JPS58149842A - 自動車用の安全ベルト装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車用の安全ベルト装置であって、保護しよ
うとする自動車の乗員の肩の上方に端部又は変向ベルト
金具の形乞した支持ポイントが安全ベルトのために設け
られており、乗員の身体の大きさに合わせるためにこの
支持ポイントが自動車の中央支柱に異なった高さ位置で
固定可能である形式のものに関する。

安全ベルトの支持ポイントが、保護しようとする自動車
の乗員の身体の大きさに合わせて高さ方向に調節できる
このような形式の安全ベルト装置は公知である。乗員を
申分なく保護するためには、身体の小さい人のためには
支持ポイントヒ下方に置き、身体の大きい人のためには
支持ポイントラ上方に置く必要がある。このように安全
ベルトの支持ポイントラ高さ方向に調節するためにはベ
ルト金具２異なった高さ位置で選択的に固定するための
ねじ孔を、例えば自動車の中央支柱の異なった高さ位置
に設けることが公知である。この中央支柱は自動巻取り
装置を有する安全ベルト系に用いられる変向ベルト金具
か又はパッシブ型及びスタティック型安全ベルト系に用
いられる端部ベルト金具を固定することができるもので
ある。しかしながらこの場合にはベルト金具の調節は手
数がかかりかつ習熟した人でなければ行なうことができ
なかつた。それ故に本発明の課題は冒頭に述べた形式の
安全ベルト装置を改良して、安全ベルトの支持ポイント
の高さ方向の調節を乗員が自分で操作部を用いて行なう
ことができるようにかつこの安全ベルト装置をパッシブ
型安全ベルト系スタティック型安全ベルト系、自動巻取
り型安全ベルト系と（ζつだあらゆる安全ベルト系に同
じ様に適用されるように構成することにある。

この課題は本発明によれば特許請求の範囲第１項に記載
した特徴によって解決された。

本発明の安全ベルト装置においては乗員が自分で可動ス
ライダを係止箇所からはずして固定条片に沿って所望の
高さ位置にまで移動させかつそこで再びロックすること
ができる。これは特に可動スライダを移動方向に対して
横方向に。

有利にはばね力に抗して旋回可能に固定条片に支承し、
この可動スライダがその静止位置で、移動路に沿って設
けられた係止部材に係合可能でありかつ可動スライダを
旋回させることによってその保合が解除されるように構
成することによって達成された。可動スライダを移動さ
せかつロックすることにより安全ベルトの新らしい支持
ポイントが確保されるが、これはベルト金具を可動スラ
イダに連結することによって、つまりは移動運動の際に
ベルト金具乞連行することによって行なわれるか又は例
えば可動スライダの上方縁部を異なった高さ位置におけ
る支持ストッパとして働かせることによって行なわれる
。様々な安全ベルト系への適用は、狗えは外側に変向面
を有するベルト金具の代わりに外能となる。

この安全ベルト装置の構造的に極めて簡単な実施態様は
特許請求の範囲第６項の構成によって与えられる。この
場合には固定条片は押出し及び引抜き加工法で大量生産
可能な形が与えられていることによって２つの機能を有
する。′ｆなわち、固定条片はベルト金具の、事故の際
のあらゆる機械的な負荷に耐え得る、形状安定性のある
対応支承部を成すと共に可動スライダのための案内及び
旋回軸を成す。

本発明の別の１実施態様によれば固定条片は有利にはＬ
字形に折曲けられた固定ウェブを有している。この固定
ウェブで固定条片は自動車の例えば中央支柱に固定式れ
ている。さらに固定ウェブと固定条片とが成す角度ひい
ては固定ウェブと固定条片の必死及び縦溝の軸線とが成
す角度を変えるならば、ベルト金具、ひいては安全ベル
トの取付は角は保護しようとする乗員の身体に申分なく
合わせられるようになる。

本発明の安全ベルト装置はパッシブ型安全ベルト系と組
合わせると特に有利である。特許請求の範囲第１１項に
よれば固定条片は端部ベルト金具の運動路に接続されて
この運動路の一部分を形成している。このようなパッシ
ブ型安全ベルト系において、安全ベルトの支４’ｌイン
ドを高さ方向に調節すると同時に電気的な駆動モータを
調節するためには駆動モータのためのスイッチを備えた
連行部材が設けられている。この連行部材は可動スライ
ダが移動する際に自動的に連行され、前述のスイッチは
新らしく選ばれた支持ポイントに対して修正された相対
位置にもたらされるようになる。

次に本発明の実施例を図面について詳細に説明する。第
１図、第２図及び第６図による実施例においては押出し
及び引抜き加工法で製造された長く延びる固定条片１が
示されている。この固定条片１はほぼＬ字形に形成され
ている。

この固定条片１は横断面がほぼ円形の、縦方向に一貫し
た固定成形部２と、角度を成して折曲げられた固定ウェ
ブ３とから成っている。この固定ウェブ３には４つの開
孔４が設けられている。第１図から明らかなようにねじ
頭５′ン有するねじ５によって固定条片１は自動車の一
点鎖線で示された中央支柱６に固定されている。金属製
の固定成形部２の中心にはほぼ正方形のむ孔７が設けら
れており、この必死７には外方に向かって開かれかつ一
貫した縦溝８が続いている。必死７にはベルト金具９が
僅かな遊びをもつて縦方向に移動可能に案内されている
。このベルト金具９はハンマーヘッド状の付加ｓ１０と
ベルトアイ１１とを有している。このベルトアイ１１に
は安全ベルト１２の自由端が固定されているか若しくは
縫付けられている。例えば軽金属有利にはアルミニウム
プレス成形材から成る可動スライダ１３は円弧状の形を
した部分スリープ状の区分１４と、はぼ半径方向の係止
付加部１５と、同様にほぼ半径方向に区分１４から突出
した操作部１６とから構成されている。

さらに可動スライダ１３は窓状の透孔１７を有している
。この透孔１７乞通ってベルト金具９が外方に向かって
延びており、第１図及び第４図に示されているごとく、
可動スライダ１３の移動に伴なってベルト金具９も同時
に移動するようにこの可動スライダ１３に連結されてい
る。

窓状の透孔１７は、ベルト金具９を動かさないで可動ス
ライダ１３が固定成形部２の軸線を中心にして所定の値
だけ旋回せしめられるような幅を有している。可動スラ
イダ１３の係止付加部１５は係止溝１８’＆有している
。第１図及び第４図に示されているようにこの係止溝１
８で一可動スライダ１３はねじ頭５′に係合可能である
。

この係止箇所で可動スライダ１３はばね材１９によって
保持されている。このばね材１９はね　　　□じ２０に
よって可動スライダ１３のねじ孔２１に固定されており
かつ中央支柱６に弾性的に支持されている。操作部１６
ビ押すことにより可動スライダ１３が旋回せしめられて
、係止溝１８とねじ頭５′との係止結合が解除される。

従って可動スライダ１３をベルト金具９と一緒に高さ方
向に調節して、上下に位置する別のねじ頭５′に再び係
合させることができる。この場合にはベルト金具９は自
動的に可動スライダ１３の移動運動に追従する。この係
合した位置においてはベルト金具９はハンマーヘッド状
の付加部１０で安全ベルト１２に作用する力を確実に受
容することができる。

第６図に示された実施例においてはノ・ンマーヘッド状
の付加部を有する変向ベルト金具２２は安全ベルト１２
のために横断面が円形である変向部材２３を有している
。この変向部材２３は側方の舌状片２４にリベットで止
められている。舌状片２４は支承ビン２５に結合されて
いる。この支承ビン２５は変向ベルト金具２２に旋回可
能に支承されていると有利である。変向ベルト金具２２
と旋回可能な変向部材２３との構成形式は互いに９０°
ずらされた方向から見た第５図、第５ａ図から明らかで
ある。

図示された実施例においては操作部１６はどれも自動車
の走行方向に配置されているが、運転側に係止部材を設
け、操作部１６をその反対側に設けてもよい。

第６図及び第７図に示された実施例にはパッシブ型ベル
ト原理による安全ベルト装置の構成部材が示されている
。この実施例においても同様に長く延びる固定条片１′
と横断面が円形である固定成形部２と折曲げられた固定
ウェブ３′とが設けられている。この固定ウェブ３′で
固定条片１′はねじ頭５′ヲ有するねじ５によって自動
車の中央支柱６に固定されている。この固定条片１′は
これまでに述べてきた実施例による固定条片と同じよう
に構成されているが、ただ前述の実施例とは異なって固
定条片１′の両方の自由端に連結部材２６が設けられて
いるか若しくは一体成形されている。この連結部材２６
には対応連結部材２７を有する案内レール２８と２９と
が差込まれるようになっている。この案内レール２８と
２９とは一貫した案内孔２８′と２９′とを有している
。この案内孔２Ｂ’、２９’は固定条片１′の６孔７′
とほぼ同じ横断面を有している。

第７図に示されている様に固定条片１′と案内レール２
８及び２９とを連結させるためには結合スリーブ３１が
設けられている。これによって固定条片１′は一貫した
６孔７′で、端部ベルト金具９′の移動運動のための長
く延びる運動路゛の一部分を形成する。この端部ベルト
金具９′は第１図に示したベルト金具９とほぼ同様に構
成ちれているが、ただ前述の実施例とは異なって安全ベ
ルト用のベルトアイ１１′が僅かなから下方に傾けられ
ている。上方の案内レール２９は自動車の前方のドアの
上を延びている。案内孔２８′２９′及び６孔７′内で
は可撓性若しくは可曲性の押し兼引張り部材３２に連結
されている端部ベルト金具９′が運動路に沿って縦方向
に移動可能である。この押し兼引張り部材３２は心線材
３３から成っている。この心線材３３にはスリーブ状の
滑動部材３４がかぶせ嵌められている。

この滑動部材３４はクランプ３５によって位置固定され
ている。リンク状の押し兼引張り部材３２は図示されて
いない電気的な駆動モータに接続されており、この駆動
モータによって上下両方向に駆動させられる。端部ベル
ト金具９′は既述のようにハンマーヘッド状の付加部に
貫通孔を有していて、この貫通孔で滑動部材３４と同様
に心線材３３に差嵌められておりひいては押し兼引張り
部材３２に結合されている。スリーブ状の滑動部材３４
の内の若干数は制御突起３６を有している。これらの制
御突起３６はスイッチ３８のタペツ）３７′？：作動さ
せるために用いられる。スイッチ３８は連行部材３９内
にあり、この連行部材３９は矢印で示されているように
縦方向に移動可能に案内し−ル２８に支承されている。

弾性的な押し兼引張り部材４０によって可動スライダ４
１は連行部材３９に結合されている。この可動スライダ
４１は既述の実施例による可動スライダ１３とほぼ同様
に構成されているが、前述の゛実施例とは異なって第１
図に示された実施例の透孔１７に該当する窓状の透孔を
有していない。従って端部ベルト金具９′は可動スライ
ダ４１の上方縁部に支持されている。スイッチ３８は安
全ベルトの着脱の際に、しかも端部ベルト金具９′の所
定の位置で駆動モータのスイッチを入れたり切ったりす
るのに用いられる。高さ方向に調節可能な可動スライダ
４１を押し兼引張り部材４０を介して連行部材３９に結
合することによって、スイッチ３８とそのタペット３７
との位置が可動スライダ４１の調節位置に追従するよう
になる。丁な　　　　１わち可動スライダ４１ひいては
端部ベルト金具９′の位置を高さ方向に調節すると、ス
イッチ３８の位置も自動的に調節されて可動スライダ４
１の新しい位置に合わされるので、駆動モータの切換を
その都度正°確な位置で行なうことができる。

第８図、第９図及び第１０図に示した実施例はこれまで
に述べてきた図面による実施例に対して二者択一的に用
いられるものである。この実施例においても第１図に示
した実施例と同様に横断面が円形の固定成形部２を有す
る固定条片１と固定ウェブ３とが設けられている。上孔
７と縦溝８内にも同様にベルト金具９が旋回可能に支承
されている。固定条片１は沈頭ねじによって自動車の中
央支柱６に固定されている。

この実施例においては可動スライダ４２を係合させるの
に用いられる係止部材は第１図に示された実施例とは異
っている。しかしながら部分スリーブ状の区分４３がほ
ぼ半径方向の操作部４４ｙ！−有しているのは第１図と
同様である。この操作部４４の中央支′柱側の面には既
述のばね材１９がねじ２０によって固定されている。こ
のばね材１９はプレロードをかけられて固定つ止突起４
６が一体成形されている。この係止突起４６は第８図に
示された係止位置で、中央支柱６に互いに上下に間隔を
おい℃設けられた複数の係止孔４５の内の１つに係合さ
せられて、可動スライダ４２を所望された高さ位置で固
定する。操作部４４を下方に押せば可動スライダ４２’
に固定成形部２を中心として旋回させて係止突起４６を
係止孔４５の範囲からはずすことができる。その後で可
動スライダ４２Ｙ固定条片１に沿って所望された位置ま
で移動させて、新しい位置に固定させることができる。

【図面の簡単な説明】 第１図はスタティック及びパッシブ型安全ベルト系に適
用される本発明による安全ベルト装置の斜視図、第２図
は第１図に示した安全ベルト装置の分解図、第６図は自
動巻取り装置を備えた安全ベルト系に適用される変向ベ
ルト金具の形をしたベルト金具の変化実施例を示した図
、第４図は第１図及び第２図に示した安全ベルト装置の
部分図、第５図は第６図に示したベルト金具を備えた第
１図及び第２図に示されている安全ベルト装置の部分図
、第５ａ図は第５図を異なった方向から見た部分図、第
６図はパッシブ型安全ベルト系に適用ちれる本発明の安
全ベルト装置の別の実施例の斜視図、第７図はその側方
断面図、第８図、第９図、第１０図はあらゆる形式の安
全ベルト系に適用される本発明の安全ベルト装置の別の
実施例を示す図である。 １．１′・・・固定条片、２，２′・・・固定成形部、
３゜３′・・・固定ウェブ、４・・・開孔、５・・・ね
じ、５′・・・ねじ頭、６・・・中央支柱、７，７′・
・・上孔、８・・・縦溝、９・・・ベルト金具、９′・
・・端部ベルト金具、１０・・・付加部、１１，１１’
・・・ベルトアイ、１２・・・安全ベルト、１３・・・
可動スライダ、・１４・・・区分、１５・・・係止付加
部、１６・・・操作部、１７・・・透孔、１８・・・係
止溝、１９・・・ばね材、２０・・・ねじ、２１・・・
ねじ孔、２２・・・変向ベルト金具、２３・・・変向部
材、２４・・・舌状片、２５・・・支承ピン、２６・・
・連結部材、２７・・・対応連結部材、２８゜２９・・
・案内レール、２Ｂ’、２９’・・・案内孔、３１・・
・結合スリーブ、３２・・・押し兼引張り部材、３３・
・・心線材、３４・・・滑動部材、３５・・・クランプ
、３６・・・制御突起、３７・・・タペット、３８・・
・スイッチ、３９・・・連行部材、４０・・・押し兼引
張り部材、４１・・・可動スライダ、４２・・・可動ス
ライダ、４３・・・区分、４４・・・操作部、４５・・
・係止孔、４６・・・係止突起。 図面の浄書（内容に変更なし） 手続補正書（方式） 昭和５８年４月１３　　日 特許庁長官殿 １、事件の表示　昭和５７年特許願第２１７８９５号２
、発明の名称 自動車用の安全ベルト装置 ３、補正をする者 事件との関係　特許出願人 ４、復代理人 ７、補正の内容　　　　　　　　　　　　　　２ｉｌｌ
　（２１ｆ３）共に別紙の通り

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、　自動車用の安全ベルト装置であって、保護しよう
   とする乗員の肩の上方に端部又は変向ベルト金具の形を
   した支持ポイントが安全ベルトのために設けられており
   、乗員の身体の大きさに合わせるためにこの支持ポイン
   トが自動車の中央支柱に異なった高さ位置で固定可能で
   ある形式のものにおいて、この中央支柱（６）にほぼ鉛
   直な固定条片（１）が不動に固定されており、この固定
   条片（１）内で縦方向に移動可能にベルト金具（９）が
   案内されており、このベルト金具（９〕を所望された高
   さ位置で固定するために可動スライダ（１３〕が縦方向
   に移動可能にかつ位置固定可能に前記固定条片（１）に
   支承されていること乞特徴とする、自動車用の安全ベル
   ト装置。 ２、可動スライダ（１３；４１　；４２）が移動方向に
   対して横方向に旋回可能に固定条片（１）に支承されて
   おりかつ静止位置において移動路に沿って設けられた係
   止部材に係合〜可能でかつ旋回させることによってこの
   保合が解除されるように構成されている、特許請求の範
   囲第１項記載の安全ベルト装置。 ６、　固定条片（１）が縦方向に一貫した、横断面がほ
   ぼ円形の固定成形部（２）を有しており、この固定成形
   部（２）が固定条片（１）の周囲を部分的に旋回する可
   動スライダを旋回支承するために用いられており、ベル
   ト金具（９）を支承しかつ案内するために上孔（７）と
   この上孔（１）から出発して外方に向かって開いた縦溝
   （８）とが前記固定成形部（２）内を貫通している、特
   許請求の範囲第２項記載の安全ベルト装置。 ４、ヘルド金具（９；２２）がノ・ンマーヘッド状の付
   加部（１０）で、断面が方形の上孔（７）に支承されて
   いる、特許請求の範囲第３項記載の安全ベルト装置。 ５．　可動スライダ（１３）の、°固定成形部（２）を
   取囲む区分（１４）に窓状の透孔（１１）が設けられて
   おり、この透孔〔１７〕を通してベルト金具（９）が外
   方に突出させれかっ可動スライダ（１３）に連結δれて
   いる、特許請求の範囲第１項から第４項までのいずれか
   １つの項に記載の安全ベルト装置。 ６ｏ　　ベルト金具（９′）が可動スライダ（４１）の
   上方縁部に支持されている、特許請求の範囲第１項から
   第４項までのいずれか１つの項に記載の安全ベルト装置
   。 Ｚ　固定条片（１）が曲げられた固定ウェブ（３）′？
   ：有しており、この固定ウェブ（３）で前記固定条片（
   １）が自動車に固定されている、特許請求の範囲第１項
   から第６項までのいずれか１つの項に記載の安全ベルト
   装置８、　固定条片の縦方向で間隔ビおいて固定ウェブ
   （３）に設けられたねじ（５）のねじ頭（５′）に可動
   スライダ（１３）が係合δれるようになっている、特許
   請求の範囲第７項記載の安全ベルト装置。 ９　可動スライダ（４２）が係止突起（４６）４有して
   おり、との係止突起（４６）で前記可動スライダ（４２
   ）が自動車の中央支柱（６）に設けられた互いに上下に
   位置する係止孔（４５）に係合されるようになっている
   、特許請求の範囲第１項から第７項までのいずれか１つ
   の項に記載の安全ベルト装置。 １０、固定ウェブ（３）と固定成形部（２）若しくは七
   〇上孔（７）及び縦溝（８）との間の角度が、保護しよ
   うとする自動車の乗員の身体に合わせられ得る、特許請
   求の範囲第７項記載の安全ベルト装置。 １１、端部ベルト金具乞運動させるためにパッシブ型ベ
   ルト原理に基づいて長く延びる運動路が設けられており
   、この運動路に沿って端部ベルト金具（９′）がモータ
   で駆動される押し兼引張り部材（３２）Ｙ介して運動可
   能であり、固定条片（１′）が前記運動路に接続されて
   いてかつ可動スライダ（４１）が押し兼引張り部材（４
   ０）’に介して、運動路に沿って移動可能な連行部材（
   ３９）に結合されており、電動機を作動させるのに用い
   られかつ端部ベルト金具（９′）に結合された押し兼引
   張り部材（３２）によって接続及び遮断可能なスイッチ
   （３８）が前記連行部材（３９）内に設けられている、
   特許請求の範囲第１項から第１０項までのいずれか１つ
   の項に記載の安全ベルト装置。 １２、少なくとも可動スライダが軽い材料から成ってい
   る、特許請求の範囲第１項から第１１項までのいずれか
   １つの項に記載の安全ベルト装置。