JPS58151327A - 固体酸組成物の製造法 - Google Patents

固体酸組成物の製造法

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JPS58151327A
JPS58151327A JP57030056A JP3005682A JPS58151327A JP S58151327 A JPS58151327 A JP S58151327A JP 57030056 A JP57030056 A JP 57030056A JP 3005682 A JP3005682 A JP 3005682A JP S58151327 A JPS58151327 A JP S58151327A
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JP
Japan
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solid acid
zirconium
titanium
acid
composition
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Application number
JP57030056A
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English (en)
Inventor
Tatsuo Kyuma
久馬 達夫
Shigeo Miki
茂男 三木
Giichi Akazome
赤染 義一
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New Japan Chemical Co Ltd
Original Assignee
New Japan Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、特定範囲の酸強度の酸点を多量に有する固体
酸組成物、いわゆる複合酸化物固体酸組成物の製法に関
する。九とえば、本組成物は硫酸イオンの存在下、チタ
ン化合物およびジルコニウム化合物をアルカリにより共
沈させて得られるヒトログ/L’または、硫酸イオンの
存在下、チタンのヒトログμとジルコニウムのヒドロゲ
ルを混練した混合物を炉別、水洗、乾燥。
焼成することによ多製造される。かかる固体酸組成物は
、チタン、ジルコニウム、硫黄の3元素の複合酸化物と
みなされ、原料成分組成の変動に対し、酸性質の変動が
少なく、かつ、ハメツトの酸度関数(以下H#にて表わ
す)が−3,0〜−82なる酸強度の酸点を多量に有し
、酸触媒として種々の反応に用いた場合、副反応および
触媒の劣化が少なく長期間安定に使用できる。
従来、固体酸を触媒として用いる反応において、触媒活
性は、触媒上の酸の種類、酸強度。
酸量によって支配され1選択性は主に、酸強度により支
配されるといわれている。例えば、オレフィンの水和に
よるアルコ−yの合成、アルコ−〜の脱水によるオレフ
ィンの合成、オレフィンの異性化、フェノール類とアン
モニアからアニリン類を合成する反応、バラアルデヒド
の重合等を固体酸触媒を用いて行なう場合、HOが−3
,0〜−&2なる酸強度で、かつ酸量の多い固体酸が適
当とされている。すなわち、これらの反応は、シリカ・
マグネシアの如きH9が−3,0以上の弱い酸強度の固
体酸では前記の種々の反応は進行し難く、シリカ・アル
ミナ、7〜ミナOボリア等のH・が−8,2以下の強い
酸強度の酸量が比較的多い固体酸では副反応が起とシ、
目的物を選択性よく得ることが困難であシ、かつ触媒の
コーキングによシ活性の低下が早い。酸強度がH(lで
−3,0〜−8,2の範囲に酸点を有する公知の固体酸
組成物のうち、γ−アルミナはかかる範囲の酸量が少な
いため触媒活性が低く、シリカ嗜チタニア、アルミナ・
チタニア、チタニア・ジルコニア等は、本発明に係る固
体酸よシ酸量が少なく、成分組成が変動すると酸強度。
酸量が大幅に変化し、再現性よく安定した品質のものを
製造しがたい。また、固体リン酸や硫酸ニッケyでは、
吸湿性が高く、取扱いが困難である。
本発明者らは、前記欠点の少ない固体酸触媒の製法を鋭
意探究した結果、従来にない高い性能を有する本発明を
完成するに至った。
本発明固体酸組成物は、硫酸イオンの存在下。
チタンの可溶性塩およびジルコニウムの可溶性塩の混合
水溶液から、アルカリの添加によシ、チタンとジルコニ
ウムのヒドロゲルを共沈、共ゲル化させた組成物、チタ
ンとジルコニウムのヒドロゲル共沈物に硫酸イオンを添
加し次組酸物、硫酸イオンの存在下、チタンのヒドロゲ
ルとジルコニウムのヒドロゲルを均一に充分に混合し九
組成物、硫酸イオンの存在下、二酸化チタンにジルコニ
ウムのヒトログμを沈着させた組成物、硫酸イオンの存
在下、酸化ジルコニウムにチタンのヒトログμを沈着さ
せた組成物、あるいはチタニア・ジルコニアをa酸イオ
ンを含む水溶液に含浸させた組成物から乾燥シよび焼成
することにより得られる。
本発明におけるチタン化合物、ジルコニウム化合物およ
び硫酸イオンの原料組成は、原子比でTi/Zrが0.
05〜20.1(Ti+Zr)が0.02〜4が好まし
い。この組成範囲内ではルが−3,0〜−&2である酸
量の多い所望の固体酸を得ることができる。
本発明で得られる固体酸組成物の成分組成および化学的
構造は不明であるが、ヒトログμの炉別水洗時に硫酸イ
オンの流出はきわめて少なく、また焼成時に硫黄化合物
の発生もなく、さらに、焼成物の重量等から硫黄化合物
が固体酸組成に組み込まれている事は確認される。
本発明組成物に、酸化第一鉄、酸化第二鉄。
アμミナ、酸化モリブデン、酸化タングステン。
シリカ、ボリア、五酸化リン尋から選ばれた一橋を九は
二種以上を少量含有させても、固体酸の性能に影響を及
ぼすことはない。
本発明の固体酸組成物を得る九めに用いられるチタン化
合物は、四塩化チタン、硫酸チタン。
オキV硫酸チタン、硝酸チタン、オキシ硝酸チタン等の
可溶性塩、水酸化チタン、および二酸化チタン等である
。ジルコニウム化合物は、塩化ジルコニウム、オキV塩
化ジルコニウム、硫酸ジルコニウム、オキシ硫酸ジルコ
ニウム、硝酸ジルコニウム、オキシ硝酸ジルコニウム、
酢酸ジルコニウム、オキシ酢酸ジルコニウム等の可溶性
塩、水酸化ジルコニウムおよび酸化ジルコニウム等が用
いられる。硫酸イオン生成物質としては、硫酸または硫
酸アンモニウム、硫酸ナトリウム、硫酸チタン、オキV
硫酸チタン。
硫酸ジルコニウム等の硫酸塩が用いられる。
さらに、これらの塩水溶液に添加してヒドロゲ〜の沈殿
を生じせしめるアμカリ物質としては、カセイアルカリ
、アンモニアまたは加熱分解してアンモニア管生ずる尿
素等が用いられる。
本発明固体酸組成物は、上記の原料から、共沈、共ゲル
化による方法、混線による方法、沈着による方法等によ
シー族されるが、共沈、共ゲル化による方法が好ましい
ヒドロゲμの沈殿を生じせしめる時のpHは、3〜10
が好ましい。pH10以上では、加えた硫酸イオンの大
部分が濾過水洗時に溶出して本発明が目的とする固体酸
組成物を得ることができない。を九pH3以下では、ヒ
ドロゲμの生成が不完全である。
前記方法によシ得られるヒドロゲμは、常法によりか別
、水洗、乾燥、焼成することにより固体酸組成物となる
。この焼成温度は、700℃以下、好ましくは約200
〜600℃であり。
この範囲外の条件では固体酸組成物の酸量および酸強度
分布において満足するものを得ることができない。
ヒドロゲμの沈殿剤として苛性アルカリを用い九鳩合、
ヒドロゲルの濾過、水洗が不完全であるとアルカリ塩が
残存するが、該残存量は固体酸組成物の5wt%以下で
あれが、固体酸性能に及ばず影響は少ない。
上記のようにして得られた固体酸組成物は。
酸強度分布がルで−3,0〜B−ZfCあシ、この酸強
度範囲の酸量が0.45m(2)1/g以上であシ、X
線回折で非晶質を示し空気中に放置しても吸湿崩壊する
ことなく取扱いが容易である。また。
使用例に示す如く、かくして得られた固体酸組成物を酸
触媒として用いた場合、活性が高くかつ副反応が少なく
、さらに活性低下の原因となるコーキングをほとんど起
こさないので長期間安定に使用できる特徴を有する。
以下、実施例、比較例および使用例にて本発明組成物の
固体酸としての性質を詳細に述べる。
実施例1 sooyの四塩化チタンを0℃に冷却し7711の蒸留
水中に少量ずつ滴下し、滴下終了後、蒸留水を加え27
に希釈する。この四塩化チタン水溶液2801d(Q、
37モ/L/)にオキシ壜化ジルコニウムの8水塩11
9F(0,:17モル)ト硫酸アンモニウ五49j’(
0,37モル)全混合し、蒸留水を加え1/の均一溶液
とした。この溶液に、攪拌しながら28Wt*のアンモ
ニア水をpHが7となるまで滴下し、硫酸イオンを含む
、チタンとジμコニウムのとドログ壓の共沈物を得た。
アンモニア水の所要量ll113051(2,1モ〜)
であった。このヒドロゲルを炉別し、塩素イオンが微量
となるまで、水洗し友後。
90−120℃で5時間乾燥し、空気雰囲気中500℃
、3時間焼成し、固体酸組成物81Fを得た。図1にこ
の固体酸組成物の酸強度分布tn−ブチyアミン滴定法
(0,Johnson、 J、 Phys。
Chewn、59.827 (1955) ) テ測定
した結果を示す。この固体酸組成物は、ルで一3LO〜
=8.2なる酸強度分布を有し、この範囲の酸量は0.
612mmol/gであッ良、ま九、この固体酸組成物
は空気中に放置しても吸湿崩壊せず、iた、SOO℃に
加熱しても硫黄化合物の遊離が認められなかった。
実施例2〜9 原料の重量組成を変える以外は、すべて実施例1と同様
の操作により、組成比の異なる固体酸組成物を得た。こ
れらはいずれも実施例1で得られ九固体酸組成物と同じ
く、格で−3,0〜−8,2の酸強度分布を有し、その
酸量は0.45inmol/g以上で、空気中に放置し
ても吸湿崩壊せず、まだ500℃に加熱しても硫黄酸化
物の遊離が認められなかった。
表1.に、実施例1−も含め、これらの原料組成とHs
 −3L O〜−8,2の酸量を示す。
表  1゜ 比較例1〜5 次に、硫黄化合物を含まない組成物と本発明固体酸組成
物とを比較する目的で、原料の重量組成を変えること以
外はすべて実施例1と同様に操作して、チタニア会ジル
コニア固体酸組成物を得た。図IK酸強度分布の代表例
を、また表4に原料組成とHll −3,0〜−&2な
る酸量を示す。
表  1 比較例6 硫黄化合物を含むチタニアと本発明組成物とを比較する
目的で、実施例1で用いた四塩化チタン水溶液560耐
に硫酸アンモニウム49Fを混合し、蒸留水を加えI1
0絢−溶液とし良。
この溶液に攪拌しなから28wt1Gのアンモニア水を
pHが7となるまで滴下し、硫酸イオンを含むチタニア
のヒドロゲμを得た。アンモニア水の所要量は、180
ノであっ九。以下実施例1と同様に操作した。このもの
は、焼成時に硫黄化合物を遊離しな。得られ九固体験の
酸量は。
表2に示す通多である。
比較例7 硫黄化合物を含むジμコニアと本発明に9Aる固体酸組
成物を比較する目的で、比較例6において、四塩化チタ
ン水溶液の代シにオキシ塩化ジルコニウムの8水樵23
8yを用いることおよび28wt%アンモニア水を46
9用いること以外はすべて比較例6と同様に操作した。
ζOものは、焼成時に硫黄化合物を遊離した。得られ九
固体酸の酸量は表2. K示す過多であった。
実施例10 実施例1で用いた四塩化チタン水溶液80dとオキS/
3IIk化ジ〜コニウムの8水塩305 j’[−40
0−の蒸留水に溶解させ九溶液とを混合し。
硫酸アンモニウム3Ofを加え、さらに、蒸留水にて3
1の均一水溶液とした。この溶液に尿素233jjを加
え、母液のpHが約7となるまでioo℃に加熱しなが
ら3時間攪拌し、硫酸イオンを含むチタンとジルコニウ
ムの共沈ヒドロゲ〜を得喪。以下実施例1と同様に操作
した。
この固体酸組成物は山で−10〜−IL2K、α495
mmol/gなる酸量を有し、空気中に放置しても吸湿
崩壊せず、またSOO℃に加熱しても硫黄化合物の遊離
が認められなかった。
実施例11 実施例1で用い九四塩化チタン水溶液280−にオキシ
塩化ジルコニウムの8水塩119Pと硫酸ナトリウム5
3yt混合し、蒸留水を加え11の均一溶液とした。こ
の溶液に攪拌しなi)Xう、2 owttsの水酸化ナ
トリウム水溶液をpnが約7と表るまで滴下し、硫酸イ
オンを含むチタンとジルコニウムのヒドロゲ〜の共沈物
を得た。20wt%水酸化ナトリウム水溶液の所要量は
lj 44(1’でありた。以下実施例1と同様に操作
した。この固体酸組成物紘、iで−3,0〜−8,2に
0.618mmol/gなる酸量を有し、空気中に放置
しても吸湿崩壊せず、tた500℃に加熱しても硫黄化
合物の遊離が認められなかった。
実施例12 30−硫酸チタン水溶液48011!と、塩化ジルコニ
ウム451を100g/の蒸留水に溶解させえ溶液とを
混合し、蒸留水を加え110均一**とし丸、この溶液
に攪拌しながら、28wt−アンモニア水なpHが7と
なるまで滴下し、硫酸イオンを含むチタンとジルコニウ
ムのヒドロゲμの共沈物を得良、28wt%アンモニア
水の所要量は170jlであった。以下、!l11−施
例1と同様に操作し良、こO固体酸組成物は、トで−L
O〜−&2にα6 m 1oxmol/gなる酸量を有
し、空気中に放置しても吸湿崩壊せず、1九。
SOO℃に加熱しても硫黄化合物の遊離が認められなか
つた。
実施例13 実施例1で用いた四塩化チタン水溶液152−と、硫酸
ジルコニウムの4水塩1$6Fを300−の蒸留水に溶
解させたl#液とを混合し。
蒸留水を加え1/に希釈し九。との溶液に攪拌しながら
、28Wt−のアンモニア水を声が4となるまで滴下し
、硫酸イオンを含むチタンとジルコニウムのヒドロゲル
の共沈物を得た。28vt−アンモニア水の所要量は1
20Fであった。
以下、実施例1と同様に操作した。この固体酸組成物は
、ルで−3,0〜−L2に仮464組−4なる酸量含有
し、空気中に放置しても吸湿崩壊せず、tたSOO℃に
加熱しても、硫黄化合物O遊離が認められなかった。
実施例14 硫酸アンモニウム132Fを2SOd(D蒸留水に溶解
させ九本溶液に、水酸化チタンsspと水酸化ジルコニ
ウム801とを加え十分に混合し良後、水を蒸発させた
。混合物を90〜120℃で5時間乾燥し、空気雰囲気
中番00℃1番時間焼成した。かくして得られえ固体酸
組成物は、Haで−a、 O〜−8,2Ko、 532
mmoV11なる酸量を有し、空気中に放置しても吸湿
崩壊せず、ま−#:、soo七に加熱しても硫黄化合物
の遊離が認められなかった。
実施例15 実施例1で用いた四塩化チタン水溶液280dlci’
Fs’塩化ジμコニウムの8水塩119テを混合し、蒸
留水を加えて1/の均一溶液とし良。この溶液に攪拌し
なからzswt嗟アンモニア水t4が7となるまで滴下
し、チタンとジルコニウムのヒドロゲ〜の共沈物をS九
。211wt−アンモニア水の所要量は、130テであ
った。
このヒドロゲルを炉別し、塩素イオンが微量となるまで
水洗し良。硫酸アンモニウム132りを蒸留水ZSO−
に溶解させ良廖液に、水洗したとドp−ゲ〜を加え、十
分に混合した抜水を蒸発させ九。混合物を90〜120
℃で5時間乾燥し、空気雰囲気中#40℃3時間焼成し
た。
かくして得られ九固体酸組成物は、ルで−3,O〜−&
 211C0,611snmoVgなる酸量を有し、空
気中に放置しても吸湿崩壊せず、またSOO℃に加熱し
ても硫黄化合物の遊離が認められなかっ喪。
実施例16 t*v塩化塩化ジーコニウム水塩3zfit蒸留水4Q
O−に溶解させ、さらに濃硫酸502を加えた。この溶
液に二酸化チタン144Fを加え、激しく攪拌しなから
zilwtsのアンモニア水をpHが7となるまで滴下
した。zswtlアン毛ニア水の所要量は、75t″e
Toつた。かくして得られた硫酸イオンを含むジルコニ
ウムのヒドロゲ〜を沈着させた二酸化チタンは、塩素イ
オンが微量となるまで水洗した後9G−120℃で5時
間乾燥し、空気雰囲気中too℃、3時間焼成した。か
くして得られ九固体酸組成物はルで−L O〜−8,2
K(L 4117mmol/gなる酸量を有し、空気中
に放置しても吸湿崩壊せず、またSOO℃に加熱しても
硫黄化合物の遊離が認められなかった。
実施例17 実施例12で用い7’j30%硫酸チタン水溶液sep
に蒸留水を加え40011ItO溶液とし喪。
この溶液に、酸化ジルコニウムtt1pを加え激しく攪
拌しながら、28Wt*のアンモニア水をpHが8とな
るまで滴下した。28wt96アンモニア水の所要量は
、2511であつ九。かくして得られ九硫酸イオンを含
むチタニアのヒドロゲ〃を沈着させた酸化ジルコニウム
は、水洗した後、90〜120℃で5時間乾燥し、空気
雰囲気中でffloo℃、3時間焼成した。かくして得
られた固体酸組成物は、出で−3,0〜−8,2に0、
465mmol/gなる酸量を有し、空気中に放置して
も、吸湿崩壊せず、また500℃に加熱しても硫黄化合
物の遊離が認められなかった。
実施例18 硫酸アンモニウム132yをs o Omlの蒸留水に
溶解させた溶液に、共沈法で調製したチタニア・ジルコ
ニア(チタニア40wt96含有)102Nを加え、水
を蒸発させた。その後90〜120℃で5時間乾燥し、
空気雰囲気中500℃、3時間焼成し喪。かくして得ら
れた固体酸組成物は、Haで−3,0〜−8,2に0.
509mmol/gなる酸量を有し、空気中で放置して
も吸湿崩壊せず、tた500℃に加熱しても硫黄化合物
の遊離が認められなかった。
使用例1 実施例1で得た固体酸組成物を篩別し、20〜100メ
ツシュ部分3(1’を直径2.11のバイレックスガラ
ス管層長、103に詰めた固定床気相反応器を200℃
に保ち、常圧下エタノールをLH8V1.Ohで仕込み
、エチレンへの脱水反応を行なわせ、酸触媒としての性
能を調べた。その結果、エチレン収率は仕込んだエタノ
−1vK対し95俤で重合等による副生物の生成は認め
られず、また100時間経過後もエチレン収率は一定で
おった。
使用例2 実施例3で得九固体酸組成物を使用例1と同様に充填し
た反応器を200℃に保ち、常圧下、1−ブテンをLH
8V100Ok’なる条件で仕込み異性化反応を行なわ
せ、酸触媒としての性能を調べた。その結果、2−ブテ
ンの収率は、仕込んだl−ブテンに対し93%で、骨格
異性化等による副生物の生成は認められず、また100
時間経過後も2−ブテンの収率線一定であつた。
【図面の簡単な説明】
図1は、実施例と比較例の酸強度分布を示したものであ
シ、1は実施例1.2は実施例2゜3は比較例1.4は
比較例4を表わす。 図 工 →慝

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 ■ 原料の原子比がTi7’Zrは0.05〜20.8
    /(Ti+Zr)は0.02〜4である硫酸イオン、チ
    タン化合物及びジルコニウム化合物からなる混合物を乾
    燥し、700℃以下で焼成することを特徴とする複合酸
    化物固体酸組成物の製造方法。 (2)上記混合物が、硫酸イオンの共存下、母液のpH
    が3〜100条件下で共沈させて得られる。硫酸イオン
    を含むチタンとジルコニウムのヒトログ、A/混合物で
    ある特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)上記混合物が、チタンとジルコニウムのヒトログ
    μの共沈物と硫酸イオンとの混合物である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。 (4)上記混合物が、硫酸イオンの共存下、母液のpH
    が3〜100条件下で、チタン化合物とジルコニウム化
    合物のいずれか一方のヒトログ〜を他方の化合物に沈着
    させたものである特許請求の範囲第1項記載の方法。 (5)上記混合物が、硫酸イオンと共沈法により調製し
    たチタニア・ジルコニアとの混合物である特許請求の範
    囲第1項記載の方法。
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