JPS58154753A - 非旋光性フイルム - Google Patents

非旋光性フイルム

Info

Publication number
JPS58154753A
JPS58154753A JP2194783A JP2194783A JPS58154753A JP S58154753 A JPS58154753 A JP S58154753A JP 2194783 A JP2194783 A JP 2194783A JP 2194783 A JP2194783 A JP 2194783A JP S58154753 A JPS58154753 A JP S58154753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
lower alkyl
polymer
optically inactive
inactive film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2194783A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6220224B2 (ja
Inventor
Chiyotsugu Hitomi
人見 千代次
Rinjiro Ichikawa
市川 林次郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyobo Co Ltd
Original Assignee
Toyobo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyobo Co Ltd filed Critical Toyobo Co Ltd
Priority to JP2194783A priority Critical patent/JPS58154753A/ja
Publication of JPS58154753A publication Critical patent/JPS58154753A/ja
Publication of JPS6220224B2 publication Critical patent/JPS6220224B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Crystal (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Photoreceptors In Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は透明性および非旋光性を示すフィルムに関する
ものであシ、詳細には耐熱性、ギング率及び可撓性の各
項目共良好な性能を示す非旋光性フィルムに関するもの
である。
従来よシ用いられているフィルムを素材面から総括して
みると、次の様な問題があった。
■ポリカーボネートフィルム颯 耐薬品性が劣る他、薄膜化が困離であシ、且つ脆いとい
う欠点がある。
■ホリエチレンテレ7タレートフイルム奮可撓性祉比較
的曳好であるが、透明性が著しく悪く、耐薬品性・耐熱
性が不充分である。
■ポリスチレンフィルムS 素材が脆く、可−性が極めて低い丸め、薄膜化が困離で
あシ、を九耐薬品性・耐熱性が不充分である。
■ポリメチルメタクリレートフィルム寡透明性は嵐いが
、素材自身脆い奄ので可撓性が悪い。又耐熱性も悪く、
■と同様の問題がある。
■セルUス系フィルム1 耐薬品性及び耐熱性が悪く、又薄膜として仕上げ九とき
に強度上の問題が生じる。また耐湿性が劣る。
本発明は、これら従来技衝の欠点を克服する為になされ
たものであって、非旋光性、耐熱性、可撓性及びヤング
率のいずれにおいても良好なフィルムを提供しようとす
ゐものである。
即ち本発明の非旋光性フィルムは、一般式(式中R1〜
R・は、それぞれ水素又は炭素数1〜3の低級アルキル
基、Rマは炭素数2〜4の低級アルキル基、mはO〜3
の整数、nは20〜3、OOの整数をそれぞれ意味する
) で示されるフェノキシエーテル型重合体における活性水
素部分が多官性化合物と架橋反応してフェノキシエーテ
ル型架橋重合体から形成される架橋化非旋光性フィルム
である。
上記一般式において、11 %R@で示される炭素数1
〜3の低級アルキル基としては、メチル、エチル、プロ
ピル、イソプロピル等の飽和低級アルキルが例示され、
R1で示される炭素数2〜4の低級アルキレン基、とし
ては、エチレン、プロピレン、トリメチレン、ブチレン
が示される。上記の如く示されるフェノキシエーテル型
重合体はそれ自身公知の重合体で、一般式 (式中Rl −11?及びmは前と同じ意味)で示され
るビスフェノールA又はその類縁化合物に、エピクロル
ヒドリンを場合させて得られる。
本発明においては上記のフェノキシエーテル型重合体の
活性水素部分、昂体的には水酸基の水素部分に多官性化
合物を架橋反応させた架橋重合体として利用する。こ0
様な多官性化合物としては、水酸基との反応活性が高い
基1例えばイソVアナ)Jl、カルlキシ基、カルボキ
シ基における反応性誘導基(例えばハライド、活性アン
ド、活性エステル、酸無水物基等)、メルカプト基等を
同−又は異なって2以上有する化合物などが挙げられ、
具体的にはトリレンジイソシアネート、m−フェニレン
ジイソシアネート%p−7二二しンジイソシアネー)、
4.4’−ジフェニルメタンジイソシアネート勢のポリ
イソシアネートおよびそれらの多価アルコール付加体裏
フェノールブロックト! トリレンジイソシアネート等のブロックトポリイソシア
ネート蟇アジピン酸、酒石酸、七パシン酸、7タル酸郷
の多価カルボン酸及びカルボキシ基における反応性誘導
体;チオグリコール酸等のメルカプト置換有機カルボン
酸を等の他、エピクロルヒドリン、≠オ硫酸ナトリウム
、メラζンーホルムアルデヒド、フェノール樹脂、尿素
−ホルムアルデヒド樹脂等を用いることもできる。本発
明では特にイソシアナト基を有する化合物が好オしい。
本発明において非旋光性とは、#フィルムを互いに直交
する一対の偏光フィルムの間に配置した場合において、
該フィルムを回転させても直交する偏光フィルムの明る
さ・色相のいずれもが変化値とは、フィルムの厚さdを
、該フィルムに対して垂直方向の2つの屈折率の差の絶
対値In、−ntlとの積で表わされる。
1=+l l n、 −n、  l 但しnlは任意方向の屈折率、n■はn、方向と直交す
る方向の屈折率 次に本発明非旋光性フィルムを得るため、上記の様な重
合体を成膜するに尚っては、公知方法或は今後開発され
る方法から任意の方法を採用すゐが、非旋光性、透明性
、表面均−性岬を満足させる為には、キャスティング法
が好適である。尚非旋光性については、実用土問題とな
らない1度であれば若干の旋光性を有することは不問と
々る。
そして上記架橋反応は1通常成膜中又は成膜後に行なう
ものであるから、キャスティング法に用いる溶媒は、フ
ェノキシエーテル型重合体や架橋剤を十分に溶解し得る
ものであることが望ましい。
この様な条件を満足する@シ溶媒の種類や調整濃度につ
いての制限は一切存在しないが、代表的なものを例示す
ると、1.4−ジオキサン、ジメチルホルムアンス、メ
チルエチルケトン、テトラヒドロフラン、エチルカルピ
トール、ブチルカルピトール、ブチルカルピトールアセ
テート、プチルセ算ソルプ、ジメチルスルホ中シト、メ
シチルオキシド、トルエン、ブタノール郷が挙げられる
。又重合体等の濃度は1〜80重量優が好ましい。なお
上記重合体や架橋剤を上記溶媒に溶解するに当って、加
温〜加熱の条件は架橋剤の失活を招かない程度に制御す
べきである。
こうして成膜されるフィルムの厚さは、該フィルムを適
用する物によって異なるが4μ〜2III+の範囲が良
い。即ち4部未満では成膜後の作業性、加工性及び膜強
度の点で難があシ、他方2sm超では、成膜時の残留歪
が大きくなシ表面均−性という点で問題を生じる。
架橋反応は上述の如く成膜中又は成膜後行なうが、好ま
しいのは溶媒の大部分が蒸発除去された後の時期であシ
、通常社成膜時に採用する乾燥条件によって進行する。
もし乾燥条件程度で杜十分な架橋反応が進行しないとい
うのであれば、必要に応じ架橋剤の特性に応じた熱処理
を行なうことが推奨される。例えば架橋剤としてフェノ
ールとトリレンジイソシアネートとの反応生成物を用い
る場合は、少なくとも140℃×5秒以上の熱処理を付
加することが必要である。
こうして得られたフィルムは、適度な可憐性と腰の強さ
く高ヤング率)を併せ有するものであるから、加工性や
作業性を損うことなく薄膜化できるという利点がある。
従って長尺フィルムとして製造することも可能となシ、
生食性や作蒙性の向上が期待される。又透明性及び耐熱
性においても問題がなく、広い適応性を有する。たとえ
ば上記フィルムの片■又拡両面に透明導電層を付与して
透明導電膜を形成したものは、薄膜・フレキシブルとい
う特性があり、特に大盤の液晶表示セルに適するので、
時計、電卓から電訳機、電子タイプライタ−、パソコン
、自動車のダツシュボード、携帯用テレビ等の液晶表示
に利用できる。又液晶表示以外の用途としては、光導電
性感光体用電極、面発熱体等が例示できる。又光線透過
率・耐熱性・表面硬度等にすぐれるので建鍋物の窓貼シ
から各種ディスプレイのフィルターや化粧板として利用
できる。
次に本発明の実施例を示すが、実施例中の栂は「重量部
」を意味する。
なおR値番働豐は偏光顕微鏡を備えたセナルモは島津製
作所社製5p@Otr 6ph otomet@r  
(MP!−5000)を用い400mμから700mμ
を測定した。
実施例1 ジオキサン(100部)にフェノキシ樹脂(二ニオ74
カーバイド社製11ak@lit@ph@n03m71
egin+ 15部)、フェノールとトリレンジイソシ
アネートとの反応生成物(9,0部)を加え、室温で攪
拌し溶解した。この溶液をガラス板上に流延し、80℃
の雰囲気中に3時間静置し、厚さ約100μの均一で透
明なフィルムを得九。このフィルムを90℃の熱風下に
30分間放置した後、更に無緊張下160℃の雰囲気で
15分間熱処履し、透明(可視光線透過率193チ)な
フィルムを得た。このフィルムを巾10W、長さ36■
に切シ出し、両端を押し曲げると折れることなく互いに
接触した。パイプロンで測定したこのフィルムの室温(
25℃)及び120℃での剛性率(E′)は、それぞれ
3.12X10”6yn*/d、1.07X10” d
yne/aI?であツ7t。またこのフィルムは、ジオ
キサ/に不溶であつ九。このフィルムを互いに直交する
一対の偏光フィルムの間に配置しこれを回転しても、直
交すゐ偏光フィルムの明るさ・色相のいずれも変化せず
、麓値は5mμであシ、非旋光性であることが確認され
た。
実施例2 メチルエチルケトン(50m1)とセルソルブアセテー
ト(50部)との混合溶液にフェノキシ樹脂(ユニオン
・カーバイド!皺、l慕に・llt・Pb@mexy 
l@l1ll:40s)、2gネー)L(ウレIシ工−
社勇2m111#7@11,1)l酸エチμ層IEll
illl)會加え童a′c麿拌し潜解し穴、この層液t
−tテス板上Wc流延しマ・℃O寥−気で冨時間静置し
jlli!魯・μの絢−な透明フイ#At得π。
このフイ*フvsin*下166”Cテ20分@熱処聰
し可視光線造過畢!111180フイμムta1e。
このフィルムの電属(!i℃)及び110℃での1・ 剛性率(冨/)はそれぞれ885xlOdyse/cm
 aL@ 4X 1 (1” 4ysn/s”  f1
0魁11次コOyイルムはメチルエチルケFン、セ〜ソ
ルプアセテ−)、11111!エチル、Vターへキャノ
ンなどa有機fIII剤に不要でToう尺。
RIIは薯5g1pで非旋光性が確認もれた。
実施例$ yippy申uムypyデにド(10@II)Kフェノ
等V樹脂(二ニオンーカーバイド社ll、B1皺・li
t・Pk@moxy liasim : l 8@)、
コリネ−)L(日本−Vウレタン工業社製8固形分70
%を10部)を加え、室温で攪拌し溶解した。この溶液
をガラス板上に流電し、75℃の雰囲気中に4時間静置
し、厚さ約100μの均一で透明なフィルムを得た。
このフィルムを実施例1と同様に評価した結果、k値は
15mμで非旋光性が確認され丸。このフィルムを巾1
0m5長さ30■に切シ出し、IK施何例1同様に押し
曲げ九が折れなかった。更に巾5 m m長さ20sm
K@ル出したものKついても同様のテストを行なったが
折れなかった。またこのフィルムの剛性率(冨′ )は
、室温では2.01X10”dyn@Zノ、120℃で
は4.74X10”dyne/;−であった。
実施例4 実施例1において用いたフェノールとトリレンジイソシ
アネートとの反応生成物0代1へメラインーホルムアル
デヒド樹脂(アメリカン・シアナミド社製、(yneユ
■245タイプs 10部)を加え、同様に成膜し、厚
さ約Tollの均一で透明なフィルムを得喪。このフィ
ルムを実施例1と同一条件で熱処理し透明(透過率+g
1%)で均一なフィルムを得た。このフィルムを実施例
1と同様な寸法に切り出し、可鋳性を評価したが折れず
、良好であることがわかり九。また仁のフィルムはホル
ムアルデヒド−Vり四ヘキサノン、トルエンなどの有機
溶剤に不溶であり九。更にこのフィルムを実施例1と同
様の方法で評価した結果、R値は8msで非旋光性であ
ることが確認された。
このフィルムの剛性率(K’)は、室温では3.59X
 10’ ” dyn@/a/、120℃では9.56
X10・dyne、/;ジであった。
比較例1 溶剤流両法で得た厚さ約100μのポリメチルメタクリ
レートフィルムを、実施例1と同様に巾10we長さ3
0s+に切シ出し、両端を押し曲げると比較的たやすく
折れて中央部が白化した。
比較例2 実施例1及び4において熱処理を一方向に緊張下で行な
ったフィルムは、透明性、機械的特性、耐薬品性は良好
であるが旋光性を示した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式 (式中R1〜!・は、それ(れ水素又は炭素数1〜3の
    低級アルキル基、R1は炭素数2〜4の低級アルキル基
    、mはO〜3の整数、nは20〜300の整数をそれぞ
    れ意味する) で示されるフェノ中ジエーテル渥重合体における活性水
    素部分が多官性化合物と架橋反応してなるフェノキシエ
    ーテル型架橋重合体から形成されることを特徴とする非
    旋光性フィルム。
JP2194783A 1983-02-12 1983-02-12 非旋光性フイルム Granted JPS58154753A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2194783A JPS58154753A (ja) 1983-02-12 1983-02-12 非旋光性フイルム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2194783A JPS58154753A (ja) 1983-02-12 1983-02-12 非旋光性フイルム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3510980A Division JPS56130010A (en) 1980-03-18 1980-03-18 Transparent conductive film

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58154753A true JPS58154753A (ja) 1983-09-14
JPS6220224B2 JPS6220224B2 (ja) 1987-05-06

Family

ID=12069250

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2194783A Granted JPS58154753A (ja) 1983-02-12 1983-02-12 非旋光性フイルム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58154753A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6220224B2 (ja) 1987-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN100412161C (zh) 液晶取向剂及液晶显示元件
US5744203A (en) Alignment layer for liquid crystals
JPS61213147A (ja) 芳香族ポリエステル系積層体及び液晶表示部品
US8059331B2 (en) Light control film and light control glass
JPH02120831A (ja) 非線形光学活性なポリウレタン、これを含む材料、これを含む光学装置並びにこれらの化合物及び材料の製造法
US4629637A (en) Coated optically isotropic or monoaxially film of plastic
US4419399A (en) Transparent conductive film
JPS62220531A (ja) 被覆用組成物
JP2968531B2 (ja) 複屈折性を有する透明フィルム及びその製造方法
JPS58154753A (ja) 非旋光性フイルム
US5135678A (en) Liquid crystal device
JPS6127841B2 (ja)
JPH03246515A (ja) 液晶表示素子
JPS6032653B2 (ja) セルロ−スアセテ−トブチレ−ト又はセルロ−スプロピオネ−ト基材の防曇処理方法
JPH09234817A (ja) 積層フィルム
JPH0644826A (ja) 透明導電性フィルム
JPH09262925A (ja) タッチパネル用透明導電積層体及びその製造方法
JPS59211006A (ja) 非旋光性フイルムの製造方法
JPH039323A (ja) 液晶表示パネル用電極基板
JPH0417210A (ja) 透明導電膜
JPH053686B2 (ja)
JPH08267689A (ja) 透明積層フィルム
JPS633293B2 (ja)
JPS6023780B2 (ja) アセテートプラスチツク基材の防曇処理方法
JPH05295140A (ja) ハードコートプラスチック及びその製造方法