JPS58145760A - フルオラン誘導体、その製造方法およびその誘導体を用いた記録体 - Google Patents
フルオラン誘導体、その製造方法およびその誘導体を用いた記録体Info
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- JPS58145760A JPS58145760A JP57030058A JP3005882A JPS58145760A JP S58145760 A JPS58145760 A JP S58145760A JP 57030058 A JP57030058 A JP 57030058A JP 3005882 A JP3005882 A JP 3005882A JP S58145760 A JPS58145760 A JP S58145760A
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07D—HETEROCYCLIC COMPOUNDS
- C07D493/00—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
- C07D493/02—Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
- C07D493/10—Spiro-condensed systems
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41M—PRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
- B41M5/00—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
- B41M5/124—Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein using pressure to make a masked colour visible, e.g. to make a coloured support visible, to create an opaque or transparent pattern, or to form colour by uniting colour-forming components
- B41M5/132—Chemical colour-forming components; Additives or binders therefor
- B41M5/136—Organic colour formers, e.g. leuco dyes
- B41M5/145—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring
- B41M5/1455—Organic colour formers, e.g. leuco dyes with a lactone or lactam ring characterised by fluoran compounds
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- Color Printing (AREA)
- Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は感圧記録シート、感熱記録シート、通電感熱記
録シート、感光性記録シートなどの記録体に用いられる
発色物質として有用なフルオラン誘導体およびその製造
方法、さらにその誘導体を用いた記録体に関するもので
ある。
録シート、感光性記録シートなどの記録体に用いられる
発色物質として有用なフルオラン誘導体およびその製造
方法、さらにその誘導体を用いた記録体に関するもので
ある。
従来、無色ないし淡色の塩基性染料と有機ないし無機の
電子受容性物質との呈色反応を利用(4) し、圧力、熱、電気、光などのエネルギーの媒介によっ
て伝達される情報を記録する方式には各種の方式が提案
されており、例えば近藤、岩崎、紙バ技協誌30巻41
1〜421頁、463〜470頁(1976年)に記載
されているような感圧複写シート、感熱記録シート、通
電感熱記録シート、超音波記録シート、電子線記録シー
ト、静電記録シート、感光性記録シートさらには感光性
印刷材、タイプリボン、ボールペンインキ、クレヨン、
スタンプインキなどへの応用まで非常に沢山の方式が提
案されている。
電子受容性物質との呈色反応を利用(4) し、圧力、熱、電気、光などのエネルギーの媒介によっ
て伝達される情報を記録する方式には各種の方式が提案
されており、例えば近藤、岩崎、紙バ技協誌30巻41
1〜421頁、463〜470頁(1976年)に記載
されているような感圧複写シート、感熱記録シート、通
電感熱記録シート、超音波記録シート、電子線記録シー
ト、静電記録シート、感光性記録シートさらには感光性
印刷材、タイプリボン、ボールペンインキ、クレヨン、
スタンプインキなどへの応用まで非常に沢山の方式が提
案されている。
電子供与性発色物質(以下単に発色剤という)と電子受
容性顕色物質(以下単に顕色剤という)との呈色反応を
利用したこれらの記録体においては、発色剤の種類を選
択することによって種々の色相を呈する発色像が形成さ
れるものであるが、近年、得られた発色像からさらに複
写を得たいといった目的のため黒色発色像の得られる記
録体の要望が強くなっている。この場合、原理的には赤
、青、黄、緑など異なった色相に発色する発色剤を(5
) 混合することによって黒色発色像を得ることができるが
、発色剤の種類により発色速度や光、温湿度に対する堅
牢性が異なるため最初発色した発色像がその色調を維持
し得ない欠点がある。従って、従来から単一の発色剤で
黒色発色像を得る研究が行なわれているが、発色前の発
色剤の安定性、発色速度、発色濃度、堅牢性、色相ある
いはコスト等の全てを満足し得る黒色発色剤は未だ見出
されておらず、結果として黒発色記録体も必ずしも満足
できるものではなかった。
容性顕色物質(以下単に顕色剤という)との呈色反応を
利用したこれらの記録体においては、発色剤の種類を選
択することによって種々の色相を呈する発色像が形成さ
れるものであるが、近年、得られた発色像からさらに複
写を得たいといった目的のため黒色発色像の得られる記
録体の要望が強くなっている。この場合、原理的には赤
、青、黄、緑など異なった色相に発色する発色剤を(5
) 混合することによって黒色発色像を得ることができるが
、発色剤の種類により発色速度や光、温湿度に対する堅
牢性が異なるため最初発色した発色像がその色調を維持
し得ない欠点がある。従って、従来から単一の発色剤で
黒色発色像を得る研究が行なわれているが、発色前の発
色剤の安定性、発色速度、発色濃度、堅牢性、色相ある
いはコスト等の全てを満足し得る黒色発色剤は未だ見出
されておらず、結果として黒発色記録体も必ずしも満足
できるものではなかった。
しかるに本発明の下記一般式CI)で表わされるフルオ
ラン誘導体 × c式中R+ 、Rzはそれぞれ01〜CI2のアルキル
基又は07〜Cqのアラルキル基を示し、Xは水素原子
、ハロゲン原子、01〜C+のアル(6) キル基又はC1〜C2のアルコキシル基を示し、Yは水
素原子、ハロゲン原子又はC+”C斗のアルキル基を示
す。但しX、Yは同時に水素原子でR3、R牛は水素原
子、C1〜C今のアルキル基又はフェニル基を示す。)
を示す。〕 は無色ないし淡色の安定な化合物で顕色剤と接触すると
赤黒色ないし黒色の高濃度な色相に発色し、この物質を
用いて得られた記録像は日光に曝されても安定して初期
の色調を維持する特性を有するものである。
ラン誘導体 × c式中R+ 、Rzはそれぞれ01〜CI2のアルキル
基又は07〜Cqのアラルキル基を示し、Xは水素原子
、ハロゲン原子、01〜C+のアル(6) キル基又はC1〜C2のアルコキシル基を示し、Yは水
素原子、ハロゲン原子又はC+”C斗のアルキル基を示
す。但しX、Yは同時に水素原子でR3、R牛は水素原
子、C1〜C今のアルキル基又はフェニル基を示す。)
を示す。〕 は無色ないし淡色の安定な化合物で顕色剤と接触すると
赤黒色ないし黒色の高濃度な色相に発色し、この物質を
用いて得られた記録像は日光に曝されても安定して初期
の色調を維持する特性を有するものである。
而して、上記の如く優れた特性を有する本発明の一般式
〔1〕で表わされるフルオラン誘導体は主に改のような
代表的な方法によって製造することができる。即ち、下
記に示すようにまずTn−アミンフェノール誘導体(I
V)と無水フタル酸(V)を反応させて2−(2−ヒド
ロキシ−4−アミノ)ベンゾイル安息香酸(IT)を合
成する。
〔1〕で表わされるフルオラン誘導体は主に改のような
代表的な方法によって製造することができる。即ち、下
記に示すようにまずTn−アミンフェノール誘導体(I
V)と無水フタル酸(V)を反応させて2−(2−ヒド
ロキシ−4−アミノ)ベンゾイル安息香酸(IT)を合
成する。
(7)
(R1、Rzは前述の意味を示す。〕
得られた2−(2−ヒドロキシ−4−アミノ)ベンゾイ
ル安息香酸(IT)とα=ナフブチアミン誘導体Cl[
I )を縮合させることによって一般式(T)で表わさ
れるフルオラン誘導体を製造することができる。
ル安息香酸(IT)とα=ナフブチアミン誘導体Cl[
I )を縮合させることによって一般式(T)で表わさ
れるフルオラン誘導体を製造することができる。
(8)
〔式中Rkは水素原子またはC+−Czのアルキル基を
示し、R+ XR2、X、Y、Zは前述の意味を示す。
示し、R+ XR2、X、Y、Zは前述の意味を示す。
〕
2−(2−ヒドロキシ−4−アミノ)ベンゾイル安息香
酸(n)とα−ナフブチアミン誘導体CIII )との
縮合反応における縮合剤としては、硫酸;五酸化リン;
リン酸;ポリリン酸;無水塩化スス、無水塩化亜鉛、無
水塩化アルミニウム、無水臭化スズ、無水臭化亜鉛、無
水臭化アルミニウム、無水臭化鉄などの無水金属ハロゲ
ン化物;三塩化リン;三臭化リン;五塩化リン;五臭化
リン;無水三フッ化ホウ酸;フッ化水素酸などのフリー
デルクラフト触媒が単独あるいは混合して使用される。
酸(n)とα−ナフブチアミン誘導体CIII )との
縮合反応における縮合剤としては、硫酸;五酸化リン;
リン酸;ポリリン酸;無水塩化スス、無水塩化亜鉛、無
水塩化アルミニウム、無水臭化スズ、無水臭化亜鉛、無
水臭化アルミニウム、無水臭化鉄などの無水金属ハロゲ
ン化物;三塩化リン;三臭化リン;五塩化リン;五臭化
リン;無水三フッ化ホウ酸;フッ化水素酸などのフリー
デルクラフト触媒が単独あるいは混合して使用される。
なかでも溶媒をかねた硫酸がより好ましく用いられる。
また溶媒としては二硫化炭素、モノクロルベンゼン、ジ
クロルベンゼン、トリクロルベンゼン、ニトロベンゼン
、ニトロメタン、ニトロエタンなどが有用である。なお
、上記の反応においてα−ナフチルアミン誘導体のRr
がC1〜Ctのアルキル基の場合、目的とするフルオラ
ン誘導体(9) の前駆体である1記一般式(IV)で表わされるトリフ
ェニルメタン誘導体が合成され場合がある。
クロルベンゼン、トリクロルベンゼン、ニトロベンゼン
、ニトロメタン、ニトロエタンなどが有用である。なお
、上記の反応においてα−ナフチルアミン誘導体のRr
がC1〜Ctのアルキル基の場合、目的とするフルオラ
ン誘導体(9) の前駆体である1記一般式(IV)で表わされるトリフ
ェニルメタン誘導体が合成され場合がある。
〔式中Rz 、R2、Rs 、X、Y、Zは前述の意味
を不ず。〕 この場合は得られたトリフェニルメタン誘導体を必要に
応して炉別し水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のア
ルカリ性物質によって系の1)1]を9゜5〜12にし
、50〜100℃に加温することによって目的とするフ
ルオラン誘導体を得ることができる。なお、上記の水性
媒体中にアセトン、ベンセン、トルエン、キシレン等の
有機tll 媒’fc 併用すると収率が効果的に高め
られる。とりわけベンゼン、トルエン1.キシレン等の
疎水性有機溶媒は副反応の生成を防止し好ましい反応条
件を与えるためより好ましく用いられる。
を不ず。〕 この場合は得られたトリフェニルメタン誘導体を必要に
応して炉別し水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のア
ルカリ性物質によって系の1)1]を9゜5〜12にし
、50〜100℃に加温することによって目的とするフ
ルオラン誘導体を得ることができる。なお、上記の水性
媒体中にアセトン、ベンセン、トルエン、キシレン等の
有機tll 媒’fc 併用すると収率が効果的に高め
られる。とりわけベンゼン、トルエン1.キシレン等の
疎水性有機溶媒は副反応の生成を防止し好ましい反応条
件を与えるためより好ましく用いられる。
(10)
かくして得られる本発明の一般式CI)で表わされるフ
ルオラン誘導体は前述の如く優れた特性を有する無色な
いし淡色の塩基性染料であり、特に顕色剤との呈色反応
を利用する各種の記録体に用いて極めて優れた効果を発
揮するものである。
ルオラン誘導体は前述の如く優れた特性を有する無色な
いし淡色の塩基性染料であり、特に顕色剤との呈色反応
を利用する各種の記録体に用いて極めて優れた効果を発
揮するものである。
ここで用いられる顕色剤は記録体の種類に応して適宜選
択されるものであるが、圧力、熱、電気エネルギーの媒
介によってフルオラン誘導体と顕色剤を接触せしめる、
例えば感圧記録体、感熱記録体、通電感熱記録体、超音
波記録体、静電記録体、タイプリボン、ボールペンイン
キ、クレヨンなどの記録体においてはブレンステッドま
たはルイス酸として作用する物質が好ましく用いられる
。具体的には例えば酸性白土、活性白土、アタパルガイ
ド、ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウ
ム、珪酸マグネシウム、珪酸亜鉛、珪酸スズ、焼成カオ
リン、タルクなどの無機顕色剤、シュウ酸、マレイン酸
、酒石酸、クエン酸、コハク酸、ステアリン酸などの脂
肪族カルボン酸、安息香酸、パラターシャリブチル安息
香酸、フタル(11) 酸、没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル
酸、3−フェニルサリチル酸、3−シクロへキシルサリ
チル酸、3.5−ジ−ターシャリブチルサリチル酸、3
−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−フェニル−5
−(α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3.5−
ジー(α−メチルヘンシル)サリ′チル酸、2−ヒドロ
キシ−1−ベンジル−3−ナフトエ酸などの芳香族カル
ボン酸、4.4’−イソプロピリデンジフェノール、4
.4′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノール
)、4.4’−イソプロピリデンビス(2,6−ジブロ
モフェノール)、4.4’−イソプロピリデンビス(2
,6−ジクロロフェノール)、4.4’−イソプロピリ
デンビス(2−メチルフェノール)、4.4’−イソプ
ロピリデンビス(2,6−シメチルフエノール)、4.
4’−イソプロピリデンビス(2−ターシャリブチルフ
ェノール)、4.4’−セカンダリ−ブチリデンジフェ
ノール、4.4’−シクロヘキシリデンビスフェノール
、4.4’−シクロヘキシリデンビ(12) ス(2−メチルフェノール)、4−ターシャリブチルフ
ェノール、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキシジ
フェノキシド、α−ナフトール、β−ナフトール、メチ
ル−4−ヒドロキシベンゾエート、ベンジル−4−ヒド
ロキシベンゾエート、2.2′−チオビス(4,6−ジ
クロロフェノール)、4−ターシャリオクチルカテコー
ル、2゜22−メチレンビス(4−クロロフェノール)
、2.2′−メチレンビス(4−メチル−6−ターシャ
リブチルフェノール)、2.2’−ジヒドロキシジフェ
ニールなどのフェノール性化合物、パラ−フェニルフェ
ノール−ホルマリン樹脂、パラ−ブチルフェノール−ア
セチレン樹脂などのフェノール樹脂の如き有機顕色剤さ
らにはこれら有機顕色剤と例えば亜鉛、マグネシウム、
アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、
二・メチルなどの多価金属との塩、および塩化水素、臭
化水素、沃化水素の如きハロゲン化水素酸、ホウ酸、ケ
イ酸、リン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、アルミニウム、
亜鉛、ニッケル、スズ、チタン、ホ(13) つ素などのハロゲン化物の如き無機酸などが挙げられる
。
択されるものであるが、圧力、熱、電気エネルギーの媒
介によってフルオラン誘導体と顕色剤を接触せしめる、
例えば感圧記録体、感熱記録体、通電感熱記録体、超音
波記録体、静電記録体、タイプリボン、ボールペンイン
キ、クレヨンなどの記録体においてはブレンステッドま
たはルイス酸として作用する物質が好ましく用いられる
。具体的には例えば酸性白土、活性白土、アタパルガイ
ド、ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウ
ム、珪酸マグネシウム、珪酸亜鉛、珪酸スズ、焼成カオ
リン、タルクなどの無機顕色剤、シュウ酸、マレイン酸
、酒石酸、クエン酸、コハク酸、ステアリン酸などの脂
肪族カルボン酸、安息香酸、パラターシャリブチル安息
香酸、フタル(11) 酸、没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル
酸、3−フェニルサリチル酸、3−シクロへキシルサリ
チル酸、3.5−ジ−ターシャリブチルサリチル酸、3
−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−フェニル−5
−(α、α−ジメチルベンジル)サリチル酸、3.5−
ジー(α−メチルヘンシル)サリ′チル酸、2−ヒドロ
キシ−1−ベンジル−3−ナフトエ酸などの芳香族カル
ボン酸、4.4’−イソプロピリデンジフェノール、4
.4′−イソプロピリデンビス(2−クロロフェノール
)、4.4’−イソプロピリデンビス(2,6−ジブロ
モフェノール)、4.4’−イソプロピリデンビス(2
,6−ジクロロフェノール)、4.4’−イソプロピリ
デンビス(2−メチルフェノール)、4.4’−イソプ
ロピリデンビス(2,6−シメチルフエノール)、4.
4’−イソプロピリデンビス(2−ターシャリブチルフ
ェノール)、4.4’−セカンダリ−ブチリデンジフェ
ノール、4.4’−シクロヘキシリデンビスフェノール
、4.4’−シクロヘキシリデンビ(12) ス(2−メチルフェノール)、4−ターシャリブチルフ
ェノール、4−フェニルフェノール、4−ヒドロキシジ
フェノキシド、α−ナフトール、β−ナフトール、メチ
ル−4−ヒドロキシベンゾエート、ベンジル−4−ヒド
ロキシベンゾエート、2.2′−チオビス(4,6−ジ
クロロフェノール)、4−ターシャリオクチルカテコー
ル、2゜22−メチレンビス(4−クロロフェノール)
、2.2′−メチレンビス(4−メチル−6−ターシャ
リブチルフェノール)、2.2’−ジヒドロキシジフェ
ニールなどのフェノール性化合物、パラ−フェニルフェ
ノール−ホルマリン樹脂、パラ−ブチルフェノール−ア
セチレン樹脂などのフェノール樹脂の如き有機顕色剤さ
らにはこれら有機顕色剤と例えば亜鉛、マグネシウム、
アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、
二・メチルなどの多価金属との塩、および塩化水素、臭
化水素、沃化水素の如きハロゲン化水素酸、ホウ酸、ケ
イ酸、リン酸、硫酸、硝酸、過塩素酸、アルミニウム、
亜鉛、ニッケル、スズ、チタン、ホ(13) つ素などのハロゲン化物の如き無機酸などが挙げられる
。
また、電子線記録体、感光性記録体の場合には電子線や
光によって塩化水素、臭化水素、沃化水素ノ如キハロゲ
ン化水素、カルボン酸、スルホン酸、フェノール類など
を生じる例えば、四臭化炭素、α、α、α−トリブロモ
アセトフェノン、ヘキサクロロエタン、ヨードホルム、
2−トリブロモメチルヒリシン、トリクロロメチルスル
ホニルベンゼンの如き有機ハロゲン化合物、0−キノン
ジアジド系化合物、光Fr1es転移を起すようなカル
ボン酸又はスルホン酸のフェノールエステル類などが好
ましく用いられる。
光によって塩化水素、臭化水素、沃化水素ノ如キハロゲ
ン化水素、カルボン酸、スルホン酸、フェノール類など
を生じる例えば、四臭化炭素、α、α、α−トリブロモ
アセトフェノン、ヘキサクロロエタン、ヨードホルム、
2−トリブロモメチルヒリシン、トリクロロメチルスル
ホニルベンゼンの如き有機ハロゲン化合物、0−キノン
ジアジド系化合物、光Fr1es転移を起すようなカル
ボン酸又はスルホン酸のフェノールエステル類などが好
ましく用いられる。
かかる顕色剤と本発明の一般式(1)で表わされるフル
オラン誘導体を用いた各種の代表的な記録体について、
以下にさらに具体的に説明する。
オラン誘導体を用いた各種の代表的な記録体について、
以下にさらに具体的に説明する。
感圧記録体は例えば米国特許第2.505,470号、
同2,505.471号、同2,505.489号、同
2,548.3.66号、同2,712,507号、同
2゜730.456号、同2,730,457号、同3
.41(14) 8.250号、同3.924,027号、同4.010
,038号などに記載されているように種々の形態のも
のがあり、本発明のフルオラン誘導体はこれら各種の形
態の感圧記録体に適用出来るものである。
同2,505.471号、同2,505.489号、同
2,548.3.66号、同2,712,507号、同
2゜730.456号、同2,730,457号、同3
.41(14) 8.250号、同3.924,027号、同4.010
,038号などに記載されているように種々の形態のも
のがあり、本発明のフルオラン誘導体はこれら各種の形
態の感圧記録体に適用出来るものである。
一般的には本発明のフルオラン誘導体を単独又は混合し
、さらに必要に応じてトリフェニルメタンラクトン類、
スピロピラン類、フルオラン類、ジフェニルメタン類、
ロイコメチレンブルー類などの塩基性染料とともにアル
キル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、アルキル化
ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニルなどの合成
油、木綿油、ヒマシ油などの植物油、動物油、鉱物油或
いはこれらの混合物などからなる溶媒に溶解し、これを
バインダー中に分散させた分散液、又は上記溶液をコア
セルベーション法、界面重合法、1n−situ法など
の各種カプセル製造法によりマイクロカプセル中に含有
させ、バインダー中に分散させた分散液を紙、プラスチ
ックシート、樹脂コーテツド紙などの支持体上に塗布す
ることによって本発明の感圧記録体は製造される。勿論
、支持体の(15) 片面に上記分散液を塗布した所謂上用シート、支持体の
片面に顕色剤を主体とする顕色剤塗液を塗布し、反対面
に上記分散液を塗布した所謂牛用シート、さらには支持
体の同一面に上記カプセルと顕色剤が混在する塗液を塗
布するか、カプセル分散液を塗布した上に顕色剤塗液を
塗布するなどして、同一面に上記カプセルと顕色剤を共
存させた所謂単体複写シートなど各種の形態が含まれる
ことは前述のとおりである。なお、フルオラン誘導体の
使用量は所望の塗布量、感圧記録体の形態、カプセルの
製法、その他各種助剤を含めた塗布液の組成、塗布方法
等各種の条件により異なるのでその条件に応じて適宜選
択すればよい。いずれにしろ本発明の一般弐N)で表わ
されるフルオラン誘導体を従来の各種感圧記録体の塩基
性染料として使用することにより、耐光性に優れた記録
像を形成することができる感圧記録体が得られるもので
ある。
、さらに必要に応じてトリフェニルメタンラクトン類、
スピロピラン類、フルオラン類、ジフェニルメタン類、
ロイコメチレンブルー類などの塩基性染料とともにアル
キル化ナフタレン、アルキル化ジフェニル、アルキル化
ジフェニルメタン、アルキル化ターフェニルなどの合成
油、木綿油、ヒマシ油などの植物油、動物油、鉱物油或
いはこれらの混合物などからなる溶媒に溶解し、これを
バインダー中に分散させた分散液、又は上記溶液をコア
セルベーション法、界面重合法、1n−situ法など
の各種カプセル製造法によりマイクロカプセル中に含有
させ、バインダー中に分散させた分散液を紙、プラスチ
ックシート、樹脂コーテツド紙などの支持体上に塗布す
ることによって本発明の感圧記録体は製造される。勿論
、支持体の(15) 片面に上記分散液を塗布した所謂上用シート、支持体の
片面に顕色剤を主体とする顕色剤塗液を塗布し、反対面
に上記分散液を塗布した所謂牛用シート、さらには支持
体の同一面に上記カプセルと顕色剤が混在する塗液を塗
布するか、カプセル分散液を塗布した上に顕色剤塗液を
塗布するなどして、同一面に上記カプセルと顕色剤を共
存させた所謂単体複写シートなど各種の形態が含まれる
ことは前述のとおりである。なお、フルオラン誘導体の
使用量は所望の塗布量、感圧記録体の形態、カプセルの
製法、その他各種助剤を含めた塗布液の組成、塗布方法
等各種の条件により異なるのでその条件に応じて適宜選
択すればよい。いずれにしろ本発明の一般弐N)で表わ
されるフルオラン誘導体を従来の各種感圧記録体の塩基
性染料として使用することにより、耐光性に優れた記録
像を形成することができる感圧記録体が得られるもので
ある。
感熱記録体は例えば特公昭44−3680号、同44−
27880号、同45−14039号、(16) 同4B−43830号、同49−69号、同49−70
号、同52−20142号などに記載されているように
種々の形態のものがあり、本発明のフルオラン誘導体は
これら各種の形態の感熱記録体に適用でき、しかも単に
本発明のフルオラン誘導体を染料として用いるのみで前
述の如く優れた性質を有する記録像を呈する感熱記録体
が得られるものである。一般的にはバインダーを溶解ま
たは分散した媒体中に本発明のフルオラン誘導体と間色
剤の微粒子を分散させて得られる塗液を紙、プラスチッ
クフィルム、合成紙さらには織布シート、成形物などの
適当な支持体上に塗布することによって本発明の感熱記
録体は製造される。記録層中のフルオラン誘導体を主体
とする塩基性染料と顕色剤の使用比率は特に限定するも
のではないが、一般に染料1重量部に対し1〜50重量
部、好ましくは2〜10重量部の顕色剤が用いられる。
27880号、同45−14039号、(16) 同4B−43830号、同49−69号、同49−70
号、同52−20142号などに記載されているように
種々の形態のものがあり、本発明のフルオラン誘導体は
これら各種の形態の感熱記録体に適用でき、しかも単に
本発明のフルオラン誘導体を染料として用いるのみで前
述の如く優れた性質を有する記録像を呈する感熱記録体
が得られるものである。一般的にはバインダーを溶解ま
たは分散した媒体中に本発明のフルオラン誘導体と間色
剤の微粒子を分散させて得られる塗液を紙、プラスチッ
クフィルム、合成紙さらには織布シート、成形物などの
適当な支持体上に塗布することによって本発明の感熱記
録体は製造される。記録層中のフルオラン誘導体を主体
とする塩基性染料と顕色剤の使用比率は特に限定するも
のではないが、一般に染料1重量部に対し1〜50重量
部、好ましくは2〜10重量部の顕色剤が用いられる。
また、発色能の改良、記録層表面の艶消し、筆記性の改
良などを目的として、多価金属の酸化物、水酸化物、炭
酸化物等の無機金属化合物や無機顔(17) 料を一般に顕色剤1重量部に対し0.1〜5重量部、好
ましくは0.2〜2重量部併用することができ、さらに
例えば分散剤、紫外線吸収剤、熱可融性物質、消泡剤、
螢光染料、着色染料などの各種助剤を必要に応じて適宜
併用できる。
良などを目的として、多価金属の酸化物、水酸化物、炭
酸化物等の無機金属化合物や無機顔(17) 料を一般に顕色剤1重量部に対し0.1〜5重量部、好
ましくは0.2〜2重量部併用することができ、さらに
例えば分散剤、紫外線吸収剤、熱可融性物質、消泡剤、
螢光染料、着色染料などの各種助剤を必要に応じて適宜
併用できる。
本発明の感熱記録体は上述の如く、一般にフルオラン誘
導体と顕色剤の微粒子を分散させた塗液を支持体に塗布
することによって製造されるがフルオラン誘導体と顕色
剤のそれぞれを別個に分散せしめている2種の塗液を支
持体に重ね塗りしてもよく、含浸、抄き込みによって製
造することも勿論可能である。その他塗液の調製方法、
塗布方法などについても特に限定されるものではなく、
塗布量も一般に乾燥重量で2〜12g/rrr程度塗布
される。なお、バインダーとしては例えばデンプン類、
セルロース類、蛋白質類、アラビアゴム、ポリビニルア
ルコール、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、スチ
レン−ブタジェン共重合体エマルジ運ン、酢ビー無水マ
レイン酸共重合体塩、ポリアクリル酸塩などが適宜選択
して用いられる。
導体と顕色剤の微粒子を分散させた塗液を支持体に塗布
することによって製造されるがフルオラン誘導体と顕色
剤のそれぞれを別個に分散せしめている2種の塗液を支
持体に重ね塗りしてもよく、含浸、抄き込みによって製
造することも勿論可能である。その他塗液の調製方法、
塗布方法などについても特に限定されるものではなく、
塗布量も一般に乾燥重量で2〜12g/rrr程度塗布
される。なお、バインダーとしては例えばデンプン類、
セルロース類、蛋白質類、アラビアゴム、ポリビニルア
ルコール、スチレン−無水マレイン酸共重合体塩、スチ
レン−ブタジェン共重合体エマルジ運ン、酢ビー無水マ
レイン酸共重合体塩、ポリアクリル酸塩などが適宜選択
して用いられる。
(18)
通電感熱記録体は例えば特開昭4’J−11344号、
同50−48930号などに記載の方法によって製造さ
れる。一般に、導電物質、本発明のフルオラン誘導体を
主体とする塩基性染料および顕色剤をバインダーと共に
分散した塗液を紙などの支持体に塗布するか、支持体に
導電物質を塗布して導電層を形成し、その上に染料、顕
色剤およびバインダーを分散した塗液を塗布することに
よって本発明の通電感熱記録体は製造される。なお、染
料と顕色剤が共に70〜120°Cといった好ましい温
度領域で溶融しない場合には適当な熱可融性物質を併用
することにより、ジコール熱に対する感度をg整するこ
とができる。
同50−48930号などに記載の方法によって製造さ
れる。一般に、導電物質、本発明のフルオラン誘導体を
主体とする塩基性染料および顕色剤をバインダーと共に
分散した塗液を紙などの支持体に塗布するか、支持体に
導電物質を塗布して導電層を形成し、その上に染料、顕
色剤およびバインダーを分散した塗液を塗布することに
よって本発明の通電感熱記録体は製造される。なお、染
料と顕色剤が共に70〜120°Cといった好ましい温
度領域で溶融しない場合には適当な熱可融性物質を併用
することにより、ジコール熱に対する感度をg整するこ
とができる。
感光性記録体は本発明のフルオラン誘導体を用い例えば
特公昭3 B−24188号、同45−10550号、
同45−13258号、同49−204号、同49−6
212号、同49−28449号、特開昭47−316
15号、同4B−32、532号、同49−9227シ
号、同49−135617号、同50−80120号、
同5O−87(19) 317号、同50−126228号などに記載の方法に
よって製造される。
特公昭3 B−24188号、同45−10550号、
同45−13258号、同49−204号、同49−6
212号、同49−28449号、特開昭47−316
15号、同4B−32、532号、同49−9227シ
号、同49−135617号、同50−80120号、
同5O−87(19) 317号、同50−126228号などに記載の方法に
よって製造される。
その他部音波記録体(仏画特許第2.1.20,922
号)、電子線記録体(ベルギー特許第7,959゜98
6号)、静電記録体(特公昭49−3932号)、感光
性印刷材(特開昭48−12104号)、捺印用材(特
公昭47−10766号)、タイプリボン(特開昭4.
9−3713号)、ボールペンインキ(特開昭48−8
3924号)、クレヨン(米国特許第3,769,04
5号)など各種の記録体については、従来の塩基性染料
に替えて本発明のフルオラン誘導体を使用し、それぞれ
の特許に記載された方法によって製造することができる
。
号)、電子線記録体(ベルギー特許第7,959゜98
6号)、静電記録体(特公昭49−3932号)、感光
性印刷材(特開昭48−12104号)、捺印用材(特
公昭47−10766号)、タイプリボン(特開昭4.
9−3713号)、ボールペンインキ(特開昭48−8
3924号)、クレヨン(米国特許第3,769,04
5号)など各種の記録体については、従来の塩基性染料
に替えて本発明のフルオラン誘導体を使用し、それぞれ
の特許に記載された方法によって製造することができる
。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
が、本発明の要旨をこえない限り、これらに限定される
ものではない。また、実施例中の部および%は特に断ら
ない限り、それぞれ重量部重量%を表わす。 、・ (20) 〔実施例1〕 2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンシイ
)v)安、冑、香酸11ミリモルと3−メチル−4−(
α−ナフチルアミノ)アニソール10ミリモルとを1o
ml!の濃硫酸中で室温下24時間反応させた。得られ
た反応物を1o Omgの氷水中に注加し室温下20%
の水酸化す) IJウム水溶液を加えて中和し、得られ
た固体を濾過し冷水で洗浄した。次いで全量をアセトン
/水(315)80ml中に添加し、PHを11に調節
して3時間還流し、アセトンを除去して結晶状の3−ジ
エチルアミノ−6−メチ)v−7−α−ナフチルアミノ
フルオランを得た。トルエンで再結晶して無色結晶を得
た。なお、収率87%、m、p、:205〜206℃、
シリカゲル上で赤黒色に呈色した。
が、本発明の要旨をこえない限り、これらに限定される
ものではない。また、実施例中の部および%は特に断ら
ない限り、それぞれ重量部重量%を表わす。 、・ (20) 〔実施例1〕 2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンシイ
)v)安、冑、香酸11ミリモルと3−メチル−4−(
α−ナフチルアミノ)アニソール10ミリモルとを1o
ml!の濃硫酸中で室温下24時間反応させた。得られ
た反応物を1o Omgの氷水中に注加し室温下20%
の水酸化す) IJウム水溶液を加えて中和し、得られ
た固体を濾過し冷水で洗浄した。次いで全量をアセトン
/水(315)80ml中に添加し、PHを11に調節
して3時間還流し、アセトンを除去して結晶状の3−ジ
エチルアミノ−6−メチ)v−7−α−ナフチルアミノ
フルオランを得た。トルエンで再結晶して無色結晶を得
た。なお、収率87%、m、p、:205〜206℃、
シリカゲル上で赤黒色に呈色した。
〔実施例2〕
2−(4−ジベンジルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンゾ
イル)安息香酸5.Ogと3−メチ/V−4−(α−ナ
フチルアミノ)アニソ−/L/ 2.7 fとを20m
(lの濃硫酸中で室温下24時間反応させた。
イル)安息香酸5.Ogと3−メチ/V−4−(α−ナ
フチルアミノ)アニソ−/L/ 2.7 fとを20m
(lの濃硫酸中で室温下24時間反応させた。
得られた反応物を150m1の氷水中に注加し室温下2
0%の水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和し、得られ
た固体を沖過し冷水で洗浄した。次いで全量をフラスコ
に入れ、トルエン10m4とPH11,5に調節した水
酸化ナトリウム水溶液30771βを加え、85℃で3
時間攪拌反応させた後、室温下24時間放置して結晶状
の3−ジベンジルアミノ−6−メチ/I/−7−α−ナ
フチルアミノフルオランを得た。ベンゼンで再結晶して
無色結晶を得た。なお収率83%、m、p、:211〜
215℃、シリカゲル上で赤黒色に呈色した。
0%の水酸化ナトリウム水溶液を加えて中和し、得られ
た固体を沖過し冷水で洗浄した。次いで全量をフラスコ
に入れ、トルエン10m4とPH11,5に調節した水
酸化ナトリウム水溶液30771βを加え、85℃で3
時間攪拌反応させた後、室温下24時間放置して結晶状
の3−ジベンジルアミノ−6−メチ/I/−7−α−ナ
フチルアミノフルオランを得た。ベンゼンで再結晶して
無色結晶を得た。なお収率83%、m、p、:211〜
215℃、シリカゲル上で赤黒色に呈色した。
〔実施例3〕
2−(4−N−メチルーヘーn−へキシルアミノ−2−
ヒドロキシ−ベンシイ)v)安息香酸4.5fと8−メ
チ/V −4−(α−ナフチルアミノ)フェノール2g
とを15m1jの濃硫酸中で室温下24時間反応させた
。得られた反応物を150m1の氷水中に注加し室温下
20%の水酸化す) j7ウム水溶液で中和し、得られ
た固体を沖過し冷水で洗浄後乾燥した。次いでエチルア
ルコールで再結晶して3−N−メチル−へ−へキシルア
ミノ−6−メチル−7−α−ナフチルアミノフルオラン
の無色結晶を得た。収率53%、m、P、:158〜1
62℃、シリカゲル上で赤黒色に呈色した。
ヒドロキシ−ベンシイ)v)安息香酸4.5fと8−メ
チ/V −4−(α−ナフチルアミノ)フェノール2g
とを15m1jの濃硫酸中で室温下24時間反応させた
。得られた反応物を150m1の氷水中に注加し室温下
20%の水酸化す) j7ウム水溶液で中和し、得られ
た固体を沖過し冷水で洗浄後乾燥した。次いでエチルア
ルコールで再結晶して3−N−メチル−へ−へキシルア
ミノ−6−メチル−7−α−ナフチルアミノフルオラン
の無色結晶を得た。収率53%、m、P、:158〜1
62℃、シリカゲル上で赤黒色に呈色した。
〔実施例4〜16〕
2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシ−ベンシイ
/L/ )安息香酸の替りに第1表に示されるベンゾフ
ェノン誘導体を用い、又3−メチル−4=(α−ナフチ
ルアミノ)アニソールの替すニ第1表に示されるα−ナ
フチルアミン誘導体を用いた以外は実施例1と同様にし
て各種のフルオラン誘導体を得た。得られた誘導体の収
率及びシリカゲル上での色調を第1表に併記した。
/L/ )安息香酸の替りに第1表に示されるベンゾフ
ェノン誘導体を用い、又3−メチル−4=(α−ナフチ
ルアミノ)アニソールの替すニ第1表に示されるα−ナ
フチルアミン誘導体を用いた以外は実施例1と同様にし
て各種のフルオラン誘導体を得た。得られた誘導体の収
率及びシリカゲル上での色調を第1表に併記した。
第1表
〔実施例17〕
実施例1で得られた3−ジエチルアミノ−6−メチル−
7−α−ナフチルアミノフルオランを用いて下記の方法
で感熱記録紙を製造した。
7−α−ナフチルアミノフルオランを用いて下記の方法
で感熱記録紙を製造した。
■液調製
実施例1のフルオラン誘導体 5部ヌテアリ
ン酸アミド 1部ヒドロキシエチ
ルセルローヌの2%水溶液25部 この組成物をサンドグラインダーで平均粒径2ミクロン
まで粉Ti1JC0 ■液調製 4.4’−4ソプロビ11デンジフェノール 50部ヌ
テア1jン酸アミド lO部ヒドロキ
シエチルセルロースの2%水溶液250部 この組成物をサンドグラインダーで平均粒径2ミクロン
まで粉砕した。
ン酸アミド 1部ヒドロキシエチ
ルセルローヌの2%水溶液25部 この組成物をサンドグラインダーで平均粒径2ミクロン
まで粉Ti1JC0 ■液調製 4.4’−4ソプロビ11デンジフェノール 50部ヌ
テア1jン酸アミド lO部ヒドロキ
シエチルセルロースの2%水溶液250部 この組成物をサンドグラインダーで平均粒径2ミクロン
まで粉砕した。
O塗液m製
■液 62部■液
31部超徽粒子状無水シリカ(
商品名サイロイド244、富士デヴイソン化学社製)
25部スチレン−無水マレイン酸共重合体塩の20%
水溶液 175部ステアリン酸
亜鉛 5部水
100部上記の割合
で混合して塗液とした。
31部超徽粒子状無水シリカ(
商品名サイロイド244、富士デヴイソン化学社製)
25部スチレン−無水マレイン酸共重合体塩の20%
水溶液 175部ステアリン酸
亜鉛 5部水
100部上記の割合
で混合して塗液とした。
得られた塗液を50g/m2の原紙上に乾燥塗布量が6
9 /m′となるように塗工して感熱記録紙を得た。得
ら九た記録紙を4に!7々2の圧力で125℃の熱板に
5秒間押圧したところt農い黒色に発色した。この発色
像は耐光性に優れており日光に曝しても変色したり消失
することは無かった。
9 /m′となるように塗工して感熱記録紙を得た。得
ら九た記録紙を4に!7々2の圧力で125℃の熱板に
5秒間押圧したところt農い黒色に発色した。この発色
像は耐光性に優れており日光に曝しても変色したり消失
することは無かった。
〔実施例18〕
実施例1で得られたフルオラン誘導体5部をイソプロピ
ル化ナフタレン100部に溶解し、等電点8のピグヌキ
ンゼラチン25部とアラビアゴム25部を溶解した35
0部の温水(50℃)中に添加し乳化分散した。この乳
化液に1000部の・温水を加え酢酸でPHを4に調節
してから10℃まで冷却し、ゲルタールアルデヒドの2
5%水溶液10部を加えカプセルを硬化した。このカプ
セル含有塗液を451iJ/m2の原紙の片面に乾燥重
量が5 f 7m2となるよう塗工し、裏面には水20
0部に3,5−ビヌ(α−メチルペンシル)サリチル酸
の亜鉛塩20部、カオリン80部、ヌチレンーブタジエ
ン共重合体エマルジョン(50%固形分)80部を分散
した顕色剤塗液を乾燥重量が5ダ/m2となるよう塗工
して感圧記録紙(中用紙)を得た。
ル化ナフタレン100部に溶解し、等電点8のピグヌキ
ンゼラチン25部とアラビアゴム25部を溶解した35
0部の温水(50℃)中に添加し乳化分散した。この乳
化液に1000部の・温水を加え酢酸でPHを4に調節
してから10℃まで冷却し、ゲルタールアルデヒドの2
5%水溶液10部を加えカプセルを硬化した。このカプ
セル含有塗液を451iJ/m2の原紙の片面に乾燥重
量が5 f 7m2となるよう塗工し、裏面には水20
0部に3,5−ビヌ(α−メチルペンシル)サリチル酸
の亜鉛塩20部、カオリン80部、ヌチレンーブタジエ
ン共重合体エマルジョン(50%固形分)80部を分散
した顕色剤塗液を乾燥重量が5ダ/m2となるよう塗工
して感圧記録紙(中用紙)を得た。
カプセル塗布面と顕色剤塗布面が+1対向するように数
枚重ね筆記、加圧したところ顕色剤塗布面に黒色の発色
像が得られた。この発色像(l工水、アルコールに対し
ても安定であり、日光に曝しても変色あるいは褪色は認
められなかった。
枚重ね筆記、加圧したところ顕色剤塗布面に黒色の発色
像が得られた。この発色像(l工水、アルコールに対し
ても安定であり、日光に曝しても変色あるいは褪色は認
められなかった。
〔実施例19)
1%のポリビニルアルコール水溶液200部にヨウ化第
−銅200部、10%の亜硫酸ナトリウム水溶液5部を
加えサンドグラインダーで平均粒径が2ミクロンになる
まで粉砕した。これにポリアクリル酸工7テルエマルジ
ジン8部、酸化チタン20部を加え充分に分散した後、
50 f 7m2の原紙に乾燥塗布量が7 f 7m2
となるよう塗工した。
−銅200部、10%の亜硫酸ナトリウム水溶液5部を
加えサンドグラインダーで平均粒径が2ミクロンになる
まで粉砕した。これにポリアクリル酸工7テルエマルジ
ジン8部、酸化チタン20部を加え充分に分散した後、
50 f 7m2の原紙に乾燥塗布量が7 f 7m2
となるよう塗工した。
(27)
に曝しても安定であった。
この塗布層の上に実施例17と同様にして調製した感熱
塗液を乾燥塗布量が5 f 7m2となるように塗工し
、通電感熱記録紙を得た。
塗液を乾燥塗布量が5 f 7m2となるように塗工し
、通電感熱記録紙を得た。
この記録紙を針圧1(1、走査速度630111m/s
ecの円筒走査型記録試験機で記録したところ、濃厚な
黒色の記録像が得られた。この記録像は耐光性に優れて
おシ、日光に曝しても変色したり、消色することはなか
った。
ecの円筒走査型記録試験機で記録したところ、濃厚な
黒色の記録像が得られた。この記録像は耐光性に優れて
おシ、日光に曝しても変色したり、消色することはなか
った。
〔実施例20〕
実施例3で得られた3−N−メチル−N−へキシルアミ
ノ−6−メチlL/−7−α−ナフチルアミノフルオラ
ン6gをクロロホルム40mβニ溶解し、これにポリス
チレンのIO%ベンゼン溶液40m1、四臭化炭素5y
を加えよく攪拌して調製した塗液を両面ポリエチレンラ
ミネート紙に乾燥塗布量が5ダ/ q2となるように暗
所で塗工し感光性記録シートを得た。これに20Wの紫
外燈8本で5αの距離から10分間照射発色させたとこ
ろ黒色の発色像が得られた。この後アセトン/ n −
ヘキサン:れで法条して定着した。発色像は日光(2日
) 特許出願人 神崎製紙株式会社
ノ−6−メチlL/−7−α−ナフチルアミノフルオラ
ン6gをクロロホルム40mβニ溶解し、これにポリス
チレンのIO%ベンゼン溶液40m1、四臭化炭素5y
を加えよく攪拌して調製した塗液を両面ポリエチレンラ
ミネート紙に乾燥塗布量が5ダ/ q2となるように暗
所で塗工し感光性記録シートを得た。これに20Wの紫
外燈8本で5αの距離から10分間照射発色させたとこ
ろ黒色の発色像が得られた。この後アセトン/ n −
ヘキサン:れで法条して定着した。発色像は日光(2日
) 特許出願人 神崎製紙株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (11下記一般式(1)で表わされるフルオラン誘導体 〔式中R+、RzはそれぞれC+7C+zのアルキル基
又は01〜C9のアラルキル基を示し、Xは水素原子、
ハロゲン原子、01〜C手のアルキル基又はC1〜c2
のアルコキシル基を示し、Yは水素原子、ハロゲン原子
又はC1〜C千のアルキル基を示す。 但しX、Yは同時に水素原子であることは(1) R斗は水素原子、01〜C+のアルキル基又はフェニル
基を示す。)を示す。〕 (2) 下記一般式(U)で表わされる2−(2−ヒ
ドロキシ−4=アミノ)ベンゾイル安息香酸と〔式中R
1、R2はそれぞれC+ −CI2のアルキル基又はC
7〜c9のアラルキル基を示す。〕下記一般式(IIT
)で表わされるα−ナフチルアミン誘導体 〔式中R5は水素原子又は01〜c2のアルキル基を示
し、Xは水素原子、ハロゲン原子、01〜C斗のアルキ
ル基又は01〜C&のアルコキシル基を示し、Yは水素
原子、ハロゲ(2) ン原子又は01〜C+のアルキル基を示す。 但しX、、Yは同時に水素原子であることはなRう い。Zは水素原子又は−NくR+(R5、R斗は水素原
子、01〜C斗のアルキル基又はフェニル基を示す。)
を示す。〕 とを反応させることよりなる下記一般式(1)で表わさ
れるフルオラン誘導体の製造方法。 × 〔式中R+ 、RzXX、、Y、Zは前述の意味を示す
。〕 (3)下記一般式([)で表わされるフルオラン誘導体 〔式中R+、Rzはそれぞれ01〜CI2のアルキル基
又はC7〜C9のアラルキル基を示し、Xは水素原子、
ハロゲン原子、01〜C斗のアルキル基又は01〜Cλ
のアルコキシル基を示し、Yは水素原子、ハロケン原子
又はC1〜C4のアルキル基を示す。但しX、、Yは同
時に水素原子であることはない。Zは水素原〜CJ+の
アルキル基又はフェニルXを示す。)を示す。〕 の少なくとも一種を電子供与性発色物質として含有せし
めた記録体。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57030058A JPS58145760A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | フルオラン誘導体、その製造方法およびその誘導体を用いた記録体 |
US06/467,286 US4524373A (en) | 1982-02-24 | 1983-02-17 | Fluoran derivatives as new compounds, process for preparing the same and recording system utilizing the same as colorless chromogenic material |
DE8383300943T DE3376328D1 (en) | 1982-02-24 | 1983-02-23 | Fluoran derivatives, process for their preparation and their use in recording systems |
EP83300943A EP0089752B1 (en) | 1982-02-24 | 1983-02-23 | Fluoran derivatives, process for their preparation and their use in recording systems |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57030058A JPS58145760A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | フルオラン誘導体、その製造方法およびその誘導体を用いた記録体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145760A true JPS58145760A (ja) | 1983-08-30 |
JPH0237359B2 JPH0237359B2 (ja) | 1990-08-23 |
Family
ID=12293222
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57030058A Granted JPS58145760A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | フルオラン誘導体、その製造方法およびその誘導体を用いた記録体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145760A (ja) |
-
1982
- 1982-02-24 JP JP57030058A patent/JPS58145760A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0237359B2 (ja) | 1990-08-23 |
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