino-Test Corporation | Process for producing substrate solution for measuring lipase activity, and method for simplifying production |
US10633687B2 (en) | 2015-06-19 | 2020-04-28 | Shino-Test Corporation | Substrate solution for measuring lipase activity, and method and reagent for measuring lipase activity in sample |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5939168B2 (ja) | 1984-09-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Peled et al. | A new assay of microbial lipases with emulsified trioleoyl glycerol | |
JPS62182651A (ja) | 混濁除去剤 | |
JPS58156330A (ja) | 非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法 | |
CN105124603A (zh) | 一种植物甾醇-蛋白质复合物及制备与应用 | |
JPS5850719B2 (ja) | トリグリセライドの定量方法 | |
US4289649A (en) | Aqueous lipid standard solution | |
US5082769A (en) | Aqueous solution of triglyceride substrate for determination of lipase | |
CN105067541B (zh) | 一种硫代氧化型辅酶ⅰ试剂及其应用 | |
EP3181689B1 (en) | Process for producing substrate solution for measuring lipase activity, and method for simplifying production | |
JP6947409B2 (ja) | リパーゼ活性の測定方法及び測定試薬並びにリパーゼ活性測定用基質溶液 | |
JPS6127709B2 (ja) | ||
JP4810825B2 (ja) | リパーゼ活性測定方法および測定試薬 | |
JPH0367600A (ja) | リパーゼ定量用単一試薬系およびその製造方法 | |
Salvayre et al. | Fluorometric assay for pancreatic lipase. | |
GB2084726A (en) | Reagent for reducing turbidity in a biological fluid | |
GB2065881A (en) | Lipase determination method and reagent | |
JPH09215500A (ja) | リパーゼ分析用基質溶液及びリパーゼ分析用試薬溶液キット | |
JP6816885B2 (ja) | リパーゼ活性測定用基質溶液並びに試料中のリパーゼ活性の測定方法及び測定試薬 | |
JP3073076B2 (ja) | リパーゼ活性測定用組成物及びその組成物を用いるリパーゼ活性測定方法 | |
JPS6391136A (ja) | 非水溶性物質の可溶化水溶液の製造方法 | |
OHKAWA | Histochemical Studies on the Cholesterol Esterase Activity | |
JPH03127731A (ja) | ビタミンeの可溶化方法およびビタミンe製剤 | |
JP2894710B2 (ja) | 膵リパーゼの活性測定法 | |
JPH04207193A (ja) | 酵素の製造方法 | |
Shambrock | The enzymic release of fatty acids in Vicia faba minor |