JPS5936575B2 - 微孔性重合体フイルムの製法 - Google Patents

微孔性重合体フイルムの製法

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JPS5936575B2
JPS5936575B2 JP51104355A JP10435576A JPS5936575B2 JP S5936575 B2 JPS5936575 B2 JP S5936575B2 JP 51104355 A JP51104355 A JP 51104355A JP 10435576 A JP10435576 A JP 10435576A JP S5936575 B2 JPS5936575 B2 JP S5936575B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C55/00Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor
    • B29C55/02Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets
    • B29C55/04Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets uniaxial, e.g. oblique
    • B29C55/06Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets uniaxial, e.g. oblique parallel with the direction of feed
    • B29C55/065Shaping by stretching, e.g. drawing through a die; Apparatus therefor of plates or sheets uniaxial, e.g. oblique parallel with the direction of feed in several stretching steps
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は開一細胞の微孔性重合体フイルムの製法に関す
る。
更に明確にいうならば本発明は微孔性フイルムを製造し
た後加熱、弛緩した開細胞微孔性フイルムの製法に関す
る。また、明確にいうならば加熱弛緩した微孔性フイル
ムの製法に関する。更に明確にいえば本発明は微孔性フ
イルムを形成しそのフイルムを張力のもとで高温にさら
して加熱弛緩した開細胞の微孔性フイルムの製法に関す
る。微孔性重合体フイルムおよびこのフイルムの製法は
最近急速に開発されている。
最も最近の開発はドルインらの1972年7月25日公
告の米国特許第3,679,538号およびビーレンバ
ウムらの1974年10月22日公告の米国特許第3,
843,761号に記載されている。
前者は冷間引延ばし工程の後熱間引延ばしを行ない加熱
固定してつくつた微孔性フイルムについて記述している
。後者はフイルムを冷間引延ばした後多数の分離引延ば
し段階で加熱引延ばしをする微孔性フイルムの製法であ
る。これらの特許はいずれも従来法の微孔性フイルムよ
り性質の改良された独特のフイルムを生成する。上記特
許によつて製造したフイルムはよい性質をもつてはいる
が、なお寸法安定性については特に高い寸法安定性を要
求される用途には充分でない。
特に高い寸法安定性を要求される用途の実例として、例
えばバツテリ一分離板としての微孔性フイルムの利用が
あげられる。微孔性フイルムのバツテリ一分離板は枠の
ない状態で使用するのがふつうである。この場合、バツ
テリ一組立て後に微孔性フイルムのバツテリ一分離板が
収縮すると、そのバツテリ一はもちろん使用不能になる
。従来の微孔性フイルムは寸法安定性が劣るためこのよ
うな精密配置の必要な用途には満足に使用できなかつた
が、本発明の方法によつてえられる微孔性フイルムは微
孔性をなんら損なうことなしに寸法安定性を増大させた
ものなのでこのような用途に完全に満足に使用すること
ができる。よい寸法安定性をもつフイルムの製法はこの
技術分野で知られているが、従来技術において基質が微
孔性フイルムである場合この様な方法は使用出来ない。
すなわち、従来の寸法安定性フイルム(無孔のもの)の
製造法を微孔性フイルムの製造に適用すると、生成する
微孔性フイルムのガス流量特性に悪影響がでた。微孔性
フイルムのガス流量は定量的に一定時間中に一定表面積
の孔をとおしてガスが流れる容積と定義される。即ちフ
イルムを弛緩する、かくて寸法的に安定なフイルムを製
造するに使う方法は同時に微孔の大きさと形状を変えし
たがつてそのガス流量を変える。普通この方法はフイル
ムのガス流量を減少する。従来法から得られる寸法安定
性の改良はしたがつて基質が微孔性フイルムである場合
は明らかに使用出来ない。この技術分野の知識ある者は
気付くであろうが微孔性フイルムのガス流量はフイルム
の重要な性質である。上の観察は微孔性フイルムのガス
流通性に悪影響なく著しく寸法安定性の改良された微孔
性フイルムの製造出来る方法の心要性を示している。
本発明は開細胞の微孔性フイルムの改良製法に関する。
本発明の方法は同じ原料フイルムから製造した従来法の
微孔性フイルムより寸法安定性の大きい改良された微孔
性フイルムを提供することにある。同時に本発明の方法
は本発明によつてつくつた微孔性フイルムより寸法安定
性の実質的に劣る従来法によつてつくつた対応する微孔
性フイルムと実質的に同じガス流量をもつ微孔性フイル
ムを与えるのである。本発明による改良力法は開細胞の
微孔性フイルムの製造が出来る。
この方法は孔のない結晶性弾性重合体フイルムを一力向
に約−20℃と重合性フイルムの融点より25℃低い温
度との間の温度で冷間引延ばしをした後その冷間引延ば
したフイルムを同じ方向に重合性フイルムの融点より約
25℃低い温度から該融点より5℃低い温度迄の範囲の
温度で熱間引延ばしをするのである。この改良法は引延
ぱした力向の寸法が冷間および熱間引延ばしをした引延
ばした方向の最長寸法より減少する様に重合体フイルム
の融点より約40℃低い温度から該融点より5℃低い温
度迄の範囲の温度にさらして引延ばしたフイルムを加熱
弛緩させることより成る。本発明の方法は結晶性フイル
ム形成用重合体類の弾性フイルムからつくつた微孔性フ
イルムの製法を与える。
これらの弾性フイルムは25℃で65%相対湿度におい
て標準ひずみ50%を与えた時o回復時間において少な
くも約40%、好ましくは少なくも約50%、最良は少
なくも約80%の弾性回復をもつ。本発明の微孔性フイ
ルム製造方法に用いる弾性フイルムは少なくも20%、
好ましくは少なくも約30%、最良は少なくも50%の
結晶度をもつ。本発明の方法に用いる弾性フイルムの性
質はある程度詳細に関連米国特許第3,843,761
号に定義してある。上述したとおり本発明の方法に用い
る弾性フイルムは相当の結晶度に発達しうる型の重合体
から製造される。
この種の重合体類はポリオレフイン類、ポリアセタール
類、ポリアミド類、ポリエステル類、ポリアルキレン硫
化物類およびポリアリーレン酸化物類から成る群から選
ばれた重合体である。これらの中でポリオレフイン系樹
脂が最も好ましい。本発明の意図するオレフイン系重合
体にはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ−3ーメチ
ルブテン−1、およびポリ−4−メチルベンゼン−1が
ある。また次のオレフイン系、エチレン、プロピレン、
3−メチル−ブテン−1および4−メチルベンゼン−1
の2又は3以上の共重合体がある。また上記共重合体類
が少量の他のオレフイン類を含んでもよい。もちろんこ
れらの重合体類も上に定義した結晶度と弾性を要求され
る。本発明の使用に特に適した重合体はポリプロピレン
である。プロピレンホモ重合体を予定した場合必要な物
理的弾性と結晶度をもつフイルム製品を製造するには上
記の結晶度パーセント、約100,000乃至750,
000の重量平均分子量、数分子量および10分当りグ
ラム単位の融解流量約0.1乃至約75(ASTMl9
58D−1238一57T参照)をもつアイソタクテイ
ツクポリプロピレンを使うことが好ましい。どんな重合
体を用いても弾性フイルム形成のよい力法は吹出しフイ
ルム押出し法である。
この方法は米国特許第3,843,761号の5欄6−
43行に詳細記載されている。また本発明の原料弾性フ
イルム形成の2番目によい力法はスリットダイ押出し法
である。この力法についても米国特許第3,843,7
61号に詳細記述されている。吹出しフイルム方法又は
スリツトダイ押出し法のいずれかで形成されたフイルム
はその後米国特許第3,843,761号6欄に記載の
方法で焼鈍材λ数弾性フイルム製造の上記記述は本発明
の方法に使う原料フイルムである孔のない結晶性弾性フ
イルムの製造法であるのである。必要な弾性と結晶性を
もつ孔のないフイルムはいずれも本発明の微孔性フィル
ム製造に使用出来るのである。弾性結晶性無孔プレカー
サーフイルムは後で微孔性フイルムを生成する為引延ば
される。
本発明の力法においては孔のない弾性フイルムを先づ冷
引延ばし域中で引延ばす。好ましい実施態様において冷
間引延ばし工程は、第20ーラ一が第10ーラ一より大
きい周速度で回転する2個の隣接ローラー間で孔のない
フイルムを引延ばすことより成る。この方法はあとの第
20ーラ一が前の第10ーラ一より高速で回転する同一
径の20ーラ一を使つて出来る。また2個のローラーが
同一速度で回転しあとのローラーの直径が前のローラー
のそれより大きくてもよい。両方の場合共あとのローラ
は前のローラより大きな線速度を与える。この力法はフ
イルムの一力向引延ばしとなる。即ちフイルムは引延ば
し方向に引延ばされる。好ましい実施態様においてフイ
ルムは冷間引延ばし工程中長さ力向に引延ばされる。゛
冷間引延ばし”とは約−20℃からフイルムを形成する
重合体の融点より25℃低い温度迄の範囲の温度でフイ
ルムを引延ばすことを意味する。冷間引延ばしたフイル
ムは次いで微孔性フイルムとする為冷間引延ばし工程に
用いた引延ばし力向と同じ力向に熱間引延ばしをする。
故にフイルムは一軸引延ばし形態をとる。熱間引延ばし
工程は米国特許第3,679,538号に記載の様な単
一工程より成るかあるいは米国特許第3,843,76
1号にいう様に多数の分離した引延ばし工程で引延ばし
てもよい。いずれの場合も熱間引延ばし行程はフイルム
を引延ばす温度を示す様定義される。本発明による熱間
引延ばし工程は重合体フイルムの融点より約25℃低い
温度から該融点より5℃低い温度迄の範囲の温度で行な
う。冷間および熱間引延ばし工程双方の合計引延ばし量
は弾性原料フイルムの初期長さ(すなわち冷間および熱
間引延ばし処理をする前の長さ)を基準にして10乃至
300%である。合計引延ばし量は冷間引延ばしたフイ
ルムの長さを基準として約50乃至150%の範囲が更
に好ましい。冷間および熱間引延ばし工程双方で生じる
全合計引延ばし量に対する熱間引延ばし量は約0.10
:1から約0.99:1以下の範囲である。熱間引延ば
し率の全引延ばし率に対する割合は約0.50:1から
0.97:1の間が更に好ましい。更にこの割合は約0
.60:1と0.95:1の間が最もよい。全引延ばし
率に対する熱間引延ばし率の割合は6伸張率7というの
である。弾性原料フイルムがポリプロピレンフイルムで
ある好ましい実施態様において弾性ポリプロピレンフイ
ルムが一方向に冷間引延ばされる温度は約0℃乃至12
0℃の範囲である。
冷間引延ばし工程につづく熱間引延ばし工程の温度は約
12『C乃至150℃である。これらの温度は本発明に
より加工する重合体フイルムすべてについて一般的に上
に示した限度内にあるのである。重合体がポリプロピレ
ンの場合引延ばす程度は重合体の引延ばし程度として上
記した一般定義にしたがう。
しかし冷間引延ばし工程は引延ばし力向における寸法で
原料フイルムの初期長さを基準として6乃至30%の範
囲内の伸張とするのが好ましい。同様に重合体がポリプ
ロピレンである場合に熱間引延ばしたフイルムの長さを
基準にその力向に約80乃至140%の範囲の伸張とす
る。熱間引延ばし工程につづいて本発明の改良法は引延
ばした力向に寸法収縮した微孔性フイルム生成の為冷間
および熱間引延ばしをした微孔性フイルムを張力のもと
で重合体フイルムの融点より約40℃低い温度から該融
点より5℃低い温度迄の範囲の温度で加熱弛緩させる工
程を行なう。微孔性フイルムを加熱弛緩させる温度は更
に重合体フイルムの融点より25℃低い温度と該融点よ
り10℃低い温度の間の温度が好ましい。好ましい実施
態様における微孔性フイルムは引延ばされた方向の微孔
性フイルムの寸法が熱間引延ばした微孔性フイルムの引
延ばした方向における元の寸法を基準として約10乃至
25(fl)収縮する様に張力のもとで加熱弛緩させる
のである。更に好ましい実施態様における微孔性フイル
ムの寸法収縮程度は、引延ばし力向は縦方向がよいが、
熱間引延ばした微孔性フイルムの引延ばし方向における
寸法を基準として約15乃至20%である。重合体がポ
リプロプレンである好ましい実施態様における微孔性フ
イルムは約120℃以上の温度で加熱弛緩される。
この加熱弛緩温度は約135乃至150℃がよく、約1
38乃至145℃が最も好ましい。好ましい実施態様に
おける熱間引延ばし工程および加熱弛緩工程は熱間引延
ばしおよび加熱弛緩に述べた温度と同じ温度のオーブン
中で行なう。
フイルムは薄いのでフイルム温度は急速にオーブン温度
と平衡に達しあらゆる意味目的でもフイルム温度とオー
ブン温度は殆んど同一である。好ましい実施態様におけ
る加熱弛緩工程は冷間および熱間引延ばしをした微孔性
フイルムを張力のもとで引延ばし方向の引延ばされた最
長寸法が減少する様に少なくも2個のローラーをとおし
て行なうことができる。引延ばし力向の寸法を減少する
好ましい実施態様で加熱弛緩はあとのローラーの周速を
前のローラーのそれより小さくする様回転して出来る。
加熱弛緩工程は最小1回必要であるが何回してもよい。
これについて重要なことは、好ましい実施態様における
熱間引延ばし工程はフイルムを熱間引延ばしの温度と同
じ温度に保つたオーブン中で前のローラーがフイルムに
与える速度より大きな線速度をあとのローラーが与える
少なくとも1対のローラーをとおして行なうことが出来
る。
加熱弛緩工程の場合の様に2回以上の熱間引延ばし工程
を用いてもよい。上述したとおり本発明は熱間引延ばし
た微孔性フイルム製造の為に使用する工程回数には制限
されない。冷間引延ばし工程の場合の様に、あとのロー
ラーが前のローラーより高速回転する速度のちがつた2
個のローラーを用いるかあるいはあとのローラーの直径
が前のローラーの径より大きい速度の同じ2個のローラ
ーを用いるかいずれかによつてあとのローラーからフイ
ルムにより高速を与えることが出来る。微孔性フイルム
を張力のもとで前のローラーによつて与えられる周速よ
り小さな周速であとのローラーが同転する少なくも2個
のローラーをとおしてフイルムを加熱弛緩させる好まし
い実施態様においてはこの同じ27j法がこの結果を得
る為使用出来ることを−認めるべきである。即ち1対の
前後ローラは同一直径であつて前ローラーがより大回転
速度で回転するものでよいしあるいは前後ローラーは同
じ速度であつて前のローラーがあとのローラーより直径
が大きくより大きな周速を与えるものでもよい。好まし
い実施態様における加熱弛緩工程はフイルムの熱間引延
ばしの直後に行なう。この様に連続操作が出来る。これ
は冷間および熱間引延ばしをした微孔性フイルムが本発
明の加熱弛緩操作によつて別個に加工出来ないというの
ではない。故に好ましい実施態様において冷間および熱
間引延ばしによつて生成した微孔性フイルムをこの方法
に特定された温度範囲で張力のもとで少なくも1対のロ
ーラーをとおしてフイルムを弛緩させることが出来る。
次の実施例は本発明を例証するものである。
本実施例が例証目的のみの為に記述するという事実から
してこれは如何なる意味でも本発明を限定するものと解
釈されるべきではない。実施例 I 上に定義した必要範囲内の弾性と結晶度をもつ弾性結晶
性無孔ポリプロピレンフイルムを原料フイルムとして使
用した。
弾性フイルムは融解流量0.5、即ちASTM−195
8D−1238−57T)パート9、33ページに定義
された10分当り0.59をもつポリプロピレンホモ重
合体から製造した。このポリプロピレンホモ重合体は5
0,000の数平均分子量と580,000の重量平均
分子量をもつていた。この原料フイルムを原料フイルム
の長さを基準として20%冷間引延ばしとなる様室温、
約25℃で冷間引延ばした。即ち、冷間引延ばしフイル
ムの長さは引延ばす前の原料フイルムより20%長くな
つた。次いで冷間引延ばしたフイルムを微孔性フイルム
とする為熱間引延ばした。熱間引延ばしは冷間引延ばし
たフイルムの長さを基準としてその長さが85%増加す
る様に142℃に保つたオーブン中で19分の分離工程
でフイルムを引延ばした。かくて冷間および熱間引延ば
し工程の結果微孔性フイルムの長さは引延ばす前のフイ
ルム長さより123%長くなつた。分離工程は全部同一
速度で回転する多数のローラーを使つた。各々次のロー
ラーは直前のローラの直径より大きな直径をもちより大
きな周速をもちかくて隣接するローラー間で引延ぱしを
行なつた。加熱弛緩工程は最後の熱間引延ばし工程にす
ぐ続いて行なつた。
この場合19個のローラーと同じ動力源に連結した更に
2個のローラーをフイルムの熱間引延ばしに用いた最大
ローラーの次に配置した。この2個のローラーの各々は
前隣ローラより小さな直径をもつており、かくてフイル
ムは張力のもとでローラーをとおつて速度が落ち結果と
して熱間引延ばされた微孔性フイルムの長さを基準とし
て長さで17%減少した。こうして引延ばす前の原料フ
イルムより85%長ι功口熱弛緩された微孔性フイルム
が出来た。熱間引延ばし工程と同じオーブンで行なつた
加熱弛緩工程ももちろん142℃で行なつた。安定化微
孔性フイルム製造に用いたと同じ原料フイルムを使つて
比較試験をした。
この場合フイルムを19番目ローラーを出た処で巻き取
つた。故に微孔性フイルムは安定化試験に適用したと正
に同一条件で操作したが加熱弛緩工程を省略した。これ
ら2試験方法によつてつくつたフイルムからフイルム試
料をとつた。正確を期する為8個の試験片から得た物理
的性質を平均して下記データを求めた。下の表1に微孔
性フイルムの2重要性質、ガス流量と寸法安定性のデー
タを示す。ムと非安定化フイルムは実質的に同じである
ことを示している。
故にこの性質については変化がなかつた。ガス流量試験
は標準試験法、ASTMD−726−65(B3)を使
用して行なつたのである。ガーレイ(Glrley)秒
で測定するこの試験法は試験試料の一定断面積を一定圧
のもとで空気の一定量が流れるに要する時間をとるので
ある。秒単位(ガーレイ秒)の所要時間が小さい程フイ
ルムがより多孔性であることは明らかである。重要なこ
とはこのデータが内部のフライ(Ply)フイルムを表
わしたことである。この試験でプレカーサーフイルム8
フライを同時に操作した。上に列挙した方法によつて操
作した8フライウェブの外部フライが、フイルムが加熱
安定化されてもされなくても、内部フライと同質製品を
生成しないことがよく立証されたのである。実際内部フ
ライを微孔性フイルムの厳格な限定仕様に適合するに使
つたのである。加速収縮%として報告した寸法安定性デ
ータはフイルムを90℃に1時間さらした後の引延ばし
た方向の長さ減少を表わしている。
このパーセントはフイルムを90℃に1時間さらす前の
元の長さを基準としたパーセントである。表1に示した
とおり本発明の方法によつて製造した加熱安定化フイル
ムの寸法安定性は従来法によつて製造した非安定化フイ
ルムよりも著しく改善されているのである。
実施例 ちがつた型のポリプロピレンホモ重合体を使つた以外は
実施例1と全く同じ力法によつて他の実施例を行なつた
この実施例のポリプロピレンホモ重合体の融解流量は5
であつた。(融解流量は10分当り9で測定するが便宜
上単位をつけずに報告される。)原料フイルムを生成す
るに使つたポリプロピレンの数平均分子量は26,00
0で重量平均分子量は360,000であつた。このフ
イルムを実施例1に使つたものと同じ装置を使つて加工
した。しかしこの実施例においては弾性原料フイルムを
室温においてその元の長さを基準として8%冷間引延ば
した。次いで冷間引延ばしたフイルムを熱間引延ばしを
して微孔性フイルムをつくつた。熱間引延ばしは139
℃(オーブン温度)で冷間引延ばされたフイルムの長さ
を基準として120%引延ばしたのである。故に未弛緩
微孔性IZフイルムは引延ばす前の原料フイルムの長さ
より138%長くなつた。
加熱安定化の結果熱間引延ばした微孔性フイルムの長さ
を基準として17(fl)長さが減少した。したがつて
熱安定化した微孔性フイルムの長さは引延ばす前の原料
フイルムの長さより最終的に98%長くなつた。加熱安
定化は熱間引延ばしと同様オーブン温度139℃で行な
つた。再び8フライを使つて操作しとつたデータは全部
内部フライからとつたものを報告した。安定化データは
前記した条件によつて行なつた4回の試験から得たデー
タの平均を表2に報告した。平均流量パリアンドを目ざ
した実施例1に得た結果を高い流量パリアンド製品を目
ざすこの実施例で反復したのである。多孔性を表示する
流量は安定化フイルムと非安定化のものと双方殆んど同
じであつた。しかし加速収縮によつて表わされる寸法安
定性は本発明の方法によつて加工したフイルムの場合非
常に減少した。比較例 1 上記の予想しなかつた結果が加熱弛緩工程によるものか
あるいは単に引延ばし程度の減少で起つたものかを調べ
る為2回の試験をした。
即ち実施例1との双力においてフイルムは冷間および熱
間引延ばしにより引延ばす前の長さの100%以上引延
ばした後加熱弛緩工程で長さが17%減少した。この著
しく改良された結果が加熱弛緩工程をせずに得られるか
どうか調べる為全引延ばし量を相当変えて2回の試験を
した。両方共に加熱弛緩工程は含めなかつた。2回共実
施例1に使つたと同じポリプロピレンホモ重合体を使用
した。
実施例1に示したとおりこの平均流量パリアンドは0.
5の融解流量、50,000の数平均分子量および58
0,000の重量平均分子量をもつている。2回の試験
は室温約25℃の冷間引延ばし温度と142℃の熱間引
延ばし温度で行なつた。
第1回試験は冷間引延ばし工程で28%引延ばした。
次いでこれを熱間引延ばして冷間引延ばしナ一171ノ
1n)JLまメ′j−=9自k』−lγζQOt己1和
r′;ド〔 Zs引延ばし量は102%となつた。再び
内部フライをとり得られた結果は30ガーレー秒のガス
流量と10%の加速収縮を示した。第2回試験は同一原
料フイルムを使用し第1回試験と全く同じ温度条件で行
ない引延ぱす前および冷間引延ぱしたフイルムを基準と
してそれぞれ冷間引延ばしで30%および熱間引延ばし
で80%引延ばした。
全体で134%引延ばしたこの微孔性フイルムの結果は
ガス流量32ガーレー秒と長さの加速収縮12%であつ
た。これらの結果は第1回試料から得た結果と非常に似
たものである。全引延ぱし量で元の引延ばさない原料フ
イルムの長さを基準として32%ちがつた微孔性フイル
ムをつくつたこれらの非安定化試験の結果から実施例I
およびの注目すべき改良結果の原因は引延ばし量による
ものでなく本発明の方法による独特な加熱弛緩工程によ
るものであると結論出来る。実施例I 熱間引延ばし工程のみを単独に行ない微孔性フイルムを
別個に加熱弛緩加工した別の試験を行なつた。
即ち加熱弛緩工程を熱間引延ばし工程と不連続で行なつ
た。また本実施例では加熱弛緩程度の変化を考えた。即
ち弛緩%を0から15%迄変えた。この点は下記試験方
法で明確となるであろう。この試験で弾性結晶性無孔原
料フイルムを10%迄冷間引延ぱしてポリプロピレンホ
モ重合体をつくつた。即ちこのフイルムは原料フイルム
の長さを基準として10%引延ばした。次いで冷間引延
ぱしたフイルムを135℃に保つたオーブン中で熱間引
延ばした。熱間引延ばし工程は第20ーラ一が第10ー
ラ一より大きい周速で回転する1対のローラーをとおし
て行なつた。この場合ローラーはほぼ同一直径でありあ
とのローラーが前のローラーより早く回転する様別個に
回転させた。熱間引延ばし工程中引延ばされない原料フ
イルムの長さを基準に90%引延ばした。したがつて未
安定化微孔性フイルムをつくるに引延ばされない原料フ
イルムの長さを基準として100%引延ばしたのである
。このフイルム試料を次に述べる力法によつて試験した
またこの方法によつてつくつた他の微孔性フイルム試料
を本発明の力法によつて弛緩処理をした。再び加熱弛緩
工程はこの試験で155℃の温度で微孔性フイルムを張
力のもとで1対のローラーをとおして行なつた。この試
験は弛緩程度、即ち長さ減少%を変えた点で実施例Iお
よびに記載の試験とちがつていた。重要なことは下記の
とおり加熱弛緩されたフイルム試料がすべて加熱弛緩工
程前の熱間引延ばされた微孔性フイルムの最長寸法と比
べて長さが減少していることである。これらの試験の第
1は弛緩%がoとなる様に同一周速で回転する1対のロ
ーラーを使つた。残りのものは前のローラーがあとのロ
ーラーの周速より大きな周速で回転した。この場合の各
々は同一直径をもつローラーを別に調節してより大きな
周速を与えた。試験は上記のo%の他に弛緩%3.75
%,7.5%,10%および15%で行なつた。すべて
の場合弛緩%は加熱弛緩中前のローラーをとおる前の微
孔性フイルム長さを基準に長さの減少で定めた。下記の
すべての弛緩試験においてローラー上に滞留する時間ば
10分とした。この試験の結果は表3に示す。ガス流量
についてのデータは挙げなかつたのである。
これは試験試料すべての加熱弛緩フイルムもそうでない
フイルムも大体同じガス流量であることがわかつたから
である。故に加熱弛緩の効果はフイルムのガス流量を無
視した。しかし表3に示したとおり寸法安定性はたとい
弛緩%、がo%であつても著しく改善された。上記のと
おりこれは微孔性フイルムが熱間引延ばした最大長さか
ら予め長さが減少しているという事実から予想されるこ
とである。このフイルムが張力のもとで弛緩されたこと
が寸法安定性を著しく改良するに充分であつた。この実
施例において寸法安定性は微孔性フイルムを1時間12
5℃に保つた前後にフイルムを測定して決定したのであ
る。
記録数値はこの条件にさらした後の縦方向における元の
長さのパーセントで表わしている。この試験は表3に報
告していない流量損失%に関するデータも含んでいるの
である。
これはデータが分散して信頼出来ない為である。一般に
非弛緩フイルムは約72%の流量損失となる。試験した
弛緩%範囲の加熱弛緩フイルムは約8乃至23%の流量
損失で相当改善された。流量損失はフイルムを1時間1
25℃に保つた前後のガス流量を測定して調べたのであ
る。比較例 2 加熱弛緩工程中微孔性フイルムに張力をかけておく重要
性を調べる為一連の試験をした。
第1試験で前述した方法と同じ様に冷間および熱間引延
ばした微孔性ポリプロピレンフイルムを自由に収縮する
状態、即ちフイルム試料をオーブンに吊して張力を与え
ず加熱弛緩させた。
加熱弛緩温度は100乃至120℃であつた。この場合
滞留時間、即ち100℃乃至120℃のオーブン温度に
フイルムをさらした時間を5乃至60分に変えた。加熱
弛緩工程直後にガス流量をガーレ一秒で測定し未処理フ
イルムのガーレ一値と比較した。この際引延ばし方向の
長さも測定し未弛緩長さと比較して加熱弛緩%を調べた
。寸法安定性を調べる為加熱弛緩フイルムをオーブン中
で70℃に7日間保つた。この時点でフイルムをオーブ
ンから取り出し再び長さをFAl淀した。収縮として求
めた寸法安定性を報告した。この試験の結果を表4にま
とめて示す。上の結果は収縮自由の状態における加熱弛
緩は寸法安定性を非常に改善するが加熱弛緩微孔性フイ
ルムについて従来法で注目された問題が依然あることを
示している。
即ち加熱弛緩フイルムのガス流量が非常に減少したので
ある。(ガス流量の大きい程得られるガーレ一秒値は小
さいことを思い出され度い)このデータは前記した驚く
べき改良結果を得る為の張力のもとにおける加熱弛緩の
重要性を示している。上記の実施例および実施態様は本
発明の範囲と真意を例証する為のものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 25℃で65%相対湿度において標準ひずみ50%
    を与えた時0回復時間において少なくとも40%の弾性
    回復をもち、かつ少なくとも20%の結晶度をもつ、孔
    のない結晶性弾性重合体フィルムを約−20℃と重合体
    フィルムの融点より25℃低い温度との範囲内温度で一
    方向に冷間引延ばしをした後上記冷間引延ばしたフィル
    ムを重合体フィルムの融点より約25℃低い温度と上記
    融点より5℃低い温度との範囲内温度で同一方向に熱間
    引延ばしをして微孔性フィルムを製造する改良された開
    −細胞微孔性重合体フィルムの製法において、熱間引延
    ばした微孔性フィルムの引延ばし方向における最長寸法
    を弛緩前の熱間引延ばし微孔性フィルムの長さを基準に
    して約15〜20%だけ減少させる様に上記熱間引延ば
    したフィルムを前ローラーがあとローラーの周速より大
    きな周速で回転する少なくとも1対のローラーをとおし
    移動させることによつて該フィルムを張力のもとで重合
    体フィルムの融点より約40℃低い温度と上記融点より
    5℃低い温度との範囲内温度にさらしてそのフィルムを
    加熱弛緩させることを特徴とする改良法。 2 加熱弛緩温度が重合体フィルムの融点より約25℃
    低い温度と上記融点より10℃低い温度との範囲内であ
    る特許請求の範囲第1項に記載の改良法。 3 加熱弛緩工程を熱間延ばし工程の直後に行なう特許
    請求の範囲第1項に記載の改良法。 4 孔のない結晶性弾性重合体フィルムがポリオレフィ
    ン類、ポリアセタール類、ポリアミド類、ポリエステル
    類、ポリアルキレン硫化物類およびポリアリーレン酸化
    物類より成る群から選ばれたものである特許請求の範囲
    第1項に記載の改良法。 5 熱間引延ばした微孔性フィルムの引延ばし方向にお
    ける最長寸法を弛緩前の熱間引延ばし微孔性フィルムの
    長さを基準にして約17%だけ減少させる様に加熱弛緩
    工程を行なう特許請求の範囲第1項に記載の改良法。 6 25℃で65%相対湿度において標準ひずみ50%
    を与えた時0回復時間において少なくとも40%の弾性
    回復をもち、かつ少なくとも20%の結晶度をもつ、孔
    のない結晶性弾性ポリプロピレンフィルムを約0℃乃至
    120℃の範囲の温度で一方向に冷間引延ばしをした後
    上記冷間引延ばしたフィルムを約120乃至150℃の
    範囲の温度で同一方向に熱間引延ばしをする開−細胞の
    微孔性ポリプロピレンフィルムの製法において、上記熱
    間引延ばした微孔性フィルムの引延ばした方向における
    最長寸法を弛緩前の熱間引延ばし微孔性ポリプロピレン
    フィルムの長さを基準にして約15〜20%だけ減少さ
    せる様に上記熱間引延ばしたフィルムを前ローラーがあ
    とローラーの周速より大きな周速で回転する少なくとも
    1対のローラーをとおし移動させることによつて該フィ
    ルムを張力のもとで約120乃至150℃の範囲の温度
    にさらしてそのフィルムを加熱弛緩させることを特徴と
    する改良法。 7 加熱弛緩温度が約138乃至150℃の範囲内であ
    る特許請求の範囲第6項に記載の改良法。 8 加熱弛緩温度が約138乃至145℃の範囲内であ
    る特許請求の範囲第7項に記載の改良法。 9 加熱弛緩工程を熱間引延ばし工程の直後に行なう特
    許請求の範囲第6項に記載の改良法。 10 引延ばし寸法が縦方向である特許請求の範囲第6
    項に記載の改良法。
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