JPS5815081B2 - 制動時作業機上昇装置 - Google Patents

制動時作業機上昇装置

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JPS5815081B2
JPS5815081B2 JP49099412A JP9941274A JPS5815081B2 JP S5815081 B2 JPS5815081 B2 JP S5815081B2 JP 49099412 A JP49099412 A JP 49099412A JP 9941274 A JP9941274 A JP 9941274A JP S5815081 B2 JPS5815081 B2 JP S5815081B2
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JP
Japan
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lifting device
brake
during braking
work equipment
control valve
Prior art date
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Expired
Application number
JP49099412A
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English (en)
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JPS5127506A (ja
Inventor
芳英 広原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は制動時に作業機を上昇させて、旋回等を円滑に
行ない得るようにした制動時作業機上昇装置の提供に関
する。
圃場耕耘時に、枕地等において機体を急旋回させる場合
には、減速しかつ作業機を上昇させた後、旋回する側の
ブレーキペダルを踏込み、それに連動して制動された後
車輪を中心として機体を小半径で旋回させている。
即ち、従来では急旋回時に。はアクセル系統の減速操作
、リフトアーム昇降用コントロールレバーによる作業機
上昇操作、ブレーキペダルの踏込み操作、バンドルの操
向操作の最低4系統の操作が必要であり、これらの各種
操作を限られた短時間内に行なうには相当高度な運転技
術を必要とし、従って操作の簡略化が要求されている。
本発明は斯かる要求に対処すべく提案されたものであっ
て、その特徴とするところは、左右の後車輪用ブレーキ
装置を独立して操作できる左右一対のブレーキペダルを
備え、作業機昇降用リフトアームを駆動する油圧昇降装
置を設けたトラクタにおいて、各ブレーキペダルの踏込
み動作に連動して油圧昇降装置のコントロールバルブを
上昇方向、に作動させる連動手段と、リフトアームの上
昇時に、これに連動してコントロールバルブを中立に復
帰させる中立復帰装置を備えた点にある。
以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、1は
トラクタ機体で、その後部両側には最終減速装置2,2
及びブレーキ装置3,3等を介して後車輪が枢着される
各ブレーキ装置3,3を作動させるためのブレーキペダ
ル4,4は、機体1の中央側部に装着された右ステップ
5より前方に突設せしめられ、各ブレーキペダル4,4
とブレーキ装置3,3との間はブレーキロッド6.6に
より連動連結されている。
7はトラクタ機体1上部に装着された油圧昇降装置で、
左右一対のリフトアーム8,8を枢支軸9廻りに上下揺
動自在に駆動するように構成される。
10は油圧昇降装置7の油圧回路中に介装されたコント
ロールバルブで、そのスプール11はコントロールレバ
ー12により操作可能で、コントロールレバー12を下
降位置りとした時にリフトアーム8が下降し、上昇位置
Uとした時に上昇するように構成されている。
13はリフトアーム8上昇時にコントロールレバー12
を中立位置Nに復帰させる中立復帰装置で、枢支軸9に
装着されたリンク14と、その遊端部に回動自在に取付
けられた回動ピン15と、一端がコントロールレバー1
2の下部に連結されかつ他端が回動ピン15に遊嵌され
たコントロールロッド16と、このロッド16に位置調
節固定自在に套嵌されたストッパー17とから構成され
る。
18はブレーキペダル4,4の踏込み動作に連動してコ
ントロールレバー12を上昇位置Uへと作動せしめる連
動手段で、トラクタ機体1の側面に枢支ピン19により
揺動自在に枢支されたL字状の作動杆20を有し、その
上端部はコントロールレバー12の下部に対して前方側
より接当し、また他端にはスプリング21を介して連結
索22が連結される。
連結索22の他端は連結金具23及び左右連結索24,
24を介して各ブレーキペダル4,4に連結されている
25は連結索22の案内用滑車である。
上記構成において、ロータリー装置等の作業機による耕
耘中は、一旦コントロールレバー12を下降位置りへと
操作して、リフトアーム8,8が図示の位置に来るよう
に作業機を下降させた後、再びコントロールレバー12
を中立位置Nに戻した状態にある。
そしてこの中立位置Nにあるコントロールレバー12に
対して作動杆20の上端は軽く接当した程間で、上昇位
置U方向への押圧力は作用していない。
斯かる状態で、トラクタを右側へと急旋回させるべく右
ブレーキペダル4を踏込むと、これに連動してブレーキ
装置3が作動して右後車輪を制動し、従ってトラクタは
この右後車輪を中心として小半径で旋回できる。
一方、右ブレーキペダル4の踏込みによって右連結索2
4、連結具23、連結索22及びスプリング21を介し
て、作動杆20が枢支ピン19廻りに反時計方向に回動
し、その上端部で中立位置Nにあるコントロールレバー
12を押圧して上昇位置Uへと作動させる。
そして、この時のコントロールレバー12の上昇位置U
への作動によってコントロールバルブ10が上昇方向へ
と切換ねり、油圧昇降装置1の駆動によってリフトアー
ム8,8が上昇し、作業機を持上げる。
従ってトラクタの旋回に際しては作業機が上昇するので
その旋回が速やかとなり、しかも小半径での旋回が可能
となる。
またコントロールレバー12を操作する必要がなく運転
が簡易化できる。
特に、ブレーキペダル5,5の遊び範囲での踏込みによ
り、作動杆20がコントロールレバー12を上昇方向に
押圧するようにしておけば、制動時には必ず作業機を上
昇させることができる。
リフトアーム8,8が上昇すると、回動ピン15がスト
ッパー17に接当し、コントロールロッド16を介して
コントロールレバー12を中立位置Nへと復帰させる。
しかし、油圧昇降装置Iの油圧回路はロックされており
、従ってリフトアーム8,8は上昇位置に保持されてい
る。
なお左ブレーキペダル4のみ、或いは両ブレーキペダル
4,4の同時踏込み時にも前述同様の動作によって作業
機は上昇する。
連結索22の一端を作動杆20に直接連結し、滑車25
を弾性的に支持するようにしても良い。
以上実施例に詳述したように本発明によれば、左右一対
の各ブレーキペダルの踏込み動作に連動1して油圧昇降
装置のコントロールバルブを上昇方向に連動させる連動
手段を設けると共に、リフトアームの上昇時に、これに
連動してコントロールバルブを中立に復帰させる中立復
帰装置を設けているので、左右何れかのブレーキペダル
を踏込めば、作業機が自動的に上昇してその上昇位置で
停止することになり、従って、圃場の耕耘時に枕地等に
おいて、片側のブレーキペダルを踏込んでブレーキ装置
により片側の後車輪を制動し、この後車輪を中心として
トラクタを急旋回させる場合にも、コントロールバルブ
のレバー等を操作する必要がなく、操作する系統が少な
くなり、運転の簡易化が図れ非常に便利である。
勿論直進走行時においても同様の効果があることは云う
までもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実症例を示すトラクタ要部側面図、
第2図はそのブレーキペダル部分の斜視図である。 1・・・・・・トラクタ機体、3・・・・・・ブレーキ
装置、4・・・・・・ブレーキペダル、7・・・・・・
油圧昇降装置、8・・・・・・リフトアーム、10・・
・・・・コントロールバルブ、12・・・・・・コント
ロールレバー、13・・・・・・中立復帰装置、18・
・・・・・連動手段、20・・・・・・作動杆、22゜
24・・・・・・連結索。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 左右の後車輪用ブレーキ装置を独立して操作できる
    左右一対のブレーキペダルを備え、作業機昇降用リフト
    アームを駆動する油圧昇降装置を設けたトラクタにおい
    て、各ブレーキペダルの踏込み動作に連動して油圧昇降
    装置のコントロールバルブを上昇方向に作動させる連動
    手段と、リフトアームの上昇時に、これに連動してコン
    トロールバルブを中立に復帰させる中立復帰装置とを備
    えたことを特徴とする制動時作業機上昇装置。
JP49099412A 1974-08-28 1974-08-28 制動時作業機上昇装置 Expired JPS5815081B2 (ja)

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JPS5127506A JPS5127506A (ja) 1976-03-08
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JPS5991804A (ja) * 1982-11-15 1984-05-26 ヤンマーディーゼル株式会社 農用トラクタ−のミツドマウント装置

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