JPS58139279A - 印鑑照合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 仁の発明は画像入力装置より入力され標準パターンとし
て登録された原簿ファイルを持ち、画像入力装置より入
力された被照合印影パターンと前記標準パターンとを表
示して比較照合を行う印鑑照合装置に関する。

金融機関等では契約者の本人確認手段の−っとして印鑑
の照合が行われて−る。これは契約時に契約者に契約者
の印鑑の印影を登録させ、以降は登録された印影と契約
者が持参した印鑑の印影とを照合し、同一のものである
か否かを判定することＫよ如本人の確認を行うものであ
る。現在、このような場合における印影の照合を機械に
よって自動的に行うもので有効なものが無いため、通常
は人間が目視により両者を比較照合したり、一方を折り
曲げて重ね境界部分の各線分のつながり具合を見ること
によシ判定を行っている。この場合照合者が契約者の登
録印影カードを検索する作業があるため、照合作業全体
では非常に時間がかかるという欠点がある。また、登録
印影を画像入力装置を用いて電子ファイル化し、登録印
影の検索を電子的に行い、ふっ、画像入力装置で読み取
った被照合印影と前記登録印−とを表示袋［（Ｃ重ねて
表示し、重なる部分とそうでない部分とを色を変えて表
示するという方法が考えられるが、この表示方法では印
影が、はぼ同一のもので、ずれがほんのわずかな場合に
は有効であるが、異なる印影であったり、また、ずれが
ある程度大きな場合には、どちらがどれだけどのようＫ
ずれているのかが、照合者忙とって分りすらいという欠
点がある。

この発明の目的は照合者にとって非常に見易く判断の行
い易い表示を高速に得、照合作業の効率化及び高信頼化
をもたらす印鑑照合装置を提供することＫある。

この発明によれば、画像入力装置より入力され標準パタ
ーンとして登録された原簿ファイルを持ち、画像入力装
置工に入力された被照合印影パターンと前記標準印影パ
ターンとを表示して比較照合を行う印鑑照合装置におい
て画像入力装置より入力された被照合印影パターンを蓄
積する記憶手段と、印影パターンの中心座標を求める手
段と原簿ファイルに登録された標準印影パターンと被照
合印影パターンとの回転ずれ量を求める手段と被照合印
影パターンを前記回転ずれ量を求める手段により求めた
角度分回転する手段と標準印影パターンの輪郭とを重ね
て表示する表示手段とを含む印鑑照合装置が得られる〇 次に１この発明について、図面を参照して説明する。

第１図は、この発明の一実施例を示すブロック図である
。ｒｉｉｉｅ入力装置２は、印鑑が押印されている帳票
ｌかも印影パターンＣ被照合印影パターン）を読み取り
、２値化出力データを記憶回路３へ入力する。第１の記
憶回路３への秘照合印影パターンデータの格納が終了す
ると、中心検出回路４は被照合印影パターンの図形の中
心座標を求め、、′・１ その結果を回転角検出回路５および位置正規化回路６へ
、それぞれ入力する。中心が求まると回転角検出回路５
は、あらかじめ標準ファイルに登録され、読み出されて
ｉｌｌ！２の記憶回路７Ｐｃ格納された梗準印影パター
ンとｔｌＮｌの記憶回路３に格納された被照合パターン
との間の回転ずれ量な求め位置正規化回路６へ入力する
。この実施例においては、このとき標準印影パターンの
中心は、あら必じめ求められており、ファイルに格納さ
れているものとする。位置正規化回路６は標準ファイル
８よ秒読み出された標準印影パターンの中心座標に対し
、中心検出回路４で求められた被照合印影パターンの中
心を重ね合せ、かつ、回転角検出回路５で求められた同
転ずれ量の分だけ被照合印影パターンを回転してディス
プレイ制御回路１０へ入力する。゛また、輪郭抽出回路
９は第２の記憶回路７に格納された標抛印影パターンの
輪郭を抽出しディスプレイ制御回路１０へ入力する。デ
ィスプレイ制ｍ回路１０は人力された位置正規化後の被
照合印影パターンと標準印影パターンの輪郭データとを
色を変えてカラーＣＲＴＩＩｋ重量表示する。

ことによ）高速に位置合せが出来、また、照合者にとっ
て判断し易い表示が得られ、照合作業の効率化が計れる
。

以下、さらに中心検出Ｉ司路４２回転角検出ｔｑｌ　ｌ
Ｎｌ５、位置正規化回路６１輪郭抽出回路９．ディスる
丸めの図である。図において、ＰＴｌは第１の記憶回ｗ
Ｉ３に蓄積されている被照合印影パターンであり＃１線
部分が％１′データ、他の部分が゛０″データである。

また、全体はＭ−にＮ画素から構成されているものとし
て以下の説明を行う。この被照軸 合印形パターンＰＴｉのＸ＠、Ｙ軸への・１′データの
投影ヒストグラムを取ると、第２図ＨＸ、ＨＹのように
なる。このＸ軸への投影ヒストグラムＨＸの頻度が０か
ら１以上となる点ＸＩと１以上から０になる点Ｘ２とか
ら式°（１）によりＸ方向の中点ＸＯが求ます、同様に
Ｙ軸への投影ヒストグラムＨＹより式（２によってＹ方
向の中点ｙＯが求まり、座標（ｘｏ、ｙｏ）が求める中
心座標となる。

ｘ　Ｏ−（ｘ　１　＋　ｘ　２　）／２”聞・−−・（
１）ｙＯ−（ｙｌ＋７２）／２・・・・・・・・・・・
・・・・・・（２第３図は、中心検出回路４の一実施例
の詳細を示すブロック図である。図において、３０Ｇ−
１゜３００−２は、それぞれＸ方向、Ｙ方向の中心座標
を求める回路であ抄、内部構成は同じである。図におい
て３０はアドレス発生回路であり、第１０′記憶回路３
へ読み出しアドレスＡＤＸＹ１を出力端子ＴＩを経て出
力する。この読み出しアドレスＡＤＸＹ１はＹが０から
Ｎ−１進む毎にＸが１づつ進むように発生される。この
読み出しアドレス人ＤＸＹ１の入力端子Ｔ２より入力さ
れ、カウンタ３２へ入力される。カウンタ３２は入力デ
ータＤＴのうち１１“データの数をカウントし、その数
を頻度メモリ３１のＸアドレスが更新される毎に、すな
わち、Ｙアーレスが１−ｔＩ−らＮ−１まで変化する毎
に頻度メモリ’３１へ書き込み、それまでの−ウンタの
内容をクリアする。従りて、Ｘアドレスが０からＭ−１
まで進む間に直線Ｘ−０，Ｘ−１，Ｘ−２・・・−・・
・・・Ｘ−Ｍ−を上の１１＃データの数が頻度メモリ３
１に順次蓄積される。各ライン上の頻度の計数が終了す
るとアドレス発生回路３０は頻度メモリ３１を順次読み
出すアドレスを発生し、発生したアドレスを頻度メモリ
３１とレジスタ３５．３６へそれぞれ入力する。

また、頻度メモリ３１Ｔｈら読み出された各ライン毎の
頻度データは、データのＯｂらｌへの変化点を検出する
変化点検出回路３３およびデータの１必ら０への変化点
を検出する変化点検出回路２４へそれぞれ入力されＪデ
ータの変化点を検出すると変化点検出回路３３はレジス
タ３５へ、変化点検出回路３４はレジスタ３６へ、それ
ぞれストローブ信号を出カスる。レジスタ３５．３６の
入力データには頻度メモリの読み出しアドレスが供給さ
れているので結局、レジスタ３５．３６には、それぞれ
頻度が０から１以上へ、また頻度が１以上から０へ変化
する点。ア）−いｘ　１．　　辷２必１積ｇｔＬ、ａ。

い、。　　　　　　　　”３５、３６の出力は、加算回
路３７へ入力され和が計算され、さもに１８Ｂ側への１
ビツトシフ）回路２８によりイされてＸ方向の中心座標
ＸＯが求められ出力端子Ｔ３より出力される。Ｙ方向に
っ−ても全く同様に３００−２で求められ、出力端子Ｔ
５よりＹ方向の中心座標ｙｏが出力される。

昭５６−１０３５５９号明細書に記載のパターンの回転
角検出装置によって求める事が出来る。この装置は、細
線化処理後の被照合印影パターンの各ベクトルの方向分
布と同様に細線化された標準印影パターンの各ベクトル
の方向分布とを比較することにより両パターン間の回転
ずれ量を求めるものである。

次に位置正規化回路６について説明する。位置正規化回
路６は被照合印影パターンの中心座標を標準印影パター
ンの中心座標に重ね、かつ、回転角検出回路５によって
求められた角度だけ被照合印影パターンを回転するとい
う座標変換処理を行う。位置正規化回路６では下式（３
１，（４１に従って記憶回路３の読み出しアドレスを計
算し、そのアドレスに従って読み出されたデータをディ
スプレイｖ−（１−ｄｙ）ｃｏｓθ−（ｘ−ｄｘ）ｓｉ
ｎθ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・（４）ここで、■ｘ、ｙは変換する前の座標 ■ｄｘ、ｄｙは座標系原点のずれｆｆ１（中心ずれ量） ■θは回転角 ■ｕ、ｖは変換後の座標 （３）、（４）式より計算されるｕ、ｖは整数となるこ
とは、まれで小数以下が発生する。このとき４Ｘｉ、：
点以下を４捨５人でまるめて整数アドレスとする。

次に輪郭抽出回路９について説明する。２値画像の輪郭
抽出方法は、一般によく知られており、一実施例として
３Ｘ３のマスクフィルタによる方法につ―て説明する。

輪郭抽出回路９は、ある任意０点（ｘ＊ｙ）が図形の輪
郭であるム否かを決めるために、その近傍８点（ｘ　　
１．　ｙ−１）ｓ　（ｘ＊　ｙ−１）、（ｘ＋１．ｙ−
ＩＬ　（ｘ−１，ｙ）、（ｘ＋１．７）ｅ（ｘ−１，ｙ
＋１　）ｅ　　（ｘ、　ｙ＋１　）、　　（ｘ４−１．
　　ｙ＋１　）・−・−＝（第４図（栃参照）のデータ
を第２の記憶回路７必ら読み込み、第４図（ｂｌ　Ｋ示
すようなウェイトフィルタにより次の条件で判定を行う Ｄ−Ｐ１＋Ｐ２＋Ｐ３＋Ｐ４−１−Ｐ５＋Ｐ６＋Ｐ７＋
Ｐ８−８・ｌ）Ｏ・・・−・・・・（ジとしたとき、 １）＜０→輪郭点である。

Ｄ＞Ｏ→輪郭点ではない。

輪郭抽出回路９は、この条件に従い第２の記憶回路７に
蓄積された標準印影パターンデータのうち外周１メツシ
ーを除くすべての点について第４図（切に示すウェイト
フィルタをかけ、輪郭点である時１１＃、そうでないと
き′″０′をディスプレイ制御回路ｌＯへ入力する。

鎖５図は輪郭抽出回路９の一実施例の詳細なブロック図
である。図において、９０はアドレス発生回路であり、
第２の記憶回路７からラスタスキャンのようにデー′を
読４出すてゝ″を発１し・出力端子ＴＩＧを経て第２の
鮎憶回路７ヘアドレスを供給する。また、シフトレジス
タ９１．９２．９３のジアドクロックを発生し、それぞ
れへ入力する。

入力端子Ｔｌｌからは第２の記憶回路７必も読み出され
たデータが入力され、シフトレジスタ９１へ順次入力さ
れる。シフトレジスタ９１．９２．９３は標準印影パタ
ーンのＸ方向のドツト数に等し−長さであ夛、かつ、図
に示すように直列に接続されている。シフトレジスタ９
１の最後の３ビツトＰ。

Ｐｓ、Ｔ４．シフトレジスタ９２の最後の３ビツトのう
チ、中央を除いたＰｔｓ　Ｐｓ＊シフトレジ°スタ９３
の最後の３ピツ）　Ｐａ　ｓ　Ｐ？Ｉ　ｐＨがそれぞれ
加算回路９４へ入力される・また、シフトレジスタ９２
の最紗３ビッシのうちの中央のピッ）　Ｐｏは８倍の乗
算回ノ路′９５へ入力される。すなわち、Ｐｏを中心と
したその近傍８点（Ｐｌ、　Ｐ、、　Ｐ、・−・・曲Ｐ
ｇ）が加Ｗ回路９４へ入力され、ＰＯが８倍の乗算回路
９５へ、それぞれ入力される。加算回路９４の加電結果
と８倍の乗算回路９５０乗算結果が減算回路９６へ入力
され減算回路％は前記柊彎のＤを計算し、その結果を比
較回路９７へ入力する。比較回＃Ｉ９７は減算回路９６
カらの出力結果と０を比較し、減算回路Ｔ６走らの入力
が食であるとき、′ｌ＃を出力し、それ以外のとき＠０
１を出力する。すなわち、′ｌ＃のとき輪郭点を示し１
０＃であるときは、その他の点である事を示す。この出
力は出力端（−Ｔ１２を経てディスプレイ制菌回路ｌＯ
へ入力される。

次にディスプレイ制御回路１０について説明する。

第６図はディスプレイ制ｑｌｉｉ１Ｍｔｘの一実施例の
詳細なブロック図である。図において、１０１．１０２
はフレームメモリであり、１０１１（は入力端子Ｔ２０
を経て位置正規化回路６より破照合印彫／＜ターンが入
力され、１０２には入力端子Ｔ２１を経て輪郭抽出回路
９ｂら標準印影パターンの輪郭部分データがそれぞれ入
力され蓄積される。両データの蓄積が終ると、アドレス
発生回路１０４は、カラーＣＲＴ１１へ表示のためにＴ
Ｖ同期信号に合せてフレームメモリ読み出しアドレスを
発生し、フレームメモリ１０１．１０２へ供給する。画
７レームメモリ１０１゜１０２から同時（（読み出され
た被照合パターンデー　゛り及び標準印影パターンの輪
郭データは表示データ制御回路１０３へ入力され、表示
データ制復回路１０３ヨり被照合パターンデータだけの
場合、被照合印影パターンデータと標準印影パターンの
輪郭データとが重っている場合、さらに標準印影パター
ンの輪郭データだけの場合の３つの場合に色分ターンの
輪郭とを自動的に位置の正規化を行って色分けして重ね
て表示することにより、被ｉｉ：、ｉ合印影パターンは
面パターンとして表示され、また傾準印影パターンは輪
郭だけの線パターンとして′Ｊ＋示されるため、重畳さ
れても両番の区別が明確であり、照合者にとって非常に
見易中く、判断の行−易い表示が高速に得られ、照合作
製の効率化及び高・１頓化に対し、その効果は多大なも
のがある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実−例を示すブロック図第２図は
中心検出処理の原理を説明するた々）の間第３図は中心
検出回路の詳細なブロック図、第４図は輪郭抽出処理の
ウェイトフィルタを説明するための図、第５図は輪郭抽
出面′鮎の詳細なプロッタ図、第６図はディスプレイ制
御回路の詳細なブ画像人力装置、３は第１の記憶回路、
４は中心検出回路、５は回転角検出回路、６は位置正規
化回路、７は第２の記憶回路、８は標準ファイル、９は
輪郭抽出回路、１０はディスプレイ制御回路、１１はカ
ラ」ＣＲＴである。 才３０ ３００−２ （（２） （ｂ）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 画像入力装置よ）入力され、標準パターンとして登−さ
   れた原簿７）イルを持ち、画像入力装置より入力された
   被照合印影パターンと、前記標準印影パターンとを表示
   して比較照合を行う印・鑑照合装置において、画像入力
   装置より入力された被照合印影パターンを蓄積する記憶
   手段と印影パターンの中心座標を求める手段と、原簿フ
   ァイルに登録され九標準パターンと被照合パターンとの
   回転ずれ量を求める手段と被照合印影パターンを前記回
   転ずれ量を求める手段によ抄求めた角度分回転する手段
   と、標準印影パターンの輪郭を抽出する手段と、前記回
   転後の被照合印影パターンと前記標準印影パターンの輪
   郭とを重ね−て表示する表示手段とを含む印鑑照合装置
   。