JPS58154725A - ポリエステルアミド - Google Patents
ポリエステルアミドInfo
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- JPS58154725A JPS58154725A JP2952683A JP2952683A JPS58154725A JP S58154725 A JPS58154725 A JP S58154725A JP 2952683 A JP2952683 A JP 2952683A JP 2952683 A JP2952683 A JP 2952683A JP S58154725 A JPS58154725 A JP S58154725A
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- Japan
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- polyester
- acid
- amide
- polymerization
- parts
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は新規なlリエステ〃アミド共重合体tこ関する
ものである。
ものである。
ポリエチレンテレフタV−)に代表されるポリエステル
は優れた機械的性質、特Qこ高い剛性と強度をもち、ま
た耐光性や水分の影響を受けtこくいという特徴を有す
るため繊維、フィルムおよび成形品などの分野に広く用
いられている。一方ポリカブロックタムやポリヘキサメ
チレンアジパミドに代表されるポリアミドは優れた機械
強度もさることながら、耐摩耗性、染色性および耐薬品
性などの優れた性能を有しており、ポリエステμと鏝用
い方の異なる繊維、フィルムおよび成形品などの分野に
広汎に使用されている。
は優れた機械的性質、特Qこ高い剛性と強度をもち、ま
た耐光性や水分の影響を受けtこくいという特徴を有す
るため繊維、フィルムおよび成形品などの分野に広く用
いられている。一方ポリカブロックタムやポリヘキサメ
チレンアジパミドに代表されるポリアミドは優れた機械
強度もさることながら、耐摩耗性、染色性および耐薬品
性などの優れた性能を有しており、ポリエステμと鏝用
い方の異なる繊維、フィルムおよび成形品などの分野に
広汎に使用されている。
ポリエステルとポリアミドは上記した如く各々優れた性
能を有しているが、勿論欠点も併せ持っており、そめ欠
点を改良するために両者を組み合わせようとする試みは
古くから行なわれてきた。
能を有しているが、勿論欠点も併せ持っており、そめ欠
点を改良するために両者を組み合わせようとする試みは
古くから行なわれてきた。
例えばポリエステA/eC染色性や耐摩耗性を付与する
ためにポリアミド成分を組み合わせたり、逆にポリアミ
ドの吸湿性む起因する物性変化や剛性の低さなどを改良
するためにポリエステtve、分を組み合わせようとす
るものである。しかしながらこれまでのところ分子中に
エステμ結合とアミド結合を有するポリエステルアミド
が実用化された例はほとんどな(、わずか口耐熱性樹脂
の分野において、アミド基含有シカμポン酸とジオ−μ
からポリエステルアミドを製造する方法が知られている
が、この方法は極めて特殊で高価な出発原料を用いる点
で汎用的ではなく、またプロセスおよびポリマの性能に
おいても特殊である。
ためにポリアミド成分を組み合わせたり、逆にポリアミ
ドの吸湿性む起因する物性変化や剛性の低さなどを改良
するためにポリエステtve、分を組み合わせようとす
るものである。しかしながらこれまでのところ分子中に
エステμ結合とアミド結合を有するポリエステルアミド
が実用化された例はほとんどな(、わずか口耐熱性樹脂
の分野において、アミド基含有シカμポン酸とジオ−μ
からポリエステルアミドを製造する方法が知られている
が、この方法は極めて特殊で高価な出発原料を用いる点
で汎用的ではなく、またプロセスおよびポリマの性能に
おいても特殊である。
ポリエステルアミドを製造する一般的な検討例としては
、まずポリエチレンプレフグレートなどのポリエステル
とポリカプロアミドなどのポリアミドとを溶融混合し、
部分エステル・アミド交換反応によりボリエヌテp・ポ
リアミドブロック共重合体を製造する方法が挙げられる
が、この方法はポリエステA/+ポリアミドの相溶性が
悪(、極(少量の異成分しか満足に導入できないことお
よび両者の混合物が容易に分解着色してしまうことなど
の欠点がある。
、まずポリエチレンプレフグレートなどのポリエステル
とポリカプロアミドなどのポリアミドとを溶融混合し、
部分エステル・アミド交換反応によりボリエヌテp・ポ
リアミドブロック共重合体を製造する方法が挙げられる
が、この方法はポリエステA/+ポリアミドの相溶性が
悪(、極(少量の異成分しか満足に導入できないことお
よび両者の混合物が容易に分解着色してしまうことなど
の欠点がある。
また重合段階から異成分を導入しようとする試みも行な
われたが、ポリアミド重合系にエステル形成性化合物が
存在する場合には、エステル成分の加水分解が起こり高
重合体が得られない。一方ボリエステ〜重合系にポリア
ミド形成性成分が存在する場合は、例えばC−カプロラ
クタムでは系外にラクタムが留出され、ヘキサメチレン
ジアミン−アジピン酸塩では混和せず反応性が低いとい
う問題があり、有用なポリエステルアミドを得ることは
できていない。
われたが、ポリアミド重合系にエステル形成性化合物が
存在する場合には、エステル成分の加水分解が起こり高
重合体が得られない。一方ボリエステ〜重合系にポリア
ミド形成性成分が存在する場合は、例えばC−カプロラ
クタムでは系外にラクタムが留出され、ヘキサメチレン
ジアミン−アジピン酸塩では混和せず反応性が低いとい
う問題があり、有用なポリエステルアミドを得ることは
できていない。
本発明者らは上記したポリエステルアミド製造上の問題
、すなわち貧相溶性、低い反応性、着色および単量体の
揮散などの問題がな(、従来予期しえなかったような性
能を有する高重合度の共重合ポリエステルアミドの取得
を目的として検討した結果、特定のポリアミド形成性成
分と特定のlリエステ〃形成性成分を組合わせた新規な
ポリエステルアミドtこより、上記の目的が達成できる
ことを見出した。
、すなわち貧相溶性、低い反応性、着色および単量体の
揮散などの問題がな(、従来予期しえなかったような性
能を有する高重合度の共重合ポリエステルアミドの取得
を目的として検討した結果、特定のポリアミド形成性成
分と特定のlリエステ〃形成性成分を組合わせた新規な
ポリエステルアミドtこより、上記の目的が達成できる
ことを見出した。
すなわち本発明は囚ブチレンテレブタレートおよび/も
しくはブチレンイソフタレート単位20新規ポリエステ
pアミドを提供するものである。
しくはブチレンイソフタレート単位20新規ポリエステ
pアミドを提供するものである。
本発明におけるポリニスデルアミドの一成分であるブチ
レンチンフタレートおよび/もしくはブチVンイソフタ
V−計単位(以下ポリエステル単位と呼ぶ)とは、テレ
フタル酸および/もしくはイソフタル酸と1,4−ブタ
ンジオ−〜とから縮合反応tこより製造したポリマ単位
であり、次の一般式(I)で示される。
レンチンフタレートおよび/もしくはブチVンイソフタ
V−計単位(以下ポリエステル単位と呼ぶ)とは、テレ
フタル酸および/もしくはイソフタル酸と1,4−ブタ
ンジオ−〜とから縮合反応tこより製造したポリマ単位
であり、次の一般式(I)で示される。
ここでn−1のときポリブチレンテレフタレート、m=
00ときポリブチVンインフタv−ト5m5Q、n(O
のときポリブチVニテVフタV−ト/ポリブチVンイソ
フタレート共重合体とナル。m:nの比は目的と用途に
応じ1゛自由に選択できるが、一般にポリエステμ単位
がポリブチレンテレフタレート単独である場合tこは高
結晶性、高融点、高強度のポリエステルアミドが得られ
る。ポリエステμ単位がポリブチレンイソフタレート単
独の場合には柔軟で、比較的融点の低い非晶ポリエステ
ルアミドとなる。またボリエX?N単位がポリブチレン
テレフタV−ト/ボリグチレンイソフタレート共重合体
の場合1c−は最も融点が低(、溶剤への溶解性Elれ
た柔軟なポリエステルアミドとすることができる。
00ときポリブチVンインフタv−ト5m5Q、n(O
のときポリブチVニテVフタV−ト/ポリブチVンイソ
フタレート共重合体とナル。m:nの比は目的と用途に
応じ1゛自由に選択できるが、一般にポリエステμ単位
がポリブチレンテレフタレート単独である場合tこは高
結晶性、高融点、高強度のポリエステルアミドが得られ
る。ポリエステμ単位がポリブチレンイソフタレート単
独の場合には柔軟で、比較的融点の低い非晶ポリエステ
ルアミドとなる。またボリエX?N単位がポリブチレン
テレフタV−ト/ボリグチレンイソフタレート共重合体
の場合1c−は最も融点が低(、溶剤への溶解性Elれ
た柔軟なポリエステルアミドとすることができる。
本発明におけるポリエステルアミドの他の一成分である
ドデカンアミドおよび/もしくはウンデカンアミド単位
(以下ポリアミド単位と呼ぶ)とは12−アミノドデカ
ン酸および/もしくは11−アミノウンデカン酸から形
成されるものであり、次の一般式(II)で示される。
ドデカンアミドおよび/もしくはウンデカンアミド単位
(以下ポリアミド単位と呼ぶ)とは12−アミノドデカ
ン酸および/もしくは11−アミノウンデカン酸から形
成されるものであり、次の一般式(II)で示される。
本発明のポリエステルアミドにおいて、ポリドデカンア
ミドとポリウンデカンアミドとは各々もしくは共重合体
の形で重合性、物性上大差なく用いることかできるが、
融点、結晶性、溶解性などきコントロー〜する目的で適
宜選択して用いてよい。
ミドとポリウンデカンアミドとは各々もしくは共重合体
の形で重合性、物性上大差なく用いることかできるが、
融点、結晶性、溶解性などきコントロー〜する目的で適
宜選択して用いてよい。
本発明のポリエステルアミドにおいてポリエステル構造
単位としてポリブチレンテレフタレートおよび/もしく
はポリブチレンイソフタレートを、ポリアミド構造単位
としてポリドデカンアミドおよび/もしくはポリウンデ
カンアミドを選択的に組合わせて用いることは重要であ
る。この共重合系のポリエステルアミドじおけいて初め
て全共重組成範囲にわたって相分離することなく均一に
重合が進み、着色のない高重合度のポリマが得られるば
かりでな(、得られた新規な共重合体は機械強度、耐衝
撃性、透明性、柔軟性、耐油性、耐熱エージング性、接
着性および溶剤溶解性などのいずれか乃至全部の性能を
有する可撓性のあるポリマである。
単位としてポリブチレンテレフタレートおよび/もしく
はポリブチレンイソフタレートを、ポリアミド構造単位
としてポリドデカンアミドおよび/もしくはポリウンデ
カンアミドを選択的に組合わせて用いることは重要であ
る。この共重合系のポリエステルアミドじおけいて初め
て全共重組成範囲にわたって相分離することなく均一に
重合が進み、着色のない高重合度のポリマが得られるば
かりでな(、得られた新規な共重合体は機械強度、耐衝
撃性、透明性、柔軟性、耐油性、耐熱エージング性、接
着性および溶剤溶解性などのいずれか乃至全部の性能を
有する可撓性のあるポリマである。
本発明あポリエステルアミドじおいて、ポリエステル構
造単位とポリアミド構造単位との共重合組成比は重量比
で20:80〜95:5、より好ましくは25175〜
80:20の範囲である。
造単位とポリアミド構造単位との共重合組成比は重量比
で20:80〜95:5、より好ましくは25175〜
80:20の範囲である。
この共重合組成を有するFN IJエステμアミドは、
ポリブチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ート/ポリブチレンイソフタレート共重合体などのポリ
エステル、およびポリドデカンアミドやポリウンデカン
アミドのポリアミドがう予iしえない新規な性能を顕著
に示すようになる。
ポリブチレンテレフタレートやポリブチレンテレフタレ
ート/ポリブチレンイソフタレート共重合体などのポリ
エステル、およびポリドデカンアミドやポリウンデカン
アミドのポリアミドがう予iしえない新規な性能を顕著
に示すようになる。
本発明のポリエステルアミドは(a)テレフタル酸およ
び/もしくはイソフタル酸から成るジカルボン酸、(b
)1.4−ブタンジオールおよび(c) 12−アミノ
ドデカン酸および/もしくは11−アミノウンデカン酸
を溶融重合することeこよって製造される。好適な重合
方法の一例を示すと、テレフタル酸および/もしくはイ
ソフタル酸からなる芳香族ジカルボン酸を、芳香族ジカ
ルボン酸に対し1.05〜2.0倍モルの1.4−ブタ
ンジオ−μおよび12−アミノドデカン酸および/もし
くは11−アミノウンデカン酸と共にまず通常のエステ
tv 化触にの存在において、水の不存在下に約150
〜260℃の温度で常圧下加熱反応させる。この時系内
は一シールされていることが好ましい結果を与える。
び/もしくはイソフタル酸から成るジカルボン酸、(b
)1.4−ブタンジオールおよび(c) 12−アミノ
ドデカン酸および/もしくは11−アミノウンデカン酸
を溶融重合することeこよって製造される。好適な重合
方法の一例を示すと、テレフタル酸および/もしくはイ
ソフタル酸からなる芳香族ジカルボン酸を、芳香族ジカ
ルボン酸に対し1.05〜2.0倍モルの1.4−ブタ
ンジオ−μおよび12−アミノドデカン酸および/もし
くは11−アミノウンデカン酸と共にまず通常のエステ
tv 化触にの存在において、水の不存在下に約150
〜260℃の温度で常圧下加熱反応させる。この時系内
は一シールされていることが好ましい結果を与える。
次いで1105uH以下好ましくは1wmHg以下の減
圧下1こ200〜270℃で加熱重縮合させることtこ
よって、溶融時透明な高重合度のポリエステルアミドと
することができる。
圧下1こ200〜270℃で加熱重縮合させることtこ
よって、溶融時透明な高重合度のポリエステルアミドと
することができる。
また芳香族ジカルボン酸と、1,4−ブタンジオ−pの
両者から、常圧、150〜260℃および水の不存在下
のエステル化条件で、まず平均重合度5〜8のポリエス
テルプレポリマを作っておき、このプレポリマと12−
アミノドデカン酸および/もしくは11−アミノウンデ
カン酸を重合缶ニ供給して、減圧下200〜270℃で
加熱重縮合させることによっても同様tこ高重合度の均
一なポ’J1スデAz7ミドが得られる。このポリエス
テルプレポリマとアミツカμボン酸を用いて重合させる
場合tこは予めポリエステルプレポリマを作る際?こテ
レフタル酸および/もしくはイソ7り〜酸の低級7μキ
ルエヌテ〜を用いてもよい。また本発明のポリアミド構
成単位の原料である12−アミノドデカン酸はその単独
使用が好ましいが、その一部を脱水閉環したラウロラク
タムの形で用いることもでき、ポリアミド成分が少ない
と#には若干の反応時間の遅延で同様にポリエステルア
ミドが得られる。
両者から、常圧、150〜260℃および水の不存在下
のエステル化条件で、まず平均重合度5〜8のポリエス
テルプレポリマを作っておき、このプレポリマと12−
アミノドデカン酸および/もしくは11−アミノウンデ
カン酸を重合缶ニ供給して、減圧下200〜270℃で
加熱重縮合させることによっても同様tこ高重合度の均
一なポ’J1スデAz7ミドが得られる。このポリエス
テルプレポリマとアミツカμボン酸を用いて重合させる
場合tこは予めポリエステルプレポリマを作る際?こテ
レフタル酸および/もしくはイソ7り〜酸の低級7μキ
ルエヌテ〜を用いてもよい。また本発明のポリアミド構
成単位の原料である12−アミノドデカン酸はその単独
使用が好ましいが、その一部を脱水閉環したラウロラク
タムの形で用いることもでき、ポリアミド成分が少ない
と#には若干の反応時間の遅延で同様にポリエステルア
ミドが得られる。
ポリエステルアミドの製造に用いるエステル化触媒とし
てはチタン系触媒が良好な結果を与える。
てはチタン系触媒が良好な結果を与える。
特にテトラブチルチタネート、テトラメチルチタネート
のごときテトラアルキルチタネート、シュウ酸チタンカ
リのごときシュウ酸チタン金属塩等が好ましい。またそ
の他のエステル化触媒としてはジブチルスズオキサイド
、ジブチルスズ°ラウレートのごときスズ化合物および
酢酸鉛のごとき鉛化合物などがあげられる。
のごときテトラアルキルチタネート、シュウ酸チタンカ
リのごときシュウ酸チタン金属塩等が好ましい。またそ
の他のエステル化触媒としてはジブチルスズオキサイド
、ジブチルスズ°ラウレートのごときスズ化合物および
酢酸鉛のごとき鉛化合物などがあげられる。
また少量共重合範囲ではナフタレンジカルボン酸、アジ
ピン酸、セパシン酸などの他のジカルボン酸、シクロヘ
キサンジメタツール、116−ヘキサンジオールなどの
他のジオール成分およびトリメシン酸、グリセリン、ペ
ンタエリヌリトールなどの多官能化合物が重合系に含有
されていてもよい。
ピン酸、セパシン酸などの他のジカルボン酸、シクロヘ
キサンジメタツール、116−ヘキサンジオールなどの
他のジオール成分およびトリメシン酸、グリセリン、ペ
ンタエリヌリトールなどの多官能化合物が重合系に含有
されていてもよい。
本発明のポリエステルアミドの製造法においてポリエス
テル単位、ポリアミド単位の平均セグメント長は一般に
は共重合組成比によって決定されるが、反応条件tこよ
ってコントローμすることもでき、例えばポリエステル
プレポリマの段Nで12−アミノドデカン酸および/も
しくは11−アミノウンデカン酸を加・えて重合せしめ
たポリマでは、全ての単量体を一挙に反応させる方法で
得たポリマより各単位の平均セグメント長が長くなリ、
その結果として融点が数℃〜20℃程度高いポリマとな
る。したがってポリマの製造条件は目的とする用途に応
じて適宜最適な方法を選択すべぎである。
テル単位、ポリアミド単位の平均セグメント長は一般に
は共重合組成比によって決定されるが、反応条件tこよ
ってコントローμすることもでき、例えばポリエステル
プレポリマの段Nで12−アミノドデカン酸および/も
しくは11−アミノウンデカン酸を加・えて重合せしめ
たポリマでは、全ての単量体を一挙に反応させる方法で
得たポリマより各単位の平均セグメント長が長くなリ、
その結果として融点が数℃〜20℃程度高いポリマとな
る。したがってポリマの製造条件は目的とする用途に応
じて適宜最適な方法を選択すべぎである。
本発明のポリエステルアミドには重合時もしくは重合後
成形前1こ酸化防止剤、熱分解安定剤および耐光剤なと
の安定剤を、また耐加水分解改良剤、着色剤、難燃剤、
補強材、充填剤、各種成形助剤および可塑剤などの添加
剤を任意4配合して用いてもよい。
成形前1こ酸化防止剤、熱分解安定剤および耐光剤なと
の安定剤を、また耐加水分解改良剤、着色剤、難燃剤、
補強材、充填剤、各種成形助剤および可塑剤などの添加
剤を任意4配合して用いてもよい。
本発明のポリエステルアミドは繊維、フィルム、成形品
、ホットメルト接着剤、溶液接着剤およびコーティング
剤などとして有用なポリマである。
、ホットメルト接着剤、溶液接着剤およびコーティング
剤などとして有用なポリマである。
以下、実施例tこよって本発明を説明する。なお実施例
中「部」または「チ」で表示したものは全て重量比率で
表わしたものである。また本文牛舎こ示す相対粘度はオ
ルトクロロフェノール中25℃、0.5 % a度の条
件で測定した値であり、融点も特に断らない限りD S
C(Perkin Elmer DEC−より)で測
定される融解ピーク温度である。
中「部」または「チ」で表示したものは全て重量比率で
表わしたものである。また本文牛舎こ示す相対粘度はオ
ルトクロロフェノール中25℃、0.5 % a度の条
件で測定した値であり、融点も特に断らない限りD S
C(Perkin Elmer DEC−より)で測
定される融解ピーク温度である。
テレフタル酸166部、1,4−ブタンジオ−〜135
部およびチタンテトラゾ1キフ10.22部をフヲヌコ
に入れ、N1パージした後、攪拌下に220℃に加熱し
、生成した水とTHIPを反応系外に留去させながら、
5時間30分でエステル化反応を完了した。次いでヌテ
ルヌ製ヘリカpリボン攪拌翼を備えた重合容器に上記ポ
リエステルフレポリマの全量を移し、12−アミノドデ
カン酸240.5部、チタンデトラプトキシド0.10
部および安定剤の1イルガノツクス”101000.4
4部(対ポリマ0.1 % )を添加し、約1時間で2
45℃、0.1ms+Hgの条件にもたらした。この条
件で攪拌を続けると5時間10分で反応系は透明な粘稠
液体となった。得られたポリマな重合容器からガツト状
に水中(吐出し、カッターを通してペレット化した。
部およびチタンテトラゾ1キフ10.22部をフヲヌコ
に入れ、N1パージした後、攪拌下に220℃に加熱し
、生成した水とTHIPを反応系外に留去させながら、
5時間30分でエステル化反応を完了した。次いでヌテ
ルヌ製ヘリカpリボン攪拌翼を備えた重合容器に上記ポ
リエステルフレポリマの全量を移し、12−アミノドデ
カン酸240.5部、チタンデトラプトキシド0.10
部および安定剤の1イルガノツクス”101000.4
4部(対ポリマ0.1 % )を添加し、約1時間で2
45℃、0.1ms+Hgの条件にもたらした。この条
件で攪拌を続けると5時間10分で反応系は透明な粘稠
液体となった。得られたポリマな重合容器からガツト状
に水中(吐出し、カッターを通してペレット化した。
得られたポリマはポリブチVンテレフタレート:ボリド
デカンアミドso:s、o(重量比)の組成比を有して
おり、相対粘度(7r) : 1.5G、 N !1マ
融点(Tm):178℃、結晶化温度(Tc):82℃
であった。またこのポリマの元素分析結果は次のとおり
理論値とよく一致し、赤外線吸収スペクトル(IR)の
主ピークは下記のとおりであった。
デカンアミドso:s、o(重量比)の組成比を有して
おり、相対粘度(7r) : 1.5G、 N !1マ
融点(Tm):178℃、結晶化温度(Tc):82℃
であった。またこのポリマの元素分析結果は次のとおり
理論値とよく一致し、赤外線吸収スペクトル(IR)の
主ピークは下記のとおりであった。
元素分析結果
理論値(チ) 実測値(%)
C69,2569,10
H8,628,75
N 5.55 5.58赤外線吸収スペ
クトル(IR)の主ピーク3310j080.2940
.2860.1730.1645.1550.1470
.1415.1270.1120.1030、950.
880.755ts−’実施例2〜6 実施例1と同様の方法でポリブチレンテレフタレートと
ポリドデカンアミドとの組成比を第1表のように変えた
ポリエステルアミド5種を重[1iした。いずれも溶融
時透明であり、水中でガツト化した際に短時間に白濁し
、結晶化速度が大きいポリマであった。
クトル(IR)の主ピーク3310j080.2940
.2860.1730.1645.1550.1470
.1415.1270.1120.1030、950.
880.755ts−’実施例2〜6 実施例1と同様の方法でポリブチレンテレフタレートと
ポリドデカンアミドとの組成比を第1表のように変えた
ポリエステルアミド5種を重[1iした。いずれも溶融
時透明であり、水中でガツト化した際に短時間に白濁し
、結晶化速度が大きいポリマであった。
得られたポリエステルアミドの元素分析、融点(Tm)
と結晶化温度(Tc)、溶液粘度(qr)およびX線回
折ラインプロフィルによる結晶化度のデータを第1表に
まとめた。
と結晶化温度(Tc)、溶液粘度(qr)およびX線回
折ラインプロフィルによる結晶化度のデータを第1表に
まとめた。
また実施例3のポリエステルアミドの赤外?s吸収スペ
クト〃の主ピークは次の通りである。
クト〃の主ピークは次の通りである。
6320.2930.2860.1720.1655.
1540.1510.146o、1415.1395.
1270.1120.1025、945、925.88
0、735 t*−’ (本頁以下空白) 実施例7〜10 実施例1において、テレフタル酸に代えてイソフタル酸
を用いた以外は全く同様の方法でポリエステルアミドを
製造した。またポリブチレンイソフタレート巣位とポリ
ドデカンアミド単位の共重合組成比を第2表のようじ変
えた5種のサンプルを同様をこ重合した。
1540.1510.146o、1415.1395.
1270.1120.1025、945、925.88
0、735 t*−’ (本頁以下空白) 実施例7〜10 実施例1において、テレフタル酸に代えてイソフタル酸
を用いた以外は全く同様の方法でポリエステルアミドを
製造した。またポリブチレンイソフタレート巣位とポリ
ドデカンアミド単位の共重合組成比を第2表のようじ変
えた5種のサンプルを同様をこ重合した。
これらのポリエステルアミドはいずれも柔軟で可撓性が
あり、機械強度も高いものであった。物性測定結果をま
とめて第2表Vこ示す。
あり、機械強度も高いものであった。物性測定結果をま
とめて第2表Vこ示す。
(本頁以下空白)
またポリブチレノイソフタレート/ポリドデカンアミド
系ポリエステルアミドの赤外線吸収スペクトルの主吸収
ピークは各々次の通りであった。
系ポリエステルアミドの赤外線吸収スペクトルの主吸収
ピークは各々次の通りであった。
(11印はそのうちでも特に吸収強度の大きいもの)実
施例屋 8 3310.2930.286D、1735.16
50.1615.1550.1475.1445.14
00.1510.1250.1140.1100.10
80、755cm−’1445.1400.1310.
1250.1170.1100.1085、960.7
40 c′m− 17551650,1555,1470,1310,1
260,1170,1010,1085、74Qmm−
’ 実施例11および12 テレフタル酸2.00部、イソフタル酸1.33部、1
.4−ブタンジオ−tv5.25部および12−1ミノ
ドデ力ン酸2641部をチタンテトラブトキシド0.0
018部とともに反応容器に入れ、N2パージした後攪
拌下に250℃の温度で6時間45分加熱反応させた。
施例屋 8 3310.2930.286D、1735.16
50.1615.1550.1475.1445.14
00.1510.1250.1140.1100.10
80、755cm−’1445.1400.1310.
1250.1170.1100.1085、960.7
40 c′m− 17551650,1555,1470,1310,1
260,1170,1010,1085、74Qmm−
’ 実施例11および12 テレフタル酸2.00部、イソフタル酸1.33部、1
.4−ブタンジオ−tv5.25部および12−1ミノ
ドデ力ン酸2641部をチタンテトラブトキシド0.0
018部とともに反応容器に入れ、N2パージした後攪
拌下に250℃の温度で6時間45分加熱反応させた。
この加熱反し中に1.25部の水、THFおよび1,4
−ブタンジオールの混合物が系外に留去された。次いで
反応混合物を重合反応容器に移シ、チタンテトラブトキ
シ10.005フ部および1イルガノツクス”1010
の0,0066部を添加した後約1時間で245℃、
Q、1mug以下の反応条件にもたらし、さらに1時間
55分同条件で重縮合反応を続けたところ透明の粘稠な
ポリマが得られた(実施例11)。
−ブタンジオールの混合物が系外に留去された。次いで
反応混合物を重合反応容器に移シ、チタンテトラブトキ
シ10.005フ部および1イルガノツクス”1010
の0,0066部を添加した後約1時間で245℃、
Q、1mug以下の反応条件にもたらし、さらに1時間
55分同条件で重縮合反応を続けたところ透明の粘稠な
ポリマが得られた(実施例11)。
別に、12−アミノドデカン酸をエヌテル化反応当初か
ら入れずに実施例1と同様1こ重合反応容器に仕込んだ
以外は全く上記の方法と同様に重合した。(実施例12
) これらの得られたポリマは第5表に示される通り共重合
組成的(はPBT:PBT:N−12の比が60:40
:50のものであるが、融点力;後者の方法のポリマの
方が高い。
ら入れずに実施例1と同様1こ重合反応容器に仕込んだ
以外は全く上記の方法と同様に重合した。(実施例12
) これらの得られたポリマは第5表に示される通り共重合
組成的(はPBT:PBT:N−12の比が60:40
:50のものであるが、融点力;後者の方法のポリマの
方が高い。
第 5 表
実施例13〜25
テレフタル酸、−イソフタル酸および1.4−1タンジ
オールからポリエステルプレポリマを予6調製し、次い
で12−アミノドデカン酸を添加して重縮合する実施例
1に記載した方法で第4表に掲げた各共重合組成のポリ
エステルアミドを調製した。得られたポリエステルアミ
ドは重縮合時均一な透明溶融体であり、淡黄色を帯びて
いた。これらのポリエステルアミドはいずれも柔軟で可
撓性に富むものであった。
オールからポリエステルプレポリマを予6調製し、次い
で12−アミノドデカン酸を添加して重縮合する実施例
1に記載した方法で第4表に掲げた各共重合組成のポリ
エステルアミドを調製した。得られたポリエステルアミ
ドは重縮合時均一な透明溶融体であり、淡黄色を帯びて
いた。これらのポリエステルアミドはいずれも柔軟で可
撓性に富むものであった。
第 4 表
実施例26
実施例1〜25のポリエステルアミドのうち、第5 表
t14!げたポリエステルアミドを選んでその溶媒溶解
性を調べた。溶液となったものはし\ずれも溶液安定性
に優れたものであった。
t14!げたポリエステルアミドを選んでその溶媒溶解
性を調べた。溶液となったものはし\ずれも溶液安定性
に優れたものであった。
第 5 表
w an
実施例27
テレフタル酸3.00部、114−ブタンジオール2.
93部および11−アミノウンデカン酸2.70部をチ
タンデトラプトキシド0.0020部とともに反応容器
に入れ、N、パージした後攪拌下に215〜220℃の
温度で水の不存在下に常圧で5時間50分加熱反応させ
た。次いで反応混合物を重合反応容器1こ移し、チタン
テトラブトキシド0.0040部および1イルガノツク
ス@1098の0.0070部を添加した後245℃、
0.lmHgの減圧条件下に加熱攪拌して重縮合せしめ
ると、約5時間で透明な粘稠重合体となった。
93部および11−アミノウンデカン酸2.70部をチ
タンデトラプトキシド0.0020部とともに反応容器
に入れ、N、パージした後攪拌下に215〜220℃の
温度で水の不存在下に常圧で5時間50分加熱反応させ
た。次いで反応混合物を重合反応容器1こ移し、チタン
テトラブトキシド0.0040部および1イルガノツク
ス@1098の0.0070部を添加した後245℃、
0.lmHgの減圧条件下に加熱攪拌して重縮合せしめ
ると、約5時間で透明な粘稠重合体となった。
得られたポリエステルアミド9は、ポリブチレンテレフ
タレート:ポリウンデカンアミドの構成単位重量比が6
=4であり、結晶性を有していた。
タレート:ポリウンデカンアミドの構成単位重量比が6
=4であり、結晶性を有していた。
このポリエステルアミドの特性値、元素分析およびプレ
スンートの機械的性質の測定結果を第61!!に示した
。
スンートの機械的性質の測定結果を第61!!に示した
。
第 6 表
Claims (1)
- (〜ブチレンテレフタレートおよび/もしくはブチレン
イソフタレート単位20〜95重量−および(B)ドデ
カンアミドおよび/もしくはウンデカンアミド単位5〜
80重量−からなるポリエステルアミド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2952683A JPS58154725A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | ポリエステルアミド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2952683A JPS58154725A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | ポリエステルアミド |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16558879A Division JPS5946975B2 (ja) | 1979-12-21 | 1979-12-21 | ポリエステルアミドおよびその製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58154725A true JPS58154725A (ja) | 1983-09-14 |
Family
ID=12278547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2952683A Pending JPS58154725A (ja) | 1983-02-25 | 1983-02-25 | ポリエステルアミド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58154725A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4101524A (en) * | 1975-09-24 | 1978-07-18 | Chemische Werke Huls Aktiengesellschaft | Method for the production of colorless polyester amides |
-
1983
- 1983-02-25 JP JP2952683A patent/JPS58154725A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4101524A (en) * | 1975-09-24 | 1978-07-18 | Chemische Werke Huls Aktiengesellschaft | Method for the production of colorless polyester amides |
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