JPS58141755A - 玄米を利用した食品の製造法 - Google Patents

玄米を利用した食品の製造法

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JPS58141755A
JPS58141755A JP57023265A JP2326582A JPS58141755A JP S58141755 A JPS58141755 A JP S58141755A JP 57023265 A JP57023265 A JP 57023265A JP 2326582 A JP2326582 A JP 2326582A JP S58141755 A JPS58141755 A JP S58141755A
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JP
Japan
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flour
added
pastry
rice
wheat flour
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Pending
Application number
JP57023265A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Seki
和芳 関
Shozo Hirata
平田 正造
Fusazou Asano
浅野 房三
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Individual
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、α化玄米粉と小麦粉を主原料と一1″るも
ので、α化玄米粉の全量(小麦粉全量の50S>に、温
水に溶かした酵素剤へミセルラーゼを加え、消化の急い
センイ物質(高分子多糖類)を加水分解軟化する第一工
程と、これに小麦粉の大部と水を加え混合した生地に乳
化剤やシュガーエステルなどの結合材、およびデンプン
を液化し、さらに糖化するアミラーゼ酵素剤を加え、デ
ンプンの一部ヲ液化(デキストリン化)せしめつつ、イ
ーストを加えて生地を長時開発1せしめる第二工程と、
でき九熟成生地に残シの小麦粉と糖、槓物油、食塩、粉
乳などの副資材と、全脂大豆粉を加え、残りの発酵全完
了し本生地を作)、分割、ねかせ、成撤、ホイ四などの
一般製パン工程に準じ、オープンで高温焙焼して製品を
得る第三工程の結合による玄米を利用した食品の調速に
関するものである。その目的とするところは、コメ粉の
欠点である発尋工程の加工性を改良し、同時に玄米粉の
ビタミンBl、Eと良質の蛋白質を損失することなく栄
養価を高め、製品の消化をよくし、コメ粉と小麦粉の風
味を共有した、保存性のよい、玄米利用の食品t−常食
あるいは非常用、登山用、重縁用の備蓄食品として提供
し、併せてコメの消費拡大を計ることにある◇ 元来コメの利用で、栄!的に効果のある食事方法を検討
すると、消化率は、玄米食よ)白米食がよく、粒食(飯
)よシ粉食がよいとされている。
なお玄米なら粉食の方が粒食よシ4襲も消化率がよくな
シ、玄米に含まれる胚芽分も粒食よシ粉食にした方が消
化がよい。つぎに栄養素の含量は、ビタミンB、とIお
よびミネラルのカルシウム(Oa)など社、白米飯では
ほとんど損失するかゎシに、玄米のままでは豊富に含ま
れることは次表に見る通シである。
コメ、小麦のビタミンとカルシウムの含量と蛋白質の品
質(100g中) しかもα化玄米粉の蛋白質は、小麦粉よ多品質がよく、
八つの必須アミノ酸を全部含み、そのプロチンスコアは
、小麦粉46点に対し玄米粉は72点とすぐれている。
一般にわが国の主食は、主観的嗜好の満足や、経済の面
でコメの単食に偏よシ、白米飯は上記の栄養効果を犠牲
にしており、栄養素の不足分は、ilかの被合食で補う
と諭う形をとっている。
そこで本発明は、玄米の特長を生かし、これをα化して
粉末にし、加工性と発酵性をよくしたものを使用した。
ところが一般にコメ粉は、小麦粉と異なシダルーテンを
含まず加水加工に際し生地を固める性質を有しないので
、コメ粉のみではパンも焼けない。そこでバインダーと
して小麦粉が必要で、いちおう結合はするがなお生地が
べと付き作業性が悪く、製品は老化し易く、コメ臭の欠
点がある。したがって加工手順として乳化剤やシユガー
エステル、活性グルーテンその他の改良剤を加えて、小
麦粉100に対しコメ粉の添加限度はせいぜい20−に
とどまっている。
本発萌は、以下に説明する独特の方法にもとづき、玄米
のコメ粉50%の混合KIIL功したものである。まず
第一工程でコメ粉のセンイ物質を加水分解するヘミセル
ラーゼを採用した。すなわち玄米粉を加工食品に利用す
る場合は、含まれるセンイ性の高分子多糖類(ペン)−
ス、ヘキソース)は、吸水悪く小麦粉になじまず、べと
付いて加工性を悉くすると同時に、その製品の老化を促
がし、食して消化が患い欠点がある。この欠点を排除し
、コメ粉の使用割合を増加する目的で、玄米の組繊細胞
11′Ik構成するセンイ物質に対し、七ルラーゼ剤の
一種へミセルテーゼ酢素(力価soo”、z。
起電は黒カビAsp、Nig@rや枯草@ Bao、5
ubtilis)の1%温水溶液(水は加水量の一部と
みなす)を加えて、その加水分解によってセンイ物質を
分解軟化して、消化性と加工性を向、上せしめた。
つぎの第二工程は、前工程でセンイ物質が分解し軟化し
たコメ生地に、小麦粉の大量を加え、コメ粉と小麦粉の
デンプンが物理的になじみ結合するように、結合材と液
化および糖化酵素を加え、できたデキストリンと糖に対
しイーストを加え発番せしめ、化学的にあとのホイロと
焙焼時に必要な炭酸ガスや製品の風味成分の生成を計っ
た。
結合材としては乳化剤やシュガーエステルを使用し、糖
化酵素にグルファミ”テーゼを使用した。
こうして玄米粉と小麦粉よシできた生地は、均一に結合
し、発酵は順調に進み、熟成が進むにつれ両者のデンプ
ンは、液化(デキストリン化)し、ついで糖化(グルコ
ースとマルトース)シて、イース)、に依るアルコール
発酵によ〕炭酸ガスを生成してあとの焙焼に備え、さら
にアルコールや有機酸の風味成分を生成し、製品の食味
を向上せしめた。ナなわちグルコアミラーゼは、デンプ
ン分子の非還元性末端からブドウ糖単位で逐次デンプン
を分解し、その分解率はおよそ小麦デンプンで50≦に
対しコメデンプンは70襲に達した。未分解のデンプン
は、つぎの第三工程の発酵に依存することになる。
最後の第三工程は、本生地の製造と焼成であって、前の
工程でできた熟゛成生地に、残シの小麦粉を加え、常法
に準じ副資材に小麦粉対5襲の糖と、2−の油脂、1%
の食jJ[Yt加え最後の発酵を行なう。この場合とく
に全脂大豆粉を粉対1%加えることによって、イースト
発酵の不足分を補った。
一般に使われる脱脂大豆粉は、製品が固くなる欠点があ
シ、全脂大豆粉は脂肪とβ−アミラーゼ酢葉を含む長所
がある。そして耐熱性が高いので、オープン中の作用時
間が長くなシ、生地のマルトース生成が増大して旨味を
増し、製品の老化がおそくなる効果を持つ。
なお油脂は、一般にショウト二ングを使用するが、この
発明では製品の栄養価を高める目的で、少ない目の植物
油(大豆又はゴマ白〆油)を使用して、含まれる高級不
飽和脂肪酸であるリノール酸のビタミン1を加味し念も
のである。
この本生地発酵は、室温2時間で十分であり、あとフロ
アタイム20分後シータ−で4%厚ぐらいに圧延し、撤
で打抜いて、湿式ホイロ(40t/15m)で処理シ、
オーブン(ビスケット用)で240〜250℃712m
焼成して、内層は気孔性の扁平な乾パン風の食品を得た
以上のように、本発明の玄米粉を利用した食品の製法は
、第一工程でa化玄米粉に酵素へ主セルラーゼを加えセ
ンイ物質を分解軟化せしめ、第二工程で小麦粉を混合し
結合材と糖化酢素グルフアミラーゼを加え、イーストに
依る発酵過程で生地の熟成を計シ、第三工程で全脂大豆
粉を加え含まれるβ−アミラーゼでデンプンの糖化を完
了して本生地を作シ、酵素が失活するまで焼成して、栄
養価が高く保存性のよいコメ粉加工食品を提供できるも
のである。
つぎに実施例を掲げる。
実施例 本発明の実施に当っては、コメ粉の欠点を補ない、長所
を生かし、老化せず栄養価と食味のよい乾パン風の食品
を目的とした。すなわち、第一工程 α化玄米粉(注1)の全fi(50部)にヘミセルラー
ゼ酸素剤(力価500/、黒カビ脂腺)の1%温水溶液
(40℃)f:粉対30%程度加え、温室で10時間静
置してセンイ物質を加水分解せしめた。
(注1)α化玄米粉は、アミ四−ス価の低い(18〜2
0%)玄米を常法でα化し粉砕して粒度は100メツシ
ユで、ナミpグラフの定数はつぎのようである。
a、r(@化温度)M、V(最高粘度)玄米  83℃
  310U α化米    65℃    400TJ第二工程 前工程で軟化した生地に70部の小麦粉(注2)を混合
し、結合材として蔗糖脂肪酸エステルを小麦粉対0.5
%、糖化酵素としてグルコアミラーゼ剤を添加しイース
トl襲を加え5分間混捏した生地t−10Ti!&間発
酵せしめた。
(注2)強力り等小麦粉(灰分0.42 、粗蛋白10
.5%) 第三工程 この工程は本生地の製造と焼成であシ、前工程で得られ
た熟成生地に、残シ小麦粉30部に、副資材として小麦
粉Zoo対、蔗糖又はグツエユ糖5%、食塩1襲、粉乳
0.5襲とゴマ油又は大豆白〆油2%(注3)、水30
%を加え混合し、さらに全脂大豆粉金粉30部対1%を
追加し、15分間混捏し、N温で2時間発酵せしめ本生
地を得た。
(注3)ゴマ油、大豆油は価格の安いもので、リノール
酸の含量が多いものが望ましい。
ついで7aアタイム20分後、シータ−(約4XJl)
で圧延し、型で打抜いた成型生地を湿式ホイロ(40℃
715分)で二次発酵せしめ、オープン(ビスナツト用
)で240〜250℃/12分の温度で焼成して、内相
は多孔性、形は扁平で、香風味と食味の良い乾パン風の
製品(注4)を得たO (注4)製品の一例 サイズは、85%X63%X18%、重さ30、5 g 主成分は、水分7傅、灰分0.95%、粗蛋白12.0
%、粗脂肪0.7饅、糖質79.OIG本発明は上記の
実施例を基本とし、通常の食ツイン程度の日持ちの常食
用パンとしても提供し得ることは勿論である。
出願人  関     和  芳 同    平  1) 正   玉 量    浅  野  房   三

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. α(アルファー)化玄米粉と小麦粉を主原料として玄米
    の使用率を高めた備蓄用食品の製造に当たシ、あらかじ
    め玄米粉の全量に酸素へミセルラーゼを加えセンイ物質
    を分解軟化せしめたのち、これに大部の小麦粉を混合し
    、結合材と糖化酸素(グルコアミラーゼ)を加え、イー
    ストに依る発酪で熟成生地を作り、これに残シの小麦粉
    を加え本生地を作る工程で全脂大豆粉を加え、含まれる
    β−アミラーゼで大部分のデンプンを糖化せしめてアル
    コール発r#を完成し、焼成して、消化と保存性がよく
    、栄養素の多い特長をもつ、玄米を利用し九食品の製造
JP57023265A 1982-02-15 1982-02-15 玄米を利用した食品の製造法 Pending JPS58141755A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5023094A (en) * 1989-08-10 1991-06-11 Gist-Brocades N.V. Retarding the firming of bread crumb during storage
US5429828A (en) * 1990-05-29 1995-07-04 Chemgen Corporation Hemicellulase supplement to improve the energy efficiency of hemicellulose-containing animal feed
USRE38507E1 (en) 1989-09-27 2004-04-27 Novozymes A/S Antistaling process and agent

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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