JPS58152394A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JPS58152394A JPS58152394A JP3481182A JP3481182A JPS58152394A JP S58152394 A JPS58152394 A JP S58152394A JP 3481182 A JP3481182 A JP 3481182A JP 3481182 A JP3481182 A JP 3481182A JP S58152394 A JPS58152394 A JP S58152394A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電子レンジ等の加熱調理器に関するもので、特
に高周波発生装置の冷却効果を高めることにより、加熱
調理器の性能の安定性とコストダウンを図ることを目的
とするものである。
に高周波発生装置の冷却効果を高めることにより、加熱
調理器の性能の安定性とコストダウンを図ることを目的
とするものである。
従来電子レンジ等のカロ熱調理器に設けられた高周波発
生装置の冷fl]装置は第7図及び第8図に示すものが
一般的であった。第7図に示す加熱調jJj器は本体1
の後壁11に小孔群からなる吸気口14を設け、この吸
気口14に対向してプロペラファン31を設けたモータ
17が設けられている。このプロペラファン31に対向
して高周波発生装置であるマグネJ−o:y6を設け、
このマグネトロ/6Vこエアーガイド13が接続されて
いる。寸たマグネトロ/6の■方の底板3にはトランス
5が設けられている。10は電気部収納室4側の力n熱
室低壁8及び本体1の底板3に設けられた排気口であり
、9は本体1の後壁11に設けられた排気[lである。
生装置の冷fl]装置は第7図及び第8図に示すものが
一般的であった。第7図に示す加熱調jJj器は本体1
の後壁11に小孔群からなる吸気口14を設け、この吸
気口14に対向してプロペラファン31を設けたモータ
17が設けられている。このプロペラファン31に対向
して高周波発生装置であるマグネJ−o:y6を設け、
このマグネトロ/6Vこエアーガイド13が接続されて
いる。寸たマグネトロ/6の■方の底板3にはトランス
5が設けられている。10は電気部収納室4側の力n熱
室低壁8及び本体1の底板3に設けられた排気口であり
、9は本体1の後壁11に設けられた排気[lである。
このような構成においてマグネトロノロが動作するとと
もに、プロペラファン31が回転し、吸気口14から外
気を吸入してマグネト0/6を冷却し、マグネトロノロ
を冷屑jした空気の一部はエアーガイド13を経て加熱
室(図示せず)へ供給され、更に本体1の後壁11に設
けられた排気口9から排出される。またトう/ス5を冷
人口した一部のりと気は電気部品収納室4側の卵熱室ノ
J(壁8&本体1の底板3に設けられ/こ排気口10か
ら外部へ排出さ11る。しかしl・ラノス5を冷却した
空気の一部は電気部品収納室4内で破線矢印の如く対流
するとともに、排気口10からの排気が本体1の後壁1
1に設けられ/こ吸気口14から町び吸入される。
もに、プロペラファン31が回転し、吸気口14から外
気を吸入してマグネト0/6を冷却し、マグネトロノロ
を冷屑jした空気の一部はエアーガイド13を経て加熱
室(図示せず)へ供給され、更に本体1の後壁11に設
けられた排気口9から排出される。またトう/ス5を冷
人口した一部のりと気は電気部品収納室4側の卵熱室ノ
J(壁8&本体1の底板3に設けられ/こ排気口10か
ら外部へ排出さ11る。しかしl・ラノス5を冷却した
空気の一部は電気部品収納室4内で破線矢印の如く対流
するとともに、排気口10からの排気が本体1の後壁1
1に設けられ/こ吸気口14から町び吸入される。
またファンを回転させると遠心力でファンの中心部の空
気は周囲に押1〜やられるため、ファンの中心附近に&
j吸気作用が生じるが、プロペラノア/31も例外では
なく、マグネトロノロに当った冷却風の一部はプロペラ
ノア731の中心部に吸引され、冷却風として吹出され
るため、外気温よりも約10〜20℃高くなる。
気は周囲に押1〜やられるため、ファンの中心附近に&
j吸気作用が生じるが、プロペラノア/31も例外では
なく、マグネトロノロに当った冷却風の一部はプロペラ
ノア731の中心部に吸引され、冷却風として吹出され
るため、外気温よりも約10〜20℃高くなる。
更に本体1の後壁11を壁に押しつけて設置すると排気
口10からの排気が再び吸気口14から吸入されるとと
もに、マグネトロノロ及びプロペラノア/31の動作が
停電すると、電気部品収納室4内の温度が」二昇し、再
ひマグネトロノロを動作させると、この熱気が冷却風と
してマグネトロノロやトランス6に供給されるため、冷
却効率が悪いという欠点があ−)だ。
口10からの排気が再び吸気口14から吸入されるとと
もに、マグネトロノロ及びプロペラノア/31の動作が
停電すると、電気部品収納室4内の温度が」二昇し、再
ひマグネトロノロを動作させると、この熱気が冷却風と
してマグネトロノロやトランス6に供給されるため、冷
却効率が悪いという欠点があ−)だ。
丑だ第2図に示す力[1熱調理器は、冷却装置としてシ
ロッコノァン19を用い/こものであり、マダイ<ト0
76の動作に伴ってシロノコファン19が動作し、本体
1の底板8及び電気部品収納室4側の加熱室&壁8に設
けられた吸気口14から冷入り用の空気を吸入してトラ
ンス6を冷却するとともニ、70ノコフアノ19のファ
ンケース15VC吸入された空気をマグイ・トロノロへ
供給して冷却し、このマグネトロノロを冷却した空気を
エアーガイド13を経て加熱室内へ送り、ナして後壁1
1に設けられた排気口9から排出される構成とな・)て
いる。
ロッコノァン19を用い/こものであり、マダイ<ト0
76の動作に伴ってシロノコファン19が動作し、本体
1の底板8及び電気部品収納室4側の加熱室&壁8に設
けられた吸気口14から冷入り用の空気を吸入してトラ
ンス6を冷却するとともニ、70ノコフアノ19のファ
ンケース15VC吸入された空気をマグイ・トロノロへ
供給して冷却し、このマグネトロノロを冷却した空気を
エアーガイド13を経て加熱室内へ送り、ナして後壁1
1に設けられた排気口9から排出される構成とな・)て
いる。
このように構成された旨周波発生装置の冷却装置d、取
気気部品収納室4内冷却した空気の対流は生じないが、
ンロノコフ7/19で吸入される空気によりトランス5
を冷却するため冷却効果が悪いという欠点があった。
気気部品収納室4内冷却した空気の対流は生じないが、
ンロノコフ7/19で吸入される空気によりトランス5
を冷却するため冷却効果が悪いという欠点があった。
ジ、ま″′電子″′等0加熱A′!l!器に用“ら0枡
:乏ノスは、衆知のように重量的1価格的にも鉄と銅が
大部分を占めるため、トランス6を構成するコイルの線
径をわずか0.1〜0.2ミlJ程度細くし、重量も軽
くすれば、輸送、材料費の而でコストを大幅に引き下る
ことができるが、線径を細くすると抵抗値が大きくなり
、その分2発熱量が増大し、その発熱によ−〕で更に抵
抗値が大きくなるという」:うに熱エイ・ルギーの損失
だけでなく、マグネトr+76に印加される電圧が降下
し、マグネトロ/6の出力低T・−にもつながり、十分
なマダイ・トロン6の性能が得られないことになる。
:乏ノスは、衆知のように重量的1価格的にも鉄と銅が
大部分を占めるため、トランス6を構成するコイルの線
径をわずか0.1〜0.2ミlJ程度細くし、重量も軽
くすれば、輸送、材料費の而でコストを大幅に引き下る
ことができるが、線径を細くすると抵抗値が大きくなり
、その分2発熱量が増大し、その発熱によ−〕で更に抵
抗値が大きくなるという」:うに熱エイ・ルギーの損失
だけでなく、マグネトr+76に印加される電圧が降下
し、マグネトロ/6の出力低T・−にもつながり、十分
なマダイ・トロン6の性能が得られないことになる。
本発明は外箱と底板とで構成された本体と、この本体内
に設けられた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装
置と、この高周波発生装置を冷却する冷zip装置と、
前記本体の底板に設けられた吸気1]と、前記本体の外
箱に設けられた排気口とからなり、前記冷却装置のファ
ンを前記吸気口に対向して設け、このファンの外周にフ
ァンケースを配設するとともに、ファンケースの吹出し
口を前記高周波発生装置に対向して設けることにより、
”−、J二記従来の欠点を解消するものである。
に設けられた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装
置と、この高周波発生装置を冷却する冷zip装置と、
前記本体の底板に設けられた吸気1]と、前記本体の外
箱に設けられた排気口とからなり、前記冷却装置のファ
ンを前記吸気口に対向して設け、このファンの外周にフ
ァンケースを配設するとともに、ファンケースの吹出し
口を前記高周波発生装置に対向して設けることにより、
”−、J二記従来の欠点を解消するものである。
以下本発明の実施例を第1図から第6図にもとづいて説
明する。
明する。
なお従来例と同じ部拐については同一符号を伺して説明
する。
する。
第1図において1は外箱2と底板3とで構成された電子
レンジ等の加熱調理器の本体で、この本体1内には加熱
室(図示せず)と電気部品収納室4とが設けられている
。6は電気部品収納室4に位置して底板3に設けられ、
加熱室内へ高周波を供給する高周波装置の一例として用
いたマグネトロノロに電源を供給するトランスである。
レンジ等の加熱調理器の本体で、この本体1内には加熱
室(図示せず)と電気部品収納室4とが設けられている
。6は電気部品収納室4に位置して底板3に設けられ、
加熱室内へ高周波を供給する高周波装置の一例として用
いたマグネトロノロに電源を供給するトランスである。
7は力n熱室底壁8の下部に設けられた導波管で、マグ
ネトロノロで発生した高周波は、この導波管7を経て加
熱室内へ供給される。9,10は外箱2の後壁11に設
けられた小孔群からなる排気口である。
ネトロノロで発生した高周波は、この導波管7を経て加
熱室内へ供給される。9,10は外箱2の後壁11に設
けられた小孔群からなる排気口である。
12はマグネトロノロやトランス5等を冷却するととも
に、マダイ・トロノロを冷却した空気をエアーガイド1
3を経て加熱室内へ供給する冷却装置で、第2図に示す
如く底板3に設けられた吸気口14に対向してポリプロ
ビレ/製のファンケ−ス15Aを設け、その上に開口1
6を有する加熱室底壁8が設けられている。そしてノア
7ケース15Bにモータ1Yを取付けるとともに、ファ
ンケース15Bを貫通し/′Cモータ17の軸18にシ
ロッコファン19を取+1け、加熱室底壁8の開[−1
16にシロノコノア/19 全挿入して、/r+ノコノ
ア/19が加熱室底壁8の上、下にまたかる」。
に、マダイ・トロノロを冷却した空気をエアーガイド1
3を経て加熱室内へ供給する冷却装置で、第2図に示す
如く底板3に設けられた吸気口14に対向してポリプロ
ビレ/製のファンケ−ス15Aを設け、その上に開口1
6を有する加熱室底壁8が設けられている。そしてノア
7ケース15Bにモータ1Yを取付けるとともに、ファ
ンケース15Bを貫通し/′Cモータ17の軸18にシ
ロッコファン19を取+1け、加熱室底壁8の開[−1
16にシロノコノア/19 全挿入して、/r+ノコノ
ア/19が加熱室底壁8の上、下にまたかる」。
うにファンケース15Bを加熱室)代壁8にビス等によ
り昌J雉する。このノア/り一ス16Aの高さをイ、シ
ロノコファノ19の高さをロ、ファ/クース15Bの高
さをハとすると、口〉イ、・・くロイ→ハ〉口の寸法に
構成されている。20は加熱室底壁8に設けられた給電
口、21d導波看Yの」−壁部、22は加熱室底壁8に
設けられ、マグネトロノロのアンテナを挿入する挿入口
である。
り昌J雉する。このノア/り一ス16Aの高さをイ、シ
ロノコファノ19の高さをロ、ファ/クース15Bの高
さをハとすると、口〉イ、・・くロイ→ハ〉口の寸法に
構成されている。20は加熱室底壁8に設けられた給電
口、21d導波看Yの」−壁部、22は加熱室底壁8に
設けられ、マグネトロノロのアンテナを挿入する挿入口
である。
第3図において23.24はファンケース15に設けら
れた1次出し口で一方の吹出(〜口23はマグネトロノ
ロと、他方の吹出し口24はトランス5とlJ1司する
」二うに設けられている。
れた1次出し口で一方の吹出(〜口23はマグネトロノ
ロと、他方の吹出し口24はトランス5とlJ1司する
」二うに設けられている。
第4図は加熱調jMj器の他の実施例を正すもので、7
0、コツアノ19を設ケたファンケース15を第6図に
示す如く底板3に直接取り句けしたものである。その平
面を示したのが第6図である0次に本実施例のカロ熱調
理器の動作を説明する。
0、コツアノ19を設ケたファンケース15を第6図に
示す如く底板3に直接取り句けしたものである。その平
面を示したのが第6図である0次に本実施例のカロ熱調
理器の動作を説明する。
本体1内に設けられた加熱室に被加熱物を収容して外部
操作によりマグネ1・口/6を動作させるとマグネトロ
ン6から高周波が発生して加熱室底壁8の下部に設けら
れた導波管γを経て給電口2゜から加熱室内へ高周波が
供給されるとともにシロッコファン19も同時に動作す
る。この70ツコフアン19が動作すると、底板3に設
けられた吸気1]14から冷却用の空気をファンケース
15内へ吸入1−、ファンケース15八に設けられた1
次出し口24から吹出された冷却用の空気でトランス5
を冷却するとともに、電気部品収納室4内も冷却して排
気口10から排出される。捷だファンケース15Bの吹
出し口23から吹出された冷却用の空気でマグネトロン
6を冷却する。このマグネ・]・ロノ6を冷却した空気
は、エアーカイト13を経て加熱室内へ供給され、加熱
室内から外箱2のの後壁11に設けられた排気口9から
外部へ排出される。
操作によりマグネ1・口/6を動作させるとマグネトロ
ン6から高周波が発生して加熱室底壁8の下部に設けら
れた導波管γを経て給電口2゜から加熱室内へ高周波が
供給されるとともにシロッコファン19も同時に動作す
る。この70ツコフアン19が動作すると、底板3に設
けられた吸気1]14から冷却用の空気をファンケース
15内へ吸入1−、ファンケース15八に設けられた1
次出し口24から吹出された冷却用の空気でトランス5
を冷却するとともに、電気部品収納室4内も冷却して排
気口10から排出される。捷だファンケース15Bの吹
出し口23から吹出された冷却用の空気でマグネトロン
6を冷却する。このマグネ・]・ロノ6を冷却した空気
は、エアーカイト13を経て加熱室内へ供給され、加熱
室内から外箱2のの後壁11に設けられた排気口9から
外部へ排出される。
このように底板3に設けられた吸気口14から70ツコ
ンアノ19で冷却用の空気を吸入し外気とほぼ同じ温度
の空気を直接マグネトロ/6−やトランス6に吹きつけ
るため冷却効果がよく、しかも排気口10が吸気111
4 、J:りも上方に設けられているので、トランスざ
゛等を冷却した空気は電気部品収納室4内で対流したり
、排気口10から排出された空気が再び吸気口14から
吸入されることもないので冷却効果をより一層高めるこ
とができる。
ンアノ19で冷却用の空気を吸入し外気とほぼ同じ温度
の空気を直接マグネトロ/6−やトランス6に吹きつけ
るため冷却効果がよく、しかも排気口10が吸気111
4 、J:りも上方に設けられているので、トランスざ
゛等を冷却した空気は電気部品収納室4内で対流したり
、排気口10から排出された空気が再び吸気口14から
吸入されることもないので冷却効果をより一層高めるこ
とができる。
またマグネトロノロの動作が停止Fするとシロッコ77
719の動作も停止するが、マグネトロノロやトランス
5が吸気口14の近傍に設けられているため冷却されや
すく、しかも電気部品収納室4に滞留した熱気は吸気口
14よりも上方の外箱後壁11に設けられた排気口10
から外部へ自然に排出することができる。寸たマグネト
ロン6を・再び動作させても、外気とほぼ同じ温度の空
気が0 ノ代板3の吸気t」14から吸入されるため、マグネ1
・p/6やトう/ス5を効率よく冷却することかできる
。
719の動作も停止するが、マグネトロノロやトランス
5が吸気口14の近傍に設けられているため冷却されや
すく、しかも電気部品収納室4に滞留した熱気は吸気口
14よりも上方の外箱後壁11に設けられた排気口10
から外部へ自然に排出することができる。寸たマグネト
ロン6を・再び動作させても、外気とほぼ同じ温度の空
気が0 ノ代板3の吸気t」14から吸入されるため、マグネ1
・p/6やトう/ス5を効率よく冷却することかできる
。
従ってトランス5に用いられるコイルの線径を祁1くし
てもトランス6の発熱か抑制されるので、トランス5を
小型、軽量につくることによ−〕で安1曲に提供するこ
とかり能となり、j〜かもマグネトロノロに印加される
電圧時■もなく、品質、性能ともに安定1〜念力11熱
、3+xJ理器として提供することができる。
てもトランス6の発熱か抑制されるので、トランス5を
小型、軽量につくることによ−〕で安1曲に提供するこ
とかり能となり、j〜かもマグネトロノロに印加される
電圧時■もなく、品質、性能ともに安定1〜念力11熱
、3+xJ理器として提供することができる。
以上の説明から明らかな如く本発明の加熱調」j1器は
冷却装置のファンを底板に設けられた吸気口に対向して
設け、このファンの周囲にファンケースを配設するとと
もに、ファンケースの吹出し「1を高周波発生装置に対
向して設け/こことに」:す、高周波発生装置か動作時
にファンケースの吹出し口から吹111される冷却用の
空気で高周波発生装置を効果的に冷却することができる
ため、トランスに用いられるコイル線径を卸1くしても
、トランス1′の発熱が抑制され、故障の少ない品質、
性能ともに安定した加熱調理器として提供することがで
きる。
冷却装置のファンを底板に設けられた吸気口に対向して
設け、このファンの周囲にファンケースを配設するとと
もに、ファンケースの吹出し「1を高周波発生装置に対
向して設け/こことに」:す、高周波発生装置か動作時
にファンケースの吹出し口から吹111される冷却用の
空気で高周波発生装置を効果的に冷却することができる
ため、トランスに用いられるコイル線径を卸1くしても
、トランス1′の発熱が抑制され、故障の少ない品質、
性能ともに安定した加熱調理器として提供することがで
きる。
第1図は本発明の一実施・どUを示す/Jl]熱調理器
の側1新面図、第2図は同第1図の冷却装置を示す分解
斜視図、第3図は同第1図の冷却装置の要部を示す半面
図、第4図は本発明の他の実施例を示す加熱調理の側断
面図、第5図は同第4図に示す冷却装置の分解斜視図、
第6図は同第4図に示す冷却装置の要部を示す半面図、
第Y図、第8図は従来例を示す加熱調理器のl111I
断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・−外箱、3・・・・・
・底板、6・・・・・・マグネトロン(高周波発生装置
)、9゜10・・・・・・排気口、12・・・・・・冷
却装置、14・°・・・吸気口、16・・・・・・ファ
ンケース、19・・・・シロツコフアン(ファン)、2
3.24・・・・・・吹出し口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第6
図 第7図 第8図 手続補正書 1事件の表示 昭和67年特許願第 34811 号2発明の名称 加熱調理器 3補正をする者 事件玉〕1(ljl、、 特 許 出
願 人住 所 大阪府門真市大字門真1006番地
名 称 (582)松下電器産業株式会社代表者
山 下 俊 彦4代理人 〒57
1 住 Df 大阪府門真市太字門真1006番地松下
電器産業株式会社内 図面第1図から第8図を別紙の通り補正いたします。 明 細 書 1、発明の名称 加熱調理器 2、特許請求の範囲 外箱と底板とで構成された本体と、この本体内に設けら
れた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装置と、こ
の高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記本体の底
板に設けられた吸気口と、前記本体の外箱に設けられた
排気口とがらなり、前言己冷却装置のファンを前記吸気
口に対向して設け、このファンの周囲にノア/ケースを
配設するとともに、ファンケースの吹出し口を前記高周
波発生装置に対向して設けた加熱調理器。 3、発明の詳細な説明 本発明は電子レンジ等の加熱調理器に関するもので、特
に高周波発生装置の冷却効果を高めることにより、加熱
調理器の性能の安定性とコストダウンを図ることを目的
とするものである。 従来電子レンジ等の加熱調理器に設けられた高周波発生
装置の冷却装置は第7図及び第8図に示すものが一般的
であった。第7図に示す加熱調理器は本体1の後壁11
に小孔群からなる吸気口14を設け、この吸気014に
対向してプロペランアン31を設けたモータ17が設け
られている。 このプロペラファン31に対向して高周波発生装置であ
るマグネトロン6を設け、このマグネトロン6にエアー
ガイド13が接続されている。またマグネトロン6の下
方の底板3にはトランス6が設けられている。1oは本
体1の底板3に設けられた排気口であり、9は本体1の
後壁11に設けられた排気口である。 このような構成においてマグネトロン6が動作するとと
もに、プロペラファン31が回転し、吸気口14から外
気を吸入してマグネトロン6を冷却し、マグネトロン6
を冷却した空気の一部はエアーガイド13を経て加熱室
(図示せず)へ供給され、更に本体1の後壁11に設け
られた排気口9から排出される。徒だトランス6を冷却
した一部の空気は電気部品収納室4側の本体1の底板3
に設けられた排気口10から外部へ排出される。 しか1−トランス6を冷却した空気の一部は電気部品収
納室4内で破線矢印の如く対流するとともに、排気口1
oからの排気が本体1の後壁11に設けられた吸気口1
4がら再び吸入される。 まだファンを回転させると遠心力でファンの中心部の空
気は周囲に押しやられるため、ファンの中心附近には吸
気作用が生じるが、プロペラファン31も例外ではなく
、マグネトロン6に当った冷却風の一部はプロペラファ
ン31の中心部に吸引され、冷却風として吹出されるた
め、外気温よりも約10〜20℃高くなる。 更に本体1の後壁11を壁に押しつけて設置すると排気
口10からの排気が再び吸気口14から吸入されるとと
もに、マグネトロン6及びプロペラファン31の動作が
停止すると、電気部品収納室4内の温度が上昇し、再び
マグネ)oン6を動作させると、この熱気が冷却風とし
てマグネ)。 ン6やトランス6に供給されるだめ、冷却効率が悪いと
いう欠点があった。 捷だ第8図に示す加熱調理器は、冷却装置として/ロノ
コファン19を用いたものであり、マグネ)Qン6の動
作に伴って70ソコフアン19が動作し、本体1の底板
3に設けられた吸気口14から冷却用の空気を吸入1〜
でトランス5を冷却すルトトモに、70ノコフアン19
のファンケース16に吸入された空気をマグネトロン6
へ供給して冷却し、このマグネトロン6を冷却した空気
をエアーガイド13を経て加熱室内へ送り、そして後壁
11に設けられた排気口9から排出される構成となって
いる。 このように構成された高周波発生装置の冷却装置は、電
気部品収納室4内に冷却した空気の対流は生じないが、
シロツコフアン19で吸入される空気によりトランス6
を冷却するため冷却効果が悪いという欠点があった。 つまり第7図の場合はプロペラファン31によって作ら
れた強い風(吹出風)がマグネトロン6とトランス6と
に吹付けられ両部品とも同様に冷却されるが、第8図の
場合は吹出風はマグネトロン6のみに吹付けられ、従っ
てマグネトロン6はより良く冷却されるが、トランス6
は吸込の風(弱い風)しか当らないのでトランス6はあ
まり冷却されない。 また電子レンジ等の加熱調理器に用いられるl・ランス
は、衆知のように重量的1価格的にも鉄と銅が大部分を
占めるため、l・ランス5を構成するコイルの線径をわ
ずか0.1〜0,2 ミIJ程度細くし、重量も軽くす
れば、輸送、祠料費の面でコストを大幅に引き下ること
ができるが、線径を細くすると抵抗値が大きくなり、そ
の分、発熱量が増大し、その発熱によって更に抵抗値が
大きくなるというように熱エネルギーの損失だけでなく
、マグネトロン6に印加される電圧が降下し、マグネト
ロン6の出力低下にもつながり、十分なマグネトロン6
の性能が得られないことになる。 本発明は外箱と底板とで構成された本体と、この本体内
に設けられた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装
置と、この高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記
本体の底板に設けられた吸気口と、前記本体の外箱に設
けられた排気口とからなり、前記冷却装置のファンを前
記吸気口に対向して設け、このファンの外周にファンケ
ースを配設するとともに、ファンケースの吹出し口を前
記高周波発生装置に対向して設けることにより、上記従
来の欠点を解消するものである。 以下本発明の実施例を第1図から第6図にもとづいて説
明する。 なお従来例と同じ部材につbては同一符号を付して説明
する。 第1図において1は外箱2と底板3とで構成された電子
レンジ等の加熱調理器の本体で、この本体1内には加熱
室(図示せず)と電気部品収納室4とが設けられている
。6は電気部品収納室4に位置して底板3に設けられ、
加熱室内へ高周波を供給する高周波装置の一例として用
いたマグネトロン6に電源を供給するトランスである。 了は加熱室底壁8の下部に設けられた導波管で、マグネ
トロン6で発生した高周波は、この導波管7を経て加熱
室内へ供給される。9.10は外箱2の後壁11に設け
られた小孔群からなる排気口である。 12はマグネトロン6やトランス5等を冷却するととも
に、マグネトロン6を冷却した空気をエアーガイド13
を経て加熱室内へ供給する冷却装置で、第2図に示す如
く底板3に設けられた吸気口14に対向してポリプロピ
レン製のファンケース15Aを設け、その上に開口16
を有する加熱室底壁8が設けられている。そしてファン
ケース15B[モータ17を取付けるとともに、ファン
ケース15Bを貫通したモータ17の軸18に70ソコ
フアン19を取付け、加熱室底壁8の開口16にソ0ノ
コファン19を挿入して、シロツコフアン19が加熱室
底壁8の上、下にまたかるようにファンケース16Bを
加熱室底壁8にビス等により固定する。このファンケー
ス15Aの高さをイ、7日ソ日ソコンアンの高さを口、
ファンケース15Bの高さをハとすると、口〉イ、ハ〈
ロイ+ハ〉口の寸法に構成されている。2oは加熱室底
壁8に設けられた給電口、21は導波管7の上壁部、2
2は加熱室底壁8に設けられ、マグネトロン6のアンテ
ナを挿入する挿入口である。 第3図において23.24はファンケース16に設けら
れた吹出し口で一方の吹出1−口23はマグネトロン6
と、他方の吹出し口24はトランス5と対向するように
設けられている。 第4図は加熱調理器の他の実施例を示すもので、シロッ
コファン19t[けたファンケース1tsを第6図に示
す如く底板3に直接取り付けしたものである。その平面
を示したのが第6図である。 次に本実施例の加熱調理器の動作を説明する。 本体1内に設けられた加熱室に被加熱物を収容して外部
操作によりマグネトロン6を動作させるとマグネトロン
6から高周波が発生して加熱室底壁8の下部に設けられ
た導波管7を経て給電口20から加熱室内へ高周波が供
給されるとともにシロッコファン19も同時に動作する
。このシロッコファン19が動作すると、底板3に設け
られた吸気口14から冷却用の空気をファンケース16
内へ吸入し、ファンケース15Aに設けられた吹出し口
24から吹出された冷却用の空気でトランス6を冷却す
るとともに、電気部品収納室4内も冷却して排気口1o
から排出される。またファンケース15Bの吹出し口2
3から吹出された冷却用の空気でマグネトロン6を冷却
する。このマグネトロン6を冷却した空気は、エアーガ
イド13を経て加熱室内へ供給され、加熱室内から外箱
2の後壁11に設けられた排気口9から外部へ排出され
る。 このように底板3に設けられた吸気口14からシロッコ
ファン19で冷却用の空気を吸入1〜外気とほぼ同じ温
度の空気を直接マグネ)oン6やトランス5に吹きつけ
るだめ冷却効果がよく、しかも排気口1oが吸気口14
よりも上方に設けられているので、トランス5等を冷却
した空気は電気部品収納室4内で対流したり、排気口1
oから排出された空気が再び吸気口14から吸入される
こともないので冷却効果をより一層高めることができる
。 またマグネトロン6の動作が停止するとシロッコファン
19の動作も停止するが、マグネトロン6やトランス6
が吸気口14の近傍に設けられてhるため冷却されやす
く、しかも電気部品収納室4に滞留した熱気は吸気口1
4よりも上方の外箱後壁11に設けられた排気口1oか
ら外部へ自然に排出することができる。またマグネトロ
ン6を再び動作させても、外気とほぼ同じ温度の空気が
底板3の吸気口14から吸入されるため、マグネトロン
6やトランス6を効率よく冷却することができる。 従ってトランス5に用いられるコイルの線径を細くして
もトランス5の発熱が抑制されるので、トランス6を小
型、軽量につくることによって安価に提供することが可
能となり、しかもマグネトロン6に印加される電圧降下
もなく、品質、性能ともに安定した加熱調理器として提
供することができる。 以上の説明から明らかな如く本発明の加熱調理器は冷却
装置のファンを底板に設けられた吸気口に対向して設け
、このファンの周囲にファンケースを配設するとともに
、ファンケースの吹出し口を高周波発生装置に対向して
設けたことにより、高周波発生装置が動作時にファンケ
ースの吹出し口から吹出される冷却用の空気で高周波発
生装置を効果的に冷却することができるため、トランス
に用いられるコイル線径を細くしても、トランスの発熱
が抑制され、故障の少ない品質、性能ともに安定した加
熱調理器として提供することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す加熱調理器の側断面図
、第2図は同第1図の冷却装置を示す分解斜視図、第3
図は同第1図の冷却装置の要部を示す平面図、第4図は
本発明の他の実施例を示す加熱調理の側断面図、第6図
は同第4図に示す冷却装置の分解斜視図、第6図は同第
4図に示す冷却装置の要部を示す平面図、第7図、第8
図は従来例を示す加熱調理器の側断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・外箱、3・・・・
・・底板、6・・・・・・マグネトロン(高周波発生装
置)、9.10・・・・・・排気口、12・・・・・・
冷却装置、14・・・・・・吸気口、16・・・・・・
ファンケース、19・・・・・・シロッコファン()ア
ン)、23.24・・・・・・吹出し口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第5
図 第 6 図 q 第7図 iI8図
の側1新面図、第2図は同第1図の冷却装置を示す分解
斜視図、第3図は同第1図の冷却装置の要部を示す半面
図、第4図は本発明の他の実施例を示す加熱調理の側断
面図、第5図は同第4図に示す冷却装置の分解斜視図、
第6図は同第4図に示す冷却装置の要部を示す半面図、
第Y図、第8図は従来例を示す加熱調理器のl111I
断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・−外箱、3・・・・・
・底板、6・・・・・・マグネトロン(高周波発生装置
)、9゜10・・・・・・排気口、12・・・・・・冷
却装置、14・°・・・吸気口、16・・・・・・ファ
ンケース、19・・・・シロツコフアン(ファン)、2
3.24・・・・・・吹出し口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第6
図 第7図 第8図 手続補正書 1事件の表示 昭和67年特許願第 34811 号2発明の名称 加熱調理器 3補正をする者 事件玉〕1(ljl、、 特 許 出
願 人住 所 大阪府門真市大字門真1006番地
名 称 (582)松下電器産業株式会社代表者
山 下 俊 彦4代理人 〒57
1 住 Df 大阪府門真市太字門真1006番地松下
電器産業株式会社内 図面第1図から第8図を別紙の通り補正いたします。 明 細 書 1、発明の名称 加熱調理器 2、特許請求の範囲 外箱と底板とで構成された本体と、この本体内に設けら
れた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装置と、こ
の高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記本体の底
板に設けられた吸気口と、前記本体の外箱に設けられた
排気口とがらなり、前言己冷却装置のファンを前記吸気
口に対向して設け、このファンの周囲にノア/ケースを
配設するとともに、ファンケースの吹出し口を前記高周
波発生装置に対向して設けた加熱調理器。 3、発明の詳細な説明 本発明は電子レンジ等の加熱調理器に関するもので、特
に高周波発生装置の冷却効果を高めることにより、加熱
調理器の性能の安定性とコストダウンを図ることを目的
とするものである。 従来電子レンジ等の加熱調理器に設けられた高周波発生
装置の冷却装置は第7図及び第8図に示すものが一般的
であった。第7図に示す加熱調理器は本体1の後壁11
に小孔群からなる吸気口14を設け、この吸気014に
対向してプロペランアン31を設けたモータ17が設け
られている。 このプロペラファン31に対向して高周波発生装置であ
るマグネトロン6を設け、このマグネトロン6にエアー
ガイド13が接続されている。またマグネトロン6の下
方の底板3にはトランス6が設けられている。1oは本
体1の底板3に設けられた排気口であり、9は本体1の
後壁11に設けられた排気口である。 このような構成においてマグネトロン6が動作するとと
もに、プロペラファン31が回転し、吸気口14から外
気を吸入してマグネトロン6を冷却し、マグネトロン6
を冷却した空気の一部はエアーガイド13を経て加熱室
(図示せず)へ供給され、更に本体1の後壁11に設け
られた排気口9から排出される。徒だトランス6を冷却
した一部の空気は電気部品収納室4側の本体1の底板3
に設けられた排気口10から外部へ排出される。 しか1−トランス6を冷却した空気の一部は電気部品収
納室4内で破線矢印の如く対流するとともに、排気口1
oからの排気が本体1の後壁11に設けられた吸気口1
4がら再び吸入される。 まだファンを回転させると遠心力でファンの中心部の空
気は周囲に押しやられるため、ファンの中心附近には吸
気作用が生じるが、プロペラファン31も例外ではなく
、マグネトロン6に当った冷却風の一部はプロペラファ
ン31の中心部に吸引され、冷却風として吹出されるた
め、外気温よりも約10〜20℃高くなる。 更に本体1の後壁11を壁に押しつけて設置すると排気
口10からの排気が再び吸気口14から吸入されるとと
もに、マグネトロン6及びプロペラファン31の動作が
停止すると、電気部品収納室4内の温度が上昇し、再び
マグネ)oン6を動作させると、この熱気が冷却風とし
てマグネ)。 ン6やトランス6に供給されるだめ、冷却効率が悪いと
いう欠点があった。 捷だ第8図に示す加熱調理器は、冷却装置として/ロノ
コファン19を用いたものであり、マグネ)Qン6の動
作に伴って70ソコフアン19が動作し、本体1の底板
3に設けられた吸気口14から冷却用の空気を吸入1〜
でトランス5を冷却すルトトモに、70ノコフアン19
のファンケース16に吸入された空気をマグネトロン6
へ供給して冷却し、このマグネトロン6を冷却した空気
をエアーガイド13を経て加熱室内へ送り、そして後壁
11に設けられた排気口9から排出される構成となって
いる。 このように構成された高周波発生装置の冷却装置は、電
気部品収納室4内に冷却した空気の対流は生じないが、
シロツコフアン19で吸入される空気によりトランス6
を冷却するため冷却効果が悪いという欠点があった。 つまり第7図の場合はプロペラファン31によって作ら
れた強い風(吹出風)がマグネトロン6とトランス6と
に吹付けられ両部品とも同様に冷却されるが、第8図の
場合は吹出風はマグネトロン6のみに吹付けられ、従っ
てマグネトロン6はより良く冷却されるが、トランス6
は吸込の風(弱い風)しか当らないのでトランス6はあ
まり冷却されない。 また電子レンジ等の加熱調理器に用いられるl・ランス
は、衆知のように重量的1価格的にも鉄と銅が大部分を
占めるため、l・ランス5を構成するコイルの線径をわ
ずか0.1〜0,2 ミIJ程度細くし、重量も軽くす
れば、輸送、祠料費の面でコストを大幅に引き下ること
ができるが、線径を細くすると抵抗値が大きくなり、そ
の分、発熱量が増大し、その発熱によって更に抵抗値が
大きくなるというように熱エネルギーの損失だけでなく
、マグネトロン6に印加される電圧が降下し、マグネト
ロン6の出力低下にもつながり、十分なマグネトロン6
の性能が得られないことになる。 本発明は外箱と底板とで構成された本体と、この本体内
に設けられた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装
置と、この高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記
本体の底板に設けられた吸気口と、前記本体の外箱に設
けられた排気口とからなり、前記冷却装置のファンを前
記吸気口に対向して設け、このファンの外周にファンケ
ースを配設するとともに、ファンケースの吹出し口を前
記高周波発生装置に対向して設けることにより、上記従
来の欠点を解消するものである。 以下本発明の実施例を第1図から第6図にもとづいて説
明する。 なお従来例と同じ部材につbては同一符号を付して説明
する。 第1図において1は外箱2と底板3とで構成された電子
レンジ等の加熱調理器の本体で、この本体1内には加熱
室(図示せず)と電気部品収納室4とが設けられている
。6は電気部品収納室4に位置して底板3に設けられ、
加熱室内へ高周波を供給する高周波装置の一例として用
いたマグネトロン6に電源を供給するトランスである。 了は加熱室底壁8の下部に設けられた導波管で、マグネ
トロン6で発生した高周波は、この導波管7を経て加熱
室内へ供給される。9.10は外箱2の後壁11に設け
られた小孔群からなる排気口である。 12はマグネトロン6やトランス5等を冷却するととも
に、マグネトロン6を冷却した空気をエアーガイド13
を経て加熱室内へ供給する冷却装置で、第2図に示す如
く底板3に設けられた吸気口14に対向してポリプロピ
レン製のファンケース15Aを設け、その上に開口16
を有する加熱室底壁8が設けられている。そしてファン
ケース15B[モータ17を取付けるとともに、ファン
ケース15Bを貫通したモータ17の軸18に70ソコ
フアン19を取付け、加熱室底壁8の開口16にソ0ノ
コファン19を挿入して、シロツコフアン19が加熱室
底壁8の上、下にまたかるようにファンケース16Bを
加熱室底壁8にビス等により固定する。このファンケー
ス15Aの高さをイ、7日ソ日ソコンアンの高さを口、
ファンケース15Bの高さをハとすると、口〉イ、ハ〈
ロイ+ハ〉口の寸法に構成されている。2oは加熱室底
壁8に設けられた給電口、21は導波管7の上壁部、2
2は加熱室底壁8に設けられ、マグネトロン6のアンテ
ナを挿入する挿入口である。 第3図において23.24はファンケース16に設けら
れた吹出し口で一方の吹出1−口23はマグネトロン6
と、他方の吹出し口24はトランス5と対向するように
設けられている。 第4図は加熱調理器の他の実施例を示すもので、シロッ
コファン19t[けたファンケース1tsを第6図に示
す如く底板3に直接取り付けしたものである。その平面
を示したのが第6図である。 次に本実施例の加熱調理器の動作を説明する。 本体1内に設けられた加熱室に被加熱物を収容して外部
操作によりマグネトロン6を動作させるとマグネトロン
6から高周波が発生して加熱室底壁8の下部に設けられ
た導波管7を経て給電口20から加熱室内へ高周波が供
給されるとともにシロッコファン19も同時に動作する
。このシロッコファン19が動作すると、底板3に設け
られた吸気口14から冷却用の空気をファンケース16
内へ吸入し、ファンケース15Aに設けられた吹出し口
24から吹出された冷却用の空気でトランス6を冷却す
るとともに、電気部品収納室4内も冷却して排気口1o
から排出される。またファンケース15Bの吹出し口2
3から吹出された冷却用の空気でマグネトロン6を冷却
する。このマグネトロン6を冷却した空気は、エアーガ
イド13を経て加熱室内へ供給され、加熱室内から外箱
2の後壁11に設けられた排気口9から外部へ排出され
る。 このように底板3に設けられた吸気口14からシロッコ
ファン19で冷却用の空気を吸入1〜外気とほぼ同じ温
度の空気を直接マグネ)oン6やトランス5に吹きつけ
るだめ冷却効果がよく、しかも排気口1oが吸気口14
よりも上方に設けられているので、トランス5等を冷却
した空気は電気部品収納室4内で対流したり、排気口1
oから排出された空気が再び吸気口14から吸入される
こともないので冷却効果をより一層高めることができる
。 またマグネトロン6の動作が停止するとシロッコファン
19の動作も停止するが、マグネトロン6やトランス6
が吸気口14の近傍に設けられてhるため冷却されやす
く、しかも電気部品収納室4に滞留した熱気は吸気口1
4よりも上方の外箱後壁11に設けられた排気口1oか
ら外部へ自然に排出することができる。またマグネトロ
ン6を再び動作させても、外気とほぼ同じ温度の空気が
底板3の吸気口14から吸入されるため、マグネトロン
6やトランス6を効率よく冷却することができる。 従ってトランス5に用いられるコイルの線径を細くして
もトランス5の発熱が抑制されるので、トランス6を小
型、軽量につくることによって安価に提供することが可
能となり、しかもマグネトロン6に印加される電圧降下
もなく、品質、性能ともに安定した加熱調理器として提
供することができる。 以上の説明から明らかな如く本発明の加熱調理器は冷却
装置のファンを底板に設けられた吸気口に対向して設け
、このファンの周囲にファンケースを配設するとともに
、ファンケースの吹出し口を高周波発生装置に対向して
設けたことにより、高周波発生装置が動作時にファンケ
ースの吹出し口から吹出される冷却用の空気で高周波発
生装置を効果的に冷却することができるため、トランス
に用いられるコイル線径を細くしても、トランスの発熱
が抑制され、故障の少ない品質、性能ともに安定した加
熱調理器として提供することができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明の一実施例を示す加熱調理器の側断面図
、第2図は同第1図の冷却装置を示す分解斜視図、第3
図は同第1図の冷却装置の要部を示す平面図、第4図は
本発明の他の実施例を示す加熱調理の側断面図、第6図
は同第4図に示す冷却装置の分解斜視図、第6図は同第
4図に示す冷却装置の要部を示す平面図、第7図、第8
図は従来例を示す加熱調理器の側断面図である。 1・・・・・・本体、2・・・・・・外箱、3・・・・
・・底板、6・・・・・・マグネトロン(高周波発生装
置)、9.10・・・・・・排気口、12・・・・・・
冷却装置、14・・・・・・吸気口、16・・・・・・
ファンケース、19・・・・・・シロッコファン()ア
ン)、23.24・・・・・・吹出し口。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第5
図 第 6 図 q 第7図 iI8図
Claims (1)
- 外箱と底板とで構成された本体と、この本体内に設けら
れた加熱室内へ高周波を供給する高周波発生装置と、こ
の高周波発生装置を冷却する冷却装置と、前記本体の底
板に設けられた吸気口と、前記本体の外箱に設けられた
排気口とからなり、前記冷却装置のファンを前記吸気口
に対向して設け、このファンの周囲にファンケースを配
設するとともに、ファンケースの吹出し口を前記高周波
発生装置に対向して設けた加熱調理器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3481182A JPS58152394A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3481182A JPS58152394A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 加熱調理器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58152394A true JPS58152394A (ja) | 1983-09-09 |
Family
ID=12424591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3481182A Pending JPS58152394A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58152394A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60152291U (ja) * | 1984-03-19 | 1985-10-09 | シャープ株式会社 | 2管式電子レンジの冷却装置 |
JPS60264079A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
JP2001304580A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
JP2003083547A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4731717U (ja) * | 1971-05-03 | 1972-12-09 | ||
JPS5226277U (ja) * | 1975-08-14 | 1977-02-24 |
-
1982
- 1982-03-04 JP JP3481182A patent/JPS58152394A/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS60264079A (ja) * | 1984-06-13 | 1985-12-27 | 松下電器産業株式会社 | 高周波加熱装置 |
JP2001304580A (ja) * | 2000-04-17 | 2001-10-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
JP4639428B2 (ja) * | 2000-04-17 | 2011-02-23 | パナソニック株式会社 | 高周波加熱装置 |
JP2003083547A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-19 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 高周波加熱装置 |
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