JPS58147424A - 新規なオイルフリ−ポリエステルならびにその製造法 - Google Patents

新規なオイルフリ−ポリエステルならびにその製造法

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JPS58147424A
JPS58147424A JP57029872A JP2987282A JPS58147424A JP S58147424 A JPS58147424 A JP S58147424A JP 57029872 A JP57029872 A JP 57029872A JP 2987282 A JP2987282 A JP 2987282A JP S58147424 A JPS58147424 A JP S58147424A
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JP
Japan
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group
acid
formula
polyester
oil
Prior art date
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Pending
Application number
JP57029872A
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English (en)
Inventor
Akio Kashiwara
柏原 章雄
Takeshi Ikedaira
猛 池平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
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Publication date
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  • Emulsifying, Dispersing, Foam-Producing Or Wetting Agents (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Polyesters Or Polycarbonates (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)
  • Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規なオイルフリーポリエステル、さらに詳し
くは分子内に特定の両性イオン基とラジカル重合性の不
飽和結合とを有する反応性のオイルフリーポリエステル
、ならびに該ポリエステルの製造法に関するものである
オイルフリーポリエステルは多塩基酸と多価アルコール
および/またはオキシラン化合物の重縮合反応で得られ
柔軟で分子運動性のよい酸やアルコールを用い主鎖0芽
が可塑化されているため、脂肪酸などによる内部可塑化
が不必要であり、また直鎖構造を有する%徴をもち塗料
分野で広く用いられている。
本出願人の研党所に於て先に、式 (式中R,は少なくとも1コのヒドロキシル基を有し、
鎖中に一〇−もしくは一〇〇〇−を含むこともあるC3
〜C1゜のアルキル基、R3およびRmti相互に同一
もしくは異なって水素原子、c、〜軸アルキル基、少な
くとも1コのヒドロキシル基および/またはスルホン酸
基を有するアルキル基または環状基、AFi、C,−C
,の直鎖もしくは分枝状アルキレン基、フェニレン基ま
たは置換フェニレン基を表わす) で示されるヒドロキシル基含有アミノスルホン酸型両性
イオン化合物をアルコール成分の一部として使用し、多
塩基酸と多価アルコールおよび/またはオキシラン化合
物を重縮合させると、分子中に式 (式中人は前記の通り) で示されるアミノスルホン酸型両性イオン基を有する新
規なオイルフリーポリエステルの得られることが蒐出さ
れ特許出願された(4I願昭55−56048号)。
上記のオイルフリーポリエステルは従来全く知られてい
なかった新らしい型のポリエステルで水のみならず多く
の有機溶剤に可溶性であり溶剤型樹脂組成物との混和性
にもすぐれ、さらKまた前記の両性イオン基を分子中に
有することがら特異な反応性、界面活性、電気化学的性
質を具備し、塗料用樹脂としてまたエマルション樹脂製
造における乳化剤などとして極めて有用なものであった
しかしながらこういっ九ポリエステルはそれ自体樹脂で
あるためさらKこれから新らしい濾のものを作るわけK
はゆかず、その用途がもっばら前記両性イオン基の特性
を生かすある範囲内圧限られるものであることはいたし
かたのないことであった。
他方塗料分野においては例えばエポキシ樹脂とアルキド
樹脂の如く相溶性のある異なった樹脂を混合して使用す
ることが広く行なわれておりその目的とするところはそ
れぞれの樹脂の有する特徴をいかした塗膜を得るKある
。しかしながらこの場合、異種の樹脂が単忙混合されて
いるよりは相互に化学的に結合され一体化された変性樹
脂となっていることがより好ましいことは勿論である。
本発明者らは前記の特異的な界面活性、電気化学的性質
を有する両性イオン基を分子内にもつオイルフリーポリ
エステルに重合反応性を付与することができるならば新
らしい型のポリエステル変性樹脂に発展させることが可
能であるだけでなく、前記の両性イオン基に由来する優
れた特性をかかる変性樹脂に付与することができ塗料用
その他の分野で有用な樹脂が得られるに相違ないと種々
研究の結果、上記ヒドロキシル基含有アξノスルホン酸
型両性イオン化合物をアルコール成分の1部として含む
多価アルコールおよび/またはオキシラン化合物と過剰
量の多塩基酸とを重縮合させて得られる、分子内に式 (式中人は前述の通り) で示されるアミノスルホン酸型両性イオン基とカルボキ
シル基を有するオイルフリーポリエステルに1重合禁止
剤の存在下、α、β−エチレン性不飽和脂肪駿のグリシ
ジルエステルを反応させると、分子内に式 のアはノスルホン酸型両性イオン基と、α、β−エチレ
ン性不飽和結合とを有するオイルフリーポリエステルが
得られ、このものは分子内の不飽和結合のゆえにビニル
単量体などとラジカル重合可能であり、しかも前記両性
イオン基のもつ界面活性剤機能、反応触媒機能などを充
分に保持していることを知り、本発明を完成するに至っ
た。
すなわち、本発明の要旨は、第1K分子中に上記のアミ
ノスルホ/酸型両性イオン基とα、ll−エチレン性不
飽和結合とを有することを%徴とするオイルフリーポリ
エステルに、また第2には、上記ヒドロキシル基含有ア
ミノスルホ/酸型両性イオン化合物を全反応成分に対し
0.05〜50重量%の割合で含む多価アルコールおよ
び/またはオキシラン化合物と過剰量の多塩基酸を重縮
合させ、分子中に式 (式中人は前述の通り) で示されるアばノスルホン酸型両性イオン基とカルボキ
シル基を有するオイルフリーポリエステルを得、次いで
該ポリエステルのカルボキシル基1当量に対しエポキシ
基当量で0.2〜2−0当量に相当するα、β−エチレ
ン性、不飽和脂肪酸のグリシジルエステルを重合禁止剤
の存在下に反応させ、上記オイルフリーポリエステルを
得ることを特徴とするオイルフリーポリエステルの製造
法に存する。
本発明の新規なオイルフリーポリエステルは従って2段
階で製造され、まず最初に上記アミノスルホン酸型両性
イオン化合物を特定割合でアルコール成分として使用し
、多価アルコールおよび/またはオキ7ラン化合物と過
剰量の多塩基酸とから常法に従ってエステル化反応、要
すればエステル交換反応により、分子内に式 の両性イオン基とカルボキシル基を有するオイルフリー
ポリエステルが作られる。
反応゛条件、方式などに関しては例えば北岡協三著[塗
料用合成樹脂入門J (1974年5月25日高分子刊
行会発行、92〜127頁)あるいは、D、H,ソロモ
ン・ジg−ン・ウィリー・アンド・サン著[ザ・ケミス
トリー・オプ・オルガニック・フィルム・フォーマーズ
J (75〜87頁、1967年)等に記載の通常のも
のが使用せられる。
上記両性イオン化合物は本発明者らの前記特願昭55−
56048号明細書記載の方法で得られその代表的なも
のは下記の通りである。
N−(2−ヒドロキシエチル)アミノメタ/スルホン酸
、 N−(2−ヒドロキシ−1−メチルエチル)アミノメタ
ンスルホン酸、 N−(2−ヒドロキシプロピル)アばツメタンスルホン
酸、 N−(3−ヒドロキシプロピル)アミノメタンスルホン
酸、 N−(2−プロピル−2−ヒドロキシエチル)アミノメ
タンスルホン酸、 N−(2−メチル−2−エチル−2−ヒドロキシエチル
)アミノメタンスルホン酸、 N −(1,2−ジメチル−2−ヒドロキシエチル)ア
ミノメタンスルホン酸、 N −(1,1,2,2−テトラメチル−2−ヒドロキ
シエチル)アミノメタンスルホン酸、N−(1−メチル
−5,5−ジメチル−5−とドロキシペンチル)アミノ
メタンスルホン酸、N−(1,2−ジイソプロピル−2
−ヒドロキシエチル)アミノメタンスルホン酸、 N−(2,3−ジヒドロキ7プロビル)アミノメタンス
ルホン酸、 N−(1−ヒドロキシメチル−2−ヒドロキシエチル)
アミノメタンスルホン酸、 N −(1−ヒドロキシメチル−2−メチル−2−ヒド
ロキシエチル)アミノメタンスルホン酸、N −(1−
ヒドロキシメチル−3−ヒドロキシプロピル)アミノメ
タンスルホン酸、 N−(1−(γ−ヒドロキ7プロビル)−2−ヒドロキ
シエチル)アミノメタンスルホン酸、N−(1,1−ビ
ス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル)アミ
ノメタンスルポン酸、N−(2,2−ビス(ヒドロキシ
メチル)−3−ヒドロキシプロピル)アミンメタンスル
ポン酸、 および上記の各N−アルキルなラヒにN、N−ジアルキ
ル置換体、 N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノメタンス
ルホン酸、 N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(2−ヒドロキク
プロピル)アミノメタンスルホン酸、N、N−ビス(2
−ヒドロキシプロピル)アミノメタンスルホン酸、 N、N−ビス(4−ヒドロキシブチル)アミノメタンス
ルホン酸、 N−(2−ヒドロキシエチル)−N−(1,1−ビス(
ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル)アミノメ
タンスルホン酸、 N−(3−ヒドロキシ10ビル)−N−(1゜1−ビス
(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル)アばツ
メタンスルホン酸、 N、N−ビス(2,3−ジヒドロキシプロピル)アばツ
メタンスルホン酸、 N、N−ビス−(1−ヒドロキシメチル)−2−ヒドp
キシエチル)アミノメタンスルホン酸、N、N−ビス−
(1,1−(ビスヒドロキシメチル)−2−とドロキシ
エチル)アミノメタンスルホン酸、 および上記の各N−アルキル置換体、 N、N、N−トリス−(2−ヒドロキシエチル)アンモ
ニオメタンスルホン酸ベタイン、N、N−ビス−(2−
ヒドロキシエチル) −N−(3−ヒドロキシプロピル
)アンモニオメタンスルホン酸ベタイン、 N、N、N−MJス(3−ヒドロキシプロピル)アンモ
ニオメタンスルホン酸ヘタイン、上記の各々に対応する
アミノエタンスルホン酸、アばノプロパンスルホン酸−
(1)、アミノペンタンスルホン酸−(1)、 N−(2−ヒドロキシエチル)イミノジエタンスルホン
酸、 N−(2−ヒドロキシプロピル)イミノジエタンスルホ
ン酸、 N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)イミノジエタン
スルホン酸、 N−(1,1−ビス(ヒドロキシメチル)−2−ヒドロ
キシエチル)イはノジェタンスルポ/酸、 N−(2−ヒドロキシエチル)イミノエタンスルホン酸
プロパンスルホン酸、 N−(2−ヒドロキクプロピル)イミノエタンスルホン
酸プロパンスルホン酸、 N−(2,3−ジヒドロキシプロピル)イばノエタンス
ルホン酸プロパンスルポン酸、N−(1,1−ビス(ヒ
ドロキシメチル)−2−ヒドロキシエチル)イミノエタ
ンスルホン酸プロパンスルホン酸、 N−(2−ヒドロキシエチル)オルタニル酸、N−(2
−ヒドロキンエチル)メタニル酸、N−(2−ヒドロキ
ノエチル)スルファニル酸、N、N−ビス−(2−ヒド
ロキシエチル)オルタニル酸、 N、N−ヒス−(2−ヒドロキシエチル)メタニル酸、 N、N−ピx−(2−ヒドロキシエチル)スルファニル
酸、 などがあげられ、これらの1種または2種以上を使用に
供する。使用量は全反応成分中0.05〜s o %−
、好ましくは0.5〜30%の範囲で選定する。0.0
5%未満であると本発明のオイルフリーポリエステルの
反応性、界面活性、電気化学的性質が十分圧発現されず
、ま九50%をこえると、ポリエステルの粘度が高くな
る傾向があり、貯蔵安定性が悪くなる。両性イオン化合
物の配合計算にあたっては該化合物全アルコール成分と
して計算すればよく、この場合分子内の含有ヒドロキシ
ル基の総和が1つの時は1価アルコール、nコの時は0
価アルコールとして計算する。
上記と共にアルコール成分として用いられる多価アルコ
ールは、例えばエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、1.3−7’fレンf IJ ニア −ル、1,
6−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、シフロ
ピレングリコール、ネオペンチルグリコール、トリエチ
レングリコール、水素化ヒスフェノール、グリセリン、
トリメチロールエタン、トリメチロールプロパン、ペン
タエリトリットなどがあげられ、これらの1種または2
種以上を使用する。
またオキシラン化合物としては例えばフェニルグリシジ
ルエーテル、メチルグリシジルエーテル、n−ブチルグ
リ/ジルエーテル、パーサティック酸グリシジルエステ
ル、α−オレフィンオキサイドなどがあげられ、 多塩基酸としては例えばアジピン酸、アゼライン酸、セ
パシン酸、デカンジカルボン酸、ドデシルジカルボン酸
、無水フタル酸、イソフタル酸、テレフタル酸、無水コ
ハク酸、テトラヒドロ無水フタル酸、無水ハイミック酸
、無水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、テトラブ
ロム無水フタル酸、テトラクロル無水フタル酸、無水ヘ
ット酸など通常のオイルフリーポリエステルの製造に用
いられる任意の多塩基酸が1種または2種以上混合の形
で使用せられる。
これら多塩基酸と多価アルコール成分は任意の組合せ、
使用量で用いられるが本発明においては両性イオン基と
共にカルボキシル基elfるオイルフリーポリエステル
にすべく、多塩基酸が過剰量で使用せられる。
第1段の反応で分子中に両性イオン基とカルボキシル基
を有するオイルフリーポリエステルが得られたら、次に
該ポリエステルに残存するカルホキフル基l当量当りエ
ポキシ当量で0.2〜2当量のα、β−エチレン性不飽
和脂肪酸のグリシジルエステルを1合禁止剤の存在下で
反応させる。
残存カルホキフル基量は酸価の測定により好都合に実施
せられる。
α、I−エチレン性不飽和脂肪酸のグリシジルエステル
としては例えばアクリル酸グリシジル、メタクリル酸グ
リシジルなどが好適に使用される。
使用量は第゛、1段の反応で得られたオイルフリーポリ
エステルに残存するカルボキシル基l fi量に対しエ
ポキシ当量で0.2〜2.0当量であることが好ましく
、0.2当量より少なくても、また20当量より多くて
も反応終了後の未反応成分の分離、精製に手間どること
となる。
α、β−エチレン性不飽和脂肪酸のグリシジルエステル
は重合反応性基を有するので、重合禁止剤の存在下に作
用せしめる。この場合の重合禁止剤としては通常のもの
例えばキノン、ヒドロキノン、ヒドロキノンモノメチル
エーテル、ピクリン酸、ニトロベンゼンなどが用いられ
、通常不飽和酸のグリシジルエステルに対し50〜30
001)Pm 、 好ましくけ200〜11000pp
の量で使用せられる。
カルボキシル基とグリシジル基の付加反応を促進するた
め塩基性触媒を用いることができ、例えばトリエチルア
ミン、トリーn−ブチルアばンなどの3級アばン、苛性
カリ、苛性ソーダなどのアルカリ金属化合物などが、反
応物に対し0.1〜5%の割合で添加される。しかしな
がら特にアルカリ金属化合物などは除去が困難で着色の
原因にもなるから支障のない限り使用しない方がよい。
上記方法により、分子内に式 で示されるアミノスルホン酸型両性イオン基と、α、β
−エチレン性不飽和結合とが含まれるオイルフリーポリ
エステルが得られ、このものは前記両性イオン基を分子
内圧布することから、特異な界面活性、電気化学的性質
を具備し、しかもラジカル重合可能な不飽和結合が含ま
れるので、反応性乳化剤として極めて有用であるだけで
なく、ビニル単量体例えばアクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸などの
カルボキシル基含有単量体、アルキルアクリレート、ア
ルキルメタクリレート、ヒドロキ7アルキルアクリレー
ト、ヒドロキ7アルキルメタクリレート、含窒素アルキ
ルアクリレートもしくはメタクリレート、アクリルアミ
ド、メタクリルアミド、アクリロニトリル、メタクリレ
ートリル、スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル
エン、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、ブタジェン、
イソプレンなどと容易にグラフト共重合させることがで
き、新らしい型のポリエステル変性樹脂を自由に設計製
造することを可能ならしめるのである。
また本発明の新規なオイル7リーポリエステルは各種有
機溶剤に対し良好な添解性を示[2、他樹脂との混和性
も極めて良好でその反応重合性とあいまって塗料分野で
の多彩な応用が期待−れるものである。
なお本発明のオイルフリーポリエステルの分子量は特に
限定されるものではないが、4料用途の場合Mn 10
000以下であることが好適である。
以下実施例、比較例により本発明を説明する。
例文中「部」とあるに「重量部」を表わす。
実施例 1 攪拌器、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、デ
カンタ−全備えた2tコルベンに、ヒドロキシエチルタ
ウリン169部(i#部、以下同様)、エチレングリコ
ール134部、トリエチレングリコール152部、アジ
ピン酸438部、無水フタル酸296部ふ・よびキシレ
ン36部を仕込み、昇温した。反応により生成した水を
キシレンと共沸還流させ除去した。還流開始より約2時
間かけて温度を190℃にし、カルボン酸相当の酸価が
80になるまで攪拌と脱水を継続して反f5iせた。
これを100℃まで下げて、ヒドロキノン0.1部とセ
ロソルブアセテート200部、グリシジルメタクリレー
ト128部を加え、温度が120℃で2時間反応させて
終了した。
このものは酸価72、水酸価92、数平均分子量960
、ヨウ素価23.4であった。
実施例 2 攪拌器、9素導入管、温度制御装置、コンデンサー、デ
カンタ−を備えた2tコルベンに1ヒドロキシ工チルタ
ウリン169部、トリメチロールプロパン1349、*
オペンチルグリコール104部、無水フタル酸148部
、セパシンIll 404部、キシレン32部を仕込み
、昇温した。反応により生成した水をキシレンと共沸還
流させて除去した。
還流開始より約2時間30分をかけて、温度を200℃
にし、カルボン酸相当の酸価が110になるまで攪拌と
脱水を継続して反応させた。これを80℃まで下げたの
ち、ヒドロキノン0.07部とメチルグリシジルメタク
リレート125部を加え、温度を110℃とし、4時間
反応させて終了した。
このものは酸価85、水酸価157、数千均分、子量7
701ヨウ素価28.1であった。
実施例 3 攪拌器、窒素導入管、温度制御装置、コンデンサー、デ
カンタ−を備えた2tコルベンにビスヒドロキシエチル
タウリン213部、1.6−ヘキサンジオール236部
、無水フタル酸296部、アゼライン酸376部とキシ
レン44部を仕込み昇温した。反応により生成した水は
キシレンと共沸還流させて除去した。還流開始より約3
時間をかけて、温度を210℃にし、カルボン酸相当の
酸価が125になるまで攪拌と脱水を継続して反応させ
た。これを1′40℃まで下げたのちこの温度に保持し
「カージュラEIOJ (シェル社aパーサティック酸
グリシジルエステル)250部を30分で滴下し、その
後2時間攪拌を継続した。
これを80℃まで下げてヒドロキノンモノメチルエーテ
ル005部とキシレン140部、グリシジルメタクリレ
ート170部、トリエチルアミン7.5部を加え90℃
で3時間反応させて終了した。
このものは酸価53、水酸価73、数平均分子量111
0、ヨウ素価21.9であった。
参考例 1 実施例1〜3で得た両性イオンを有するラジカル重合性
化合物1部に対し、各穫溶媒9部を加え、試験管中で5
0〜80℃に加熱したのち、25℃に保持しながら上記
化合物の溶媒溶解性1に調べた。
溶解性の判定は以下の基準で行ない、その結果を表1に
示す。(なお、比較のために両性イオン化合物2種の結
果も併記する)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)  分子中に式 %式% (式中人はC3〜C,の直鎖もしくは分枝状アルキレン
    基、フェニレン基または置換)、ニレ7基を表わす) で示されるアミノスルホン酸型両性イオン基トα、β−
    エチレン性不飽和結合とを有することを特徴とするオイ
    ルフリーポリエステル。
  2. (2)一般式 %式% (式中R,は少なくとも1コのヒドロキシル基を有し、
    鎖中に一〇−もしくは−000−を含むこともあるc、
     ””’ C1@のアルキル基、島およびR8は相互に
    同一もしくは異なって水素原子、CI〜C0アルキル基
    、少なくとも1コのヒドロキシル基および/またはスル
    ホン酸基を有するアルキル基または環状基、AはC2〜
    C(の直鎖もしくは分校状アルキレン基、〕、ニレン基
    または置換フェニレン基を表わす) で示されるヒドロキシル基含有アミノスルホン酸型両性
    イオン化合物を全反応成分に対し0.05〜50重量%
    の割合で含む多価アルコールおよび/まfC,はオキシ
    ラン化合物と過剰量の多、塩基酸とを重縮合反応させ、
    分子中に式 (式中人は前記の通り) で示されるアミノスルホ/酸型両性イオン基とカルボキ
    シル基とを有するオイルフリーポリエステルを得、次に
    該ポリエステルのカルボキシル基1fi量に対しα、β
    −エチレン性不飽和脂肪酸のグリシジルエステルをエポ
    キシ基a量で0.2〜2.、O当量の割合で、重合禁止
    剤の存在下に反応せしめることt−%徴とする、分子内
    に式(式中人は前記の通り) で示されるアミノスルホン酸型両性イオン基とα、β−
    エチレン性不飽和結合とを有するオイルフリーポリエス
    テルの製造方法。
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JPS6128434A (ja) * 1984-07-19 1986-02-08 Nippon Paint Co Ltd 分散安定剤とその使用

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