JPS5815071Y2 - リ−マ - Google Patents
リ−マInfo
- Publication number
- JPS5815071Y2 JPS5815071Y2 JP15637778U JP15637778U JPS5815071Y2 JP S5815071 Y2 JPS5815071 Y2 JP S5815071Y2 JP 15637778 U JP15637778 U JP 15637778U JP 15637778 U JP15637778 U JP 15637778U JP S5815071 Y2 JPS5815071 Y2 JP S5815071Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting edge
- reamer
- blades
- blade
- straight
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Milling, Broaching, Filing, Reaming, And Others (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、リーマに係り、特にバニッシング効果が高め
られるようなり−マを提供するものである。
られるようなり−マを提供するものである。
従来、この種のり−マで、例えばアルミの大任上げをす
る場合、加工後の収縮があることから、切削刃のほかに
丸ランドを備えるようにしだもの例えば実公昭35−3
3375号公報にみられるものが利用されている。
る場合、加工後の収縮があることから、切削刃のほかに
丸ランドを備えるようにしだもの例えば実公昭35−3
3375号公報にみられるものが利用されている。
しかしながら仕上げ面精度の点で必ずしも満足すべき結
果が得られていないことから、バニッシング効果がより
高められるような切刃連成をもつり−マの開発が要望さ
れている。
果が得られていないことから、バニッシング効果がより
高められるような切刃連成をもつり−マの開発が要望さ
れている。
そこで、本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、直
刃および傾斜刃がそれぞれ交互に設げられたり−マにお
いて、この傾斜切刃は、正面側では、直刃の正面切刃稜
よりも軸方向で幾分後方にあって非切削端を構成すると
ともに、その外周側では、正面側を基準にしてθm斜角
を有する傾斜切刃稜を少なくとも形成し、かつこの傾斜
切刃稜が、前記直刃の外周切刃稜よりも大きい外径を有
することによってこれらの外径差が、バニッシング量と
して確保され、そのバニッシング効果を高め得るように
したものである。
刃および傾斜刃がそれぞれ交互に設げられたり−マにお
いて、この傾斜切刃は、正面側では、直刃の正面切刃稜
よりも軸方向で幾分後方にあって非切削端を構成すると
ともに、その外周側では、正面側を基準にしてθm斜角
を有する傾斜切刃稜を少なくとも形成し、かつこの傾斜
切刃稜が、前記直刃の外周切刃稜よりも大きい外径を有
することによってこれらの外径差が、バニッシング量と
して確保され、そのバニッシング効果を高め得るように
したものである。
以下、本考案リーマの一実施例について、図を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第1図および第2図において、1は、棒状をなす本体で
あり、その一端には、例えばテーパ状をなす柄部2が設
けられ、またその他端には直刃3および傾斜刃4がそれ
ぞれ交互に配設されている。
あり、その一端には、例えばテーパ状をなす柄部2が設
けられ、またその他端には直刃3および傾斜刃4がそれ
ぞれ交互に配設されている。
これらの直刃3および傾斜刃4は、図示の場合鋼製の本
体1とは別体の超硬合金によって形成されることが望ま
しくその切削作用上の効果を高めている。
体1とは別体の超硬合金によって形成されることが望ま
しくその切削作用上の効果を高めている。
なお刃数については、直刃3および傾斜刃4をそれぞれ
2個づ〜配置したものに限られないものである。
2個づ〜配置したものに限られないものである。
前記直刃3は、通常利用されるねじれ角(図示の場合O
)をもって、軸方向にろう付げされるものであり、逃げ
面5,6の付加に伴ない正面側および外周側の切刃稜7
.8が形成される。
)をもって、軸方向にろう付げされるものであり、逃げ
面5,6の付加に伴ない正面側および外周側の切刃稜7
.8が形成される。
この場合、軸方向に切欠されたフルート9の先端に直刃
3を位置させ、残りを空間としたのは、被削穴に対する
ストロークおよび切屑排出上の理由である。
3を位置させ、残りを空間としたのは、被削穴に対する
ストロークおよび切屑排出上の理由である。
また、前記傾斜刃4は、正面側では、前記直刃3の正面
切刃稜7よりも軸方向で幾分後方にあって、非切削端1
0を構成する。
切刃稜7よりも軸方向で幾分後方にあって、非切削端1
0を構成する。
これは、前記直刃3が切削の開始に機能するためである
。
。
さらに、外周側では、正面側を基準にしてθの傾斜角を
有する傾斜切刃稜11および軸方向の切刃稜12を形成
する。
有する傾斜切刃稜11および軸方向の切刃稜12を形成
する。
この場合、これらの切刃稜11.12は、前記外周切刃
稜8よりも大きい外径を有するものである。
稜8よりも大きい外径を有するものである。
このように、傾斜および外径差を与えたのは、傾斜刃4
による押し切りに基づくブローチ的役割を考慮したため
であり、これによってバニッシング効果が高められるも
のである。
による押し切りに基づくブローチ的役割を考慮したため
であり、これによってバニッシング効果が高められるも
のである。
なお、前記傾斜角θについては、リーマの外径、切削条
件等により異なるが、一般に15〜45の範囲内で選択
され、図示の場合には、研削加工上の理由から30が採
られている。
件等により異なるが、一般に15〜45の範囲内で選択
され、図示の場合には、研削加工上の理由から30が採
られている。
したがって、軸方向の相対的長さでは、直刃3の方が傾
斜刃4よりも長くなっている。
斜刃4よりも長くなっている。
また、前記外径差については、被削穴径、切削条件等に
より影響するものであるが、約0.4mm程度を目安と
したものである。
より影響するものであるが、約0.4mm程度を目安と
したものである。
次に本考案のリーマによってアルミの大任上げをした場
合につき説明する。
合につき説明する。
リーマの仕様は、前記傾斜刃4の外径を14m、直刃3
の外径を13.6Wr!rLとし、それぞれ1/100
.5/100程度の公差を与えるようにしたものである
。
の外径を13.6Wr!rLとし、それぞれ1/100
.5/100程度の公差を与えるようにしたものである
。
また、直刃3の軸方向切刃長さを10mm、傾斜刃4の
傾斜角θを30とした。
傾斜角θを30とした。
さらに、切削条件については、切削速度Vを40m/m
1ns送りfを0.5〜0.6 rran/rev 、
切込みdを直刃3の片肉基準で3間とし、20倍に希釈
した水溶性切削油の使用により湿式切削とした。
1ns送りfを0.5〜0.6 rran/rev 、
切込みdを直刃3の片肉基準で3間とし、20倍に希釈
した水溶性切削油の使用により湿式切削とした。
この結果、仕上げ面あらさとして、2Sが確保された。
これは、前記傾斜刃4が、斜め切りを行ないブローチ的
な役割をなしたことおよびその円周部分の被削穴に対す
る接触によりバニッシング効果が高められたことなどを
理由とするものである。
な役割をなしたことおよびその円周部分の被削穴に対す
る接触によりバニッシング効果が高められたことなどを
理由とするものである。
この場合、被削穴の取代は通常のり−マに比較して大き
く、この点においても大きな効果がみられるものである
。
く、この点においても大きな効果がみられるものである
。
本考案は、以上説明したように、直刃および傾斜刃の合
理的な組合せにより、その切削作用がブローチ的役割お
よびバニッシング的役割を主としたことからその仕上げ
面あらさの向上、精度維持が期待できるという利点を有
する。
理的な組合せにより、その切削作用がブローチ的役割お
よびバニッシング的役割を主としたことからその仕上げ
面あらさの向上、精度維持が期待できるという利点を有
する。
第1図は、本考案リーマの一実施例を示す正面図、第2
図は、拡大した底面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・直刃、4・・・・
・・傾斜刃、7・・・・・・正面切刃稜、8・・・・・
・外周切刃稜、11・・・、・・傾斜切刃稜。
図は、拡大した底面図である。 1・・・・・・本体、3・・・・・・直刃、4・・・・
・・傾斜刃、7・・・・・・正面切刃稜、8・・・・・
・外周切刃稜、11・・・、・・傾斜切刃稜。
Claims (3)
- (1) 棒状をなす本体1の一端には、直刃3および
傾斜刃4がそれぞれ交互に備えられたリーマにおいて、 前記傾斜刃4は、正面側では、直刃3の正面切刃稜7よ
りも軸方向で幾分後方にあって、非切削端10を構成す
るとともに、その外周側では、正面側を基準にしてθの
傾斜角を有する傾斜切刃稜11を少なくとも形威し、か
つこの傾斜切刃稜11が、前記直刃3の外周切刃稜8よ
りも大きい外径を有することによって、これらの外径差
がバニッシング量として確保されていることを特徴とす
るリーマ。 - (2)前記直刃3および傾斜刃4は、超硬合金によって
それぞれ2個づつ形成されており、本体1にろう付は固
定されるようにしたことを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載のり−マQ - (3)前記傾斜刃4の傾斜切刃稜11は、傾斜角θか1
5〜45の範囲内で設定されていることを特徴とする実
用新案登録請求の範囲第1項又は第2項記載のリーマ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15637778U JPS5815071Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | リ−マ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15637778U JPS5815071Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | リ−マ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5575417U JPS5575417U (ja) | 1980-05-24 |
JPS5815071Y2 true JPS5815071Y2 (ja) | 1983-03-26 |
Family
ID=29146286
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15637778U Expired JPS5815071Y2 (ja) | 1978-11-14 | 1978-11-14 | リ−マ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5815071Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-11-14 JP JP15637778U patent/JPS5815071Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5575417U (ja) | 1980-05-24 |
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