JPS58136485A - 多色発色性感熱記録紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は多色発色性感熱配縁ａＫ関するもので、詳細に
は、支持体上に常温で囲体の有機塩基，鋏有機塩基によ
り熱時反応しうる酸安定化ジアゾニウム塩及びカプラー
化合物を含有する感光感熱層が、更に鋏感光感熱層上に
鋏有機塩基により隔時発色しうるアシル化したツタトン
又はナルトン渥酸性胃イブ色素を含有する層が設けられ
ている多色発色性感勲記―紙に関する。

近午，多量の情報をできる限り高速でハードコピーとし
てアウトプットするという社会の要請に応じて高速プｌ
ｙター、７１クシ櫂す等の発達は著しいものがある。高
速プリンター、ツアクタｔＶの如く電気的情報に従りて
１ｅｉ１１１ｓ体に画像を形成する方法として、電子写
真、静電記録、放電記−、インタジェットおよび感熱記
録等が知られ【いる、これらのなかで感熱記録法は装置
が比較約簡単であり、また記録紙も比較的安価であるこ
とから％に近都急遮に畳重している。

鋏感熱記Ｉｍ鉄の一つの方法として、りシスタルバイオ
レフトツクトンのような発色性物質とビスラ墨ノールム
のようなツ晶ノーに株化合物を履み會せてなる感熱ｌｅ
鑞紙については、例えば４１１金４４ｓ−１４・３會号
に記載されておりすでに公知である。これらの感熱記録
紙はａＳＳＳ用務写紙、４）種レコーダー、心電計、電
卓、コンビ墨−ターの端末機、７１りＶ々菅等の記録紙
として戴く使用され【いるが１色だけ発色させるものが
はとんとである０社命の、進展とともに高書度の情報が
要求されて幹つつあり、１色から８色へさらに多色記録
可能な感熱記録紙のＭ発が強く望まれ１１々の方法が考
案されてき【いる。

これまでに考案された多色発色性感熱記録紙の例として
、例えば特公昭５１−５７９２号に記載されているよう
な発色温度と発色の色を共に異にする感熱層を２層又は
３層重ねて塗布した記録紙上に感熱ヘッド又は熱べ／の
温度を変えることによりて２色あるいは３色の発色を得
る方法、また特開昭５０−１４７７３６号に記載されて
いるようなフェノール性物質とｗＩｃ７エノール物質に
より熱時発色しうる発色性物質を含む層中、又はその隣
接層中に該フェノール資質より高温で融解する有機塩基
の分散体を加え、かつ該有機塩基により別の色に発色し
うる発色性物質を共存させることにより、低温ではフェ
ノール性物質と発色性物質の発色による色を得、高温で
は一旦発色したものを消色し同時に異なる色相の単色の
発色を生じて２色発色を得る方法、また特公昭５０−１
７８６８号に記載されているよ５な７恩ノール性物質と
鋏フェノール性物質により発色し５る発色性物質を含む
層中、又はその隣接層中に皺フ１ノール物質より高温で
融解しフェノール性物質の発色を脱色する脱色剤を加え
かつかかる系に腋脱色ＭＫより脱色されない熱記録材料
を共存させるととＫより、低温では＃７晶ノール物質と
発色性物質の発色による色を得、高温では一旦発色した
ものを脱色し同時に異なる熱記録材料の単色の発色を生
じて２色発色を得る方法等が挙げられる。

しかしこれらの多色発色性感熱記録方法は感熱ヘッド又
は熱ベンの温度差により異なる色相の発色を得る方式を
利用しているため鳥温発色部が必ず低温発色の色に縁取
られた形となり。

実用化の進展に大幹な障害となりているのが現状である
。

本斃明は岡一温度の感熱へクド叉は熱ベンで異なる発色
を得る感熱記りａ紙を提供することを目的としており１
本発明の感熱記録紙は常温で一体の有機塩基、酸安定化
ジアゾニウム塩、カブツー化合物とアシに化したツクト
ン又はｔ＃トン■酸性−イー色素の４つの成分を本質的
に含んでいるわけであるが、この４成分を同一−布層中
に含有させる場合、鮮明な２色を得るためには有機塩基
は疎水性であることが必要である。

常温で固体の有機塩基、該有機塩基により熱時反応し５
る酸安定化ジアゾニウム塩とカブシー化合物から成る感
光感熱成分と鋏有機塩基により熱時発色し５るアシル化
したラクトン又はナルトン型酸性ロイコ色素を含有する
感熱記録紙の感熱層の（ト）光廊覚しない部分に熱を加
えると有機塩基が溶融してアルカリ性雰囲気をつくり、
酸安定化ジアゾニウム塩とカブシー化合物の反応を生じ
てアゾ染料を形成すると同時にアシル化したツクトン又
はナルトン麿酸性ロイフ色素の発色を生じて２成分の発
色による混色を得、（２）一方、光露光した部分に熱を
加えるとすでにジアゾニウム塩が光分解してカブツー化
合物とのアゾ染料形成反応は起らず、アシル化したツク
トン型又はナルトン型酸性ロイコ色素のみが溶融した有
機塩基により発色する。すなわち１本発明は光露光の有
無で鮮明な２色発色を得る方法を提供するものである。

上記の場合において酸安定化ジアゾニウム塩がカブツー
化合物と十分に反応し５るに必要な量の塩基を供給しう
る有機塩基を感熱論布層中に含んでいることが大切であ
り、それより少ない鳩舎でも２色を得ることは一応可簡
であるが、その鮮明度が劣るので、実用上置れたものを
得ることは困難である。

感熱層の露光量についてはジアゾニウム塩の光分解が完
全な一鮮鴫度の優れた２色発色が得られるが、ジアゾニ
ウム塩の光分解を調節するととｋより２色間の階調も得
ることも可能である。この場合でも一方の発色が他方の
発色の周りを綴堆るとい５１１象は全く見られない。

本発明の多色発色性感熱記録紙は７１クシセシ１、各種
レコーダー等種々の用途が考えられるが、記録装置につ
いては１在使用されている感熱記録装置に党露党装置を
加えればよい。例えば感熱ヘッド１つの場合、感熱記鎌
紙がヘッドに接触する前に２色の必要な部分のみにスポ
ット的に露光できるようにすればよく、感熱ヘッドを２
つもつ装置の場合は２つのヘッドの間に感熱記録紙全面
に露光できるように光露光装置が設置されればよい。

本発明に使用される有機塩基としては常温で固体、好ま
しくは６０Ｃ以上の融点を持つグアニジン銹導体で特に
次の一般式で示される疎水性グアニジン鱒導体が好まし
い。

一般式 〔式中Ｒｉ＋　Ｒｓ−ＲｓｅＴＬａは水素、７Ａｓキに
、環状アルキル、アリール、アラル中ル基を表わし、Ｒ
ｓはアルキル、環状アルキル、アリール、アラルキル−
を表わし、式中のアリール基はアルキル、アルコキシ、
ニトロ、ハ關ゲンより選ばれる置換基な有するものも含
まれる。〕 さらにその代表的な具体例を表−ＩＫ示すが、１に−を 鋪　　　　　　　　　　　　　　（至）＠１　　　　　
　　　　　曽 Ｈｉ （２） 表−ＩＫ示したこれらグアニジンの誘導体は公知の方法
ないしは、それに類似の方法で容易に合成することがで
きる。

本発明に使用するジアゾニウム塩、カブツー化合物及び
安定剤類等は一般のジアゾタイプ複写紙Ｋｌ用される物
質を用いることができる。

例えば、ジアゾニウム塩としては、従来公知のジアゾ置
複写材料に用いられるｌ−ジアゾ−４−Ｍ、Ｎ〜ジメチ
ルア電ノベンゼン・ホクフツ化ｊＪ［，１−ジアゾ−４
−モルフォリノベンゼンジアゾエクム・ホクッフ化塩、
４−ジアゾ−シフ為エルアしｂネク７ツ化塩、１−ジア
ゾ−１１−ジメト今シー４−モル７オリノベンゼンジア
ゾニクム・ホク７ツ化塩％ｌ−ジアゾー２５−ジェトキ
シ−４−モル７オリノベンゼン・ホク７ツ化塩勢を任意
に選択使用することができる。カブ２−化合物としては
芳香族ヒドロキシ化合物及び活性水素をもつ次のような
化合物が例として掲げられる。４−メトキシ−１−す７
ト一ル％４−アセノー１−す７トール、１．４−ヒＰ　
１ｍキシナフタレン、４−エトキシ−１−ナラトール、
レゾシノール％７ｏｇグルシン、Ｌ３−ジヒドロ今シナ
ツタリンー６−スルホン酸ナトリクム塩、４−プロポキ
シフェノール、アセチルアセトアミド、２−ヒト０＝？
シナ７タレンー３−カルボン酸エタノ−ルアライド等、
又、安定剤類としてはジアゾニウム塩の安定化用酸類、
抗酸化剤、染料堅牢剤等が適宜用いられる。

次に本発明に使用される有機塩基により熱時発色するア
シル化したラクトン又はナルトン型酸性ロイコ色素とし
ては酸性又は中性で無色又は淡色を示しアルカリ性で濃
色な示すもので、水Ｋ１１Ｉ溶性のものが好ましい。又
実用上は感熱塗布液及び感熱紙の安定性などの点でキ夛
ンテン系うクトン温酸性ロイプ色票が％に好まれる。

本発明のアシル化したラクトン又はナルトン臘酸性ロイ
コ色素は次の一般式にて表わせるが本発明を限定するも
のではない。

一一−ｚ 〔式中Ｒはツエエル基、置換フェニル基、低級アル中ル
基、低級アルコ命り基、低級ハロゲン化アルキル基より
選ばれる基を表し、Ｘ、Ｙｉｔ水素、ハロゲン、低級ア
ルキル基、ニドμ基より選ばれる基を表し、Ｘ、Ｙは同
一であってもより選ばれる基を表し、ムはｚ、０及び０
と結合し【いるキサンチン環の炭素原子と共ｋｓ員厘又
は藝員環を形成するのに必要な飽和又は不飽和炭素原子
団を表し、諌原子団にベンゼン環、ハロゲン置換ベンゼ
ン環、ナフタレン環、シクロヘキナン環などの縮合した
ものも含まれる〕さらに、その具体的代表例を示すと表
−２のようになる。

表−２ 韓 ＣＨ暮Ｃ００ ＩＩ ｃｌｌｓ−ｃ。

なお、本発明は当然これら具体例に限定されない。又、
好みの色調を得るため二種類以上を併用することも自然
可能であり、又フルオレツセイン霞導体、あるいは７１
ノ一ルツタレイン鱒導体のよ５なアシル化していないラ
クトン。

ナルトン置酸性賞イー色素との併用も可能である。

又、これらの化曾物は公知の方法ないしは、それＫＩＩ
１４似の方法で容易に合成することができる。

本発明の感熱記録紙は概略、次のような方法により【得
ることかで赦るが本発明を限定するものではない。

すなわち、グアニジン誘導体、アシル化したツタトン又
はサルトン臘酸性田イコ色素や必要に応じてカブツー化
合物を各々別々に又は同時に遍蟻な濃度のバインダー材
中でボール々ル勢の扮砕機を使用してｌＩＬ声以下に粉
砕分散する。

一方、支持体上にジアゾニウム塩、熱軟化性パイングー
Ｍを主成分とし、必ｌｌ！に応じてアシル化したツクト
ン又はナルトン渥酸性ロイコ色素やカブツー化合物又は
該化合物の粒子状分散液、ジアゾ具りム塩の安定化用酸
類、酸化防止剤、画像補力剤等を適宜加えて感光感熱層
を設ける。

皺感光感熱層上にグア１ジン誘導体の粒子状分散液とア
シル化したツクトン又はサルトン渥酸性ロイス色素、必
ｌＩＫよりカブツー化合物又は諌化金物の粒子状分散液
と熱軟化性バインダー剤を主成分とし、その他適宜融点
降下剤として。

動物性ワックス類、植物性ワックス類１石油ワックスａ
ｌ１１％高級脂肪蒙の多価アルコールエステルや高級ケ
トンや高級アミンや、Ｉ１１１１級脂肪酸アミド級脂肪
酸とアζンの纏會物や、脅威パラフィンや塩素化パラツ
インなどが挙げられ、これらを単独又は３種以上併用し
てこれらの微粉末あるいはエマルジーンとして使用して
もよい。熱軟化性バインダー材としては一般に知られ【
いるポリビニルアルコール、メチルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシメチルセル謬−ス、
アラビアゴム、ゼラチン、カゼイン、スチレン−無水マ
レンイ酸共重合物、ポリアクリル酸アマイド等の水溶性
バインダー剤及びテルペン＊ｍ、環化ゴムなどの石油系
樹脂を用いることが出来る。

本発明の多色発色性感熱記録紙の支持体としては紙が一
般的であるが、合成樹ｆｌ１７４ルム、う建ネート紙、
織布シート等も使用することが出来る。

次に実施例と比較例により本発明を更に詳細に説明する
。

実施例１ 感光感熱成分を含む層の塗液を次の配合で調製し、上質
蝉上に乾燥後の塗布量が４．０１／ｄ　Ｋなるよ５に塗
布した。

シュウ酸　　　　　　　　　　　　　　２Ｉチオ尿素　
　　　　　　　　　　　　　　２Ｉスルホｔリチル酸　
　　　　　　　　　　３１カオリン　　　　　　　　　
　　　　　　　５１２．３−ジヒドロキＶナツタレンー
６−スルホン酸ナトリウム塩　　　　　　　　　　　　
　　　　　２Ｉｌ−ジアゾ−２，８−シェド命シー４−
モルツオリノベンゼンーホクツツ化塩２．５１ １０％ポリビニルアル−−ル　　　　　３０１水　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　１００１次に＃
感熱感光材料を含む層上に次の配合で調製した１淑を乾
燥後の塗布量が８にνになるように塗布して感熱記録紙
を作成した。

ム　ｌ［５ｏｌ Ｉｔ　　　　　　　　　　　　１０１ カオリン　　　　　　　　　　　１０１１０％ポリビエ
ルアルーール　　　７（１なおム濠は次のように調製し
た。

ム　液 の配合の組成物をボールミルにて２４時間粉砕分敵した
。

またＢｇは次のように調製した。

Ｂ液 の配合の組成物をボールミルに′″Ｃ２４時間粉砕分散
した。

この感熱記録紙の一部を黒色紙で蝋りだ後紫外光で感熱
層を霧光した。！ＩＩｋ色紙を除い【東芝−＄１７アク
シミリＫＢ−４８００で印字したところ露光部は赤色に
、未露光部は濃青色に発色した。

実施例２ 実施例１で得た感熱記録紙を未露光のまま東芝−製ファ
クシミリＫ１−４８００で印字したところ鮮明な濃青色
の発色を得た。紫外光で露光後再び７アクシミリで印字
したところ濃青色に加えて鮮明な赤色の発色を得た。

夷總例３ 夷細例１におけるム淑、ｌ液の代わりにＣ液、Ｄｉ［Ｋ
Ｉｌき換える以外は同様の操作で感熱記録紙を作成した
。

ＣＩ［ ＩＩ ＣＩ、Ｄｌ［を各々、別ｋＫＭ−ｈｉｈＫ″ｃ２４時間
粉砕分歌した・ この感熱記録紙の一部を黒色紙で覆りた後紫外光で感熱
層を露光した。ｆ＆色紙を除いて前記７７タシ電讐で印
字したところ露光部は緑色に、未露光部は澁青色に発色
した。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 −支持体上に常温で固体の有機塩基、鋏有機塩基により
   熱時ｌＬ応しうる酸安定化ジアゾエクム塩及びカプラー
   化合物を含有する感光感熱層が、Ｗに鍍感光感一層上に
   鋏有機塩基により熱時発色しうるアシル化したツクトン
   叉は１１”Ｊ−）ン■駿＠ｗ４ｘ色嵩を含有する層が酸
   けられていることを畳徽とする多色発色Ｉｋ　　□感−
   記録諷・ 鋳　上記有機塩ａ−下記−欽式で示魯れる疎水！／チア
   １ジシー導 １１［１！載の多亀働色性感熱記―紙。 ＩＩ／　　舅　＼１４ １Ｉ 〔式中翼亀・Ｒｓ・１ｌｌｅ　１４　　は水素、アルキ
   ル。 環状アルキル、アリール、アラル中ル基を表わし，ｌｌ
   ｉはアルキル、環状アルキル、了りール、アラルキル基
   を表わし１式中の了り一ル基はアルキル、アにコキシ、
   エトＷ１ハ關ゲンより選ばれる置換基を有するものも含
   まれる．〕