JPS58142405A - 電気機器の負荷駆動装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は電気機器の負荷、例え、ば洗濯機の排水経路途
中を開閉するコック、洗濯動作と脱水動作の切換えを行
うクラッチ、さらには脱水動作を停止するブレーキ％ま
た１食器洗い機においてはコック等を駆動する駆動装置
に関するもので、詳しくは小型モニタの回転力を減速伝
達することで、上記負荷を駆動する構造において、小型
モータで駆動している間、電気機器の駆動モータへの通
電を行わせないように補助スイッチを制御するカムを改
良したものである。

第１図は従来一般的な脱水兼用洗濯機の構造を示し、１
は外枠で、この内部には防振具２を介して水槽３を垂下
防振支持している。水槽３内には、底部中央に衣類攪拌
用パルセータ−４を回転自在に配した脱水兼洗濯槽６を
脱水回転可能に支承している。

水槽３の外底面には、駆動モータ６、ブレーキ等を組込
んだ機構部７等を固着した基板８を配している。さらに
水槽３の底部には排水口９を形成しており、この排水口
９は水槽内３の水の排水経路を開閉するコック１０に連
通する。機構部７の下端には脱水動作と洗濯動作とを切
換えるクラッチ１１を配している。

第２図および第３図は上記駆動装置の詳細を示しており
、１２はこの駆動装置を示し、その駆動出力で操作桿１
３を介して前述のコック１ｏを開閉し、更にクラッチ１
１をクラッチ片１４を介して切換操作する。また、機構
部Ｔ内のブレーキの開閉をも行なうものである。

駆動装置１２は大別して、小型モータ１６１Ｌ及びクラ
ッチ部１５．減速歯車群１６．補助スイッチ部１７及び
出力軸１８からなる。出力軸１８はジヨイント１９を介
して前述の操作枠１３を作動する。

次に小型モータ１６２Ｌ及びクラッチ部１６の構成と動
作を説明゛すると、２０！Ｉ′ｉ銅線等を捲いたコイル
部で、ボビン２１上に捲回している。２２は鉄芯で、そ
の内部には軸受２３にて回転自在にかつ軸方向に摺動可
能に軸支されたモータ軸２４を配している。

モータ軸２４の一端には円筒形をなすヒステリシスリン
グ２６を保持したローター（回転子）２６が固着してあ
り、更に磁性体、例えば薄板鋼板からなる吸着板２７を
ローター２６と同様、モータ軸の前記一端に固着しであ
る。モータ軸２４の他端部には、モータピニオン２８を
固着し、前述の減速歯車群１６の途中の特定のギアーに
かみ１６＆のフレームであり、ローター２６側に周縁を
屈曲させて、磁極３０を形成し、この磁極周囲に隈取３
１を捲装している。ボビン２１０ローター２６側には、
略ドーナツ状の隈取３２を内設した主極３３および補極
３４が鉄芯２２を介して固着しである。鉄芯２２とロー
ター２６及び吸着板２７とはスプリング３６にて離反す
る様に付勢されている。

前記モータピニオン２８は、減速歯車群１６の第１ギア
ー３６に噛み合う様に配される。小型モータ１５１Ｌの
回転力は第１ギアー３６から適宜歯車列にて減速され、
出力軸１８に、低速回転、高トルクにて伝達される。従
って小型モーター６ａの出力は小さくても、ブレーキ、
コック等の高荷重機構を操作することが出来る。

上記モータピニオン２８が第１ギアー３６に噛み合うの
は、コイル部２ｏに通電して磁界が発生　　　　覧：′
； し、吸着板２７が主・補極３３．３４側に吸引さ　　　
　ゝれた時になる。第３図はモータピニオン２８が。

第１ギアー３６に噛み合った状態であり、クラッチ部１
５はローター２６および吸着板２７の軸方向のスラスト
動作にて、歯車の噛み合いの着脱をなした、いわゆる電
磁クラッチを構成したものである０ ３７は駆動装置のケースであり、前記したフレーム２９
および軸受板３８が内部に嵌合等によって固定しである
。フレーム２９および軸受板３８は減速歯車群１６の各
ギアーを小型モータ１５Ｌ等とともに受付する。また、
軸受板３８は補助スイッチ部１７の接片を保持する保持
部３９を一体に形成している。

前記コック１０ｉ１：、第４図に示す通り、水槽３の底
部に設けた排水口９に、ケース４ｏを固定することで取
付けられる。このケース４ｏの内部一部には、弁体４１
がスプリング４２の付勢力にて当接し、これによって開
成状態を得ることができる。４３は栓体、４４は取付具
で、弁体４１を前記操作枠１３に係止している。４５は
操作枠１３途中に設けた係止部材で、クラッチ片１４に
対応している。

第６図は出力軸１８および操作枠１３の動作を示してお
り、出力軸１８の端部に固定したジヨイント１９は腕部
１９ａを有し、この腕部１９ａにはっは付きの段付きボ
ルト４６が固定してあり、この段付きボルト４６によっ
て、ジヨイント１９に対し、操作枠１３が回動自在に取
付けである。

第６図（イ）は、駆動装置１２の小型モータ１５ａに通
電されていない状態を示し、操作枠１３とジヨイント１
９の結合点旦は、コック１ｏの弁体４１が確実に弁座部
分に押圧された時の位置であり、それよりも矢印Ｘで示
す回動方向とは反対側［ｂ寸法（数ｍｍ　）移動した時
の結合黒人において。

ジヨイント１９が当接するストッパ一部４７を設けてい
擾。

小型モータ１５ａに通電されると、ジヨイント１９及び
操作枠１３は矢印×方向に回動を始め。

操作枠１３１Ｃ形成された切欠部４８が第５図（ロ）の
如く出力軸１８と当接する位置Ｃ焦損、Ｂ点よりａ寸法
のみ移動し、ジヨイント１９の回動は停止する。この時
のジヨイント１９の回動角度は１８００以下に設定して
いる。

この状態では小型モータ１５ａには通電が継続されてい
るが、この小型モータ１５ａはヒステリシスモータを利
用し、コイルインピーダンスヲ大きく設定したもので、
通常回転時と、小型モータの回転拘束時の電流値の差を
少なくしたものである為、モータの焼損等の心配はなく
、拘束状態を保持した状態にて使用出来るように設定し
たものである。

、　　第５図（ロ）の状態ではコック１０の弁体４１は
開放状態であり、同時にクラッチ片１４も係止部材４５
に係合され、洗濯機のクラッチは脱水状態になっている
。

駆動装置１２の小型モータＩＥ５＆の通電を断つと、吸
着板２７１１−１′スプリング３６の付勢力にて離反し
、モータピニオン２８は第１ギアー３６より離脱する。

コック１ｏのスプリング、４２及びブレーキ等のスプリ
ングの力によって、操作枠１３には元の位置に復帰しよ
うとする荷重が作用するが、前述した様にモータピニオ
ン２８と第１ギアー３６とは離脱しているため、第２段
目よりの減速歯車群は逆転する。逆転時の抵抗を少なく
することが、即ち、もどり（開放）時の速度を早くし、
ブレーキの瞬時動作、クラッチの的確な動作、あるいは
コック１０内の弁体４１の強い衝撃的な抑圧を得ること
になる。

なお、４９ＩＩＳｔジヨイント１９と出力軸１８を回り
止めした状態で固定するピンである。

次に前記出力軸１８と減速歯車群１６および補助スイッ
チ部１７との関連について説明する。第２図および第３
図において、５０は減速歯車群１６の最終段ギアーであ
り、出力軸１８にピンの嵌め込み等で固着されており、
減速歯車群１６にて減速された回転力を出力軸１８に伝
達する。

５１は補助スイッチ部１７を動作させるための動作力−
で、出力軸１８のある角度迄の回動中は、　　　　　　
　（洗濯機の駆動モータ６の通電を停止させるように補
助スイッチ部１７を制御するものである。この動作カム
５１は出力軸１８に対し、ピンの嵌め込み等で固着して
いる。又、出力軸１日には前述の通り、ジヨイント１９
がピン４９等で固着されており、出力軸１８に一楠する
補助スイッチ部１７の動作角度、と、出力軸１８に対す
るジヨイント１９の角度は、前述のクラッチ１１とクラ
ッチ片１４の離脱と、洗濯機の駆動モータ６の通電開始
の関係より、高い精度を要求される。このようなことは
、単にクラッチの動作に限られず、ブレーキ。

排水用コックの動作に関連しても要求される。この精度
がみたされなければ、例えばクラッチ１１とクラッチ片
１４とが係合したままで、補助スイッチ部１了の動作に
よって、駆動モータ６に通電い、脱水運転にすみ＝かに
移行できな いという事態が′発生亨る″。

本発明は一上記し九不都合の発生を４防止すべく、精度
の向上を図るものであ４す、以下、その実施例を説明す
る。第６図において、゛第１図〜第５図と同一符号は同
一機能を有する部材を示すために、その説明を略す。図
において、６σは減速歯車群１６の最終段ギアー、５１
１は補助スイッチ部１７の動作カムである。最終段ギア
ー６αおよび動作カム５１・は樹脂材料、金属材料等に
よって一体に成形しである。１Ｂ＆は出力軸１８の周面
に形成したローレット加工部で、一体成形された上記最
終段ギアー５０’および動作カム６１・の中心部の孔６
２が回動することのないように嵌合しである。

上記構成によれば、最終段ギアー６０’と動作カム６１
′が一体晟形じであるために、この両者に回動動作時Ｑ
回動角度にばらつきが生じず、減速歯車群１６から最終
段ギアー６αに伝わった回動動作力はその！ま動作カム
５１・に伝わり、補助スイッチ部１７を動作させる。従
って、出力軸１８によって例えばクラッチ１１とクラッ
チ片１４との離脱を行わせる場合に、この離脱が確実に
なされた後に、動作カム６１／で補助ス會ツチ部１７が
操作され、駆動モータ６′が作動することになる。

以上のように本発明によれば、特に出力軸に固定した減
速歯車群の最終段ギアーに、補助スイッチ部の動作カム
を一体に形成したものであり、出刃軸に対する動作カム
と例えばジヨイントの角度誤差が生じ難く、例えば洗濯
機においてはクラッチとクラッチ片との離脱と洗濯、脱
水用の駆動モータへの通電のタイミング等の精度が向上
し、安全な動作を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来一般的な脱水兼用洗濯機の縦断面図、第２
図はその負荷の駆動装置における回転減速構造の概略を
示す平面図、第３図は同駆動装置の縦断面図、第４図は
同駆動装置と排水用のコックとの連係構造を主として示
し、同図（イ）は正面図。 同図（ロ）は側断面図、第６図は同駆動装置の出力軸お
よび操作枠を示し、同図ハ）ＩＩ′ｉ排水用コックの閉
成時を示す平面図、同図（ロ）はコックの開放時を示す
平面図、同図（ハ）は同図（イ）に対応する縦断面図、
第６図は本発明の実施例における駆動装置を示す縦断面
図である。 ６・・・・・・駆動モータ、１２・旧・・駆動装置、１
６ａ・・・・・・小型モータ、１６・・・・・・減速歯
車群、１７・・団・補助スイッチ部％１８・山・・出力
軸、６σ・・・・・・最終段ギアー、６１１・・・・・
・動作カム。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名：； 第１図 ＩＩＩ　２１！Ｉ　　　　　３．、。 第　３１！１ 第４図 Ｃイ） Ｃ（７） 第５図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 小型モータと、この小型モータの回転を減速伝達する減
   速歯車群と、この減速歯車群の出力側に配しその回転に
   より負荷を駆動する出力軸と、この出力軸の回転中にお
   いて機器本体の駆動モータへの通電を停止する補助スイ
   ッチ部とを備え、前記出力軸に固定した減速歯車群の最
   終段ギアーに、前記補助スイッチ部の動作カムを一体に
   形成した電気機器の負荷駆動装置。