JPS58145421A - ポリエステルフイルムの製造方法 - Google Patents
ポリエステルフイルムの製造方法Info
- Publication number
- JPS58145421A JPS58145421A JP2737082A JP2737082A JPS58145421A JP S58145421 A JPS58145421 A JP S58145421A JP 2737082 A JP2737082 A JP 2737082A JP 2737082 A JP2737082 A JP 2737082A JP S58145421 A JPS58145421 A JP S58145421A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stretching
- film
- temperature
- longitudinal
- biaxially
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J5/00—Manufacture of articles or shaped materials containing macromolecular substances
- C08J5/18—Manufacture of films or sheets
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
- C08J2367/00—Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
- C08J2367/02—Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリエステルフィルム、I!#に薄いポリエ
ステルフィルムの製造方法に関するものである。
ステルフィルムの製造方法に関するものである。
ポリエステルフィルムは1種々の用途に利用されている
が、薄くて強度の高いフィルムの要望が多くなってきた
。このため、薄物用の装置だけでなく、厚物用の装置を
用いて薄くて強度の高いフィルムを製造する方法の開発
が望まれていた。
が、薄くて強度の高いフィルムの要望が多くなってきた
。このため、薄物用の装置だけでなく、厚物用の装置を
用いて薄くて強度の高いフィルムを製造する方法の開発
が望まれていた。
すなわち、厚物用の装置で薄いフィルムを製造するには
、その装置の押出機の回転数を下げ融溶ポリマの吐出量
を減少させればよいが、装置によって吐出量の下限が決
っておシ、吐出量をその下限以下にすると、吐出むらに
よシフイルム破れが生じ、また、吐出量を一定にしてお
いて製膜速度を上げることも考えられるが、この速度を
上げると、融溶ポリマから無定形のフィルムを得る際の
キャスト速度が高くなって延伸むらを生じ、フィルムの
強度が低下するなどの問題があシ、これらの解決が望ま
れていた。
、その装置の押出機の回転数を下げ融溶ポリマの吐出量
を減少させればよいが、装置によって吐出量の下限が決
っておシ、吐出量をその下限以下にすると、吐出むらに
よシフイルム破れが生じ、また、吐出量を一定にしてお
いて製膜速度を上げることも考えられるが、この速度を
上げると、融溶ポリマから無定形のフィルムを得る際の
キャスト速度が高くなって延伸むらを生じ、フィルムの
強度が低下するなどの問題があシ、これらの解決が望ま
れていた。
本発明の目的は、かかる従来技術の欠点を解消し1強度
の高いフィルムが安定して高速で製造できる方法を提供
せんとするものである。
の高いフィルムが安定して高速で製造できる方法を提供
せんとするものである。
本発明は、この目的を達成するため次の構成。
すなわち、無定形のポリエステルフィルムを。
115℃以上の温度で縦、横両方向に同時二軸延伸し、
さらに80℃以上で、かつ最初の同時二軸延伸温度よシ
低い温度で縦、横両方向に同時二軸延伸し、全延伸倍率
を63倍以上とするポリエステルフィルムの製造方法を
特徴とするものである。
さらに80℃以上で、かつ最初の同時二軸延伸温度よシ
低い温度で縦、横両方向に同時二軸延伸し、全延伸倍率
を63倍以上とするポリエステルフィルムの製造方法を
特徴とするものである。
以下1本発明の詳細な説明する。
本発明の無定形のポリエステルフィルムとは。
ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレ
ート単位を70−以上有する共重合体、またはこれらを
主成分として含有するブレンド品を溶融押出してフィル
ム状に形成せしめ冷却固化したものである。なお、ポリ
エステルの固有粘度は好ましくは0.51〜1.00.
よシ好ましくは0,64〜0.90が望ましい。
ート単位を70−以上有する共重合体、またはこれらを
主成分として含有するブレンド品を溶融押出してフィル
ム状に形成せしめ冷却固化したものである。なお、ポリ
エステルの固有粘度は好ましくは0.51〜1.00.
よシ好ましくは0,64〜0.90が望ましい。
この無定形フィルムを、115℃以上の温度で縦。
横両方向に第1回目の同時二軸延伸をする。なお。
この延伸における延伸倍率は、縦、横両方向共。
1.5倍以上が好ましい。延伸温度が115℃未満では
、配向結晶化が進んで次の延伸が困難となる。
、配向結晶化が進んで次の延伸が困難となる。
次いで、第1回目の同時二軸延伸したフィルムを、第1
回目の延伸温度より低く、かつ80℃以上の温度で、縦
、横両方向にi2回目の同時二軸延伸をする。なお、こ
の延伸における延伸倍率は。
回目の延伸温度より低く、かつ80℃以上の温度で、縦
、横両方向にi2回目の同時二軸延伸をする。なお、こ
の延伸における延伸倍率は。
縦、横両方向共、2.5倍以上が好ましい。延伸温度が
第1回目の延伸温度よシ高い温度では、フィルムの結晶
化が促進されて延伸が困難となる。
第1回目の延伸温度よシ高い温度では、フィルムの結晶
化が促進されて延伸が困難となる。
また、第1.第2回目の各延伸倍率の積、゛すなわち(
第1回目の縦延伸倍率×横延伸倍率)×(第2回目の縦
延伸倍率×横延伸倍率)である全延伸倍率N2を、33
倍以上として延伸する。全延伸倍率がこの値未満の場合
、高強度のフィルムが得られない。
第1回目の縦延伸倍率×横延伸倍率)×(第2回目の縦
延伸倍率×横延伸倍率)である全延伸倍率N2を、33
倍以上として延伸する。全延伸倍率がこの値未満の場合
、高強度のフィルムが得られない。
上記の方法によって作られたフィルムは、F−=−5値
が12襠/HIU2以上のもの七なる。
が12襠/HIU2以上のもの七なる。
以上9本発明の製造方法について述べたが、上記第2回
目の延伸がなされたフィルムを、さらに130℃以上で
、かつ第1回目の延伸温度よシ高い温度で、延伸倍率を
縦横両方向とも1.5倍以上として、縦、横両方向に第
3回目の同時二軸延伸を施こすのが好ましい。この場合
、N2に第3回目の縦、横両延伸倍率を掛けた全延伸倍
率Nsは、40倍以上(ただし、この場合N2は33倍
以下となってもよい)であることが好ましい。また、第
3回 □目の延伸の延伸速度は1000〜1000
00%/分が好ましい。
目の延伸がなされたフィルムを、さらに130℃以上で
、かつ第1回目の延伸温度よシ高い温度で、延伸倍率を
縦横両方向とも1.5倍以上として、縦、横両方向に第
3回目の同時二軸延伸を施こすのが好ましい。この場合
、N2に第3回目の縦、横両延伸倍率を掛けた全延伸倍
率Nsは、40倍以上(ただし、この場合N2は33倍
以下となってもよい)であることが好ましい。また、第
3回 □目の延伸の延伸速度は1000〜1000
00%/分が好ましい。
なお、第1〜第3回の各延伸における縦延伸倍率と横延
伸倍率は、同一であっても、異なっていてもよい。また
延伸されたフィルムσ最終厚さは。
伸倍率は、同一であっても、異なっていてもよい。また
延伸されたフィルムσ最終厚さは。
10μ以下であることが好ましい。
さらに、第2回または第3回目の延伸がなされたフィル
ムは、必要に応じて480℃7250℃の温度で熱処理
を施こすことが望ましい。
ムは、必要に応じて480℃7250℃の温度で熱処理
を施こすことが望ましい。
以上述べたように本発明は、特定条件の同時二軸延伸を
組合せ延伸倍率を高くとるようにしたので。
組合せ延伸倍率を高くとるようにしたので。
(1) 押出機の吐出量を下げなくても、薄いフィル
ムを安定して製造することができ。
ムを安定して製造することができ。
(2)無定形のフィルムの冷却速度を従来法と同一とし
たときは、フィルム製造の高速化、すなわち、生産性を
高めることができる などの効果を得ることができた。
たときは、フィルム製造の高速化、すなわち、生産性を
高めることができる などの効果を得ることができた。
以下、実施例について説明する。
実施例1〜4.比較例1〜4
チップエV0.68のポリエチレンテレフタレートを2
80℃で溶融押出後、急冷し非晶状の約300μを12
0℃より低い80〜110℃の温度で2段目の同時二軸
延伸を行なった。具体的な温度、廻伸倍率、フィルム厚
み、力学特性は表1のとおシである。比較例←〒傘とし
て1段目の延伸温度を95℃、2段目の延伸温度を11
0〜150℃で同時二軸延伸した場合を示す。実施例の
ものは面積倍率33倍以上とすることができたが、比較
例の本のはいずれも33倍未満であった。また、実施例
のものは厚みが高面積倍率の分だけ実施例のものが薄く
、力学特性も1強力化フィルムの目安である1 2 聴
/rrrm2以上であった。なお、同時二軸延伸におけ
る縦、横の延伸倍率を同一としたので1表1の力学特性
は縦方向のもののみを示した。
80℃で溶融押出後、急冷し非晶状の約300μを12
0℃より低い80〜110℃の温度で2段目の同時二軸
延伸を行なった。具体的な温度、廻伸倍率、フィルム厚
み、力学特性は表1のとおシである。比較例←〒傘とし
て1段目の延伸温度を95℃、2段目の延伸温度を11
0〜150℃で同時二軸延伸した場合を示す。実施例の
ものは面積倍率33倍以上とすることができたが、比較
例の本のはいずれも33倍未満であった。また、実施例
のものは厚みが高面積倍率の分だけ実施例のものが薄く
、力学特性も1強力化フィルムの目安である1 2 聴
/rrrm2以上であった。なお、同時二軸延伸におけ
る縦、横の延伸倍率を同一としたので1表1の力学特性
は縦方向のもののみを示した。
実施例5,6.比較例5
実施例1.3の非晶状のフィルムを表2の実施例5,6
に示す条件で同時二軸3段延伸し、得られたフィルムの
厚み、力学特性を同表に併記した。
に示す条件で同時二軸3段延伸し、得られたフィルムの
厚み、力学特性を同表に併記した。
と低くして延伸したものは1面積倍率が40倍未満であ
り、力学特性も6.0 kg/nnn”と低い結果にな
った。
り、力学特性も6.0 kg/nnn”と低い結果にな
った。
Claims (1)
- (1)無定形のポリエステルフィルムを、115℃以上
の温度で縦、横両方向に同時二軸延伸し、さらに80℃
以上で、かつ最初の同時二軸−伸温度よシ低い温度で縦
、横両方向に同時二軸延伸し。 全延伸倍率を33倍以上とすることを特徴とするポリエ
ステルフィルムの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2737082A JPS58145421A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2737082A JPS58145421A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58145421A true JPS58145421A (ja) | 1983-08-30 |
Family
ID=12219160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2737082A Pending JPS58145421A (ja) | 1982-02-24 | 1982-02-24 | ポリエステルフイルムの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58145421A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5176861A (en) * | 1991-02-22 | 1993-01-05 | Osaka Chemical Co., Ltd. | Method of producing sheet made of a low-viscosity polyester resin |
EP0909780A2 (en) * | 1997-10-14 | 1999-04-21 | Toray Industries, Inc. | Biaxially oriented polyester films and their production methods |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527211A (en) * | 1978-08-15 | 1980-02-27 | Toray Ind Inc | Producing process of polyester film |
JPS5537305A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-15 | Diafoil Co Ltd | Production of high-strength polyester film |
-
1982
- 1982-02-24 JP JP2737082A patent/JPS58145421A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527211A (en) * | 1978-08-15 | 1980-02-27 | Toray Ind Inc | Producing process of polyester film |
JPS5537305A (en) * | 1978-09-06 | 1980-03-15 | Diafoil Co Ltd | Production of high-strength polyester film |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5176861A (en) * | 1991-02-22 | 1993-01-05 | Osaka Chemical Co., Ltd. | Method of producing sheet made of a low-viscosity polyester resin |
EP0909780A2 (en) * | 1997-10-14 | 1999-04-21 | Toray Industries, Inc. | Biaxially oriented polyester films and their production methods |
EP0909780A3 (en) * | 1997-10-14 | 2000-05-24 | Toray Industries, Inc. | Biaxially oriented polyester films and their production methods |
US6197430B1 (en) | 1997-10-14 | 2001-03-06 | Toray Industries, Inc. | Biaxially oriented polyester films and their production methods |
US6562274B1 (en) | 1997-10-14 | 2003-05-13 | Toray Industries, Inc. | Process of making biaxially oriented polyester films |
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