JPS58142926A - ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 - Google Patents
ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物Info
- Publication number
- JPS58142926A JPS58142926A JP2653182A JP2653182A JPS58142926A JP S58142926 A JPS58142926 A JP S58142926A JP 2653182 A JP2653182 A JP 2653182A JP 2653182 A JP2653182 A JP 2653182A JP S58142926 A JPS58142926 A JP S58142926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- halogen
- containing polymer
- composition
- dithia
- dicyano
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はハロゲン含有ポリマー加硫用組成物に関する。
更に詳細には、本発明は次の三成分、
(a)ハロゲン含有ポリマー
(b)4.5−ジシアノ−1,3−ジチア−4−シクロ
ペンテン−2−オ ンまたは4.5−ジシアノ−1゜ 3−ジチア−4−シクロペンテン −2−チオン (C)受酸剤となる金属化合物 を含むことを特徴とする加硫用組成物に関する。
ペンテン−2−オ ンまたは4.5−ジシアノ−1゜ 3−ジチア−4−シクロペンテン −2−チオン (C)受酸剤となる金属化合物 を含むことを特徴とする加硫用組成物に関する。
ポリクロロプレン、ポリエピクロルヒドリン。
エビクロルヒドリンーエチレンオギサイド共重合体、含
塩素アクリルゴム、塩素化ポリエチレン、臭素化ブチル
ゴム、フッ素ゴム、ポリ塩化ビニル等のハロゲン含有ポ
リマーは、加硫されることにより、耐熱性、耐油性、耐
薬品性などの物性に優れた材料として広汎に用いられて
いる。しかしながら該ポリマー中の炭素−ハロゲン結合
が化学的に安定であるため有効にこれを加硫することは
従来困難とされてきた。
塩素アクリルゴム、塩素化ポリエチレン、臭素化ブチル
ゴム、フッ素ゴム、ポリ塩化ビニル等のハロゲン含有ポ
リマーは、加硫されることにより、耐熱性、耐油性、耐
薬品性などの物性に優れた材料として広汎に用いられて
いる。しかしながら該ポリマー中の炭素−ハロゲン結合
が化学的に安定であるため有効にこれを加硫することは
従来困難とされてきた。
本発明は、ハロゲン含有ポリマーを容易に、且つ有効に
加硫することによって上記ポリマ−の物性を改善するこ
とを目的とする。
加硫することによって上記ポリマ−の物性を改善するこ
とを目的とする。
本発明の対象となる( a)成分のハロゲン含有ポリマ
ーとじては、塩素化ポリエチレン。
ーとじては、塩素化ポリエチレン。
塩素化エチレン−プロピレン共重合体、塩素化エチレン
−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体、クロルスル
ホン化ポリエチレン。
−プロピレン−非共役ジエン三元共重合体、クロルスル
ホン化ポリエチレン。
ポリ塩化ビニル、含塩素アクリルゴム、li素化ブチル
ゴム、臭素化ブチルゴム、フッ素ゴム、ボリクOロプレ
ン、ポリエピクロルヒドリン、エピクロルヒドリン−ア
リルグリシジルエーテル共重合体、エピクロルヒドリン
−エチレンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−
エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共
重合体等を挙げることができる。
ゴム、臭素化ブチルゴム、フッ素ゴム、ボリクOロプレ
ン、ポリエピクロルヒドリン、エピクロルヒドリン−ア
リルグリシジルエーテル共重合体、エピクロルヒドリン
−エチレンオキサイド共重合体、エピクロルヒドリン−
エチレンオキサイド−アリルグリシジルエーテル三元共
重合体等を挙げることができる。
本発明に用いられる( b)成分の4.5−ジシアノ−
1,3−ジチア−4−シクロペンテン−2−オンまたは
4.5−ジシアノ−1゜3−ジチア−4−シフ0ペンテ
ンー2−チオンは、次の構造式で表わされる化合物であ
る。
1,3−ジチア−4−シクロペンテン−2−オンまたは
4.5−ジシアノ−1゜3−ジチア−4−シフ0ペンテ
ンー2−チオンは、次の構造式で表わされる化合物であ
る。
但し、Xは0またはSである。
また、本発明の(C)成分である受酸剤となる金属化合
物としては、周期律表第1族金属の酸化物、水酸化物、
炭酸塩、カルボン酸塩。
物としては、周期律表第1族金属の酸化物、水酸化物、
炭酸塩、カルボン酸塩。
ケイ酸塩、ホウ酸塩、亜燐酸塩1周期律表第■a族金属
の酸化物、塩基性炭酸塩、塩基性カルボン酸塩、塩基性
亜燐酸塩、塩基性亜硫酸塩、三塩基性硫酸塩等がある。
の酸化物、塩基性炭酸塩、塩基性カルボン酸塩、塩基性
亜燐酸塩、塩基性亜硫酸塩、三塩基性硫酸塩等がある。
具体的な例としては、マグネシア、水酸化マグネシウム
。
。
水酸化バリウム、炭酸マグネ・シウム、炭酸バリウム、
生石灰、消石灰、炭酸カルシウム。
生石灰、消石灰、炭酸カルシウム。
ケイ酸カルシウム、ステアリン酸カルシウム。
ステアリン酸亜鉛、フタル酸カルシウム、亜燐酸マグネ
シウム。亜燐酸カルシウム、亜鉛華、酸化−、リサージ
、鉛丹、鉛白、二塩基性フタル酸鉛、二塩基性炭酸−、
ステアリン酸錫、塩基性亜燐酸鉛、塩基性亜燐酸錫、塩
菱性憂硫酸鉛、三塩菖性硫酸鉛等を挙げることができる
。
シウム。亜燐酸カルシウム、亜鉛華、酸化−、リサージ
、鉛丹、鉛白、二塩基性フタル酸鉛、二塩基性炭酸−、
ステアリン酸錫、塩基性亜燐酸鉛、塩基性亜燐酸錫、塩
菱性憂硫酸鉛、三塩菖性硫酸鉛等を挙げることができる
。
本発明組成物は、(’a)成分のポリマー100重量部
に対して、(b)成分の化合物0.1〜101i1部、
特に好ましくは0.3〜6重量部。
に対して、(b)成分の化合物0.1〜101i1部、
特に好ましくは0.3〜6重量部。
(C)成分の金属化合物0.5〜50重量部、特に好ま
しくは1〜20重壷部の範囲が適当である。
しくは1〜20重壷部の範囲が適当である。
本発明の組成物において、特に迅速な加硫速度を必要と
する場合には、カルボン酸類、フェノール類、ポリアル
コール類、ポリチオール類の添加が極めて有効である。
する場合には、カルボン酸類、フェノール類、ポリアル
コール類、ポリチオール類の添加が極めて有効である。
このような化合物の具体例としては、サリチル酸、ジエ
チレングリコール、ペンタ↓リスリトール。
チレングリコール、ペンタ↓リスリトール。
トリメチロールプロパン、トリメチロールエタン、ソル
ビトールなどが挙げられる。添加量はハロゲン含有ポリ
マー100重量部に対して0.1〜10I[置部、特に
好ましくは0.2〜6重一部の範囲である。
ビトールなどが挙げられる。添加量はハロゲン含有ポリ
マー100重量部に対して0.1〜10I[置部、特に
好ましくは0.2〜6重一部の範囲である。
本発明に胎いて対象となるハロゲン含有ポリマーの中で
も特に反応性の低いポリマーの場合には、スルフェンア
ミド類、及び脂肪族アミン類、芳香族アミン類等のアミ
ン類あるいはアミン類の弱酸塩、付加物の如き加硫促進
剤又は塩基性シリカ類を併用することが好ましい。この
ような特に低反応性のハロゲン含有ポリマーとしては、
塩素化ポリエチレン。
も特に反応性の低いポリマーの場合には、スルフェンア
ミド類、及び脂肪族アミン類、芳香族アミン類等のアミ
ン類あるいはアミン類の弱酸塩、付加物の如き加硫促進
剤又は塩基性シリカ類を併用することが好ましい。この
ような特に低反応性のハロゲン含有ポリマーとしては、
塩素化ポリエチレン。
ポリ塩化ビニル、塩素化ブチルゴム、エピクロルヒドリ
ンホモポリマー、エピクロルヒドリン−アリルグリシジ
ルエーテル共重合体。
ンホモポリマー、エピクロルヒドリン−アリルグリシジ
ルエーテル共重合体。
含塩素アクリルゴムなどが挙げられる。
上記加硫促進剤の具体例としては、ペンタメチレンジチ
オカルバミン酸ピペリジン、シクロヘキシルアミン、ジ
ブチルアミン、ジオルトトリルグアニジン、アセトアル
デヒド−アニリン縮合物、ブチルアルデヒド−アニリン
縮合−1N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスル
フェンアミド、N、N−ジシクOヘキシル−2−ベンゾ
チアジルスルフェンアミド、2−メルカプトベンゾチア
ゾールのジシクロヘキシルアミン塩等が挙げられ葛。配
合量としてはハロゲン含有ポリマー100重量部に対し
て0.1〜6重量部が適当である。
オカルバミン酸ピペリジン、シクロヘキシルアミン、ジ
ブチルアミン、ジオルトトリルグアニジン、アセトアル
デヒド−アニリン縮合物、ブチルアルデヒド−アニリン
縮合−1N−シクロヘキシル−2−ベンゾチアジルスル
フェンアミド、N、N−ジシクOヘキシル−2−ベンゾ
チアジルスルフェンアミド、2−メルカプトベンゾチア
ゾールのジシクロヘキシルアミン塩等が挙げられ葛。配
合量としてはハロゲン含有ポリマー100重量部に対し
て0.1〜6重量部が適当である。
本発明組成物において、迅速な加硫速度と共に優れた加
工安全性を得るためには下記一般式で表わされる化合物
の添加が有効である。
工安全性を得るためには下記一般式で表わされる化合物
の添加が有効である。
1
但し、上記一般式において、R−及びR″は炭素数1〜
20の脂肪族、脂環族又は芳香族の炭化水素基である。
20の脂肪族、脂環族又は芳香族の炭化水素基である。
上記一般式で表わされる化合物の代表例としては、N−
シクロヘキシルチオフタルイミド、N−シクロへキシル
チオサクシノイミド、N−シクロヘキシルチオマレイミ
ド、N−ドデシルチオフタルイミド。
シクロヘキシルチオフタルイミド、N−シクロへキシル
チオサクシノイミド、N−シクロヘキシルチオマレイミ
ド、N−ドデシルチオフタルイミド。
N−ドデシルチオサクシノイミド、N−ドデシルチオマ
レイミド、N−フェニルチオフタルイミド、、N−フェ
ニルチオサクシノイミド。
レイミド、N−フェニルチオフタルイミド、、N−フェ
ニルチオサクシノイミド。
N−フェニルチオマレイミド、などが挙げられる。添加
量は、ハロゲン含有ポリマー100重饅部に対して0.
1〜5重量部、特に好ましくは0.3〜2重量部が適当
である。
量は、ハロゲン含有ポリマー100重饅部に対して0.
1〜5重量部、特に好ましくは0.3〜2重量部が適当
である。
また、本発明組成物には、上記の他に当該技術分野にお
いて通常行われるように各種の配合剤1例えば充填剤、
補強剤、可塑剤、加工助剤、老化防止剤、顔料、難燃剤
などを任意に配合することができる。
いて通常行われるように各種の配合剤1例えば充填剤、
補強剤、可塑剤、加工助剤、老化防止剤、顔料、難燃剤
などを任意に配合することができる。
本発明組成物の配合方法としては、従来ポリマー加工の
分野において利用されている任意の手段1例えばミキシ
ングロール、バンバリーミキサ−1各種ニーダー類など
を利用することができる。
分野において利用されている任意の手段1例えばミキシ
ングロール、バンバリーミキサ−1各種ニーダー類など
を利用することができる。
本発明組成物の加硫は、通常100〜200℃に加熱す
ることによって行われる。加硫時開は温度によって興な
るが、通常0.5〜300分閤の範囲が適当である。
ることによって行われる。加硫時開は温度によって興な
るが、通常0.5〜300分閤の範囲が適当である。
加硫成形の方法としては、金型による加圧成形、fI4
I4形成形チーム缶、エアーパス、あるいは赤外線、マ
イクロウェーブ等による加熱成形など任意の方法が採用
される。
I4形成形チーム缶、エアーパス、あるいは赤外線、マ
イクロウェーブ等による加熱成形など任意の方法が採用
される。
以下実施例によって説明する。
実施例1〜6.比較例1
第1表に示す各配合物を60〜70℃のオープンロール
で混練してシート化し、実施例1〜3及び比較例1は、
これを金型に入れて155℃、 80kg/cdで30
分間加圧成形し、また実施例4〜6はスチーム缶に入れ
てゲージ圧4.5km/d、 m度155℃で30分間
加硫した。
で混練してシート化し、実施例1〜3及び比較例1は、
これを金型に入れて155℃、 80kg/cdで30
分間加圧成形し、また実施例4〜6はスチーム缶に入れ
てゲージ圧4.5km/d、 m度155℃で30分間
加硫した。
得られた各加硫物について物性試験を行い、その結果を
第2表〜第4表に示した。
第2表〜第4表に示した。
なお、比較例1は、従来エピクロルヒドリン−エチレン
オキサイド共重合体の加硫剤とされていた2−メルカプ
トイミダシリンによる配合物である。
オキサイド共重合体の加硫剤とされていた2−メルカプ
トイミダシリンによる配合物である。
又、実施例2及び比較例1の配合物の加硫曲線をJSR
型キエキ1ラストメーターいて振幅角3@、15s℃で
測定し、その結果を第1図に示した。
型キエキ1ラストメーターいて振幅角3@、15s℃で
測定し、その結果を第1図に示した。
出願人 大阪曹達株式会社
代理人 弁理士 門番 透
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 (、a)ハロゲン含有ポリマー (b)4.5−ジシアノ−1,3−ジチア−4−シクロ
ペンテン−2−オ ンまたは4,5−ジシアノ−1゜ 3−ジチア−4−シクロペンテン −2−チオン (C)受酸剤となる金属化合物 上記(a)、 (b)、 (c)各成分を含むこと
を特徴とするハロゲン含有ポリマー加硫用組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653182A JPS58142926A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2653182A JPS58142926A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58142926A true JPS58142926A (ja) | 1983-08-25 |
JPS6259742B2 JPS6259742B2 (ja) | 1987-12-12 |
Family
ID=12196062
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2653182A Granted JPS58142926A (ja) | 1982-02-19 | 1982-02-19 | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58142926A (ja) |
-
1982
- 1982-02-19 JP JP2653182A patent/JPS58142926A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6259742B2 (ja) | 1987-12-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4357446A (en) | Curable composition of halogen-containing polymer | |
US4342851A (en) | Curable composition of halogen-containing polymer | |
US4511698A (en) | Curable composition of epichlorohydrin rubber and acrylic rubber and cured composition therefrom | |
JP3301657B2 (ja) | 安定化された加硫クロロゴムの製法およびその加硫ゴム | |
JP3994757B2 (ja) | 加硫用ゴム組成物およびその加硫物 | |
JPS58142926A (ja) | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 | |
JP3170982B2 (ja) | エピクロルヒドリン系ポリマー加硫用組成物 | |
US4268640A (en) | Curable composition of halogen-containing polymer | |
US4069174A (en) | Cured or uncured compositions of homo- or copolymers of epihalohydrins | |
JPS6152181B2 (ja) | ||
JPH0471946B2 (ja) | ||
KR100320642B1 (ko) | 가황성에피클로로히드린중합체조성물 | |
JPS6150500B2 (ja) | ||
JPS6129620B2 (ja) | ||
JP3225728B2 (ja) | ブレンドゴム加硫用組成物 | |
JPH0156097B2 (ja) | ||
JPS6081248A (ja) | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 | |
JPH0562148B2 (ja) | ||
JPS5846230B2 (ja) | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 | |
JPS5820981B2 (ja) | ハロゲン含有ポリマ−加硫用組成物 | |
JP2691783B2 (ja) | ハロゲン含有エラストマー加硫用組成物 | |
JPS5943055B2 (ja) | ブレンドゴム加硫組成物 | |
JPS6338070B2 (ja) | ||
JPS59230002A (ja) | ハロゲン含有エラストマ−加硫用組成物 | |
JP3235335B2 (ja) | エピクロルヒドリン系ポリマー加硫用組成物 |