JP3221074B2 - 高結晶化度ポリテトラフルオロエチレン連続成形体の製造方法 - Google Patents

高結晶化度ポリテトラフルオロエチレン連続成形体の製造方法

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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリテトラフルオロエ
チレン(以下、PTFEと略記)製のシートやチューブ
等の連続成形体の製造方法に関し、さらに詳しくは、高
結晶化PTFE連続成形体の製造方法に関する。本発明
の高結晶化PTFE連続成形体は、特に、高気孔率の多
孔質体の製造に好適である。
【0002】
【従来の技術】PTFEは、耐熱性、耐薬品性、耐候
性、不燃性などの特性、さらには低摩擦係数、撥水・撥
油性、非粘着性などの表面特性を有しているため、多方
面で利用されている魅力ある材料である。また、PTF
Eを材料とする多孔質体は、前記諸特性に加えて、可撓
性、流体透過性、微粒子の捕集・濾過性、低誘電率・誘
電正接などの特性が付加されており、一般工業分野のみ
ならず医療分野などへの用途が拡大している。分離膜の
分野では、PTFEを材質とした多孔質チューブや多孔
質膜が製造されている。
【0003】従来、PTFE多孔質体の製造方法として
は、液状潤滑剤を含むPTFEの未燒結成形体を少なく
とも一方向に延伸した状態で約327℃以上に加熱し燒
結する方法が代表的なものである(特公昭42−135
60号公報)。この方法によれば、延伸倍率を変化させ
ることによって気孔率を調整することができるが、未燒
結状態のPTFE成形体を延伸するには延伸倍率に限度
がある。一方、ペースト押出により得られたPTFE成
形体を燒結した後、熱処理して結晶化度を高めてから、
少なくとも一軸方向に延伸することにより、孔径が小さ
く、気孔率の高い、透過性に優れたPTFE多孔質体を
製造する方法が提案されている(特開昭64−7882
3号公報)。
【0004】PTFE多孔質体は、孔径のサイズや孔径
分布のみならず、孔の占める割合、即ち気孔率も流量と
関連しており、気孔率の大小は、分離膜としての性能上
非常に重要である。PTFE多孔質体の場合、前記した
ように、気孔率は、成形体の結晶化度と密接な関連があ
り、同様の延伸倍率でも、結晶化度が高いPTFE成形
体である程、より高い気孔率の多孔質体が得られる。
【0005】今後、分離膜の分野において、精密濾過等
のために、より小さな孔径の多孔質体が必要とされると
考えられるが、小さな延伸倍率でもより高い気孔率のP
TFE多孔質体を製造することができれば、小孔径でも
透過性に優れた分離膜を得ることができる。そのために
は、PTFE成形体の結晶化度を高める技術が重要とな
る。
【0006】ところで、従来、PTFE成形体の結晶化
度を高めるには、例えば、圧縮成形品の場合、成形品を
燒結した後、成形品の歪みや亀裂の発生を避けるため、
長時間かけて徐冷している。特に、収縮が急激に起きる
融点の327℃付近をできるだけゆっくり冷却するため
に、相当長時間その温度で一定に保持している。PTF
E多孔質体の成形においても、燒結されたPTFE成形
体を徐冷し、結晶化度を高めた後、一軸延伸する方法が
提案されている(特公昭53−42794号公報)。
【0007】このように、従来、PTFE成形体の結晶
化度を向上させるには、長時間の冷却期間を必要とする
ため、チューブやシートなどの連続成形体の場合、非常
に長い熱処理槽(加熱炉)が必要となり、工業的な実施
が困難である。しかも、これらの連続成形体を徐冷する
には、長い熱処理槽で温度勾配を設けて温度制御する必
要があるため、技術的にもその実施が非常に困難であっ
た。一方、徐冷せずに、PTFE成形体を該樹脂の結晶
化温度付近で等温に長時間保持して結晶化させる方法が
あるが、この方法は、小さい成形品に適用できるもの
の、長いスケールのチューブやシートなどの連続成形体
には適していない。したがって、PTFE連続成形体の
結晶化度を高めるための実際的な方法が求められてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高結
晶化度のPTFE連続成形体を製造するための工業的に
実施可能な方法を提供することにある。本発明者は、前
記従来技術の問題点を克服するために鋭意研究した結
果、PTFE連続成形体を常法により燒結した後、PT
FEの結晶化温度付近の少なくとも2点以上の温度を一
定時間保持させながら冷却することにより、等温処理と
徐冷の両方の利点を引き出すことができ、結晶化度の高
い連続成形体を比較的短時間で容易に製造できることを
見いだした。本発明は、これらの知見に基づいて完成す
るに至ったものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】かくして、本発明によれ
ば、ポリテトラフルオロエチレン連続成形体を該樹脂の
融点以上の温度で燒結し、次いで、燒結した連続成形体
を、350〜290℃の温度範囲内において、高温領域
から低温領域にかけて順次設定した少なくとも2つの異
なる実質的に一定の温度帯域を各0.5〜10分間の時
間内で通過させながら冷却することを特徴とする高結晶
化度ポリテトラフルオロエチレン連続成形体の製造方法
が提供される。
【0010】以下、本発明について詳述する。PTFE
連続成形体は、各種の成形法により得ることができる
が、特に、ペースト押出による成形法が好ましい。ペー
スト押出に使用するPTFEとしては、数平均分子量が
通常50万以上、好ましくは100万以上、より好まし
くは200〜2000万のファインパウダーが好適であ
る。数平均分子量の異なる2種以上のファインパウダー
を混合して使用してもよい。
【0011】ペースト押出法では、通常、PTFE10
0重量部に対して、液状潤滑剤15〜40重量部を配合
して押出成形を行う。液状潤滑剤としては、汎用のもの
が使用でき、例えば、ソルベントナフサ、ホワイトオイ
ルなどの石油系溶剤・炭化水素油、トルオール類、ケト
ン類、エステル類、シリコーンオイル、フルオロカーボ
ンオイル、これらの溶剤にポリイソブチレン、ポリイソ
プレンなどのポリマーを溶解した溶液、これら2つ以上
の混合物、界面活性剤を含む水または水溶液などを挙げ
ることができる。
【0012】ペースト押出による成形は、PTFEファ
インパウダーと液状潤滑剤を含む混合物をPTFEの燒
結温度以下(327℃以下)、通常は室温付近で、所定
形状に成形することにより行われる。ペースト押出に先
立って、常法により予備成形を行ってもよい。一般に
は、上記混合物を例えば1〜50kg/cm2程度の圧
力で予備成形してから、ペースト押出機により押出し、
またはカレンダーロールなどにより圧延し、あるいは押
出した後圧延するなどして所定形状の成形体を製造す
る。成形体の形状は、シート、チューブ、ロッド、スト
リップ、フィルムなどの連続成形体であり、圧延すれば
薄いシートを得ることができる。
【0013】液状潤滑剤は、ペースト押出しによる成形
体を抽出、溶解または加熱蒸発などの処理に付すことに
よって成形体から除去する。沸点が低い液状潤滑剤の場
合には、加熱乾燥することによって除去し、シリコーン
オイルやフルオロカーボンなどの比較的沸点が高い液状
潤滑剤を使用するときは、抽出により除去することが好
ましい。
【0014】PTFEには、液状潤滑剤のほかに、目的
に応じて他の物質を含ませることができる。例えば、着
色のための顔料、耐摩耗性の改良、低温流れの防止や気
孔の生成を容易にする等のためのカーボンブラック、グ
ラファイト、シリカ粉、アスベスト粉、ガラス粉、ガラ
ス繊維、ケイ酸塩類や炭酸塩類等の無機充填剤、金属
粉、金属酸化物粉、金属硫化物粉などを適宜添加するこ
とができる。
【0015】また、多孔質体を製造する場合には、多孔
構造の生成を助けるために、加熱、抽出、溶解などによ
って除去または分解され得る物質、例えば、塩化アンモ
ニウム、塩化ナトリウム、他のプラスチック、ゴム等を
粉末または溶液の状態でPTFEに配合することができ
る。
【0016】PTFE連続成形体は、PTFEの転移点
である327℃以上の温度で燒結させる。燒結工程は、
一般に、PTFE成形体を350〜550℃に保持した
炉中を数分から数十分程度、場合によってはそれ以上の
時間をかけて通過させることにより行う。ペースト押出
法では、通常、押出機のダイの下に加熱炉を設け、上部
を液状潤滑剤の乾燥炉(100〜300℃程度)、下部
を焼成炉(燒結ゾーン)とし、ダイから押出された連続
成形体を乾燥させ、次いで燒結している。
【0017】溶融再結晶したPTFEは、多くの結晶欠
陥を生じて、結晶化度が45〜70%程度に低下してお
り、融点は327℃となっている。したがって、燒結し
たPTFE成形体を急冷したものは、結晶化度が低いも
のである。これに対して、本発明においては、燒結した
PTFE連続成形体を特定の条件で熱処理してその結晶
化度を増大させる。
【0018】結晶化度を増大させるための熱処理法で
は、燒結したPTFE連続成形体を、PTFEの結晶化
温度付近の350〜290℃の温度範囲内において、高
温領域から低温領域にかけて順次設定した少なくとも2
つの異なる実質的に一定の温度帯域(等温帯域)を各
0.5〜10分間の時間内で通過させながら冷却するこ
とにより行う。具体的には、例えば、焼成炉を出たPT
FE連続成形体を、340℃に保持した加熱炉と、31
0℃に保持した加熱炉を順次各短時間通過させることに
より、等温結晶化法と徐冷結晶化法の両者を巧みに組み
合わせて、短時間で高結晶化度を達成することができ
る。
【0019】実質的に一定の温度とは、例えば、加熱炉
の温度を340℃に設定した場合、熱処理中、ほぼその
設定温度近傍の340±5℃、好ましくは340±3℃
程度の範囲内で等温に保持されていることを意味する。
また、温度帯域とは、通常、実質的に一定の温度に保持
された加熱炉中を意味する。
【0020】燒結したPTFE連続成形体の熱処理は、
350〜290℃の温度範囲内において、高温領域から
低温領域にかけて少なくとも2つの異なる実質的に一定
の温度を設定し、各温度帯域を順次通過させることによ
り行う。一定の温度帯域が1つしかないと、いわゆる等
温処理となり、長時間を要する。2つ以上の異なる一定
の温度帯域は、高温側から低温側へと順次設ける。熱処
理温度が350℃を越えると、処理時間が長くなり、逆
に、290℃未満になると、結晶化が進行しにくくな
る。熱処理温度は、好ましくは340〜300℃の範囲
内である。
【0021】このように、燒結した後、PTFE連続成
形体を順次一定温度に保持した帯域を通過させることに
より高温側から低温側に段階的に冷却していく。この冷
却過程は、一種の徐冷工程である。単に、燒結したPT
FE成形体を徐冷する場合には、通常、10℃/時間よ
り遅い降温速度で徐冷しなければ、高結晶化度とするこ
とができないが、本発明の方法では、結晶化温度付近で
の2つ以上の等温処理を段階的に行うことにより、比較
的短時間で高結晶化度を得ることができる。各一定の温
度帯域での通過時間(滞留時間)は、成形品の形状や大
きさにもよるが、0.5〜10分間、好ましくは1〜8
分間、より好ましくは1.5〜5分間程度である。
【0022】これらの2つ以上の一定の温度帯域は、焼
成炉に順次連続して設けることができる。なお、予め燒
結したPTFE連続成形体を再加熱して、その結晶化温
度以上にしてから、前記熱処理を行ってもよい。また、
前記結晶化度を増大させる熱処理の後は、空冷などによ
り冷却速度を速めても構わない。本発明の方法によれ
ば、比較的短時間、したがって比較的短い加熱炉を使用
することにより、結晶化度が80%前後、あるいは80
%以上のPTFE連続成形体を製造することができる。
【0023】本発明の製造方法の好ましい態様として
は、連続成形体を400℃以下350℃以上の温度範囲
内で燒結した後、350℃未満320℃以上の温度範囲
内で設定した実質的に一定の温度帯域と、320℃未満
290℃以上の温度範囲内で設定した実質的に一定の温
度帯域を順次通過させる方法が挙げられる。
【0024】より具体的な実施態様としては、例えば、
連続成形体を350〜400℃の温度範囲内で燒結した
後、325℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、31
0℃±5℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる方
法、335℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、31
0℃±5℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる方
法、335℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、31
5℃±5℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる方
法、325℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、30
0℃±5℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる方
法等がある。
【0025】本発明の製造方法により得られた高結晶化
度のPTFE連続成形体は、所望によりそのままで使用
してもよいが、シート状やチューブ状の連続成形体を少
なくとも一軸方向に延伸することにより、PTFE多孔
質体とすることができる。延伸は、シート、チューブ、
ロッドなどの形状の連続成形体を通常の方法で機械的に
引き伸ばして行うことができる。このPTFE多孔質体
は、結晶化度の低い成形体を同様の延伸倍率で延伸して
得た多孔質体と比べて、より高い気孔率を有しているた
め、透過性に優れている。
【0026】
【実施例】以下、本発明について、実施例を挙げてより
具体的に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに
限定されるものではない。
【0027】[実施例1〜3]ポリテトラフルオロエチ
レンのファインパウダー(ダイキン工業社製F−10
4)100重量部に、液状潤滑剤としてドライゾールを
18重量部混合した後、1日室温で放置した。この混合
物1300kgを3分間で予備成形した後、押出機によ
り押出速度1.75m/分で押出し、次いで、50℃、
900rpmのローラーで300μmの厚さに圧延し
た。圧延後、130〜15℃に保持した乾燥炉中を線速
約8mで通過させて乾燥させた。
【0028】乾燥シートを4つの連続燒結ゾーンを持つ
ロール延伸機で、燒結と結晶化処理を順次行った。ロー
ル延伸機の第一及び第二ゾーンを385℃、370℃、
及び350℃の3条件に設定し、乾燥シートを線速0.
8m/分で通過させて燒結した。次いで、ロール延伸機
の第三及び第四ゾーンをそれぞれ350〜290℃の間
で一定温度を二点設定し、燒結したシートを線速0.5
m/分のマイナス延伸で処理した。各設定温度、各滞留
時間、及び結晶化度について表1に一括して示す。
【0029】[比較例1〜3]比較のため、前記乾燥シ
ートの一部を5cm×5cmの大きさに切り取り、この
サンプルを恒温槽内で370℃、10分間保持した後、
300℃まで1時間で徐冷した(比較例1)。同様のサ
ンプルを370℃で10分間保持した後、320℃まで
急冷し、その後1時間放置した(比較例2)。同様のサ
ンプルを370℃で10分間保持した後、室温まで急冷
した(比較例3)。結果を一括して表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】(脚注) 結晶化度:結晶化度は、示差走査熱量計(DSC)を用
いて、gあたりの熱量で評価した。 表1から明らかなように、本発明の製造方法によれば、
短時間の炉内滞留時間により高い結晶化度のPTFE連
続成形体を得ることができる。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、高結晶化度のPTFE
連続成形体を製造するための工業的に実施可能な方法が
提供される。本発明の製造方法により得られる高結晶化
度のPTFE連続成形体は、特に、高気孔率の多孔質体
の製造に好適に使用できる。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリテトラフルオロエチレン連続成形体
    を該樹脂の融点以上の温度で燒結し、次いで、燒結した
    連続成形体を、350〜290℃の温度範囲内におい
    て、高温領域から低温領域にかけて順次設定した少なく
    とも2つの異なる実質的に一定の温度帯域を各0.5〜
    10分間の時間内で通過させながら冷却することを特徴
    とする高結晶化度ポリテトラフルオロエチレン連続成形
    体の製造方法。
  2. 【請求項2】 連続成形体を400℃以下350℃以上
    の温度範囲内で燒結した後、350℃未満320℃以上
    の温度範囲内で設定した実質的に一定の温度帯域と、3
    20℃未満290℃以上の温度範囲内で設定した実質的
    に一定の温度帯域を順次通過させる請求項1記載の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 連続成形体を370℃で燒結した後、3
    25℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、310℃±5
    ℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる請求項1記
    載の製造方法。
  4. 【請求項4】 連続成形体を385℃で燒結した後、3
    25℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、310℃±5
    ℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる請求項1記
    載の製造方法。
  5. 【請求項5】 連続成形体を350℃で燒結した後、3
    25℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、310℃±5
    ℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる請求項1記
    載の製造方法。
  6. 【請求項6】 連続成形体を370℃で燒結した後、3
    35℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、310℃±5
    ℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる請求項1記
    載の製造方法。
  7. 【請求項7】 連続成形体を370℃で燒結した後、3
    35℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、315℃±5
    ℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる請求項1記
    載の製造方法。
  8. 【請求項8】 連続成形体を370℃で燒結した後、3
    25℃±5℃の温度範囲内の温度帯域と、300℃±5
    ℃の温度範囲内の温度帯域を順次通過させる請求項1記
    載の製造方法。
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