JPS5814663A - 画情報読取方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ファクシミリ装置等において一次元固体撮像
素子を用いる画情報読取方式に関するものである。

一般に、−次元固体撮像素子を用いたファクタεり装置
においては、高速で読み取った第１図Ｃのような画信号
を、第１図ｄの位相信号間（以下、位相区間と言う）に
スピード変換し、同図ｄのような送信画信号波形とする
ため、同図すのようなスタートパルス（固体撮像素子に
電荷の蓄積を開始させるパルス）を印加するタイミング
を前記位相信号のタイミングに合わせることによシ、常
に必要部分の画信号を位相同期させる必要がある。

このため、従来においては、入射光景に対して固体撮像
素子の出力レベルを、固体撮像素子の電荷蓄積時間を変
化することによって適正レベルに調整するには、位相区
間に配置するスタートパルス数を、第１図すのように該
スタートパルス相互間の間隔はすべて等間隔としたまま
増減するか、または同図ｅのように位相区間の一部にお
いてスタートパルスの間隔を他の部分における間隔と相
違させることにより、位相同期をとっていた。

しかし、このような従来の方式では、前記電荷蓄積時間
の可変範囲を広範囲とすることができなかったり、前記
電荷蓄積時間を細かく変化することができなか、ったり
、回路構成が複雑になったりする欠点があった。

本発明は、前記従来の欠点を解消するべくなされたもの
で、簡単な回路構成により、固体撮像素子の電荷蓄積時
間を広範囲に、かつ細密に調節することができる画情報
読取方式を提供することを目的とする。

本発明による画情報読取方式は、位相信号に同期した第
１のスタートパルスと、この第１のスタートパルス間に
第１のスタートパルスとの間隔を可変に配置される第２
のスタートパルスとを固体撮像素子に印加し、この両ス
タートパルス毎に、固体撮像素子に電荷の蓄積を開始さ
せ、これによりその固体撮像素子から得られる画信号の
うち、第１のスタートパルスから次の第２のスタートパ
ルスまでの電荷蓄積時間に対応する画信号または第２の
スタートパルスから次の第１のスタートパルスまでの信
号蓄積時間に対応する画信号のみを抽出するものである
。

以下、本発明を図面に示す実施例に基づいてさらに詳細
に説明する。

第２図は本発明の一実施例を示し、第３図は同実施例に
おける各信号のタイムチャートを示す。

第２図において、１は分周器であり、ある周波数のクロ
ックｆを分周することにより、第１のスタートパルスｑ
、およびこの第１のスタートパルスｑと同一周波数のゲ
ートパルスｈを出力する。

２も分周器であり、ゲートパルスｈをさらに分周するこ
とにより、位相信号ａを出力する。３はクロックｆを計
数するアドレスカウンタであり、ゲートパルスｈにより
クリアされる。４はアドレスカウンタ３の出力をアドレ
ス入力とするＲＯＭであシ、後述する第２のスタートパ
ルスｉの第１のスタートパルスｑに対する遅延時間を種
々変化させるためのデータが書き込まれている。６はセ
レクタであシ、ＲＯＭ４の出力をデータ入力とする一方
、選択スイッチ６の何ビットかの出力をセレクト入力と
することによシ、第２のスタートパルスｉを出力する。

７は分周器１から出力される第１のスタートパルスｑと
、セレクタ６から出力される第２のスタートパルスｉと
を時間的に合成し、出力する結合器、８は一次元固体撮
像素子であり、前記結合器７を通して入力される第１の
スタートパルスｑおよび第２のスタートパルスｉにより
電荷の蓄積をそれぞれ開始し、位相クロックφ１．φ２
に同期して画信号ｋを出力する。９は画信号ｋを入力と
するゲート回路であり、ゲートパルスｈが出力されてい
る間のみ、画信号ｋを通過させる。

次に、本実施例の動作を第３図のタイミングチャートと
ともに説明する。前記のように、クロック量を分周する
ことにより第１のスタートパルスｑおよびゲートパルス
ｈが作成されるとともに、ゲートパルスｈをさらに分周
することにより位相信号ａが作成されているので、第１
のスタートパルスｑは常に位相信号ａに同期している。

他方、アドレスカウンタ３の出力がＲＯＭ４にアドレス
入力として入力されるので、アドレスカウンタ３がクロ
ック６を計数するに連れて、ＲＯＭ・４の出力は順次変
化する。そして、アドレスカウンタ３がゲートパルスｈ
毎にクリアされること、および選択スイッチ６の出力に
よって、前記のように順次変化するＲＯＭ４の出力の１
つが選択されることにより、セレクタ６から出力される
第２のスタートパルスｉｉｄ、第１のスタートノ（ルス
ｑより選択スイッチ６の出力に応じた時間だけ遅延され
たパルスとなる。換言すれば、選択スイッチ６の出力を
変化することにより、第１のスタートパルスｑと第２の
スタートパルスｉとの間隔を変化することができる。

さて、上記のような関係の第１のスタートノ＜ルスｑお
よび第２のスタートパルスｉが結合器７を通して入力さ
れる毎に、固体撮像素子８は電荷の蓄積を開始するので
、この固体撮像素子８の信号蓄積時間は２種類となる。

すなわち、第１の信号蓄積時間は、第１のスタートノマ
ルスｑが出力されてから次に第２のスタートパルスｉが
出力されるまでの時間に相当する蓄積時間であり、第２
の蓄積時間は第２のスタートノ（ルスｉが出力されてか
ら次に第１のスタートパルスｑが出力されるまでの時間
に相当する蓄積時間である。

これにより、固体撮像素子８から出力される画信号に中
には、前記第１の蓄積時間に対応する画信号に１　と、
前記第２の蓄積時間に対応する画信号に２との２種類の
画信号が交互に存在することになる。しかし、画信号に
１はゲート回路９により阻止されるので、ゲート回路９
の出力からは画信号に２のみが取り出される。

本方式においては、位相信号ａに対する第１のスタート
パルスｑの位相が固定されているため。

画信号に１の位相も位相信号ａに対し常に一定に保たれ
るので、位相同期が図られるとともに、その後の信号処
理が簡単になる。

また、最終的に得られる画信号に２に対応する電荷蓄積
時間（前記第２の電荷蓄積時間）は、第１のスタートパ
ルスｑ　ト第２のスタートパルスｉとの間隔を変化する
ことにより調整できるので、該電荷蓄積時間の調整は広
範囲に渡って、かつ細密に行うことができる。したがっ
て、広範囲の光量レベルに対して画信号に１のレベルを
細かく調整することができる。

また、各スタートパルスｑ、ｉは、それぞれ一定周期で
あるので、回路構成が複雑になることがないＯ 以上のように本発明による画情報読取方式は、位相信号
に同期した第１のスタートパルスと、これらの第１のス
タートパルス間に、該第１のスタートパルスとを固体撮
像素子に印加し、かつ固体撮像素子から得られる画信号
のうち、第１のスタートパルスから次の第２のスタート
パルスまでの電荷蓄積時間′に対応する画信号または第
２のスタートパルスから次の第１のスタートパルスまで
の信号蓄積時間に対応する画信号のみを抽出することに
より、簡単な回路構成で、固体撮像素子の電荷蓄積時間
を広範囲に渡って細密に調整することができるので、広
範囲の光量レベルに対して固体撮像素子の出力を細かく
調整することができるという優れた効果を得られるもの
である。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の画情報読取方式における各信号のタイミ
ング図、第２図は本発明による画情報読取方式を実現す
る回路の一実施例を示す構成図、第３図は前記実施例に
おける各信号のタイミング図である。 １　、２　、、、、、、分周器、３　、、、、、、アド
レスカウンタ、４　、、、、、、ＲＯＭ、ｓ　、、、、
、、セレｌり、６　、、、。 選択スイッチ、７・・・・・・結合器、８・・・・・・
固体撮像素子、９　、、、、、、ゲート回路、ａ　、、
、、、、位相信号、ｑ　、、＝１１．第１のスタートパ
ルス、ｉ　、、、、、、第２のスタートパルス、ｋ　、
に１．に２．、、、、、画信号。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名１１
５ｉ１

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 位相信号に同期した第１のスタートパルスと、この第１
   のスタートパルス間にその第１のスタートパルスとの間
   隔を可変に配置される第２のスタートパルスとを一次元
   の固体撮像素子に印加し、この両スタートパルス毎に前
   記固体撮像素子に電荷の蓄積を開始させ、これにより前
   記固体撮像素子から得られる画信号のうち、前記第１の
   スタートパルスから次の前記第２のスタートパルスまで
   の電荷蓄積時間に対応する画信号または前記第２のスタ
   ートパルスから次の前記第１のスタートパルスまでの信
   号蓄積時間に対応する画信号のみを抽出することを特徴
   とする画情報読取方式。